はてなキーワード: プロ雀士とは
# 麻雀歴について
月々のお小遣いが300円なのに、1日に100円負けて(点0.1でやっていた)毎回大泣きしていた記憶がある。
中学生から同級生に麻雀仲間ができて日々楽しく打っていた。放課後に、ほぼ毎日のように打っていた。部室で牌やカードを使って打つこともあったが、当時はゲームボーイアドバンスの通信ケーブルを繋いで打つことが多く、そのために中古のアドバンスSPを購入した覚えがある。一応同級生の中では打っている期間が長いこともあってそれなりに打てるつもりでいたが、ある時から、いつものセット仲間がフリー雀荘に通い始め(今はどうか知らないが、当時は高校生でもフリー雀荘で普通に打てた)気づいたら全然勝てなくなっていた。こいつだけには一生勝てそうに無いなあと思うほどの差を感じた。
大学にはいかなかった。就職してからはたまに学生時代の仲間と卓を囲んだり、職場の同僚と打ったりしていた。たまにふらっとフリー雀荘に行くこともあったが、大体勝てないし、緊張して普段通り打てなかったり、点数計算間違えたり、大体負けまくっていて全然良い思い出がない。
2年ほど前に始めた。一人で地方で住むことになり、仲間がいなくて寂しかったのかもしれない。特段勉強はしなかったが、特に壁に当たることもなく380戦程で5段になった。その後1000戦ほど費やし苦労して6段になったが酔っ払って打ったりコンディションが悪いとすぐにレーティングを溶かしたので、少し真面目に打つことを心がけた。同時に放銃率などの数字も気にして、たまに牌譜を見直して反省してみたりして、天鳳で勝つための方法を探り始めたのはこの頃だったように思う。
# 伸び悩み そして降段
少し専門的な話になる。
当時の記録を遡ると、5段昇段時の数字が
放銃率13.5%
副露率38.4%
平均順位2.36
対戦数379
1位29.6%
2位27.2%
3位率21.1%
4位率22.2%
端的に言えば、めちゃくちゃ仕掛けて上がりまくる麻雀だった。放銃率はギリギリ及第点だが、特上卓(4段以上になると打てる)に移ってからレベルが上がったので、なかなか上がらせてもらえず、和了率が下がった分放銃率が上がった。フリーやセットのような、1着の価値が高い麻雀では正しい戦略だが、圧倒的にラスを引いた時のマイナスがでかい天鳳ルールには適さない。このあたりまでは、学生時代にそれなりに打っていた蓄積だけで戦っていた(日常的に麻雀を趣味とする人で、それなりに自分が打てると自負する多くの人が、おおよそこの辺りのレベルだと思う)が、その後伸び悩み(結局7段昇段までに2000戦程度を要した)自分の打ち方を変化させることを迫られた。
6段になると、ラスを引いたときのマイナスがシャレにならなくなる。例えば特上卓東南戦だと、1位+75、2位+30、3位±0、4位-120。1位から4位まで一回ずつ引くと、15点もマイナスする(セットだとトントン)。一度は運で6段に昇段したものの、その後負けまくって一瞬でレートを溶かし、一気に4段まで降段した。放銃率も14%を超えた。一度は心が折れそうになって、天鳳から離れていた時期もあったが、時折思い出したように打ち始めた。牌譜を検討して改善点を洗い出したり、いくつか戦術本を読んで、いろいろ打ち方を変えてみたりした。
振り返ってみると、実戦と反省、試行錯誤の成果が大きかったように思うが、中でも参考になった戦術本をいくつか挙げてみたいと思う。
リーチ判断、押し引き、ベタ降り手順(対リーチの危険度比較)の参考にした。ひと昔前にネット麻雀で強いとされている戦術について、統計的な裏付けをした本という認識。最新の戦術とは少し違いはあるかもしれないが、今でも十分な教材として通用しうる。特上卓を抜けられない中級者にとって、自分の判断を改めて見直すためには良い教材だと思う。
副露率が35%を超える人にとっては有用な教材になりうる。副露率が高いと、中終盤での押し引きを単純化しやすいが、その分いつの間にか損な選択を強いられているケースが多発する。親リーに対して2者が降りている状態で1000点愚形を無限押しせざるを得ない状況は泣ける。そんな人にとって、面前で柔らかく構えて先制リーチには14枚からベタ降りする、副露手には危険牌を吸収しつつ、面前で押し返す戦略を取れるようになると、戦略の幅が広がる。そんなきっかけをくれる本。
参考にしたというほどでもないが、初中級者が読むには良い本だと思ったので推薦。ネットで無料で読める。最近実写化もされた。多少戦術が古い感も否めないが、麻雀覚えたての人にとっては、今でも十分な教材になるかと思う。
