はてなキーワード: ドレッシングとは
もちろん正確には人間だったんだけど、なにせガタイがよく、振る舞いもゴリラのようだったので、生徒たちには「北ゴリ」と呼ばれて親しまれていた。
北ゴリは草履を履いて生活し、機嫌がいいといつのものか分からない昭和歌謡を歌い、毎日マウンテンバイクで隣県の家から学校に訪れては、日が暮れるまで体当たりで子どもの相手をした。すべてが風変わりなゴリラだった。
北ゴリの授業は自由だった。彼はゴリラらしく、われわれ小ザルにもわかる作法で勉強を教えてくれた。
算数で体積を習った日の宿題は、いっぱいに張った風呂に頭まで浸かって、減った湯の深さから自分の体積を計算するというものだった。
比率の授業には、醤油と酢と油を持ってきて、一番おいしいドレッシングの比率を計らされた。
円周率を初めて知る日には、コンパスで引いた円に沿って糸をなるべく正確に張りつける遊びをして、その糸の長さがほとんど円周の計算通りだったことにびっくりした。
音の伝わる速さをはかる実験をやったこともある。その時は学校を出て近くのでっかい原っぱに行って、各班が豆粒に見えるぐらい離れてから、端っこの班が大声を出し、それが聞こえたタイミングでそれぞれの班が手にした箒を振り上げる、という遊びをした。端の班から少しずつタイミングがズレて箒が上がっていくのが不思議で面白かった。
雪が降るのが珍しい地域だったので、大雪の日には授業がなくなってぜんぶ雪合戦になった。
朝刊で「近くの原っぱで珍しいフンコロガシが見つかった」と報道された日も、やっぱり授業がなくなって、みんなでフンコロガシ探しの旅に出た。(誰もフンコロガシを見つけることはできなかったが、変な動物の骨は見つかった)
あとは、「もしも日記」っていう遊びもあった。一度「何でもいいから”もしも”で始まる日記を書いてみろ」と言われて、その日はみんな自由にケーキ屋さんになったり魔法使いになったりした日記を書いたが、そのあと社会の授業で「もしもこの時代に生きていたら、で日記を書いてみろ」と言われた時にはずいぶん頭を悩ませた。その時代に生きていた人や暮らしを知らなければ書きようのないものなので、がんばって想像したり調べたりしないといけなかった。
北ゴリが突飛な授業を始めた時、小ザルだった私は得てしてやれやれ顔でそれに付き合った。でも、今にして思えば結構わくわくしていた向きもあったのかもしれない。20年近く経った今も、こうして授業の内容を詳細に覚えていることがその証拠だ。
北ゴリの授業は学力に直結するものじゃなかったかもしれないが、学ぶことの根源が好奇心にあることを教えてくれた。そのおかげで、大学を出て社会人として生きる今も、面倒なインプットの前にはまず好奇心をくすぐろうとする習慣がついている。
今の時代は、北ゴリのような教師には少し生きづらいものになっているかもしれない。北ゴリのような授業を今やれば方々から懸念の声が来るだろうし、なんなら当時ですらゴリラは度々怒られていた。それでも、この愛すべきゴリラ教師が、ゴリラの志が、絶滅せずにどこかで生き延びていることを願わずにはいられない。
これは観察に基づく偏見なんだけど、毎日風呂入ってるだろうけど汚らしいおっさんとかいるじゃん?
そういうおっさんって会社のお昼とかに横目でちょっと見てみると大抵コンビニ弁当食ってるのね。
で、弁当だけだと罪悪感があるのかコンビニのサラダも付け合わせに食ってんの。甘じょっぱいドレッシングたっぷりの。
コンビニの食べ物ってさ食中毒とか出すと企業への信用に甚大な悪影響が出るから、かなり徹底的にシステマティックに衛生管理がされてると思うんだよね。
なんども洗われたり添加物を入れたりのあとで、砂糖と塩づけで濃いめの味付けにされた食べ物ってどう考えても体に良くないじゃん?
いや30代以下の若い頃はさ、新陳代謝が良いから適当な食事でも肌や髪の艶が保てて、清潔感もなんとかなってたんだと思う。
でもさ、よく言われるようにそういう食事の影響って年を取ってから急に来ると思うんだよ。
どうせKKOって「今日は暑いからコンビニの冷麺食べちゃうぞ。小腹が空いたときのために菓子パンも買っちゃおう」とか考えてるんでしょ。
個人的には好きなものを好きなだけ食べれば良いと思うけど、清潔感が出なくてモテないってんなら普段食べてるものも考慮すべきなんじゃなかろうか?
