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はてなキーワード: ブータンとは

2013-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20131208140301

今どき、仏教国でイベントとしてクリスマスを祝うなんて、日本以外にもたくさんあるよ。タイスリランカ最近まで軍事独裁政権だったミャンマーだって、町中にクリスマスツリーが飾られていたりする。今どき、クリスマスを祝わない仏教国なんて、ブータンくらいのもの

日本宗教的に一貫性がなかったのは昔の話で、いまや世界的に見て、日本程度の混沌とした宗教事情を持つ国なんて、珍しくもなんともない。

今どき、そんなことを言い出すのは、日本を良い意味で特別視して「日本宗教的に寛容なのだ」とドヤ顔したい奴か、日本を悪い意味で特別視して「日本節操のない、一本心の通らないだらけた国」にしたい奴くらいだ。

戦前日本神主みたいに、牧師が一種の公務員みたいになって、国から給与を受け取ってるドイツですら、若い奴は境界ほとんど寄り付かないし、いきなり「宗教は?」なんて聞かないようになっている。むしろ、聞くことはマナー違反だと考えられるようになってる。初対面で宗教を尋ねるというのは、「私は、宗教によって人との付き合い方を変える人間です」と大声で宣伝してるようなもの。下手をすれば差別主義者だと思われる。

欧米履歴書で、顔写真も年齢も禁止されてるのと同様、初対面でプライベートな事は聞かないようになってるのが、最近欧州。そんな事を気にせず、その人間のものを見て付き合うというのが、最近の建前になってるからね。

2013-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20130721082409

ははは…何勝手尺度持ち出してるんだよ、ブータンかよ!お前の勝手な基準とか知らねえよ!

「世の中に役に立っている○○」なんて言えば、何でも批判出来るだろ。この条件が大部分を満たす職業属性って何があるか言ってみろよ。

2012-09-03

多夫多妻

不倫離婚の問題が相次いでいるのは、結局、一夫一妻に設計の問題がある何よりの証左。

幸せの国、ブータンのように多夫多妻制を導入すべきだ。

2011-12-30

わりとまじめにフジテレビを更正させたい(願望)

