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はてなキーワード: ドアマンとは

2019-12-19

山口敬之逮捕されなかった理由わからん

これで証拠不十分なら、何があれば日本では強姦があったと証明できるの?

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191218-00598915-shincho-soci&p=2

二人が乗ったタクシーホテル玄関前に滑り込んできた時、ドアマンは後部座席の左側のドアの方へ出向いた。陳述書にはこうある。

〈その時に手前に座っていた男性と目が合い、怖い印象を受けました。そして、奥に座った女性に腕を引っ張るようにして降りるように促していた〉

 詩織さんは運転手に「近くの駅まで」と言ったが、山口記者は「部屋を取ってある」と返し、タクシーは彼の指示に従ってここまでやってきたのだ。

女性の方は(中略)「そうじするの、そうじするの、私が汚しちゃったんだから、綺麗にするの」という様なことを言っていました。当初、何となく幼児の片言みたいに聞こえ、「何があったのかな」と思っていたら、車内の運転席の後ろの床に吐しゃ物がありました〉

 山口記者詩織さんの腕を引っ張って、無理やり車外へ連れ出そうという動きを取る。

女性は左側のドアから降ろされる時、降りるのを拒むような素振りしました。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」とまだ言っていたので、座席にとどまって車内を掃除しようとしていたのか、あるいはそれを口実に逃げようとしているのか、と思いました。それを、男性が腕をつかんで「いいから」と言いました〉

〈足元がフラフラで、自分では歩けず、しっかりした意識の無い、へべれけの、完全に酩酊されている状態でした。「綺麗にしなきゃ、綺麗にしなきゃ」という様な言葉を言っていましたが、そのままホテル入口へ引っ張られ、「うわーん」と泣き声のような声を上げたのを覚えています

客観的に見て、これは女性不本意に連れ込まれていると確信しました〉

タクシー運転手泥酔状態でいやがっとったで」

ドアマン泥酔状態でいやがっとったで」

監視カメラ泥酔状態女性を男が連れ込んどるで」

女「レイプされました、アフターピル飲みます警察に行きます

警察「うーん証拠不十分で不起訴!」

なにこの美しい国

2019-12-13

日本より外国の方が物価が高い! 日本オワコン! っていう記事が定期的にホッテントリになるけど

https://www.momiage.work/entry/2019/12/12/071758

あれって、日本商品を向こうの富裕層向けにプレミアム付けて売っているだけだから・・・インドなんかではマクドナルドは高級品でドアマンが居るぐらいだから

こういう記事に反応する人に限って、日本ピザの方がアメリカより3倍ぐらい高いことについて何も言わないよね。日本の方が高いんならアメリカオワコンじゃないの?

2019-11-22

anond:20191122125634

受付嬢ロボット欧米はNO「ジェンダー偏見助長する」

https://www.asahi.com/articles/ASL7645G4L76UPQJ006.html

受付嬢ロボットはその代表で、見た目も声も人間の「受付嬢」にそっくりに作られている。最先端ロボット技術海外披露するという意図もあり、国の研究開発機関大学も開発を競っている。それらには「アメリカEUでは受け入れがたい」ほどのジェンダーバイアスがある、というのだ。


せやから、受付紳士ロボットも作れっちゅーことや。

ホテルドアマンっぽイメージならいけるんちゃう

2018-11-28

anond:20181128171446

お前、この辺で黒尽くめの女殺人鬼が出ますって言われたとして

女性について警戒しないわけ?自衛で事足りんの?

女性全員について警戒するわけないだろ。

また、「警戒」は自分の中での話であり、他人への要求ではない。「自衛」のうちだよ。

いやいやいやいやwwwwwww

自衛痴漢防げるなら問題にならないからwwwwwww馬鹿すぎるwwwwwwww

自衛が足りてないだけだろ。

その「問題」を無実無関係の私に押し付けていい理由は皆無。

なんで被害者女性が「時間ずらし」しないといけないんだ?被害者側なのに?痴漢加害者とは無関係女性なのに押し付けるのは許すのか?

君は家に鍵をかけないのか?「泥棒が全部悪いのに被害者の俺がなんで」と言って鍵もかけずに外に出るのか?

サンドイッチマンって何だ。ドアマンのことか?

前後看板を挟んだ広告人のことを「サンドイッチマン」というのだ。今はあまり見ないが。

「いずれにせよ俺には全く関係のない話だ」

で、でたー! 今東京に居て、福島あたりで地震があっても「俺には関係いね」とか言っちゃうやつ~!!!

