「バイオリンなんてありませんけど」
「おお、そうじゃったわしは老眼だからひとつの物が3つに見えるんじゃった
「正三さん、息子のサトシ君は去年肺がんで亡くなったでしょ!ほら病室出ちゃダメでしょ!」
「わしは正三じゃない!オーキドじゃ!」
完
今さら感がすごいけど、あの一大イベントを消化するのに丸1日ぐらいかかったと思っていただきたい。
思い返すとワンマンライブ決定が知らされた7月12日、あれほど感動するとは思っても見なかった。
理由は2つぐらいあって、一つがZepp VRがcluster.にあるということ、もう一つはVR機器の画質がそんなに良くないということ。あとVIVEとかOculusとか持ってなかったし。
あの日、動画の概要欄からcluster.のサイトに飛んだとき、あのcluster.??月ノ美兎さんの生放送を三週間延期させたcluster.??と思ったし、さらに言うとそんなcluster.よりキズナアイさんの誕生日イベントを成功させたニコファーレの方がいいんじゃない?それに家庭用のVR機器よりニコファーレの方が設備も整っているし。とも思った。
だから7月14日のチケット販売の時もテンションは低めだったのを覚えている。
どれくらいのテンションかというと、前日にアカウント登録とクレジットカードを登録してバイトを休み朝6時に起き11時からサイトを更新して待機するぐらいのテンション。
なのでチケットがとれた時は心底驚いた。関西人特有の行けたら行くわというノリだったしまさかとれるとは思ってもみなかったからだ。
せっかくだったのでHTC VIVEを買おうと検索したところ一つ誤算が。
Amazon、ヨドバシ、ビッグカメラその他もろもろ全て品切れ。いや、入荷待ち。
しかしこの時【VR】HTC Vive 入荷・販売情報(@htc_vive_info)というアカウントに助けられた。ドスパラがちょくちょく入荷しているという情報を受け、近隣の店舗である神戸店、なんば店、京都店をフォローし、タイミングよく入荷したなんば店で無事に購入成功。ついでにパソコンとモニターも欲しかったので計40万ほどの出費となった。
ご存知の通り大学生にとって40万は大金なので、もし失敗したら絶望して時間を戻しちゃうかもなぁとか、やっちまったなぁ~オイとかクソみたいなことをブツブツ言ってた気がする。
そしてViveの画質に文句を言ったりproの方がいいかなぁ~やっちまったなぁ~とか言ったりしていたらいつの間にか8月30日前夜祭。
くらすたーさんのDMに誘われてZepp VRにプラグイット。
ライブっぽい音楽とZepp VRの入口を見て予想以上の出来で驚いた。
実を言うとライブ会場まで下見できると勘違いしていて入口の扉付近でドゥン…ドゥン…ってなってた。後ろの人たちにアホちゃうかって思われてたに違いない。恥ずかしい。
そしてライブ当日。しっかりとバイト先に風邪で~すと休みの連絡をいれてcluster.にプラグイット!
と思ったが雨のせいか家の貧弱!貧弱ゥ!なwifiが超絶重くなっていてXperiaのデザリングを使用。通信制限にならないようにdocomoに課金もした。
ライブと呼ばれるリアルのイベントには一度も行ったことが無いので比較することは出来ないが、ファンとしての緊張感や高揚感がその場所で共有できている気がした。
一番の良席を探すもの、ひたすらウロウロするもの、今までくぐってきた修羅場を思い起こさせる沈黙して鎮座するもの、様々なアバターがいてそれぞれに人間味を凄く感じさせられた。
VRライブの一番の良いところは他人に邪魔されないことだと思う。
映画とかでは、もし前の席の人間がもしミソシタさんのような視界を遮るような人間だったら?もし横の席の人間がねこますさんのような脇からおにぎりを放出する人間だったら?とか頭を悩まさなければならない。
そして始まるライブ。
ラジオ体操が始まったとき、ほー いいじゃないか こういうのがいいんだよ こういうのが と頷いたがその時電流走る──
「パンツ」を見させるな───ッ
と叫んじゃいましたが杞憂でした。しっかりと下にスパッツ?短パン?を着ており一安心。
準備はオッケー!
