はてなキーワード: 床屋とは
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
『王様の耳はロバの耳』の話を知っているだろう。ある床屋が王様の髪を切りに行くのだが、その王様がロバのように特徴的な耳をしていることを知ってしまう話だ。それを知られたくなかった王様は誰かに言えば殺すと床屋を脅した。床屋は誰かに言いたくてたまらなかったが、何とか我慢をする日々を過ごす。
しかし、そのせいで床屋は病気になってしまった。言いたいことを言わないと腹が膨張していき、最終的に破裂するという恐ろしい病である。そこで床屋は、誰もいない林の近くに行き穴を掘って、そこに向かって王様の秘密を叫んだ。察しの通り、これが匿名ダイアリーの起源である。一説にはツイッターの鍵アカウントとする向きもあるが。
しかし匿名だろうが鍵アカだろうが、喋ってはいけないのなら黙っているのが賢明だ。それから季節が巡り、床屋が叫んだ場所に一本の木が生えた。通りがかった男はそれに何かを感じ取り、その木から笛を作ったのである。すると不思議なことに、その笛から「王様の耳はロバの耳」という音色が聞こえてくる。
不用意な発言を別の人間がたまたま見つけ、巡り巡って身バレしてしまったというわけだ。当然、王様は酷く怒ったが、秘密を秘密のままにしたいのであれば、そもそも誰にも明かすべきではない。ましてや昨日今日あった床屋に明かした時点で、王様のプライバシー意識にも落ち度がある。それでは隠しきれないし、暴かれたときには後の祭りだ。こうして王様は仕方なく開き直り、自分の耳を隠さず生きていくことにしたのだった。
ちなみに、主役の床屋以外にも王様の髪を切っていた床屋は何人もいたのだが、彼らが登場しないのは……“そういうこと”だ。
さて、この童話で学ぶべきことは「我々は皆、床屋である」ということだ。人間とは、何かを吐き出さないと死んでしまう生き物なのである。誰か聞いていても、いなくても、表明しなければ腹が膨らんで破裂してしまう。今ここにいることが、何よりその証明であろう。
お喋りな人間は首を切られるが、喋らない人間は病気になって死ぬ。やりたくてやっている人間も勿論いるだろうが、多くの人間は仕方なくやっているに過ぎない。いずれ“そのとき”が来るまで、誤魔化しながら生きながらえるしかないのだ。だから適当な林に行って、適当な穴を掘って、適当なことを叫ぶのである。
ここでいう“適当”を、私がどういう意味合いで使っているかは君への宿題だ。こっちも片手間でやっているから忙しいのである。
よし、では実際にやってみよう。君も、他の生徒たちと一緒に参加したまえ。
では、まず準備からだ。「正しくて綺麗な線」を引くためには、ペンと定規の段階から「正しくて綺麗」なものを用意するのが大事だ。「誰もが納得できる」ことも前提であるため、それらを皆が使えるよう潤沢であることも条件である。言うまでもないが、他の子が持っているのを奪うのはご法度だぞ。
おい、そこ!
……では、行き渡ったところでいよいよ線を引いておこう。おっと、ペンにちゃんとインクが入っているかは確認しておけよ。見えない線を引いたところで、その線が分かるのは自分だけだからな。こらこら、紙に残ったペンの筆圧を「見えているだろう」と言い張るんじゃない。そんな理屈で皆と同じ線を引けたというのは無理があるだろう。
いいか、焦るんじゃないぞ。同じペンと定規を使えば、皆は同じ線を引ける。つまり「誰もが納得できる正しくて綺麗な線」を……どうだ、引けただろう。
んん?
なんだこの線は。
君たち、ふざけているのか。
ペンと定規が同じなのに、なぜ同じ場所に、同じ長さの線を引けないんだ。
ほら、私の
を真似すればいいんだよ。
あれか、私に対する“あてつけ”か?
線を引けると、引こうと思っていること自体が間違っているとでも言いたいのか?
