はてなキーワード: ローコンテクストとは
自分もグレーゾーンだったんだと思うけれど、親からの「普通にして」が本当につらかった記憶しかない。
就職してからの指導員的な社員からの「課長だったらどう考えるか考えて...」みたいなのも何を言っているのか全く理解できなくてつらかった。
結果、学生時代の先輩が働いていた自分と似たような奴が多そうな会社に誘われて、転職して、今に至る。
社内の仕組みもそっちに合わせて作ってあるからそれなりに快適。
...というか、前職はハイコンテクストカルチャー過ぎてこちら側の住人にはきつかった。
言わないでもわかるだろが多すぎて、何をやってほしいのか全く分からないし、それを察せないと怒られるという理不尽さ。
ローコンテクストカルチャーは一から百まで説明して当たり前だし、オーバーコミュニケーションのほうが良しとされているから、そういう理不尽さはない。
昔のヲタクは可愛らしい2次元の女性を見ることで、なんとも表現しがたい感情が「萌え」出てていたのである。
「萌え」という表現はあまりにも文学的だ。それは簡単に言ってしまえば「恋」なのだが、2次元の美少女に恋をしている人というのは常識外れで逸脱した人間だという当時の感覚があったため、ヲタクたちは社会から身を潜めるようになる。子どもでもないのに2次元のキャラを好きになる、ましてや恋愛感情を持つなんておかしい。そういう無意識下の抑圧がヲタクたちの衝動をますます2次元へと駆り立てることになる。
「萌え」は性的感情を昇華させる手段であった。結局彼らはどこかで「エロ」を求めていたのだろうが、露骨に「エロ」に走ることはなかった。それは彼らのヲタクとしてのプライドのようなものであった。ヲタクコミュニティが形成されるにつれ、作品と真摯に向き合うことが第一義とされた。エロは瑣末なものとされた。それは「エロ」を前提とするエロゲーにまで及んだ。ストーリーを感動的なものにすることで、それらは「泣きゲー」と呼ばれた。これは彼らのプライドであった。
しかし現在、社会の世代交代に従ってヲタクは市民権を勝ち取るに至った。2次元が好きなことは普通とされ、日常会話で深夜アニメの話が出ることは珍しくなくなった。だが、それと同時にヲタク文化のローコンテクスト化が進んだことは否定できない。これはヲタク産業が拡大し競争原理が働いたがゆえ、より分かりやすく「エロ」いものがウケるようになってしまったことに起因する。
コスプレも最早コスプレのテイをなしていないものが増え、エロを書かない絵師の居場所も無くなりつつある。これは以前のヲタク文化ではありえない話である。「作品と真摯に向き合うこと」がまず守られていない。それはコンテンツの制作側と受け手の両方に言えることだ。
最近エロい広告を非難されることに対して表現の自由だとか言う人もいるけれど、そんな節操ないことをしていたら社会から批判されるのは当たり前だと思う。おっぱいが大きいだの貧乳だので騒ぎすぎ。気持ち悪いと思われるのは当然。だからもう一度原点である「萌え」に立ち返るべきだと思う。「エロ」は所詮コンテンツの表面をなぞるだけの浅い思考にすぎない。もっと深く作品と向き合って、自分の中で一度完結させて欲しい。他人の意見をすぐに求めないで欲しい。ヲタクはもっと一人の時間を作るべきだ。そこから「萌え」は生まれる。今のヲタクは浅い。
自分が週5で妻と同じメニューの弁当を一年間同じ時間までに作るまでは文句言えないかな
そもそも人によって快適な動作線とか快適な作業ペースとか宗教とか考え方とか何を快適と感じるかとか様々なので 共同生活なら当然かなと思う
夫婦の問題というより、自分と異なる他者との共同生活の経験が少ない 日本が単一文化圏の感覚 自分の家だけの感覚で育ってしまうので ダイバーシティ理解が足りない
個人的にはガチャガチャ音立てずに静かに皿洗いくらいなら早朝起きる前だとしてもやってもらえたら喜ぶんじゃないか?それで起きても不快にはならないのではないか?と想像する
うるさいと言われたら改めれば良いだけ
というか事前に聞けば良いだけ
何時くらいまでにお皿洗いが終わってたらいい?起こしちゃうのが心配なんだけど と
日本人はとかく話さないのを美徳と思っているのか話し合うのに不快にならないかなどといちいち感情を気にする。相手が感情をコントロールできない前提に立つのだ。(成人なのに。カルトか)それで揉めてるんだから物理的に意味不明だよ
まずASDはローコンテクストなコミュニケーションしかすることができない。理解できる指示について理解できたら従う。感情的な指示や「口答えするな」「相手が上司だから」「空気読んで」みたいな指示には納得しない。
内容が客観的に見て納得できる、合理的な理由がある指示ならば従うのだが、あの人が機嫌悪くなるからと言ったような理由で指示を出しても殆ど聞かないか、圧政されたように感じて反感を持つ。
