「薄氷」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 薄氷とは

2014-07-09

三回くらい死ねばいいのに

あの人たち本当に三回くらい死んで亀にでもなればいいのに。ろくに引き継ぎもしてない案件なんてうまく行くわけ無いでしょう。そんなテレパシー案件を上手くやらせるために上司でいるわけでも無いでしょう。私が先人切って謝罪しているのはあなたの顔を社内外に立ててるんだって知ればいいのに。部下の能力を最大限発揮させて最大益を確保するのがマネジャー仕事で、あなたたちの気まぐれやわがままを上手くやることなんて一銭も商売につながってないんだよ。基本、情報権力を握っているサイドの人間気遣いをしなかったら全体が緩やかに死んでいって、最終的にはあなたの足元が腐るんだよ。あなたがそこに立っていられるのは部下からの無言の善意薄氷を作ってあげているからだよ。いつか気付いてその瞬間死ねばいいのに。3回くらい。

2014-01-20

コンコルド錯誤

今の任天堂はその状態に陥ってると思う

国内での3DS立て直しは薄氷で上手くいったけど、

今度はそれ以上にでかい損切りをする必要があるんじゃないかな

2013-10-05

僕とAV女優になりかけた人のちょっと奇妙な思い出話

僕は昔、AV女優になりかけた人とちょっとした非日常出会いをした事がある。

といっても実際には会った事はなくて、ボイチャで何度か話した以外はチャットメールでのやり取りだけなんだけどね。

さっき仕事から帰って嫁の飯食ってタバコ吸ってたら急に思い出したから、なんかモヤモヤしたので文字におこしたくなった。

実際に運営しているブログに書いたら色々とアレなんでココに書いておこうかなと思って書いてみた。

暇なひとは適当に読み流してくれ。

話だいたい7か8年前くらいになる。昔、大学生だった僕はとあるネトゲファンサイトを運営していてちょっとした人気があった。

運営している中で色々な人に出会ったんだけど、その中でもAV女優になりかけた女性との出会いは衝撃的で忘れられない。

最初は「ホームページ見てます!」みたいな感じでメールをくれた彼女。仮にA子とでもしておこうか。

当時この手のメールがわんさか来てたかぶっちゃけ辟易してたのだけど、彼女が本当に女性で、しかもHが出来る年頃とわかるや否や下心全開でメールやらチャットやら色々とアクションをかけていた。

