はてなキーワード: 市街戦とは
http://anond.hatelabo.jp/20160604210038
劇場版をリバイバルで観てあまりに面白くなくてちょっとびっくりした…。見所があまりにもない。
公開時にマッドマックスFRに例えてる奴とかいたけど共通点はアクションシーンが多いことだけじゃん…。FRみたいな重層的な優良作と並べるとかさすがに失礼過ぎるだろ。
せめてアクションのレイアウトがいいとかビジュアル面だけでも見所があるかと期待したけど、それもなし。ガルパンはいいぞって本当にそれしか褒めようがないからこその言葉だったんだな…と思ってしまったよ。
出来がいいから、とかじゃなくて「売れたから売れた」作品なんだなあとつくづく。
まずストーリーが酷すぎるんだが、これはつっこむ価値すらないっぽいので置いておく。キャラも描写はなく記号性でしか成り立ってなくて魅力的に見えない。
何より驚いたのが、劇場作品とは思えないほどしょぼい作画。始まった瞬間からしかも新キャラの顔が歪んでて、以降も大抵ワンシーンのうち誰かの顔が崩れてた。こんなんで誰からも文句出ないの?
画面も全体的に立体感がなくて動きも美術も安い。背動用の3Dも無理にコマ落としたせいでガクガクの動きしてるところばかりで、なんで金払ってこんなもん見なきゃいけないんだと。
肝心の戦車も構図ユル過ぎだし動きはチャカチャカと軽すぎだし、戦闘に緩急がないので平板でダラダラ長いだけ。自慢の戦車戦がこれ?ってレベル。
戦闘も行き当たりばったりにしか見えないんだけど戦略とかあったの?それっぽい解説してる人もいるけど場当たり的な戦闘ばかりで、演出で全然表現できてないじゃん。これを褒めてる人って他にアクション映画を観たことないのか?
話は置いといても作品のウリの女の子と戦車部分がこんな有様。これでファンが喜べてるっていうのが信じられなかった。こんなものを褒めなきゃいけない界隈って奴隷かなんかなの?少しでも批判したら死ぬの?本音が言えない中学生のLINEグループか?
作品の質が悪かろうが興業でいい成績残すって海猿とか恋空とかのクソ邦画がランキングしまくる構造と全く同じだよね。
こだわるべき部分すらお粗末なものが売れてしまうと以降の作品の質もどんどん悪くなっていくと思んだけど、マニア・オタクと言われる層がこんなので喜んでるんだからそら邦画も衰退するしアニメももうそろそろダメなんだなと思って悲しくなった。
追記
■ブコメ
・キャラや作画の話もしてますしアニメの文脈としても見てるつもりです
・ちなみにTVシリーズは観てます これも好きではありませんが
・ブコメの感想リンクを見ましたが何も言っていない文章だなと思いました
・どこが的外れなのかを指摘してもらえたらうれしいです
・悪口が多いのはそういう感想だったからです。よかったところもありますが、悪いところと被ってる印象です。ジェットコースター上のチームの俯瞰はいい映像だったのにカットが短く、面白さが生まれる前に途切れるのが惜しいと思いました。逆に張りぼてはテンドンし過ぎてつまらなく感じました。戦闘に緩急がないというのはこういう部分にも感じた印象です。フィンランドの戦車?は素直に面白かったです。能登は好きです
・作品が面白くなかった理由を考えたら上記の内容になったのであって劇パトと単純に比べたわけではないです
・市街戦?での主観は貧乏なゲームみたいで本当にひどかったと思います。TV版の方が主観による没入感はうまくつかっていた印象です
・FRとガルパンのどちらが好きかなんて個人の嗜好ですが客観的な完成度ならFRです
・ジャッキーチェンは行動の動機付けと観客の感情コントロールを丁寧に重ねているからすごいんです
・そういえば音に関してはデカいスピーカーで鳴ってる音くらいにしか感じませんでしたが、これは劇場の設備がよくなかったっぽいのと、自分の耳がもともとよくないので触れなかったです
・送りたいところには届いたかもしれないけどきちんと評価はされてないという話です
・いろいろな反応をみて疑問なんですがBDだと作画直されてるんでしょうか。キャラデとかじゃなく普通に顔崩れてるカットだらけだったんですけど
■トラバ
・ファンの人がなんの批判もなく手放しで最高だとか熱いとかスポ根だとか、FR並だとかフューリーよりいいなどと放言するのは本当によくないと思いますし心配になります
・もちろんただリアルを追求すればいいとは思ってないです。人物キャラに寄せるのは賛成ですがそれがあのチャカチャカなら失敗していると思います。戦車のリアルなモデリング?と軽い動きがあっていなくて逆に張子に見えるのでいかがなものかという感じです。手間はかかるだろうけど演出にあわせてもっと戦車のモデルや動きをキャラっぽく可愛くするとかそういう工夫はして欲しかったと思います
・普通に劇パトが好きです。戦車映画ではレッドアフガン、パットン大戦車軍団が好きです
・FRはそのベタな話を成立させるために大量の設定を詰め込んでいると思いますが、ガルパンのストーリーはメガネ一人の気分で進行されるようにしか見えなかったです
・競技?