彼女が飛べと言うならば飛び、手を叩けと言えば手を叩き、手を上げろというならば手を上げてサイリウム(黄色に変えたかった)を振り回す。
充実した時間だった。
あの時にどんな時に幸福を感じるか、と聞かれた。
確かに一つ言えることがある。
たとえ、明日死ぬという絶望があっても、その絶望を吹き飛ばすぐらいの幸福があった。
ライブ中の月ちゃんが桃白白のように空とぶ何かに乗って会場を飛ぶ演出も素晴らしいものだったが動き回る月ちゃんを追うことができる、これも感動した。こんなことをリアルでしたら殺されていたに違いない。
上を見上げたらエビーバーがふってくる独特の雰囲気にはたまらないものがあった。
また、ファンも動き回れるが月ちゃんも動き回れるのもVRの強み。
残念ながら月ちゃんがUPした写真では自分のアイコンは確認できなかったが、あのときカサカサと一番いい場所をいやしくも探していた。
あと爆発の後に出てきた月ちゃんの衣装が可愛いすぎてテンションは爆上がり。
そこから始まるアンコールのbeyond the moon は本当に最高だった。
打ち上げる花火、わき上がる会場、完全究極にかわいい月ちゃん。
Viveのスポンジに染み込んだ汗と涙が気持ち悪い、でもそんな事がどうでも良くなるほど、興奮した。
いつの間にかbeyond the moonを口ずさんでいた。
曲が終わり消えていく天蓋、沈み消えていく月ちゃん。
行かないでほしい。このライブがずっと続いてほしい。床が邪魔だ。
全てが終わって響くアナウンス。
放心した僕の眼球に地球が映る。
なんだか笑えてきて、最高の気分でライブ会場を背にエビーバーアバターと共に現実に還る。
物販ブースや東京タワーを見てこれから先のことを夢想しながら退出してアンケートを激甘に答えた。
今思うとあんなに激甘で大丈夫だったのだろうか。いや、多分他の人がちゃんとしてくれていると思う。
カグヤルナライブは間違いなく最高のライブだった。あの日、あの時、月にいた人は皆そう思っているに違いない。
もし、これを読んで興味を持った人は是非次のライブはVRで参加してほしい。
最後に、勝手ではありますが【VR】HTC Vive 入荷・販売情報(@htc_vive_info)さん、ドスパラさん、cluster.さん、AOさん、輝夜 月さん、このライブを成功させた全ての方に最大限の感謝を。
平日の疲れが土日にドッと出るのか、ここ2、3年ほど土日はゾンビのように過ごしている。
基本的に昼過ぎ〜ひどいと夕方まで起きれないし、起きてもずっと身体がだるいしなんなら眠い。
用事や約束があったりする日は頑張って起きるけど、なるべく午前に予定は入れず
帰宅すると、また疲れてベッドに倒れこみ、昼寝だか夕寝だかわからん仮眠を取る。
今ぐらいの時刻に少し目が覚めて、水分や軽食を取り、歯磨きし直して、もう一度寝る。
そして月曜朝は、またなぜか睡眠不足な気分で起きる。
以降の平日は、多少の疲労感はあるものの一応普通の生活はおくれる。
飲むとプラシーボもあるのか多少はマシになるが、切れたときの疲労感がさらにとんでもないので
なるべく頼りすぎないようにしている。
死にそうなほど無理になっていることはわすれないようにしたいです。
って増田読んで、少しずれるんだけどそうだ。そうだった。本来、自分は死にたいと思ってたんだってことを忘れちゃいけないよなというか、嫌なことあったらすぐに死という存在があることを思い出せるようにならなきゃいけないなと思った。
役所や警察署に行くと、「住所○-○-○-××××号室ですねー」なんて聞こえてきたりする。
たまたま街中で見知らぬ人のSNSのアカウントを知ることがある。
立ち寄ったショップで店員さんのフルネームを目にすることがある。
そんな時、気付けばスマホのキーボードを叩いている自分がいる。
へぇーこの人こんないい所に住んでるんだ。
わーオシャレな投稿だらけだなぁ。
この人、こんなスポーツやってるんだなぁ。
専門職の人ができないと言っていること(その人の能力の問題ではなく、仕様上できないとか、まだ方法が確立されてないとか)
地元の公立学校の先生達の懇親会とか、それこそ地方議会の支持者の人達の集まりとかに利用されるのではないかな。
さすがに回転寿司やファミレスではちょっと、という時にああいうお寿司屋さんはいいよね。
ああいう寿司屋の建物は一階フロアはカウンターとテーブルの店舗になっていて、二階は宴会用の大部屋になっている場合がほとんど。
突然、アニメのアフレコみたいな芝居がかったツッコミ口調で相手の顔面を満面の笑みで殴ったり、全力で突き飛ばしたりしてドン引きされて「なにがいけなかったんだ……?」みたいに困惑してるようなやつ。
中学以降見なくなったけどどこ行ったんだ?
母は「父がいきなり怒鳴ってきた!訳がわからない、私かわいそう!」って言うけど、聞いてる方からするとどう考えても母が怒鳴られる原因を作ってるとしか思えない。
しかもたぶん父は30回中29回くらいは怒鳴らずグッと堪えていると思う。自分がどちらかというと父似で、母と話しているとしょっちゅうイラつかされたり傷つけられたりするのでわかる。
自分は今は実家を離れて関わりが薄くなったので耐えられるけど、父は本当にかわいそうだと思う。感謝より先に文句が出てくる人間がこの先もずっと同じ家にいるなんて辛すぎる。結婚失敗したね。
「金持ちの生活」みたいな動画を見て、自分と比べてむなしくなった。
自分が一年かけて貯金するような金額を、若い金持ちが1カ月で使ったりとか。
そのあと関連動画で「老後の貧乏生活」みたいなものも見てしまい、暗澹たる気分になった。
これが格差かと。