はてなキーワード: 口付とは
200時間プレイして個人的に感じたのは、セクハラオッサン臭というか、女性蔑視。
具体的にはいろいろあるんだけど個人的にまったく納得いかないのが、
ゲルド族(腹筋もりもりの屈強な女性だけの民族、町は男子禁制)と、
大妖精(装備を強化してくれる)の描き方。
●ゲルド族
女性だけで政治も経済も防衛もやってるのになんで「恋愛」だけはとことん無知に描くのか……。
制作側の「だがそのギャップがいい」みたいな価値観が透けて見えてキモい。
例えば、ゲルド族の恋愛講師(35歳、男性経験なし)主催の恋愛学校での会話:
・「どんなリクエストにも笑顔で応えるのがステキヴァーイ(ステキガール)になる一歩」
・Q「男性が近づいてきたらどうする?」A1「さりげなくハンカチーフを落とします」A2「足をくじいたふりをします」
・「豪華で手の込んだもの(料理)を作れるよりも残り物でパパッと作れるほうが好感度 UP」
・「ヴォーイ(ボーイ)は完璧なヴァーイ(ガール)を求めつつちょっとオッチョコチョイなのがいいらしいぞ」
・「妖精さんに憧れ清い身を守り続けて35年、そろそろ妖精さんからのお迎えがきてもおかしくないのである」)
ほかにも詳細わすれたけど「守ってくれる強いヴォーイをみつけるんだぞ」的なセリフもあった(町の入口付近)
いやそこは自立した女性を描けよ任天堂。世界のゲーム業界をリードしてくれよ。
女しかいないんだから、むしろ男がいなくても全然 OK でよくね?
恋愛要素入れるにしても、「男は全員狼」的なスタンスでもよくね?
なんでゲルド族の女に「男って実はバカだから恋愛テクで簡単に落とせる」みたいなことやらせるのか。
ゲルド族は完璧な女性に見えても実は……というギャップを作りたいのは理解できる。
でもそのギャップを「恋愛に無知」って設定で表現しちゃうのが……。
●大妖精
各所に防具を強化してくれる大妖精(ケバいキャバ嬢みたいなやつ)がいるんだけど
ケバく書くのは別にいい。時オカ・ムジュラ(N64)時代の名残だから。
でも今回はよりケバくなった上になぜか"ふくよかさ"と"オバサン感"が足されてる。
これもまだいい。
問題は、防具強化のときの演出で、なぜかこのふくよかおばさんキャバ嬢が
参考:https://www.youtube.com/watch?v=9A1-FDokSMo
おばさんって若い子と大胆なスキンシップとりたがるものだよねーってことなの?
リンクが半裸になると女キャラが恥ずかしがるという定番の演出も、
(https://www.youtube.com/watch?v=P9o1tBtNr9k)
リンクがなにを言っても受け入れてくれそうな幼馴染キャラ(異人種)の存在も、
若くしてゲルド族の長を任された幼女キャラの存在も別にいいから、
マジでこれなんとかしてくれ。
今朝なんとなくイオンに行ったら、H&Mの入口付近でレディース服を選んでる女装おじさんを目撃してしまい、強烈な不快感を感じてすぐ家に帰ってしまった。
あれはダメだろう、顔がもうガッツリ男なのにおかっぱ長身のガッチリした身体に網タイツにホットパンツとか、それ以上詳しく見なかったけどもうダメだった。
普通に女性でもイオンでそんな格好してたら目立つのに、目立ったうえに女装男とか・・・
清潔感があるか無いかで言ったら、あるということになるんだろうけど、そういう考えでは到底納得できない。
普段から、見た目で判断するのはよくないとか思ってた自分が所詮偽善者だったんだと思い知ってそれもまた気持ちを落ち込ませる。
本来なら誰でもどんな格好してもそれは自由なはずなのに、どうしても一部のそういった人たちに対する嫌悪感はどうしようもない。
この嫌悪感はどうやって生まれてくるんだろ、やっぱり慣れなのかな。
嫌悪感の招待が慣れだとしたら、幼少の頃からあらゆるものを経験させて見させて、こういった嫌悪感からくる差別をなるべく起こさないような教育をしていくべきなんだろうか。
そういった教育をする大人たちが嫌悪感を感じているものを子どもたちに経験させるとか、どだい無理な話だとも思うけど。
どうやってそういう人たちを許容していったら良いんだ、スルーできるんだ、目の前にいても無関心でいられるんだ。
自分の育ち方が間違ってたのか。
ずっとモヤモヤしてる。
最後の方駆け足になっちまったが個人的山手線トイレランキングを発表するぜ!
