はてなキーワード: 引き込みとは
http://anond.hatelabo.jp/20100120061450
若干、セクハラの事例紹介は読んだことあるけど、実際に出くわしたことはないんで脳内戦略ですが、証拠固めをしつつ、「同じ職場で味方になってくれるヒト(まず女性から?)を増やすっていうのはどうでしょう。
表沙汰にしたときって、結局のところ「被害者と加害者のどっちがおかしいか」っていう争いになります。
「(逆恨みとか被害者の側の)個人的な事情」「ナマイキな被害者の過剰な自己主張」「困ったちゃんな被害者のほとんど妄想」てことにして、問題のある状況をセクハラとして受け入れない(=被害者が「おかしい」)方向に持っていこうとするってことは、悲しいけれど珍しくないことなんで、まずはぐうの音も出ない証拠となるような言葉を録音するのがベストですが、いい具合に証拠を残せなくても、周りの人が「元増田はセクハラ男に嫌がらせをされている」ことを事実として認めてくれればいいんですよね。
というか同じ職場の女性に相談するというオプションが出てないあたり、元増田は女性同士のつきあいが苦手か(この増田も苦手です)、今の職場がそういう雰囲気じゃないかどっちかなんだろうなと思いますが、流れを自分により有利にもっていくための営業だと思って頑張ってください。
今の状態で元増田が上司に訴えたとしたら、セクハラ男の敵は元増田一人だけど、十分な根回しして空気作っちゃえば、もう元増田個人にどうこうしてもしゃーなくなります。
あと、この先うまく元増田が「物証」がとれないまま別の職場へ移ることになっても、セクハラ男注意!って警鐘を鳴らしておくことで、他の女性も対応しやすくなるし(絡まれると面倒なんでそもそも視線合わせないとか、他の部署の子にも警鐘連打しておくとかね!)、別の犠牲者出たときの対応がより早く、よりまともになるかもしれません。
あくまで一例ですが、「最近セクハラ男に絡まれてるんですけど、あの人なんかあるんですか? 最初はスルーしてたんですけどだんだん怖くなって...」的な「相談」を持ちかけて、他の人も言われてないか、以前そういうトラブルを起こしていないか、情報収集をしつつ、「元増田がセクハラ男に絡まれて困ってるらしい」という話をじわじわと広げていく、そこからセクハラ男の振る舞いがなんかおかしいぞ?ということに周りの人に気付いてもらうっていうこともできると思います。
あと、気になったところを。
・裁判云々のやりとり
コレを言っちゃうと、女の人でも「あ~そういう対応したら...相手は逆上するわー」的なイヤな納得をしちゃう人もいるだろうから、そこは自分からは言わない方が...
もし対決モードになって向こうが「冗談のつもりだったのに裁判裁判言われてカチンと来てつい...」とかダルいこと言い出したら、「二人しかいないときに絡まれて、*本当に*怖かったんで、身を守ろうとしてそういうことを言ったかもしれません」とでも言えばいいと思います。
ツンな元増田は元記事みたいに書いてるけど、二人っきりでそんな絡まれ方して怖くないわけないんだからねッということで。
・捨て台詞
こんなことまで言われるとか元増田ほんとにカワイソス...自分だったらびっくりして泣いちゃうかも。泣いちゃったら次の日出社できない...