お知らせさんの鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズムも読んだが、少し内容が難しすぎた。難読の上に、書籍に書いてあることを実戦で活かせるようになるまでに、数百から数千戦の実戦が必要になると思う。超上級者の思考が垣間見えるという点では良書。
# 確かな手応え そして7段へ
4段に降段してから、400戦ほど試行錯誤を重ね、ようやく再び6段に復帰することができた。相変わらず放銃率は14%を超えている(四人打ち7段の平均放銃率が12.5%なので、せめて13%台、可能なら13%台前半まで下げたいところ)し、褒められる成績ではないが、はじめて6段に昇段した時よりも微かに手応えを感じていた。その間に主に以下のポイントを中心に修正を心がけた。
まとめると、鳴きすぎ、副露手と対リーチ時の他家に対するケアが甘い、ケイテン取りすぎ(某氏の「ケイテンは勝負手」という独り歩きした言葉を鵜呑みにするとひどいことになる)といったこと(結果として放銃率が高い)を自分の弱点と認識していた。無論いまだに上記の弱点はあるが、多少改善していると信じたい。あと、それまでは特東赤速で打っていたが、多少東南戦の方が勝ちやすい気がしたのでボリュームを増やした。6段になってからはほとんど東南戦しか打っていない。東南戦のほうが時間はかかるが、局数が長い分強者が勝ちやすく、上振れを引いたときの上昇幅も大きくなる。それまで特東で2000戦近く打ちまくった経験が、南場での条件戦で相対的に有利に働いた感もある。
6段に昇段して100戦くらいした頃、某Microsoft製のAIとマッチングした。たまたまトップを取れたが、牌譜をみてびっくり。今までみた牌譜で圧倒的に衝撃を受けた。色々と特徴はあるが(勢いでお知らせさんのsuphx本を買ってしまった)中でも最も凄いと思ったのは押し引き。特に副露手に対する速度計算とケア。自分よりも数段階前倒しでケアしていることに驚いた。次に中盤の手組み。スリムに構え、終盤で手詰まって損な選択を迫られるケースがほとんど無い。そして手役とドラに対する意識、特にホンイツ。その他細かいところではション牌字牌の先切りと、一枚切れ自風への価値。2,3巡目でもsuphxはション牌字牌より1枚切れ字牌の価値を高く見積もる傾向(この判断が勝率に直結しているとは思わないが。suphxの最も優れた点は押し引きだと思う。)がある。
以後、副露手に対するケアと中盤の手組みを意識して改善した結果、ラス率が2%程度減少した。たったの200戦程度なので数字自体は参考にならないが、これまでに無い手応えを自覚した。結果として、おそらく多少の上振れをひいてはいる気はするものの、再度6段になってからは300戦程度で7段に昇段することができた。直近200戦のラス率は21±2%前後で推移していたはず。この位の数字をキープできれば、おそらく数百戦で7段に昇段できるはずだ。
# 7段昇段時の成績
放銃率14.1%
副露率37.3%
リーチ率18.9%
平均順位2.48
対戦数2425
1位25.9%
2位24.8%
3位率25.1%
4位率24.2%
R2060
昇段まで残り20ptで3ラス引き、残り20pt再挑戦でsuphxに連対を阻まれ、その後2ラス引いたときは泣きそうになったが、最後はあっさり3トップで昇段することができた。長かった。本当に長かった。
技術向上のためにやったことと言えば、とにかく実戦。そして自分の打った牌譜を見直して再検討。とにかくこれの繰り返しに尽きる。戦術書はいくつか読んだが、中でも上にあげたものが役にたった(ように思う)。強者の牌譜をみて検討するなど、他にもっと良い手段があったかもしれないが、自分にとっては、今一つ自分でない人の牌譜をみて検討するという気力が起きなかったでやっていない。他にプロのリーグを観戦したり、youtubeで麻雀関連の動画を漁ってみたりはした。どれも楽しくてタメになるコンテンツだったが、果たして自分の技術向上に活かされているかという微妙なところ。辛うじて、うに丸さんの押し引きと、鳴き読みに関する動画、渋川難波プロの天鳳名人戦牌譜検討動画の切り出しコンテンツで、ケイテンの方針などは参考になったような覚えがある。
ちなみに天鳳7段は、ゲームの中では上位3000番付近、競技人口全体では上位0.3%に入るかどうかというところ。プロ雀士と言われる人の平均的な実力はこの付近だと思われる。麻雀知らない人(がここまで読んでいるとは思えないが)向けに説明するとこんな感じだと思う。もし大きく違っていたら訂正してほしい。
昇段して数日たった今になってじわじわ嬉しさを噛み締めている。たかがゲームとは言え、最後の数百戦は寝食を忘れ死に物狂いでコミットしたことが結果的に運良く実を結んだことへの実感と自信。代償に、ただでさえギリギリだった体重が6kg減ったこと。費やした概算1000時間。今となっては、本気で取り組んで心底良かったと思っている。
