はてなキーワード: 野球中継とは
最近は毎年との恒例行事と化してきた日本シリーズが今日開幕した。
無事に勝って良かった。
その理由を挙げてみた。
・増田へのデットボール(仮)。リクエストでデットボールからファールに覆った。鷹ファンとしては嬉しいがネットでは巨人ファンが誤審だのどうので騒いでる。【モヤモヤポイント①】
・丸が中村の足を蹴った。自分としては丸が明確な故意で蹴ったと思ってるがあくまで鷹ファンなのでそこは私見に過ぎない。実査故意か否かは本人にしか分からない。しかしこれで故意か否かでまたファンが揉めてる。【モヤモヤポイント②】また解説やアナウンサーは見てるにも関わらず全く触れない。巨人贔屓もいい加減にしろよ。【モヤモヤポイント③】
・森からデットボールを受けた中島が森を睨みまくる。謝ったにも関わらず。こいついつもオラついてんな。【モヤモヤポイント⑤】
・ホークスが勝ち勝利インタビューが始まる直前にCMに入り結局そのまま終了。CMかなり長かったし絶対わざとだろ。巨人が勝ってたら中継を延長してヒーローインタビューしてたんだろうな。死ね。もう二度と野球中継すんなゴミ。【モヤモヤポイント⑥】
趣味の一環として野球を見てるのにそれでストレス貯めて…って本当に趣味なのか。
私は美容専門学校の1年生。彼は動物専門学校の2年生。高校時代、部活動が同じだった。付き合い始めて約半年。私が高校を卒業した直後、彼が久しぶりにLINEをして来たのがきっかけだった。
ここまで書いて気がついたけれど、この半年間で彼が自分からLINEを送ってきたのはこのきっかけとなった時と、珍しく私のインスタストーリーを見た時の2回だけだ。タイトルの通り、彼は連絡を寄越さない。
今どき珍しく、スマホをほとんどいじらない人なのは知っている。Twitterはアカウントを持たず、インスタはアカウントこそあれど投稿は0。私のフォロワーの中でひとりだけストーリーを見ていない人がいたとしたら、それは確実に彼だ。
じゃあ普段は一体何で息抜きをしているのか尋ねたところ、野球中継を見ているという。自分の部屋にスマホを置いたままリビングのテレビで野球中継を見ているのだと。
ジジイかよ。
申し訳ないがジジイかよ以外の感想が何一つとして思い浮かばない。ちなみに私は野球は一度たりとも見たことがない。この人なんで私と付き合ってるんだろう。
とはいえ彼も常に野球中継を見ている訳ではない。彼は現在就活の真っ只中である。コロナ禍であるが故に中々難航しているようで、いつもつらそうだと彼の同級生でもある共通の友人から聞いた。それならば連絡を寄越さないのも仕方があるまい。迷惑にならない程度に、私の方から時々LINEしよう。そう決めて早2ヶ月。私たちがLINEをするのは、2週間に1度、5往復ほどとなっている。(ちなみにいつも彼の既読スルーで終わる)
まぁまぁ仕方ない。忙しいしね。と思いつつ、彼と似たようなスケジュールで過ごしている共通の友人が恋人にマメに連絡しているのを見ると、仕方なくもないんじゃないかと思えてもくるもの。流石に愛されているのか不安になって共通の友人に聞いてみたら「絶対にそんなことはない!」と返されてしまった。彼は常に私に会いたいと零しているし、スマホのホーム画面も私の写真にしているというのだ。スマホほとんど使わないくせに。
じゃあなんで連絡してこないの?
元々私も常に連絡を取っていたいタイプでないため関係が続いているが、普通なら別れていると思う。いやだって、おかしくない?もしかして私だけがおかしい?