因みにこの時、僕にはリアル彼女がいました。

アホ過ぎる僕。反省しろ僕。反省してます

僕の残念さはおいおいて。そんな感じでチンコおったててチャットやらボイチャしているある日、なぜか話は人生相談へ。

おいおいこれは僕に慰めて欲しいって事なのかな!? ktkr!!」

とアホが有頂天に達したとき、A子の身の上話が始まった。

それを聞いているうちに僕のチンコはおっ立つどころか、しおしおと萎れていった。

A子は幼い頃、頻繁に性的虐待を受けていて、もう子供を生めない程に子宮ボロボロになっているということ。

そんな事があってか、中学高校は荒れに荒れた事。

暴走族とつるみ、そこでも散々レイプされてボロボロにされてしまった事。

その後はなんとか立ち直り、改心して容姿を生かしてモデル業を目指すも売れず、会社でもいじめにあっていること。

挙げ句の果てには勝手AVの企画ものに組み込まれそうになり、監督をひっぱたいて事務所を飛び出した事。

その他いろいろエグい事満載。

かいつまんだだけでもこの有様。

普通の家庭に生まれて普通に育った僕には、とても同じ日本にいるとは思えない凄惨過去彼女は話してくれた。

もちろん嘘かもしれない。

今なら「釣られクマーwww」とか笑われるかもしれない。

でも僕には嘘には聞こえなかった。

彼女の悲痛な叫びに聞こえた。

まぁそれでも半信半疑だったんだけど、A子の友達だというAV女優Webカメラ越しにボイチャをしてしまった時、真実だということを確信してしまった。

いやだって日頃お世話になってる方だもの

情けない話だが真偽なんて一目でわかる。

いやマジでビビった。

このときばかりは幸運と思うどころかリアルに「神よ……」とか嘆いた事を覚えている。

チャットが終わったとき自分のアホさにとことん嫌になって、壁に床に頭をぶつけまくって部屋で一人で泣いてた。

子供の頃から男の欲望に身も心もボロボロにされて、それでも頑張って立ち直っていじめにも負けず夢を追うA子。

男性不信になるどころか、見ず知らずの男の僕にサイト運営を頑張って下さいとエールをくれたわけだ。

そんなA子に僕は出会ってから数ヶ月間、彼女チンコを突き立てる事しか考えていなかったのだ。

知らなかった事とはいえ、僕はなんて愚かなんだろう。

「こんなゴミクズ野郎はさっさと死んじまえ!」

……と何日か断食まがいな事をして大学サークルも行かずリアル彼女とも連絡を取らず部屋に籠った事がある。

流石にこの時は心配されて友人達に部屋凸された末、救出された。

A子がなんで身の上話をしてくれたかというと、どうも重い病気を患っているようで、手術をするか迷っているそうだ。

現代医学では何とかなるようなものらしいけど、放っておけば手に負えなくなり死に至るものらしい。

「いやいやいや! さっさと手術しろよ!」と言ったんだけど、A子は「もう生きるのに疲れちゃったからこのまま死のうかな」と笑っていた。

僕はここで迷った。

簡単に「生きろ!」とは言えるかもしれないけれども、果たしてそれがA子にとって本当に良い事なのだろうかって。

無責任に言っても彼女を苦しめるだけなんじゃないかなって思った。

でもA子は僕にコンタクトを取った時点で、本当は生きたいと思っていたんだとも思えた。

子供もできないし、女としての意味も無い。男に汚されてボロ雑巾みたいな女」と笑って言うけど、誰かに生きていて良いと救いを求めたんだと思う。

数日間考えて考えて考えて、うーんと考えて、やっぱり生きてた方がいいと思ったので僕はなんとか手術するように説得をし始めた。

この頃は情けないことにボイチャする事が怖くて全部文字のみのチャットだったんだけど、一言一句全てに魂を込めた。

彼女に生きて欲しいという一心で。

僕は文字を打ち続けた。

結果、彼女は手術を決断した。

何ヶ月かの闘病生活を乗り越えて、彼女はなんとか病気を克服した。

その間、彼女は僕と同じく相談に乗っていた職場男性と恋に落ちたらしく、数ヶ月後に結婚

今は幸せ生活を贈っているらしい。

その後はメールのやりとりもチャットのやりとりも自然に少なくなった。

そりゃあ新婚さんだもの。別の男とチャットしていれば夫の方に迷惑がかかる。

そのくらいはアホの僕だってわかる。

少なくなった事に一抹の寂しさも感じたけれど、同時に僕は彼女が着実に幸せを掴んでいる事に満足だった。

因みにこの顛末を僕は全てリアル彼女に話した。

土下座スタイルの僕の顔面をサッカーボールキックが襲ったけど、なんとか許してもらえた。

そんなリアル彼女は数年前僕の嫁になり、今は横で漫画を読んで爆笑している。