フジテレビ潰れろ!」「放送免許を取り消せ!」

ネットでこれらの主張が飛び交っていない日はないだろう。

フジテレビに対する嫌悪感はもはや一時的なものではなく、

ネットユーザ意識としてしっかりと根付いたと言っていい。

まあ無理もない話だ。

電波国民財産であり、その公共財排他的に占有して、

他国の王族侮辱したり、自社の利益のために自国を貶めるような

放送を流す私企業に対して「見なければいい」で済ますことはできない。

明らかに悪いことをしている個人や企業が罰せられない、

と言う状況は負の感情を生む。社会にとって負の遺産として積もり続ける。

その上、彼らは一方的に自分たちの正当性だけを述べる、

または報道しない自由とやらの自由で無視するのだから

ネットユーザに限らず、憎悪が蓄積されて当然であろう。

このやりどころのない怒り、不公平感、無力感は、

それを許している法や政治、ひいては社会に対する不信につながっていく。

そのどうにもならない『こんなの絶対おかしいだろ!?』という叫び

結果的に「フジテレビ潰れろ!」「放送免許を取り消せ!」という声になっている。

それを痛いほど理解した上で。

一歩引いて考えてみる。

免許剥奪」の選択は現実味がない(むしろ倒産の方がよっぽど現実味がある)。

冷静に考えてみて、免許剥奪になるほどの放送内容というのはなかなか想像が難しい。

結局のところ、放送免許の剥奪というのは大なた過ぎて誰もふるえないのだ。

なので、いつも「現状維持(罰せられない)」という事態に陥っているのではないか

もちろん、瞬間最大風速的には私自身もフジテレビに対して「滅びろ!」と思うし、

テレビ局NHK民放1局ぐらいで十分じゃないのか、とか思うこともある。

けれどテレビ局の数を減らしたところで、その少ないテレビ局

故意かどうかは別にして)いつか問題を起こすことはあるだろう。

絶対に壊れない人工物がないのと同じで、人も企業不祥事を必ず起こす。

大切なのは過ちに対して適切な懲罰を与え、当人に更正のチャンスを与えることだ。

では、どの程度の懲罰が適切なのだろうか。

私は「短期間のCM放送禁止」が良いように思う。

例えば、今回のブータン国王夫妻への侮辱問題であれば、

「1週間の間、番組自体は放送して良いが(収益源となる)CMの放送は禁止する」というような処置だ。

これであればニュース地震速報などの情報インフラとして公の放送としての役割を維持しつつ、

売り上げの減少という形でテレビ局に適切な教訓(レッスン)を与えることができる。

そして私たちは、テレビ局がきちんと律されていること、を自分たちの目で確認できる。

分かりやすいことは大切だ。

BPOが書面で注意や勧告をテレビ局に伝えたところで、多くの国民はそれを知ることはないし、

それがテレビ局にとって、同じ過ちを繰り返さないにしようという反省を促す力があるのか不明だからだ。

提供した料理食中毒が発生すれば、その店は短期間営業ができなくなるが、

余程のことでない限り、調理師免許資格を剥奪はされない。

利用客は店が営業していないことで食中毒事実を知り、

評判は下がるだろし、一部の常連客を失うかも知れない。

けれど更正するチャンスは与えられている。

番組スポンサーの商品への不買は結果的にはCM停止と近い効果があると思う。

けれど、私たちは苛立ちたいわけでもないし、デモ不買運動をしたいわけでもない。

同じ結果を生むなら、社会的ルールとしてスマートに解決されればいい。

衣食住どれをとってもルールがあり、完璧ではないにしてもそれなりに機能している。

放送事業者はどうしてこうも罰せられず更正の機会を与えられないのだろうか。

テレビ業界の人々は叱られずに育った温室栽培のお坊ちゃまのように、幼稚で頼りない。

それは国民にとってもちろん不幸だが、彼らにとっても良いことだとは思えない。

私たちはCMがないことで、テレビ局不祥事が罰せられていることを知り、

溜飲を下げ、少し穏やかな気持ちで、そのテレビ局の更正を見守る。

そんなテレビとの関係があったらよいと思った、年の瀬

2011-12-29

ブータン国王夫妻のものまね

みてねえしわかんねーけどこれくらいいいじゃん。

まあ、先ずは天皇皇后でやるべきだけどな。

フジくそなのは天皇にはできないことを他国の貴人でやったこと。

戯画化くらいで騒ぐなネトウヨ共。

2011-11-24

世界を変えるのは、一人一人

今の日本の政治システムは、限界が近づいている。うんたらかんたらていうタイトルを書こうとしたけど、

やめておいた。

21世紀になるまで民主主義は、最高のものだった。

国王独裁者がやる政治家にろくなものはなく、

そういう国は、余程人徳がある国王の国、ブータンのようなものでなければ

戦争で滅ぼされたり、

フランス革命のように、強制的に民主主義になっていた。

現代の日本は、既に民主主義

誰かにコントロールされる事は本来ない。

本来誰もが自由なはずだ。

どう生きてもいい権利が一人一人に与えられている。【日本には、貧富の格差はあってもカースト制はない。】

少なくとも、ニートをやっていようが罰される事はない。後ろ目たさがあるなら、そりゃあお前が何か過去に何かした事に対してだろう。

海外仕事を求めることだって自由だし、

起業するのも自由、

アーティストになるのも自由、

表現するのも自由、【ただし、パクると叩かれる可能性は否定できない。】

オカルト紛いの宗教をやるのも自由【宗教法人税金がめちゃくちゃ安くなったり、不思議しょうがない。】

自己啓発セミナーは、ある意味では宗教団体のようなものだ。だが、宗教存在してはいけないわけではない。

それも本人の自由だ。友人、知人がそういう類に入っていったら、きっと止める事はできない。

できる事は、気づかせてあげたり、いつか真っ当な道を生きるだろうぐらいに信じてあげる事ぐらいだとおもう。

話がそれ過ぎた。

自由過ぎて何をしたらいいのかわからないのだろうか?

そもそも何をしたらいいか?というのがなんなんだろう?

何がしたい?

という問いがあったとしても、

何かをしなきゃいけない。

ていうのは、生命体にあるんだろうか?

働かなきゃ生きていけない。

というのは、昔は紛れもない事実だったが、

この現在不思議なことに、

それが事実ではない。

これは、人類史

初の出来事で、

本来、もの凄いイノベーション

生活保護というシステムは、革命的なものだとおもう。豊かな国が生み出した堕落する事も許容したシステム


と言ってもいいぐらいの成果物

成果物 て字のごとく、 果物 が成る

から芽がでて、木になって、果物がなった。

という事。

人類歴史は、

どうやったら飢えないで生きるか?

課題だったように想える。

漁をするか、農業を営むか、

色々あるし、貨幣制度を導入して、効率良く生きやすくしたり、

他の集団から守るために

村や街ができたりして、少しずつ少しずつ大きくなった。

最近流行りのブラウザゲームイメージしてもらえればよくわかるとおもう。

そして、だんだんと大きくなった。

国家の垣根を越えて、グローバル経済となった今。

地球全体で、そのやりとりが行われている。

日本地球の中でも最先端を行っているので、

アフリカの各地で起きている革命なんて、一週ぐらい先をいっている話。

江戸時代の、天草四郎 ぐらい古い事やっているようなもんでしょ。

そんなんゲームの話でしょ?サムライスピリッツにでてくるキャラクターだよね?

ていうぐらい古い話。

何かもう、革命とか古すぎて意味わかんない。

軍事国家で武力による革命をする意味はあるかもしれないが

今の日本革命しようがない。

別に日本総理大臣 めっちゃ権限もってて偉いとかじゃないし、

天皇陛下も人ですから

ただ在るのは、

その人が考える思念があるぐらいでしょう。

ここでいう思念ていうのは、

その人が持っている、

思考や想い

それがなんだっていう話じゃない、

一人一人の世界観

狭い世界だと想う人もいれば、

問題だらけだと想う人もいる、

拡大している世界観を持つ人もいる

多様性を望む世界観があったり、

あれ?

世界て人それぞれ違うの?

ていうのが俺が生きてきて、

最大の気づきかもしれない。

自分の生きる世界は、自分がつくっている。


やりたい事が見つからない。

ていうやつは今の世界がどんなもので、

どうなったらいいのか?