記憶があいまいになっている部分もあるのでもしかしたら間違いあるかも・・・。
(申し訳ないながら全部男子便所に対する評価です。全部改札内のトイレだったと思います。)
一位
利用者数が少ない、空間が広く取られている、それなりに綺麗、便器数も多い。
利用者数の少なさと空間の広さが他と差をつけたポイント。綺麗さはそれほどでもない。平均以上ではある。
土日に歯を磨いているおっさんがいたら俺かも知れない。すまんね。
二位
照明が明るくて割と綺麗で臭いが少ない。
良く似たレイアウト。割と綺麗で人も少ない。個性はないがそつなくこなしている感がある。
特別賞
上野(パンダ口付近) anond:20160424194257
めちゃ広い。山手線一の広さではないだろうか。他の駅も見習ってほしい。ただ設備が古くて臭いもわりとある。
ワースト二位
ワースト一位
渋谷(ハチ公口付近) anond:20160716213600
立ション感覚が味わえるのは他になかった。
他、印象が薄かったり一長一短あったりなトイレ
人多すぎ
同期の女の子がいつの間にか社内の人と入籍したらしくて人事異動リストで苗字が変わっていた。
まあ本当にただ同期というだけで、飲み会とかもないし仕事でも場所も部署も離れてて絡まないので全然知らなかったのだけれど。
先日帰宅するときに会社の出口付近でその同期と相手とその他数人と偶然遭遇した際に、
二人が一緒に行動する風でもなく皆バラバラと散発的に動いていたのだけれど、直感的に「あれ、この人たち付き合ってるのかな?」と感じたことがあった。
なぜその場にいる複数人の中からその二人についてそう思ったのかが自分でもよくわからなかったが、まあどちらにせよ別に自分には関係ないし、
詮索するのも興味を持つのも野暮であろうと思ってすぐに意識から流していたが、その勘が外れていなかったことを褒めてやりたい。
たった40人に満たないクラス内に8組も存在したカップルに全く気付かず過ごしていたことを卒業後に知らされて立ち尽くした学生の頃から考えると大した進歩だ。
私のような発達障害持ちでも、丸ごと脳の作りが違うからと何もかも諦めてしまわずとも、色々なアプローチと訓練を積めば、時間はかかっても成長・成熟しないわけではなかったのだ。
きっと私の恋愛センサーは30手前でようやっと中学生レベルに差し掛かるかどうかといったところだろうが、今夜は家でささやかに自分の成長に祝杯をあげることにしよう。
頑張って出したうんこの話です。
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内も外もじんわり痛く、あまりにも血がボッタボタ出るため、
なんか怖くてここ数日積極的な排便をできずにいたのだが、
流石に出さないと色々ヤベェなと思い、便意が来た際、思い切って踏ん張りにトイレに入った。
全然出てこない。
そこまで来てる感じはあるのに、全く出てこない。
拳?という固さと圧。
流石にケツのキャパオーバーを感じるも、ここまで来ていて出さないわけにはいかないので
力を込めて踏ん張ってみるも、うんともすんとも言わない。うんこだけに。
これは今はちょっと無理だわと思い、一旦ケツの力を抜くことにした。
(ケツから力を抜くと、空気が読めるうんこはスッと肛門前からどいてくれるものだ)
全然動かない。
殺すぞと思った。
普段は温厚なケツも流石に「早く出るか戻るかしろよ」といった感じで不穏な違和感を放ち続ける。
特に痛くはないけどやたらと苦しくて、
以前うんこに踏ん張り過ぎて貧血を起こしてぶっ倒れたことがあるため、
それに、時刻は12時。
このままだと応対ができないため、ケツにはんぱない違和感を抱えつつも
なんとか応急処置(トイレットペーパーでケツをグッとおさえてその上からパンツをはく)をしてトイレを出る。
(そもそもお世話になっている身なので文句もないのだけど)
絶えず「おっ今なら出そうですよ?」みたいな雰囲気の便意が襲ってくるも、
