はてなキーワード: フェイスブックとは
やっぱり、何らかの形で世の中に役立つものを作って、それが評価され、続けられるってのは楽しいものだ。儲けと利益がそこまででなくてもね。同人とか本当に楽しそうだもの。
ただし、とにかく、起業の例とやらを取り上げて、起業の数だけ増やそうというのが日本社会。ラーメン屋がいっぱい増えればフェイスブックやグーグルが増えると錯覚しているかの社会。
まあ、起業周りは、まず数だけ増やして実績を積みたいという連中と、金も時間もかけずに儲かるネタが転がってるんじゃないかと言うのを探したい連中と、
頭のゆるい金持ちを騙して金をせびれるんじゃないかという連中と、ごくごく一部クソ真面目に夢なんか見ちゃって苦しむ阿呆と。
楽しいことと仕事は分けたほうがいい。自己満足で楽しいことなんざ起業で夢見るもんじゃない。所詮勝ち組のリア充ライフであって、起業の参考には微塵もならんのは同意。
今の世の中発言への責任が強すぎる、すぐ結び付けられて事実追求だ。
だから本音や愚痴とかは、こういう"一応"匿名が保障された場所じゃないと書けない。
なんでって、自分たちに対する悪口とか言われると、普段品性や人格や倫理を疑うような腐りきった事を抜かしてるくせに、ブチ切れて文句言ったやつを調べ上げて晒し上げて人生潰そうとする界隈が多いからね。
フェミとか、なんJ出身や嫌儲出身やニュー速出身のコミュとか、ヴィーガンとか、極右に極左とかね。
そいつらへの文句をツイッターだのフェイスブックだので言えるわけ無いじゃん、すぐ喧嘩売ってきてネットストーキングしてくるし、実際されたら困るスネの傷があるんだし。
ママに言え?パパに言え?おじいちゃんおばあちゃんに言え?全員死にましたので言う相手いません うんち?パンティー?小学生ですかあなたは
彼がそう言ったのはちょうど今日みたいな蒸し暑い雨の夜のことだった。
営業部の人との合同の飲み会。暑さとアルコールに当てられ、一息つこうと外に出たところ、彼がいた。
同期だった彼とは、部署異動ですぐに別々になり、話したのは久しぶりの事だった。
背の高い彼、爽やかな彼、笑うとえくぼのできる彼、密かに憧れていながらもなかなか話しかけられなかった彼。何度か話せたのは彼と私の好きな洋楽バンドがたまたま一緒だったから。思えばいつも彼から話しかけてくれていた。自分から話しかけられたことは一度だったなかった。
だって彼はいつも素敵で、彼の周りには沢山の人がいつもいたから。
思い切って話しかけられたのはきっとさっき飲んだカシオレのせいだった。
かき集めた勇気と勢い。けれど彼の気さくな笑顔と「大好きな洋楽の話」という共通項のお陰で、あの時解けなかったぎこちなさは舌の上のかき氷のようにすんなりと溶けた。
「あのバンドのアレ、もう聞いた?」そんな焦れったいやりとりの末に言った「連絡先、聞いてもいいかな?」は営業部の爽やかな笑顔でばっさりと却下された。
あーあ、やっぱり彼みたいな素敵な人にはもう彼女、いるよね……。そう思ってすぐに彼が言った。
ここ、使おうよ
そうして彼が見せたのがこのページ
青を基調としたすっきりとしたページだった。
「なあに?これ、フェイスブック……じゃないよね?」
「ノンノン」彼はそう言って細長く優美な人差し指で私の唇をそっと塞いだ。
「名前を隠して楽しく日記……それがこのはてな匿名ダイアリーだよ」
唇がかぁっと熱くなった。お気に入りの赤リップの色が彼の指に移って煌めく。
「でも……匿名なんでしょ?これじゃ誰が私のエントリかわからな……ん」
今度私の唇を塞いだのは彼の唇だった。柔らかくて優しくて暑いkiss。唇についた私の赤を拭いながら彼は言った。
「大丈夫。増田ちゃんのエントリのことなら僕が必ず見つけるよ。」
「それに」低くて甘い声。こんなに綺麗な声だったっけ……。さっきkissした唇が今度は声で私を惑わす。
「そこ、人気エントリにね」
ーーーー
約束通り、彼のエントリはそこに並び続けた。政治、ライフハック、大喜利……、その度に形は変わったけれど、私には誰が彼のエントリだかすぐにわかった。
だって彼の魅力は匿名の青い仮面でも隠し通せるものでは無かったから。
「2人だけの秘密……だね」
彼との約束通り、私は誰にもバレないように彼にトラバを送った。ある時はうんち、ある時は低脳、ある時はお気持ち長文……それでも彼は私のことをいつも見つけてくれた。
それももう、4年も前の話だ。もう何度リロードしても、彼のエントリは見つからない。
彼がいた頃、世界は輝いていた。雨に濡れた安居酒屋前の歩道も銀に輝く川だった。仄暗い街灯下に並ぶ街路樹も、枝葉に光を満たしていた。
彼がいない今は何もかもがすっかり色あせたガラクタだ。チープで薄汚れたつまらない街。
彼がいた頃、増田たちの語らいは七色の絵の具で描き出される夢だった。愛、理想、正義に溢れていた。
彼がいない今は何もかもが、酒の席の御託だ。使い古されたくだらない正論。
それでも私は日記を書く。届かないとわかっていながら。
仕事は決して楽ではない。何が起こるかわからない劣悪な職場環境で、多分寿命を擦り減らしながら働いている
仕事はできる方ではないが、数年もやればそれなりに慣れてくるし、こだわりも出てくる。
といっても元々人間としてのレベル(知力、体力、精神力、コミュ力等)は平均的な社会人より低く、結局のところたかが知れているので、それ程使い物になるわけでもない。
それでもマグレで昇進させてもらったが、上司には使えないと思われているし、部下達には多分馬鹿にされている。
かつてあった仕事に対する熱意は気付いたら失っているが、辞めて他にやりたい事があるわけでもない
ネットで出会い厨をして付き合う以外に、まともに女性と知り合って付き合ったことが無い
同期の結婚式には呼ばれてなかった
昔の同級生とは卒業以来会っていない。俺は会いたいと時々思うが、逆は誰も思っていないだろう
何のために、誰の為に生きているのか考える事が多くなった
もうすぐ30になってしまう