それがそうじゃない原因は何かて考えたら結構上手くいく。

日本の政治は変わらないかもしれない。

でも、一人一人が世界を変えていく事で、

この地球はより良い星になる気がしている。

一人一人の中に、

世界を変える力ていうのがあるんだぜ。

それを使わないのは、余りにももったいない

不幸でいるのも自由だが、

幸福未来を生きるのも自由。

途中で、書き直しては、消したりしていたが、

途中、書いててこの文章が宗教臭い感じがして飽きてきたのでやめておいた。

でも、せっかく書いたので流してみる。

とりあえず、今想うのは、

せっかく与えられた命、

常識だの、恐怖なんかに負けて

生きる事をやめたらアホらしいよね!

ていう事。

世界を変えるのは、一人一人

今の日本の政治システムは、限界が近づいている。うんたらかんたらていうタイトルを書こうとしたけど、

やめておいた。

21世紀になるまで民主主義は、最高のものだった。

国王独裁者がやる政治家にろくなものはなく、

そういう国は、余程人徳がある国王の国、ブータンのようなものでなければ

戦争で滅ぼされたり、

フランス革命のように、強制的に民主主義になっていた。

現代の日本は、既に民主主義

誰かにコントロールされる事は本来ない。

本来誰もが自由なはずだ。

どう生きようと一人一人与えられている。

少なくとも、ニートをやっていようが罰される事はない。

海外仕事を求めることだって自由だし、

起業するのも自由、

アーティストになるのも自由、

表現するのも自由、【ただし、パクると叩かれる可能性は否定できない。】

オカルト紛いの宗教をやるのも自由【宗教法人税金がめちゃくちゃ安くなったり、不思議しょうがない。】

自由過ぎて何をしたらいいのかわからないのだろうか?

そもそも何をしたらいいか?というのがなんなんだろう?

何がしたい?

という問いがあったとしても、

何かをしなきゃいけない。

ていうのは、生命体にあるんだろうか?

働かなきゃ生きていけない。

というのは、昔は紛れもない事実だったが、

この現在不思議なことに、

それが事実ではない。

これは、人類史

初の出来事で、

本来、もの凄いイノベーション

と言ってもいいぐらいの成果物

成果物 て字のごとく、 果物 が成る

から芽がでて、木になって、果物がなった。

という事。

人類歴史は、

どうやったら飢えないで生きるか?

課題だったように想える。

漁をするか、農業を営むか、

色々あるし、貨幣制度を導入して、効率良く生きやすくしたり、

他の集団から守るために

村や街ができたりして、少しずつ少しずつ大きくなった。

最近流行りのブラウザゲームイメージしてもらえればよくわかるとおもう。

そして、だんだんと大きくなった。

国家の垣根を越えて、グローバル経済となった今。

地球全体で、そのやりとりが行われている。

日本地球の中でも最先端を行っているので、

アフリカの各地で起きている革命なんて、一週ぐらい先をいっている話。

江戸時代の、天草四郎 ぐらい古い事やっているようなもんでしょ。

そんなんゲームの話でしょ?サムライスピリッツにでてくるキャラクターだよね?

ていうぐらい古い話。

何かもう、革命とか古すぎて意味わかんない。

軍事国家で武力による革命をする意味はあるかもしれないが

今の日本革命しようがない。

別に日本総理大臣 めっちゃ権限もってて偉いとかじゃないし、

天皇陛下も人ですから

ただ在るのは、

その人が考える思念があるぐらいでしょう。

ここでいう思念ていうのは、

その人が持っている、

思考や想い

それがなんだっていう話じゃない、

一人一人の世界観

狭い世界だと想う人もいれば、

問題だらけだと想う人もいる、

拡大している世界観を持つ人もいる

多様性を望む世界観があったり、

あれ?

世界て人それぞれ違うの?

ていうのが俺が生きてきて、

最大の気づきかもしれない。

自分の生きる世界は、自分がつくっている。


やりたい事が見つからない。

ていうやつは今の世界がどんなもので、

どうなったらいいのか?

それがそうじゃない原因は何かて考えたら結構上手くいく。

日本の政治は変わらないかもしれない。

でも、一人一人が世界を変えていく事で、

この地球はより良い星になる気がしている。

一人一人の中に、

世界を変える力ていうのがあるんだぜ。

それを使わないのは、余りにももったいない

不幸でいるのも自由だが、

幸福未来を生きるのも自由。

2011-11-17

http://anond.hatelabo.jp/20111116221113

ぶっちゃけるなら、民主党自民党に勝る点って「アメリカ無礼な態度を取れる」ってだけ。

しか民主党場合北朝鮮みたいにしたたか計算があってやってるわけじゃなく、単に無知蒙昧だから

今日こんなニュースやってたしな。

一川防衛相、宮中晩さん会欠席しパーティー

 一川防衛相は17日午前の参院予算委員会で、ブータン国王を招いた16日夜の宮中晩さん会に欠席し、民主党参院議員政治資金パーティーに出席していたことを明かし、「申し訳なかった。反省している」と陳謝した。

 晩さん会への欠席理由をただした自民党の宇都隆史氏の質問に答えた。

 防衛相は16日のパーティー「宮中で催し物があり、他の大臣は皆そちらに行ったが、私はこちらの方が大事だと思って来た」などとあいさつした。

2011年11月17日11時38分 読売新聞

「俺は安全保障素人だぜ!素人防衛相になれるのがシビリアンコントロールだぜ!」なんて得意げに語るアホが防衛大臣椅子にふんぞり返ってるわけよ。

確かにTPP防衛相とは直接関係はないけど(実際は色々あるようだが)「一事が万事」って言い方もあるわけでさ。他にも色んなのが失言しまくってたろ。「書いたらその社は終わりだから」とか、皇族に「早く座れよ」とか、「私はアイヌの血を引く蛮族だ」とか。