結論を書く。糖質制限ダイエットの存在を忘れろ。自分で管理したちゃんとしたメシをちゃんと食ってMyFitnessPalに入力しろ。体組成計買え。毎朝体温測れ。物分りの良い忙しいおっさんはもう帰れ、この先は読まなくていい。
観測範囲内でおっさんどもが中途半端に糖質制限みたいなことをやっては失敗しまくっているのを見ていて、目も当てられない。ケト(ジェニックダイエット = 糖質制限ダイエット)の成り立ちは省略するけど、ビルダーやフィジーカーでさえ絞りに弾みをつけるとか絞り切る時期に1ヶ月程度やるようなもので、競技者でもないおっさんどもが無計画にダラダラとやるものではない。
いつまでケトを続けて、いつからどうやって食事を戻すのか、ケト中はどういうメシにするのか、を軽くでも想像して欲しい。出来る限りケトはやりたくないという結論になるはずだ。それでもコンテストのために絞り切らないといけないから競技者はケトをやってるに過ぎない。全てを忘れろ、チートデイのことも忘れろ。
いいぞ、おっさん。物忘れが激しいな。この後の食事管理のことは忘れるなよ、ブクマしとけ。
食事管理は文字通り、食うものを制御下に置く、ということだ。そのためには何をどれだけ食うのかを把握し、何をどれだけ食ったかを記録していく。レコーディングダイエットなら知ってる?食ったもの記録しただけで痩せるわけないだろ!常識で考えろ!!!マクロ栄養素の割合(= PFCバランス)と摂取カロリー量を把握するために記録するんだよ!!!最初にMyFitnessPalって書いたけど、似たようなことができるアプリなら何でも良い。
あと、お願いだからいきなり1200kcalに減らすとかはしないでください!!!まずは日々の暮らしで消費されるカロリー(= メンテナンスカロリー)と釣り合う分のメシを食え。なぜなら今までの食生活とのギャップを体感出来るから。メンテナンスカロリーを算出するには体組成計が必要だ。しかし市販の体組成計で精度は出ない。出ないが、他に出しようもないからその数値を使え。InBodyで測れる環境が身近にあればそこで定期的に測ると良い。メンテナンスカロリーの算出式を置いといてやる。sheet.newしろ。
よし、これで記録環境もメンテナンスカロリーも整った。次にPFCバランスをどうするかだ。アプリがデフォルトで勧めてくるバランスのままでもいいし、王道のローファット食にトライしてみてもいい。ということで俺がやってる普段使い出来るローファットパターンを紹介しておく。
Pは4kcal/g、Fは9kcal/g、Cは4kcal/gだぞ、中学で習ったよな。
意外とカーボを摂取できると思ったんじゃないか。つまりトレーニングに必要なエネルギーは確保できている。一方、気を抜くと脂質はすぐにオーバーするはずだ。とはいえ、魚やオリーブオイルのような多価不飽和脂肪酸を有する脂質であれば代謝に貢献してくれるし、むしろ意識的に摂取していこう、多少のオーバーは気にするな。部下を回らない鮨屋に連れて行け。
夜だけ糖質を抜く?セックスの予定ないのかよ。俺も無い。まあ夜だけ糖質を抜くのはケトではなくて食事管理の範疇じゃないか。トレーニングしない日であればやっても良いと思うけど、トレ前後は夜でもちゃんとカーボを摂取しよう。
タンパク質は2g説もあるが1.6gで良い。摂りすぎても無駄だし、内臓への負担も気にしたい年頃だろう。タンパク質の摂り方は好きにやれ。補助的にプロテイン飲んでもいいし、胸肉食いまくってもいい。リアルフードから摂取した方が代謝への貢献度は高いけど、現実問題無理だろ。沼?沼ね…。家庭があると難易度高くない?よほど理解力のある家族じゃないと許されない気がするし、許されるなら管理コストが最もかからない手法だとは思う。
やったな、おっさん!これで食事が管理可能な状態になれたぞ!さすが万年中間管理職代表!ただ、口先だけでやってきたようなおっさんは物事の正しい進め方を知らない。だから極端にカロリーを減らしがちだ。繰り返すけどお願いだからいきなり1200kcalとかにしないでください!!!お願いします!!!何故なら減量幅が小さくなった時の打ち手が無くなるんだよ。身体は摂取カロリーに代謝をアジャストさせてくる。だから摂取カロリーを減らせるバッファが必要なんだ。メンテナンスカロリーから始めて、毎日体重計に乗る。2週間毎に100kcalづつ削るイメージで行こう、ただし基礎代謝より摂取カロリーは下回らないようにしてくれ。じっくり進めた方が減量幅は稼げる、結果を焦るな!トランキーロ!