・恐る恐るみて大半はごもっともと思いながらも、作画が悪くないという人がいてなんじゃそらとは思った
・支持されてる理由だと思ってた女の子と戦車のレベルが低いのでこれはいかがなものかと思ったです。ただ艦これのように本編より二次的な楽しみ方が強いのかとも感じます
・真に迫れよ!
・演出に合わせて戦車をキャラっぽくうんぬんは例えのひとつです。面白くなるならリアル一辺倒でも構いませんが、それよりはキャラに寄せた方が作品とは合っていると思います
・確かにFRのときも自分の主張のために都合よく作品解釈を扱う人が大勢いて辟易してこっち来るなと思いました。ただ、FRが好きだから擁護するわけではないですが、もともと映画は動画movieなわけで、優れたアクション映画というのはそれだけで映画史的に事件になり得るのでそこのところはちょっと事情が違います。また、そのFRの売上がガルパンに負けたのは凄まじい敗北だと思います
■
http://anond.hatelabo.jp/20160605135117
女の子とか戦車とかは好きだし作品の評判もよくてリバイバルまでしてたから、もしかして劇場版は面白いのかと思って観に行きました。完全にミーハーです。劇場アニメが100%ファン向けという理屈はわかりません。また、別に言い訳じゃありませんが、正直にいうとそもそも作品を誇大に喧伝していたのはガルパンファンじゃないのとは思うです
■20160604234004
http://anond.hatelabo.jp/20160605211214
・構図のユルさは簡単に例を上げれば、固定の俯瞰で移動する戦車を見せるところです。他にも奥行きを活かせていない構図など緊張感のないものが多いことを指しています
・何も実際の戦車の動きをそのまま見せろと言っていません。演出がヘボと言ってます
・行き当たりばったりの攻撃と回避ばかりで、戦闘における展開の緩急が乏しいです。例えば最終戦ではインパクトのあるものを序中盤に見せたため以降の印象が薄れていると思います
・何かでみた、ガルパンの戦闘は他人のプレイするゲームを横で見ているようなつまらなさという評はしっくりきました
■まどマギを観た
http://anond.hatelabo.jp/20160606125236
・改変はやめろ。俺に効く
・改変するってことは自分の文章に同意しないんでしょうけど、本当にあのストーリーとか作画が平均より悪いと思わないんでしょうか。あの戦車戦で満足なんでしょうか
・自分の文章ってそんなに雑で無内容なのか…新キャラ登場時の顔の作画とか具体的なものも入れたつもりでしたが
■http://anond.hatelabo.jp/20160607111745
・素直に実写と比べたつもりはないです。戦車が出てくるものならナウシカとか劇パト2とか、殺陣がありならガンダムとか、大変つまらないチョイスになりますが普通にアクションの見せ方が優れてると思いますが
・ジェットコースター上の戦闘的なもので言えばラピュタとかこれまたつまらない上に正確じゃない比較もあります
・ガルパンにおける戦闘は、丘をとれば有利なのになぜか敵がいなくて怪しいけどとりあえず行っちゃえ で案の定やられるみたいな展開が連続する印象で、作戦の意味も薄くなり、観ていてうんざりしました
・アップでは重量感ある見せ方なのにロングではプラモデルのように軽い動きになるなどの演出の差も観ていてどうかと思います
・パースをつければ迫力が出ると言わんばかりのダメな画角や、ロングのカットでは奥行きが間伸びしたものばかりなのも緊張感がなくイライラします
・歪んでるは変な表現だったかもしれませんが、普通にデッサンが崩れてるということです。他人様のしかも高評価のブログで失礼かと思いますが、このページの下の方の顔作画とかわかりやすいです
ttp://reviewotaku.blog.fc2.com/blog-entry-1359.html
・奥の目が小さかったり立体感がおかしかったり、単純に顔や身体のバランスが崩れてる絵が散見されます。劇場でこれを見せられ続けるのは正直苦しいです
■http://anond.hatelabo.jp/20160607192341
・もちろん、これよりレベルの低い作品もあるでしょうがこれほど売れた作品は少ないですし、そこを問題に思います
・これが例えば戦車ではなくロボットアニメの劇場版だと考えた場合、このレベルのストーリーと作画、ぎこちない3D演出、行き当たりばったりの戦闘などでは、批判はもっと増えると思います
