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はてなキーワード: 電子書籍とは

2024-03-11

電子書籍に完全に切り替えてから友達マンガを薦めづらい

紙の書籍ときはそのまま貸せるから気軽に薦めることができた

今は「薦める」→「買え」になっちゃうから薦めづらい

金払わせて合わなかったらどうしよう・・・って思う

これって私だけ?

2024-03-09

anond:20240308143204

毎日更新もすごいと思うのに3回はやりすぎでしょ

作者にとっては唯一かもしれないが、隙間時間適当に眺める側からしたらその更新頻度は重いと思うぞ

web媒体小節やら漫画雑誌と違って読みにくいしとっちらかっていてアクセスも面倒だしちょっと見逃しているとすぐ有料になるなので萎え

電子媒体でも雑誌単位で買ったほうが一周回ってマシまである

単行本になったら電子書籍で買うからタイトルと発売予定日教えて

気象予報士合格体験

受験回数 1回

勉強期間 2ヶ月(参考書読み0.5ヶ月+過去問演習1.5ヶ月)

試験勉強

高校地学気象分野を履修してなければ(自分はしてた)、参考書(入手可能なら教科書)で勉強しておくことを薦める。ここをすっ飛ばし試験参考書を読んでもおそらく消化不良を起こす。

高校数学物理化学あたりも何となくでいいので頭に入っていると望ましい。

試験参考書は中身がぎっちり詰まった堅めの本と、初学者向けに柔らかく解説した本の2種類買っておくとよい。

実技試験過去問が収録されている本は電子書籍だと取り回しづらいので注意(1敗)。

鉄板として挙げられる「一般気象学」は初学者には取っ付きづらく、そもそも試験特化の本でもないので無理に買わなくてもいい。合格後も勉強仕事で使うつもりならといったところ。

参考書通読したら、過去問を解く→間違えたり理解が不十分なところを復習 の繰り返し。

独学する自信がないなら試験対策講座もあるが、7〜15万円程度とお高いので、切実かつ早急に資格必要なら。

試験の科目

学科試験一般知識)60分

気象予報の土台となる知識を問う問題及び関連法規問題

5択問題だが、消しやす選択肢から消していけば大体2択程度まで絞り込めるようになっている。

計算必要問題もあるが、概ね中学レベル計算能力があれば事足りる。

厄介なのが関連法規で、他の問題と毛色が違ううえに4問も出てくる。

学科試験(専門知識)60分

気象観測手法日本特有気象など、より実践的な予報の知識を問う問題。同じく5択。

気象庁の観測手法や各種予報の運用などはちょくちょく変わっているので、気象HPの「知識解説カテゴリにはできるだけ目を通しておきたい。古い参考書過去問勉強している場合特に注意。

実技試験 75分×2本

日本付近気象状況について、配布された天気図等の資料を基に記述や作図で解答。

必要知識計算自体はさほど高度ではないが、とにかく時間設定がシビア

設問の多くを占める「〜について〇〇文字程度で述べよ」問題はかなりの慣れが必要過去問を数多くこなして頻出の単語言い回しを体で覚えるしかない。

聞かれたことに対して変にひねらず答えること、聞かれてないことには答えないことを心がけたい。

試験で使う筆記用具

ものしまたは定規(三角定規可)

直線を引いたり図面上の距離を測るのに必須三角定規必須問題は出ない(はず)。

図面の大半は白黒でゴチャついていて見づらいため、目盛の視認性が重要。だからといって自分で見やすく加工すると不正行為と見なされるおそれがあるため、デフォで見やす商品店頭で探そう。

コンパスまたはディバイ

コンパス必須の作図問題は出ない(たぶん)ので、補助的に円を描く、もしくは2点間の距離を測るために使う。なくても致命的ではないのでお好みで。

ディバイダは普段から所持して使っているのでなければわざわざ買う必要はないだろう。

鉛筆、色ボールペン、マーカーペン

解答自体には使わないが、図面情報を見やすく整理するために使う。

多色ボールペンと、マーカーペン2色程度があればよいだろう。消えるタイプ推奨。

ルー

先述のとおり図面が見づらいため、老眼などがあるなら持っておきたい。

ペーパークリップ

実技試験図面10枚以上にのぼるため、整理用に使う。

トレーシングペーパー支給

問題用紙と共に渡される。

ある図面情報を別の図面に転写するなどに使うが、タイムロスになるので使用は最小限にとどめたい。

合格の目安

n=1ではあるが、過去問でこれぐらいやれれば勝ち負けにはなるかなという感覚

学科試験

・30分程度でひとまず解答欄が埋められる

・平均13問程度正解できる(合格ライン11/15だが余裕を持って)

