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2022-01-29

あーー、ベラスケスが絵を描いたバルタサール・カルロス王子カルロス2世って別人かー

勘違いしてた

カルロス2世の方はベラスケスの死後に生まれていると。

しかベラスケスの絵ってやっぱり抜群に上手いよな

歴史上、素晴らしく上手い絵って勿論沢山あると思うけれど

派手な構図や緻密な背景でなく純粋に筆力そのもので魅せているという点でベラスケスって特異な気がする

ベラスケスが描いたカルロス2世も見たかったと思ってしま

2015-01-28

性的少数派であるゲイ」と「ロリコンショタコン」の違い

私は二十八歳の同性愛者です。というか、同性愛ではあるのですが、大人になる前の少年が好きなのです。けれど、実際には少年との性行為を行ったことはありません。それがいけないことだというのはわかっていますから自分必死にその欲望を抑えていますしかし、もうそれも限界に達しているのです。なんとかできないものかと、成人したゲイ男性関係を持とうとしたこともあるのですが、そうした相手ではまったく興奮することができず、結局、行為は成り立ちませんでした。最近では、ふと気がつくと、街で好みの少年のあとをつけていたり、もう少しで声をかけそうになっている自分にハッとします。それと同時にぞっとします。いったい私はどうしたらよいのでしょうか。なんとかならないものでしょうか。本当にもう子供に手を出してしまう寸前なのです……。

『欲望問題』の著者である伏見憲明氏は、上記のような相談メールを受け取ったそうだ。

伏見憲明氏は、ゲイ解放運動に携わってきたゲイであり、差別ジェンダー問題に造詣が深い。

そんな彼にとっても、答えを出すのが難しい問題である

 

伏見憲明氏は『欲望問題』の中で、以下のように続けている。

今のぼくは三十歳前後くらいが性的な好みになりますが(中略)少年愛自分と地続きです。たか発情する対象の年齢幅が十五~二十歳くらいズレているにすぎません。そのことは、ゲイだけにかぎらず、ストレートの人も同じだと思います

異性愛の人々なら、少数派は何か問題があって「正常」ではない性の傾向にねじ曲がってしまったのだ、だからそれを「治療」で本来あるべきの状態、つまり「正常」な性に戻せるはずだ、と考えるかもしれません。しかし、ぼくは、自分性的対象の年齢が少し異なっているだけの少年愛者が、セラピー程度のことで、セクシュアリティを変更できるとは考えにくい。

異性愛の欲望だって同性愛にならなかったという意味で、ぼくに言わせれば偶然の結果です。フケ専だってデブ専だってロリコンだって萌えだって巨乳好きだって……みんなそういうものなのではないでしょうか。それぞれ本人の実感の中では、選択的なものではなく、自然にそうなっていた、としかいいようがない。(中略)それがちょっとやそっとのことで恣意的に変更できないことは、同性愛の例を考えても明らかでしょう。そんなものが簡単に変わるのなら、誰もマイノリティとして社会的不利益を被ったりしません。

これには強く同意せずには居られなかった。欲望に理由付けをしている人々も居るが、後付けにしか思えない。

思春期同級生女子に拒絶されたので、成人後も思春期年代女子に執着し続けている」

思春期同級生女子に拒絶されたので、母性を感じる年上女性に惹かれるようになった」

どちらも理由として通じる。理由付けなど、本人が欲望を正当化したり納得したりするための自己満足行為しかなく、

実際はただ「思春期女子が好き」「年上女性が好き」という好みがあるだけなのだ

どのような好み・欲望を持って生まれ育つかは、ほとんど偶然の産物である

それが万人に理解されやすい欲望ならば仲間と馴れ合うネタになるし、無理解嫌悪されやすい欲望ならば迫害される。

欲望が自分にとってプラスに働くかマイナスに働くかは、運でしかない。

 