一方で、麻雀というゲームの果てしなさ、というかある種の不毛さを感じないでもない。例えば特上卓で平均順位2.50と2.45の人では、スポーツ競技に例えると地方トーナメントで1回か2回勝ち上がれるかどうかという選手と、シード選手ほどの明確な差がある。ところが、両者が仮に100戦戦ったとして、前者は1着から4着を25回ずつ取るものとする。後者は、前者が4着を取ったゲーム2回分を、それぞれ1着と2着で終える計算になる。着順の合計の差はたったの5。
ところがこのくらいの着順は、麻雀の運要素で軽く吹き飛んでしまう。仮に東南戦を打つとして、1戦あたり平均40分程度。100戦程度でも、4000分=66.6時間かかる。大体月一でセット麻雀打つ人が一年で費やすくらいの時間だ。仮に毎週打つにしても年間400戦程度。その程度では両者の差は運で吹き飛んでしまう。実力差がある程度数字に反映されるためには最低1000戦、できれば2000戦ほどは必要になってくると感じる。この認識は間違っているかもしれないので、統計に詳しい諸兄がいれば教えてほしい。
そんな競技、言ってみれば運ゲーの世界で数千、1万数千と打数を重ね、天鳳位まで上り詰める人は一体どれほどの鍛錬を積み重ね、神経をすり減らしているかと思うと途方もない。反省して改善を施そうと努力したところで、その微差を改善した結果が数字に現れるのは少なくとも1000戦以降。単純計算で666時間もの時間がかかる。果たしてその間ブレずに方針を貫くのは非現実的で、仮に結果が数字に現れたところで、本人は何が数字を良い方向にもたらしたのか検証する術がない。ものによっては時の運に吹き飛ばされ、永遠に結果が出ないものもあるかもしれない。こんなブラックボックスの中で、競技プロ含めガチ勢は日々細かい努力を重ねているかと思うと本当に凄いと思うし、不憫でもある。
いったん満足したし、仕事も忙しくなるのでしばらく麻雀から離れようかと思っていたが、1日休んだだけで鳳凰卓への興味がむくむくと湧いてしまい、結局課金して遊んでしまった。たった鳳南を6戦打っただけだが、ひとまず現時点では戦えている感触はあって一安心している。散々不毛だと書き散らしたが、麻雀自体は楽しいし、友人とセットもしたいし、今後も適度にゆるゆると楽しんでいきたいと思う。
たかが新人7段が偉そうにと思われる方が大半だと思うが、麻雀好きの誰かの参考になれば幸甚である。もう少し初心者にも寄り添った内容にしたかったが、申し訳ない。
最後になるが、改めて。麻雀は素晴らしい。いつか増田諸兄と同卓した際には、お手柔らかにお願いしたい。
(追記)
バーチャルナントカには更々興味はなかったがゲストが某大人気プロ雀士だったから、某麻雀ゲームの生放送を見てみた。
そこそこ面白かったけど某女のバーチャルユーチューバーが酷かった。
プロを下の名前で呼んだりバカにしたり、とにかく失礼だった。(とても『ずっとファンだった(本人談)』人間の態度ではない)
手牌覗いてんじゃないかとも思っていたが、それは現在本当に疑われているようだ。草。
それからというもの、麻雀の生放送には興味を持ったがそいつの出てる番組は見なかった。
楠栞桜氏のストーカーとされていた「ec」氏(ワッチョイWW 7f"ec"-kAdmから)は、
アンチスレにおいて「楠栞桜本人ではないのか?」というのが定説となっていた。
もちろん「自身を褒めコラボ相手を貶す書き込み」を本人が行うとは考え難く、
そんな中、楠栞桜がnoteに「誹謗中傷について適切な対処を行う」との記事をアップロードする。
8月14日、アンチスレにおいて楠栞桜のnote(件の記事)を眺めていたユーザが
「noteのソース眺めてたら、ecと同じIPがあるんだが」と書き込む。(ecはIP表示で5chに書き込んでいた)
発見時点では「これは本当にユーザーのIPなのか?(システム的な別の値なのでは?)」という疑念もあったが、note社が流出を認めたことで、間違いなくユーザのIPアドレスであることも確定。
当然?祭りとなり、芸能人のニュースにまで飛び火し、「noteの利用者IP流出騒動」へと発展する。
(ちなみにあまりニュースになっていないが、noteソース中の情報には他にユーザの「TwitterのID」「InstagramのID」が含まれていた。かなり杜撰と言わざるを得ない)
昔のダイヤル回線と違い、近年の光回線ではIPは滅多に変わらない(プロバイダにもよるが)。
このIPがnoteのIPと同じだったことで、「楠栞桜本人ではないのか」と噂されていたec氏が「マジで本人だった」との認識に変化した。
