2021-06-09

日本景観論争は明治末に遡る。

読売新聞読者会員限定記事なので途中までしか読んでいないが。

景観の敵と言われても、昭和生まれには愛着ある電柱電線
https://www.yomiuri.co.jp/column/chottomae/20210519-OYT8T50060/

このように目を引く題名から始まっている記事である

愛着あるかなあ、無電柱化が綺麗だよねって流れや無電柱化推進法はまだまだ昭和生まれ世代が主導した範囲ではないかな。

この先世代の入れ替わりが進んでいくんだろうが。

日本景観が酷い等のように言われるが実は景観論争は昔からあったらしい。

もっとも、日本人の景観への意識が強くなったのは景観施行まで待たないといけないかもしれないが。

実は明治からあった景観論争

原文の著作権が既に切れているので全て転載する。

東京市街の不潔にして乱雑なるは家屋の概して粗悪なると建築様式及び塗色の無制限なると、其その他あらゆる都市設備の不完全なるとに因よるものなりと雖いえども、これ等らを外ほかにして尚なお一個の原因、即すなわち市民自身故意市街体裁破壊すること、宛あたか小学児童自身の手を以もつ顔面に墨を塗り付くるに似たるの事実あり

初めて東京の人となりたる時に於おいて最も市街の乱雑を感ぜしむるもの電柱の遠慮会釈無なく街路の両側に林立せると、之これに貼付せる各種の広告のだらし無きと、商店看板の拙悪にして無作法なるもの多きとの三にして

とこう書かれていたらしい。

  • 薩摩人と長州人が 駄目な日本人を大量生産した

  • 相続税が出来たのがそのちょっと前の明治38年あたりなんだけど結局相続税課すと立派な家なんて残せなくなるからね。 自然と建替えに次ぐ建替えで統一性のないボロい家だらけになっ...

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