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はてなキーワード: 潮汐力とは

2023-12-27

核融合ブーム人類聖杯

もともと核融合は、地球人類史における最後聖杯みたいなところがある。

人類実用的なエネルギー源としてまだ化石燃料ウラン含む)・日射(太陽光太陽熱・副次効果としての風力含む)・地熱潮汐力以外を手にしてない。化石系は量的制約があり(ウランですら170年で枯渇すると言われている)、その他の再エネ系は環境要因(たとえば周期的な日射量減少)で利用困難になる。

その点、DT燃料ベース核融合は、資源量的には約1千万年分の恒久的エネルギー源になる。だから核融合発電が実用化できたら、人類生存上の課題エネルギー食糧環境)の多くは解決してしまう。食糧生産もエネルギーを投入すればよいし、環境問題エネルギーを使って対応すればよい(温暖化期はCO2を分解すればいいし、氷期には熱やGNGを作ればいい)。これらの問題解決できると、その先には遂にテラフォーミング宇宙植民というマイルストーンが見えてくる。人類地球環境変動を経た後も次のステージゲームプレイを続け、ネゲントロピーを維持することができる。

逆に実用化できなかったら、人類は次の氷期ミランビッチ・サイクルで5万年後)にはエネルギー食糧の不足によって滅亡するか、それに近い状態まで衰退する。ウラン含む化石燃料や各種資源が枯渇し、日射量が低下した状況で、地熱潮汐力だけでできることには限界がある。限られたリソースはすべて種の生存に振り向けるしかなくなり、人類の次のステージ宇宙植民への道は閉ざされる。

核融合をモノにすれば、種としての持続可能性が飛躍的に高まり、モノにできなければ、冷える地球に留まり続けた後に存続を終える。核融合ができるかどうかが人類の命運を分ける。そういう意味での聖杯シムシティでもそういう位置づけだった。

から人類という種の未来のことを考えはじめた、エネルギー保存則を理解できる程度には賢い人間は、必然的核融合問題に行きつく。AI研究者テック企業リーダー核融合の話をする。老境にさしかかり、死と自分が残せるレガシーについて思いをめぐらす政治家たちも核融合の話をする。資本主義を徹底した先に人類の新たな時代が来ると信じる加速主義者核融合の話をする。個体としての人間の有限性を認めつつ、種としての人類を生き長らえさせることに希望を見出す人間たちみんなが、この聖杯を追い求めている。

今の核融合ブームは、何か抜本的な技術進歩があって実現性が一気に高まったからというよりも、上のような人達が「人類がこのステージクリアしてプレイを延長するためには、核融合カードを入手するしかない」という冷徹事実に気づいた結果であり、その意味では、人間という高等生物なりの叫び祈りなんだろうなと思う。