こんなザマでTPPの交渉だけ海千山千の連中相手に丁々発止のやりとりが出来るなんて言われても全然信用出来ん。

2011-05-04

http://anond.hatelabo.jp/20110504140936

なるほどですね。生活水準をどこにもっていこうとしたいか?って話が根本

あるんだろうけど、日本人日本政府は少なくとも、商品、サービスのあふれかえった

高い生活水準を望んだ。選択した。もしくは、自分でそうなろうとは思ってなかったが

結果としてそうなった。(アメリカに追随した、または外国人に使われる人になりたくなかったとかで。)

現状のこの国の労働システムが気に入らないなら、治安の悪い他国に行くか、田舎

自給自足生活するかになるのかな。(またそれも極論か(笑) ブータンとか平和そうだけど、

商品・サービス日本に比べかなり少ない・劣るでしょうね。

この国の労働システムが変わるとは到底思えない。

さーて、この先どうやって生きていこうかな♪

労働に対する考えを少し深めることができましたありがとう

2010-11-17

http://anond.hatelabo.jp/20101117212757

言わないよ。

そのリンク先には「夜這い」という一点の共通性をもって

「数十年後のブータンは今の日本のようになるかも」なんて珍妙な説を展開してる人がいないので、

言う必要がない。

2010-10-12

2010年10月12日 ー ネパールの悲しい開発の現実

1960年代ネパール豊富な水資源開発のポテンシャルを持っていることで,その経済開発は早い,とネパール国民は期待していた。ラオスブータンと同じような自然環境にあって,内外からも期待は大きかった。事実,当時はインドとの協力で,コシ川とかガンダキ川で大規模開発が行われる手はずになっていた。ところが,ブータンラオス国民性と違って,ネパール政治家達は,当時王族も含め,疑い深かった。

コシ川やガンダキ川の開発は,便益は殆どインドが持って行くではないか,ネパールには何の便益もない,と言い始めたのである。こうすればネパールにも便益が落ちる,と言う知恵を出すこともなく,ただインド人を疑ってかかったわけである。彼等は正しかった,ということは,例えばラオスなども,外国資金による開発で,ラオスに何が残るのか,と我々がラオス政府に問いかけた疑念と一緒である。

事業による便益は,投資した人だけが得ることが出来る,だから,ネパールラオスは法整備を行って,ロイヤリティ租税で便益を受け取るしか方法はない,とよくラオスで議論した。ネパールの人は,もっと疑い深く,目の前を流れている川の水は我々のもの,インドには渡さない,と大プロジェクトとを前にして,インド提案のプロジェクトを拒否していった。その間,対中問題や王室政治的問題があり,大規模開発は行われなかった。

王制を廃して共和国となり,マオイスト派が政権の中心に座ることになり,ネパールの水力開発は脚光を浴びる。国会の中で資源外国に売る,憲法違反,などの議論もあったが,水から生まれる電気は商品で,インドへの輸出に問題はない,と自問自答した。マオイスト政権から離れ,再び治安悪化で開発は棚上げ,いつまで経っても開発が出来ず,宝の持ち腐れ,停電貧困の中で,ネパール国民は苦しんでいる。

今日の記事http://bit.ly/9d6kL2はこのネパール人の苦しみを訴えたものだが,筆者は重大な提案を最後に行っている。彼の結論は,ネパールは水資源で豊かになるためには,インド資本では駄目だ,ネパール自身が資本の蓄積をする必要がある,と気がついたが,実は鶏が先か卵が先かの問題なのだ。しかし,国際資本の協力があればインドと対等に開発できる,と気がついた。そうなんですよ,結局,資本分散,日本にも果たすべき役割があるはずだ。

メコンの水問題,今年,2010年4月は50年に一度の渇水に見舞われ,メコン総会でタイのアビシット首相が,上流中国ダムに水を溜め込んでいる,と発言し,これを否定した中国は水資料の提供に踏み切った,またメコン委員会中国理屈を認めた。それでも収まらないアビシット首相は,30年後にはメコン河は死んでしまう,と発言を繰り返している。しかしこれはメコンだけの問題ではないことは明白だ。

20世紀は石油の世紀であったが,21世紀は石油に変わる水の世紀になるだろう,と記事http://bit.ly/cdSIXMは繰り返していて,問題はヒマラヤであり,ヒマラヤ氷河の縮小と消滅は,中国インドタイパキスタンベトナムカンボジアミャンマーを巻き込んだ人類の壮絶な戦いの世紀になると言っている。問題は食糧で,中国インドがまず農業崩壊で,国際的な河川の水争いが避けられない,まさに地球の危機,というわけである。

タイのアビシット首相は,昨日,日帰りでミャンマーのネピドウを訪ね,タンシュエ将軍らと会談した。一部の国境閉鎖を解くと共に,カンチャナブリの交易ルートの開発,ミャンマーサルウイーン河口に位置するドウエイ海港の整備を提案,タイが積極的に開発を助けることで同意した。海港については中国が既に南西部の海岸で開発しており,これに対抗的な貿易ルートが,タイにとって重要だ,としている。http://bit.ly/cMYo65

