はてなキーワード: ウェブとは
http://anond.hatelabo.jp/20110303234236
確かにネット・ツィッターなどは最新情報の収集にはマッチしているかもね。
「自社マンションについて、ブログや掲示板でどのような評判が立っているのか」
「現在注文住宅を検討している人が、検討過程で自社や他社ハウスメーカーと
どのようなやり取りをしているのか」を毎日数回巡回ウォッチングするのが重要業務となっている。
※結構、注文住宅建てる人は、「家作りブログ」を書いている人が多い。別名「施主ブロガー」
マンション・注文住宅は「BToC取引の中では最高金額」なので、
C側(個人側)も必死になって情報収集している。
たかが数百円~数万円の「ラーメン屋やレストランの評判を調べる」のとは、個人側の必死さが違う。
なので、彼等の言動は、B側も必死になっウォッチングしなきゃいけないし、それもリアルタイムで
情報収集しなければいけないので、そういう情報収集にはツィッターは最適。
でも、調査の仕事からすれば、「ツィッター・ネットだけじゃわからない調査事項」も、結構ある。
非公開情報を探れない、という点でツィッター・ネットに限界があるのは当たり前だが(その場合は聞きに行くしかない)、
意外と「過去の公開情報」をネットで調べるのは限界なんですよね。
先日、地方の某市に不動産の調査に行ったのですが、そこで参考になったのが地元図書館。
「●●小学校 100年史」とか「●●市の歩み 70年」のようなホコリ被ったような資料が、
非常に役に立った。
多様性の時代に権威というのはどうなのだ、と思っている人もいるだろうが、
ここ数年のウェブの流れは、多様性の時代から画一的なものへ収斂へと動いていると思う。
プラットフォームもほぼ独占の様相であり、先んじて場所を確保した利益は遅れて参入した競合他社にはそうやすやすとは渡せない。
fc2動画がコメント投稿サービスも始めたが、それ以前より莫大な数のコメントを集めたニコニコ動画との差は歴然である。あのようなサービスにとってコメントの量というのは資源だ。荒らしコメントすら他のコメントを誘引するのだ。日本においては、おそらくfc2では動画プラットフォームとしても勝てない。Youtubeでなければ勝てない。
そしてTwitterでは多くのライト層を取り込み、多くの著名人が利用している。そしてそれはリアルな社会を反映し、格差を見せつける。
それは、フォロワー数であり、それは、ひとりの著名ユーザーと多くの凡人という宗教である。
実社会で成功した人間の意見を無思考無批判に受け入れる凡人は、異教徒の声に耳をかたむけることはない。
そしてそれはときに「上から目線」であったり、「どこの馬の骨が偉そうな口を利く」と言った差別感の吐露として顕れる。
人は、寄る辺を欲しがる。
かつてはテレビや新聞がその役割を担ってきたが、その権威は失墜した。
では、その潰えたものはそのまま淘汰されればいいのだろうか。また、淘汰されるべきだと望むか。
私は、否だと思う。
旧来的メディアの権力が、新興メディアへ移ったとしても、その復権を望む人は多いはずだ。
特に、「マスゴミ」と叩いている層にそれは多いと考える。
それは逆説的には、彼らが描くあるべき姿のメディアに戻りさえすれば、喜んでそれを受け入れるはずだ。
率直に言えば、バカと、そのバカな学生が通う大学を切り捨てたとき、彼らは大学に復権を見るはずだ。最高学府の名に恥じぬ権威、泥を塗ったバカを排除することができたことで、彼らは涙を流して喜ぶに違いない、と言えば大げさか。
権威とその失墜、そしてその復古。彼らはその革命を望んでいる。
また、既存権威の失墜により移り変わった新たなメディアに権威を見出し、縋る人がいる。
それは新たな既得権益の確保であり、それはかつて旧来的なメディアが歩んだ道である。
我らは、同じことしかしていない。
スピード速くて超感動してたら、ADSLが登場した時の感動を思い出した。
「ADSLとかいう常時接続で定額のサービスが試験的に始まるらしい!」
当時社会人になりたてで、給料も安いのに無理して憧れの都心に住んでいた。
しかしそのおかげでうちは地域限定のADSL試験サービスエリア内に入ったのだ!