馬鹿言うんじゃない、間違っているのは君たちだ。
いや、違うな。
何となく分かる、私の生徒がここまで愚かなはずがない。
彼奴らめ、諦めてメートル法に従えばいいものを……ぐっ……ふぅ……
……まあ、そうだな、今回学ぶべき教訓は「線は簡単に引けるものでも、引くべきものでもない」といったところだ。
是非もなし。
最近、美容院で雰囲気変えたいと行ったら、パーマとかかけられて、かなりチャラい感じにされた。これまでは床屋で切ったのと変わらないような平凡な髪型だった。
家に帰ると嫁に、「いい歳して、なんでパーマかけたの?」と言われたが、ただの気分転換だと返事した。それから数日して、朝鏡の前で髪をセットしてたら、「なんで毎日洒落こんでるの?浮気してないよね?」「次からその髪型やめて」と言われた。
そもそも自分は女性にモテるタイプじゃない。逆に避けられる人生だった。嫁は初めて出来た彼女だったが、自分にはもったいないくらいの女性で、これを逃したら一生こんないい人と出会えないと思ってプロポーズした。
そんな人生だから、浮気を疑われてショックだった。パーマかけちゃったからしばらく髪型変えられないけど、やっぱり自分にはお洒落とか必要ないと思った。
結局、フェミニズムがあらぬ方向に暴力的に過激化していく原因って、これだと思うんよな。素人が参加してくるから。
トレーニングを積んだ専門家が、エビデンスは?先行研究は?統計データは?とせっつかれてビクビクしながら、やっと専門を語っていくようになるのと違う。まあそこまで厳密にはいかなくとも、たとえば宇宙物理学を語るのと違って、トレーニングなしでも誰でも語れてしまう単純さがあるんだよね。だから素人が感情のままにもりたてらっれてしまう。
それがSNSで共有され、血の匂いに飢えた好戦的な人、つまり何かを叩きたくて仕方がない不満でいっぱいの人に拾われてしまう。
フェミニズムは対象が男であれば、あるいは男性性を見い出せばテンプレに沿って相手を叩くことができるし、大義名分があるので大きな顔をしやすい。そうやって広がっていき、暴力がさらに加速するんだよね。政治学が床屋政談になって、中国と戦争しろ!徴兵制復活!みたいになってしまうのと似てると思う。
時々図書館で見かける変な人が近くの席に座っていた。「変」といっても行動がおかしいわけではなく、ただ異様な長髪で、サラリーマンぽい服装をして、図書館ではひたすら新聞を読んでいる。
特に家財道具一式を背負っているわけではなく、変な臭いがするわけでもないので、ホームレスではないようだけど、行動範囲が近すぎて目撃するとイヤな気分になる。
たぶんリストラか何かで職を失い、暇つぶしと光熱費節約のために図書館に入り浸っているものだと思っていた。ドトールでコーヒーを飲む金があるなら、床屋に行ってその長髪をどうにかしてほしい。
建前では「人を見た目で差別してはいけない」ということになっているけど、やっぱり普通に働いている人のイメージとかけ離れていると避けたくなる。自由業っぽいファッションだと本人の意志で長髪にしているんだろうなと思うけど、あのサラリーマン的服装と長髪はそぐわない。
むちゃくちゃ努力しているなぁと思ったと同時に、女性だからできたことだなぁという風に思えてしまった。
ちなみに俺は30近い非モテの男で陰で顔面の作画が崩壊しています、もちろん童貞です。
見た目に関してにいうと、男も女も同じような悩みを抱えているんだなという風に思った。
俺も見た目については正解がわからない。服装は特に自己判断で買ってはいるけどまったくもってダサダサだし、髪も美容室に行ってはいるものの、注文の仕方がわからず「短めで」ぐらいしか言っていない
だから元増田が自分がなりたい要望を伝えるというのは、とても勇気がいるなとか、とてもうらやましいと思ってしまった。
服装に関しては、ユニクロでも同じような手が使えるだろうか。たぶん女性の服屋は多いからそういう手も多くできるんだろうか。
けど一番すごいのは、メンタル病んでも一人で解決しようとせず、カウンセラーを利用したり水商売を利用したり、
周りの助けを借りながら、また環境を変えながら自分の願望を叶えていこうとしているのが本当にすごいと思ったんだ。
特に水商売の先輩が、自分の会話や見た目を客観的に評価してくれるところは、正直男社会ではない光景だろうなと思って本当に羨ましかった。
コミュ障だが、それで良いと思っている。けど困っている
見た目に自信がないが、それでいいと思っている。けど本当は変えたい
出会いや彼女がないが、それでいいと思っている。けど本当は彼女がほしい。
けど結局の所、自信がまったく無く、現状を変える勇気もなかった。
だからこの歳まで彼女もできていないし、まったく幸せではないのだろう。
この増田を読んで、そこまでの頑張りができることが本当に羨ましいと思ったよ。
士業は資格とったら開業できるけど、資格とってさあ開業しろって放り出されても困るでしょ
ちがくて「(士業)事務所員になれ」っていう話
だれか士業もってる人の弟子?お手伝い?になる感じ
そんで「慣れてきたから資格いよいよとりたいんすけどどうしたらいっすかね」って相談したりしながら生きるだけ
「税理士」は税務署をドロップアウトした公務員がわりと多めにいるから
それこそいきなり「資格とって」なろうとするのはやめたほうがいい士業の一つでは。
ま、「サラリーマンみたいな」サラリーマン「だけ」を目標にしなきゃいいんだよ
近所でいつも暇そうにしてるおじさんを目標にしてみたっていいんだ
(自分の近所のひまそうなおじさんの正体は床屋さん兼地主さんだった。仲良くなってラインでつながったよ)