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八年位前にWindowsからMacに自宅パソコンを変更し、iMacを使い続けてきたのだけど、intel core i5 + 8GBメモリではとうとうパフォーマンスが不満になることが多くなり、昨年年末に思い切ってMacBooKPro 16インチ版(intel core i9 + 16GBメモリ)をポチった。
おおおお、すげぇとまだまだその快適極まりないパフォーマンスに感激する毎日を過ごしているわけだが、それまで無視していたWindows10を思い切って導入してみることにしたのである。
もう10年以上、Windowsなんかインストールしたことないので、まさかのまさか、たったの三千円しかかからないなんて感動だった。もっと安く1000円というのもあったのだけど、ちょっと安過ぎて危険と判断し三千円としたわけである。
いずれにしても、二万円くらいかかると思い込んでいたので導入を躊躇ってきたのが悔やまれた。何故かというと、Microsoft Officeである。そのofficeサブスクリプションを五年くらい前に購入してMacOS上にOffice入れて使っていたのだけれど、これが重いのだ。また、仕事で使っていたVBAに互換性がなく、ファイルを自宅では使えないという問題が頻発した。
まったく、もっと前に気付くべきだった。OfficeのパフォーマンスだけはWindows上が最高であった。
しかし二つの異なった環境とは言え同じパソコン上にあるのに、何故だか最新のBootCampでは互いのディスク上を共有することは出来なくなっているのは結構な不満。
クラウドに置いておけば済むのではあるけど、めんどくさい話でもある。
あと、妙な話なのだが、Windowsの性能は100%出ていると思うのだけど、めっちゃ音質のいいはずのスピーカー音が何故かWindows上では音質が落ちる。MacBookPro2019モデルはめちゃくちゃ音質が良くて、少なくともMacOS上での音楽再生は感動レベルなのだけど…。それに音楽再生していると何分かに一回「ブチっ」と雑音が入るのも不思議。デジタル再生で雑音が入るって聞いたことがないんだけど?
タッチパッドの使い勝手がいくら調整してもMacOSと同等というわけにはいかないのも若干不満。でもWindowsってそんなもんだよな。
仮想環境でWindows10という考えもあったけど、特に必要性は感じなかったので安直にBootCampとした。
追記:
ちなみにこの記事中では少なくともWindows10については値段しか述べてないので悪しからず。
Parallelsはねぇ、その九千円弱って金額が微妙なので躊躇ったんですよ。今でも躊躇ってるんですけど、BootCampで困っているという程ではないので。
Windows機を別に新調するってのも、持ち運ぶのが大前提なのでそれは選択肢にはなかったっす。どこでもどちらも使えないと困るので。でも何が凄いって、MacもWindowsもその両方がcore i9 + 16Mメモリ + AMD Radeon PRO 5500M という比較的ハイスペックで動く事。新調することに比べればこのコスパは比較になりません。
ムカついてたのはMicrosoft Officeだけじゃなくて、ゲームもです。catalina になって32ビット排除をAppleが押し進めたものですから、Macで動作するゲームがガタ減りしたのです。
AMD(Advanced Micro Devices)の創業者ジェリー・サンダース氏は『真の男はファブ(自社工場)を持つ』と言っている。
冗談のような口上で始めたが、実際問題として今の半導体業界で自社工場を持つというのは巨額のギャンブルだ。
2000年頃に導入された銅配線(180-130nmプロセス)以降、半導体の製造プロセスは『単純に縮小すればいい』というものではなくなり、
電子のトンネル効果によるリーク電流の増大対策(90-65nm)、HKMG(45-32nm)、FinFET(22-10nm)、SADPおよびSAQP(10-7nm)、EUV(7nm以降)、GAA(5nm以降?)といった新技術をその都度導入してきた。
当然ながらそれらの技術の開発と導入にも巨額の費用がかかるわけであり、その開発費用を払えずに多くの会社が脱落してきた。