前提として、天鳳では不正防止の為「同一IPは同卓に座れない」というルールがある。
そして、ecが本人と疑われるきっかけとなった書き込みに、「天鳳での楠栞桜の段位速報」がある。
これは何かというと、天鳳でランキングが公開される前に、何故かecが「楠栞桜が昇段した」と書き込んだこと。
もちろん「なぜわかるんだ」「本人か?」と糾弾を受けることとなったが、「たまたま同卓だった」との言い逃れでその場は終わっていた。
しかし今回のIP流出騒動で、「ecと楠栞桜のIPは同じ」であることが明らかになった。
結果、「同卓には絶対に座れないのに何故か本人しか知り得ない情報を知っているec」が成り立ってしまった。
→8/19 訂正。
ecの弁明は「同卓に座っていた」ではなく、「非公式のソフトを使って観戦していた」とのこと。
しかしこの理由は天鳳側の「上卓(楠栞桜が座っていた卓)の観戦はサーバ側で破棄している為不可能」という発表で不可能であることが確定済み。
残った情報は、「何故か本人しか知り得ない情報を知っているec」。
ecが注目されるきっかけであった所業「楠栞桜を上げる」「コラボ相手を貶す」はもちろんとして、
過去に「真相は謎」とされた疑惑の出来事が、すべて本当だったのではないか?と疑われ始めている。
8月14日にnoteの記事投稿者IPがHTMLのソースコードから確認できる不具合が発覚し、楠栞桜の投稿記事から確認できるIPアドレスが、本記事で取り上げているIPアドレスと同一であったことが判明した。
https://note.jp/n/n3e6451c9b147
これによって、少なくとも本記事で取り上げた書き込みに関しては、楠栞桜本人によるものだということがほぼほぼ間違いないものとなった。
ただし、少なくとも本記事で取り上げている問題に関しては、天鳳が当日の楠栞桜本人のIPアドレスと照会した結果を発表すれば、その内容次第で彼女の身の潔白を証明することが可能となる。
そしてこの状況下でもなお天鳳が沈黙を貫くということは、おそらくそういうことだとは思われるが、企業としての社会的責任を放棄してまで、いちユーザーの名誉?を守ろうとする行動は到底理解不能である。
noteのIPアドレス流出問題に関するnote社の行動にはいくつか疑問はあるものの、企業責任として状況の説明を行おうとする姿勢は感じた。
天鳳の運営は、自身の行動が天鳳のセキュリティ的な問題を疑われるようなことをしている事実に気づき、note社のように企業責任を果たしてくれることを願いたい。
また、この追記を記載するついでに一部の誤字等の修正を行った。基本的に主張している内容は変わらない。
・天鳳は意図していない条件下において、指定したユーザーの動向を監視可能な不具合(バグ)の存在を知りながら隠している可能性が疑われている。
・天鳳の運営は、上記の疑惑を持たれることをわかっていながら、特定のユーザーの自作自演行為をかばうという不可解な行動をしている。
それについて、天鳳の運営は何かしらの声明を出してほしいというのが、この記事で伝えたい内容である。
楠栞桜というVTuberの、いわゆる演者(中の人)における家族関係や、VTuberでの活動よりさらに以前も含めた過去に関して異常に詳しい人物が、5ちゃんねるのYouTube板にある「.LIVEアイドル部アンチスレ(通称、ドルアンスレ)」で頻繁に書き込んでいることが注目された。さらにその中には、彼女が天鳳をプレイし始めたという趣旨の報告が、何度か書き込まれている。
天鳳とはオンライン麻雀サービスのひとつで、彼女のデビューのために麻雀大会を開いて支援をするなど、楠栞桜と繋がりの強いところでもある。
【バーチャルYouTuber】.LIVEアイドル部アンチスレ#9768【アップランド】
465 :名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイWW 7fec-kAdm)[sage]:2019/12/31(火) 01:48:42.13 ID:EVMLPk1E0
玉もう段位打ってるwwww
天鳳の対局ログは公開されており、実際に調べると同日の1時44分に、楠栞桜がその日に最初の対局を開始していることが確認できる。
しかし、天鳳のログは対局結果が出てから記述されるものなので、対局開始時点ではログを使ってそれを知ることは不可能である。このログには対局時間も記載されており、この時の対局時間は14分。つまり、1時58分になるまでは、同卓者以外で彼女が天鳳を遊び始めたことを知るのは不可能ということが分かる。
このような天鳳の開始を伝える書き込みは、他の日にも行われている。
【バーチャルYouTuber】.LIVEアイドル部アンチスレ#11361【アップランド】
838 :名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 09ec-P3wQ):2020/03/21(土) 03:23:03.52 ID:YDdcdg810
【速報】
楠栞桜
この日も天鳳のログで、同日の3時22分に彼女が天鳳を始めた記録が残っている。そして、この対局が終局まで16分経っていることも記録に残っている。つまり第三者がログから対局を知るには、最短でも3時38分まで待つ必要がある。当然ながら、この2つの対局の同卓者で共通する者はいない。
他にも、ログの更新時間等で考えると明らかに早い天鳳の昇段報告や、終了時のポイント変動報告などの書き込みがいくつも確認されている。それらに関しては終局直後にログを取得していれば不可能とは言えないものの、多くが終局1〜2分後に書き込まれている。
これらを天鳳のログで実現するためには、書き込み時間を考慮すれば、1分以下の周期で天鳳のログを自動収拾するツールまたはスクリプトを用意しなければ、ほぼ不可能と言える。しかし、そのような形でログを取得することは天鳳から禁止されている。ただ禁止と表記するだけで誰もが守るはずもないので、おそらくそういった不正な取得の監視システムも動いていると考えられる。
ここまで読んで、天鳳をある程度知っている方であれば、観戦機能で対局開始を知ることが可能ではないかと思うかもしれない。だが、報告されていた対局は、全て上卓での対局となっている。天鳳の観戦機能は特上卓と鳳凰卓には用意されているものの、上卓には用意されていない。
ここでひとつの可能性として、何らかの方法を用いれば上卓が観戦できるという点がある。実際にこの速報を行っていたと自称する者は、「観戦くん」という非公式のツールによって観戦していたと主張していた
【バーチャルYouTuber】.LIVEアイドル部アンチスレ#12017【アップランド】
296 :名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 27ec-leZ0):2020/05/04(月) 04:47:30.26 ID:xA5KhpAE0
マジレスすると塩が特上押したタイミングでなめとんの観戦くんってアプリに塩を登録するんだ😘
そうすると上卓に落ちても観戦できるからみんな試してね
しかしこれは、別の人物が天鳳の運営に問い合わせた際に「上卓の観戦はサーバ側で破棄しているので、リアルタイムの観戦は不可能である」と回答を受け取っている。そして後日、この人物は上記の件を問いただされたところ、具体的な取得方法には口をつぐんでいる。
【バーチャルYouTuber】.LIVEアイドル部アンチスレ#12883【アップランド】
104名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW dd58-dBQw [14.9.116.225])2020/07/19(日) 01:42:35.56ID:eGUTQkpI0
あれecじゃん
実際の所天鳳の件知れたのはなんでなの?
118 :名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 3dec-sTnA [222.4.120.217])[sage]:2020/07/19(日) 01:46:20.78 ID:GDa98++I0
ここまで読んで、そもそも今回取り上げた書き込みがなぜ同一人物という前提になっているか、気になっているかもしれない。これは、ワッチョイ(+KOROKORO)の表記と後にドルアンスレに導入されたIPアドレス表記によって、判断できるようになっている。
ワッチョイとは書き込み時に5ちゃんねる側が自動的に付与する自動ニックネームのようなもので、IDとは異なる仕様で生成されている。
フォーマット自体は 「xxxx yyyy-zzzz」となっていて、xxxxは書き込みを行っている端末や回線、yyyyはIPアドレス、zzzzはUAから文字列が生成されている。さらにyyyyもzzzzも同じ環境であれば1週間は値が変化しないため、日付をまたいで同一人物であるかどうかが確認可能となっている。そしてyyyyの下2桁に関しては、使用する回線が変わらなければ常にその値が変化しないことが確認されている。
今回取り上げた書き込みだけでも、該当の人物のワッチョイのyyyyの下ニ桁が、常にecであることが確認できる。この下ニ桁が同一で同日に書き込みを行っていた人物は、ごくわずかしかいない。
そしてこの下ニ桁がecとなる人物が常に早すぎる天鳳の報告を行い、あまりにも楠栞桜について詳しい書き込みをしていたため、この『楠栞桜ストーカー問題』は『ec騒動(問題)』『ドルアンec騒動』と呼ばれる所以になっている。
そしてドルアンスレでは途中からスレッドにIP表示を行うようになり、前述の変化しないワッチョイの文字列仕様によって、特定の人物は常にIPアドレスが「222.4.120.217」であることまで確認されている。
あくまでも推測だが、だいたい3つが考えられる。
例えばDiscordなどで対局画面の共有を受けていた友人や知人であれば、対局中でも該当スレへの報告が可能である。そうでなくても同居して彼女の行動を直接見ることができる人物であっても可能である。
この場合前者に関しては、後述する天鳳の角田氏の行動が不可解に感じる。後者は昇段やポイントの変動が確認できるほど近くの距離で対局を見ている必要があり、その行動としては違和感がある。
正直突拍子もない可能性だが、いちおう可能性の一つとしては存在する。そしてこれが、本題の天鳳の問題点にもつながる。
天鳳側はリアルタイムで上卓での対局の観戦を行う方法がないと主張する上で、第三者が実際に観戦できてしまうのだとしたら、それは大きな不正につながる恐れがある。例えば対局中に自身の対局を観戦しているのであれば、全員の手牌を見ながら対局できてしまう可能性が出てくるからである。
通常観戦モード自体は5分遅れで表示されるのだが、これまでのecの発言や書き込み時間の件をまとめると、正しく5分遅延が発生する観戦かどうか怪しいためである。
https://note.com/sio_kusunoki/n/n032f17f773c6
現在ニコニコ動画やTwitterにて、一切事実とは異なる情報が一部出回っているっていることについて、天鳳つのだ様よりご連絡を頂き、私自身も確認しております。
(中略)
悪意のある動画や、事実とは異なる情報拡散が目的だと捉えられる動画、書き込みに関して、時間がかかるかもしれませんが、法的処置を進めさせて頂きますのでよろしくお願いいたします。
ここに記載されている「天鳳つのだ様」とは、天鳳の開発者であり運営を行っている有限会社シー・エッグの代表取締役である角田真吾氏のことである。さらに記載されている「一切事実とは異なる情報」が何をどこまで指しているのか曖昧だが、同時期に候補にあがるような情報の拡散は見られないため、ストーカー問題を指していると思われる。
そして、この記事が掲載された7月31日時点でニコニコ動画に掲載されていたストーカー問題関連の動画のほとんどは、この天鳳に関する異常に早い書き込みの件を取り上げている。ここから考えて、彼女に連絡を行った角田氏が都合よく天鳳の件だけ見逃しているとは思えない。
ここまで書いた時点で、天鳳側の行動に大きな疑問が生まれる。ドルアンスレに天鳳関連の記述を行っていた人物のIPアドレスは、ほぼほぼ222.4.120.217で間違いない。
そして天鳳の運営であれば、楠栞桜が対局を行っていた当時のIPアドレスを調べることが可能なはずである。この問題は彼女が該当のスレッドに書き込んだ張本人でなければ、天鳳の不具合を示す重要な証拠となるため、調べない理由はむしろないと言える。
にも関わらず、天鳳側では現在に至るまで、このnoteの記事についてすら触れていない状況にある。
天鳳側の肩を持つ形で可能性を考えると、まだ調査中であったり、本当に何かしらの不備を見つけて対応しているのかもしれない。だからといって、具体的にその手法が明らかとされているわけでもない現状で、認識している旨の声明も出さないのはやはり違和感がある。
という、どちらにしても天鳳の信用を損うような状況が発生しているように見える。
現時点ではまだ楠栞桜周辺でしか注目されていないようだが、これが天鳳ユーザー全体に広まる前に、何らかの手を打ってほしいと願っている。
ただでさえ状況の解説で長くなるので詳しく触れていなかったが、天鳳の角田氏は楠栞桜というVtuberの誕生を全面的に支援し、かつ彼女から頼んだわけでもないのにⓋ楠栞桜という専用IDを与えるなど、かなり入れ込んでいることが知られている。
確かに指摘するように(天鳳に不具合がないのなら)わざわざ証明する必要はないが、彼女のVtuber活動に「桜の花を咲かせましょう」とまで伝えた人物が、この状況下で何もしないほうが不自然ではないだろうか。
意味はないかもしれないが、意味がないからやらないという理屈の方がおかしい。
今回は天鳳の不可解な行動に不信感を持ったという話がしたいだけなので、その件に関しては問題があろうがなかろうが、そもそも語る必要がない。例えばこれが彼女のファンスレッドで同様の書き込みを行っていたとしても、その答えは変わらない。