たしか下り1.5Mbpsで、プロバイダなんかも含めると月額1万円ぐらい取られた気がする。
金はなかったけど「ビッグウェーブに乗らなければ!」と思いとにかく契約した。
とにかく速くてつなぎっぱなしでいいという安心感のはんぱなさ。
「オレはこの世のエロサイトを全部見よう!」
そう意気込んで、下半身を出しながら毎日パソの前に座っていた。
今ほどウェブコンテンツが充実してなかった当時、本当にこの世の全ての
エロサイトを見たかもしれない。国内から海外までとにかく見た。感動した。
あれから15年近い月日が経ち、いよいよオレのもとにやってきた光回線。
「やっぱ今は動画の時代じゃん!オレはこの世のエロ動画を全部見てやろう!」
さすがに今はコンテンツが多すぎて全部は見れないけど、動画を見るには
かなり有利になったはず。
3%タイプしたらあとはIDEが補完してくれるなら、その3%を記述しておけば後はコンパイラがよしなにやってくれる言語をつくればいいんじゃないかな。
(ここでいう「コンパイラ」は広い意味の処理系。インタラクティブにミスを指摘したりインクリメンタルにリンクしてくれたり、といった機能も込みで。)
期待しているものと少し違うかもしれないが、既にJava向けのウェブフレームワークでは、必要最低限のコードだけ書くと他の部分を自動生成してくれるようなプロダクトが出てきている。"Spring Roo"とか"Play framework"とかが代表的かな。バックグラウンドでツールを走らせておくと、ファイル変更のタイミングで、自動的にビルドとコード生成をやってくれる。
これらは、RoRと同様の生産性を実現しつつ、既存のJava資産を活用し、静的型言語の恩恵をも受けられるようにすることを目指している。
ファンドレイジング(Kickstarter),ネット乞食(金くれ),ネット寄付(チアスパ),マイクロギフト(giftee),
クラウドファンディング(readyfor),マイクロパトロン(CAMPFIRE),ソーシャルパトロン(grow!),なんか呼び名がいろいろあってややこしいのだが,
大きくまとめるとマイクロファンディング(投資)とマイクロギフト(寄付)の2種類になるのではと思ったけどどうだろう.
どちらもお金をもらう(と同時に何かを生み出す)側(生産者A)と,お金を出す側(出資者B)がいるのだが,
マイクロファンディングは,生産者の提案に将来的利益を感じた出資者がお金を出す仕組み.
一方でマイクロギフトは,これまでの生産者の活動に後払い義務または将来的利益を感じた出資者がお金を出す仕組み.
たくさんある事例を整理すると以下の通り.つっこみ大歓迎.
■ Kickstarter
http://jp.techcrunch.com/archives/20090429kickstarter-launches-another-social-fundraising-platform/
スタート | 2009年4月28日(米国) |
タイプ | マイクロファンディング |
出資者 | 個人 |
投資先 | プロジェクト |
投資内容 | 投資先が設定した金額から選択. |
リターン | 投資先が設定した金額に応じたリターン. |
選択基準 | 出資者にとってリターンに価値があるかないか |
■ チアスパ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/27/news044.html
スタート | 2009年7月27日(日本) |
カテゴリ | マイクロギフト |
出資者 | 個人 |
投資先 | 個人 |
投資内容 | お金.金額は自由(最低金額が300円). |
リターン | アイテム(形式的なものであり,実質なし) |
選択基準 | 出資者にとって投資先が感謝を伝えたい相手かどうか |
■ 金くれ
http://gigazine.net/news/20101112_kanekure/
スタート | 2009年10月20日(日本) |
カテゴリ | マイクロギフト |
出資者 | 個人 |
投資先 | 個人(ただし集めたお金でやりたいことを表明している) |
投資内容 | お金.金額は自由.口座振り込みなので制限無. |
リターン | なし. |
選択基準 | たぶん直感. |
■ giftee
http://jp.techcrunch.com/archives/jp-20101007-giftee-explain-small-thank-you-by-micro-gift-at-social-times/
スタート | 2010年11月11日?(日本) |
タイプ | マイクロギフト |
出資者 | 個人 |
投資先 | 個人 |
投資内容 | ギフトカード |
リターン | なし. |
選択基準 | 出資者にとって投資先が感謝を伝えたい相手かどうか |
■ readyfor
https://readyfor.jp/new/proposal
スタート | 2010年12月10日(日本) |
カテゴリ | マイクロファンディング |
出資者 | 個人 |
投資先 | プロジェクト |
投資内容 | お金.金額は自由(最低金額が1000円). |
リターン | アイテム(形式的なものであり,実質なし) |
選択基準 | 出資者にとって投資先が応援したいプロジェクトかどうか |
■ CAMPFIRE
http://japan.cnet.com/news/service/20424866/
スタート | 2011年1月12日(日本) |
カテゴリ | マイクロファンディング |
出資者 | 個人 |
投資先 | プロジェクト |
投資内容 | お金.金額は自由(最低金額が1000円). |
リターン | 投資先プロジェクトに関する最新情報等. |
選択基準 | 出資者にとって投資先が応援したいプロジェクトかどうか |
■ grow!
