はてなキーワード: ユニコーンとは
おれの記憶では1800年代後半にはヨーロッパ地域ではほとんど信じられていなかった.
1800年代に入って, 急速に人々の価値基準や考え方が変わった.
その中で, 事実の扱い方が大きく変わった.
以前には事実には2種類あった. 「A:共通して(正しいと)信じられている事柄」と「B:揺るぐことのない事実で, 記録や測定によって検証可能な事柄」という2種類だ.
裁判や政治はAに基づいて実施されたが, ここで最重要視されたのは, 今で言う納得感だった. Aのことは, factumとかfaizとか言っていたと記憶している. 段々とconsensusとかconsentementとか, 新しい言葉に置き換えられていったと思う.
Bは, 過去の長い期間においてほとんどの市民にとって理解できない概念で, これを指し示す単語もなかった. また, それほど必要のない概念でもあった.
そんな調子だったから, 以前には「実際に生息している」ことと, 「存在すると信じられている」ことの区別が曖昧だった.
かといって, ドラゴンを求めて探検隊を組織するような者はごく少数派だったから, 実際に発見できる確率が相当低いことは, それはそれで共通認識だったと思われる.
多分、18世紀半ばだな。
ドラゴンやユニコーンなどは、1世紀に書かれた大プリニウスの『博物誌』に記載があり、これは15世紀に活版印刷技術によってヨーロッパの知識人の間に広く読まれたが、
18世紀半ばにフランスで編纂された百科全書などには記載がない。
18世紀半ばは、くしくも博物学が発展してカール・リンネによる分類学など近代的な生物学があらわれた時代でもある。
おそらく、「いるかどうかわからん」扱いだった動物は、大航海時代と科学の発展によって「いるっつーなら伝聞じゃなくて証拠持ってこいや」という試練を受けて「実物がある」と「実物が無い(判断保留)」に分かれ、
とりあえずいると分かっているものを対象に生物学上の分類研究が系統的に行われるようになっていった結果、いつまで経っても実物が出て来ないから「まだ見つかってないようなモンを大昔の人達が見つけてたわきゃない。こりゃもういないだろう」という扱いになったのだろう。
という話になるのかな?
UFOとかネッシーとか雪男とかが、いると思っている人がいたとするじゃない。
俺たちはそういう人を見ると、
その人は間違っている、と決めつけるだろ?
それが当たり前だ、という感覚を身につけている。
その一般的な現代人の感覚が広く一般に普及したのがいつくらいからか?という話だよな。
と信じている人を現代に連れてきて、
現代社会の中に紛れさせて暮らさせても、
ある種の教育を与えない限り、
心、とか。誰も心なんて見たことないけど、心はあると信じてるじゃない?
でも、そういうものの存在が科学的に証明されない限りはそれは存在することにはならない。
と思い始めるには何が必要となるんだろう?
という話だよな。
ネッシーなんかは捏造って分かってから実在しないってなったよね(今でも探すイベントはあるけど)
ユニコーンやドラゴンはそういう捏造系ではないから、ある日突然「いない!」となったわけじゃないだろうし、徐々にいないと感じるようになったんじゃないかな
そのきっかけは、やっぱり航海技術が向上して、各大陸を回ってもいないと分かったくらいかなと思う。だいたい17世紀まで。
市井の人がどう思ってたかは、たとえばゆにこーんに言及してる過去の文献を漁るしかなさそう
すごい地道で大変な作業だね
どうやら実在しないようだぞと人々の考えが変わったのはいつ頃の出来事なのだろう
これらは大昔は実在していると信じられていたはずだと思うのだけど
これを調べようと思ってもなかなかいいGoogle検索キーワードが思いつかない
もちろん伝説の生き物それぞれでその時期は異なるだろうけれど
例えばユニコーン、イッカクやセイウチの牙がユニコーンの角として売られていた時代
獲る側売る側はともかくとして、買う側はユニコーンの実在を信じて買っていたはず
江戸時代にイッカクの牙がユニコーンの角として輸入されたとWikipediaにある
じゃあだいたい1600~1900くらい……ちょっと期間が広いが
世界がだいたい探索されたくらいで人々の考えが変わったのかな~と予想していろいろぐぐっている
世界が探索されたANDその結果を人々が広く知ることが出来る時代……
現代のツチノコくらいの温度感で「多分いないけどひょっとしたらいるかもね」なのか
「前人未到の地にはきっといる」「遠き異国にはきっといる」くらいの温度感なのか
「昔はいたけど今は数が減って見なくなったらしい」くらいの温度感なのか
こういう「当時の市井の人々がどう思っていたか」って調べるの難しいなあ
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昔の動物図鑑的な文献にユニコーンなど伝説の生き物の記述があるかもしれない
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以下の本を読む
『図説 世界の神獣・幻想動物:ファンタジーの誕生』amazonに在庫あり、近隣の図書館に蔵書あり/20231128時点貸出中
『ヴィジュアル版 一角獣の文化史百科』amazonに在庫なし、近隣の図書館に蔵書なし、近隣の紀伊国屋書店に在庫僅少
amazonのプレビューで見れる範囲を見る限り、昔の人々がどのように幻想生物を認識していたかが書かれているかもしれないと少し期待できる
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メモ:関連して「昔は虹が生き物だと認識されていた」についても調べる
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メモ:関連して「昔の人は月にウサギがいるとマジに信じていたのかどうか」についても調べる
おそらくそうではない 勘
言い換えると「昔の人は月を何だと思っていたのか」
昔の日記に同様の疑問を書いたまま調べるのを忘れてしまっていた
いい機会なのでまとめて調べよう
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素晴らしい本だ、少なくともユニコーンについて疑問が氷解した
元増田の妄想を肯定するなよ、"技術だけ"でまずこの給与貰いません
ガチなら海外で働けばええやん。別に日本から出なくてもリモートで働けばいい
歓迎してくれると思うぞ、本当に"技術だけ"でこの額貰えるクラスならね
これ↓は通貨の弱い国のエンジニア安く買えないかしらみてーなものっぽいけど海外のエンジニア雇うのは色んなサービスがある
スペシャリティはないし就職についてなにか具体的なことを考えてるわけでも特にアクションをしているわけでもないけど
なんとなーく漠然と海外企業いいなぁ国内企業よりも給与良いし・・・とぼんやり思っている人向けメモ
2021年の年末にユニコーンの地位を獲得した Turing (https://www.turing.com)みたいなサービスとかある
https://abiusx.medium.com/a-review-of-turing-com-recruiting-platform-5bbe1dbcdacf
基本的には通貨の弱い国のエンジニアをお得に雇えないかな〜🤔と探しているみたいなので
必ずしも期待の給与になるとは限らないし、そもそも登録してもスルーされる可能性があるけど(結局はB1レベルは期待される模様)
利用者が費用を要求されたりする性質のものではないし、面接・応募の練習と思ってやってみる分には良いのではないでしょうか?
あとTuringの他にも似たようなサービスはあるみたいよ