これを3〜4ヶ月続けたら、徐々に摂取カロリーを戻す。徐々に、が定量的じゃなくて気になるおっさんは減量期間の半分の期間で戻す、としてくれ。メンテナンスカロリーは減量当初と変化があるかもしれない。筋量増えてるといいな!
ここまで読んだおっさんに俺からのご褒美だ。クッキングスケールを買え。推測ではなく、計測。ちゃんと食事管理をやろうとするとクソ面倒で辛いから、適当に入力するようになりがちだ。その結果、自分で思っている以上にカロリーを摂取していた、ということがある。自分では1800kcalくらいだろうと思っていたが、実際は2500kcal食ってたみたいな始末。これはそういう実験結果があって、調べたら出てくる。痩せるわけがない。そして中途半端にケトに手を出しては失敗するわけだな。スケールを使う癖が付くと何がどのくらいの量なのか、目と数値を合わせる訓練が出来るからいずれ目分量がそこそこの確からしさを持つようになるぞ。
あと野菜は350g食ってもいい。野菜はゼロカロリー扱い。繊維質が不足しがちになるから350g食うくらいの気持ちでいこう。もちろんドレッシングは計量しろよ!
毎朝体温測って代謝が下がってるか確認するみたいな話を書こうと思ったけど長くなったからやめた。誰かブコメにURL貼ってくれ。経験的にはカーボガッツリ入れるとたしかに代謝は活発になるけど一時的。減量期間の中盤か終盤に1回くらいしか使えない。睡眠時間の方が代謝に影響あると思ってる。
じゃあな、おっさん!健康的に絞った身体でまた会おうぜ!次回はサプリメンテーションだ!
最後にもうひとつだけ。土日は家族と過ごすから食事管理が難しいとかあると思うけど、1週間の総摂取カロリーで帳尻を合わせにいく位の気持ちでいいぞ!気楽に行こうぜ!
うだるような暑さの中、連休中はクーラーを効かせた家に引きこもっていた。そのせいで冷蔵庫の中身はあらかた食い尽くして少しだけ余ったドレッシングが偉そうにしている。
自分でも良く分からないが、連休最終日には飯を食いながら映画を見るという習慣がついていた。多分洋画か何かにあてられて、そういう習慣がついたんだろう。
いつもの習慣をしようと思ったが、冷蔵庫の中身は何もない。それにこれだけ暑いとビールが欲しい。コンビニで買うと高いから、ビールはいつもスーパーで買う。酒はあまり飲まないから買う時に値段はほとんど気にしないんだが、これも習慣としてそうなっていた。
あまり大した距離を歩いていないのに、この暑さだから体はじんわりと汗ばんでいて、スーパーに入ると少し肌寒く感じた。入り口入ってすぐの総菜コーナーにはちょうど良さそうな総菜がいくつも並んでいた。餃子もいい。酢豚も好みだ。南蛮漬けもこの暑さに効きそうだ。
スーパーにはいつも目移りするから、何か文脈があった方が良い。水曜日は頭の文字が一緒の酢豚とか。そういう関連が大切だ。これも習慣かもしれない。
だから最近ネットで見た、ポテトサラダを買った。一つで十分だ。総菜の餃子と迷ったが、冷凍餃子も買った。
家に帰ると、つけっぱなしにしていたクーラーがせっせと部屋を覚ましていた。餃子を焼いて、映画を見る。ビールを飲むといつもより酔いが早い感じがした。思ったより酔ったので映画は半分くらいで止めてしまった。
少し酔いを醒ましてシャワーを浴びるとフライパンと箸がシンクに転がっていた。洗うのは明日でも良いだろう。これも習慣になってしまったかもしれない。