スタート | 2011年1月31日(日本) |
タイプ | マイクロギフト |
出資者 | 個人 |
投資先 | 個人 |
投資内容 | お金.金額は自由(最低金額が300円?) |
リターン | なし. |
選択基準 | 出資者にとって投資先が感謝を伝えたい/応援したい相手かどうか |
ずいぶんと昔に投げ銭システムが提案されて,そんなに繁盛している感じじゃないのに,
なぜいまさら,というとやっぱりマイクロペイメントが可能になったからなんでしょうなぁ.
http://www.jah.ne.jp/~kako/other/nagesen.html
当サイトでは、大きく以下の3つの決済方法を採用しております(ビットキャッシュは一時休止)。ワンクリックでOKというわけにはいきませんが、投げ銭いただける場合、次のいずれかの方法でお願いいたします。あたたかいご支援、どうぞよろしくお願い申し上げます。
匿名で、傷つかない場所で、遠くから言いたいことを言うだけで、相手を受け入れる気概も、相手に飛び込む勇気もないからだ。
俺を含めてね。
単純な男女のマッチングサービスだけだったら、すごく安上がりだ。
自分のスペックと相手に望むスペックと連絡先を書く場所さえ提供すればいい。
なのに、個人情報保護とか未成年保護とかなにやらかにやらでもの凄くコストがかかる商売になってる。
連絡先と所在地をHP上に載せてる企業がそれで大きな弊害がないみたいに、別に個人がウェブ上で個人情報を公開したってたいした問題もないはずなんだ。
実名ではいえない告発をしようってわけじゃないし、実名だろうと匿名だろうと住所はわれるしね。
犯罪がじゃなくて、他人が怖いんだ。
エキサイトとかヤフーのやってる出会い系でさえ、「仲良くなるまでは連絡先を教えないように」という方針だし。
事実上、個人レベルで男女が出会うのは、友人の紹介とか、サークルで一緒とか、第三者が介在した繋がりでしか男女はマッチングしない。
元増田が出会いがないと言ってたのは、文字通りの意味ではなくて、あちら側へのアクセス権がないということ。
そのマッチングネットワークに参加してる人間をリア充といい、ネットワークへのアクセス権がない人間を非モテ、非コミュというんだ。
ウェブ上でしばしば、「うつ病は甘えだ」という文句を目にする。
そしてこのことについて考えてみる。
うつ病は甘えだ、とは、別の言葉で置き換えると、自己評価の低さは自分に責任がある、とできはしないだろうか。
つまり、低い自己評価は、それを努力なり工夫なりで高めることができて、そうすれば自己問題は解決することができるというのだ。
ただし、そのアプローチはあくまで建て前であって、本当はそれよりもやっかいな構造をしているのである。
というのも、自己評価が(過剰に)低いということは、同時に自己評価が(過剰に)高いということでもあるからだ。
つまり、低いものを高めることで解決する種類の問題ではない、ということになる。
だから、うつ病というのは当人にとっては、甘えであってまた厳しさでもある。
そして甘えることもできず、厳しくすることもできない心の内なる叫びなのである。
お笑い芸人の島田紳助は、ウェブ上ではとても嫌われているみたいだ(リアルでも嫌われているのかもしれない)。
私はそうでもなくて、でもあまり島田紳助のテレビ番組を見る機会はない。
ところで、彼が松本人志との共著の著書の中で、「日本は自分勝手な国で、アメリカは自由の国だ」ということを言っていた。
日本は、アメリカから自由という思想を間違って、自分勝手だと解釈して輸入してしまったということであった。
日本は自分勝手な国…、それは真実かもしれないし、また真実ではないかもしれない。
しかしながら、アメリカの自由ということと、日本の自分勝手ということは、(高度)資本主義にとっての両翼のイデオロギーであるのかもしれない。
増田も寄付は大好きだよ! 施すほうじゃなくて、受け取る方としてならね!
なんだか一億総ポトラッチ化が進んできました昨今、増田が由緒正しきネトウヨであったら「ゲヒヒ、次は国を隣国に寄付ですか?」と揶揄の一つも売ってやるところだけどはてサは恐いし、増田はそもそも右翼じゃない。ただの逆張りが好きな女子中学生だ。そう考えて読むと気分いいよ?
流行ものをとりあえずdisとくのはウェブに生きる天邪鬼としてのたしなみだよ! みんなも若いうちは、無闇やたらに反発するといいんじゃないかな?
でも実際twitterとかでこの手の逆張りやってんのは三十代のピザデブハゲ女子中学生たちなので、きみたちの健康と精神に大ダメージを与えるよ! 貧弱な想像力は時にみずからの命を助けるね!
ところでなんでぼくらはタイガーマスクきどりどもが嫌いなのかな?
不思議? ふしぎだよね!? だって、寄付ってすごいいいことなんだよ? ただの偽善じゃない。誰も傷ついてない。与えるほうも貰うほうも、みんな得してる。死んだビジネス用語でいうところのwin-winってやつだね。そうそう、未だに会議でwin-winなんていう単語出してくる上司をみかけたら、さっさとその会社の四階から飛び降りたほうがいい。
なぜか。
まあそんなことは上でさんざん申し述べてきたように、ぼくらが「どうしようもない天邪鬼だから」で済むんだけど、世間はそれじゃあ納得しない。反対するなら説明すべし。感情論は排してな。
と、ぶっちゃけバカに理論的な説明求めるなんてバカなんじゃねえのと思うむねがあるかもしれない。けれど、ココは天下の往来はてな匿名ダイアリー。またの名を皆殺しの増田。
説明責任逃れは問屋がおろさない。せめて嫌悪感の根源くらいはつきとめないといけない。
とはいうものの、「なぜ私は寄付ブームが嫌いなのか」を論理的に説明するのは、おそらくアジを三枚におろすより難しい。
この手の喧嘩でよく使われる殺法は「だって被寄付者が迷惑がってるじゃないかやめてあげなよ白豚野郎」と「親切の押し売り、大きなお世話」を強調するやりかただ。
ここでぼくら天邪鬼は施す物-施される物、という図式を瞬時にして加害者-被害者という関係に塗り替えることでスペクタクルとカタルシスをおぼえるんだけど、それで非難される無辜の大学生ボランティアとかはいい迷惑だよね! いい気味ですね!