人としてクズwwwwwwwwwwww

キミがどう思うのかは勝手だが、実際俺は痴漢ではない以上全く無関係本来考える必要すらない。

anond:20181128170415

お前、この辺で黒尽くめの女殺人鬼が出ますって言われたとして

女性について警戒しないわけ?自衛で事足りんの?

自分の求めてる結果に対して足りない程度の自衛しか「できてない」のを無関係男性押し付けるのは許さない。

いやいやいやいやwwwwwww

自衛痴漢防げるなら問題にならないからwwwwwww馬鹿すぎるwwwwwwww

時間ずらし等の回避策、触られたときのブザー等やりようはいくらでもある。

なんならサンドイッチマンとなるのも手だな。

いずれにせよ俺には全く関係のない話だ。

なんで被害者女性が「時間ずらし」しないといけないんだ?被害者側なのに?痴漢加害者とは無関係女性なのに押し付けるのは許すのか?

サンドイッチマンって何だ。ドアマンのことか?

何処にいたって痴漢はされるんだよ。一回掲示板に「痴漢されたいです」とか書いて痴漢されてみろボケ

「いずれにせよ俺には全く関係のない話だ」

で、でたー! 今東京に居て、福島あたりで地震があっても「俺には関係いね」とか言っちゃうやつ~!!!

人としてクズwwwwwwwwwwww

2018-09-02

ガラの悪い黒人のこと

差別は良くないとは思っている。

思い返すと、海外で嫌な気分になった出来事黒人との関わりであった場合が多かった。

ロンドン。一等車乗客用の雑誌を手に取ったところ、客室乗務員黒人男性)にそれはお前が手に取っていいものじゃないという風な扱いを受けた。一等席の利用者だといったところふいっと顔を背けて去っていった。

パリサクレ・クール寺院入口黒人集団がたむろしていた。ミサンガを売りつけようとしてくる。中年黒人男性が私の腕をつかんでぐいぐい引っ張っていこうとした。強い拒絶の言葉を発したところ腕を離した。

黒人さんに助けられたこともあった。

フェニックス空港にて、年配の黒人男性英語をろくに使えなかった自分を助けてくれた。

ベルリンホテルドアマン黒人男性)には凄まじいという他ないようなレベルおもてなしを受けた。

・あと、ニースの駅で応対してくれた黒人女性知的美人さんだった。

ガラの悪い黒人は、ろくな教育を受けていないのだろうと思う。当然だが品の良い黒人さんもいる。個人問題である日本人でも白人でもひどい奴は少なから存在する。

黒人からということで差別するのは良くない。ただ、海外で関わるガラの悪い奴の割合では黒人が高いように感じる。黒人は生まれつきなのだろうか、概して体格が良いし実際、身体能力も高い。だから経験的に、黒人が近づいてくると身構えるようになった。

近付くべきではない人間はどの国にもいる。体の感覚何となくわかる。目つきでもなんとなくわかる。危険性を感じる人間と目を合わせてはならない。すぐに距離をとることが大事である

無理に波長の異なる人々と一緒にいる必要はないのだ。要するに、人種を問わず距離を置いて付き合うことが大切だというのが結論である

2014-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20140228103122

そりゃもちろんベビーカー子供が後ろにいれば臨時ドアマンになりますとも。

ただどっちにしろ道を塞ぎつつどうぞ、はありがた迷惑の範囲に入ると思うけど。

どこでも臨時ドアマン問題

前を歩いてる人がドアを通った後にドアが閉まらないように手で押さえてくれることがあるけどさ・・・

ごめん、あれ邪魔

気持ちはありがたいけどドア押さえてる人が邪魔になって通りにくいです。

「どうぞ」と言われても「いや、サクッと通ってくれたほうがありがたいです」って思っちゃう

ベストなのは後ろの人が余裕で通り抜けられるくらいにドアを勢い良く開けてくれること。

もしくはドアを押されるにしてもドアマンみたいに扉の後ろにサッと回りこんでくれれば助かる。

赤の他人にここまでされると不審に思っちゃうけど)

知り合いでもなければこんな難癖とも受け取られる事を伝える機会はまず一生ないから吐き出し。

2014-02-10

低価格ドアマンがいてポーターがいてコンシェルジュつきのホテルなんかねーだろ!!