極めつけに前回のデート(1か月前)の時、「連絡少なくてごめんね、頑張って増やすね」と私は確かに言われている。まったくもって増えていないからもしかしたら聞き間違いだった可能性もなくはないけれど。
そんなのでも彼のことは好きだ。だからオチは特にない。ただちょっと愚痴じみたものを垂れ流したかっただけである。
この令和の時代に、ここまで連絡を寄越さない人が他にいるのだろうか?男性から見てどう思うんだろう。私はまだ彼のことを愛していられるけれど、一体いつまでもつだろう。
21時27分、単身赴任中の父親から電話があった。実に1年半ぶりの着信。
野球中継が盛り上がっているときになんだよと思って出ると、普段と変わらない口調で「落ち着いて聞いてほしい」と言われた。
父親が一人暮らしの自分にわざわざ連絡してきたのには理由があるとは思っていたが、何やら様子がおかしい。
「母さんが癌になった。乳癌だ。9月の末にCTを取って転移していないか確認をして10月に手術が……」
頭が真っ白になった。目がチカチカし、前も見えなくなった。とにかく頭がグルグル回る感じがどんどん加速していく。
割と進行しており全摘出が確定していること、手術前に何度か今まで以上に会ってやれと言われたことは何とか思い出した。
何も言えず電話を切り、頭を整理する。と言ってもすぐにできるわけがないが。
まず頭によぎったのは、今すぐにでも会いに行くべきかどうか。
自分は医者でもなんでもないし、会って何かできるわけでもない。残念なことに自分の貧相な頭ではこの状況でどんな声をかけていいかもわからない。
僕は3年ほど前、仕事で精神的に参ってしまい無職になった。そのまま1年をかけて僅かな貯金を食いつぶし、しかし再び働くことができず困窮していた。
足繁く球場に通うほど野球観戦が好きだったが、その頃には最早テレビを通して見ることすらままならないほど精神的・金銭的に追い詰められていた。
早い段階で実家を頼れば良かったのだろうが、ほとんど家出のような形で実家を出たためどんな顔をして頼ればいいかわからず、とうとう僕は自殺を視野に入れた。いつ死のうか、どこで死のうか。そう考える毎日だったが、ある日突然父からメールが来た。
元気か?会えるなら会おう
僕はここが人生のターニングポイントだと確信した。ここで父を頼らなければ僕は本当にこのまま人生を終えてしまう。僕は死にたくもあったが、やり直せるならやり直したくもあった。
そこで僕は腹を括って現状を赤裸々に伝え、あの日、今まで育ててもらった感謝の言葉もなく飛び出して行った僕の非礼を詫びて、頭を下げて、頼らせてほしいと伝えた。
その日、父は僕を実家に連れ帰った。
久々の実家は気まずかったが、父は僕が実家にいた時と同じように野球中継を流しながら晩酌をする。僕は居心地悪くそのそばに座って、母の出す料理を食べていた。
父は何も聞かなかった。僕がずっと何をしていたのかも、どうしてそうなったのかも。ただひたすら大好きな焼酎を飲み、テレビに視線を送っていた。
僕は父に合わせて野球中継を見る気になれず、そそくさと食事を終えて席を立とうとする。するとそこで、テレビから大きな歓声が流れた。
その日、阪神タイガースは東京ドームで巨人戦を行なっていた。巨人の先発は菅野で、そんな試合はいつも負けるはずだった。なのにその日は、阪神は菅野をこれでもかというくらいに打ち崩したのだ。
それまで無言だった父は立ち上がろうとした僕を呼び止め、こういった。
「阪神も菅野を打ち崩せたんだ、お前も出来る。俺が応援するよ」
しかし僕は何か言葉を発したらそのまま泣いてしまう気がして、無言で席を立った。
僕はその1ヶ月後、小さな町工場で働くことが決まった。ゼロからのスタートでしんどかったが、家に帰ると父はいつも通り野球中継を見ながら晩酌をしていて、それが僕の心の支えとなっていた。