そう、善意の悪人は悪意を自覚している悪人よりも罪が重い。なんだかよくわからないけど、ぼくらはそう信じちゃってる。漫画か何かの影響ですよね。あるいはお母さんについて、何かトラウマがあるのか。
まあ、ともかくしかし、タイガーマスクについてはなかなか「迷惑してる」という話は聞かない。少なくともビル・ゲイツより広くておーつねさんより狭い増田の観測範囲では、見当たらない。被害者は存在しない。まあ「あの手の寄附行為ばっかり報道されて恒常的に寄付を行なっている人たちが無視されてる」って声もあるけど、そんなもん、もともと無視されてたわ。
「みんなが得した」ここが、今回の件でやっかいなところだ。火のない所に煙は立たないし、煙が高いところにのぼらなければバカもまた踊れない。
さて、実はここに今回のぼくらが抱えるフラストレーションの一端が隠されている。
つまり、「いつもとおなじように偽善者を叩けると思ったら、おあずけくらってしまった」ってわけ。これってとってもストレスフルな状況じゃない? 犬みたい? 哺乳類と比べられるだけマシさ。
偽善ってなんだろうね? 寄附行為に限定して考えてみよう。広辞苑の定義を持ってくるのは、頭の悪い学生にやらせておけばいい。ぼくらには集合知の究極体、wikipediaさんがいるのだから。
「寄付(きふ、本来の用字は寄附。寄付は代用字)とは、金銭や財産などを公共事業、公益・福祉・宗教施設などへ無償で提供すること」
「無償」とはつまり、見返りをもとめないということだ。税金控除される時点で見返りもクソもないだって? まあ、それはここでは関係ないから頭から弾いてくれ。
この議論は彼らが「見返りを得ているか」の一点に集約される。
もちろん、違うよね? 物質的な恩恵はもちろん、名誉すら得られない。だって、匿名だもの。キャラクターだもの。「タイガーマスクはえらいですね」っていくら古舘さんがつばはいてコメントしても、それは神奈川県在住の庭師・津田大介さん(48)を褒めたことにはならない。まあ、2chでアンカもらえたときみたいに「存在すること」の承認を貰える快感はあるかもしれないけど、自己承認欲求そのものが満たされることはない。ランドセルは一個9000円。六つで54000円。あなたは2chでアンカもらうためだけにこれだけの金額を払おうと思う?
でも、実際金髪……津田さん(仮名)は「いいこと」やったじゃん。子どもたちの反応はともかく、施設は受け入れてるじゃん。全然ひとりよがりな自己満足ちゃうやん。
自己満足っていうのは充足してるってことです。いわゆるリア充。
はいみんな思い出してー。
っていうか、今回に限らず「ボランティアフォビア」だの「NGO死ね」だの「人権団体とか環境団体とかバカヤロウ」だのを表層だけで叩いてるとか、
っていうか、ぼくらが何者かを叩くときの原動力は、たぶんだいたい、コレ。
だって妬ましいじゃないですか。嫉ましいじゃないですか? 死ねばいいじゃないですか?
自分が善人だって自覚するのはなにより強烈なうぬぼれですよ? ましてや、ヒーローに自分をかさねて? 「悪ふざけだもん」ってみんなにバレバレな形で照れ隠ししてたりして?
ハンッ!
そんな綺麗事、罪じゃないわけないじゃないですか。
彼らはまごう事無き「善人」であるからこそ、叩かれるに値するのです。
それがイヤならアラを探すんだ。マスクどものアラを。徹底的にひとりひとりの素性を洗いだして、瑕疵を探しだせ。これだけいるんだ、ひとりふたり後ろめたいのやら奇抜なのやらは混じってるだろう?
特殊な例を普遍化しろ。延焼させろ。大火がみたい。燃やし尽くせ。
でも今回はそれが通じるかしら? しょせんは匿名が個人を葬るための技術。
匿名が匿名を殺す、新しい時代の戦争に対して、ぼくらはあまりに無知でありすぎる。
日本語読めるけど、内容読めない人か?
でも
ソーシャル界隈の金脈について色々論じてる人
でもない。
その彼氏は、
ウェブ関係の話は何も共有できない。でもそれでいい。
人だ。
ウェブに詳しいです、でも悪意のはきだめには足を踏み入れてません、という人は判別がしにくい。 でもうちの彼は、ウェブに詳しくて、悪意のはきだめには足を踏み入れてないナイスガイ。
って文脈になるだろう、ということは、彼氏は多少はPC使えるかもしれないが、そんなに詳しくは無いんだろうよ。
はい?