ビジネスホテルでここはサービスが悪い、ベルボーイもいないのかって文句言う客がいるか

それなりのサービスを受けたいならそれなりの金を払うだけのことがなんでできない。

2011-03-28

今朝中国人と殴り合ったわけだが

今、仕事上海に住んでいる。半年ほどになる。

日本ネット界隈の嫌中国報道は痛ましく思っている。思っていた。

椅子が爆発するだとか、米がプラだとか、ビルが倒壊するだとか、そんなことはどうでもいい。

僕がこの国に住んでみて感じた事はそんなことじゃない。

なぜ、そんぜそことが起こるのか、本質はなんなのか、僕の見た中国

それを書く。


この国は今、まさにバブルだ。

高度経済成長に乗っかって、金が乱れ飛び、バブル時代の象徴のようにデコラティブな超高層ビルが並び、地下鉄縦横無尽に市内を走る。

カルチャーを伴うようなものでもなければ、買えないものなんてほとんどない。

国が先進国の仲間入りを果たさんがために、成長にじゃぶじゃぶ金を使っている。

だが、人は違う。

ネット界隈の言葉を借りれば、民度

これが全く経済の成長に追いついてない。

地下鉄はあっても、地下鉄の乗り方がわかってない。

列に並ぶ、降りる人に道を譲る、前の人を押さない、脚を投げ出さない、弱者に席を譲る

こんなことも、本気でわからない。

音漏れとか電話とか化粧とかそんな次元じゃない。

高層ビルで働くホワイトカラーは、そのエレベーターの開くボタンを後から来る人の為に押しておくことを知らない。

どこの街角にもファミマセブンローソンがあるが、列に並ぶ、たったそれすらもわからない。

「なぜ?私いそいでるのよ?譲ってよ。当然でしょ?」

家の寝室のドアの立て付けが悪いと業者を呼べば、布団や家具カバーをかける事も無くいきなり大理石に電ノコを入れ始める。

終わった後にはうずたかく積もった砂埃の山に頭を抱える。

レストランで注文をする。

料理のあとにサラダを運んでくる。

厨房を除けばコックが蛇口で頭を洗っている。

運んで来ればまだましだ。3回に1回は必ず何か忘れる。

おもしろい話がある。

中国でオーダーしたものが出てこない時、「早くもってこい」といっても出てこない。

「もういらない」と言えばいい。5分で出てくる。


いちいちイライラさせる。

気が短いのは自覚している。けつの穴がちいさいことも。

もっと世界を知れば、そんなこと気にならないのかもしれない。

だが、それが毎日、あたりまえの日常としておこる。

これほど経済が成長した国だ、つい期待してしまう。

清潔(に見える)な新しい地下鉄に並ぶ時、誰が後ろから突き飛ばされることを予想できる?

それが貧民国の路上を土ぼこりをあげて走る機関車ならわかる。

舗装されて交通量の多い交差点をわたる時、誰が信号無視車両を予想できる?

それが中東の荒れ果てた信号もない交差点ならわかる。

誰がドアマンのいるレストランでコックが厨房シャンプーしてると想像できる?

それが人口3,000人くらいの農村ならわかる。

何もかも不釣り合いだ。

分不相応だ。

まだ、早い。おまえらにこの暮らしはまだ早いんだよ。

そう思ってる。

基本的に、他者を思いやる、想像する、ということができない。

そう感じる。


さて、釣りタイトルだが、今朝、例によって地下鉄に乗っていた。

上海の2号線は朝、ひどい混雑だ。乗車率で言えば東京山手線以上、田園都市線以下といったところか。

いつもは上のような理由でイライラするのが嫌で、タクシーで出社している。

自宅から会社まで日本円で250円くらいだから、その方が精神衛生にいい。

だが、今朝は早く目が覚めた。

早起きは3文の得。電車なら50円くらいで出社できる。

背中を押され、体をぶつけられ、眉をしかめながら電車に揺られていたわけだが、そのひどさといったら日本人には絶対理解できないだろう。

他人なんかどうでもいいんだ。自分の乗る場所を確保できればいい。そんな人間の集まりだ。

脚をふもうが、肩が女性のほほを擦ろうが、鞄が誰かの胸を圧迫してようが関係ない。

やっと車内のアナウンスが降車駅を告げた。

こっちの人間は、自分が降りるときは、列車がつく前にドアの前に移動しないと気が済まない。

日本人なら、どんなに混んでいても、並んで降りれば降りられないなんてことは無いと知っているのだけれど、そんなことは皆知らない。

これはマジだぞ?