更に重要なことは,アビシット首相タンシュエ将軍に対して,11月7日(11日ではなかった)のミャンマー国政選挙で手伝えることがあったら言ってくれ,と協力を申し出たことだ。スーチーを預かってくれ,と言ったかどうか明かではないが,タイミャンマーの官製選挙を全面的に認める立場ASEAN諸国と同じように,内政干渉せず選挙結果を容認,更に経済協力の幅を広げる,という立場である。

西欧諸国は,スーチーさんを自由にしない限り選挙は認めず,と言う立場である。日本もこの西欧の考え方を追随する限り,ミャンマーとの門戸はお互いに閉じたままとなり,数十年,閉塞状態が続くことになる,実際問題それは,国際的にも日本国益から見ても,ずいぶんなマイナスだ。何か日本独自の動き方がないものか。スーチーさんを日本で受け入れる合理的な方法はないものか。

中国の海洋石油CNOOCが,米国シェールガスの大手企業に10億ドル資本参加を行う方向で交渉に入っている。如何にも米国に対しては挑戦的な動きで,この前,UNOCALの時に米議会が拒否した事実を思い出させる。多くのメディアは,米国債を持ち人民元の見直しを拒否している中国が,どこまでなら米議会は我慢できるのか,という限界を確かめるための,中国の動きと見ている。http://reut.rs/cAhKR5

http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm

2010年10月17日 ー 中国炭坑事故で21人犠牲

重要政治イベント共産党第17期中央委員会第5回総会(5中総会)が北京で開幕,この時期,これほど中国国際社会から異様な目で見られていることは,今までなかった。チリ政府が33人の命を救うために全国を挙げて取り組んだ直後に,国では簡単に21人の死者を出し,16人が閉じこめられているが,政権幹部は北京に居座ったまま,チリーの大統領パフォーマンスを非難されているが,中国にとってこれほど皮肉はなかろう。

尖閣諸島東南アジア諸国が中国対応に脅えて,米国の支援を期待,フィリッピンは一度出て行った米軍に帰ってきてもらうと考え,沖縄中国領だといわれた日本は,米軍沖縄基地の増強を求めることになりそうな雰囲気,中国犯罪人にノーベル平和賞が与えられて反発,欧州からも中国対応に非難が集中,更に米国議会人民元の見直しを迫っている。そこに反日デモが持ち上がっている。

日本企業の中にも,中国に集中することのリスクを改めて思い知っている状況だ。パキスタンノーベル賞の問題で中国を支援しているが,一方で強引に入ってきたインダス河のコハラ水力への手続き不全で国内が混乱している。次期主席と目されている習近平氏に対して軍事委員会ポストは与えず,従来の先軍政治を改革するという,軍からの反発が当然考えられるし,少し早いが,政権崩壊の匂いがする。

経済規模で日本を抜いたとされている。これは我々にも予想外で,8%成長で倍になるのは10年かかるはずだったが,あっという間に追いついてしまった。これは多分に人民元の値上がりがあったわけで,これは10年前には計算に入れてなかった。今米国人民元の見直しで40%という数字を出してきているが,人民元を40%上げるとどうなるか,一夜にしてGDPドル表示は1.4倍,6兆ドルになってしまって,米国に並びそうになる。

我々の関心は,余りに堂々と東シナ海南シナ海海軍を進めようとする中国であり,日本も含めたアジア諸国の反発が強まるとしても,中国は無言で軍艦を出してくる,南沙諸島まで中国領だというが,地図を開いて貰えば,中国が殆ど理屈で考えられないところまで領土を主張することが分かるだろう。沖縄中国領というのは,今ではジョークにしか聞こえないが,そのうちに深刻な問題になってきそうな気がする。

メコン河の問題だが,下流域に本流ダムを造る構想が持ち上がって,メコン委員会がこれをどう扱うか,関心を持ってみていた。メコン委員会ラオスなどの委託を受けているから,ルワンプラバン近くにダム建設の構想を持つラオスに対して,真っ向から反対するマンデートはない。10年は棚上げしてくれ,との報告書だが,タイラオスは無視する可能性がある。魚が問題,というメコン委員会は,説得力に欠ける。

フィリッピンマニラは,またもや計画停電の危機にさらされている。スワルとパグビラオの石炭火力が故障という。十分な供給力を持っていると思われるルソン系統だが,系統規模に比べて電源のサイズが大きすぎるから,このようなユニットレベル事故でも,停電になってしまうのだろう。スワルの石炭火力は東京電力が関係している。週末に整備が完了するかどうかが鍵らしい。

2010-03-26

ttp://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/no_frame/history/honbun/taiwan3.html

中国」が本来、自国領と考えている地域

1953年北京政府発行国定教科書『現代中国簡史』に基づく)

中国」(満州内モンゴルウイグルチベット・東カシミールアクサイチン地区)の占領地域を含む)

台湾現在、「中華民国」の施政権が及んでいる地域

朝鮮半島韓国北朝鮮

ロシア極東地域沿海州樺太

外モンゴルモンゴル国ロシアブリヤート

西トルキスタンカザフスタン領・キルギス領の一部)

東南アジアベトナムラオスカンボジアタイミャンマーマレーシアシンガポール

南シナ海島嶼群(南沙諸島・西沙諸島)

旧英印領地域インド領シッキム・バングラデシュブータンネパール領の一部)

