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2017-07-11

https://anond.hatelabo.jp/20170710164231

グロじゃないけど、「フリークス」っていう映画

本物のフリークス達を集めた映画だったな

ストーリー1932年に撮られたにも関わらず、

決してフリークスを貶めるような内容ではなく、

ちゃんとした人間として扱った内容だった…って趣旨が違ってきたな

ワイ氏、シャム双生児とかあっち系が好きマン

2016-12-23

漫画図書館Zの漫画紹介(年代順)その2

その1(http://anond.hatelabo.jp/20161223120406)からの続き。

2000-2003 ななか 6/17 (www.mangaz.com/book/detail/45211)

ガリ勉クラスの中で浮いていた霧里七華(十七歳)が、ある出来事きっかけに心だけ六歳に戻ってしまった。心が子供に戻った彼女に幼馴染の凪原稔二や同級生雨宮さんが振り回されたりもしながら、十七歳の七華と稔二と雨宮さんの三角関係を描く漫画であるラブコメなんだけど普段のラブ成分は少なめで、大事なところでドバッとでる感じ。それと恋愛よりも人を思いやるという心の成長を主題にしているためか、幼馴染大勝利!とならない。

ヒロインタイトルにも名前が入っているとおり七華なんだけど、十七歳の七華はたまにしか出ないレアキャラだし、雨宮さんかわいいし、雨宮さん優しいし、雨宮さん頼りになるし、はじめはいじめっ子として出てきたのに、あっという間に稔二との過去話が補完されたし、実質雨宮さんがメインヒロイン(ちなみに人気投票下馬評ではぶっちぎりだった)。雨宮さんは、いつも赤面していて、だいたいいつも報われないんだけど、時々とても幸せそうな顔をする瞬間があって本当に応援したくなる。

でも本当はドミ子が一番かわいい

2002-2006 聖戦エルナサーガII (www.mangaz.com/book/detail/75451)

あらすじ

どこにでもいるような普通女子高生エルナは、普通の家庭で普通に暮らしていた。しかし都市部工事現場から古代ギムレー期の伝説聖剣が見つかったことで、彼女の血に隠された王族の魔力が彼女の運命を残酷に捻じ曲げていく。

携帯電話インターネット存在する現代的な科学世界の上で、真面目に魔法や空想の生物の力を扱ったらどうなるのか。魔法は通常兵器と異なり術者一人だけで大規模破壊暗殺行為が可能になる。そんな力がテロリストに渡ったら政府はどう対応するのか。

既存の力を軽く超えた魔法の力が存在することの恐怖とはどんなものか。SFファンタジーである

ギムレー期の伝説エルナサーガ」を描いたIと合わせてどうぞ。

2002-2004 てんしのはねとアクマのシッポ (www.mangaz.com/book/detail/44921)

絵がかわいい。意外とストーリーがしっかりしている。ふわふわキャラ可愛い

一応ストーリーを。天使が通う森の学園になぜか入学した悪魔のルカ。毎日天使ハニエルに振り回されながらどこかおかしい学園の真相に気がついていくストーリー

2004-2006 オレの子ですか? (www.mangaz.com/book/detail/44591)

  • 著者 : くりた 陸
  • 連載誌: THEデザート
  • 巻数 : 5

軟派な大学生潤が、身元不明女性からあなたのこどもです」と一歳児スミレちゃんを押し付けられてシングルファーザーをする話。

はじめはスミレのことをうっとおしく思っていた潤だけど、日々の成長を見守っていくうちに一人のパパとして成長していく。スミレが通う保育園の優子先生との恋愛も子育てと並んでこの漫画の中心となるが、スミレが本当に潤の子である可能性も出てきて、なかなか仲が進展しない。

スミレの戸籍上の父親で売れない俳優の椿吾郎が、愛のない家庭で育ったことで、子供の愛し方を知らなかったけれど、スミレと触れ合っていくことで過去を乗り越えていくながれがすばらしい。子育ては子供を成長させるのではなくて、子供とともに成長することなんだ。

まり結局のところ、幼児のスミレちゃんが愛くるしいのでホオを緩めて愛でましょう。

2005-2007 Dear Monkey 西遊記 (www.mangaz.com//book/detail/43941)