7nmではとうとうGlobalFoundries(AMDの工場部門が分離された会社)が脱落することとなったし、脱落はしなかったものの“王者”インテルですら10nmへの移行では大きなもたつきがあった。(ので10nmは中継ぎですぐに7nmに移行するような計画になっている)
結果、ロジック周りの先端プロセスを利用できる会社はどんどん少なくなり、現在ではインテル以外では台湾のTSMCと韓国のサムスン電子くらいである。
Intelは一応ファウンダリー(製造委託)をやっているが基本的には自社設計のチップを作ることが中心で、つまりファブレスメーカーが最先端プロセスを使いたい場合はもはやTSMCとサムスンの2択といっていい。
そのような状態になるまで競争に生き残ってきたという点は素直に称賛に値すると思っている。
一方、サムスン電子はDRAMやフラッシュメモリ事業も行っている。
こちらの事業も2018年にはとんでもない価格高騰があった(結果、サムスン電子は2018年の半導体売上ランキングでインテルを抜いて首位となった)が、
それ以外の時期は概して製造プロセスの進化以上に価格下落が激しく(SSDやUSBメモリの価格容量比がどんどん安くなっていったことは皆さんも経験しただろう)、特にDRAMはほとんどの時期で利益はトントンか赤字だったと思われる。
こちらは結局のところ他の会社が脱落するまで我慢するチキンゲーム状態だったわけであり、それを生き残ってきたという事実は称賛に値する。
中国は国家的にこの市場も狙っているようだが米中貿易摩擦などの政治的リスクもある。
もちろん台湾(対中国)や韓国(対北朝鮮)も政治的リスクを抱えているわけであり、これ以上どこかによる寡占が進むという状況は競争的にも地政学的リスクの観点からも良くはない。
その意味で、韓国への好き嫌いはともかくとして、サムスン電子はそこまで嫌いではないというのが一人のウォッチャーの感想である。
教えて下さい。
予算は3,4万円です。
プロセッサー:AMD Athlon 64 X2 Dual Core 5600以上
グラフィックカード:GeForce GTX 8800以上
プロセッサー:Intel Core2 Quad Q9300 @ 2.50GHz
グラフィックカード:GeForce GTX 560
徐々に職場へパソコンが浸透する時代、必要性はわかるのだけど統括的電算担当を設定するするほど専門的な職種でもない職場では、最初は各自の私用パソコンを持ち寄って仕事をしていた。
今思えばとんでもないのだけど、その後、各課で予算を獲得し『会社のパソコン』を年に数台ずつ買い足していったのだ。
それだって規格とかはなくて、担当が予算の範囲内で好きなパソコンを購入していたのだ。よくCMで見かける家庭用ノートが多かった。
その中で、パソコンはよくわからない高齢組や新採の分は職場でパソコンに詳しいとされる人に機種選定を任されていたりした。ウィルス対策ソフトだってまちまちで、個人用ウィルスバスターを入れたものからノーガードまでさまざまだった。
そうして、購入したパソコンには不要ソフトが無数にプリインストールされており、しょっぱなから動きを阻害していたものだ。
そのころ僕たちはパソコンが届くと最初に不要ソフトのアンインストール作業から手を付けるのが常で、無駄だとは思っていた。
2003年、500名規模の会社に入った僕に与えられたのはF社のノートだったのだけどCドライブが9ギガだったのを覚えている。
これは動きが軽快でよかったのだけど、二年後に買い与えられたのはAMDのCPUが入ったノートだった。
こいつがとにかく落ちる。
写真データの出力でPCが落ちて仕事にならんということでどうにかして欲しかったのだけど、そのころには一応電算担当という職掌が定められていて、そこに評判の悪い爺さんが座っていた。
私が仕事にならないのでパソコンを買い替えたいというと「使い方が悪い」と言って取り合ってくれなかったので、使いようの無いパソコンを抱えて苦悩したのを覚えている。
うちの会社ではその爺さんが定年したのを機に大幅な電算体制の変化を迎え、専用の人員を数名置いた電算室なるものを組織した。
そうして、パソコン自体も一括リースで全員が同じ機種に統一され、ソフトも特別のもの以外は企業契約を結んだライセンスで同じものを入れている。
ドラスティックとでもいうか僕自身もパソコンに慣れ、普通に使っているのだけど、昔のように不要なソフトがプリインストールされたパソコンを買うことはなくなった。