どうせ出ないし、トイレに入ってるうちに来られたら応対できないので
ケツほっぺを優しく揉んだり腰をほんのり回したりなどして必死にケツを鼓舞する。
気分はお産である。私はケツの夫だ。
トイレを出て15分程が過ぎた頃、ようやくおじちゃんが来てくれた。
御礼を申し上げつつ、失礼ながらドアを即閉めしてトイレに駆け込む。
ケツはもう完全に排便したがってる。
私もひり出して早く楽になりたい。
マジで殺すぞと思った。
仕事(在宅)もやらねばならないので本気で焦る。
仕方なく、最終手段に乗り出すことにした。
長い便秘歴を持つ私だので、摘便をするのは初めてではない。
数年前、カロリ○ットに頼りまくっていた時期、
多分油が足りなくてうんこがかつてない程カッチカチに詰まり排便困難になった際に一度だけやっていた。
当時は出口付近を軽くほじったら後はすんなり出た印象だったので、
摘便さんへの信頼感は抜群だった。
今回もよろしくお願いいたしますと念を込め、
ビニル袋を被せた手をうんこにあてる。
なんか思っていた以上に固い。
今回のはこねる前の油粘土といった感じだ。
格段に強くなっている。
とりあえず塊の真ん中らへんをほじってみるも、
周囲のうんこはギチギチに詰まっていてびくともしない。
こんなのってない。
数分粘ってみるも、流石の摘便パワーでも無計画では勝てないと悟り、
ケツをうまい事揉み、外側からうんこの形状を整えてからほじることにした。
今更心配しても一緒な気もするが、痔の事もあるため慎重に揉む。
この作戦はなかなかうまくいった。
小石状のうんこが一つまた一つと落ちていく。
しばらく掘った奥の方に少しやわらかい部分を見つけ、そこを中心に掘り出す。
これが良い判断だったらしく、ケツがにわかに目の光を取り戻す。
出せる!!!!!
なんか腕みたいなの出てきた。
アメリカのハンバーガーショップもびっくりのラージサイズうんこがそこにいた。
体重も1kg以上減った。
これは流したら流したで便器詰まって第二戦突入か?と身構えるも、
完全な勝利である。
ボタボタにかいた脂汗を拭いつつ、
冷えた麦茶をすすりつつ、
もう痔とか排便痛とか出血とか全部無視して、今後はうんこは極力毎日出すと誓った。
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誰かに話したくて仕事ほっぽいてアカウント作ってまで書きに来てみたものの、
いざ書いてみたらしょうもなさすぎて震えている。
入店する
↓
↓
食券を買う
↓
他の客の隣りに座らないこと。店内が混んでいる場合のみ隣に座っても良い。
食券を出すとき、店員が確認しやすいように食券の向きに気をつけること。
↓
ここで店員に確認を求められるが。黙って頷くこと。声を出して返事するな。返事をしたら戦争が始まってしまう。
↓
牛丼と味噌汁が揃うまで待つこと。神聖な牛丼を食す場でスマホをいじりはご法度。恥を知れ。
↓
ここで他の客と目があったら戦争になるので絶対に目を合わさないこと。
↓
食べ終わったら丼の中に汁椀を起き、その上に箸を揃えて中央に置く。
↓
そのまま出口に向かう。
店舗によっては威嚇射撃で「ありがとうございました!」射撃をしてくるが受けてはならない。逃げるのだ。
ここは激戦地だ。ごちそうさまを言うのは厳禁。食堂と勘違いするでない。
↓
入口に立ちはだかり、頑なに移動しない堅牢な壁。
そいつは危ない奴かもしれない。
気をつけろ‼
乗車口付近はぎゅうぎゅうだが、座先付近は空いている場合はこいつが栓をしているかもしれない。
たまに内側からの降車客もシャットアウトする頑固な奴もいるぞ!
気をつけろ‼
類いまれなる筋力と、迷惑を省みない精神力が要求される猛者だ。
気をつけろ‼
あなたを挟んで会話されて気まずくなったことはないだろうか?
それがこいつらだ!
そっと席をたち片方が席を詰めるのを誘導してやれ!