「私語禁止」「10分以内に報告」のような一律なルールに基づく注意ならば従う。
あの人は仲がいいから私語しててもいいけどこの人はダメ、今日の気分では私語してもいいけどこの日はイライラしてるからダメ、10分以内だったけど時間を守った感が態度に出てないのでダメ、10分を過ぎてたけど真面目っぽい服だったからOK、
こんな感じの人間の個人的な気分や感覚に左右されるルールには、勝手な感覚で文句を言ってるだけのような、相手を尊重しない態度のような、意地悪のようなニュアンスを感じさせることも想像できる。場合によっては恨まれたり、苦手な相手に思われたりする。
ルールをASDなりに仮想して変な法則性を見つけ出すようなことになり全く言うことを聞かなくなることも考えられる。
健常者の感覚で注意をするとこれがしばしば起こる。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 93 | 15189 | 163.3 | 55 |
01 | 49 | 18343 | 374.3 | 66 |
02 | 51 | 10591 | 207.7 | 55 |
03 | 30 | 6184 | 206.1 | 44.5 |
04 | 37 | 4187 | 113.2 | 72 |
05 | 40 | 4681 | 117.0 | 55 |
06 | 35 | 8814 | 251.8 | 31 |
07 | 83 | 5725 | 69.0 | 35 |
08 | 125 | 9970 | 79.8 | 46 |
09 | 137 | 16521 | 120.6 | 49 |
10 | 120 | 16008 | 133.4 | 60 |
11 | 135 | 15065 | 111.6 | 43 |
12 | 175 | 16484 | 94.2 | 44 |
13 | 179 | 18475 | 103.2 | 43 |
14 | 145 | 14388 | 99.2 | 45 |
15 | 187 | 14578 | 78.0 | 37 |
16 | 166 | 14143 | 85.2 | 43 |
17 | 196 | 19258 | 98.3 | 38.5 |
18 | 166 | 16585 | 99.9 | 45 |
19 | 203 | 15182 | 74.8 | 43 |
20 | 237 | 14690 | 62.0 | 31 |
21 | 225 | 24709 | 109.8 | 43 |
22 | 189 | 17820 | 94.3 | 46 |
23 | 195 | 22797 | 116.9 | 39 |
1日 | 3198 | 340387 | 106.4 | 43 |
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日本語はハイコンテクストで英語はローコンテクスト、というのを昔聞いた。
自分の理解では「日本語のほうが同じセリフでも取りうる意味の幅が広い」ということなんだけどこれがあっていると考えたときに、日本語って怖いと思った。
ハイコンテクストであるがゆえにいくらでも言いがかりをつけることができるという性質もあるからだ。
という会話が成立できるということでもある。
"Good morning"
という会話が全く理解できないということでもある。え、なんで?頭おかしいの?これどう解釈すればいいの?ということになるが、日本では「あー機嫌悪いなあ」という理解ができるだろう。
そう考えたら日本語ってすごい怖い言葉のような気がしてきた。本人に全くそんなつもりがなくても、言葉の性質が言った以上の意味を持たせてしまう。
こういう事言うと英語も十分ハイコンテクストだけとなとか言う奴らが出てくると思うんだが、これもまたやはり日本語のハイコンテクストな性質ゆえなんだろうか。
面接で空白期間があると、よく聞かれるというのが日本の特徴である。
人間のスキルや業務遂行能力を採用するのがジョブ型、つまりローコンテクストな文化である。
その逆に、日本は同僚の家族構成や性格、趣味などを理解することで業務効率が上がると信じられてきた。
営業やマーケターならパワーポイントの説得力ある資料、デザイナーなら優れた画像や映像や音楽、
企画職ならすぐれたアイデア、技術職なら確かな知識、経営なら明確な言語伝達力、などであり、
これ以外の「なんとなくの空気読み」という儀式がなくなり、無駄が省かれた。
さて本題に入るが、こうした前提の、ハイコンテクストな人事は空白期間に着目する。
「どんな異性や家族とつきあってるのかな?仕事に関係ないけど。」
ということを暗に聞いているのである。
したがって、このコロナの時代においてもし今後(ないだろうが)同じ質問、
「空白期間は何をしていましたか?」と聞かれたら、自分はこう答えるだろう。
「なんかしてました」
と。
意外とレスを頂いたのでありがたい。
そのとおりで、「コンテクスト」とは隠しステータスってことだと思う。
コーエーの信長や三国志では知力・武力以外に「野望」「カリスマ」なんて隠しステータスがあったけど、
つまり表示されたステータスで即決採用できるのがローコンテクスト企業。
たとえば絵とか音楽とか、計算力とか専門知識とかなんでも、成果物が目にみえればいいので。
逆に、表示されたステを信用せず、裏を取ろうというのがハイコンテクスト企業。
誰かひとり「野望99」や「カリスマ1」みたいな人がいたら犯罪や風紀が乱れるかもしれない。
会社という「家族」に迷惑をかけないため、「メンバーシップ=免許」を交付する。
そのためには隠しステータスも平凡でなければいけないというわけ。
そしてそれは本質的には「業務」に無関係で、「オフィスの中での家族生活」に大切なステータスなのである(ここ重要)。
テレワークがこれから普及していくのは間違いなく、徐々にみんな気づき始めている。
「あ、長い話する人が仕事ができるわけじゃなかったんだな」
「あ、2時間の朝会やめて、部長のメッセージ30分録画して全員に配布すればいいじゃん」
など、気づきはさまざま。
都庁のシン・トセイなどでも改革が進んでいる模様。(その資料のボリュームを10分の1にしろと思ったが)
https://note.com/kouzoukaikaku/n/nc51289509662
今後は、タニタや電通の事業主契約で、かつテレワークのような例が増え、じわじわとメンバーシップ企業が減っていく。
「会社で何をしていたかわからなかったおじさん・おばさんは本当に何もしてなかった」みたいな例はよく聞くので。
そして残念ながら、現在人事総務の人たちも転職の準備をしておいたほうがいいかもしれない。
行政がスリム化される + 手続きがオンライン化される → 総務の業務が減る → 雇用が減る、という流れ。
他人の空白期間を気にして10年も生きてしまったなら、今後は自分がその空白の10年を悔やんで生きることになってしまう。
つい先日、弊社がハイコンテクスト採用から抜けていないために失敗した事例があった。
そのおばさんはゴリゴリの専門職として採用されて期待されていた。
オフィスにいた時は声が大きく雑談も多くて「おもしろキャラ」として認識されていたが、
テレワークに移ると「無駄話が多い」「言われたことをしていない」「専門知識ゼロ」ということが露呈し、ほどなく解雇となった。
解雇される時は「私はどちらかというと弊社の商品を判断する側が向いている」という意味不明な名言を残して去って行った。
テレワークPCでの彼女の作業フォルダをみると、本当に何もしていなかったことがよく見えた。
おそらくテレワークでなかったら、上役に気に入られてなんとか生き残っていたのではないだろうか?
彼女が何もしなかった期間の採用・雇用費は300万円弱であった。
こうしたキャッシュフローの無駄に経営者が気づき始めた時が、本当のDX時代の幕開けに思う。(今はまだ気づいていないところ多い)
意外と、こちらの意図を完全に理解してくれた人が多くて驚いた。
今回はチラ裏目的で書いたので誰かを説得するつもりはなかっただけに意外だった。
確かに、あの用例は3つとも明らかに非ネイティブの考える誤用例である。完全に同意。
「知らんけど」は軽い付加の場合もあれば増田の言う照れもあるし追究が面倒な時に使うという書き込みにも同意。その全てが同じというわけでなく、少しずつニュアンスが違う。ただ、このあたりを説明しようとすると、そもそも大阪を中心とする文化圏におけるハイコンテクストな「会話」というものの社会的意義についての理解が必須になるので、そこまで説明するのは申し訳ないが少し面倒臭い。なので喩えを使おう。
たとえばゴルフ。あるホールでどの位置にボールを落とすか、普通にラウンドしているときには、純粋にホールと自分との関係だけが問題になる。ローコンテクストな会話も同様で、「自分の言いたいこと」と自分の言語能力との問題で発話(一打)が決まる。しかし、マッチプレイになると全く話が変わってくる。常時変化する相手の状況や心情といった変数を踏まえて、その相手のとの関係の中で自分をどの位置に置くかを常に考えながらプレイしなくてはならない。表面上は同じゴルフ(会話)というゲームをしているようにしか見えないかもしれないが、普通のラウンドとマッチプレイでは、目的も思考も結果としての行動も全然違ってくるのだ。だから、普通のラウンドの感覚でしかゴルフ(会話)をとらえていない人間に、マッチプレイ(ハイコンテクストな会話)でなぜその一打をそこに落としたか(なぜその言葉を挟むか)を説明するのは無理なのだ。「知らんけど」はそういう相手との関係性、距離を調整するための言葉であり、ハイコンテクストな会話(マッチプレイ)文化の中でしか用いられない。そのことを踏まえていない「知らんけど」論には、残念ながら価値がないのだ。