もう少しも動くスペースがないのに、無理矢理肩をこじ入れてドアの前に行こうとする。

僕はその時目の前に数人の人がいたので、お行儀よく並んでいたのだが、後ろにいた中国人の目にはそれが「降りない」と映ったようだ。

僕を突き飛ばしながら肩をぶつけてきた。

頭にきて、眉をしかめながら振り向いて舌うちをした

すると、そいつ、「やんのかおい」と言わんばかりの顔で睨んできた。

笑える。

キレた。

たまりにたまった半年分の怒りだ。

振り返るや胸ぐら掴んで思いっきり殴ってやった。

嘘だ。そんなにうまくいかない。ただのサラリーマンだ。中学卓球部で高校は美術部だ。

胸ぐらつかんで列車に押しもどしてやったら、後ろからかに後頭部を殴られた。

一瞬、中国人日本人に対して集中攻撃を始めたのかと思ったが違った。

仲間だ。仲間がいた。向こうは2人だった。

後頭部をうしろからガンガン殴ってくる。それ自体は全然痛くない。拳なんかより頭蓋骨の方が固い。

だが眼鏡、おれの眼鏡はどこいった?

知らない、そんなことはどうでもいい、それよりこいつ、この今胸ぐらつかんでるこいつ、こいつは許せん。

そこで殴ろうとしてとうとう止められた。

駅員に。

冗談じゃない。おれはまだ殴ってない。

羽交い締めにされながら「てめーこっちこいこの野郎!」そんなことを喚いていた気がする。

内心ホッとしてたか?そこまでひ弱じゃない。

どんなにボコボコにされてもごめんなさいと言わせてやる電車に乗るマナーを教えてやる!

無理だった。

その後引き離されても挑発してくる。

上等だおい。

ジェットリーよろしく胸をはって薄ら笑いを浮かべて、手のひらを上に向けてクイクイっとしてやる。

こいよ。マジでぶっとばしてやる。


まぁ、そんなこんなで、僕は眼鏡を失った。

「秦八郎」という眼鏡職人の作ったお気に入り眼鏡だった。レンズも含めたら4万円はするだろう。

そのまま列車で運ばれたか、ホームに落ちたか

この国で落とし物が見つかる事は無い。

先ほど吉祥寺眼鏡屋に問い合わせたら秦八郎氏はもうそ眼鏡を作ってはいないそうだ。

無念。惜しい物を無くした

早起きは3文の得?

4万円の損失だ。


これから中国旅行に行ったり、赴任したりする人がもしかしたいるかもしれないので言っておく。

あいつらに他人は見えていない。

中国多いに結構。思う存分やってくれ。おれも嫌いだ。

今まで一生懸命好きになろうとしたがやっぱりダメだった。

飯もうまいと思おうとしたし、うまい飯を探した。あるわけがない。

いい人も沢山いる。ホントに親切だ。

だが、そんな人ですら、「列に並ぶ」ことができない。ドアを支えておくことが出来ない。

これが文化の壁だ。


日本はいい国だ。

最後になったが、地震被災者とその二次被害者に心からお悔やみを申し上げる。

それでも日本はま大丈夫だ。

救援物資を待つ長蛇の列をニュースで見ると、涙がでそうになる。

2010-05-04

ピンクフロイド夜の学校

ピンクフロイド夜の学校

マーク・エドマンドソン   (ほんやく、増田

http://www.nytimes.com/2010/05/02/opinion/02edmundson.html?scp=2&sq=pink%20floyd&st=cse

「じゃあ、学校を出たら、何をするつもり?」

卒業を間近にしたバーモント田舎大学で、少なくとも十数人のクラスメイトに、私はこの質問を聞いてまわった。友人たちの答えに、私はとても安心した。特に何もないさ。羽根をのばすんだ。ぶらぶらするかな。考えたいことが色々ある。まずはゆっくりするよ。1974年だった。誰もが、そういう風に話すのが当たり前の時代だった。

実際のところは、友人たちは本当のことを教えてくれなかったのだ。見方によっては、とんでもない嘘をつかれた、とさえいえるかもしれない。卒業式の日までに、同級生のほとんどは、ロースクール大学院に進んだり、ニューヨークサンフランシスコで、クールで貴重なインターンシップをはじめることがわかった。

でも、私の場合は、本当にゆっくりすることにした。5年のあいだ、私はあちらこちらを点々として、何もしなかった。正確には、どうしても必要だったとき以外、できるだけ、何もしなかった。タクシーの運転手、映画フリークコロラドの山男、バーモントにあったクレージーヒッピー学校の教師、映画館支配人(これは、ほとんど仕事がなかった)、船の乗組員、ディスコドアマン、そんなことをやっていた。

そのなかでも、ジャージー・シティの音楽プロダクションでやったステージクルー仕事が、一番思い出深い。職場ルーズベルトスタジアム、芝生席もいれると6万人を収容する、古い、化け物みたいな箱だった。トラックからアンプを引っぱりだし、ステージに設置する。6時間かそこらしたら、トラックに戻す。これを私は、グレイトフルデッドアリス・クーパーオールマン・ブラザーズのライブでくりかえした。クロスビー・スティルズ・ナッシュステージは、ちょうど、ニクソン大統領を辞めた日の夜だったのを覚えている。けれども、私にとって、一番思い出深い仕事での一番の思い出は、ピンクフロイドが出演した夜に起きた。

