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2015-01-28

性的少数派であるゲイ」と「ロリコンショタコン」の違い

私は二十八歳の同性愛者です。というか、同性愛ではあるのですが、大人になる前の少年が好きなのです。けれど、実際には少年との性行為を行ったことはありません。それがいけないことだというのはわかっていますから自分必死にその欲望を抑えていますしかし、もうそれも限界に達しているのです。なんとかできないものかと、成人したゲイ男性関係を持とうとしたこともあるのですが、そうした相手ではまったく興奮することができず、結局、行為は成り立ちませんでした。最近では、ふと気がつくと、街で好みの少年のあとをつけていたり、もう少しで声をかけそうになっている自分にハッとします。それと同時にぞっとします。いったい私はどうしたらよいのでしょうか。なんとかならないものでしょうか。本当にもう子供に手を出してしまう寸前なのです……。

『欲望問題』の著者である伏見憲明氏は、上記のような相談メールを受け取ったそうだ。

伏見憲明氏は、ゲイ解放運動に携わってきたゲイであり、差別ジェンダー問題に造詣が深い。

そんな彼にとっても、答えを出すのが難しい問題である

 

伏見憲明氏は『欲望問題』の中で、以下のように続けている。

今のぼくは三十歳前後くらいが性的な好みになりますが(中略)少年愛自分と地続きです。たか発情する対象の年齢幅が十五~二十歳くらいズレているにすぎません。そのことは、ゲイだけにかぎらず、ストレートの人も同じだと思います

異性愛の人々なら、少数派は何か問題があって「正常」ではない性の傾向にねじ曲がってしまったのだ、だからそれを「治療」で本来あるべきの状態、つまり「正常」な性に戻せるはずだ、と考えるかもしれません。しかし、ぼくは、自分性的対象の年齢が少し異なっているだけの少年愛者が、セラピー程度のことで、セクシュアリティを変更できるとは考えにくい。

異性愛の欲望だって同性愛にならなかったという意味で、ぼくに言わせれば偶然の結果です。フケ専だってデブ専だってロリコンだって萌えだって巨乳好きだって……みんなそういうものなのではないでしょうか。それぞれ本人の実感の中では、選択的なものではなく、自然にそうなっていた、としかいいようがない。(中略)それがちょっとやそっとのことで恣意的に変更できないことは、同性愛の例を考えても明らかでしょう。そんなものが簡単に変わるのなら、誰もマイノリティとして社会的不利益を被ったりしません。

これには強く同意せずには居られなかった。欲望に理由付けをしている人々も居るが、後付けにしか思えない。

思春期同級生女子に拒絶されたので、成人後も思春期年代女子に執着し続けている」

思春期同級生女子に拒絶されたので、母性を感じる年上女性に惹かれるようになった」

どちらも理由として通じる。理由付けなど、本人が欲望を正当化したり納得したりするための自己満足行為しかなく、

実際はただ「思春期女子が好き」「年上女性が好き」という好みがあるだけなのだ

どのような好み・欲望を持って生まれ育つかは、ほとんど偶然の産物である

それが万人に理解されやすい欲望ならば仲間と馴れ合うネタになるし、無理解嫌悪されやすい欲望ならば迫害される。

欲望が自分にとってプラスに働くかマイナスに働くかは、運でしかない。

 

少年愛の人も、「治療」といった行為で「正常」に戻るとは想像できないし、それでその人が幸せになるとも思えない。

相手に暴力を加えたり、死に至らしめたり、年少者の心に傷を残すような行為は認めない、というのはこの社会原則でしょう。そうしなければ社会を担う次世代を育めないし、子供たちの可能性をつぶしてしまうことになる。(中略)それゆえその禁止は徹底せざるをえないでしょう。

二人の同性愛者が愛し合っている関係Win-Winであり、社会を脅かす存在でもない。

海外ではゲイカップル養子を育てている例が見られるが、養育リソースとして活用できるなら社会にとってプラス存在であるとも言える。

聖書同性愛否定している」「なんだか気持ち悪い」などの拒否反応を示す人もいるかもしれないが、

それらは個人的嫌悪感、気持ちの話であって、実害ではない。

性同一性障害女装癖、二次元オタクBL好きなどの様々な少数派も、気持ち悪がる人は居るが、その欲望による社会への実害は発生しない。

 

しかし「暴力を加えたいという欲望」「死に至らしめたいという欲望」「年少者の心に傷を残すような行為をしたいという欲望」は、

実害を発生させる欲望であり、社会を脅かす欲望であり、社会に受け入れられることが期待できない欲望である

「なんだか気持ち悪い」は、解放運動によって薄まっていく希望があるが、「実害を回避したいという強い恐怖感」はどうにもならない。

あなた他人の性欲を充たすために死に至らしめられたいか?あなたの子供が幼児性愛者に性的暴行されることを受け入れられるか?