「問題の解決が能力的に出来ないから、根絶させる事にするって方法論」は危険だと言ったつもりなんだが、
なんで、陰謀論者どころか陰謀論者の駒扱いされなきゃいけないのさ。
それに、どう考えても、規制に反対している出版社・漫画家の方々はお前が言う「リテラシーが低い人」とは思えませんがね。
会話を拒否したらどうにもなら無いんだよ、ここ数日のレバノン情勢だって、ここひと月のコートジボワールの情勢だってそうじゃん。
特定の情報に対して、コンピューター使って読み書きができるってのがコンピューターリテラシー。
内容が倫理的にどうであるかはさておき、ニコ動とか2chで読み書きできているんだから、
今の彼氏はAmazonで注文やダウンロード購入でなく店頭でマンガやCDを購入し、
ネットゲームでなくコンシューマーゲームで遊ぶ人。
ウェブ関係の話は何も共有できない。
その上で、その人間の行動が倫理的であるかいなかって事じゃねーか。
元増田は、その「リテラシーが高い人間」と「倫理的である人間」の区別がめんどくさいから、
昭和21(1946)年2月3日に、かつての、満州国通化省通化市で、日本人に対して一週間にわたって拷問と銃殺が行われ、あるいは凍死させられ、軍とは何のかかわりもない民間人2000人(一説には、数千人)が殺害された事件。
問題映像が「凛として愛」。公式サイト(http://www.hanadokei2010.com/rintositeai/index.php)が「愛国女性のつどい 花時計」http://www.hanadokei2010.com/。
通化事件(つうかじけん)とは1946年2月3日に中国共産党に占領されたかつての満州国通化省通化市で中華民国政府の要請に呼応した日本人の蜂起とその鎮圧後に行われた中国共産党軍と朝鮮人民義勇軍南満支隊(李紅光支隊)による日本人及び中国人に対する虐殺事件。日本人3000人が虐殺されたとされている
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%8C%96%E4%BA%8B%E4%BB%B6
終戦後、無抵抗の日本人に対してこのような掠奪と暴行、殺戮が、中国人、朝鮮人によって行われたことは事実である。
「中国人や朝鮮人が一方的な被害者で、日本人が加害者だ」って誰が言ってるのだろう?歴史に携わる者たちの多くは、「日本人」と「日本軍」を切り分けているように思われる。こういうのを被害妄想というのではないのかい?
ベストアンサーに選ばれた回答
片や「通化事件」もポツダム宣言で日本は武装解除を約束していたにも関わらず、外地で
日本の恥をばら撒いて、ホント「新しい教科書系の人」は反日ですぅw
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113616176
日本が一方的に虐殺された類の事件ではないらしい。ただ、「日本の恥をばら撒」く人たちがいる以上、ウェブ上で事実をはっきり提示する必要性があると思われる。
通報を受け(下の増田では口座振込みの腹いせとの説あり)たはてなの対応はともかくとして、ブログは公共スペースかどうか、議論が必要ではないだろうか。
すなわち、ネットに公開されたブログは私的なものではない、公的なものなのか、という話である。
仮に公的なものなら、これからいくら規制されても我々は黙る外ないだろう。公共は、言ってしまえば万人の共通部分である。一人でも不快にさせてしまうものがあるなら、それは改善されねばならない。それが真の公共だ。公共ではディスアドバンテージによる差別はもちろん、学歴、職歴、可能なかぎり性別による差別も許されない。だからトイレは男女にかぎらず、だれでも使えるものがたいていは用意されている。
仮にエロがダメならば、横断歩道無視だろうと割れ自慢だろうと犯罪行為も規制されてしかるべしだし、買った商品のネガティブな批判も通報されて削除されるだろう。逆に言えば、これらはいいけどエロはダメという理屈は通らない。すべて公序良俗を損ねるものである。
おそらくはてなのスタンスは通報されるまで放置、だろうが、背景を知らず、ただただ通報したものを事務的に処理していけば、自然とそうなる。はてなも普通の企業になったね(悪い意味で)、という象徴的な出来事のように思う。
思えば、近頃ニコニコ動画でも、通報が入った場合はひとつ間を挟む形式を採用した。これはこれで住み分けができるのだろうが、ニコニコ動画もはてなと同じ道を通っているようでなかなか興味深い。
はてなにせよニコニコ動画にせよ、人口に膾炙したサービスは底辺なり、過激な一部の人間に配慮した対応を取らざるをえないのだな、というのがよくわかる。2チャンネルは長く持った方ではないか?
