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2008-12-26

日商簿記1級をスクールに通って1年半で受かる方法

普通だ!!!!!!!!!!


http://anond.hatelabo.jp/20081220025833

上記のエントリが人気だったのが数日前。

話題がクリスマスとかM-1グランプリとかに移り変わってしまっているが、今タイミングで自身の体験談を書き記していきたい。

テクニックとかライフハックとかは私にはよく分からねえですが、誰かの役に立てればこれ幸い也だ。

日商簿記検定1級のために勉強する意味

会社で取らされることはほぼ無いんじゃないかと思います。

合格でいくらか一時金は出るかも分かりませんが、簿記一級が必須になるようなシーンは想像できない。

また、合格と同時に税理士挑戦権が獲得できるので、挑戦権を持ってない人がこのために勉強するパターンはあると思います。

ただやはり、なんと言っても「1級」という甘美な響きが全ての意味だと言って過言ではないでしょう。

それはもう、ええ、それはそうでございます。

あとは日経がよく読めるようになるような気がします、それは気持ちの問題です。

1級取って決算書読んで投資に生かそう!とか思わないでください?あんなんプロの殴り合いですよ?

このエントリ対象

日商簿記2級に受かったけど、1級どうするかなあって思ってる人

日商簿記1級に受かる方法-大方針編-

最初にぶつかるのは「独学」か?「スクール」か?という選択になると思う。

もっと上位資格だとノータイムスクールに決められるのだが、さて1級だと微妙、どうするか。

費用面から言えば

独学→テキスト2,000×6冊 / 問題集2,000×6冊 / 応用問題集2,000×2 / 過去問2,000  合計30,000円

スクール→150,000円オーバー

といった感じ。最終的には人によりけりっていうか塾とか予備校とかが性に合う人はスクール行ったらいいんじゃないですかしら。

学校に通う時間もったいないって人もいると思いますので。

独学にしても教材は必ず最新版を使用するようにしてください。

古いのを使ってしまうと、当時の会計基準と今のとで思いっきり変わっていて痛い目を見る可能性が。

私の場合は3級、2級と独学で取れてしまったので「えへー、やっぱりトレンドは1級だよね」ってことでカジュアルな気持ちで半年間独学で勉強したのですが、

いざ本試験になったら全く全然手も足も出なかったので「あかん、あかんて、こんなんちゃうねん、こんなんちゃうねんて!」と松本人志名文句を呟きながらスクールに通うことにしました。

日商簿記1級に受かる方法-日程編-

3ヶ月で受かる!とかそういうのは頭の良い人に任せておいてですね、

社会人の人は土日使って内容を一巡するだけで5ヶ月くらいは見といた方がいいんじゃないでしょうか。

その状態で過去問を解くとサッパリ点が取れないと思うので、そこから基本問題をもう1周するなり、応用問題を解くなりで更に3ヶ月。

最後の2ヶ月は答練に通うなり過去問を解くなりで過ごしてください。

というかスクールスケジューリングをそのまま書いてみました。

ペースメーカーとしての使い方と「周りはもう、こんなに解いている!激ヤバ!」と自身にプレッシャーを与える使い方がスクールの正しい使い方なのではないかと個人的には思います。

大体450から500時間くらいで受かったので、土日5時間ずつで1年という感じでしょうか。

日商簿記1級に受かる方法-科目編-

日商簿記1級は「商業簿記」「会計学」「工業簿記」「原価計算」の4科目に分かれており、

それぞれの科目で10点以上、且つ、総合点で70点以上取ると合格、という試験方式になっています。

さて、点数を取るためにはどの科目に力を入れた方が良いでしょうか?