少年愛の人も、「治療」といった行為で「正常」に戻るとは想像できないし、それでその人が幸せになるとも思えない。

相手に暴力を加えたり、死に至らしめたり、年少者の心に傷を残すような行為は認めない、というのはこの社会原則でしょう。そうしなければ社会を担う次世代を育めないし、子供たちの可能性をつぶしてしまうことになる。(中略)それゆえその禁止は徹底せざるをえないでしょう。

二人の同性愛者が愛し合っている関係Win-Winであり、社会を脅かす存在でもない。

海外ではゲイカップル養子を育てている例が見られるが、養育リソースとして活用できるなら社会にとってプラス存在であるとも言える。

聖書同性愛否定している」「なんだか気持ち悪い」などの拒否反応を示す人もいるかもしれないが、

それらは個人的嫌悪感、気持ちの話であって、実害ではない。

性同一性障害女装癖、二次元オタクBL好きなどの様々な少数派も、気持ち悪がる人は居るが、その欲望による社会への実害は発生しない。

 

しかし「暴力を加えたいという欲望」「死に至らしめたいという欲望」「年少者の心に傷を残すような行為をしたいという欲望」は、

実害を発生させる欲望であり、社会を脅かす欲望であり、社会に受け入れられることが期待できない欲望である

「なんだか気持ち悪い」は、解放運動によって薄まっていく希望があるが、「実害を回避したいという強い恐怖感」はどうにもならない。

あなた他人の性欲を充たすために死に至らしめられたいか?あなたの子供が幼児性愛者に性的暴行されることを受け入れられるか?

対人関係の欲望の問題は、多数派か少数派かということが焦点ではない。

Win-Winになりうるのか、Win-Loseでしか成り立たないのか、そこが一番の問題なのだ

 

伏見憲明氏は少年愛者の相談に対し、同人誌などフィクションで欲望をみたすことを提案しているが、それでも完全ではないともしている。

 

追記:

ChieOsanai 実害がない近親結婚の解禁を唱えても怒るひとが必ず出てくる。四六時中、近親相姦に怯えるようになるって言ってるひとがいたけど、現状日本では(強姦ではない)近親相姦は法的には禁じられてないからね。

婚姻による所領の流失にも敏感であった。そのため、叔父と姪やいとこ同士(二重いとこの場合もあった)という血族結婚を数多く重ね、一族外に所領が継承される事態を防ごうとした。その結果、17世紀頃には誕生した子供の多くが障害を持っていたり、幼くして死亡するという事態が起こった[2]。カール5世以降、下顎前突症(口を閉じているときの顎の形のことではなく、歯を見せたときに上の歯より下の歯が前にある)の人物が一族に多くなっており、カール5世不正咬合により食事は丸呑み状態であったことが伝えられている。特にスペインハプスブルク家ではカルロス2世のような虚弱体質・知的障害を併せ持った王位継承者を誕生させ、スペイン王位ブルボン家に渡すこととなった。そのブルボン家も血族結婚を古くから重ねており、ブルボン家ハプスブルク家の間で頻繁に婚姻が行われるようになると、双方で夭折したり、成人に達しても身体に障害を持った人物が続出した。

ハプスブルク家 - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%AE%B6

 

nomitori これの究極が殺人衝動もってる人なんやろなぁ…自殺志願者を絞殺して死刑になった人いたけど、あれはあの人なりに社会と折り合おうとしたんやろうな…もちろん社会はそれを受け入れられないわけだが…

このブコメが最も投稿意図を汲み取ってくれたと感じた。ありがとう

 

saigami こういう話題が出る度に「自分同性愛者だけど小児性愛者も差別されるべきではないし権利保護されるべきだと思ってるよ」とアピールした方がいいのだろうか

小児性愛者の権利保護とは何なのだろうか。アメリカではゲイを寄ってたかって暴行する事件が起きているが、小児性愛者もそういった暴力に晒されているということだろうか?

部落差別のように就職時の差別などを受けているのだろうか?いったい、どんな実害を被っているのだろう?