対人関係の欲望の問題は、多数派か少数派かということが焦点ではない。

Win-Winになりうるのか、Win-Loseでしか成り立たないのか、そこが一番の問題なのだ

 

伏見憲明氏は少年愛者の相談に対し、同人誌などフィクションで欲望をみたすことを提案しているが、それでも完全ではないともしている。

 

追記:

ChieOsanai 実害がない近親結婚の解禁を唱えても怒るひとが必ず出てくる。四六時中、近親相姦に怯えるようになるって言ってるひとがいたけど、現状日本では(強姦ではない)近親相姦は法的には禁じられてないからね。

婚姻による所領の流失にも敏感であった。そのため、叔父と姪やいとこ同士(二重いとこの場合もあった)という血族結婚を数多く重ね、一族外に所領が継承される事態を防ごうとした。その結果、17世紀頃には誕生した子供の多くが障害を持っていたり、幼くして死亡するという事態が起こった[2]。カール5世以降、下顎前突症(口を閉じているときの顎の形のことではなく、歯を見せたときに上の歯より下の歯が前にある)の人物が一族に多くなっており、カール5世不正咬合により食事は丸呑み状態であったことが伝えられている。特にスペインハプスブルク家ではカルロス2世のような虚弱体質・知的障害を併せ持った王位継承者を誕生させ、スペイン王位ブルボン家に渡すこととなった。そのブルボン家も血族結婚を古くから重ねており、ブルボン家ハプスブルク家の間で頻繁に婚姻が行われるようになると、双方で夭折したり、成人に達しても身体に障害を持った人物が続出した。

ハプスブルク家 - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%AE%B6

 

nomitori これの究極が殺人衝動もってる人なんやろなぁ…自殺志願者を絞殺して死刑になった人いたけど、あれはあの人なりに社会と折り合おうとしたんやろうな…もちろん社会はそれを受け入れられないわけだが…

このブコメが最も投稿意図を汲み取ってくれたと感じた。ありがとう

 

saigami こういう話題が出る度に「自分同性愛者だけど小児性愛者も差別されるべきではないし権利保護されるべきだと思ってるよ」とアピールした方がいいのだろうか

小児性愛者の権利保護とは何なのだろうか。アメリカではゲイを寄ってたかって暴行する事件が起きているが、小児性愛者もそういった暴力に晒されているということだろうか?

部落差別のように就職時の差別などを受けているのだろうか?いったい、どんな実害を被っているのだろう?

 

成人を対象とした異性愛者は、結婚という制度による保護を受け、社会お墨付きを得ながら性欲も満たしていてずるいということだろうか。

小児性愛者の権利保護は「成人男女が、実在児童を性欲解消のために使う権利」を保護することだろうか。

 

しかし成人を対象とした異性愛者であっても、貧乏ブサイクバカ金持ち美形優秀な異性を求めても、ディール不成立となる。

結婚しないのではなく、できない「成人を対象とした異性愛者」などいくらでもいる。

貧乏ブサイクバカと金持ち美形優秀女でも、貧乏ブサイクバカと金持ち美形優秀男でも、同じである

性的指向も、本人の性別も、関係ない。Win-Loseならば性的関係のディールは不成立となる。

 