玄奘三蔵の妹テンテンが、妖怪の総大将 孫悟空に殺された兄の代わりに、旅の仲間たちと共に天竺を目指すストーリー、つまり西遊記。ところが、西遊記を作者が思いっきりやりたいようにアレンジしてしまった。

仲間の悟空オリジナル悟空クローンだったり、悟空師匠の悟浄が軍服の眼帯女だったり、昔の中国だって地の文にも書いているのに重火器携帯電話が思いっきり登場したり大変自由。果てにはロボットまでも出てくる。

しかしながらエンタメとして安定して面白いのでおすすめ

2005-2011 あかりや (www.mangaz.com/book/detail/46061)

  • 著者 : 赤美 潤一郎
  • 連載誌: ネムキ
  • 巻数 : 1

あかりや」というどんあかりでも揃っている店を舞台に、宮沢賢治の幻想的な香りに人の心のぐちゃぐちゃした猟奇臭を加算した奇妙な話の連作集。

例えば、子孫を残せずに死んでしまった渡り鳥が、鳥神様に許されるために渡り鳥の群れを導く光となる「第3話」のように残酷ながらも美しい話があるかと思えば、思いっきりカニバる「第2話」のような話があったりする。オススメ芸術家の業と歪な肉親愛が題材の「第4話」。絵を書かずにはいられない姉と姉が好きすぎる弟が、姉が事故で光を失ったことで尋常ではない共依存のような関係になってしまう話。

シャープな絵柄なので、ホラーによく合うし、後味も悪くない。

ところで機械人間のバイトちゃんがかわいい

2005-2008 寒くなると肩を寄せて (www.mangaz.com//book/detail/66821)

あらすじ

かつては浄水施設だった街で、街の一画と共に水の底に沈んだ家族に心を囚われるユィと貯水壁が壊れる夜を描く「水槽の街」、ツノと尻尾が生えた少女が、鬼に胸を貫かれてほぼ全裸になる「少女というより痴女だった」、真面目系とチャラ男系という完璧にタイプが違う中学生芹沢工藤が、偶然ビデオ店で出会ったことから共通の趣味を見つけ、友達未満になる話「友達だなんて思っていないんだ」などを収めた短編集。

作者である鈴木健也さんの描く人物は非常に肉感的なんだけど、特徴的な線かな。

一番のおすすめは「ジゼルとエステル」。サーカスの見せ物で美しいシャム双生児少女ジゼルとエステルが、エステル男の子に恋したせいで、(おもにジゼルが)物理的に精神的に引き裂かれる話。じつにえぐくて物悲しい。信じていたものに裏切られるつらさ。

こころがぐりぐりされる。

2006-2007 椿ナイトクラブ (www.mangaz.com/book/detail/121101)

おばか変態ギャグ漫画。ここで紹介するのは、フレイヤ騎士団ナイトクラブ)の美の化身こと鏡尋斗の必殺技、「男子魅了(読み: バンコラン)」効果: 男子を操る、に負けたから。ちなみに三巻の57-58ページ。あとブルマに対する作者の情熱がものすごい。

2007-2008 デュアルジャスティス (www.mangaz.com/book/detail/45941)

特撮アニメ、学園、そして拳である

人々が天を忘れた時、地の底から邪なものが這い出してくる。その都度、神は大地へ天の使いを送った。そう…邪悪を祓い、人々の心に再び天を抱かせるために…。

時は現代、地上に邪なものが現れると、彼らが現れる。天に選ばれた戦士たち、そう、「天空特警 アヴァロン」と「美少女天使 パレストリーナ!!!

特撮アニメリスペクトヒーロー漫画マッシヴなのに意外と理知的なアヴァロン(中身は不良)と目立つの大好きパレストリーナ(中身は生真面目生徒会長)のコンビがいい感じ。

面白いのが、天と邪なるものとのパワーバランスは天を信じる人々の数で決まるため、敵側が、現代情報社会であることを利用した情報戦イメージ戦略で攻撃してくるところ。現実でこれやられたらかなり人間不信になる自信がこの増田にはある。

2007-2008 モンスターキネマトグラフ (www.mangaz.com/book/detail/71031)