天鳳の書き込みは楠栞桜本人が行っていて、天鳳の角田氏はIPアドレスで証明できてしまうのでこの件に関しては口をつぐんでいると思っている。というか、天鳳のセキュリティに不備がない限り、それ以外考える方が無理があるように感じる。
正直なところ、楠栞桜自体はどうでもいい。
天鳳はなぜダンマリを決め込んでいるのか、天鳳の信頼を損なうような行動をとってまで守る価値がこのVtuberにあるのかという怒りと疑念を持つことが彼女へのアンチということになるのなら、アンチかもしれない。
複数のプロ麻雀団体が天鳳の成績を実績として扱うこともあり、天鳳は単なるゲームにとどまらず真剣に向き合って参加しているユーザーも多くいる。配牌等の運要素でクソだなんだと理不尽に罵られることもある天鳳だが、こんなしょうもないことで、本気で失望されないようにしてほしいとは思っている。
案の定、楠栞桜の部分に焦点を当てた反応が見られるが、この記事はあくまでも天鳳とその運営に焦点を当てた記事である。
この問題に関するまとめや記事は、その名称からして当然だが、楠栞桜というVTuberに焦点が当たりすぎたものが多い。
ただ個人的には彼女のことよりも、自身の信用を損なってまで彼女を守ろうとする(もしくはあれだけ入れ込んで起きながらあっさり切り捨てようとする)天鳳の行動に疑問を感じたので、この記事を書くに至った。
同様に近代麻雀編集部、並びに一部のプロ雀士にも彼女絡みで思うことがあるのだが、それは書くとしても別で改めて書くことになると思う。
「これは主要タイトルじゃない」とか「主要タイトルが抜けてる」とかあれば誰か教えて。麻雀界のタイトルわけわからん。
タイトル | 現保有者 | Mリーグ参加歴 |
---|---|---|
鳳凰 | 吉田直 | なし |
十段 | 伊藤優孝 | なし |
王位 | 森下剛任 | なし |
マスターズ | 真光祐尚 | なし |
タイトル | 現保有者 | Mリーグ参加歴 |
---|---|---|
最高位 | 坂本大志 | なし |
Classic | 森本俊介 | なし |
發王 | 中嶋和正 | なし |
新輝 | 村上淳 | 2018 - 現在 |
タイトル | 現保有者 | Mリーグ参加歴 |
---|---|---|
令昭 | 谷井茂文 | なし |
クライマックス | 阿部孝則 | なし |
クラウン | 浅井裕介 | なし |
オープン | 小宮悠 | なし |
スプリント | 吉田信之 | なし |
オメガ | 中村和幸 | なし |
タイトル | 現保有者 | Mリーグ参加歴 |
---|---|---|
将王 | 原浩明 | なし |
BIG1 | 加藤博士 | なし |
μ-M1 | 岡田桂 | なし |
タイトル | 現保有者 | Mリーグ参加歴 |
---|---|---|
雀王 | 堀慎吾 | なし |
雀竜 | 矢島亨 | なし |
日本オープン | 下出和洋 | なし |
オータムCS | 岩崎啓悟 | なし |
現在は予選も終盤となりより一層盛り上がっていくことであろうこのMリーグですが、僕は開幕時から視聴してパブリックビューイングという実際に試合会場近くまで足を運んで応援するというイベントにも参加してきました。それだけこのMリーグを楽しんでいたし、これからの発展にとても期待しています。
しかし、今の僕はほとんどMリーグを観ることが無くなってしまいました。
別に興味が無くなったわけではない。単純に疲れてしまったのだ。今回はこの理由について書かせてもらおうと思います。そしてもし「麻雀は好きだけど分かる」という声があればお聞かせください。
そもそもこんな話をするお前は何者だというところをお話します。僕は別にプロ雀士でもなければアマチュア強豪というわけでもなく、むしろ一般的に見ても雀力が高いとはいえないようなただの麻雀好きな男です。
麻雀を始めたきっかけはゲーセンの麻雀格闘倶楽部、麻雀を観るようになったきっかけはAbema TVという、およそ平均的なイマドキの麻雀ファンだと思ってます。
そんな僕に衝撃をもたらしたのは、Mリーグ開幕の吉報です。
名前の通りJリーグなどのナショナルリーグ化を目指す試みであり、今までは複数あるプロ団体が主催する独自のリーグがプロリーグとして認識されていた麻雀界に対して、スポンサードによる年俸制という革新をもたらしたのです。(そのため、前述した日本初のプロリーグには語弊がある)これはよりいっそう麻雀を楽しめる!!そう思っていた僕のところに思わぬ訃報が届けられたのはMリーグ開幕後すぐの11月末のことでした。
「RTDリーグの終了」です。