今振り返るとあれは何だったんだろうと思う。

僕がしたことは見知らぬ女性勃起して、ドン引きして、ただ励ましただけだ。

話も未だに信じられない部分があるし、正直嘘であってほしい。

話を盛っているとしてもだ。

もし真実だとしたら今の日本薄氷の上に皆が生きていて、その下には悪鬼羅刹が跋扈する地獄なんだなと思える事がある。

エロ同人の過激な陵辱ものも、ウシジマ君のような世界も、もしかしたら日本の至る所で起こる不幸を蒸留したものなのかもしれない。

考えただけで恐ろしい。

からこそ僕は頑張って、一人前に仕事をしてちょっとくらい残業でキツくても嫁を守らなければならない。

悲惨な目にあっても立ち直り、夢を追って幸せを掴んだA子を思えば僕はなんでもできる。

から頑張る。

書いているうちにタバコが終わった。

ここらへんで終わりにする。

雑に書いてごめんなさい。

最後まで読んでくれてありがとう

もちろんこれは本当の話。

ホラ話と思われても仕方が無いけど、俺も未だに信じられない。

ほんと、色々あるなぁ。人生って。

2013-09-10

togetterなんぞにリンクを送る気など毛頭ないのですが、あまりおかしな言説なので叩いておく。

艦これ」を契機に学ぶ日本海軍SEGA類似性とは? - Togetter

http://togetter.com/li/561893

艦これ流行って『なんで日本海軍負けたの?』って聞かれる事が増えたのだけど、『着眼点は非常に鋭く、良い戦術を多数生み出すも微妙に足りてない上層部時代先取りしすぎておっつかない開発コストで先細った』に対する『あぁつまりSEGAってこと?』で壊れた腹筋を返せ。

大日本帝国海軍上層部が生み出した「良い戦術」ってなんだろう?

急降下爆撃は帝国海軍発祥じゃないし、航空戦で強かったのもゼロ戦の機体性能とパイロットの腕、爆撃・雷撃を命中させるのもパイロットの腕と魚雷の性能だったし。

運用中の陸上攻撃機の航続距離が異様に長いのを利用してイギリス東洋艦隊を航空兵力で壊滅させたり、フィリピンを爆撃して航空機根こそぎぶっ壊して戦争序盤を優位に進めた、くらいしか戦術的に良かった点なんてないと思うんだが。

時代先取りしすぎておっつかない開発コスト」との指摘も、曖昧すぎて何を指しているのかわからない。

帝国海軍の中で時代を先取りしすぎた技術って何かあったか

三式弾なんてコスト以前にパフォーマンスダメダメだったし、彗星水冷エンジンなんて稼働中から整備士に嫌われてたらしいじゃん。

艦上戦闘機次世代機もなかなか性能面ゼロ戦上回れなかったし、レーダー類や通信技術ミッドウェイ海戦の時点でアメリカに遅れを取ってたわけで。

航空母艦の飛行甲板だって色々試してたわりには全然時代先取りしてなかったし。

時代を先取りしすぎってのは「変なものばっかり作って」という揶揄のつもりなのかな。気球爆弾とかは確かにあったけど、そういうの明確な敗因として挙げるのはキツい気がするが。

そもそも「微妙に足りてない上層部」と「開発コスト」が足りてれば勝てた、というのが大きな間違いで、あのまま勝つには、後釜のいない空母機動部隊を終戦まで無事に運用できる戦術戦略と、ゼロ戦ジェットエンジン積んだ戦闘機と互角に格闘できる戦法を組織的に確立し、大和の対空砲手が爆撃機を「トンボとりでもするかのように」撃墜しまくり、彗星程度の機体性能の爆撃機VT信管の炸裂すら避けつつ敵空母に急降下爆撃を命中させまくる、くらいの奇跡が重ならないと無理だったわけで。

その他海軍の敗因

・どう考えてもそのタイミングじゃねぇだろって所で無駄に巨費を投じる

・多方面に手を伸ばし過ぎて維持できなくなる

・外どころか日本国内にも敵(主に陸軍)を抱える

・一回盛大にコケて(ミッドウェー)最後までそれが取り戻せない

どう考えてもそのタイミングじゃねぇだろって所で無駄に巨費を投じる

これもどこで無駄に巨費が投じられたのか具体的に書いてないからわからない。戦中の大和型3番艦信濃改装か、戦前大和型建造くらいしかないと思うが、他に無駄に巨費を投じたプロジェクトってあったか

方面に手を伸ばし過ぎて維持できなくなる

軍艦運用する石油がないか南方作戦が必要なんだし、ニューギニア珊瑚海方面も大量の資源供給であるオーストラリアアメリカ本土の遮断目的なんだから、どっちもやらないと戦争終わらないし。

南方ニューギニア珊瑚海も手出しせずにアメリカ海軍とだけ正面で戦ってれば良かったなんてのは、艦隊決戦で勝ったほうが戦争勝利、みたいな取り決めでもあると思ってるんだろうか。

