失礼かな?
私は「こっちから殺らなきゃ殺られる」みたいな情況になった時に人に手をかけずにいられる自信はないし、周囲の人だって情況次第でそうなると思ってるよ。だからこそ、そういう情況に自分や知り合いが入ることは全力で阻止する。出来る限りは。
それは否定していない。多分、違いは「普通の環境」っていうものをどのくらい信じられるかってことにあるのかもしれない。
世界の見方は人によって驚くほど違う。自分は何でもないと思っていることでも、育ってきた環境やら文化やらが違えばものすごく大変なことに感じる人もいる。逆に、自分にとってはすごく大事でも、それを何とも感じない人もいる。
何年も一緒に過ごしてきて、何でも知っているつもりの人でさえ、ある点で自分とは全く違う受け取り方をしていてぎょっとすることもある。
回りが「なんでこのくらいで」と思うようなことでも、本人にとっては生命の危険を感じることだってある。
私は、「普通の環境」---今日が平穏無事に過ごせて、明日も今日と同じくらい平穏な日が来ることを信じられる環境。他人と自分とが、同じものを観ているのだと素直に信じられる環境---というのは、湖に張った薄氷のようなものだと思う。運良くその上で暮らせている人は、きっと凶悪犯罪に走ることもない。でも突然足元が割れて溺れそうになることってのは、運次第で誰にでもあることだと思うよ。
どうして死刑廃止教の人はこう理屈づけがおおざっぱなんだろう。 ■多くの人は犯罪者が更生するなんて信じていない なぜなら「犯罪者→更生して普通の人」を認めたら、「普通の人...
何かの拍子にそんなことをする人はいない。 と信じているわけですね。 そんなに残酷なことをするのは生来の異常者だけだと。 生来の異常者は人間じゃないから殺してもいいと。
圧倒的多数の人は凶悪犯罪なんかしないのが現実なわけで普通の人は凶悪犯罪しないと信じるのは当然の帰結。というか信じなかったら社会生活送れないよ。 普通の人が凶悪犯罪をする...
横だけど。 その異常性は本人に由来するものなのか、環境に由来するものなのかって議論はあり得るんじゃない? 後者を重視する立場なら、「誰でも、それなりの環境にそれなりの時間...
その場合でも異常な環境におかれた人は凶悪犯罪をするということで、 普通の環境にいる人は凶悪犯罪をしないと思うのを否定する根拠にはならないはずなんだよね。 「お前もお前の家...
「お前もお前の家族友人も凶悪犯になると思え」ってのもある意味失礼な話と思うが。 失礼かな? 私は「こっちから殺らなきゃ殺られる」みたいな情況になった時に人に手をかけずに...
死刑論争の焦点は、 「普通の環境にいる人は凶悪犯罪をするか否か」じゃなくて、 「凶悪犯罪をした人は普通の環境にいたか否か」だと思うけどね。
防犯の観点からは環境と犯罪の因果関係を解明するべきだろうけど、刑罰の重さは別じゃなかろうか。「普通の環境にいる普通の人が凶悪犯罪をやった場合は極刑にしなくて良い」と死...
つまり死刑賛成論者たちは、 「普通の人は凶悪殺人を犯さないと信じないと社会生活は送れない」という、 特に根拠のない“生きる上での心構え”レベルの考えに従って、 現実の人間...
死刑賛成論者がそれを根拠にしてると決め付けるのもどうかと思うが。
じゃあ前増田だけに限ってもいいけど。
なぜなら「犯罪者→更生して普通の人」を認めたら、 「普通の人→ちょっとした理由で犯罪者」を認める事になってしまうから。 「自分や自分の周りの人が何かの拍子に犯罪者になるか...