もし怪獣に変身することができるお姉さんがいたらってお話。

時代は第二次世界大戦が終わってしばらく経った日本主人公の間宮さんは興奮すると自分の意思に関わらず大怪獣に変身しちゃう厄介な体質の持ち主。大戦中はその能力に目をつけられて軍事利用されたり、戦後も政府監視下に置かれたりと自分の体質に翻弄される。
しかし戦後は怪獣映画メインキャスト(怪獣)を務めたり、自分の力に折り合いをつけだんだんと自分の幸せを見つけていく。

主人公関西弁バリバリなのがグッドポイント

おすすめ場面は、変身しなきゃいけないのになかなか変身できない場面で、秘密兵器(美少年のいけない写真満載の雑誌)を見て「あかんわー」と叫びながら変身する場面。

2009-2010 ラブんラブ (www.mangaz.com/book/detail/120121)

毎日ラブを探してラブにラブする中学生 相田愛子(ラブ子)をはじめとして、サッカーに生きるラブ子の幼馴染 国立カケル、年の離れた弟たちの世話で大変な砂田素直(すなちゃん)、クール勉強家 北王子学斗、おっとりして奥手の浦上麗(うららん)たちが好きな相手にドキドキしたり、意識していなかった相手意識してドキドキしたりする固い蕾のような青春漫画

他人のラブにはすっ飛んでくるのに、自分のラブにはうまく答えが出せないラブ子が素直でいいんだこれが。

あとラブ子のラブ暴走っぷりもいいんだけど、おっとりで学斗に一途純情のうららちゃんが、自分ではない女のことに頭を奪われてしまった男に興奮します。

「目の前の私をみていない 瞳」

「私以外の 誰かを 好きな瞳」

「ドキドキした 私 おかしい」

ふわふわ感がよかった人は「ふわふわカタログ」(www.mangaz.com/book/detail/115531)、変態感とエグみがよかったひとは「魔法少年マジョーリアン」(www.mangaz.com/book/detail/120131)と「姉さんゴーホーム」(www.mangaz.com/book/detail/120111)へ行きましょう。

前者は、月刊MOEで連載されていてもおかしくないフワフワポワポワな内容で、後者では、いたけない二人の少年がナイスバディなお姉様に変身して敵と戦う話と、大切な記憶を守るためにそれ以外を全て捨てて狂っていく女性の話が読めます

2010年代 ハルン谷テイル (www.mangaz.com/book/detail/126441)

古い村とその村に寄り添うようにしてある古城をめぐる一話完結型の牧歌的雰囲気漫画。村の近くに見えるお城だけど、近づいても近づいても一向に近づけなくて、離れようとしたらお城に近づいてしまうこと、池で水遊びをしていたら、水面に映った逆さ城の中に入ってしまう、など幻想的で牧歌的漫画

絵柄がかわいらしくて、ますむらひろしアタゴオルみたい。自身のHPで連載しているとのこと。

2010-2014 マジャン 〜畏村奇聞〜 (www.mangaz.com/book/detail/120651)

麻雀は絵柄を揃えたら役が出来るくらいしか知らないけど、この漫画は一戦いっせんに熱があって面白い

単なる麻雀の漫画ではなくて、マジャンという麻雀のルールに加えて特殊ルールトランプジョーカーみたいな牌が入っているとか)があるので、単なる麻雀好きの学生だった主人公が特殊ルールに苦しみながらルールを解き明かす部分を読者として共有できて良い。

麻雀要素以外にも、閉じた村、おどろおどろしい伝承、そして表面上は普通なのに、ある事柄にだけ一様に口を閉ざす村人など横溝正史的成分も満載。

麻雀は門外漢だけど、主人公の打ち筋がデータ・確率重視なところが現代的で面白いと思う。まあそのせいで、麻雀と異なるマジャンの特別ルールをはじめ、村の奇習/因習に主人公は振り回されるのだけど。

こちらのレビューが詳しい「竜騎士07が震撼した漫画「マジャン~畏村奇聞~」」(http://blog.livedoor.jp/inoken_the_world/archives/51895567.html)。

以上。増田的には全部何度でも読み返せるくらい面白いけど、あえてオススメするなら「ゆめのかよいじ」(https://www.mangaz.com/book/detail/43881)が一番心に残ったかな。ちなみに連載期間調べるのめちゃくちゃ大変だった。