インド方面のことであれば、あれは陸軍の作戦だから海軍はあまり関係ないしね。イギリス東洋艦隊を追っ払う意味インド洋までまで機動部隊が出撃したことはあるけど、それは一時のことだし「維持できなくなる」原因にはなってない。

外どころか日本国内にも敵(主に陸軍)を抱える

陸軍海軍の仲の悪さは確かに有名だけど、別にこれで重要な作戦に何度も失敗してるわけじゃないしなぁ。

確かに問題点の1つだったとは思うが、明確な敗因として挙げるのは無理があると思う。

一回盛大にコケて(ミッドウェー)最後までそれが取り戻せない

「一回盛大にコケたら最後まで取り戻せない、つまり一度もコケられない薄氷を踏むような戦況」は敗因ではなく、敗因はその戦況の原因であるところ「兵器生産する資源の少なさと工業力の低さ」「レーダー類や戦力の高い航空機を開発する技術力の低さ」なんじゃないの。

確かにメガドライブあたりの家庭用ゲーム機ハード戦争で緒戦は好調だったセガが、次世代機セガサターンでは他社の兵站の前に屈してドリームキャスト投入を余儀なくされ、そこでも決定的な負けを喫して撤退、その後は平和憲法を守るように戦争には参加していないというのは「大日本帝国海軍セガ的」なのかもしれないが、その理由が『着眼点は非常に鋭く、良い戦術を多数生み出すも微妙に足りてない上層部時代先取りしすぎておっつかない開発コストで先細った』で共通する、というのは間違った認識なんじゃないの。

上層部がうまくやれば日本は勝てた」みたいな説がツイッターで流布していたんですが、それはデマです。

セガネタ面白く見えるからって広めるのやめてください。

2013-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20130813010800

から珍しい流行り方をしてるなと言ってるわけで。

そもそも原作つきアニメってのは、原作クオリティを失わないようにと、アニメーター薄氷の上を歩くが如く気を使うことが求められるわけだけど、進撃はその手合いのアニメじゃない。そういうのも目新しくて面白いんだと思うよ。ただ、だからといってこれの二番煎じとか三番煎じとかは、多分流行らなさそうな印象はある。

2011-07-10

インターネットの信頼を支えるもの

増田はてなーのみなさまたちは、折り込み済みのことなのだろうけど、一応書いて見る。

http://anond.hatelabo.jp/20110709123151

http://anond.hatelabo.jp/20110709224618

元をたどれば、純粋なファン心理で動いていたんだろう。どこか魂をお金に変えちゃった。

たとえば、書店の店員さんが作ったPOPに「新宿で売れてます!」と書かれていたら、書店で雇われている人が書いたのだから、好きでも本を売らんとする下こころが幾分かはあるのだろうと手に取るときブレーキがかかるわけだ。

ゲームでもそう、おもちゃ屋の店員さんと仲良くなって情報をもらったとしても、このゲームの売上でこの人は食べているんだよなと冷静になれる。

お店をうろうろしている普通の人が実は店に雇われたサクラで、おもしろよと言いふらしたリ積極的に買い物をしていたらどうだろう。

私も買おうとうっかり思ってしまうかもしれない。

そういう消費衝動に対するブレーキがきかなくなる点が問題。お上規制が入らないうちに襟を正したほうが業界全体の利益になると思う。

命の危険にかかわる食べ物事故のようなものに対しては、お上も迅速に動くけど、後味の悪い気持ちが残るだけの分野だと動きが鈍くていつまでもズブズブなんだろう。

最近facebookGoogle+の時代になったら、このようなことはなくなる的な発言も多いけど、組織の皮をかぶった個人が個人の振りをして行動したら、これまでと変わらないと思う。きっと彼らは薄氷を突いて来るに違いない。

組織の皮をかぶった個人を見分けるスキルがこれまで以上に重要になるだろうし、リアルな交友関係だけで楽しむものかもしれない。

組織に属していない人が気ままに活躍することが前提のインターネット

90年代インターネットにかかわりはじめたころのようなワクワクドキドキのインターネット未来はもうないのかもしれない。

2010-07-30

誰かをどうしようもなく好きになりたい

私は不倫をしている。

相手は31歳でお金もそこそこあって、カッコよくて、子供が生まれたばかりだ。  

私は若いこと以外何も持ち合わせていない。  

だからメールをこちらから送ったりしないとかそういうことで関係を軽くしようとしている。  

  