これをご覧になられた方はどの様な感想をお持ちになるでしょうか? 現在支那東南アジア諸国が、領有権で係争中の南沙(スプラトリー)諸島や西沙(パラセル)諸島どころの話ではありません。支那の領土観に従えば、フィリピンインドネシア(旧蘭印領)・東ティモール(旧ポルトガル領)・東マレーシアカリマンタン島北西部のマレーシア領サバ州・サラワク州)・ブルネイ以外 ── つまり、支那と陸続きになっている東南アジア地域は全て「中国領」となってしまうのです。そして、現在の「中国」領以外の「潜在的中国領」は、現在の「中国」領に匹敵する程、広大なのです。と、ここ迄は、海を隔てた「他国の話」であって、自分達には直接関係無いと考えておられた方もおありでしょう。しかし、上記の表には「潜在的中国領」とされる地域の全てを記載した訳ではありません。実は、これにはまだ続きがあるのです。では、その続き ── 記載しなかった「潜在的中国領」とは具体的に何処(どこ)を指すのか?

支那が「潜在的中国領」と考えている地域に敢えて書かなかった地域、それは何と驚く事に、

沖縄

だったのです。いや、より正確には、日台支三国で領有権を係争中の尖閣諸島(詳しくは、コラム『94.「お宝」目当ての領有権主張 ── 尖閣諸島問題』を参照)を含む琉球諸島全域(沖縄県)・奄美諸島鹿児島県)・対馬長崎県)と言った地域なのです。これらの地域は、今更言う迄もありませんが、日本国の施政権が及んでいるれっきとした「日本の領土」です。その「日本の領土」迄も、本来あるべき「中国領」と支那は考えているのです。最早、到底笑って済ます事の出来る話ではありません。

支那が何故、沖縄を「潜在的中国領」と考えているのか? それは、かつて沖縄が「琉球国」と呼ばれていた頃 ── れっきとした「独立国」だった頃に迄遡ります。(コラム『42.琉球独立!! 「沖縄基地問題」に対する処方箋』を参照) 沖縄が「琉球国」だった時代、琉球支那(明国及び後継の清朝)に朝貢し、琉球国王支那皇帝によって冊封されていました。つまり、支那から見れば、琉球支那の「属国」あるいは「属領」であり、単に「自治権」を与えていたに過ぎないと言う訳です。しかし、琉球は1609年以降、薩摩藩によって王国体制を維持した形での支配を受ける様になり(島津支配)、これ以後、琉球は日清両国朝貢する ── つまり、日本清朝と言う二つの「宗主国」から支配を受ける事となったのです。その後、明治維新後の日本によって1871年に保護国化され、1879年、遂に王国解体日本に編入され「沖縄県」となったのです。しかし、支那はかつての「宗主国」として、琉球沖縄と名を変え、日本領となった現在も「自国領」との認識を捨ててはいないのです。

2008-10-24

麻生太郎総理大臣の超豪華ディナー贅沢豪遊三昧

30日 ANAインターコンチネンタルホテル東京日本料理店雲海」、バー「マンハッタンラウンジ

1日 紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂中国料理店「李芳」

2日 六本木飲食店「馬尻」

3日 帝国ホテル、会員制バー「ゴールデンライオン

4日 銀座フランス料理店「ペリニィヨン」

5日 帝国ホテルで食事

6日 皇居着。千賀子夫人とともに天皇皇后陛下と夕食

7日 ホテルニューオータニ日本料理店「藍亭」、「カトーズダイニング&バー」

8日 帝国ホテル、会員制バー「ゴールデンライオン

9日 帝国ホテル、会員制バー「ゴールデンライオン

10日 ホテルオークラ日本料理店山里」、バー「オーキッドバー」

11日 グランドホテル浜松日本料理店「聴涛館」、同ホテル内のラウンジ「サムデー」

12日 オークラアクトシティホテル浜松宴会場「平安の間」

13日 帝国ホテルで食事

14日 六本木飲食店「馬尻」

15日 元赤坂明治記念館日本料理店「花がすみ」、広尾日本料理店京寿々

16日 ANAインターコンチネンタルホテル東京中国料理店「花梨」、ホテルオークラ、バー「バロンオークラ

17日 有楽町フランス料理店「アピシウス」

18日 六本木飲食店「馬尻」

19日 帝国ホテルで食事、バー「インペリアルラウンジ アクア」

20日 ホテルオークラ宴会場「メイプルルーム」、バー「ハイランダー

21日 赤坂ウナギ料理店「重箱」、ANAインターコンチネンタルホテル、フレンチ&イタリアン料理店『イタロプロバンスダイニング』

22日 官邸での夕食会後(高級料理出前)バーには寄らず、私邸に「直帰」

三権長江田五月参議院議長の超豪華ディナー贅沢豪遊三昧

30日 その後、スタッフと「桜なべ中江」で夕食と打ち合わせ。

1日 19時から2時間強、知人と夕食懇談。

2日 17時半には議員宿舎に戻りました。(夕食不明)

3日 東京駅で夕食を取り、20時過ぎの新幹線で、帰岡。

4日 孫と夕食。孫が調理した魚は、白身で実に美味でした。セイゴの幼魚でしょうか。

5日 「日韓市民社会フォーラム」の最終セッションに出席しました。その後は夕食懇談で、

6日 17時半に出て、夕食用の買物をして、議員宿舎でひとりで江田鍋を突きました。野菜いっぱいで、満腹、満足!