ただし、なにしてんのこいつ? みたいな顔をされるかもしれない両刃の剣だ!
気をつけろ‼
主に中高年のおばちゃんに多いぞ!
気をつけろ‼
前の席は空いてるのになんで立ってるの?
どいてくれないと座れない。ハッ!
まさかすでに誰か座ってるのか。。?
死期が近いぞ!気をつけろ‼
某温泉県に進学で住んでいる.大学の近くにJRが通っているけど,ディーゼルだし,空気輸送あるし,なんたって本数が少ない.路面電車が懐かしい……
まあ,それはどうでもいいんだけれど今からしたいのはマナー?乗り方の話だ.
こっちにきて常々思っていたのが,何故こっちの人たちは電車の搭乗口の近くのスペースに頑なにとどまろうとするのか.
ぼくはそいつらを「狛犬」と呼んでいる.狛犬の彼らは,どんなに混んでいても決して入口付近から移動しようとしない.
温泉県にある国立大学方面への電車の終電は23:40なのだけれど,週末になると4両編成になる.(もっとあったかも?)
温泉駅から,大学前駅まで3駅,大学前駅の次の駅が終点.その間乗ってくる人はほぼいないと言ってもいい.にもかかわらず,彼らは入口の守備を固めている.
混んできたなら,座席前の通路に行けばいいと思うのだけれどそれをしようとしない.ちなみに,座席は進行方向に向かい座るタイプの座席だ.
先日,京都に行った.バスがコンパクトでかつ本数が多かった.コンパクトなのに,滞在期間中は人が多くてほぼ満員状態だった.
停留所に着くたびに少しずつ詰めて,通路奥に押し込まれながらみんなで場所を作っていた.降りるときは「降ります」と言わないと降りられないけれど.
昨年,東京に行った.山手線はすごく混んでいた.あの時は勝手に押し込まれていった.やばかった.「降ります」が言えずに,2駅逃した.後で2駅戻った.
郷に入らば郷に従え."都"では詰めるのがふつうだった.こちらでは,それが普通ではない.
でも,それは違うと思う.高校生も,サラリーマンも狛犬になる.大学生なんて4年もすればその町からいなくなる.その年の大学生の乗車の仕方がおかしいのではなくて,この町の乗車の仕方がおかしいと僕は思う.
ここまで書いてきて思ったのだけれど,座席の仕組みが悪いのではないだろうか.ベンチシートタイプの座席ならどんどん奥にずれるしかないのかもしれない.
満員電車の出入口付近に立って乗っていたら、座席に座って寝てる男の頭がよりかかってきた。
強めに何度跳ね返してもよりかかってくる。普段なら何度もされた場合は起こしてでも注意するのだが、満員電車でめんどくさいのでしなかった。
まぁしょうがないと諦めたら、自分の横の男の顔が超至近距離にあるのに気づいた。身動きできないレベルの満員電車で顔が近づくのはよくあるが、
そいつが立ったまま寝ていたので、不快感がハンパじゃなかった。相手も起きていれば顔と顔は当たらないように気をつけ合うというなんとなくの信頼感があるが、
寝てるとこいつの顔がこちらに当たる可能性がある。その恐怖感とチンパンジーみたいで気持ち悪かったので最悪だった。
寝てるだけで今のところこちらに何の実害も無いので、さっきのパターンと違って起こせないのがツライところだ。
寝る時は口開けて上向いて寝ないでください。植物みたいで怖い!