別れた方がいいとは思う。  

けど、打算的に同級生の男の子と彼を比べて、自分が受けている恩恵を捨てることが出来ない自分にも気づく。  

「お前だけだよ」みたいな言葉を信じちゃいないのに、時々縋りたくなる。  

すごく表面的な薄氷みたいな関係をどうしてこうずるずると維持してしまうのだろう。  

  

誰かをどうしようもなく好きになりたい。  

その人しか見えなくなって、彼と別れたい。  

2009-07-25

とある県の、とある県庁所在地に住んでいる、20代後半男性「俺」の話

公共事業を持って来て、地元経済活性化お約束します!!」

地元選出の国会議員(自民党の中でもそこそこ有力者)のこのような発話に対し、脂ぎったオヤジたちが「おおーー!!!」と叫ぶシーン。地元ニュースでこんな光景を見た。これが、自分政治判断を行う際の原風景となった。

俺は、地元高校卒業し、地元国立大学に進学した。そして、選挙権を取得したばかりの頃、自分が住んでいる市の首長選挙があった。地元新聞を購読していた俺は、市も、県も、財政状況がヤバイことをなんとなく知っていた。そして、通っていた大学教授も、市の政策担当スタッフの一員とかで、講義中にも、とにかく収支状況がやばいと話していた。俺は、自分過去に見たニュースを思い出した。そして、市の財政状況を調べた。ネット社会になって、PDFが多少時間を食うのを除けば、すぐにでも情報アクセスできた。

俺は、絶句した。信じられない赤字状況だった。市だけではなく、県も調べてみた。市よりももっと酷かった。とてもじゃないが、返還が不可能だと思った。

何にお金を使っているのか。もちろん、人件費医療費は大きな割合を占めていた。しかし、もっと衝撃だったのは、公共事業の割合の高さだった。市のサイトで、当時の公共事業費の割合を調べてみると、人件費医療費よりも高額だった。

しかし、地元に新しいスポーツ施設や新しいコンサートホールなど、箱モノは建設されるが、スポーツ施設も、コンサートホールも、既に地元の中心街の近くに存在していた。そこそこの規模の市にとって、利用目的が重なる施設は、3つも4つも要らない。そして、前の市長時代に建設した歴史博物館も、小学生地元学習しかいかない。当然、観光客も寄り付かなかった。

赤字体質はこのせいか。国の財政赤字が解消できないのも、この人たちが有力な票田だからか、と。俺は、この時、いつも脳裏に浮かぶ、脂ぎったオヤジたちをどうにかしなければならないと決意した。

市長選挙は、珍しく、民主系候補と自民系候補の対立となった。自民系候補は、商工会議所の推薦と、前市長の応援を受けていた。自民系候補は、地元選出の議員ともつながりが深く、選挙の際には、財政支出を増やし、公共事業によって景気回復を目指すと公言して憚らない候補だった。あれを造る、これを造る、と。民主系候補は、地元サヨク弁護士だった。小さな政府を実現すると公約に入れていた。

選挙自体は歴史に残る大接戦だった。接戦の中で、民主系候補も途中で政策を変更せざるを得なかった。民主系候補も、公共事業には必要なものがあると、途中で政策変更し、自民系候補の票を取り込もうとしていた。

俺は、途中で政策変更をした民主系候補に嫌気をさしながらも、民主系候補に入れた。結果は、大接戦の末、民主系候補の勝利。文字通り、薄氷の勝利だった。そして、自民系候補に集まった票の多さに落胆した。お前ら、自分が住んでいる市を食い物にする気か、と。今、自分の市は、民主系候補が2期目を務め、当時の公共事業費の1/3となっている。人件費医療費も1割強削減され、赤字解消が進行している最中現在の市債残高は、かつての半分にまで減った。民主系候補が勝利したら景気が後退する、と当時の自民系候補が喧伝していたが、国政レベルの問題は別として、市の政策が原因で景気が後退したという実感はない。