ピンクフロイドは、サウンドに相当のクオリティを求めていた。ステージ上のアンプは、縦にも横にも、周囲を威圧するほど積みあがり、パリ・コミューンバリケードのようだった。それだけでなく、スタジアムの高い位置3か所にも、ピンクフロイドアンプを集めて設置するよう要求した。それで、私は午前中ずっと、オンボロスタジアム階段で、どでかい木製のアンプやら配線機材を運びつづけた。

仕事はもうひとつあった。パラシュートの形をした絹製の白いキャノピーが、ピンクフロイドステージには必要だった。設置には6時間かかった。私たちが聞いたところでは、キャノピーを使うのははじめてで、ピンク側のスタッフも、どうしたらいいかよくわかっていなかった。設計図らしきものはあったが、あまり役にたたなかった。だが、「アメリカの知恵」をもってして、キャノピーはなんとか屋根の形に膨らんでくれた。「アメリカの知恵」とは、つまり、ロープをあちらこちらにひっぱったり、手当たり次第に結んでみたりした、ということである。

ピンクフロイドライブは夜10時にはじまった。ところが、私たちが死にそうになりながら運んだアンプからは音が出なかった。たくさんの人がアンプの上に座ったか、蹴ったか、配線を切ったかしたのだろう。アンプのタワーが沈黙をつづけるなか、ピンク自分たちの仕事をし、観客は公演の終わりでライターに火をつけた。そして、私たちは、3時間かけてアンプをバラして、トラックに戻した。階段上に残ったアンプは、私たちが作業を拒否したので、お互いをいくらか罵ったのち、ピンクスタッフが回収した。

あらためていうと、ツアースタッフステージクルーの間には、ほとんどの場合、何らかの対立があったのだ。あるとき、たしかクイーンライブだったと思うけれど、クイーン側のスタッフ5人と私たちのクルー十数人が殴り合いになった。すると、騒ぎを聞いて駆けつけたセキュリティまで、喧嘩にくわわった。だいたい、バイカーギャングだったり、空手黒帯だったり、そういう連中だ。ツアースタッフの方はそれなりにがんばったけれど、ついに勝てないとが分かったらしい。ひとりが、シャンパンをケースごと持ってきて、回し飲みをはじめた。それで、みなが酔っぱらい、幸福感にひたった。

ピンク側のツアーマネージャーは、キャノピーをそっと降ろして、きちんとたたみ、元の木の箱に戻すよう求めた。しかし、キャノピーにはヘリウムガスがたっぷり詰まっていたし、さらに栓がどこにあるのか、誰にもわからないことが問題だった。また、キャノピーをステージに固定した際、私たちがあらゆるところを馬鹿丁寧にきっちり結んだおかげで、それをほどこうとしたら、水夫たちの集団だって頭をかかえたに違いない。誰もが疲れていた。酒を飲んだ人間は、使い物にならなくなった。そして、もう朝4時になっていて、家に帰るべき時間だったのだ。

空飛ぶ枕をどうやって片付けるか、みなで作戦を練るうちに1時間が過ぎた。だんだん大学ゼミのようになってきた。そこに、私たちステージクルーチーフジムが登場する。ジムは、私たちはジンボーと呼んでいたのだけれど、お人好しのバイキングの親玉のような人で、どんなときも、何があろうとクルーを擁護した。ギターケースを落っことした私を怒鳴りつけるスティービー・ニックスに、エドマンドソンに怒鳴る権利があるのは俺だけだと、大声で抗議してくれたこともある。そして、ピンクフロイド屋根事件のときも、ジンボーは危機的状況で自分がいつも期待されていることをした。つまり、行動を起こしたのだ。

ジンボーはステージのすみに忍びより、ポケットから折りたたみナイフを取り出して、聖なる屋根地球につなぎとめているロープのひとつを切りはじめた。私たちクルーの3、4人も、同じことにとりかかる。「おい、なにをしてるんだ!」ピンクフロイド側のチーフが叫んだ。「お前らをぶちのめして…」そこまでいってから、かれはジンボーの手にナイフがあること、クルーの数人も同じだと気付いたのだった。2、3分後、私たちはロープを皆断ち切った。