・ロボットを戦車に変えるだけで批判が減るならこれほど簡単なことはなく、極論ですがそうやって自浄作用が働かず泥沼化しかけているのではと思うととても暗い気持ちになりました
・もちろん褒めるべきところはあるしファンが最高に楽しんだのはいいことだと思いますが、客観的な批判はされるべきだとも強く思っています
■ガルパンが良かったこと
http://anond.hatelabo.jp/20160611073946
・もしかしたら王道・基本の意味を自分と違う捉え方をしている気がしました。自分は娯楽作品としての基本、つまり大勢の観客の視聴に耐え得るストーリーのしっかりした手の込んだ作品を考えています。TVアニメの劇場版とはいえ、最低限のストーリーの質を要求するのもこの点からです
・他の続編商法といわれる劇場アニメを観ていないので正確な比較はできませんが、ストーリーの酷さやエピソードの薄さなど、ガルパンはそういった王道的基本的な部分に気を使えていないことも気にしています
・ただ、Twitterなどを見た個人的感想ですが、ガルパンは艦これに近い受け入れられ方をしている印象を受けました。ガワだけを用意し、観客は本編の物語より二次創作的なキャラクターや背景・関係性を膨らませる楽しみ方です。確かにガルパンの戦闘は艦これとは比べものにならないですし、こういった楽しみ方をするなら作中のドラマやエピソードが希薄な方が受け手が想像しやすいと思います。もちろんこれらはただの自分の印象とその感想です
・また、そのガワの出来がよくないことを今まで批判してきましたが、ただ艦これもゲームの出来はよくないしイラストも玉石混交ですので、もしかしてこれくらいのバランスの方がいいのか…?大量の新キャラ投入も疑問だったのですが、それなら納得がいく気はします
・これって昔大塚英志の言ってたビックリマン的な大きな物語的なこと???
■http://anond.hatelabo.jp/20160612095429
・ガルパンファンに比較されたマッドマックスFRはそれができていたということを元増田に書いていました
・しっかりしたストーリーというのは説得力があるという意味です。そのためにエピソードや設定の作り込みが必要です
・8割が銃撃戦や格闘の映画が好きなのですが、基本的なストーリーは出来ています。あまり売れてはいないと思います
・アクション映画は感情移入が重要なため、この辺りはしっかりやることが当然の作業です
・劇場版はファンでない人もお金を払って観る可能性がある以上、特殊だろうとファンサービス作品だろうと他の一般映画と同じ批判に晒されるのは前提条件ではないでしょうか。自分もこれがTVの特番だったらあの増田は書かなかったと思います
・また、自分がファンなら雑な新作ストーリーを観せられるよりも、序盤のように新旧キャラでトーナメント戦とか総集編に新規カットとかの方が嬉しいだろうと思います。もちろん、面白い新作なら言うことはないのですが。面白くないストーリーなら批判すればいいと思います
・ファンサービスの例のうちイツワリノウタヒメ、あの花は観ていますが完全新作ではないし、総集編形式はご新規さんに向けても作られる印象なのでファンサービスとうまく結びつきません
・また、繰り返しで入り組んで申し訳ありませんが、ストーリーなどの基本を置いてもウリの部分のクオリティに疑問を持った、というのが元増田でした。口調がアレですが、ファンならもっとクオリティにこだわるべきだという内容です
・劇場版は観ていませんが、例に出てきたラブライブのCGのクオリティを褒めている人って少数派で、大多数のファンは批判的だと思います
別に語れるほど知識もないんだけどさ。
最近ロボットが巨大で人型なメリットって何とか? 戦車じゃだめなの? とかを見て。なんだかなーって。
巨大な人型のなにかが暴れるのが爽快なんじゃないのかー!? なんて思ったりしてるんだけど。ロボットものにSF的な要素とか、科学考証とか求める人が多いんだなー。
ってのがなんかロボットものが少し元気のない理由なんじゃないのかな? なんて思ったりしたんだよね。
でさ、そういうロボットアニメにおける人型の必然性を求めちゃうのってガンダムからなのかなって思うけどどうなの?
手塚治虫のアトムや横山光輝の鉄人とか永井豪のマジンガーとかがロボットものの土台を作り上げてきたんじゃないかなーとか思う。
そんな時代を経て宇宙戦艦ヤマトの様な大人向け?SFアニメが放送され、満を持して機動戦士ガンダムとかいう戦争を描くロボットアニメが生まれた。のか?