 

成人を対象とした異性愛者は、結婚という制度による保護を受け、社会お墨付きを得ながら性欲も満たしていてずるいということだろうか。

小児性愛者の権利保護は「成人男女が、実在児童を性欲解消のために使う権利」を保護することだろうか。

 

しかし成人を対象とした異性愛者であっても、貧乏ブサイクバカ金持ち美形優秀な異性を求めても、ディール不成立となる。

結婚しないのではなく、できない「成人を対象とした異性愛者」などいくらでもいる。

貧乏ブサイクバカと金持ち美形優秀女でも、貧乏ブサイクバカと金持ち美形優秀男でも、同じである

性的指向も、本人の性別も、関係ない。Win-Loseならば性的関係のディールは不成立となる。

 

成人同士なら「自分一方的に不利な関係を強いられていないか?」という判断を「お互いに」することが可能だが、成人と子供場合はそうではない。

親と子の関係も、子の判断力選択肢が限られている以上、不平等ものである。だから保護者による子供への虐待はひときわまれる。

要は知力や体力で圧倒的に勝る存在が、劣る存在に対して一方的に欲求を押しつけるのは暴力なのである

「オレのSはサービスのSだから」などとのたまうなんちゃってサディストではなく、見ず知らずの人に対する理不尽暴行殺害を熱望する純度の高いサディスト小児性愛者は、

欲求の根本暴力Win-Loseを含んでいる。これが問題なのだ

サディスト小児性愛者の権利保護がなされている状態」について教えてほしいものだ。

Ta-nishi せやな暴力的欲望も、SとMでWin-Winが成り立っているなら問題なし、と思う。

補足しようと思っていたことがブコメで補足された。ありがたい。

 

例えば視力ってのはかなり遺伝に影響される要素ではあるんだけれど、「近眼」程度の遺伝はそんなもん産むか産まないかの判断に含まれない程度の些細な要素となっているよね。

何故なら、世の中にはメガネというとても美しい装飾具があるおかげだね。

それと同じことで、産まれタイミングではどうかわからないが、時間が経てば「障害? 笑わせんな」程度になってしまうようなハンディキャップってのはあるんじゃないかねえ。

片腕無いとかのレベルは、徐々にハンディキャップじゃなくなってきてるわけじゃない。

http://anond.hatelabo.jp/20150129121148

生身の脚を上回る機能義足が登場したりと、ツール進歩ハンディキャップハンディキャップじゃなくしていくことには希望を持っている。

たとえばVR技術が発達して、サディスト小児性愛者の欲求をかなえるVRが誰でも享受できるようになれば、彼らの欲求不満は解消されるのかもしれない。

とにかく、一方的な欲求を受け止めるのが、知識や判断力がまだ備わっていない現実の子供であっては、絶対にいけないのである

 

TakamoriTarou フィクションは、確かに完全では無いにしても、擬似的に体験して衝動コントロールする機能を担っているわけだが、最近はそれすらも許さぬと言う雰囲気が出てきており非常に厄介だと思う。

疑似体験を禁止するのは愚行であると思う。フィクションガス抜きしてくれるから現実治安が保たれるのだ。

あらゆるWin-Loseを疑似体験が引き受けてくれれば、欲求をぶつけられて傷つく人も、欲求がかなえられずに怒る人も、鎮まっていくだろう。

(そしてフィクション人間現実人間を比べて、現実人間誹謗中傷するのは、最も醜く愚かな行為である

 

bloominfeeling 欲望問題はいい本だったなぁ。著者のセクシャルマイノリティに関する本は数冊読んだ。

本当にいい本だった。私はどうにも人を煽るような、喧嘩を売るような書き方をしてしまいがちだが、『欲望問題』は理解を深めて広げるような書き方に仔細に配慮しており、

ここには書ききれなかったコミュニティに関する話もとても内容が濃かった。私の投稿イラついた人にも『欲望問題』はぜひ読んでほしいと思う。

 

ゲイロリコン女性……「被差別性を帯びた共同体」について

http://anond.hatelabo.jp/20150129223928

 
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