はてなキーワード: チンジャオロースとは
自分が住んでいるところはせんべろとか飲み屋が都内でも有名な下町なところ。これだけでピンとくる人は来ると思う。
で、その中でもそんな有名ではないけどグーグルの評価が高い中華料理屋によく行ってる。
そこは味はもちろんうまいし、何より量が多い。
例えばチンジャオロース丼1000円、とかするんだけど
一見コスパいいの?って思うけど、ラーメンどんぶりに米も具もたっぷり出てきて、一般男性でもしっかりおなか一杯になれるぐらいの盛りがある。
他のメニューも同様。餃子400円とかのちょっと安めだけど、子供の拳ぐらいの大きさの焼き餃子が6個とか出てきてそれだけでおなか一杯になれる。
しかもお酒を飲む、飲まないに関わらずお通しがでてきて、中華風の味付けされたもやし・豆腐・キャベツとかが皿いっぱいになって盛られてくる。しかも無料。(これだけでわかる人はわかるだろうな)
正直これだけで瓶ビール一本とか余裕だし、人によってはこれでおなか一杯になるだろう。
実際に今日俺が頼んだのは
・瓶ビール
・餃子一皿
だけだった。これで1300円。安すぎ。ウーロンハイも濃くてもはやウーロン茶の味しない。べろべろだよ!
俺はそこがお気に入りで夕方くらいにいってサクッと飲んで帰るってのがたまの休日の楽しみだった。
今日行ってみたら先にいたのはテーブル4人客と、カウンターで一人の女性だった。
普段行ってるからわかるんだが、その店には若い女性の一人客なんてほとんどいない。
いたとしても団体客の中で、おそらくその地元に住んでる妙齢の女性なんだろうなと思うぐらい。
その人は綺麗な格好をしていた。例えるなら丸の内でOLやってます!みたいな。まあ俺は丸の内で働いてもないしそんな知り合いもいないんだけど、イメージね。
で、俺よりも早く来ていたその方は料理二皿ぐらいと例のお通しと、緑茶ハイかな?を飲んで、一人で動画を見ながら楽しくやってそうだった。
席を一つ空けて、その隣にカウンターで俺は座っていたんだが、物珍しさとその人自身も綺麗だったから、バレないぐらいに横目でチラチラ見ていた。
まあバレてるんだろうな。
ただ、やっぱり料理の盛りがすごいからか全然全然食が進んでない。
なんか卵の料理と水餃子を頼んでいたんだけど、俺がいた1時間半から2時間ぐらいの間、まったく減ったようには見えなかった。
やっぱり量が多いっての知らずにきたのかなと思った。
で、そこで声をかけるかどうか迷った。
「ここ持ち帰りできますよ」とか、「よかったら一緒に飲みますか?」とか。
持ち帰りは実際できるし。
お腹いっぱいで残そうかと思ってたらこういう時声かけてもらったら単純にうれしいというか気が楽にならない?そんなことない?
まあ、あわよくば見たいなことは考えたよ。
こんな駅からちょっと離れた、有名でもない中華料理屋に来ている俺と同年代ぐらいの綺麗な女性。
まあでもやめたね。
昨日仕事終わってからシャワーも浴びず歯も磨いてなくて髭も沿ってないまま、
残ってる仕事を昼から夕方にかけて終わらせて、それで腹減ったから、来ただけだったから。
髪とかもちゃんとセットして、髭も剃って、小ぎれいなシャツとか着てれば声かけたかも。
俺はナイキのスウェットに、下はプーマのウィンドブレーカーみたいなの来て、ジョジョのキャップ被ってた。
上下真っ黒の完全黒子スタイルだった。俺だったらこんな奴に声はかけない。
あと何よりも、居酒屋に来て男に声かけられるのって、女性からしたら嫌らしいじゃん。
一人の時間を大切にしていて、たまの休みに居酒屋に来て酒を飲んでるのだとしたら、
自分が興味ない男に声をかけられるのって相当嫌だろうなって思う。
だから結局何もせずに帰ってきた。
帰り際にスマートに「お姉さん、ここ持ち帰りもできますよ」とか言えればよかったんだろうけど、
そんなことできないし。絶対にどもって変な感じになるだろうし。
結局その行為は性欲が透けて見えるだろうから、その女性に対して失礼だし邪魔したくないなって思って、
何もせずにお会計をして帰ってきた。
いや、嘘。助けたいが1であわよくばが9ですね。みんなそんなもんだと信じたい。
こんな経験、みんなある?