はい、もちろん苦手科目の方が点数の伸びが良いのでそれに力を入れるのが正着です。

ただ原価計算は回によって難度のばらつきが激しく、崩れるときは1問目から総崩れもあり得る恐怖の科目なので、足切りを絶対に回避しましょう。

日商簿記1級に受かる方法-勉強方法編-

商業簿記」は過去問レベルの問題をいくらか解いて掴める科目。一番出題パターンが少ないので。

とりあえず連結税効果会計を後回しにせずにやっておくと自信に繋がるのでは。

会計学」は「この単元はボリュームは少ないけど何だか面倒なことになってるし、後で覚えることにしよう」ってなところを狙って出してくるので酷いと思う。

流行の論点が出る傾向にあるとかいう話なので、工事進行基準とか狙われるんでしょうかね。

なんだかんだで満遍なくやることになる科目で、一番最後に仕上がるのはここじゃないかと。

工業簿記」はパターンパターンなんですが、そのパターンの分岐が多いので結局、根本的な理解が必要になってくる。仕方がないと思ってやるしかない。

原価計算」はとにかく頑張れ。球が来るからそれを打て。

日商簿記1級に受かる方法-電卓編-

ボタンが大きくて、戻る機能が有ればいいです。

日商簿記1級に受かる方法-心構え編-

この試験は2級までと違い得点調整が行われるため、合格率は大体8から15%内で推移しています。(調整してそれかよ、という話もありますが)

http://www.kentei.ne.jp/boki/

合格率10%前後ということで身構える方も多いと思いますが、そんなに皆が皆真面目にやってやしませんて。

試験終了後、集められていた答案は割と白かったですよ?

ちゃんと勉強すれば、割と短期できちんと返ってくるタイプ資格だと思います。

1年半は短期ではないという向きもありますが、それはそれとして。

最後に

1級程度で調子に乗って周りに吹聴していると、税理士や○○○○士が出てきてこてんぱんにされますよ!!!!

(丸の中には勝間和代が入ります)

2月検定では1級試験は行われないので次の試験6月ですね、そんじゃグッドラック

2008-12-20

簿記2,3級を独学で同時に3週間で受かる方法

http://d.hatena.ne.jp/Hash/20081219/1229690768

というエントリが盛況らしく、実際に非常に分かりやすく書かれていており、すばらしいと思う。

ただ、分析をしっかりしすぎた結果、簿記ちょっと難しくね?という印象を持たれかねないと思ったので、

シンプルにこれだけやれば受かりますよという間口として分かりやすさが必要と思い、別のものを書かせてもらった。

これをみて難しいと思うかそうと思わないかは個人次第。基本は時間かければ誰でも受かる(受かっている)。

日商簿記検定2,3級のために勉強する意味

会社で取らされるから、あるいは会計さわりを知りたい人。

2級を取ったから財務諸表を読みこなせるとかないから(笑)あくまで入り口。そして、その入り口が大事。

たとえば、新聞読もうにも、日本銀行って何?赤字国債建設国債の違いって何?だったら話にならないでしょってこと

このエントリ対象

簿記検定の点数目標合格点以上と設定する人。

3週間で受かる方法-日程編-

多くの人間にとって、概念を知ることとそれを使いこなせることは違う。一部の人間を除き、方程式の解き方を知ることと実際に試験

制限時間自分の頭だけで方程式の問題を解くこととは違う。その例に漏れず、簿記も実践に時間を割きたい。

まず、3週間で受かる方法としては、2級は3級を内包すると割り切ることである。

(実際は95%位かもしれない。2級受かって3級落ちるというのはありうる)


この割り切りを受け入れた人にお勧めする勉強が、

3級 概念 3日間 実践 3日間

2級 概念 4日間 実践 11日間

という3週間の割り振りである。正直、概念掴みに時間をかけすぎな日程だと思う(特に3級は一日で済む)早めに実践に移ってもらいたい。

3週間で受かる方法-勉強編その1(概念掴み)-

この日程は簿記を受けた方も受ける方も無茶だと思う人がいるだろう。

(受けて合格した方の多くはこの日程でも大丈夫と分かってもらえると信じる)