7日 議員宿舎への帰途、夕食の買物。きりたんぽが目に付き、買い求めました。もう、その季節になったのですね。今夜も、満腹、満足!

8日 19時から2時間強、中華料理で夕食懇談。楽しいひと時でした。

9日 16時過ぎの新幹線で、帰岡。(夕食不明)

10日 湯田温泉中国地方弁護士大会、懇親会

11日 新山口に急ぎ、17時過ぎの新幹線で、帰岡。(夕食不明)

12日 夜は自宅で夕食団欒。

13日 18時に出て、岡山駅付近で夕食を取り、予定通りに19時過ぎの新幹線で、上京。

14日 17時から1時間ほど、サラ・ハイドさんと懇談。英国ケント大学准教授で、現代日本政治研究者です。その後、夕食懇談。

15日 17時半ころ退出して、買物をして議員宿舎へ。

16日 18時過ぎに、世界平和研究所の設立20周年記念パーティーに、

17日 17時前に、買物に出掛けました。このところ私が、議員宿舎で一人で鍋の夕食を取ることが多いので、議長公邸議員会館スタッフの皆さんが、みんなでこの江田鍋を囲もうということになりました。

参加者17人で、食材は16,600円。鳥挽き団子、鯛のアラ、牡蠣のほか、野菜満載で、ジャガイモや人参まで入れます。大根レンコンの薄切りを、しゃぶしゃぶ風にします。

18日 18時から2時間半強、「ボニージャックス結成50周年記念コンサート早稲田の杜の詩人たち」を聞きました。(夕食不明)

19日 13時過ぎに、昼食の中華丼(夕食不明)

20日 18時から2時間強、学生時代の友人らと夕食懇談。

21日 17時半から1時間半ほど、議長公邸で、国立図書館会議の皆さんの歓迎レセプションを行い、私の歓迎挨拶

ブータン公文書館ツェリン館長の答礼挨拶に続き、河野衆議院議長音頭乾杯をして、懇談しました。

22日 18時から、ハンガリー大使館で、ナショナルデーのレセプションに出席

2008-06-28

金も学歴も人が作り出した共同幻想

まあ、宗教と同じだね。

それを信じて幸せになれるかどうかは本人次第。

結局自分の外側にしか価値を見いだせないと、何を信じていいかわからんので

みんなが信じてるものを、人より多く求め得る程に幸せになれる。

と、思いこんじゃう生き物なんだろうな。

人間って悲しいね。

少なくとも日本じゃよっぽどの事がなければ餓死はしない、

けど幸せを感じられる人が圧倒的に少ないのはなんでなんだろう。

幸せ指数世界一ブータンとかに答えを見つけられるのかな。

2008-03-22

すでに職場が法的に禁煙になっている国一覧

WHOタバコ対策の現状についての報告書(http://www.who.int/entity/tobacco/mpower/mpower_report_full_2008.pdf)より、"Regulation on smoke-free environments"の"Indoor Offices"がYESの国を書き出してみました。

アフリカ

アルジェリアベナンボツワナブルキナファソエリトリアガンビアギニアマダガスカル、マリ、モーリシャスモザンビークニジェールナイジェリア南アフリカウガンダザンビアジンバブエ

南北アメリカ

ウルグアイ

地中海東岸

バーレーンジブチエジプトイランヨルダンクウェートリビアモロッコパキスタンソマリアアラブ首長国連邦イエメン

ヨーロッパ

オーストリアベルギーエストニアフィンランドフランスドイツアイスランドアイルランドイタリアリトアニアマルタノルウェーポルトガルルーマニアスロバキアスペインスウェーデントルクメニスタンイギリス

東南アジア

ブータン北朝鮮インドスリランカ

西太平洋

カンボジア、クック諸島、ニュージーランドシンガポールベトナム

*

WHOの「タバコ規制枠組み条約」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_17.html)というのがあり、わが国を含め152ヶ国が批准しています。この条約の第2回締約国会議において、タバコ規制ガイドラインとして職場禁煙が全会一致で採択されています。

http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/jouyaku/071107-1.html

・すべての屋内の職場、屋内の公共の場及び公共交通機関禁煙とすべきである。

http://www.nosmoke55.jp/data/0707cop2.html

参加126ヶ国のなかで日本政府だけが3カ所の削除曖昧な用語への変更を訴えた。

http://www.mynewsjapan.com/reports/680

「しかし、その発言はパラオ代表の反対演説やニュージーランド代表の反論を招き、議長を務めるドイツ代表からは、議決をとってもいいが、141対1で否決されると思うが、と諭されて、日本代表団は提案をひっこめていました」

その結果、最重要課題であった受動喫煙防止問題をはじめ、議案は満場一致で原案通り認められた。

「残念だったのは、国際的に重要会議なので各国からはメディアも多数取材に訪れていたのに、日本マスコミは全く姿を見せず、

法的規制なんてこれまでの日本喫煙慣行からは無茶に思えるかもしれませんが、実際には上記の通り、すでに規制を実施している国が軽く50ヶ国以上あります。

いわゆる喫煙所コミュニケーションが有益(だった)としても、今からそれを理由に喫煙を始めることはおすすめできません。何年後かわかりませんが、近い将来日本でも法規制がかかったとき、そうした喫煙メリットはなくなります。残るのはタバコ依存になった身体だけです。