ともかく、ウェブサービスをこれから公開するにしろ、ブログなりつぶやきなり公開するにしろ、実社会と同等の扱いをされることが増えてくるのではないか。それはネットが普及したことの証左でもあるが、生きにくい実社会がウェブ上でも再現されるということだ。
たったひとつのつぶやきが逆鱗に触れ、ブロックを通り越して名誉毀損で訴えられるかもしれない。著名な人間なら免れようが、フォロワー数2000程度の弱小漫画家が過激な言動をすると、首を吊らねばならぬなんてこともあるかもしれん。
広告が配信される仕組み
キーワード分析、語句の使用頻度、フォント サイズ、ウェブの全体的なリンク構造などの要素からウェブページの内容を把握し、それぞれのページの内容に沿った Google 広告が選択されます。
【エロ注意】eroino http://eroino.net/
eroinoは毎日更新される大量のアダルト動画を、AV女優やキーワードで分類して表示したり、お気に入りリストにクリップできるサイトです。現在の動画数は、約28万件。
http://anond.hatelabo.jp/20101203150748
eHub Interviews
Adworldmediaとは主に海外エロサイトを巡回していると現われる、真っ赤な配色に「Ads by AdWorldMedia」という文字が印象的な広告でおなじみ。
ここの広告の特徴は
FirefoxのAdBlock Plus https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/1865/
GoogleChromeのAdBlock https://chrome.google.com/extensions/detail/gighmmpiobklfepjocnamgkkbiglidom
以上。具体的なURL指定の方法についてはたくさん解説があるのでそちらを参照してください。
続き。
http://darylfranz.tumblr.com/post/2305490548/rt
彼(ら)は、ウェブで「表現」してるアマチュアを本当に見下してるんだろうな。
俺達は国や官僚や企業みたいな連中の圧力に晒されながら、それを跳ね除けて表現を続けてきたんだ。ウェブでの「つぶやき」ごときを表現(笑)と称してる惰弱な奴らが抗議しているようだが、そんな二流の連中の泣き言を聞く必要はない。文句があるなら、俺達と同じ土俵に立ってみせろ、と。
まぁ、これが単なる「一流ジャーナリスト様」のお言葉なら、二流たる我々としては「いやー、おっしゃる通りの達根性無しで、すいませんねぇ先生(笑)」という話で終わるんだろう。
だが、もう一度言おう。言ってる本人がその手で弄んでいるものが権力である以上、それは正真正銘「暴力」って言うんだよ。副都知事さん?
都の交渉のトゥギャッターみてて、都とかそれに賛成している民主の意見きいてみると結局問題は
「・街の個人本屋がめんどくさいことをしたがらしない(薄利多売の書店業に身分証確認が邪魔)。
・小規模出版社(10人以下、いつでも潰れるがまた出てくる)が業界自主規制はなから無視して作った本が全国に普通に配本される。
というところみたい。
内容ももう古くなってるビニ本エロ本のしくみ「指定」を、今度はどう漫画アニメに受け入れさせるかってこと。
アングラについてはやっぱり自主的に逃げて「続きはウェブで!」ってネット課金化でもしたほうがいいんじゃないのかな(り○れあたりはけっこうとりくんでる、やっぱ大手ではないが中堅らしいよね)。それで逃げられればトーハンニッパン通すより経済的にも実は楽なんじゃないかな、これ。
そうなると、今の構図って「わかってて逃げまわりながらやってる確信犯出版社が大手にまで迷惑かけている」。しかし、都に簡単に個別撃破されそうでいて、小規模出版社に細かい需給をひろいあげてもらってきた経験が、作者と読者をしっかりつないでるから一枚岩なのですな。10社協定みてると「おれたちは関係ない」ってほっかむりするかとおもってたとこもちゃんと正面からうけとめた(リィド白泉あたりは切迫してそうだけど)
そうなのよ、買うほうからみても、アマゾンもコンビニも近所の書店もかかわるから大事なのよ。
逆に、うちの実家のど田舎みたいなとこは、逆転現象でアダルト専門店が先にぽつぽつできて、そこが普通のコンテンツも扱ってくれると便利という。細かい需給からなんでも始まってるんだ。
だから今後も気軽に成人向けに参入して売ってくれないかなとはおもうけど。
で、民主が賛成して可決する方針との一報あり。漫画は小説よりわかりやすいから(文脈的に実写のつぎに、小説よりも、というランク付けだ)ということをあげあしとりで漫画好きさんたちがあれこれいっているけれど、これはむしろ、誇ってもいいコメントだとおもう。
ああでも、ほんとに「いつもよんでるアレ」が今後も手に入りやすいように願います。
しょてんがんばれうんとがんばれ、アマゾンがんばれうんとがんばれ。
