差別は良くないとは思っている。
思い返すと、海外で嫌な気分になった出来事は黒人との関わりであった場合が多かった。
・ロンドン。一等車乗客用の雑誌を手に取ったところ、客室乗務員(黒人男性)にそれはお前が手に取っていいものじゃないという風な扱いを受けた。一等席の利用者だといったところふいっと顔を背けて去っていった。
・パリ。サクレ・クール寺院の入口に黒人の集団がたむろしていた。ミサンガを売りつけようとしてくる。中年の黒人男性が私の腕をつかんでぐいぐい引っ張っていこうとした。強い拒絶の言葉を発したところ腕を離した。
・フェニックス。空港にて、年配の黒人男性が英語をろくに使えなかった自分を助けてくれた。
・ベルリンのホテルのドアマン(黒人男性)には凄まじいという他ないようなレベルのおもてなしを受けた。
・あと、ニースの駅で応対してくれた黒人女性は知的な美人さんだった。
ガラの悪い黒人は、ろくな教育を受けていないのだろうと思う。当然だが品の良い黒人さんもいる。個人の問題である。日本人でも白人でもひどい奴は少なからず存在する。
黒人だからということで差別するのは良くない。ただ、海外で関わるガラの悪い奴の割合では黒人が高いように感じる。黒人は生まれつきなのだろうか、概して体格が良いし実際、身体能力も高い。だから経験的に、黒人が近づいてくると身構えるようになった。
近付くべきではない人間はどの国にもいる。体の感覚で何となくわかる。目つきでもなんとなくわかる。危険性を感じる人間と目を合わせてはならない。すぐに距離をとることが大事である。
無理に波長の異なる人々と一緒にいる必要はないのだ。要するに、人種を問わず距離を置いて付き合うことが大切だというのが結論である。