そして、市長選のあとに、知事選があった。知事選は、民主党地元選出の議員を立て、自民党役人を立てた。県は、市よりも財政状況がやばかった。財政再建団体転落寸前だった。この状況を改善しなければならない。これは、両候補に共通だった。流石に今回は自民系候補も、市と異なり、公共事業支出を言うことはなかった。民主系候補は市と変わらず。知事選は悩んだ。財政状況の改善に向けての取組。両者の違いは、どこを削るのかの違いに過ぎなかったからだった。知事選は、最初から自民有利と言われていた中で、俺は、民主系候補に入れた。

結果は、予想通り自民系候補の勝利。しかし、二期目を務めている現在知事も、財政赤字の解消には十分に取り組んでいない。3割近く、人件費抑制は成功したが、選挙の票田に影響するためか、市のように大胆な公共事業の削減はできない様子。赤字団体への転落を寸前で回避し続けている。素直に思うんだが、利用目的がほとんど同じの県の施設と市の施設が同一市内に複数あるって、住民の視点から考えても無駄じゃないか?例えば、市民プールが複数あって、さらに県民プールもある。市民プールを一つくらい削っても、おそらく利用者への影響はない。

さて、Part.1終了。反応はどうなんだろう?次は国政選挙について書きます。続きはまた今度。

2009-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20090717195930

Q1.「消去法で自民党に入れざるを得ない」と言いますが、その「消去法」のプロセスを具体的に教えてください。

1.立候補してるかどうか?2.当選しそうかどうか?

というプロセスで結局自民民主が残る。

後は人柄とか政策。

Q2.「消去法で自民党に入れざるを得ない」と言いますが、消去法で全てを消去して白紙票を出すこともできたかと思います。

  何を原因に、最後に自民党は消去法でも消えなかったのか。その理由を教えてください。

薄氷ならいくだけの労力が無駄。それなら棄権する。今回はあまりにも自民がひどいので棄権するかも。

2009-06-08

差し迫った気の向かないことをするために、気分転換と称して気の向くことをしてみるが、結局逃避にしかならない。

薄氷を踏むだけになってる。厚いところを行ったり行きたいところへ行ったりするのが善いと思うのだが、どこへ行きたいのかもわからないし、厚いところに行くのをどこかで見下しているので行きたくない

2009-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20090315125907

「お前もお前の家族友人も凶悪犯になると思え」ってのもある意味失礼な話と思うが。

失礼かな?

私は「こっちから殺らなきゃ殺られる」みたいな情況になった時に人に手をかけずにいられる自信はないし、周囲の人だって情況次第でそうなると思ってるよ。だからこそ、そういう情況に自分や知り合いが入ることは全力で阻止する。出来る限りは。

普通環境にいる人は凶悪犯罪をしないと思うのを否定する根拠にはならないはずなんだよね。

それは否定していない。多分、違いは「普通環境」っていうものをどのくらい信じられるかってことにあるのかもしれない。

世界の見方は人によって驚くほど違う。自分は何でもないと思っていることでも、育ってきた環境やら文化やらが違えばものすごく大変なことに感じる人もいる。逆に、自分にとってはすごく大事でも、それを何とも感じない人もいる。

何年も一緒に過ごしてきて、何でも知っているつもりの人でさえ、ある点で自分とは全く違う受け取り方をしていてぎょっとすることもある。

回りが「なんでこのくらいで」と思うようなことでも、本人にとっては生命危険を感じることだってある。

それは、本人にとってはもう「普通環境」じゃないわけ。

私は、「普通環境」---今日が平穏無事に過ごせて、明日も今日と同じくらい平穏な日が来ることを信じられる環境。他人と自分とが、同じものを観ているのだと素直に信じられる環境---というのは、湖に張った薄氷のようなものだと思う。運良くその上で暮らせている人は、きっと凶悪犯罪に走ることもない。でも突然足元が割れて溺れそうになることってのは、運次第で誰にでもあることだと思うよ。

2008-12-25

http://anond.hatelabo.jp/20081223190850

再帰するトコ,>= 0 じゃなくて > 0 じゃね?