2022-09-21

anond:20220921064146

潮力発電振動発電と揚水発電の2種が存在し、その双方とも潮力発電と呼ばれるので区別する場合波力発電潮汐力発電と呼ばれる

そして現在単に潮力発電発言した場合は主流である振動発電の波力発電の方を指します。何故なら実際に実用活用運用されているのがそっちだから

2022-04-03

anond:20220403110032

太陽光発電風力発電小水力発電潮汐力発電などがどんどん普及してくと、

産油国状態になってエネルギー心配と寒さ暑さの心配はとりあえずなくなるから

あと30年待ってほしい

2020-09-05

俺は男なのだが、そんな体の俺にも月に一度やってくるものがある。

頭痛だ。そして引きこもりから今まで気づかなかったが、満月の頃に痛みが始まるようだ。

それが正しければ俺のセンシティブな脳血管は潮汐力を感知している。

しかし幸いなことに、俺は紳士ジェントルマンなので、いまだかつて狼になったことはない。

この事実は大いに褒め讃えられるべきだろう。

とはいえこのまま黙って潮汐力を受け続けるわけにはいかない。

さしあたって太陽と月が織りなす重力に対抗できるよう、重力制御の体得を目指していく。

君たちには悪いが、満潮が訪れなくなる刻が来ることを覚悟しておいてもらいたい。

2019-05-18

anond:20190518004004

おっぱいを育むには睡眠時間重要と言われているので、おっぱい星の自転周期は長そう。

重力が大きいとおっぱいが垂れて辛いけど、自転周期が長くて遠心力が期待できないので、惑星自体質量が小さいか、高質量の月がありそう。

月の引力が大きいと潮汐力が強くなって、海は荒れ、マグマ活動が活発化するので噴火を避けるために、おっぱい星人の活動領域は自ずと内陸部に限られそう。海路が使えないので文明初期の国同士の交流は少なく、活動ローカルに閉じるので文化人種が全体としては多様になりそう。でも低重力のおかげで動植物が巨大化し、退治するためには大人数で狩りを行う必要があるけど、吹き荒れる砂塵で音や触覚を頼りにすることができず、結局狩りはおとりやワナを用いたものになりそう。そんな中で生き延びるには軽い砂の中に潜るのが一番で、つまりサンドワームみたいなのが陸における捕食者の頂点に位置しそう。ヒットアンドアウェイを繰り返すおっぱいサンドワームを倒すのには金属の弓矢でも爆薬でもダメで、かといって落とし穴はもちろん使えず、毒矢が唯一の対策となりそう。しかし巨体に毒が回って死ぬまでに時間がかかるわりに必然的食用になり得ないので、戦うだけのメリットがなさそう。だからおっぱい星人の生活拠点は岩の多い山岳地帯か密林の中に限られてしまいそう。山岳部で放牧をおこなうおっぱい民族生活は激しい気象のため繁栄しなかった鳥類による上空から攻撃に怯えることこそないが、噴火活動が活発なので噴石火砕流によるコミュニティ消滅は頻繁に起きていて、一方ジャングルに逃げた人々も木の間を飛び回る大型のネコ動物なすすべなく地表近くに追いやられるも鬱蒼と積み重なる森に遮られた微かな光の中で採取できる食料の栄養は少なく、結局おっぱい猫に戦いを挑まなければならなくなりそう。生き残る為に取れる戦略は多産多死しかない。つまりおっぱい星人は性欲が強そう。

2017-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20170304083948

君の名は。」の最大の魅力は脚本だとずっと思ってたので、ちょっとすっきりした。

他の映画をあまりたくさん見ていないから偉そうには言えないけど、飛行機で何度もリピート再生して「君の名は。」の何にハマったかといえば、荒唐無稽な設定と、それをも吹き飛ばす脚本テンポだった。

物語設計絵コンテではない、新しい手法ビデオコンテとWeb記事にあった)を編み出し、その手法フォロワーを生み出した点も評価されたんじゃないかと思う。

長周期彗星地球の月軌道内に入ることも、その一部が分離して流星となることも、通常はありえない(重力潮汐力分子間力をSL9彗星比較してみればいい)けど、背景としての「周期性災害」に生々しい「地震」を避け、自身の強みである「美しい描写」が生える彗星を軸にし、矛盾点を全て吹き飛ばす力強さを脚本に持たせるのは並大抵のことではない。この「物語性」の強さには監督の「文学部出身としての強みもあると思う。

SFとして見るなら「インターステラー」のような科学整合性重視の対極にあるような映画で、それでも見ている間はバカバカさより感動の方が遥かに上回っていた。

一見関係なさそうに見える、神社奉納だって、繭吾郎逸話だって就職面談だって、全てが1つの物語として巧妙に練り込まれてる。そして「美しい風景」に指向されるよう、仕向けられている。

例の「天文学的描写ミスだって、より深いツッコミを避けるために意図的に入れたんではないかと勘ぐるほど。

君の名は。」を見て、ハマるアニメには「物語」が本当に、本当に、本当に大切だということ、そしてそれを生み出すのは過去の多くの「物語」の仕組みを知る深い教養必要ということに気付かされた。