最後の太いロープが切れたとき、大きなため息のような音がした。すぐには何も起きなかった。また少し待ったけれど、何も変わらない。

しかし、キャノピーはついに上昇をはじめた。白くて柔らかい、贅沢な雲のように飛んでいく。そのとき、地平線から太陽が沸きあがり、キャノピーの絹地も、薄く、柔らかな緋色にかがやいた。熊が腹の底から笑うような、ジンボーがいつも通りの笑い声をあげた。私たちも一緒になって大笑いする。ピンクフロイドスタッフも同じだった。私たちはまるで、終業式を迎えた日の、学校子どもたちのようだった。私たちは裸のステージから、大西洋の先へ静かに流れてゆく絹の屋根を見つめていた。何人かは手を振った。

「じゃあ、学校を出たら、何をするつもり?」35年が過ぎて、大学の教師になった私は、自分学生に同じ質問をする。今日学生たちは、あまり隠し事をしようとはしない。そして、ロースクールメディカルスクールジャーナリズムビジネスでの学位中国での研究留学日本英語教師をすれば相当のお金になることなど、いろいろと話してくれる。そういう彼らを、世間は肯定するだろう。

そう、私も学生たちにはとても感心している。だがその一方で、心配もしているのだ。かれらは、決心を急ぎすぎてはいないだろうか。もうすこし落ち着いてみたり、ゆっくりすることも、やってみたらどうだろう。私はそう考えずにはいられない。そして、空に消えた白い絹のキャノピーを私は思い出す。まだ今も目の前にあるかのように、私はそれを見ることができる。私は手をあげて、それを指し示したい。学生たちにも、見てもらいたいのだ。

2007-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20070824184025

インド人はターバンを巻いてる

ターバンを巻いているインド人は西南の方のアーリア系インド人。

彼らは屈強な体格をしていることが多く、外国ホテルなどでドアマンやガードマンとして雇われることが多いので、「インド人=アーリア系」という先入観がうまれた。

実際、東の方の大半のインド人はちっこくてひょろっとした昭和30年代の日本子供のような体型をしている。ちなみに南のほうにいくと目が大きくパッチリしていてかなり美人が多いような気がする。(これも先入観

中国人は「アイヤー」とか「・・・アルヨ」という

アイヤーは実際いう。オーマイガ!ぐらい頻発する。

アルヨはあまり言わないけど、「アル」は言う。

多分、中国ごにはーリとかールとから行で終わる語尾が多いからだとおもう。

アメリカ人ジョークが好き

だがジョークでマジ切れするのもアメリカ人である。

カナダ人からラブレターが届く

カナダ人とはメープルシロップの話をしておけば問題ない。

2007-05-02

追加していく

ピカピカと光る小石を指に着けて無欲を装ってレッドカーペットの上を歩く女

シルバーネクタイを結ぶのに手こずる若い男

鏡の前で泣き出したがそこに映った自分の顔に違和感を感じてしまい困っている少女

いつもと同じように客に給仕を始めた初老のウエイター

あくびをしながらお客を待ち続けるドアマン

今正に指定の建物に到着した子持ちのタクシードライバー

後部座席右側眉毛の濃い男

後部座席左側見栄えのよい女

信号が無い場所を渡っていくジャンパーを着た中年の男性

わざわざここまで文房具を買いに来た一人の青年

通りを眺めながら仲間を待つ長身の男

実家の妹に連絡を取っているまだ若い姉

奥の部屋で頭を掻きながらパソコンに向かうマネージャー

2007-03-10

アキバ系オタクGの軌跡

確か小学生の時からだと思うが、運動神経が鈍いという理由からいじめにあっていた。

 もちろんクラスにおいては反主流派。

 パソコンにはまりはじめたのもこの頃。アニメにはまったのは中学の時だったな。アニメ雑誌を毎月欠かさず買っていた。クラスでは真面目君で通していたな。交友関係からヲタであると認識されてはいたようだけれど。

 自分のファッションが明らかに他の香具師と違うと感じたのは高校の時だったな。研修旅行のような物に行ったときだと思う。

 クラスの大半はハーフパンツロゴT、サングラスに何らかの帽子といった、夏らしく、そしてとても垢抜けた格好をしていた。まあ、この頃は大抵のヲタと同じように

流行に流される香具師は自分を持っていないのであって(略

というような事を思っていたから、それが大した問題だとは感じなかった。

 ちなみにこの頃の漏れの格好はヨレヨレの適当なシャツに色落ちしまくったジーンズ。靴はイトーヨーカドーとかの靴売り場で買った一番安いスニーカー。靴下はもちろんだが白。ワンポイント入っていてな。バッグはアディダスだかそこらへんの紺のリュック。いっぱい入る香具師な。髪型は真中で分けていた。前髪が鬱陶しくなったら切る。そんな感じだった。もちろん服は親がどこぞで買ってきた香具師な。

 大学に入ってバイトをし始めたのだけれど、もちろんアニメ関係パソコン関係につぎ込む。

ここでバイト先の店長

「いっつも同じ服着てますねー。服のローテーションがそれしか無いんですか??