薄氷じゃないとこに乗ったとき」じゃなくて「東西南北どちらにも薄氷がなくなったとき」にresult記録行うべき.

んでもって result は最長のパス一個だけ持っておけば良いんでは.

あとはスタート地点候補全部について調べる必要あるかな.

大まかな方針としてはDFSによる全探索でOKと思われる.親切にも『移動方法は20万通りを超えない』ことが分かっているのだし.

すぐできる最適化としては

  • すでに通ったかのチェックを O(1) でできるようにする
    • 例) visited[x][y] = True
  • routeを連結リストで持つことによって,全コピーするのを防ぐ.
    • 例) route = ((x,y), route)
  • てか長さだけ分かればいいんだからそもそも route を記録する必要ないよね

2008-12-23

今年の情報オリンピック予選のこの問題、

冬の寒いある日,JOI太郎君は広場にはった薄氷を割って遊ぶことにした.広場は長方形で,東西方向に m 個,南北方向に n 個,つまり, m × n の区画に区切られている.また,薄氷が有る区画と無い区画がある. JOI太郎君は,次のルールにしたがって,薄氷を割りながら区画を移動することにした.

薄氷があるどの区画からも薄氷を割り始めることができる.

東西南北のいずれかの方向に隣接し, まだ割られていない薄氷のある区画に移動できる.

移動した先の区画の薄氷をかならず割る.

JOI太郎君が薄氷を割りながら移動できる区画数の最大値を求めるプログラムを作成せよ.ただし, 1 ≦ m ≦ 90,1 ≦ n ≦ 90 である.与えられる入力データでは,移動方法は20万通りを超えない.

入力

入力はn+2行ある. 1 行目には整数 m が書かれている. 2 行目には整数 n が書かれている. 3 行目から n+2 行目までの各行には、0 もしくは 1 が, 空白で区切られて m 個書かれており,各区画に薄氷があるか否かを表している.北から i 番目,西からj番目の区画を (i,j) と記述することにすると (1 ≦ i ≦ n, 1 ≦ j ≦ m),第 i+2 行目の j 番目の値は,区画 (i,j) に薄氷存在する場合は 1 となり,区画 (i,j) に薄氷存在しない場合は 0 となる.

のいい最適化の方法が思いつかない。

一応プログラムは書けたけど90*90の時にまともに動く気がしない。

単なる深さ優先検索。

array = [
  [1, 1, 1, 0, 1],
  [1, 1, 0, 0, 0],
  [1, 0, 0, 0, 1]
]
result = []
def get(x, y):
  if (0 <= x < len(array)) and (0 <= y < len(array[0])):
    return array[x][y]
  else:
    return -1
def func(x, y, route):
  route = route[:]
  # print x, y, get(x, y)
  if get(x, y) == 0:
    result.append(route)
    return
  if (x, y) in route:
    return
  route.append((x, y))
  if get(x - 1, y ) >= 0: func(x - 1, y , route)
  if get(x , y + 1) >= 0: func(x , y + 1, route)
  if get(x + 1, y ) >= 0: func(x + 1, y , route)
  if get(x , y - 1) >= 0: func(x , y - 1, route)
func(0, 0, [])
for i in result:
  print i

2008-01-05

学歴君」って、増田をうろついている誰かのこと?

それとも学歴至上主義者?あるいは、高学歴の人?

それはともかく、かつて女の子に結構深刻な相談をされて、「ま、なるようにしかならないよ、自分ではどうしようもないなら少し力を抜いてもいいんだよ」と言ったらめちゃめちゃ感謝された。周りはみんな「がんばれ」「君らしくない」だったらしい。ちなみは俺はデフォルトで「根性入れろ、元気出せ」派。

薄氷だった(w

http://anond.hatelabo.jp/20080105205000

2007-10-11

http://anond.hatelabo.jp/20071011110925

ブクマから

こっちの人も詳しく語る作業に戻るんだ!!!!!

恋愛経験少ないオタ同士が付き合いました。

お互い薄氷を踏み破りながら、オロオロと右往左往して、最後は破綻しました。

察してください。

(´;ω;`)ウッ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん