はてなキーワード: 時代劇とは
時代劇 - Wikipediaの内容を整理する。
1910年代。日本映画草創期。歌舞伎の演目を題材にしたり、歌舞伎役者を引っ張ってきたりしたので、自然と時代劇が増えた。尾上松之助がスターとなる。
1920年代。映画業界が軌道に乗り、各社が時代劇スターを擁するようになる。阪東妻三郎や嵐寛寿郎、長谷川一夫などが登場する。
1930年代。トーキー映画への移行。戦前の映画黄金期であり時代劇の黄金期でもある。
1940年代、戦時中は検閲、戦後すぐはGHQの禁止により、映画(時代劇)が作りづらくなる。
1960年代。ここで一気に映画からテレビドラマへの転換が起きる。
1970年代。著名な時代劇シリーズが始まる。時代劇の第二次黄金期と言える。
1966年 | 銭形平次 | |
1969年 | 水戸黄門 | 最も有名なナショナル劇場のもの |
1970年 | 大岡越前 | |
1970年 | 遠山の金さん | テレビ朝日版の第一作 |
1972年 | 必殺仕掛人 | 必殺シリーズ第一作 |
1978年 | 暴れん坊将軍 |
1980年代。時代劇の定番ネタがすっかり出揃って飽きられはじめた。
1981年にテレビ東京が「12時間時代劇」を売りにした「新春ワイド時代劇」枠を開始(時間を縮小しながらも2016年まで続く)。
1985年の日本テレビ「年末時代劇スペシャル 忠臣蔵」が紅白の裏にもかかわらず15.3%の高視聴率を記録。
チーフプロデューサーの岡田晋吉は当初1年間の連続物時代劇として企画したが、編成会議にて上層部に「時代劇は受けない」「今時、時代劇でもないだろう」と受け入れられなかった。しかしその後、岩淵康郎(後の静岡第一テレビ社長)や一部の先輩の助け舟により、年末時代劇としての製作が決定した。
当時にしてこの認識か。
日本テレビの「年末時代劇スペシャル」枠はここから1993年まで続いた。
このあたりで年末年始=時代劇(忠臣蔵)というイメージができあがったのかな。
1987年にはNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』の大ヒットもあった。
こうして1990年前後には一時的な時代劇復活の気運があった。
今でいうとなろう系がラノベ化で日の目を見てアニメ化で大売れするみたいなもんか。
戦前はエンタメやそこで取り扱われるジャンルが少なかったから、
一つのブームが長く続くし、飽きるまでの時間も長かったんだろうな。
個人的には「時代劇は90年代くらいまでずーっと人気があった」というイメージだったけど
こうして見ると意外に変動があるし、ブームの期間も思ったほどには長くない。
映画で蓄積されてきたものをテレビドラマで一気に出してすぐ飽きられましたって感じか。
とはいえ現在でも時代劇ドラマや映画は作られ続けているし漫画でも人気のある題材だ。
70年代ごろのブームが特異なのであって今くらいが巡航速度なんだろう。
ついでに2010年代の主な時代劇(だいたい興収10億円以上)
JIN-仁- | 2009年と2010年にテレビドラマが放送され平均20%超の高視聴率。 |
十三人の刺客 | 2010年に映画が公開され興行収入16億円。 |
大奥 | 2010年に映画が公開され興行収入23億円。 |
武士の家計簿 | 2010年に映画が公開され興行収入15億円。 |
のぼうの城 | 2012年に公開された映画が興行収入28億円。 |
るろうに剣心 | 2012年と2014年に公開された映画三部作が、それぞれ興行収入30億・52億・43億円。 |
清州会議 | 2012年に映画が公開され興行収入30億円。 |
信長協奏曲 | 2014年にテレビドラマ化、その続編として2016年に公開された映画が興行収入46億円。 |
超高速!参勤交代 | 2014年と2016年に映画が公開され、それぞれ興行収入15億・11億円。 |
蜩ノ記 | 2014年に映画が公開され興行収入11億円。 |
殿、利息でござる! | 2016年に映画が公開され興行収入13億円。 |
忍びの国 | 2017年に映画が公開され興行収入25億円。 |
関ヶ原 | 2017年に映画が公開され興行収入24億円。 |
銀魂 | 2017年と2018年に公開された映画が、それぞれ興行収入38億・37億円。 |
決算!忠臣蔵 | 公開中! |
・源義経→いまでも人気あるけど全盛期ほどではない
・忠臣蔵→いまでもそこそこ人気あるけど低下気味
・荒木又右衛門→廃れた
・源為朝→廃れた
・鼠小僧→廃れた
・真田幸村→いまでも人気はあるけど全盛期ほどではない
・宮本武蔵→いまでも人気はある(もともと義経や幸村ほどの人気はない)
・水戸黄門→テレビドラマ(2011年まで)が終わって低下気味(2019年にBSで新シリーズやってた)
・大岡越前→テレビドラマ(2006年まで)が終わって低下気味(追記:2013年からBSで別のドラマシリーズが始まっている)
・清水次郎長 →廃れた
・国定忠治→廃れた
・一心太助→廃れた
・必殺→テレビドラマ(2009年まで)が終わって低下気味(年一でスペシャルドラマをやってる)
・鬼平犯科帳→テレビドラマ(2001年まで)が終わって低下気味(2016年までスペシャルドラマ多し)
・遠山の金さん→テレビドラマ(2007年まで)が終わって低下気味(2017年にスペシャルドラマをやった)
・暴れん坊将軍→テレビドラマ(2002年まで)が終わって低下気味(何度かスペシャルドラマあり)
・銭形平次→テレビドラマ(2005年まで)が終わって低下気味
・鞍馬天狗→廃れた
・丹下左膳→廃れた
・座頭市→廃れた
・子連れ狼→廃れた
・旗本退屈男→廃れた
・眠狂四郎→廃れた
・桃太郎侍→廃れた
個人的にはこんな印象だけど合ってる?
そもそも大河にハーフ起用するのってどうなんだろう - hathatchanのコメント / はてなブックマーク
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/4677569665435982434/comment/hathatchan
いいか悪いかはともかく、こういうのは欧米基準だと文化の盗用扱いされるらしいよ。
欧米基準のポリティカルコレクトネスを信奉している人は、そうでない人と違って気にした方がいいかもね。
KIMONO「文化の盗用」理解できない日本人 背景にある“名誉白人感”とは?
https://dot.asahi.com/aera/2019080700015.html?page=5
明治政府が目指した「脱亜入欧」。そして戦後、いったんは世界2位の経済大国に上り詰めた日本。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と褒めそやされた。「有色人種だが先進国」「アジアの白人」と既存の支配構造にうまく乗っかっているつもりの日本人は、だが、強烈な白人への憧れを持っている。だから、白人が日本文化を「盗用」すると、まるで承認欲求が満たされたかのように喜ぶ。
映画「攻殻機動隊」の主人公を白人俳優のスカーレット・ヨハンソンが演じると、アメリカでは“なぜアジア系俳優を起用しないのか”と批判が集まるが、日本では“白人美女に演じてもらえて嬉しい”に変換される。日本は「白人国」であるのだから、差別されるはずはない、と思い込む。
東京出身の筆者も米大学院で、自らの無自覚な白人賛美を恥じる経験をした。スペイン人を母に持つ俳優城田優が織田信長を演じた時代劇について、黒人の友人が「白人が武士を演じるべきでない」と憤る理由がわからなかった。イケメンで何が問題かと。
大河ドラマ「麒麟がくる」代役に川口春奈さん | NHKニュース
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20191121/k10012185621000.html
そうかもしれないね。
若かりし日の徳田新之助(=吉宗@暴れん坊将軍)の声からは想像もつかないくらい、おじいちゃんな声になってた。
暴れん坊将軍
徳田新之助(徳川吉宗)の決め台詞
『呆気者(うつけ者)、余の顔を見忘れたか?』#テレビ朝日#おはよう時代劇#暴れん坊将軍#徳田新之助#徳川吉宗 pic.twitter.com/dxeb32srfH— 暴将吉宗 (@ramenfirst_mtmt) November 28, 2018
役柄的にはおっさんか。。。
もう30年以上経つので仕方ないですな。。
お話のほうは、、監督は長井龍雪さんだったので、いい感じにそつなくまとまっていました。
ただ、AさんはBさんが好きで、BさんはCさんが好き。BさんとCさんの仲を応援するDさんもCさんを好きになる・・・。
このドロドロ感はまるで、「凪のあすから」を連想するなぁと思ったら、脚本が岡田麿里でした。
今回の岡田麿里はたぶん当たり。
サザエさんは単に惰性
子どもに見せられない過激な内容は含まないので親が安心して子どもを放置できるのでなんとなく付いている
TVは許可制という謎の家もだいたいサザエさんとNHKはOKだった
その頃の習慣を単にそのまま続けているのだけではないだろうか?絶対にロクに内容見ちゃいない
特番以外の回は時代劇カテゴリなの?へべれけになる波平が子にやたら偉そうでムカつく(当時は酔っ払い描写があった。昨今は知らん)と思い続けて今に至るが
サザエさん見てる多くの人は、時代によって変わっている描写やデザインなどにまず気づいちゃいないんじゃなかろうか
ただ惰性で流しているだけだろうから