早く今の職場に慣れて、父の好きな焼酎とそれに合うグラスを贈って、あの日のお礼を言おう。それから出来たら、一緒に甲子園で試合を見よう。
そんな矢先だった。
コロナ流行の最中、父は肺炎のような症状が出た。すぐに病院で検査をしてもらい、その結果が肺癌だった。末期だった。
母は父のいないタイミングで僕にそう告げ、あと数ヶ月だって、と言いながら涙を流した。
ビデオの早回しのように父は一気に老け込み、僕は会うのが恐ろしくなってしまった。
野球中継を見ながらの晩酌はなくなり、父は時折散歩に出る以外はベッドで寝て過ごしている。
僕は毎日仕事帰りに実家に寄って夕飯を食べ、父の顔を見て家に帰っている。しかし確実に弱りつつある父をいざ目の前にすると、なんの言葉もかけられなかった。
阪神があの日のように強くいてくれれば、あの日の父のように僕は父に声をかけることが出来るのかもしれない。励ますことができるのかもしれない。
子供の頃からの習慣だから、もはや意識しないとテレビを消せない。
今時こんな人も珍しいと思うが。
昔大学受験やってた頃もそうだった。
中高生の頃はラジオも好きだった。テレビ付けながらラジオも聴いてた。ラジオ聴きながら勉強。
常にテレビをチェックしながら、平日だけでも野球中継からオールナイトニッポンまで聴いてるんだから救いようが無い。
当時は寝る時まで点いてた。
もはや当時のことは思い出せないが、そんなのでは多分勉強なんて全く身になっていなかっただろう。
今になってやっとテレビを消したほうが、他のことに集中できることに気づく。
テレビが点いていると、集中しようと思い立つことが難しいけどね。
レコーダーは持っているけど、録画しちゃうと案外興味無くなる。オンタイムで見たい。
支配されてるなあ。
ただの愚痴なんだけどさ あ、お気持ち長文に入ってしまうかもしれない
いや、でもオタクらしく自己愛が強いから結論は「自分が悲しい」で、話題に上がっているどの人間も悪くないです。繊細やくざな私が悪いのです(これは悪いと思っているわけではなく、悪いと言われたくないという予防線の文言です。)
自己紹介すると現実逃避中のクソニートでーす金と時間を浪費するだけのクソニートでーす
前置きが長くて申し訳ない。
で、脳をとろかすために最近ネット人狼ログの身内RP村を読み流すのが好きなのね。無心で2時間とか読める。ここ1ヶ月で200くらい読んだ。
RP村って普通村と比べて大分わちゃわちゃして和気あいあいだからよい。あとキャラクタとして読めるので中の人を意識しなくてもいいのもよい。
別にうまくなるためでなく、読み物として、エンタメとして読んでいる。野球中継を見るのに近い。内訳全部分かった上で、狼目線に立って、夜会話を聞きながら狼陣営がんばれーと応援する。
狩人を一発で噛めて真占い速抜きして、潜伏役が最後の殴り合いで勝てたときの爽快感。
実生活では何も爽快感も充実感も得られないので、現実離れした電脳の世界で代替的に爽快感を味わうのである。無心で時間が無限に溶けていくのでとてもいい。
ただね、最近狼目線で読んでいるから人狼勝利のログばかり読んでいるのだけれど、人狼が勝ったログって荒れやすいのよね。特に信用勝負で人狼勝ちすると。
「これは狼強かったわ完敗」というログを見たいのであって、「村の進行グダグダだったね」というログを見たいわけではないのだよ。
で、ここからが本題なんですけど、本当前置きが長くて申し訳ない
さっき読んだログ(18A猫)でね、狼初手身内切で信用勝ちPP勝利のログを読んだんだけどさ
初手の身内切された狼は多分いい顔していなかったからやるべきでなかったと終了後荒れていてさ
まあ霊欠けで真占いがゲゲゲした占い狂狼で、村負けは仕方ないというべき布陣ではあったのだけどさ。だからこそ倫理面で荒れてしまって。
私本当に悲しくなっちゃってさっき10分くらい号泣しちゃって。
疲れたからここからきちんと説明する文章は書かずに感情を殴り書きすることとする。
だからやはり特攻も身内切もするべきでない。もういやだ。どうして私が怒られなくちゃいけないの。悲しい。悲しいよぉ。
せっかく信用勝ちして狼と一緒に気持ちよくなるはずだったのに、どうして怒られて悲しい思いをしなくちゃいけないんだよぉ。口直しに過去に読んだ面白ログでもよむもんね。もう悲しい。どうして私が怒られなくちゃいけないの。私は反対したし。実際わたしが感情移入していた騙り役は反対してたし。もういやだ
(いい顔をしていないのに初手身内切はすべきでない)というのはそうだと思っていてでも私がそれをしてしまった悪い子だと認めたくないから癇癪を起している。
やはり共有目線で読む方向に変えるべきかなぁ。でも狩人センサーとか呪殺対応とか噛み筋とか見るのが好きなのになぁ。グレー精査が分かんないから共有目線分からないんだよ。あと共有夜会話の黒字に緑文字読みにくいんだもんなぁ
まあぶー垂れていますがそもそも観客向けにできたログではないし、身内村だし、というか5年も前のログだし、私は悲しい!ということをこんなに長文で支離滅裂に言えたので満足です。
これでもひとしきり騒いだら喉元過ぎてまた別のログを読み流すと思う。
この記事は2018年8月に書いたものですが、ブログを削除することにしたため、匿名記事化することにしました。
________
突然、うつになった。
原因は仕事だったので休職することになった。休職すると何もすることが無かった。今までの趣味をする気にもなれないし、しようとしても頭が働かなくてできなかった。
幸い、夫が身の回りのことを全てやってくれた。私は昼過ぎに起きて、夫が帰宅するまでソファに座ってぼーっとテレビを眺めている生活を送ることになった。
あるとき、同じ時間帯の他の番組を面白いと思えなかったから仕方なくプロ野球中継を見ることにした。細かいことは思い出せないけれど、阪神戦だったのは覚えている。
野球のルールなんてほとんど知らなかった。「投げる人が投げたボールを打つ人がバットで打って、良いところに飛んだら点が入る。客席に飛んだらホームラン」という認識だった。選手もイチローとダルビッシュくらいしか知らないレベルだった。
うつになって以来、楽しい方向へ動くことが無かった私の心が「おぉ!」とほんの少しだけれども確実に弾んだ。それ以来、プロ野球中継があるときは必ず観るようになった。我が家はサンテレビが映るので、地上波とBSでほとんど毎日阪神戦を観ることができた。平日の夕方が、少しだけ楽しみになった。
野球の基本的なルールをなんとなく把握しスタメン選手の顔と名前と背番号を覚えられてきた頃、解説者や観客が何かのカウントダウンをしていることに気付いた。
鳥谷選手に興味がわいて、Wikipediaで経歴を調べたり過去の映像を見たりした。休職以来テレビを眺めることしかできなかったのに、はじめて「Webで調べること」ができた。「顔の良いおじさん選手」との認識を改め、鳥谷選手は「とても凄くて顔も良いベテラン選手」になった。そして私も毎日カウントダウンをすることにした。平日の夕方がとても楽しくなった。夫からも「笑顔が増えてきた」と言われた。
野球の良いところは、素人でも楽しく応援できるところだと思う。ヒットを打って走ってホームベースを踏んだら点が入る。投手の球種がわからなくても、ワイルドピッチとパスボールの区別がつかなくても、フィルダースチョイスってなんやねんと思っていても、それでも楽しめる。
さらに、選手や本気で応援しているファンには申し訳ないけれども、負けてもヒットが出なくても「試合は明日もあるから良いじゃん」と思えた。だから応援やカウントダウンをしていても、心に負担なく楽しく応援できた。(これ、うつだから、とても大事)
そして遂にその時がきた。