実技試験

・75分(理想は60分)以内にひとまず解答欄が埋められる

・単純な単語解答、数値読み取りは100%近く正解できる

・〇〇文字程度で述べよ問題は、推敲時間を掛けなくても±5文字程度の解答が書ける

・作図問題は、何の線や点を目印・目安に描けばいいかわかる

2024-03-08

電子書籍印刷の手間ないから安くしろというが

逆に紙の本の倍の値段にすれば紙本文化守れるんじゃない

2024-03-07

anond:20240307032818

昔の学校図書室にあった蔵書はほとんどが活版印刷で、かすかに活字押し付けときのふくらみが残っているのがわかるのがなんとも味わいがあったと今になっておもう

オンデマンド印刷で活版にして店内のカフェで待ってたら出来上がりを買って帰れる本屋とかどうだろうか?

大量出版というのは電子書籍インターネットブラウジングにもうとって代わられたのかもしれない、だから手書き装丁の実質一品ものだった時代に近い価値観にしたら…

本屋マイルドヤンキー向けに売れる商品が無くなった時点で残念だけど商売としては終わりだよな。

漫画電子書籍雑誌エロ)はwebで済むようになった。

anond:20240307134229

街の本屋が無くなったら電子書籍への移行が加速して古本屋も無くなるのでは

anond:20240307032818

単純に海外比較すると文化が違い過ぎて日本にはフィットしないと思う。考え方が古い新しいに関係なく文化の違い。

日本の本の装丁を見れば分かるけど海外の本と比べても豪華。帯付き、箔押し、見返し、PP加工、

洋書の汚れてても破れてても字が読めればいい的な味気なさに比べて所有欲も満たせてくれるのが日本の『書籍』。

本好きにも2種類あって文字が読めればいいという活字中毒タイプと、本を所有することで心の隙間を埋める積読タイプがいる。

活字中毒は読むものがなければ中刷り広告も読むみたいなジャンキーなので電子書籍文化と相性がいいけど

積読ラーはやっぱり紙の本買ってなんぼなんだよな。

セールポイントにしてもジュンク堂は各種ポイントに加えてhontoポイントも2重で付けて実質値引き販売してるけど、

町の小さな書店手数料バカらしくてやってられないだろう。みんながみんな大手amazonのようにはできないよ。

後生き残るにはどうすればいいか普通に買ってやる、万引きしないは大前提として、顧客管理キモなのかなと。

固定客、リピーターを増やしてその人に合いそうな本を勧める(amazonですでに導入されてるが)。

書店の在り方について頭がかたい人が多い

書店を街の必要施設としておく、ということだが

それもう図書館がやってる役割なんだよな。

まあみんな気づきながら言ってると思うけどさ。

残したいならもっと具体的に本屋の在り方を変えていく必要があると思う。

まず「紙の本は最高!」とか言うのが宣伝になると思ってる奴は単行本の『ハンチバック』で後頭部から殴ろうと思う。紙の本は鈍器にもなる。

まず書店はあまりにも長く姿を変えていない。一因として書店はこうあるべき、という形にこだわってる人が結構多いようだ。

一方、蔦屋書店宗教上の理由で嫌いなんだが(失敗しているTSUTAYA図書館参照)あの探しにくさの中でよく賑わっている。

単純にでかいから置いてる本も多いし、なんか混雑してても関係ないオシャレなスタバみたいに思ってる人も居るんだろう。エンタメ施設としての成功は認めたい(TSUTAYA図書館は最悪だ)。

