今どき、仏教国でイベントとしてクリスマスを祝うなんて、日本以外にもたくさんあるよ。タイ、スリランカ、最近まで軍事独裁政権だったミャンマーだって、町中にクリスマスツリーが飾られていたりする。今どき、クリスマスを祝わない仏教国なんて、ブータンくらいのもの。
日本が宗教的に一貫性がなかったのは昔の話で、いまや世界的に見て、日本程度の混沌とした宗教事情を持つ国なんて、珍しくもなんともない。
今どき、そんなことを言い出すのは、日本を良い意味で特別視して「日本は宗教的に寛容なのだ」とドヤ顔したい奴か、日本を悪い意味で特別視して「日本は節操のない、一本心の通らないだらけた国」にしたい奴くらいだ。
戦前の日本の神主みたいに、牧師が一種の公務員みたいになって、国から給与を受け取ってるドイツですら、若い奴は境界にほとんど寄り付かないし、いきなり「宗教は?」なんて聞かないようになっている。むしろ、聞くことはマナー違反だと考えられるようになってる。初対面で宗教を尋ねるというのは、「私は、宗教によって人との付き合い方を変える人間です」と大声で宣伝してるようなもの。下手をすれば差別主義者だと思われる。
欧米の履歴書で、顔写真も年齢も禁止されてるのと同様、初対面でプライベートな事は聞かないようになってるのが、最近の欧州。そんな事を気にせず、その人間そのものを見て付き合うというのが、最近の建前になってるからね。
日本人はとかくファッションの一貫性に欠けると叫ばれる。確かに日本文化は和洋折衷、何でもありの文化であるな。例えば、仏教国の1つでありながら、年末になると突然「ジングル...
今どき、仏教国でイベントとしてクリスマスを祝うなんて、日本以外にもたくさんあるよ。タイ、スリランカ、最近まで軍事独裁政権だったミャンマーだって、町中にクリスマスツリー...
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