ですが、これは良い最終兵器だと思います。
感じ方に個人差はありますが、いままでセクハラ男の問題発言を「まあ...セクハラ男もいいところはあるから...」とか、セクハラ我慢手当てもつかないのに無理やりあるはずのない慈愛を搾り出してスルーしてきた女性でもブチ切れると思います。
最終兵器だけど、女性に対しては早めに使ってもいいかも。「世の中こういう人がいるもんなんだし、みんながスルーしてるんだからあなたもスルーしなさい」的な流れになったときに一気に突破できる可能性もそれなりに。だってこんなこと言われるのもスルーするとかありえないし。
男性には直接言わない。元増田の口から言うとそこで引かれることもあるだろうし、そういうことを平気で口にできる子=平気なんじゃね?=平気ならセクハラじゃなくね?みたいなよくわかんない方向へ流れを持って行かれる可能性もないとは言えません。「あまりにひどくて到底男の人には言えないようなことを言われた」で押し通して、手続き上どうしても事実確認が必要なときにだけ涙目で証言してください。
・「弱い」感情も出す
ひどいこと言われて平気なフリとかしなくていいです。
書きぶりから察するに、元増田は人に弱みを見せるのがイヤな子みたいなんですが、「怖かった」「傷ついた」「恥ずかしかった」とか「弱い」方向の感情も素直に出した方が「元増田から見たセクハラ男の姿」をよりリアルに伝えることができると思います。
もともとは苦手なんだろうから、意図的に「弱い」感情を盛っていくくらいの勢いで。
実際、怖かったし傷ついたから(そしてそのことによって自尊心を傷つけられたから)怒ってるわけで、いきなり切り口上で怒りを表出するより、そのモトから示したほうが、その結果である「怒り」を共有してもらいやすいです。
「弱い」感情を抑えて訴えると、されたことに対して比較的平気なように見えるのに、それと釣り合いがとれないほど怒り狂ってるように見えて、周りは意味わかんなくなって、「えーっと...要するに元増田のヒステリー??」ってことになりかねません。誇張しすぎるとまたリアリティが薄くなって「なーんだ困ったちゃんか」扱いになりかねないんで、やりすぎ注意ですが。
特に対男性だと、「怒り」から話しちゃうと「オレは悪いことしてないのになぜか自分が叱られてるような気がしてくる...いやオレは悪くないし!(逆ギレ) ひょっとしたらセクハラ男にも事情があったのかも!」ということになりやすいので、「セクハラ男に絡まれて怖いんで、タイミングが合うときだけでも見守っててくれたら助かります;;」的な、「被害者の保護者」というスタンスでかかわって欲しい...みたいな引き込み方をすると、「オレ怒られてない」「オレちゃんと信頼されてる」「オレ良い子/セクハラ男悪い子/オレ良い子なので悪い子にいじめられている良い子の元増田の側に立つ」と道筋をわかってもらいやすいかもしれません。ひょっとしたら元増田とセクハラ男に気をつけているうちに、動かぬ現場を押さえてくれるかもしれませんし。
とにかく、周りの人に「傷ついた」ことを見せるのは「元増田の負け」ではないです。ひょっとしたら納得いかないかもしれないけど、ここは肉を切らせて骨を断つということで。
あと、ここぞという時は涙目見せるとか。でもマジ泣きは困ったちゃん判定されかねないから、泣きたいときでも全力で我慢。
単純に、元増田の攻撃力&防御力を上げるためです。
よく言われますが、「声出して挨拶する」相手の範囲を広げる、名前わかってる人は名前をつけて挨拶する、目が合ったらにこっとしとくとか地道なスキル上げもチリと積もれば山。
こういうトラブルについては「被害者の側に問題がある」という解釈をなぜかしたがる人も少なくないですが、日ごろの振る舞いで少しは抑止になるんではないかと思います。「元増田に好感を持っている人が多い」雰囲気は「中途半端に元増田をdisると自分が浮く」という判断につながります。
社員vs.バイトというハンデもあるので、味方を増やすことに役立ちそうなことはとりあえず全部やっときましょう。
というわけで、本気で戦争やるならまずは証拠固め用の長時間録音型小型ICレコーダーとか証拠残すためのツールを投資買いですが、同じ物証を出すとしても、「なんの問題もないフツーの職場」からバイトがセクハラとかいきなりめんどくさいことを言い出すのと、「ダメだこのセクハラ男...早くなんとかしないと...」って空気が関係者間で共有された上で物証出るのと、処罰の重さも後々の影響も全然違うんじゃないかと思います。
職場内の人間関係に応じて、相談するべき順番とか個別適切な持ちかけ方とかいろいろあるはずなので、そのへんの見極めは慎重に...ですが。
いずれにせよ、セクハラ男を放置してたら他にも犠牲になる人が延々出続けるのは明らかですので、ムリのない範囲で落とし前をつけてあげてください。
念のため追記。
「男性vs.女性」じゃなくて、「異常者であるセクハラ男vs.まっとうな男女」の形にするのが大原則なのでお忘れなく。
他の人に打ち明けると、ひょっとしたら「男性vs.女性」にしたがる人が出てくるかもしれませんが、そっちへ行くとロクなことにならないので、最後まで頑張って流れをコントロールしてください。
その意味で、最初っから「セクハラ」という単語を出すのは得策ではないかもしれません。これこれこーいう対応をされて困っているし怖い、気持ち悪い、という話をして、相談した相手に「それってセクハラなんじゃ」と言ってもらった方がいいかも。
その辺がよく分からん。というか彼らも分かってないんだろうな。どの国の若者も日本と同じだと思ってるフシがある。
若い頃某国に住んでた事あるけど、電車・バスの時間は全くあてにならない。タクシーはろくに整備されてない。ショッピングセンターのレジで並ぶなんて事はしない。何でもかんでも我先に割り込もうとする。ゴミはそこら中に捨てる。屋内外構わず唾吐きまくり煙草吸いまくり注射器使いまくり。隙あらば店の商品を盗もうとする。勤めてる店の売り上げをちょろまかす(それが常態化しているので店員はポケットのないユニフォームを強制されている)。ガソリンスタンドで洗車を頼むとダッシュボードの中身が空になってる(捨て忘れた雑誌くらいしか入れてなかったけど)。指摘されるとガチで逃亡しようとする(いきなり走って逃げ出した)。警官は「何必死になってんのwww」と全く取り合わない。恫喝で黙らせれば全て丸く収まると思ってる。収まらなければいざという時は殺してしまえばいいとも思ってる。賄賂を掴ませれば警官も黙ってくれる。
ちなみに、取引先から某球技の試合観戦に招待された時、事前にこういう事を言われたよ。
「腕時計は外しておけ。」
「何故です?」
「強奪されるからだ。首を絞められるのでネクタイも着けるな。それと財布も持っていくな。高額紙幣を数枚だけ胸ポケットに入れておけ。」
「なぜ胸ポケットに?」
「銃を向けられた時に迅速且つ安全にカネを出せるようにするためだ。背広の内ポケットやズボンだと、手を突っ込んだ時に銃で反撃されると思われて撃たれてしまうからな。」
また別の日、クルマに乗って繁華街のど真ん中で人の多い時間帯に交差点の信号待ちをしていたら窓ガラス越しに警官に職質された事があった。
「何をしている?」
「信号待ちですが?」
「なぜさっさと走り抜けないんだ?」
「赤信号でしょう?」
「こんな所で止まっていたら危険だ。あそこの角でお前を見ている連中が見えるだろう。」
「ええ、ガラの悪そうなのがいますね。」
「奴らは、止まったクルマを取り囲んで運転手に銃を突きつけ、クルマを奪う常習犯なのだ。」
見ると警官が左手をこちらに突き出した。察した俺は胸ポケットから紙幣を2、3枚その左手に押し込む。
「セニョールの車だけは襲わないよう、私が責任をもって彼らに伝えておくよ。」
「それは心強いね(苦笑)」
さらに別の日、嫁が外を歩いていたら「私の息子を買ってくれ。****(当時の俺の給料の1/20くらいの額)でいい。病気もないし、肌も歯も綺麗だ。」という親子連れに遭遇した事もあった。後で聞いた話によると、もし同情心から子どもを「買って」しまうと、やがてその子どもが家の留守を任された時に外部と連絡を取り合って賊を招き入れる恐れがあったのだという。当然、金品の位置や金庫の鍵、解錠方法諸々を調べ上げたうえで、だ。鬼平犯科帳ばりの「引き込み」ってやつだな。
こんな連中が数十、数百万人とやってくるかも知れないんだけどなあ。分かってるんだろうか。分かってないんだろうなあ。
http://wiredvision.jp/news/200811/2008111121.html
ある状況下では、1人を犠牲にしてたくさんの人の命を救うことは全く正しいことに思える。一方で、同様の命の救い方が、良心に欠けると感じられる状況もある。道徳観念において、われわれの考え方は思ったほど理性的ではないのかもしれない。
5人が線路上で動けない状態にあり、そこにトロッコが向かっていると想像してほしい。あなたはポイントを切り替えて
トロッコを側線に引き込み、その5人の命を救う、という方法を選択できる。ただしその場合は、
切り替えた側線上で1人がトロッコにひかれてしまう。
多くの人は遺憾ながらもこの選択肢をとるだろう。死ぬのは5人より1人の方がましだと考えて。
しかし、状況を少し変化させてみよう。あなたは橋の上で見知らぬ人の横に立ち、トロッコが5人の方に向かっていくのを見ている。
トロッコを止める方法は、隣の見知らぬ人を橋の上から線路へ突き落とし、トロッコの進路を阻むことしかない。
この選択肢を示されると大抵の人はこれを拒否する