日本書店海外を見ればもう少し色んなことができるはずだ。

専門性を高めた書店大衆書店差別化もそうだが、

例えばもう既に導入されている買う前に読めるカフェの併設。

海外図書館では普通にある光景なのだが、拒否感を覚えている人も多いようだ。

まあカレーパン食いながら本触られたらたまったもんじゃ無い。海外は不潔だ……という話ではなく、海外カレーパンは置いていないか問題ないのだ。クリームパンとかメロンパンもないし。ドイツパンみたいな、かったいパン食ってるだけだから…かったいパンカフェを併設することを薦めたい。頭はやわらかく行こうぜ。

また日本では売れ残った本を返品できるような仕組みなのだが、ヨーロッパなどでは新品の本を半額セールで売ったりする。ワゴンセールだ。

大体電子書籍ポイント還元や%引きが多いのに、紙の本はいつまで定価で戦うつもりなのか…。

文化拠点と言うのなら安く本を買える仕組みというもの書店出版社は協力して作っていくべきじゃないのか。

返品できたほうが本屋は助かるじゃないかとは言うがリスク取って攻めないと商売死ぬ役人仕事みたいになってはいいか

なによりもセールってとても楽しい普段買わないものまで買ってしまう。セールで手に入らなかったら結局は定価で買っちゃったりもする。

セールもなければチラシを撒く必要もないので宣伝もない。本屋のチラシって見たことないよなー。書店企画出されてもなにをしてるのかさっぱり知らない。

そういう『商店』としての楽しみを、発展を止めた本屋は見事に失っていると思う。

そうは言っても書店の店主は歳を取っている場合も多い。そういう人を保護すべきだという訴えなのはよくわかる。

しかしだ。それでも国が支援すべきは「書店の発展」を考える人に対してであろう。そんな人はいない?いやこれはもう10数年前から業界大学等で言われてることであるから専門家も居る。

うっかりTSUTAYA図書館なんか支援しようとしないで、書店に協力していくことは急務ではないかと考える。

まあパブコメ案件だと思うね。

追記

その歴史のある再販制度も触る案件なんじゃないの今回の議論

2024-03-05

anond:20240305155833

電子書籍流通製本印刷がない分をシステムがかっさらうんじゃなくて値下げしろって事にならない?

電子書籍を買うヤツはその内容を知るべき

本が好きなら本屋で買え←結論

50〜70%がシステム代金

なおデジタルコンテンツ場合キャッシュレスシステム金も10~30%と大幅に持っていかれる

書店出版社流通製本印刷工場などの本というビジネスシステムが好きで守りたいなら電子書籍ダメ絶対

電子書籍フォーマットって改善されないの?

自動翻訳とかテキスト生成系AIでできることとか、すごい便利になってるよね。

電子書籍のクソフォーマットものすごい不便だよね。

このあたり、どこかで改善する動きとか進められているのかね。

2024-03-02

成人向け漫画ワンピや鬼滅や呪術並みの認知度がないのはなぜだろう

エロは、全人類の、普遍的欲求なんだ。

それならアクションSFファンタジーとどれが見たいか需要がばらける少年漫画をよりも、むしろエロ漫画の方が、一つの作品に多くの人が集中する可能性として、有利とは考えられないか

どうしてエロ漫画にはドラゴンボール並みに総部数が売れたという漫画はないのだろう。

子供向けは子供も読めるから?でも少子化のこの国で平均寿命わずか1/3から1/4程度の客層を取り込めることのバンテージなど微々たるものだと思う。

アダルトコンテンツ三次元で事足りていて、わざわざ成人向け漫画を買うというのは少数派的行為だということなのだろうか。

自分が調べた限りだとAVもといポルノビデオ市場規模は500億円ほど。対して成人向けに限ったマンガ市場規模はよくわからないのでなんとも言えない。

思うに、たとえ有名だとしても、その、有名であるということを認識する機会がないのがエロ漫画なのかなと思った。

ようは(弱い)パノプティコン構造だ。

完璧な全数調査可能統計学上の神の視点では、今有名と認知されている一般向けと肩を並べるほど有名なエロ漫画はあるとする。

しか一般向けはその有名さに比例し広告が打たれ露出して可視化されるので、売れてるんだなと思う機会があるのに対して、エロ漫画はいくら売り上げがあったとしても公共電波CM流れることなどはない。

せいぜいネットバナー広告でしつこく表示されるようになる程度。これはマイナー漫画でも電子書籍側の勝手推し感情広告が打たれることがあるのと同じなので、せいぜい弱小勢力が粋がってると感じる程度で、有名な作品なのだとは判断されない。