今年の冬に味わった恐怖の体験を聞いて下さい
そのうち女子は二人で、男子の中には普段なかなか会話できない意中のイケメンも含まれていました
今思えば行きの新幹線から缶ビールを数本空けてしまったことが全ての原因なのですが、会話が盛り上がってきたところでその人との意外な共通点が発覚したことでわたしは完全に舞い上がってしまいました
そのまま車内での話は盛り上がりイケメンからも冗談を振ってもらえるようになった頃、いよいよスキー場に近づいてきました
聞けば他の男子3人は上級者コースに挑むとのこと
知っての通り今年の雪山は荒れていました
スノボー初級者のわたしともう一人の女子には上級者コースなんてもってのほかだったし本来であればその3人についても危険だからと止めるべきだったんです
でも、イケメンも初級者ということもあって少しでも会話を楽しみたかったわたしは、3人の背中を押すことでイケメンとの時間を選んでしまいました
天気は荒れていました
標高が低い初級者コースにも関わらず、風も雪も横殴りに吹き荒れて視界のほとんどが奪われていました
それでも少しずつ滑りながらイケメンとの時間を楽しんでいたわたしは、何本目かを滑り降りている時に他の二人を見失ってしまいました
どこかで転んでしまったりコースを間違ってしまっていないか、寒さに耐えつつも心配でしばらくその場で待機していたのだけど彼女たちは一向に姿を見せませんでした
少しずつ溜まってきた不安と心配から携帯で連絡を取ろうとした矢先に、わたしは突然の尿意に襲われたんです
それは到底我慢出来るようなものではなく、かと言ってトイレに行くとわざわざ連絡ができるはずもありません
それならば少しでも早く先に降りてさっさと用を済まし、リフト乗り場付近で待っていたことにしようと決めたのでした
焦って進もうと思うほどうまく前に進めない歯がゆさを感じていました
どうにか到着した麓のレストハウスに入った瞬間、今思えば妙な静かさを感じていました
奥からは人のざわめきが聞こえてくるのですが建物の入口付近には誰の姿も見ることができませんでした
焦る気持ちを抑えつつ目の前に見つけ出したトイレの扉に飛び込んでみても、そこに人の姿を見ることはできませんでした
頭の片隅に妙な不気味さを感じつつ、入り口にある洗面台で手袋と身体にまとわりついた雪をまずはたき落としました
そうしてトイレの奥に足を進めようとした時、直感的にここはヤバイってわかったんです
目の前には、何かを象徴するような無機質な白い陶器たちがズラリと並んでいました
焦って引き返して外に出ようと振り返った時にはもう遅かったのです
今年の冬に味わった恐怖の体験を書きたい
そのうち女子は二人で、その中には普段なかなか会話できない意中の女子も含まれていたんだ
今思えば行きの新幹線から缶ビールを数本空けてしまったことが全ての原因なのだが、会話が盛り上がってきたところでその子との意外な共通点が発覚したことで俺は完全に舞い上がってしまった
そのまま車内での話は盛り上がり女子二人からも信用を得ることができた頃、いよいよスキー場に近づいてきた
聞けば他の男子3人は上級者コースに挑むという
知っての通り今年の雪山は荒れている
スノボー初級者の俺には上級者コースなんてもってのほかだったし本来であればその3人についても危険だからと止めるべきだった
しかし、残る女子二人も初級者ということもあり少しでもその子との会話を楽しみたかった俺は、3人の背中を押すことで彼女たちとの時間を選んでしまった
天気は荒れていた
標高が低い初級者コースにも関わらず、風も雪も横殴りに吹き荒れ視界のほとんどが奪われていた
それでも少しずつ滑りながら女子との時間を楽しんでいた俺は、何本目かを滑り降りている時に女子たちを見失ってしまった
どこかで転んでしまったりコースを間違ってしまっていないか、寒さに耐えつつも心配でしばらくその場で待機していたのだが彼女たちは一向に姿を見せない
少しずつ溜まってきた不安と心配から携帯で連絡を取ろうとした矢先に、俺は突然の尿意に襲われた
それは到底我慢出来るようなものではなく、かと言ってトイレに行くとわざわざ連絡ができるはずもない
それならば少しでも早く先に降りてさっさと用を済まし、リフト乗り場付近で待っていたことにしようと決めたのだ
相変わらず吹雪は視界を奪ってくる
焦って進もうと思うほどうまく前に進めない歯がゆさを感じていた
どうにか到着した麓のレストハウスに入った瞬間、今思えば妙な静かさを感じていた