観客席で泣いてる人がいた。長年応援してきた人なんだろうなと思った。ファン歴数ヶ月の私ですら、とても嬉しかった。私は何一つがんばっていないけれども、とても達成感があった。
この頃にはもう、引き籠っていた私が家の外に出られるようになっていた。遠出はできないけれど、医師の指示で歩数計を持って散歩をするようになった。未来の目標を立てると医師と夫から「がんばるな」と言われてしまうから黙っていたけれど、甲子園で観戦したいという目標ができた。そのために、動くことが嫌いだけれども散歩を続けることができた。
結局、2017年のシーズンは甲子園に行くことはできなかったけれど、家で鳥谷選手のユニフォームを着たり、2000安打達成記念Tシャツ(夫が買ってくれた)を着たりしてテレビで楽しく観戦できた。
今までできていたことが何一つできなくなってしまいソファに座って一日を過ごしていた私が、「選手みんなも今頃練習してるかな」と思いながら散歩をして、「試合開始までに済ませよう」と思いながら家事をして、夕方からはテレビで楽しくプロ野球を観戦するところまで復活できた。
思っていたより早く元気になれたのは、無料で見れるプロ野球中継と、にわかな私にもわかりやすく野球の面白さを教えてくれた鳥谷敬選手のおかげだと思っている。(鳥谷選手はそのために野球やってるわけじゃないんだけどね。ごめんなさい)本当にワクワクさせて貰えたし、夕方が楽しみになったから生きることができた。当時の環境でプロ野球観戦に出会えなかったら、本当にどうなっていたかわからない。まだソファに座っていたかもしれない。
2018年になった。私は迷わずファンクラブに入って甲子園開幕戦のチケットを取った。
初めての甲子園球場はとても楽しかった。少し暗い通路から観客席に出たときにぱっと開ける空とグラウンドの眺めだけで感動した。球場での観戦はとてもエネルギッシュで格別だった。私にとって記念すべき日だったのに鳥谷選手のユニフォームを家に忘れてきてしまったのが心残りだ。
球場での観戦が大好きになったし有料動画配信サービスも充実しているけれど、やっぱり私は地上波・BSでやってくれるプロ野球中継に感謝している。野球中継が無かったら阪神ファンになれなかった。今でもメインはテレビ中継での観戦だ。お世話になってます特にサンテレビさん。
鳥谷選手もスタメンではなくなってしまったりしているけれど、代打等で出てきてくれた時は本当にテンションが上がる。ワクワクするし元気になれる。
まだ私は抗うつ剤を飲む必要があるし治ってはいない。仕事もしていない。けれども夫が驚く程のスピードで元気になっていっているし、活動範囲も広がった。私を元気にしてくれてありがとうプロ野球。ありがとう鳥谷っていう話でした。
最後に。
うつになってから文章を書くことが無くなっていて、このブログの記事がうつ発症後のはじめての長文になります。読みにくかったと思います。ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
そして、私の球場での初観戦のときに出会った2人のおじさんへ。
焼き鳥に並んでたら話しかけてくれた白髪が似合うダンディーな岩田稔選手のファンの方。「誰のファン?」って聞いてくれたのにあの時はなんだか恥ずかしくて「まだ特定の選手のファンじゃない」って嘘をつきました。ごめんなさい。がっつり鳥谷ファンです。最近は植田海選手のユニフォームも買いました。ミーハーです。
アルプス席で隣に座っていて風船をくださった方。風船をくださり本当にありがとうございます。風船はファンが買って用意するものだと、あのとき初めて知りました。風船だけでなく、点が入った時にハイタッチするのも楽しかったです。この間の甲子園での観戦時に、隣の方があの時の私同様風船持ってなかったのであげました。
今週末は初めての京セラドームでの観戦です。楽しみだ!!
________
この記事を書いてから状況が大きく変わって鳥谷選手は阪神からいなくなってしまったし、コロナウイルスのせいで今季はまだ開幕できていません。
前々から直してほしいところが山ほどある父親だったけど最近特に嫌な点が見えるようになってしまった。
一番嫌だったのは多分3ヶ月くらい前のことで、一言で言えばチャンネル争いだった。私は父親が帰宅する前からスカパーのフジテレビTWOで埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの試合を見ていた。父親が途中で帰ってきて、風呂に入り風呂から上がると、突然無言でチャンネルをスカイAでやっていた阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズの試合に変えた。わたしになんの断りもいれず無言でチャンネルをかえたので、「え、わたし見てたんだけど……」と言ったら「俺がチャンネルの金払ってるから」と言い放った。
金を払ってる人間が偉い理論はまだ分かる。まだ分かるけど、チャンネルを変えるならせめて「変えていい?」の一言くらい言って欲しかった。言ってくれれば「今日は勝った方にマジックの付く大事な試合だからライオンズ戦を見せて欲しい」って交渉できたし、「NHKで中継やってるかもしれないから、調べるからちょっと待って」って言えた。そういう譲り合いの段階すら飛ばして「俺が金を払ってるから一番偉い、黙って俺に従え」みたいな態度で来られても全く受け入れられない。フジテレビTWOの金払ってるの母親だし。その日は偶々NHKがBSでライオンズ戦の中継をしていたからわたしが別室の小さいテレビでライオンズ戦の中継を見たものの、「NHKは毎日ライオンズ戦を中継してくれる訳ではないから、観たい野球中継が二つあるならどちらかが譲歩するしかない。次からはチャンネル変える前に一言言って」と父親に言ったらめちゃくちゃキレて物に当たった挙句夜の10時にスーツ着て「仕事行く」とか言って家を出て言った。仕事行くって言った割に2時間で帰ってきたけど。まずこれがここ最近で一番嫌だったこと。
正直これがあまりにも嫌すぎて他のことが全部些事に思えるんだけど、別の嫌な点としては、毎日飲み終わった酒の缶、飲み残しの入ったグラス、レモン汁の瓶の3点セットをテーブルの上に残したまま寝て、私か母親が片付けているのに、「お前ら(私と姉)はどうして飲んだグラスを片付けないんだ」って言われることとか。(どの口が言ってんだよってめちゃくちゃ思うしグラスをキッチンに置いただけで片付けとは言わない)
わたしが大学生になっても、部屋が足りていないので父親と隣のベッドで寝ているけど、鼾はうるさいし寝言もうるさいし寝相悪くてわたしのベッドに乗ってくることとか。勘弁して欲しい。シングルベッドの半分だけで寝るのは正直しんどい。ソファのがマシ。
ベッドが隣なのは引っ越しをする他に解決策がないが、全部一から十まで父親にそれやめて、もっとこうして、って言えたらいいけど言ったらすぐにチャンネル争いの時のように癇癪起こすのは目に見えているので、わたしも母も姉も諦めている。こんな父親をどうにも出来ないが、こんな父親でも父親なので、どうにか嫌わずにいたい。どうすればいいんだろう。
オリンピックや野球中継やバラエティ番組なんかで芸能人や記者やアナウンサーが一流アスリートに話を訊く場面はよくある。
その様子がテレビに映し出されると、俺の友達はいつもムスッとした顔になり、ピリついた雰囲気を出す。
「『どんなお気持ちでしたか?』じゃねえよカス。このバカ、ほんと死ねや!!」
「うわ、こいつありえねえわ……馴れ馴れしくしてんじゃねえよ、相手誰だと思ってんだよカスタレントのくせに」