願わくば、おそらく来年以降、ぼこぼこ増えるであろう柳の下の泥鰌関係者もこの脚本賞意味が届きますよう。

あと、ジブリとか「この世界の片隅に」は絵コンテ書籍化してるけど、「君の名は。」のビデオコンテも発売したら売れるんじゃないかとは思う。

2015-01-07

インターステラーをまったく楽しめなかった

以下、映画インターステラーネタバレだらけなので嫌な人は読まないでください。













一年以上映画館なんて行ってなかった(映画自体レンタルで月に1~6ぐらい観る)程度の無いオレですが、インターステラーをやたらと褒めちぎるウェブ記事に触発されて観に行ってきました。

もともとSF好きで、特にハードSFを好むのですが多くのレビュー宣伝インターステラーハードSFの名作として紹介していたことが決め手になったわけです。

GIGAZINEインターステラー」のSFっぷりは一体どれぐらいで何がスゴイのか、SF小説とかSF映画とか大好き野郎が見るとこうなる

http://gigazine.net/news/20141121-interstellar-review/

その他のブログや紹介記事も多くは「本格的なSF」「インターステラー世界現実に起こりうる?」「物理学者の誰々を監修に起用!」といった情報が多い。

SFと言ってもブラッドベリのようなファンタジーテイスト作品や、スターウォーズガンダムのような現実度外視した作品も多い。それらの作品も好きだが今回は特に興味のある現実路線のハードSFだということで期待はどんどん高まっていった。

結果としてはまあひどいトンデモSFでした。

いくつか挙げる

他にもいくつもおかしな部分はある。情報伝達手段が限られた状況においてモールス信号ではもどかしいとばかりに「バイナリだ!」とか言って謎のピクピク技を繰り出したり、タイムパラドクス的にアレなことがあったり、地球環境悪化の速度がご都合主義的に変動したりといろいろある。

途中で気が付いたんだけどこれアルマゲドンだったわ。「オレが行く!」ってヤツ。


失意にまみれて帰宅してから映画レビューサイトを漁りましたよ。同じような不満や疑問を抱えてる人がたくさんいるんじゃないかと思って。

見つかったのは多数の好意的レビューでした。大別すると「相対性理論とか難しくてよくわからなかったけど面白い」「相対性理論とかを採り入れててすごい!」「よくわからないけれど絵がきれい」という絶賛が7割ぐらい(ザッと眺めた50個ぐらいのレビューの中での話しです)。「小難しくてつまらなかった」「長すぎて飽きた」という低評価が3割ぐらいって感じ。

必死に探しても「科学考証や当該時代における技術レベルの設定に問題があり楽しめなかった」という意見は見つからなかった。いや、楽しむ楽しまないは主観的ものなのでどうでもいいのだけれど、オレが間違ってると思っている部分が本当は間違いではなく、おかしいのはオレ自身なのかと不安になってきてしまったんです。

「こまけえこたぁいいんだよ」的な意見もあるだろうし、そう思える人はそれでいいですが、現実路線の映画なのだからストーリーの根幹をなすような部分ぐらいはしっかりしてほしいのです(だからストーリーとはあまり無関係な要素、例えばロボットの形状があーだこーだとか、船外活動時の減圧時間がどーだとか、宇宙服ペラペラ過ぎワロタwwwとかは言うつもりもないのです)。

映画ハードSFだと言って紹介・宣伝している人たちには腹が立つし、自分の知識や考えが間違っているんじゃないかという不安もあったりして困っております

GIGAZINEは金銭の授受アリの宣伝だってことで理解できるんだけどその他のブログレビューもみんなステマなのか?と疑ってしまますよ本当に。(といいつつもオレが間違っているのかも?というモヤモヤが消えない)

 
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