最後に、面白い作品に出会えたことについて、漫画図書館を始めた赤松健先生に感謝。

2016-02-22

日本死ね

俺、建築関係仕事やってんだけれども、先日、岩手県とある古いお寺を解体することになったんだわ。

今は利用者もないお寺ね。んでお寺ぶっ壊してると、同僚が俺を呼ぶのね。

「俺君、ちょっと来て」と。俺が行くと、同僚の足元に、黒ずんだ長い木箱が置いてたんだわ。

俺 「何これ?」

同僚「いや、何かなと思って・・・本堂の奥の密閉された部屋に置いてあったんだけど、

   ちょっと管理してる業者さんに電話してみるわ」

木箱の大きさは2mくらいかなぁ。相当古い物みたいで、多分木が腐ってたんじゃないかな。

表に白い紙が貼り付けられて、何か書いてあるんだわ。相当昔の字と言う事は分ったけど、

凡字の様な物も見えたけど、もう紙もボロボロで何書いてるかほとんどわからない。

かろうじて読み取れたのは、

大正??年??七月??ノ呪法ヲモッテ、両面スクナヲ???二封ズ」

的な事が書いてあったんだ。木箱には釘が打ち付けられてて開ける訳にもいかず、

業者さんも「明日、昔の住職に聞いてみる」と言ってたんで、その日は木箱を近くの

プレハブに置いておく事にしたんだわ。

んで翌日。解体作業現場に着く前に、業者から電話かかってきて、

業者「あの木箱ですけどねぇ、元住職が、絶対に開けるな!!って凄い剣幕なんですよ・・・

   なんでも自分が引き取るって言ってるので、よろしくお願いします」

俺は念のため、現場に着く前に現場監督に木箱の事電話しておこうと思い、

俺 「あの~、昨日の木箱の事ですけど」

監督「あぁ、あれ!お宅で雇ってる中国人留学生)のバイト作業員2人いるでしょ?