俺が見る限り、いっつもこんな感じで怒りまくってる。
正直言って、一流アスリートと絡む側にこれといった粗相があるようには思えなかった。
仕事上当然聞かなければいけないお約束の質問を投げかけたり、笑顔を浮かべて朗らかに接したり、そういった全く問題のない言動や振る舞いを槍玉に上げて友達がブチ切れまくってるようにしか俺の目には映らなかった。
アスリートの側が最初から非協力的な態度を取ったり、機嫌を損ねてたりしてるのが画面越しでも見て取れるときなんかはもう友達は大爆発。
「偉大なるアスリート様を不快にさせるなんてとんでもないクソ野郎だ!!問答無用で無礼者だ!!」
(レッドソックス時代の上原にスポーツ番組が密着したときなんかがまさにこのパターンだった。
「シーズン真っ只中にわざわざ時間を取ってくださった上原を怒らせる最低のマスゴミ連中」と怒りまくってた。
ちなみに、その放送は俺も家で見ていたけれどあれは上原がとにかく酷かった。マスゴミだなんてとんでもない。
「記者がいるだけでムカつくんだよ」とでも言わんばかりにカメラの前で終始イライラし続けて、
ディレクターからのごくごく普通の質問に対しても「だから、そんなん〜に決まっとるやろ…」なんて痺れを切らしたように噛み付く。
その密着でどっからどう見ても横柄で胸くそ悪いのは上原だった)
どんな経緯があろうともアスリートを不快がらせたのなら、いや、アスリートとただ相対しているだけで、芸能人やマスコミ関係者を「無礼なカス!!」と顔を真っ赤にして糾弾する。
俺は内心でこの友達はなんかのメンタルヘルスを患ってるんじゃないかと疑っていた。
天皇への不敬を咎める右翼なんてレベルじゃなかった。理由もないのに怒りまくる。ほとんど通り魔的といってもいいくらいだった。
「遠いところわざわざご苦労さまです」
「遠いところわざわざご苦労って……てめっ、おめえいい加減にしねえとよお。まあいいや、早く鍵よこせや」
などと爆発しかけたことがあった。オーナーは呆気にとられていた。
部屋につくなり俺は、なぜ突然怒り出したのか理由を問いただしたのだけれど、5分以上かけて意味不明な説明をされた覚えがある。
「こっちが予約して金を落としてやってるのに『遠いところわざわざ』だなんて、俺たちが突然やって来て驚いた、想定外の客だみたいなリアクションしやがって。人間失格」
みたいなことを言ってたような気がする。
とりあえず、意味不明で独りよがりな俺ルールを振りかざして、いかに自分の怒りが正当で礼儀に則っているかをずーっと熱弁していたことは強く覚えている。
正直、友達がこういう老害性が強烈な男であることはもう嫌というほど分かっているから、アスリート万歳が転じた無差別激怒も、ひとえに彼のキチガイ性の表れの一つだろうと納得していた。
でも、この友達レベルの奴がどうやら世の中にはかなりいるようなんだよね…。
アスリートを天皇みたいに神聖視して、インタビューや対談や番組出演となったら「どこが失礼なの?なにが問題よ?」っていうようなことでタレントや記者を叩くツイートしてる奴の多いこと多いこと。
どうやら、アスリートに笑いかけるだけでも、心境を尋ねるだけでも、打ち解けて盛り上がるだけでも不敬の極みに思えるようで。
俺の友達と完全に同じ。
アスリートを戦時中の天皇くらいに崇め奉って、あらゆる絡みも問いかけも無礼だといきり立ってるようなキチガイって意外と多いようだ。
頭が痛くなる。
俺の友達と同じタイプだっていう自覚がある人はどうか精神科の診察を受けてみてほしい。
「優勝した大坂なおみにセレーナに関する質問ばかりするなんて!って批判が殺到してるけど、
あんなもん世界的に注目されてる出来事なんだから記者がそれにまつわる質問するのは当然。文句言ってるやつはおかしい」
って怒ってたけど全く正論。