すげーわかるわ。日本はハイコンテクスト社会だから普通に生活してると読み取る側に重きを置くようになってる。「察しの悪いやつ」は印象が悪くなりがち。
で、ハイコンテクストは議論に向いてない。問題提起でも反論でも、何かを議論する時ってまず各々の主張を正しく認識しないといけないわけだけど、察して文化はそこで躓くことが多い。結局は言葉にしないと認識の正しさを相互確認できないのに〝察しろ〟になるから。そして主張の正しい認識にまで至らず、ただの殴り合い水掛け論、又は話が逸れて別の議題になる。
ある言葉に「主語デカやめれ」と言い、相手の曖昧さを相手側の責任にすると、問題がすり替わる。話が逸れる。ハイコンテクストとローコンテクストを混ぜると事故る。
なので真摯に議論したいなら、「主語デカやめれ」なんて相手の曖昧さを殴るんじゃなくて、「そんくらいわかるやろJK」と突き放すんじゃなくて、「私はあなたの主張をこう受け取りました。そして私の意見としてこう反論します」と、最もローコンテクストに返すことから始まると思う。発信者側に重きを置く話し方で問題を語る。
「私は○○の言う「〝おっさん〟は××」と言う言葉が、世に数多いる全てのおっさんに対しての言葉だと認識した。つまりこの発言は全てのおっさんを貶め、全てのおっさんに対する差別になる。〜以降、議論〜」
日本語でこれをやるのはめんどくさい。けどこれが嫌なら、誰も彼も少なからず察してを要求している。なので主語デケェんだよ!で殴るのはホンット微妙だし、問題の本質を見え辛くする。
https://mobile.twitter.com/hayato_itimonzi/status/1208661759776575493
……みたいなのが軽くバズってるのを見た。内容としてはAIはヘイトやナチズムを簡単に学習してしまうというものだ。
これが事実か虚偽かは瑣末な事なので論じないが、もしも事実とするなら理由は簡単である。
このAIが如何なるものを指すかは知らないが、どうせ今のAIというのは単なる学習プログラム以上のものではない。多少高度なものでもニューラルネットワーク系の神経学習モデルにすぎないだろう。
まあ大体が人間の話す内容を理解して回答するのではなく、人間がインターネット上に書いた文章を大量に集めた上で、その中から「数が多いパターンの文章/類型を学習して返す」という程度の能力しか無いのである。
そして大体のAI設計者は、それを単に強大なマシンパワーでもって大量に学習させれば人間っぽくなる……と思い込んでるかのような、そういった単純設計しか行わない。
つまり、そもそもAIという名の「言語学習マシン」でしかないのが、今のAI設計者のアイデア限界なのである。
神経を模すだけで人間の精神が完成するなら、脳がわざわざ大脳小脳なんて分化する必要もないし、虫だって脳サイズが大きければ人間レベルの知性になるはずだ?そんなわけがないだろう。アホか?
素人目線で言わせて貰えば、その程度の学習プログラムでAIだなんだと言ってる人間の大半は、実際には本気で人間の知性を真似ようとしてない人間が大半だと私は思う。
まあ人間本来の能力は素晴らしいものがあるので、ちゃんとしたガチ勢なら多少マシなプログラムを書いてると思いたい……というか、この情報って何十年か前の話だよね?マジで現状こんな程度のAIしか作れてないとか有り得ないでしょ…………
まあ閑話休題。
それはそうとして何故に今の自称AIがヘイトやナチズムを簡単に学習するかと言えば答えは簡単で、ヘイトやナチズムは「◯◯=□□」という単純な図式で構築可能だからである。
それも、これらの多くは物事を「Aは善、それ以外は悪」という二元論として構築されることが殆どだ。
例えば「黄色人種は最高!」とか「それ以外はクズ!」みたいな風にだ。
このような論理は単純であるが故に、意味理解を伴うことなく非常に容易に学習できる。しかもコンピュータでなくとも、このような論理はデジタルな思考をする人間にとって非常に親和性が高い。
そして人種や性別というのは人間の誰もが持っているので、これに対する意見の集積は容易である。
これは人間であれば尚更で、仮に会話や文書の内容として直接そのような事を書かなかったとしても、そういった相手の特徴に意識を向けながら会話するだけで誤学習する事すらある。
そう、そもそもAIがナチズムやヘイトに親和性が高いのではなく、ナチズムやヘイトやナショナリズムなどの単純論理それ自体が、ローコンテクストな認知機能や学習機能に対して親和性が非常に高いのである。
結論としては、人間AIを問わず、「◯◯=善(正)、それ以外は悪(誤)」という二元論は覚えやすい毒論理であり、そういう二元論自体を学習しないようにすべきである。