みたいな感じで煽られたけれど、それは優しみの煽りだったのな。

 店長は服飾の専門学校行ってた人でな。次の日には着なくなった服をたくさん持ってきてくれてな。

 後に知ったのだけれど、その店長が良く服を買うブランドギャルソンだったと知る。あの日持ってきてくれた服は結構良いブランドのものだったのではないかと思うと、とてつもなく鬱になる。ヲタというのは自ら様々なチャンスを逃してしまう傾向があるけれど、これもその一例なのかもしれんね。

 んで、バイト先の女の子に惚れる。映画に誘ってみる。意外にもOKをもらえる。

 服をなんとかしなければと思って駆け込んだのはジーンズメイト。一番安い黒のパンツを買った気がする。上には手持ちの良く分からんグレーのタートルネック。今思えば色的にはモノクロだな。しかし靴はボロボロスニーカーでな。もちろん髪型も変わらない。

 その後調子に乗ってディズニーにも誘ってみる。えらく感激される。

 服をなんとかせねばということで、行ったのは同じくジーンズメイト。9.8kの安いコートを買ったな。あとはイトーヨーカドーで靴を買った。一番安い革靴な。つまりは高校生が良く履いているスリッポン。漏れはなんてお洒落なんだ、とか思っていたな。

 んでディズニーへ。

 クリスマスだけに混んでいる。

 待ち時間が長い。

 話が続かない。

 喫煙

 明らかに嫌な顔をされる。

 告白。

 失敗。

 拒否。

 そしてその1週間後にはその子がバイトにこなくなってな。

 以後暫く鬱状態。服も典型的なヲタ服。

 そして禁煙

 ・・・去年の夏だっけか、突然服をなんとかしようと思い立つ。きっかけは良く覚えていない。夏前にメル友と何かあった気がするが、誰とのメールがきっかけだったのか覚えていない。つーか漏れはこの時点でメル友探しに凝っていたんだな。畏れ。

 ともかく、自分で服を買いにいった。ユニクロな。

 買ったのはダボダボジーンズとバッグだっけか? 大き目のサイズを買うというヲタの習性が抜け落ちていなくてな。

帰る時には

ユニクロの服を持って家に帰る時代の最先端を行く漏れカコイイ」

 とか思っていたような気がする。

 この頃ここを知った。

 Yahooで検索してな。

 何箇所かのファッション関連サイトを回ったのだけれど、惹かれた理由はもちろんヲタ脱出マニュアル、という形式であったから。美容院に行こう、とか、そういう事まで書かれていたしな。@ふぁで蓄積されたノウハウに基づいた脱ヲタファッション作戦がここから開始される。

 まずは初めての美容室だ。

 電話予約普通に出来たな。聞かれたことをこたえれば良いだけだしな。

 しかし問題は

今日はどうしますか?」

みたいな事を聞かれた時だ。

 なんと答えたかはよく覚えていない。

「短くしてくれ」

くらいしか言っていないような気がするな。

 この時は適当に短く切って、更にザクザクすいてもらってワックス適当セットもしてもらった。それなりの髪型に変身した漏れカコイイ。おしゃれだね、とは言われないけれど、ださい、とは言われないような髪型になった。漏れのかっこよくなりたいオーラを感じ取ってくれたのだろうね。ありがたい(; LД`)

 次に行ったのは靴屋だっけか。ABCマート。もちろんオルスタの黒。これも店に行って店員呼んでサイズを伝えて持ってきた靴を試着してみて購入。なんら問題は無い。

 つか、初めて特定の靴を選んで買ったな。それまでは一番安い香具師を買っていたからな。

 お次は無印だったな。

 買ったのは洗いざらしとカーディガンだっけか。

 この頃はもろに推奨な格好をしていたな。穏やかな音楽が流れていて結構雰囲気があったけれど、落ち着き払って行けば大丈夫。

 できるだけゆっくり歩いて、品物をゆっくり見る。

 と言っても当時の漏れはそこまでできていない(;´Д`)

 そして冬が近づいてきてな。

 ユニクロニットとか無印ニットとか買ったね。コートを買う金は無かったので以前にジーンズメイトで買ったコートで乗り切る。

 平行してここにも常駐し始めるのだけれど、出てくる横文字の大半は意味が分からなかった。

 アニエス行きてEEEEEEEEEEEEEEEEとは思っていたけれど。それ以前に百貨店にすら入れない漏れカコワルイ。奥に広がる白亜の大空間が漏れの入店を拒むのな。コワイコワイヒー(;´Д`)