RTDリーグとは先に述べた各プロ団体が主催するリーグ戦ではなく、かといって最強位のような超短期戦でもなく、招待選手たちが1年という長期間に渡り繰り広げるリーグ戦で、AbemaTV麻雀チャンネルオリジナル企画であり看板番組でした。この番組をたまたま視聴したことが、僕が麻雀を観るきっかけとなり、ひいては観る雀が習慣化されるきっかけとなりました。
この番組は2016年から始まり、2018年の3シーズン目は入れ替え基準が不明確だったものを降格制度を導入して明確化し、「勝ちたいけど負けるのはもっと嫌だ」という選手たちの葛藤を間近に見ながらよりドラマのある展開となり(個人的には藤田社長の不参戦や、やや冗長にすぎるインタビューなど不満な点もありましたが)、10月に行われた決勝戦の結果小林剛プロの優勝で幕を閉じました。
また来年もこの熱い戦いを観ることができる、そう信じていた視聴者もきっと多かったと思います。しかし番組最後に流れたアナウンスは、無情にもRTDリーグ終了のお知らせでした。
Mリーグの放送母体はほぼほぼRTDリーグと同じで、Mリーグに出場する選手の大半はRTDリーグの選手と被っています。そのため並行して行うことは難しいという判断だと思われます。
当初はもちろんこの訃報を悲しく思いましたが、その分Mリーグを応援しようと思いました。しかし、このシコりは次第に大きくなっていきます。RTDリーグとMリーグは大きく違っているのです。
僕がMリーグを観なくなった1番の理由、それは「週4回という放送スケジュールを追いきれなくなった」に尽きます。
Mリーグは月曜、火曜、木曜、金曜の午後7時からそれぞれ半荘2回を行います。毎日およそ3時間強で、RTDリーグの単純に2倍の時間です。(RTDリーグは月曜、木曜の午後9時から半荘2回)
選手の思考に思いを馳せながら観るのは観る雀の醍醐味であると僕は考えています。そして視線は常に牌姿にいくため、常に集中する必要があります。
もちろん流し見をする人もいるかもしれませんが、麻雀は盛り上がりの場面が明確ではなく、いつその瞬間がきてもおかしくないのです。実況が盛り上がってきてから観ても、それまでの牌の動きや選手の思考に追いつかず、「ただ良い手が入っていたから勝った」だけのものになってしまいます。
そのため僕はRTDリーグを観るときはコンディションを整え眠い時は後からビデオで観るというのが常でした。それでもRTDリーグは週2回、追いつくことは難しいことではありません。
しかしMリーグはその倍の週4回。僕は1月20日現在12月上旬の試合のところで停まっています。
それでも追いつかなくちゃと当初は睡眠時間を削って観たり、食事をとりながなら観るなど、それまでしていなかった「ながら見」をしてでも追いつこうとしました。
そうなると今度は現在のランキングに違和感を覚えてくるのです。あれ、Abemasいつのまにこんな下に?とか。それは「ながら見」を行ったが故に、試合の結果が頭に入っていなかったのです。
そして、それは次第に試合内容にまで及び、ビデオ再生して見終わったものが実は既に一回観終わっているものだった、というのもザラにあります。これではとても麻雀を観ている、とはとても思えなくなってしまいました。
もう一つ決して小さくない理由として、試合以外の要素が多すぎるという点が挙げられます。
対戦前の選手紹介や毎回代わり映えのない対戦前インタビュー(そもそも選手に毎回インタビューの内容を面白く話せという方が無理がある)、そして長すぎるヒーローインタビュー(これについても松本圭世さんはものすごく麻雀の勉強してるし自分の色を出しながらインタビューして選手の個性を引き出そうと並々ならぬ努力をしていますが)などなど、RTD2018を観ていてやたらとインタビューが増えたことの集大成として実に1回あたり30分近く対局以外の時間があります。
もちろん対局だけ映す今までの各プロ団体主催リーグとの差別化を図り、よりドラマティックにエンタメ化をはかる上では必要なのかもしれないが些か長すぎるのではないかと…。
僕は今も麻雀は大好きですし、先日の麻雀チャンネルの新春特番など面白い企画をこれからもAbemaTV様には続けてほしいので僕はこれからもプレミアム会員でい続けます。
しかしMリーグに対して真剣に追うことは現在の体制下では自分の生活リズムの範疇での視聴を大きく超えているため、今後もないでしょう。結果だけみてもチームの点数だけなのでイマイチどのプロがどう勝ったなど分かりにくいところはありますが見るくらいはするでしょうが、ビデオでの後追いを時間ができたときにちまちましていくことと思います。このタイミングで記事を書いたのはなんとなくですが、Mリーグの盛り上がりに水を差したいわけではありません。来期以降のスケジュールを考えるうえでこういった意見もあるということを垂れ流したかった、ただそれだけです。