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/10.december/10120202.pdf
公取の論理を、行間を勝手な意訳で埋めつつ、噛み砕いてみると下記のような感じになると思われる。
A.前提
ウェブロボット検索「エンジン」市場とネット検索「サービス」市場とネット広告市場は、密接に関係するけれども別物である。
たとえば、パソコン市場とOS市場とCPU市場が別物であるように。
ウェブロボット検索「エンジン」市場においては、グーグルが事業者で、日ヤフーは単なる客。単なるBtoB取引でしかない。
ネット検索「サービス」市場とネット広告市場においては、日ヤフーとグーグルは競合事業者であり、提携内容によっては、独禁法上の問題が生じうる。
独禁法は原則として、事業者を統制する法律であって、客を統制する法律ではない。
客である日ヤフーが、ウェブロボット検索「エンジン」をどこから買おうとそんなのは自由である。
グーグルが、ウェブロボット検索「エンジン」市場における優越的地位を利用して、不当な取引を押し付けたなら違法だが、そんな事実は認められない。
日ヤフーが、ネット検索「サービス」市場における優越的地位を利用して、ウェブロボット検索「エンジン」を安く買い叩いたとかいうなら話は別だが、そんな事実も認められない。
この取引に排除命令を出せるならば、日本の全企業に対して、従業員用の業務用パソコンにウィンドウズを入れることを禁止することだってできることになるが、そんなバカな話はあるまい。
b.グーグルが検索結果を操作して自己に優位な市場を形成する可能性
その可能性が0.01%以上あるからといって、それだけでは規制は不可能。
それができるなら、犯罪を犯す可能性が0.01%以上あるという理由で誰だって拘禁できる法律だって制定できちゃうぜ。
不正な操作が現に行なわれている、行なわれていた、あるいは今まさに行なわれようとしているという証拠を見つけ出せない限り、規制はできない。何をするにも、その根拠となる事実の証拠を見つけないことには話にならん。
なお、そのような不正が行なわれている(いた、いようとしている)というチクリがあれば、調査はする。
ここがウィークポイントになろう。
それでも、両社の説明どおりに運営されるのであれば、事業の分離はなされているので問題はない。
グーグルが、日ヤフーのネット広告運営システムのデータを盗み見て、自社のネット広告事業を優位に進めるために悪用するという事実があれば、違法となる。
あるいは、両社が互いにデータを融通して、両社でネット広告市場を支配するために悪用するという事実があれば、違法となる。
ただし、これも、そのような不正が現に行なわれている、行なわれていた、あるいは今まさに行なわれようとしているという証拠を見つけ出せない限り、規制はできない。
なお、そのような不正が行なわれている(いた、いようとしている)というチクリがあれば、調査はする。
この市場においては、両社は、シェアを奪い合う関係なのには変わりはない。なぜなら、検索窓は別だから。
日ヤフーは、グーグルのウェブロボット検索「エンジン」から供給されるデータを自由にカスタマイズしまくれる権利をゲットしてるのだから、問題ない。
実際にカスタマイズしてるか否かなんて、どうでもよい。カスタマイズするかしないかも含めて、日ヤフーの自由だ。
グーグルが、その優越的地位を利用して、カスタマイズを不当に制限・禁止した場合には違法になりうるが、そんな事実は認められない。
E.グーグルが日本のネット情報の90%近くを握るのは問題じゃないのか?
社外の講習会に出席して、そのまま直帰した日。
いつもは乗らない地下鉄の線に乗って帰った。
車両はあんまり混んでいなくて、座席はだいたい埋まってるけど立ってる人はほとんどいないという状況。自分はあんまり体力ないので、空いている席に座らせてもらった。
で、僕の座ったところの左隣には、若干汚らしい服装で日に焼けた肌の老人がいて、体を斜めに傾けてだらしない座り方をしていた。
ちなみに右隣に座っていたのは髪を染めた若者だった。
電車内でただ座っているのも時間がもったいないと感じるので、自分はいつも通りiPhoneを取り出してウェブを見始めた。と言っても地下鉄で通信が効かないのでキャッシュを読んでいた。
それで何分かiPhoneを眺めていると、本当はそのちょっと前からなんとなく視線は感じてはいたのだけれど、急に老人が話しかけてきた。
「おう」と突然言われたのでちょっとびっくりして反応できずにいると、「おめえちょっとは考えれや」と続けられた。
えーちょっと待ってちょっと待って急にそんなこと言われても何を考えればいいのか全然わかりません……と思って、ここで何も考えずに言い返しても事を荒立てるよな……と視線を動かさずにちょっと様子を窺っていると、またすぐ老人が口を開く。
え? そうですか? 周り見てもみんな使ってますけど?(?_?)
学校? 今日スーツ着てるんですけど学生服に見えるのかな?(?_?)