こういう経験を逃して、もう丸2年ぐらい付き合ってないよ。
陳建一さんが亡くなったと聞いてマジ悲しかったんだが、同時におなかが空いてきて刷り込みってやばいなって思った。俺の脳内で 陳建一=メシ と言う回路ができているようだ。
と言う事で、これからしばらくは陳建一レシピで生きてくことにする。
そこで俺の「みんなの今日の料理」のお気に入りから、3つ紹介したい。
たくさんアドレスを貼るとエラーになるんで、ゆで豚から追ってくれ
https://www.kyounoryouri.jp/recipe/13276_%E3%82%86%E3%81%A7%E8%B1%9A.html
かたまり肉を使ったレシピ。ゆで豚で作っておくと、その後何にでも使えるほか、このゆで豚を使ったスープが激うま。
そしてここまでできてしまえ回鍋肉はできたようなもん。豆板醤も甜麺醤も両方使うレシピでそこがハードル高いような気がするかもしれないが、こいつらが入っていれば味が決まる。
このレシピ無茶苦茶タイパがいい。一見作るのが大変に見えるが、実は待ち時間が殆どなんで他の家事しながら楽勝でできる。
でもできあがりを見るとそうは見えないだろ?
凄く手間をかけたように見えるのがよい。量も作れるのでパーティー料理に最適。
ハレの時と、かたまり肉が安い時しか作れないので登場頻度は多くないが、最もお気に入り。
これをかけると大抵なんでもうまくなるという魔法のたれ。肉そぼろ系の味付けだが、そこに中華スープと水溶き片栗粉でとろみをつけてあるのがポイントだと思う。
季節の野菜を適当に焼いてかけて喰う。うまい。常備食。隔週で作ってる。いつもジップロックコンテナに入ってる。いつの間にかなくなる。
ど定番チンジャオロースーだが、結構レシピで差があるよな。いくつか作ってるが、この陳建一レシピーが失敗が少ないので戻ってきた。
レシピでは牛肉等買うが、高いのでいつも豚肉で作っている。このポイントはたぶん肉の処理で、下味をつけた後、溶き卵をと油を馴染ませる所にあって、これだと安い豚切り落としでもおいしくできる。
もうひとつ「しょうゆ味で」とつく方があるけどこっちの方が失敗しにくい。ピーマンが山ほど採れる季節は2日に1回は作る。
https://www.kyounoryouri.jp/teacher/recipe/140
是非ここからみなさん探してください。
お目にかかるどころか店にも言ったことが無いが、陳建一さんどうもありがとうございました。
(2023/03/15 最低限の誤字脱字を直しました)
先日実家に帰った。緊急事態宣言下だが、徒歩5分なので咎められまい。
居間で母が懐かしいわねと呟きながら1冊のファイルを眺めていた。
それには私が通っていた小学校の献立表が6年分ファイリングされており、よくみると日付の隣に〇が書き込んである。
登校した日は〇。しなかった日は×。母は私の知らない所で献立表を簡易的な日記として使っていた。
×の日はほとんど無く、たまにある×は風邪や、葬式で田舎に帰ったとか、そういう理由。
夜暇だったので×がついた日をちゃんと集計してみると、合計7日。
偉いなぁ。
過去の自分を褒めている中で衝撃の事実に気が付いた。×の日の献立が全て酢豚だった。
そんなことある?と、私は6年間の献立表を朝方までチェックした。2回チェックした。
6年間で7回も給食に酢豚が出てくるのが多いのか少ないのかは分からないが、とにかく私は酢豚を食べていなかった。
中高は共にお弁当で、大学も頑張ってほぼ毎日お弁当を作った。就職後も同じだ。
でもその中で中華料理屋に行ったことは何回もあるし、酢豚という存在を知らなかったわけではない。
私は酢豚を食べてこなかったのだ。
大袈裟に書いてみたが、ある人はチンジャオロースを食べたことないとか、あんかけ焼きそばを食べたことがないとか、必ずありそうな気がする。
その運命に抗い酢豚を食べる決心をしたものの、記念すべき酢豚を自分で作って食べるのか、お店で食べるのか、人生で1番迷っている。