奥からは人のざわめきが聞こえてくるのだが建物の入口付近には誰の姿も見ることができなかった
焦る気持ちを抑えつつ目の前に見つけ出したトイレの扉に飛び込んでみても、そこに人の姿を見ることはできなかった
頭の片隅に妙な不気味さを感じつつ、入り口にある洗面台で手袋と身体にまとわりついた雪をまずはたき落とした
そうしてトイレの奥に足を進めようとした時、直感的にここはヤバイってわかったんだ
目の前には、個室の扉だけがズラリと並んでいた
焦って引き返して外に出ようと扉に手をかけた時にはもう遅かった
扉の外には、聞き覚えのある女子の会話がすでに目の前まで近づいてきていた
歌舞伎町といってもホストや客引きといったようなものではなく、雀荘で働いていた。
麻雀が好きな人は知ってるかもしれないが、いわゆるメンバーってやつ。
そのバイトがすげーしんどくて、勤務時間が22時-翌10時で休憩は30分もない。
後々大学で労働法とか勉強したときに、いかに自分がヤバイ環境で働いていたかを思い知った。
でもそんなバイトを辞めなかったのは、その雀荘に集まる人たちに惹きつけられたからだ。
ホストやキャバ嬢といった「歌舞伎町の人間」って感じの人より、断然サラリーマンや老人の方が多かった。
なかでも、毎週月水金の夜3時にやってくるじいさんがすげーいい人だった。
いつも俺にパンを差し入れしてくれて、麻雀打ちながら戦後の話や東京オリンピックの話をしてくれた。
結局あの人は何歳だったのか分からないけど、大分年はいってたんじゃないだろうか。
じいさんはまさに昭和の麻雀の打ちてで、じっくりと大物手を狙うタイプだった。
それに対して、他のメンツは鳴きを多用する現代風の人がほとんど。
今思えばじいさんは、残り少ない時間をじっくり楽しみ、麻雀を打っていたんじゃないだろうか。
貴重な余生を俺みたいなやつに割いてくれていたと思うと、なんだか泣きたくなってくる。
それは多分、俺がじいちゃんっ子で、死んだじいちゃんが大好きだったからだと思う。
いろいろあって、そのバイトは辞めることになり、俺は歌舞伎町を去った。
じいさんは元気だろうか。
あの元気な「ツモ!!」という声と、温かい「おう、増田。ちゃんと飯食ってるか?ほれ、このパンでも食え」
という言葉が甦る。
いつまでも元気でな、じいさん。
研究やビジネスを作る人が、絶対にリターンが得られない仕組みになってるよね。日本は。
国として致命的な問題だと思うんだけど。
研究した成果を根こそぎ奪いたい放題なんだよ。
金を採掘してくる挑戦者を、ハイエナのように洞窟の出口で待ってんだよ。
挑戦者は、金塊を持ったまま洞窟から出るに出られず、思案しているうちに時間が立つ。
ハイエナ企業は、ちょっと改良したらOKだろ?とか、あの手この手を使って研究の芽を奪おうとする。
通常ならばひとたまりも無い。
で、一般的に研究というと、大学の中だけで行われているのが研究なんだと思われるけど、
大学の研究は当てには出来ない。すると個人レベルの民間に研究を頼るしかないんだけど、
すさまじい程の険しい道になるんだよね。
日本はどこもこんな状態。
人の本性って、やっぱり無意識だったり余裕がない時に現れるよな。
例えば、これは今日の出来事。
俺は上司が先にバス停まで行ったのだと思い込み、またバスの発車時刻までギリギリだったので、よく考えずに急いで乗り込んだ。
仕方がないので、メールを送った。
「すみません、○○さん(上司)が先にバスに乗ったものだと思って慌てて乗ってしまいました。」
この時点で俺は軽い笑い話になるだろうなと思っていた。
「まず何で電話しないの?出口付近で待っていたのに。というか俺がお前を置いて何も言わずにバスに乗るようなヤツだと思われたのがショックだわ。」
・次のバスだってあるのに、上司を探すことよりも早く帰ることを優先したという自分本位っぷり
・相手を無意識のうちに傷つけた
俺が友達少ない理由も、ずっと彼女がいない理由も、仕事がイマイチできない理由も、合点がいった瞬間であった。
つまるところ俺は、
・考えが浅くて
・自己中心的で
・他人を思いやれない
というわけだ。
ずっと勘違いしていた。
自分は割とイイヤツだと思ってた。
今までどれくらい、他人を傷つけてきたんだろう。
どれくらい迷惑をかけてきたんだろう。
「俺は自己中心的で他人を思いやれないバカ」という前提で昔の人間関係の軋轢を思い返してみると、
ああ、あの時のアレは俺が悪かったんだなぁ、と腑に落ちる出来事の多いこと多いこと。