成人同士なら「自分一方的に不利な関係を強いられていないか?」という判断を「お互いに」することが可能だが、成人と子供場合はそうではない。

親と子の関係も、子の判断力選択肢が限られている以上、不平等ものである。だから保護者による子供への虐待はひときわまれる。

要は知力や体力で圧倒的に勝る存在が、劣る存在に対して一方的に欲求を押しつけるのは暴力なのである

「オレのSはサービスのSだから」などとのたまうなんちゃってサディストではなく、見ず知らずの人に対する理不尽暴行殺害を熱望する純度の高いサディスト小児性愛者は、

欲求の根本暴力Win-Loseを含んでいる。これが問題なのだ

サディスト小児性愛者の権利保護がなされている状態」について教えてほしいものだ。

Ta-nishi せやな暴力的欲望も、SとMでWin-Winが成り立っているなら問題なし、と思う。

補足しようと思っていたことがブコメで補足された。ありがたい。

 

例えば視力ってのはかなり遺伝に影響される要素ではあるんだけれど、「近眼」程度の遺伝はそんなもん産むか産まないかの判断に含まれない程度の些細な要素となっているよね。

何故なら、世の中にはメガネというとても美しい装飾具があるおかげだね。

それと同じことで、産まれタイミングではどうかわからないが、時間が経てば「障害? 笑わせんな」程度になってしまうようなハンディキャップってのはあるんじゃないかねえ。

片腕無いとかのレベルは、徐々にハンディキャップじゃなくなってきてるわけじゃない。

http://anond.hatelabo.jp/20150129121148

生身の脚を上回る機能義足が登場したりと、ツール進歩ハンディキャップハンディキャップじゃなくしていくことには希望を持っている。

たとえばVR技術が発達して、サディスト小児性愛者の欲求をかなえるVRが誰でも享受できるようになれば、彼らの欲求不満は解消されるのかもしれない。

とにかく、一方的な欲求を受け止めるのが、知識や判断力がまだ備わっていない現実の子供であっては、絶対にいけないのである

 

TakamoriTarou フィクションは、確かに完全では無いにしても、擬似的に体験して衝動コントロールする機能を担っているわけだが、最近はそれすらも許さぬと言う雰囲気が出てきており非常に厄介だと思う。

疑似体験を禁止するのは愚行であると思う。フィクションガス抜きしてくれるから現実治安が保たれるのだ。

あらゆるWin-Loseを疑似体験が引き受けてくれれば、欲求をぶつけられて傷つく人も、欲求がかなえられずに怒る人も、鎮まっていくだろう。

(そしてフィクション人間現実人間を比べて、現実人間誹謗中傷するのは、最も醜く愚かな行為である

 

bloominfeeling 欲望問題はいい本だったなぁ。著者のセクシャルマイノリティに関する本は数冊読んだ。

本当にいい本だった。私はどうにも人を煽るような、喧嘩を売るような書き方をしてしまいがちだが、『欲望問題』は理解を深めて広げるような書き方に仔細に配慮しており、

ここには書ききれなかったコミュニティに関する話もとても内容が濃かった。私の投稿イラついた人にも『欲望問題』はぜひ読んでほしいと思う。

 

ゲイロリコン女性……「被差別性を帯びた共同体」について

http://anond.hatelabo.jp/20150129223928

2015-01-11

岡田斗司夫女性問題について、語る

岡田斗司夫ニコ生を見ながら思う事を書いてみます

これについては緒論あると思いますが、基本的岡田斗司夫さん、

当該の女性(以下Aさん)双方をバッシングしないように書く事を意識しております

今回の件について、私は「Aさんがどれだけ岡田斗司夫という人物を知った上で付き合ったのか?」という所に

終始すると思います

1.Aさんの行動について

これは「岡田さんが有名人から」こそAさんの問題が様々な方向で問題になったものであって、

問題としては単なる「男と女のもめ事」なだけです。

例えばこれが普通男子との恋愛だったら、それこそ2ch恋愛板で「ひどい目にあった!」と書いて

「かわいそう!」とか「ひどい男に捕まったね。勉強と思って次に良い恋愛をしてね」とかの優しいコメントはいくらでも

貰えると思います。つまり2chレベルまとめサイトに載ったらうれしいわwくらいのレベルの話の様にしか思えません。

(これは僕が芸能人芸能人だ!と自分より格上に見ない思考もあってのことですが。

 でも岡田斗司夫って言うほど有名ですかねwいや俺は好きなんですけどね)