あるいは知人間でこのエロ漫画は知ってるとか知らないとか語り合って、お互いがそのエロ漫画を知ってることは情報として共有しあえても、結局全体ではどれぐらいの人がその作品を知ってるのかは全然未知数なので、少なくとも、有名だとは思われない、積極的そう肯定するに足りないのだと思った。

身内が知ってることを知っても、ネットタイムラインやあえて検索でその作品言及するつぶやきいくら見ても、「内輪で盛り上がってる」以上の根拠たりえない。

一般向けの作品が有名になると、「公共の場」で話題にのぼらされ「世間で有名だと刷り込まされる機会がある」に対して、その作品を知ってる人やファンが「団結感」あるいは「一体感」を感じる機会がないということなんだと思う。

神の視点ではみんなそのエロ漫画を知っていて、有名だという状態なのかもしれない。でも、我々が知れるのはせいぜい両隣の人の認知内容だけ。

ただ電子書籍サイトに入り浸ってると、ティーンズラブを盛んに推されてるような感じがしてきて、ティーンズラブ作品の中には下手な映画化した少女漫画よりは売れてるし有名なものがあるんじゃないかという感覚になってくることもある。

そういえばエロゲーは一万部売れたら大ヒットとしていいそうだけども。エロ漫画なら10万部売れたらってところか。やっぱりヒットの基準が低すぎて、到底一般向けの大ヒットと肩を並べられる希望を持った基準ではない。

エロ漫画場合は売れないから高いのか高いから売れないのかよくわからないんだけども。だってあれ光栄シミュレーションゲーム並みに高いじゃん。

うそう。「作品名で言及されない」ことも、有名だとは思わされない要因の一つかもしれない。

一般向けは盛んに作品名を主語ファンコミュニケーションが行われるけども、エロ漫画でそれはない。あるとしても閉鎖的な空間に限られるから、これも内輪止まりではないかと思わされる一因になる。

あとエロは抜ければなんでもいいと思ってる人も多いから、自分がいちいちなんて作品を読んだか記憶してない傾向もある。エロ漫画無断転載まとめサイト読んでる層は特にそうだと思う。

たとえ認知者数として彼らを含めれば相当の人間がその作品を読んでいたとしても、作品名を覚えていない彼らが「○○は~がよかった」とか語ることはないので、そういう「反応の質」でも、有名だと思わされるに不利な部分があるのだと思う。

まあとにかく、「われわれはこの作品を知ってる。われわれは大勢いる」って一体感一般向けと違って持てないのはなんか歯がゆいよね。「われわれ」は「分断されてしまっている」

そういうコンテンツが好きでいると、たとえるなら好きなアイドルマイナーだけどドーム公演できるまでになってほしいみたいな、そういう判官びいきの情が芽生えてきて、こういうことを書きたくなる。