しかし、近道というものはあるもので、概念掴みにお勧めできる参考書というのがあるからこの日程に自信を持っている。

サクッとうかる日商3級商業簿記 テキスト

サクッとうかる日商2級商業簿記 テキスト

サクッとうかる日商2級工業簿記 テキスト

これは一冊7daysと書いてあるが、目を通す、ざっくりとした理解をするだけならば、

3級は1冊3時間かかるかどうか、2級は商業工業含めて8時間かかるかどうかというところだろう

(各項1題の練習問題があるがこれは30秒考えた後、答えを見て理解してほしい)

重要なのは、あとで手で書けば分かりそうなものというのは概念だけ理解してとっととやめるべきである。

2級までの簿記は難しいことなどなにもやっていない。ただ問題を解くのに時間はかかる。

テキストは単なる字引で、そのアクセス方法を知るためにテキストに触れるってだけ。

3週間で受かる方法-勉強編その2(実践)-

イチロースイングを身に着けたいとしよう。

まず、イチロースイングとは何かを知りたい。これはイチローの打席の映像を30秒見ればそれで済む。

問題なのは、その映像を見た後、本当に自分イチローと同じスイングが出来るかということである。

そのためにはイチロー自分スイングカメラで比較したり、イチローと同じ筋肉のつけ方をしたり、同じ経験が必要かもしれない。

結論を言えば、イチロースイングは身につかない。

かなり似たような、そして大リーグで活躍できるようなスイングの体得でも数年以上は必要だろう。

長くなったが、概念をつかむことと実践はあまりに違う。なので早く実践に移るべきである。

そして、簿記過去問を10回ほどやれば分かるが、簿記にはパターンがあり、それさえ抑えればほぼ確実に合格できるのだ。

これを体で分かってほしい。

合格するための過去問題集 日商簿記3級―’09年2月・6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)

合格するための過去問題集 日商簿記2級―’09年2月・6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)

すこし値は張るが、使いやすい過去問集だと思う。

ここで、重要なのが、3級の扱いである。2級で合格点を出せるようになれば(商業簿記工業簿記比率よく)、3級で合格点を取ることは

容易である(そもそも2級受かれば3級落ちてもプライド以外何も傷つかないが)。

目安としては次3級の問題を解けば60,70点くらい取れそうだ。となれば速攻、2級の勉強へというのを参考にしてもらいたい。

2,3級ともにだが、はじめは20点取れれば御の字だと思っていい。

というよりそもそも、1回分通しでやれる強靭さは多くの人は持ち合わせていないため、大問1で解答を見る誘惑にさらされ、見るはずだ。

見ていい。

1回分やれる気になった時点で50点以上は取れるだろう。

一つだけ言うと、工業簿記は慣れと6パターンくらいしかない問題のとき方の暗記であり、過去問を6,7回やれば仕方なく身につく。

工業簿記を苦手に感じるというのは単なる練習不足で、それはテキストを見ることではなく、問題にあたって解決できる。

ペースとしては、1日、躓いて即解答を見ながら1回分やれれば望ましい。

まとめ

3週間というのは含みを持たせた期間設定であって、

3級 概念 1日 実践 3日

2級 概念 3日(商業2日、工業1日)実践 7日

位が可能な理論値だろう。しかし、こんなことは1,2割の人しか出来ないので1週間含みを持たせた。

一番重要なことを後ろに書くのもなんだが、簿記2,3級を独学で同時に3週間受かる方法は一日2、3時間

(3時間は多すぎ?また、理論値ほどではなくても順調に行けば最後の4,5日は調整期間でほぼ無勉)の支出が必要。

なので40から50時間くらいは勉強が必要と思う。これを多いと見るか少ないと見るかは人次第だが、

タイトルの割には時間かけてるなという感想を持つ方は多い気はする。


最後に。使うテキストでは対応不可能な異常に難しい試験のときがある確率は否定し切れません。それはもう仕方ないということで。

あと、落ちても次に受かればいいだけの話ですから次の申し込み日を忘れずに。受かったところで自慢できる資格では絶対ない割には、

落ちる可能性も結構あり、それはよほどの差別主義者でない限り誰もが共有していることなので。

(その日の体調によるとか、計算ミスだとか、ほんの数時間勉強が足りないだけとか、参考書が悪かったとか)

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