「おい学校はどうした?」
こうやって聞かれると、無視するのもどうかと思われたので、老人の方を向いて「××大学を出ましたよ」と答えた。
すると老人は恥ずかしがるような馬鹿にするような顔で「へへっ」と小さく笑い、「そういうこと聞いてんじゃねえよ。おめえ学校で何教えてもらってたんだって」と言った。
こういう書き方をしていると、もしかするとこの老人がなんかちょっと普通に恐ろしい威嚇的な雰囲気の人に見えるかもしれない。でも実際はそうではなくて、悪い言い方だが、道端にいる浮浪者のような風体で、始終にやにやしているちょっと変わった人だった。今思い返すと、まるで酩酊していたかのようだと感じる。本当に酒を飲んでいたのかもしれない。それはわからない。
その彼の表情というのも、表現が難しいのだがばつが悪そうな感じのもので、『カイジ』で限定ジャンケンに早々に負けて退場する人々の表情が自分には思い出された。
「おめえ電車で携帯使ったら迷惑だって学校で習わなかったんか?」と老人は言う。
僕は正直困ってしまって、じっとその老人の目を見ていた。僕は苦笑いをしていたはずだ。
老人の方もその反応に困ってしまったようで次第にどもりはじめて、「へっ、おめ、おめえ口だけじゃねえか」というようなことを言った。僕もこれにはさすがに「何も言ってませんよ」と優しい口調を心がけて応えた。老人は変わらず例のにやにや顔で「そういうことじゃねえよ」と返した。
とここで、急に僕の右隣、老人とは反対の側から、「おっさんうっせーよ。黙れ」と怒り気味の声が上がった。髪を染めた若者だ。僕はちょっとびっくりした。
でまあここから先は特に重要でもないので簡潔に書くと、自分を挟んで左と右で老人と若者の言い合いが始まり、なんだかんだでそのまま収束し、全員無言になって、僕はiPhoneの使用を再開し、結局老人は自分の降りる駅に着いて、降り際に若者の方をくるっと振り返って「ぼけなす! ぼけなすー!」と罵って去っていった。若者は「んだコラかかってこいや!」と言ったがそれまでだった。
で、この経験を通じて感じたことを書くというのがこの文章の本題なのだけれど、これに関連してそのとき思い出した別の出来事があったので、そちらについてもちょっと書く。
それはこの電車でiPhone使ってたら老人に怒られた件より一年くらい前の話で、東京で友人たちと一緒に電車に乗っていたときのことだ。また電車なのだ。
そのときの僕らは四人組で、車両の中で立ったまま話をしていた。友人たちと四人で電車に乗っていて黙って立ったままでいるということはあまりない。何かくだらない話をしていたはずだ。ゲームの話とか。
でそこへ急に学生服の少年が歩いてきて、不思議な手振りをしながら「ンーッ!」と言った。本当に急なことで、正直我々は面食らった。
少年はそのまま続けてまた奇妙なジェスチャーをしつつ「ジェッ! ンーッ!」と言った。言ってから何か得意げな表情を浮かべていた。
僕らは本当に面食らっていてなにがなんだかよくわからなかったのだが、たぶん電車内で喋っているのを注意されているのだなということはわかった。ので、「ごめんね、静かにするよ。ありがとう」とひとりが答えた。
でそうしたら少年は気を良くしたのか、なぜか満足げな表情で腕を組みながら僕らの輪に入ってきて、まるで我々にとって人気者のリーダーみたいな感じでコミュニケーションを取り始めた。肩をぽんぽんと叩いてうんうんと頷いたり、ひとりを指さしてみんなに嘲笑の同意を求めたり、親指を立てて何かをアピールしたりした。また、耳打ちをするような仕草で「ウニョウニョウニウニ」というような不思議な音を発した。
しばらくそうしていたのだが、少年は延々コミュニケーションのようなものを続けるばかりで、僕らはやはり困ってしまった。向こうの行っていることは全く分からないし、こちらの言葉も通じないようだったので、ひとりが携帯の画面で「向こう行ってね」と文字を見せてみたのだが、それも意味がないようだった。
結局僕らは、いったん電車を降りる振りをして別の車両に移動した。少年は車両間の窓の向こうからこちらを見つけてまるで旧友を発見したかのように大喜びで近づいてきたが、もう一回同じ手で移動してみたらそれ以降は追ってこなかった。
で、本題。
これら二つは恥ずかしいことに両方とも僕が怒られ注意された話なんだけれど、僕が感じた共通点はそこではなく、どちらも誤った模倣がなされているということだ。
老人は、iPhoneを使っている僕に注意を行った。電車内で通話していて迷惑がられる話はよくある。でも僕はiPhoneを手に持って画面を眺めていただけだ(これって実は悪いことなんでしょうか?)。彼は「電車内での通話はよくない」という意識を誤って模倣したのではないか。
少年は、意味をなさない音の塊で僕らに話しかけていた。実際にはそれでコミュニケーションは成立していないが、彼は自分のしたことに満足していた。彼は会話という行為を誤って模倣していたのではないか。
いずれの場合も、誤った模倣によって行為の意味は失われている。携帯電話の画面を見るのをやめさせることに何の得があり、会話のような体裁で奇妙な音を発するのになんの効果があるだろうか。
この模倣が行われるのは、彼らが形式だけを見てそれらを学んでいるからで、本来の目的の存在を考えていないからだろう。母親のやることをそのまま受け入れ模倣する子供のように、彼らは一般の行為をその形式だけを見て模倣しているのだ。と思う。実際にそれは何の意味もなさない。しかし彼らにとってそれはよいことで、正しいことなのだ。
もちろん我々だって、ときには図らずときには仕方なく、形骸化した模倣をしている。