なぜガンダムが生まれたのかとか、富野監督はどういう人なのかとかを語るきはないのだけど。多分ガンダムは当時ものすごく斬新だったと思うのと同時に必然的に出来上がった作品だろう。
アニメは子供向けかつ勧善懲悪で正義と悪を極端に線引きしてた時代があったらしい。それを何だか嫌だなーと感じてる人はいっぱいたらしく。富野さんとかもその一人で、なんでも海のトリトンという手塚先生原作の漫画をアニメ化した際に富野監督はラストをなんともいえない感じに変えてしまった。
子供だましを嫌う富野さんはアニメにリアルを入れようと、現実はそんなに単純じゃない正義と悪は色分けできない事を、まあやろうとしてたんじゃないかな?
当時を知らないのでなんとも言えないけど。
手塚先生はSFばかり描いてたらしいし、ゴジラとかウルトラマンとかの怪獣ブームもあったらしいし、永井豪ちゃんは徹底的に日本を巨大なものが破壊する漫画を描いてたし、スタートレックとかスターウォーズとか松本零次はスペースオペラ?とかを描いてて。
その流れでガンダムやろうって、ロボットっていうジャンルにリアルを入れようってなったのかな。
前置きが長くなったんだけどさ。
ガンダムがリアルだって言われてるというか、リアルロボットものって言われるのはさ。
ガンダムというモビルスーツの構造とか仕組みとかがリアルで物理法則がどうのこうので、科学考証がしっかりしてるとか、してないとか。ではないんだよね。
これは、よく言われてる話で。ガンダムのリアルは人間描写、人間ドラマの部分だ。なんて皆しってる。戦争を扱っていることとか、どちら側にも正義があるとか、ないとかであって。ロボット部分ではないと。どこかで聞いた事があるかもしれない。
たしかに俺もそう思う。20メートルの巨大ロボットが二足歩行するなんて冷静に見ればリアルじゃない。でもガンダムはそこら辺の事情を開き直ってる訳じゃないんだよな。
ロボットの扱いはあくまで兵器なこととか量産されてるとか。そういうところにリアルさを描いてるし、二足歩行や人型な理由も説明している。
例えばミノフスキー粒子とか、作業用ロボットを兵器転用したとか、宇宙空間では人型は対象物がないから大きさが分からずに人と間違えて、敵の戦艦に近づけるとか。AMBACシステムとか、頑張ってるんですよ。頑張って巨大なことや人型な事に必然性を持たせてるんだよね。後付とかもあるけど。
で、俺はガンダムって作品はロボットものにおけるいろんな部分をリアルっぽくしていこう、っていう流れをつくってしまったと思うんだよね。
より戦争という部分を濃くしたボトムズとか、現実世界でロボットを運用している雰囲気をうまくだしたパトレイバーとか、量産兵器としての二足歩行ロボットを描くガサラキとか、設定をしかり練ってSF考証をしっかりと散りばめているフルメタルパニックとか、一期は市街戦描写の多いコードギアスのナイトメアとか。
士郎正宗がメカやSF部分のリアルさを求めて、押井監督が甲殻とかレイバーとかを刑事ドラマみたいに作り変えて、カサハラテツローさんのライドバッグみたいな、ほとんどバイクみたいなロボット漫画もでてきている。
富野さんはガンダムで人間ドラマの部分をリアルに描きたかったのかもしれない。でもそこをリアルに描けば描くほど二足歩行や巨大ロボットという部分もリアルにせざるを得なくなってくるのかも知れない。
どんどん小型化していくロボット、足裏に車輪を付けて走り、ワイヤーを射出し街中を飛び回る。リアルっぽい!
あるけども、そういう方向でリアルさを求めれば求めるほど。
戦車でいいじゃん、戦闘機じゃだめなの? ミサイルでやったほうが効率よくない? なんていうロボットアニメ視聴者あるまじき突込みが返ってくる。
でもそれって当然のことで、マジンガーとかゲッターとかみたいに現行兵器よりも強いとか、エヴァンゲリオンみたいにもとから人型でしたーとか、勇者シリーズとかエルドランシリーズみたいなロボットものは、ロボットはヒーローであって、そんじょそこらのミサイルじゃなんともないぜってもんなんだよね。
でもガンダム系リアルロボット? は量産兵器であり、秘密組織でもない公の軍隊が運用している。じゃあなんで巨大でなければならないのか二足歩行のメリットは? 人型の意味は? ってなるのもしょうがないんだよ。
なんで人型なんだよ!? って突っ込みに対して、ロボットものだからって開きなおるんじゃなく。一生懸命二足である意味人型である必然性を考えてほしいよね。
俺がロボットものに求めるのは巨大感とかスケール感とかで、街を破壊し敵の怪獣を引き千切ってバシバシとなぎ倒していくようなもを求めているので、そこらへんを描写するロボットものが減ったのが悲しい。