新大学生や新社会人も多い時期、誰も「たばこを吸うことの利点」を教えてくれなかったのような誘惑もあろうが(俺こういうのタバコ会社PRじゃないかと疑ってるんですよね)、ロボコップ日本語版風に言っとく。

タバコに手を出すな」

2007-03-25

どこの国旗か分かるかな? 正答

http://www.nicovideo.jp/watch/sm69709

アイスランド

ガーナ

アフガニスタン

アメリカ

アラブ首長国連邦

アルジェリア

アルゼンチン

アルバニア

アンゴラ

イエメン

イギリス

イスラエル

イタリア

イラク

イラン

インド

インドネシア

ウガンダ

ウクライナ

ウズベキスタン

ウルグアイ

エクアドル

エジプト

エチオピア

オーストラリア

オーストリア

オマーン

オランダ

ガーナ

カザフスタン

カタール

カナダ

カメルーン

カンボジア

キューバ

ギリシャ

グアテマラ

クウェート

クロアチア

ケニア

コートジボワール

コスタリカ

サウジアラビア

ジャマイカ

シリア

シンガポール

ジンバブエ

スイス

スウェーデン

スーダンパレスチナと同じ?)

スペイン

スリランカ

タイ

タジキスタン

タンザニア

チェコ

中国

チュニジア

北朝鮮

チリ

デンマーク

ドイツ

ドミニカ共和国

トリニダード・トバゴ

トルクメニスタン

トルコ

ナイジェリア

日本

ニュージーランド

ネパール

ノルウェー

バーレーン

パキスタン

バチカン

パプアニューギニア

パラオ

ハンガリー

バングラディシュ

フィリピン

フィンランド

ブータン

ブラジル

フランス

ブルガリア

ブルネイ

ベトナム

ベネズエラ

ベラルーシ

ペルー

ポーランド

ボスニア・ヘルツェゴビナ

ポルトガル

マケドニア

マダガスカル

マレーシア

南アフリカ

ミャンマー

メキシコ

モザンビーク

モナコ

モロッコ

モンゴル

ヨルダン

ヨルダン

リビア

ルーマニア

レバノン

ロシア

韓国

2007-01-27

難民キャンプの現場から

私の「仕事場」はネパール東南端の難民キャンプネパール系のブータン難民10万6千人が、「ヒマラヤ」のイメージの強いネパールジャングルを開墾して造った7つのキャンプで16年にもわたる難民生活を強いられています。

難民たちは、竹で編んだ小さな小屋に身を寄せ合って暮らし、配給食糧の米を主食としています。人口自然増加しているもののキャンプ用地はそのままなので、年を追ってキャンプでは過密化が進んでいます。

19世紀後半から20世紀初めに経済的な理由から多くの人々がネパールからブータン南部に移住し、ブータン国籍を取得するに至りました。しかし、ネパール語を話しヒンズー教徒中心のネパール系の人々は、仏教徒の主流派ブータン人とは民族的にも宗教的にも異なり、80年代からとられた民族主義的政策の結果、ネパール系の人々は国籍を失い、90年代初頭大量にネパールに流入。ブータン政府に対する民主化要求行動も、多くのネパールブータン人の国外追放という結果をもたらしました。

かれこれ16年も経てば、キャンプはまるで典型的なネパールの町のよう。学校もあれば、診療所もある。集会所もあれば、障害児を預ける託児所もある。すべてUNHCRの支援でつくられたものです。ブータン難民はネパールでは就労権が認められていないため、国際社会からの支援に依存せざるを得ません。UNHCRは、ネパール政府当局やNGOパートナーらと連携しながら、これら難民の権利を保護し、住居、食糧、水・衛生、保健・医療教育などの面での支援物資・サービスの提供、および難民問題の恒久的解決の模索を担っています。

キャンプに暮らすブータン難民全員の状況把握をかねた「難民再登録」の作業がようやく昨年11月に開始しました。UNHCRネパール政府による今年春までの共同事業で、約50人の再登録作業専従スタッフが、一日あたり約1,500人の難民の聞き取り調査と写真撮影、データ入力にあたっています。

90年代初めの到着時に政府が難民の登録作業を行い、その後順次出生、死亡、婚姻離婚などを記録してはいるものの、10万6千人全体について基本情報アップデートし、データベース化するという作業はこれが初めて。難民の安全を守り、適切に保護し支援するためには、一人一人がどこの誰で、どういう家族構成で、どういうニーズを抱えているのか把握する必要があります。

また、一人一人写真を撮り、のちに写真入りのIDカードを発行する計画です。写真を撮るのに飛び切りのおしゃれをしてやってくる老人や、カメラの前で緊張して泣き出してしまう子どももいます。庇護国からの身分証明書は、自国政府から保護が期待できない難民を保護する上で欠かせません。

難民再登録事業の実現は、ネパール政府との粘り強い交渉も含め、様々な関係者による努力たまものです。ブータンへの帰還(わずかながらではありますが)やアメリカなどへの第三国定住など、解決への兆しが少しずつ出てきている中で、この画期的な事業の現場をあずかる事務所の所長でいられるというのは幸いなことです。

16年という長期にわたる難民生活にもかかわらず希望を捨てずに前向きな姿勢を保っている難民たちからエネルギーを分けてもらいながら、様々な国籍の50人の事務所スタッフとともに支援活動にあたっています。

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