 百貨店にちょっと入って遠距離から店舗を肉眼にて確認。

 あの白いのがアニエスか。

 次の日。

 店の前を通り過ぎてそのまま百貨店入り口へ。

 今日はちょっと間近で見れたな。

 またまた次の日。

 隣にあるスターバックスから店の様子をうかがう。

 店員かっこよいな(;´Д`)

 板でも

「辞意そろそろアニエス突入すれ」

とか言ってもらえるが、怖い物は怖い。

 そんなこんなでもぐオフが開催されるというので行ってみる。

 初めに行ったのはグッチ路面店(わ

 長身ドアマン2人がお出迎えでな。

 低く渋い声で

「こんばんわ」

でな。

 その中には漆黒の大宇宙が広がっていてな。美しい光沢の高そうな革靴が綺麗に展示されていてな。それを試着する幼女がいてな。店員となにやら話し込んでいてな。その間延々と待つ漏れがいてな。

 しょうがないのでケースの中の財布を見ていると女性店員が近づいてきてな。

「(゜∀゜)!”#$!!%!$%”!$%!”$!#”」

 (;´Д`)何言ってるのか分からなくてな。あまりの緊張に腰が痛くなってな。

 しかしながら、そのオフで得たものが一つあった。それはグッチ路面店の恐ろしいまでの雰囲気を体験できたという事。あれに比べればアニエスの雰囲気など怖くない。むしろアニエスのそれは清潔感漂う白い壁が(略

 オフの次の週だっけな、アニエスに突入した。

 しかしまだかっこいい店員が怖い。否、店員とトーク出来る自信が無い。という訳で適当に店の中を把握して足早に店を出る(わ だって服が綺麗に折りたたまれていて広げて見るのも躊躇われるし(;´Д`)

漏れは客なんだ。買う物はちゃんと見なくちゃ分からないじゃないか(;´Д`)」

と自分に言い聞かせつつ二度目の突入

 板で「アロハシャツが結構良い」という話も聞いていたしな。具体的な見るべきアイテムが分かっていると突入し易いな。 そのシャツを見ていると女性店員が近づいてきて

「(^Д^)それは!#”$”#$!$!」

みたいな説明が始まったが、よく覚えてはいない。

 しかし、パンツの合わせ方なんてのも言っていたし、

「(゜∀゜)あんたう気あるのぉ?」

みたいな怖い雰囲気ではなかった。むしろ優しいお姉さんの声に安らぎを感じる(*´Д`)

「ちょっと考えてみますー」

と言って店を出る。

 ふむ、そろそろ買えそうだな。

 という訳で三度目の突入。(わ

 今度は男の店員さんだったな。実際にベージュパンツなんかも持ってきてくれてあわせたらこんな感じになりますよー、とかの説明をしてくれた。

 そして

「良かったら試着してみませんか?

と言われる。

 そろそろ買わないと始まらん。と思い、試着。

 試着室から出てきて鏡で見る。また合わせ方などを教えてもらう。じゃあこれ下さい、と言う。

 支払い。

 脱出。

 てな感じで始めてのアニエスでのお買い物終了。

 つか、黒パン買ってないな(;´Д`) 何故かというと漏れ虚弱ではなく、体重健康体重の上限ギリギリ、細いと言われているパンツがはたして履けるのだろうか?という理由から。

 なので、ここからお買い物と平行して本格的なダイエット開始。朝食はカップのヨーグルトのみ。

 ここからアニエス見たり、ポール屋さんを見たり、丸井突入していろいろなブランドを見たり、と言うことを始めた。「漏れブランド物であるアニエスのシャツを着ているんだぞゴルァ(゜Д゜)」

というのが自信になっていたし。

 しかしながらまだ店に入ってざっと見るだけなのな。何故なら服に関する基本的な知識がまったくと言っていいほど無いから、服をじっくり見ても良く分からない。

 板で

「も前のレポは主観のみでまったくもってつまらねけ(゜Д゜)

 みたいな意味煽りを受けて、服を良く見るようになる。

 ここら辺は今もまだ修行中。素材感なども含めてまだ全然分からないし。

 そして服屋を巡り、帰ってきて板でレポするというサイクルが始まりつつあるのが現在。実際に服屋を回るようになるとイメージが恐ろしくわき易くなる。やはりファッションはまず最初に服ありき、という誰かの言葉真実だな。今になってようやくその言葉意味するところがわかりかけてきた。ちょっとだけな。

 ところで、服にほぼ全収入を投入するようになった現在においても女の子と話す機会はめったにありません。

 つまりはそういう事です(わ

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