パノプティコンか、あるいはバベルの塔か。われわれは、団結したい。

2024-02-29

anond:20240229182254

10年前ならわからんでもないけど、

電子書籍が完全に浸透した現代なら、

紙+電子で蔵書構成してる奴のほうが圧倒的に有利だから

うそういう価値観は崩れたと思ってる

anond:20240228150901

青色LED実用化されて街中青色で眩しくなるし白色LEDもつくれたので蛍光管や電球消滅する

NANDフラッシュが安くなり磁気ディスクテープ一般利用では消滅する

QV-10のようなデジタルカメラ携帯電話に内蔵され旧来のフィルムカメラが贅沢品になる

本は電子書籍といってデジタルデータを購読する権利(長期レンタル)に変化し紙の本が贅沢品になる

マイクロブラックホールを作ることや反物質を作ることには成功するが核融合炉は実用化の目処が立っていない

スパコングラボという名前個人が所有するようになりエッチな絵を生成するのに使っている

2024-02-28

anond:20240228150901

日本って今が一番全体的に頭がいいんだろうと思うんだが、こんな感じなんだよな

おそらく大学に行っている人の人口は今が一番多く、これから人口減や大学費用高騰で、大学出身者の人口が減っていくはず。

書籍電子データ割合が今がまだマシになるはず。

大学で使うような紙の専門書はこれから出版も難しくなるはず。価格高騰で買えなくなるのと、そもそも書ける人も減るのと、出版社もメリットがない。

電子書籍が代わりになるならいいが、そうなっていない。

電子漫画しか売れていない。専門書を電子販売はしてもパイ拡大しない。

代わりにネットに誰かがまとめるかというと、広告収入なんて難しい内容ではPV稼げないので、やるメリットがない。

検索エンジンすらエンタメ重視になる。

AIでまとめられるようになるかは知らん。

2024-02-26

anond:20240225221815

すっかり同人に移った

紙の本を買わなくなって久しい

Dlsite とか DMM は定期的に 50%off やるし

なんならコンセプト割引でまとめ売り 80%off まであるしで

商業も買ってたけど定価で買うのアホらしくなったな

電子書籍で割引販売って定価で買ってる人を馬鹿にしてる

自分自分のくび絞めてるよ

再販制度本屋じゃ出来ないのに、電子書籍ならできるのも制度狂ってる


描き手は大分洗練されて

体の描き方もエロくなってるんだけど

昔の方が抜けるんだよね

この辺上手く言えないけど、別にエロビデオを見たいわけじゃないって言うか


2024-02-25

閃光のマスダ

 本好きの高じた結果、その購入物によって汚染された室内は、積読現象によって室内の壁際を、二周ほど周回したこから、家主は、危機意識をいだいた。購入欲求から出発した恒常的な床不足と家計破壊は、室内に家主の生息をゆるす状況ではなくなり、電子化必然であった。

 だからといって、本当に床が抜けてからでは、家主は、裁断機運用し、自炊する力もなくなってしまうだろう。

 電子書籍リーダーの導入は、家主は部屋とともに死にむかうのではないかという認識が、本好きからひろがった時に生まれて、電子書籍の購入が開始された。

 電子化が開始されれば、すべての蔵書を均一に電子化させる、という家主の決意は、まちがいではない。

 しかし、特例事項があったことが、その後の過ちをうんだ。家主が必要と認めた書籍は、部屋に蔵書できるという規定である

 条件はあった。

 入手が困難な希少本と、画集のような今の形に意味がある書籍という規定である

 規定は、理想的にその理念行使するということはないし、一般的な人びとの視点からみれば、床が、抜けていると見えないことが、この規定拡大解釈して、運用されたのも当然である