2.そもそも岡田斗司夫さんってさ

岡田斗司夫さんはそもそも恋愛観について特殊な人です。

ネットでは「Aさんかわいそう!」とか「ひどい男だ」とか色々なご意見があるとは思いますが、

そもそもが特殊価値観を持っている人で、我々の価値観ではかる事はできないと思ってます

恋人9人とかすごいと思います

これは、勉強をしっかりして思考力を鍛えたからこそ導きだされた価値観だと思うし、

それについて我々が「感想」を述べる事は許されてもそれについてバッシングしたり否定し、

岡田さんを攻撃する権利は無いはずです。

あくまで「俺はその行動や価値観については同意できない」という「意思表示」のレベルで、我々は話をすべきです。

そこで今の一夫一妻制度とかについての話が広がれば、これは非常に有意義思索になると思いますが。

で。

私は感想として「岡田斗司夫さんってすげぇ糞野郎だな」という感想を持っています

これはただ単に岡田さんの価値観に「同意しかねるから」というだけです。

ただ一方でオタク文化作品への考察力や観察力は素晴らしいと思いますし、

話の論理性等についても非常に納得してます。すごい人だと思ってます

ただ「すごい人=聖人」では無いのです。

今回の一件で「裏切られた!オタキング信じてたのに!」とか言っている人も居るのかと思うんですが、

そういう人はそもそもオタキングの(私の言う所の)「糞野郎」っぷりを知らなすぎる。

ガイナックス設立理由からしても明らかだと思います

ネットやってて、アニメファンで、この話を知らない人は少ないと思います

(知らない人向けに要約すると、経済活動拠点大阪においていたけれど、

 大阪浮気をしてやらかして、仕事ができないレベルにまでなってしまった。

 だから東京活動拠点を移した。その時に作った会社ガイナックス

こういう過去を知っていると、今回の問題は「なに?岡田斗司夫また何かやったの?w」レベルの話なんです。

3.過去を見て、男を選んだか

岡田斗司夫側の意見として率直に「ひどい事するなぁ」と思いました。

一方で男としての意見で「うわAさんやっちゃいけないでしょそれは」と思います

(これは男という集団の中に身を置いたときの保身的な意見ではありますが)

しかし、客観的に見た時に前に書いたガイナックス立ち上げの経緯もあります

から、どんなに言葉巧みに岡田斗司夫さんがAさんに迫ったとしても、

そもそもネットでいくらでも仕入れられる。

こうした時に「こんな人だけど面白いから良いや」と思ったのか、

「いやお前過去にこんだけやってるだろ。きもいわ」と思ったのか。

客観的に見れば岡田斗司夫さんは過去にさんざんな事をしてますし、

これについて、岡田斗司夫という有名人に言い寄られた時に調べたりしなかったのか。

調べた上でなら「ひどい男で有名人なんだからリスキーなのも分かってるでしょ?」と思うし

(や、今回岡田さんが捨てたのか知らないけど)

調べてない上でなら「有名人と付き合うのに調べが甘すぎる」というだけです。

から、今回の件についての感想として、正しくは

「『相変わらず』ひどい事するなぁ、岡田斗司夫は(半分笑・半分Aさんに同情)」なのです。

4.さくっと感想結論

Aさんへは

有名人と付き合ってるんだからリスキーなのは明らかだったのだから仕方ない。次行こう!次!」

岡田斗司夫さんへは

「相変わらず女泣かせやなぁ。もちっとなんとかならんのか?(半分笑・半分怒)」

という所であり、これって結局「ヤリチンとそれに泣かされたうぶな女の子」の話なだけなんですよね。

これがここまで燃えるのがインターネッツの怖い所ですね、というだけで。

Aさんが疲弊しているとの事なので、これについては早く元気になってくれる事を祈るばかりですし、

岡田斗司夫さんについては、駄目になったスターウォーズ談義の番組で話そうと思っていた事を

ニコ生で語ってよ!と思う限りです。

2014-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20141221180747

子供が生まれたならその報告をするのは普通のことですよね?

せやな

ひがみがひどすぎて、付き合いきれないし、なんでこんなに気を使ってその人には違う羊の絵の年賀状を用意しないといけないんだろ。

送らなかったら送らなかったでなんかいうのは目に見えてる。

現に「結婚式二次会呼ばれなかったが気を遣われてる。そういうのいいから

とか言ってるし

「わたしだけ別の年賀状送ってくれたみたいだけど、気を遣われてる。そういうのいいから

って言いそう><

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