   そいつ勝手に開けよったんですわ!!とにかく早く来てください」

嫌な予感がし、現場へと急いだ。プレハブの周りに、5~6人の人だかり。

例のバイト中国人2人が放心状態プレハブの前に座っている。

監督「こいつがね、昨日の夜中、仲間と一緒に面白半分で開けよったらしいんですよ。

   で、問題は中身なんですけどね・・・ちょっと見てもらえます?」

単刀直入に言うと、両手をボクサーの様に構えた人間ミイラらしき物が入っていた。

ただ異様だったのは・・・頭が2つ。シャム双生児?みたいな奇形児いるじゃない。

多分ああい奇形の人か、作り物なんじゃないかと思ったんだが・・・

監督「これ見てね、ショック受けたんか何か知りませんけどね、この2人何にも喋らないんですよ」

中国人2人は俺らがいくら問いかけても、放心状態でボーっとしていた(日本語はかなり話せるのに)。

あ、言い忘れたけど、そのミイラ

「頭が両側に2つくっついてて、腕が左右2本ずつ、足は通常通り2本」という

異様な形態だったのね。俺もネット2ちゃんとかで色んな奇形写真見たこと

あったんで、そりゃビックリしたけど、「あぁ、奇形か作りもんだろうな」と思ったわけね。

んで、例の中国人2人は一応病院に車で送る事になって、警察への連絡はどうしようか、

って話をしてた時に、元住職(80歳超えてる)が息子さんが運転する車で来た。開口一番、

住職「空けたんか!!空けたんかこの馬鹿たれが!!しまい、空けたらしまいじゃ・・・

俺らはあまりの剣幕にポカーンとしてたんだけど、住職が今度は息子に怒鳴り始めた。

岩手訛りがキツかったんで標準語で書くけど、

住職「お前、リョウメンスクナ様をあの時、京都の~寺(聞き取れなかった)に絶対送る

   言うたじゃろが!!送らんかったんかこのボンクラが!!馬鹿たれが!!」

ホント80過ぎの爺さんとは思えないくらいの怒声だった。

住職「空けたんは誰?病院?その人らはもうダメ思うけど、一応アンタらは祓ってあげるから

俺らも正直怖かったんで、されるがままに何やらお経みたいの聴かされて、経典みたいなので

かなり強く背中とか肩とか叩かれた。結構長くて30分くらいやってたかな。

住職は木箱を車に積み込み、別れ際にこう言った。

可哀想だけど、あんたら長生きでけんよ」

その後、中国人2人の内1人が医者首をかしげ心筋梗塞で病室で死亡、

もう1人は精神病院移送解体作業員も3名謎の高熱で寝込み、俺も釘を足で踏み抜いて5針縫った。

真相が知りたく何度も住職に連絡取ったんだけど、完全無視だった。

しかし、一緒に来てた息子さん(50過ぎで不動産経営)の連絡先分ったんで、

しかしたら何か聞けるかも?と思い、電話してみた。

なかなか話し好きなオジサンだった。要点を主にかいつまんで書く。

俺 「アレって結局何なんですか??」

息子「アレは大正時代に、見世物小屋に出されてた奇形人間です」

俺 「じゃあ、当時あの結合した状態で生きていたんですか?シャム双生児みたいな?」

息子「そうです。生まれて数年は、岩手とある部落暮らしてたみたいだけど、生活に窮した

   親が人買いに売っちゃったらしくて。それで見世物小屋に流れたみたいですね」

俺 「そうですか・・・でもなぜあんミイラの様な状態に??」

息子「正確に言えば、即身仏ですけどね」

俺 「即身仏って事は、自ら進んでああなったんですか!?

