はてなキーワード: 薩摩とは
アフガニスタンっていう国は我々が普通考えるような、一つの政府があってそこに議会があって法律があるという国家とは違うんですよね。中世的な農村社会と言いますか、あるいは徳川幕府の下、薩摩だとか長州だとかいろいろお国があったですよね。そういう構造に近い。たとえて言うなら珊瑚の塊ですね。1匹1匹は生きてるんですけど、塊としてアフガニスタンという枠組がある。だからソ連が手を焼いたんですね。中央政府を潰したって、それはただのシンボル的な存在で、農村はそれぞれ自給自足で生きているんです。ここをやっつけたからそれで済むかっていうと、モグラ叩きのように次々といろいろな組織が現れて、果てしない戦争になっていったんですね。
アフガニスタンみたいに、これからも今後も民族・宗派・部族の対立で内戦が続くだけの運命の国を見てると、日本があんな風に分断された社会じゃなくて良かったと心の底から思う。
そりゃあ大国に囲まれて介入され放題の内陸国と東の果ての島国じゃあ全然条件が違うけどさ、
欧米列強の支援を受けたキリシタン大名が江戸時代を通じて勢力を保ち、九州の人口のかなりの割合がキリスト教徒になってたり、
アメリカが琉球を薩摩と清による二重搾取から住民を「解放」するという口実で植民地化して、沖縄県民が英語が母語で日本本土と文化の共有が難しい民族集団になってたり、
ロシアが支援するアイヌや幕府残党の軍閥が北海道の一部を支配してたり、
そして現代に至るまで分離独立を求める少数派のテロが頻繁に東京で起きてて、
対抗上、多数派(「本州人」や「仏教徒」みたいなくくり?)による政府も武断的になるしかなくて、テロ組織の撲滅を強行して、それがまた少数派のテロを引き起こして、人権侵害だの民族浄化だのと欧米メディアから叩かれまくり、
開発の遅れた少数派地域では中国資本によるインフラ整備が着々と進み100年租借地で基地建設が始まって人民解放軍の駐留も時間の問題……
みたいな国になってたかも知れない。島国でもフィリピンやインドネシアのように宗教・民族少数派のテロに悩まされてる国もあるしね。
欧米列強がこの極東の列島を植民地としての価値なしと放置してくれたのは本当に運が良かったし、
ちょっと露悪的だけど、江戸幕府がキリシタンをほぼ絶滅させて、明治政府が不平士族を懐柔し琉球やアイヌを同化させて、それが許されてた時代に日本人の同質化を完了してくれたのは本当にありがたい。
当時の犠牲者にとっては悲劇だったにせよ、彼らの子孫にとっては、21世紀になってもアフガニスタンのように武装勢力の支配地域で貧しく抑圧的な生活をしたり食うために自らもテロリストになったりする分断された国よりも、
近衛家は、古い公家五摂家のひとつといわれている。鎌倉時代には、自らの荘官氏族である島津氏に薩摩国を支配させた。
戦国時代には、豊臣秀吉を親族にしたと思えば、その翌年には薩摩島津(近衛)が豊後大友氏の領地に放火して回っている。ところが大友軍は援軍を求め、豊臣秀吉(近衛)の傘下に入るのだ。やむない話だと言うこともできるだろう。
ところが調べてみると、大友軍の領地でも特に被害を蒙ったのは、飛鳥時代に公家だった豊後大神氏の末裔の城だった。大友軍が大神軍を居城から呼び出し、大友軍の城を護らせたからである。大友氏はそれまでにも大神氏の城の近くに同名の城を建てたりして、敬意のなさを見せていた。
近衛文麿首相(近衛)もまた、大神氏には敬意がない。第二次世界大戦中の国策で、大神氏末裔の民間水力電力会社数社を今の九州電力に接収した。
ところで天皇家とほぼ同等の近衛家は赤十字社とも関係が深く、外資軍需産業や外資金融産業との繫がりもあるはずである。なぜその辺の資料が少ないのかね?…と、頑張った大神氏の末裔は、思わないのかなあ。
源平→源氏VS平氏という分かりやすい構図。ラスボス格の清盛に対して、一度は敗れた源氏の御曹司が辺境で力をつけて逆襲するというオーソドックスな貴種流離譚。ただし、めぼしいキャラクターが他に義経と木曽義仲くらいしかおらず、平教経とかいうよくわからん奴を義経のライバルに据えてしまうくらい平氏側の人材がいない。あとみんな似た名前で覚えづらいのも地味に難点。
南北朝→敵味方が目まぐるしく入れ替わってマジでよくわからん。大きな戦で決着がつくということもなく延々と争い続けている。勝ったら身内で争いはじめる。負けてもゴキブリのように復活する。主人公格のくせに何をしたいのかよくわからない尊氏もさりながら、「優柔不断な後醍醐」像が定着したのもグダグダ感が増している要因かもしれない。後醍醐再評価路線でやればワンチャン。
戦国時代→群雄割拠で各地方にドラマがあり、群像劇としてさまざまな視点から物語ることができる。天下人になったと思われた信長が本能寺で死ぬという驚きの展開、秀吉の驚異のサクセスストーリー、そして家康の権力掌握が関ヶ原という天下分け目の大戦で決まる分かりやすさ。消化試合感のある大坂の陣も真田幸村のおかげで最後の盛り上がりを見せた。やっぱ戦国時代っきゃねえよ。
幕末→暗殺と粛清と陰謀で歴史が進んでいく陰湿さ。打つ手打つ手が裏目る幕府。ただのテロリスト集団の長州。佐幕の強硬派として長州をいじめていたくせにいつのまにか幕府を裏切っている薩摩。奥羽越列藩同盟でもうひと盛り上がりあるかと思ったら瓦解して終わる戊辰戦争。維新の最大の功労者が無駄に戦いを起こして惨めに死ぬ西南戦争。全体的にグダグダで、スカッとした盛り上がりに欠ける。キャラ人気に頼る他なし。