 さらにいえば、本好きからまれビブリオマニアが、紙とインクフィーリングを忘れることができるものではないからこそ、そこに、無条件に規定無視したくなる思いがうまれた。

 その欲求は、正しい。

 しかし、ビブリオマニアもっとも深い罪業は、積読の増殖が、室内環境家計にとってもっと危機的なものであるという認識認知しないことにあった。

 しかし、電子化は、その代償を家主みずから支払わなければならない時代であり、電子書籍時代とは、技術革新時代でもなければ、祝福された時代でもないのである

 その認識からまれフラストレーションは、ますます本好きの人びと、ビブリオマニアたちに、物理回帰欲求に火をつけるのは、逆説的ではあるが、当然の帰結であった。

 増殖した積読という本が、たえず回帰する形は、物理本でしかないという欲求は、ビブリオマニアの二重の罪業である

 しかし、床を完全に再生させるためには、千冊以上は処理しなければならないだろうし、千冊処理するあいだに、積読は、さらに増殖するだろう。

 つまり家主は、すでに、蔵書全部が部屋におくことはできないと、覚悟をしなければならないのである

 これも、本好きには、容認できる認識ではないのだ。

 しかし、現代は、すべての例外規定排除されて、ビブリオマニアは、電子書籍リーダーに逼塞しなければならないのである

『……でなければ、版元が起こした反乱も、あの時、死んでいったストアたちの霊もなぐさめられない……』

 マスダは、そう思う。

2024-02-23

anond:20240223174500

ハードカバーや完全版の漫画みたいに紙質を良くして値段を高くしてる本まで電子書籍も一緒に高くなってるのは理不尽すぎる

anond:20240223174500

電子書籍セールで割引が多いかタイミングにこだわらなければポイント含めて実質半額以下で買えるからあいいかと思ってる

紙の本が1200円で電子書籍でも1200円っておかしいだろ

2024-02-21

あの本を確かに電子書籍で買ったんだが、どこで買ったか思い出せない

Kindleではなかった

どこだっけな

Amazonラスト1マイル劣化している件

最近Amazon配送サービス劣化がすごい。

なんといっても「梱包材を一切使わずビニール袋にも包まず、商品をそのまま封筒に突っ込んで送ってくる」ことが常態化している。

商品保護されていないので「本の表紙が破れる」「ボックスの角が曲がる」状態で届くのが当たり前。

外が硬い段ボール箱なら良いが、でかい茶色紙袋みたいなものだとビリビリに破れていることも多々ある。

昔は「Amazonは過剰包装だ!」と怒る人をときどき見かけた。

その反動分からんが、最近Amazonはびっくりするくらい荷物梱包しなくなっている。

SNSAmazon配送について愚痴を垂れると、かなりの速度でAmazon Helpが投稿を見つけて反応をしてくる。

このあたりの発見速度はさすがの技術力。

ヘルプと言うてもフローチャートを辿って「返品・返金処理をした上で、新品の再注文を促す」「破損した商品我慢する」の2択の選択に持ち込むわけであるが。

このあたりは完全マニュアル化されているし、データ蓄積もあるはずなので手際が良い。

間違っても「あなたのために新品在庫を探して取り寄せて、特急配送します」「事故の原因を突き止めて報告します」なんて特別対応はしない。

お金返すので、それでチャラね」が彼らの親切やサポートの上限であり、それを超えないサポート方針を徹底している。

対応窓口担当者には権限はなく、顧客の怒りが収まるまでのサンドバッグ機能がついたチャットbotに徹している。

このあたりは彼らの企業努力合理化コストカット)の結果だと思う。

なぜここに来てAmazon配送サービスの質が劣化しているか

これはAmazon利益回収フェイズに入ったからではないかと思う。

Amazonネット通販リーダーとして日本に参入し、その後は競合他社と激しいシェア争いを繰り広げた。

Amazon Primeなども普及し、一定市場シェアも確保した。

その中にはリピートで注文するヘビーユーザーも多くいるだろう。

ネット通販体験をがっつりAmazonに握られ、買い物ルーティーンを固定している人も多いはず。

それはすなわち、ユーザーAmazonに囲われているということだ。

ユーザーAmazonを使った買い物に慣れて習慣になってしまい、他のネット通販に切り替えるのが面倒くさくなっている。

このようにAmazonから他社への切り替えを面倒だと感じている(=スイッチングコストが高い)ユーザー一定数出てくると、めっけものである

スイッチングコストオーバーしないように値上げして利益率を高めれば良い。

ユーザーは切り替えの手間を考えると、渋々値上げを受け入れてくれる。

Amazon場合、ここで値上げではなくて、サービスの質を犠牲に大幅なコストカットをして、利益率を高めているように思うのだ。

梱包材を減らして配送コストを下げれば、その分利益が増加する。

ユーザー全員の荷物を丁寧に梱包して発送するよりも、全員に梱包無しでガンガン送って、クレームが来た一部の人には返品対応をすれば良い。

その方がトータルで安く済むと判断して実行しているのだろう。

商品に多少の傷があっても、他に切り替えて買い直すことが面倒なので、ユーザーはそのまま受け入れてしまう。

そうすると梱包材の分だけコストが減っているので、Amazonは儲かるわけだ。

一定確率で届いた荷物が破損していることや、ユーザーからクレームが入ることは織り込み済みと言える。

そのあたりもデータを十分に蓄積しているので、発生する返品件数も十分予測できる範囲なのだろう。

Amazon提供しているのは「ユーザーが注文した商品を丁寧に配送するサービス」ではない。

「注文した商品を早く安く配送するサービスである

いつでも買えるもの、再注文ができるもの電子書籍Kindle)は迷わずAmazonで買えば良い。

しかし、大事プレゼントや高価なもの限定生産品・予約注文品など再注文ができないものAmazonで購入するのはリスクが高い。

Amazonサービス価格は、ユーザーの目に触れるラスト1マイル品質犠牲コストカットして実現している安さである

安さを取るなら今の配送サービスの質を受け入れることをAmazonユーザー要求しているわけである

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