息子「・・・君、この事誰かに話すでしょ?」

俺 「正直に言えば・・・話したいです」

息子「良いよ君。正直で(笑) まぁ私も全て話すつもりはないけどね・・・

   アレはね、無理やりああされたんだよ。当時、今で言うとんでもないカルト教団がいてね。

   教団の名前は勘弁してよ。今もひっそり活動してると思うんで・・・

俺 「聞けば、誰でもああ、あの教団って分りますか?」

息子「知らない知らない(笑)極秘中の極秘、本当の邪教だからね」

俺 「そうですか・・・

息子「この教祖がとんでもない野郎でね。外法(げほう)しか使わないんだよ」

俺 「外法ですか?」

息子「そう、分りやすく言えば(やってはいけない事)だよね。ちょっと前に真言立川流が、

   邪教だ、外法だ、って叩かれたけど、あんな生易しいもんじゃない」

俺 「・・・具体的にどんな?」

息子「で、当時の資料も何も残ってないし偽名だし、元々表舞台に出てきたヤツでもないし、

   今教団が存続してるとしても、今現在教祖とはまったく繋がりないだろうし、

   名前言うけどさ・・・物部天獄もののべてんごく)。これが教祖名前ね」

俺 「物部天獄。偽名ですよね?」

息子「そうそう、偽名。んで、この天獄が例の見世物小屋に行った時、奇形数名を

   大枚はたいて買ったわけよ。例のシャム双生児?って言うの?それも含めて」

俺 「・・・それで?」

息子「君、コドクって知ってる?虫に毒って書いて、虫は虫3つ合わせた特殊漢字だけど」

俺 「壺に毒虫何匹か入れて、最後に生き残った虫を使う呪法のアレですか?(昔マンガに載ってたw)」

息子「そうそう!何で知ってるの君??凄いね

俺 「ええ、まぁちょっと・・・それで?」

息子「あぁ、それでね。天獄はそのコドクを人間でやったんだよ」

俺 「人間密室に入れて??ウソでしょう」

息子「(少し機嫌が悪くなる)私もオヤジから聞いた話で、

   100%全部信じてるわけじゃないから・・・もう止める?」

俺 「すみません・・・続けてください」

息子「分った。んで、それを例の奇形たち数人でやったわけさ。教団本部か何処か知らないけど、

   地下の密室に押し込んで。それで例のシャム双生児が生き残ったわけ」

俺 「閉じ込めた期間はどのくらいですか?」

息子「詳しい事は分らないけど、仲間の肉を食べ、自分の糞尿を食べてさえ生き延びねばならない期間、

   と言ったら大体想像つくよね」

俺 「あんまり想像したくないですけどね・・・

息子「んで、どうも最初からそのシャム双生児が生き残る様に、天獄は細工したらしい

   んだ。他の奇形刃物か何かで致命傷を負わせ、行き絶え絶えの状態で放り込んだわけ。

   奇形と言ってもアシュラ像みたいな外見だからね。その神々しさ(禍々しさ?)に

   天獄は惹かれたんじゃないかな」

俺 「なるほど・・・

息子「で、生き残ったのは良いけど、天獄にとっちゃ道具に過ぎないわけだから

   すぐさま別の部屋に1人で閉じ込められて、餓死だよね。そして防腐処理を施され、即身仏に。

   この前オヤジの言ってたリョウメンスクナの完成、ってわけ」

俺 「リョウメンスクナって何ですか?」

息子「神話時代に近いほどの大昔に、リョウメンスクナと言う、

   2つの顔、4本の手をもつ怪物がいたらしい。

   伝説にちなんで、例のシャム双生児をそう呼ぶ事にしたんだよ」

俺 「そうですか・・・

息子「そのリョウメンスクナをね、天獄は教団の本尊にしたわけよ。呪仏(じゅぶつ)としてね。

   他人呪い殺せる、下手したらもっと大勢の人を呪い殺せるかも知れない、

   とんでもない呪仏を作った、と少なくとも天獄は信じてたわけ」

俺 「その呪い対象は?」

息子「・・・国家だとオヤジは言ってた」

俺 「日本のものですか?頭イカレてるじゃないですか、その天獄って」

息子「イカレたんだろうねぇ。でもね、呪いの効力はそれだけじゃないんだ。

   リョウメンスクナの腹の中に、ある物を入れてね・・・

俺 「何です?」

息子「古代人の骨だよ。大和朝廷とかに滅ぼされた(まつろわぬ民)、いわゆる

   朝廷からみた反逆者だね。逆賊。その古代人の骨の粉末を腹に入れて・・・

俺 「そんなものどこで手に入れて・・・!?

息子「君もTV新聞とかで見たことあるだろう?古代遺跡や墓が発掘された時、

   発掘作業する人たちがいるじゃない。当時はその辺の警備とか甘かったらしいから・・・

   そういう所から主に盗ってきたらしいよ」

俺 「にわかには信じがたい話ですよね・・・

息子「だろう?私もそう思ったよ。でもね、大正時代に主に起こった災害ね、

   これだけあるんだよ」

 1914(大正3)年:桜島の大噴火(負傷者 9600人)

 1914(大正3)年:秋田大地震(死者 94人)

 1914(大正3)年:方城炭鉱の爆発(死者 687人)

 1916(大正5)年:函館の大火事

 1917(大正6)年:東日本大水害(死者 1300人)

 1917(大正6)年:桐野炭鉱の爆発(死者 361人)

 1922(大正11)年:親不知のナダレで列車事故(死者 130人)

そして、1923年大正12年)9月1日関東大震災、死者・行方不明14万2千8百名

俺 「それが何か?」

息子「全てリョウメンスクナが移動した地域だそうだ」

俺 「そんな!教団支部ってそんな各地にあったんですか?と言うか、偶然でしょう(流石に笑った)」

息子「俺も馬鹿な話だと思うよ。で、大正時代の最悪最大の災害関東大震災の日ね。

   この日、地震が起こる直前に天獄が死んでる」

俺 「死んだ?」

息子「自殺、と聞いたけどね。純粋日本人ではなかった、と言う噂もあるらしいが・・・

俺 「どうやって死んだんですか?」

息子「日本刀で喉かっ斬ってね。リョウメンスクナの前で。それで血文字遺書があって・・・

俺 「なんて書いてあったんですか??」

日      本      滅      ブ    ベ    シ

俺 「・・・それが、関東大震災が起こる直前なんですよね?」

息子「そうだね」

俺 「・・・偶然ですよね?」

息子「・・・偶然だろうね」

俺 「その時、リョウメンスクナと天獄はどこに・・・??」

息子「震源に近い相模湾沿岸の近辺だったそうだ」

俺 「・・・その後、どういう経由でリョウメンスクナは岩手のあのお寺に?」

息子「そればっかりはオヤジは話してくれなかった」

俺 「あの時、住職さんに(なぜ京都のお寺に輸送しなかったんだ!)みたいな事を言われてましたが、あれは??」

息子「あっ、聞いてたの・・・もう30年前くらいだけどね、

   私もオヤジの後継いで坊主になる予定だったんだよ。

   その時に俺の怠慢というか手違いでね・・・その後、

   あの寺もずっと放置されてたし・・・話せることはこれくらいだね」

俺 「そうですか・・・リョウメンスクナはどこに??」

息子「それは知らない。と言うか、ここ数日オヤジと連絡がつかないんだ・・・

   アレを持って帰って以来、妙な車に後つけられたりしたらしくてね」

俺 「そうですか・・・でも全部は話さないと言われたんですけど、

   なぜここまで詳しく教えてくれたんですか?」

息子「オヤジがあの時言ったろう?可哀想だけど君たち長生きできないよ、ってね」

俺 「・・・

息子「じゃあこの辺で。もう電話しないでね」

俺 「・・・ありがとうございました」

以上が電話で話した、かいつまんだ内容。はっきり言って全ては信じてない。

長生きはしたいです。

2015-07-23

ニコ生が本気で「ホラー映画ファンを育てようとしている」

http://ch.nicovideo.jp/nhorror

あなたの周りに、20代後半から40代の、いわゆる「ホラー映画にうるさい人間はいるだろうか。

ラブロマンスSFサスペンスファンタジー冒険譚。数ある映画の中からとりわけ「ホラー映画のみ」に熱を向ける人間だ。

もしいるのであれば、その方に「なぜホラー映画を見るようになったか?」と聞いてみてほしい。おそらくはだいたい同じ答えが帰ってくるはずだ。

たまたま深夜につけたホラー映画面白かった』。間違いなく彼はそう答える。

ところでどういったわけか、2015年現在。深夜にテレビを付けてもホラー映画は「やっていない」。呪怨リングの新作が出るたび旧作が再放送される程度だ。

自由気ままなテレ東パワーもサメ特集限界である

鏡を使ってキャンディマンを呼んだり、ジェイソン宇宙打ち上げられたり、

世界ゾンビまみれになっていることに最後まで気がつかない酔っ払った男たちの映画は、地上波では流されないのだ。

血がだめなのか怖いのがだめなのか。とにかくやらないのだ。

ということでニコ生である

ニコニコ生放送では現在ニコ生ホラー百物語」と称して、夜9時前後からホラー映画モキュメンタリー毎日数本流している。

ラインアップを眺めると、確かに大半はアイドル主演の見る価値もない駄作や、明らかにやる気のないフリゲ実写化だ。

だが飛び飛びで「おっわかってるな」という作品があったりする。

ムカデ人間』の虜になったキ印の男が創りだした世にもおぞましい地獄絵図、ムカデ人間2」

おぞましさの中に光る鈍い倫理ラース・フォン・トリアーを思わせる映像技法で描いた、ビー・デビル

世界で初めて内蔵描写映画に盛り込んだ伝説の傑作、血の祝祭日

冒頭から女の顔をグチャグチャにする。風船ガムを噛みながら乳房をもみしだく女を後方から金槌で一撃。目玉を掘り出し、潰れたトマトのような顔面のあらぬところにねじ込む。ビルから飛び降りた女をこともなく自動車が引きつぶしていく。ゴアゴア・ガールズ」

シャム双生児の兄が巻き起こす殺人の恐怖を描いた「ヒルズ・ハブ・アイズ」「サランドラ」に並ぶ奇形カルトホラーバスケットケース」

極限の残酷描写解釈を生むラストシーン賛否の声を轟々と呼んだホラー史に残る大問題作マーターズ

そしてなにより、『暴力』以外に何もない見るもの全てを不快にする、スペイン一家監禁事件である

今までは「まーた『フッテージ』流すんかよ」というセレクションだったはずなのだが、これは明らかに「わかる」人間が選んでいるセレクションだ。

今のなまっちょろいテレビに「これを見習え」とは言わない。ただただこの洋画ラインアップを並べてくれたドワンゴの誰かにただただ拍手を送りたい。

「夜にたまたま見たホラー・スプラッタ映画」。これの代替になるコンテンツまさかニコ生になるとは思いもしなかった。

少しでも興味がわいたら、どうかたまたま見てほしい。国外映画については傑作だと断言できるものばかりだ。

しかし「スペイン一家監禁事件」を大勢で見れる機会なんてもんがくるとはなあ…。

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ここまで書いたあとで気付いた。このラインナップはどうやら「続・死ぬまでにこれは観ろ!」(http://korehamiro-kingvideo.com/)とのコラボらしい。

この企画を成立させてくれたキングレコードの誰か、あなたにも拍手を送りたい。

 
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