はてなキーワード: 囲碁とは
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囲碁や将棋は勝敗という結果を完全に測定できるから自己対戦だけで学習できる。絵や音楽に「勝敗」はないので自己学習は不可能。なんらかの人間の教示がいる。
ランダムに生成した絵や音楽が無限にアップロードされるサイトを作ってユーザーの評価で良し悪しを判断して学習するとかはできると思う。
AIが絵を描いて、人間に評価させて評価の高い絵を新たな学習素材にする。
ただそれだけのことなのだ。
囲碁や将棋はルールで禁止してるのと対人競技だからなんとか存続してるだけやろがい!
イラスト発注にAI使ってはならない、なんてルールはないやろがい!
囲碁や将棋だって対局にAI使ってOKよ、なんてなったら即座に崩壊するわい!
・・・まさかとは思うが・・・囲碁と将棋を例に出してくるやつは、すでにAIに置き換わってる初期AI人類・・・なのか・・・?
本当はもう投了したいけれど、偶然にもまだ生きる手を見つけてしまったから、投了せずに打ちつづけている。
この手が生きるのか死ぬのか、それがわかるのは来年で、もしこの手で生き延びられなかったら、あとはもう負けが読めている。
負けるとわかっている碁をさし続けることに果たして意味はあるのか。
ない。そして黒の生きる道ももうない。負けた。
でも、佐為なら、きっとこの死にかけの黒を生かすだろう。たとえば佐為が、今の自分のように打っているとする。私は考える。生きる道はあるのかどうか・・。
私は思う。もう生きる道はない。と。
でも、そう思って佐為の顔を見ると・・
私はいつも佐為と打っている光景を思い浮かべ、そこにいる佐為の口元にはいつも笑みがたたえられていることを思い出す。
今だって、きっと佐為はにこっと笑うんだ。そして扇子で盤面を指すだろうー・・
ーその時、私ははっとした。
見つけたのだ、人生を生かす新たな道を
…こうはなってくれないのがおそらく人生だ。
私も多分遅かれ早かれその運命を辿る。
ところでみんな、佐為って知ってる?
老境という感覚はまったくないね。まだまだやれそうな気がするんだ。何十歳はなれた人と打つのもおもしろい。去年、仲邑菫さんと打ってね。なんとか勝ちました。強いね。AI(人工知能)で調べたら、けっこう危なかった。
《人間の棋力をはるかに上回る囲碁AIの出現が、碁の勉強に拍車をかけた》
グーグルがつくったアルファ碁が出現して、2016年に韓国の世界最強棋士をやっつけた。自分が生きてるうちは、人間に勝る囲碁ソフトなんて出てくるとは思わなかった。ところが出てきちゃった。驚きましたね。
それまでとは違う碁を見せられている気がするんですよ。次の一手が当たらないんです。こっちの価値観が通用しない。でもよくよく見ると、相当な手なんですよ。そういう世界を見せられて、おもしろいですよ。棋士なら見たいから。勉強することが一気に増えた。世の中、どんどん変わっていく。こっちもついていかなきゃいけない。
私自身の囲碁クエスト9路での戦闘スタイルは基本的に詰碁対決に持ち込むのを好み、目標はいつだって相手の石を皆殺しにする事であり、これは好戦的な性格ゆえだという自覚はある。
だが、狭い碁盤ではそれでいいとしても広い碁盤においては、バチバチに接近戦でやりたがるというのはむしろ臆病者のやる事感が強い。局地戦にかまけると、そこの地は安泰となるかもしれないが全体が疎かになる・下手すると全体にマイナス影響を与えることすらあるからだ。碁盤全体のことを考えれば、いかに迅速に・相手よりも先に局地戦を切り上げるかという見極めが肝心な訳で、それは無駄に好戦的だと却って出来ないことだ。
女は喧嘩碁を好むという俗説のようなものは、女の意外なほどの好戦的性格(男が女を舐めて偏見の目で見ているが故に意外と思うだけだろうが)に対する賛辞か女らしくないことへの嘲り、ではなくて、シンプルに女は鼻息荒く打つくせに碁が弱いと馬鹿にしてんじゃないかなあという気もする。
囲碁も将棋も男が多すぎるから女子である時点で練習や対局も常にアウェーな環境を強いられるから同じように練習できた、同じようなストレス環境だったはず、なのにできないなんて、というのは違うみたいなことか。
誰か忘れちゃったけど男性のプロ棋士(囲碁か将棋かも忘れた)で小学生とか低年齢の大会までは女子のすごく強い子は多いみたいな話をしてた
女子は強くても将棋や囲碁を突き詰めるのを良しとしない「もうそのへんで良いでしょう、女なんだし」みたいな親が多いからまず中高入るあたりで強い子がドンといなくなり、その後わずかに残った女子も男ばかりの文化でやりづらさ感じてるがそれ自体も発信しづらい上に生き残るにはそこでの価値観や考え方を内面化していかないといけないから大変だろうな、みたいな。
男子と同じテンション、気分で向き合う環境がないよね、だから対局でも対等に将棋(囲碁かも)をさしてると言えるのかな、勝ったと言えるのかなみたいなことを話してたのを思い出した。
(追記あり)
もともと採用人数が将棋より多いのと、囲碁には強制的な引退制度がないので、結果的に人数が多くなっている。
自主的に引退することはできる。また、引退はしていないが対局は休場しているという場合もある。
一方、2017年に97歳で亡くなった杉内雅男は、死ぬ19日前まで現役で対局していた。90歳を超えても勝率5割近くあり、亡くなった年にも複数回勝利している。ちなみに奥様の杉内寿子も棋士で、今年95歳。まだ現役で打っていて、今年に入ってからも勝利している。
レジャー白書などによると、囲碁ファンは囲碁にお金を使うという傾向がある(将棋ファンが将棋に使う金額に比べて)。
歴史的に、政治家や経営者に愛好家が多く、付き合いで打つという文化もあったので、お金を払ってレッスンを受けるという需要がもともとある。また、愛好人口が将棋よりも少ないがゆえ、わざわざ碁会所に行って打つ人も多い。なので、レッスンなどで稼ぐ手段は将棋に比べて多いと言われている。
無料のネット碁も増えてきたので、こういった傾向はまた変わっていくのかもしれないけど。
順位戦全参加などの対局料を得られる場
囲碁にも昔は大手合という順位戦的なものがあったのだが、負担が大きかったり高段位の棋士が増えすぎてしまったりなど弊害があったので、完全に廃止になっている。
女性が囲碁棋士になるには、男性と同じ採用試験を突破する・女性のみの採用試験で1位になる・院生として所定の成績をおさめたうえで推薦を受ける、の3つのルートがある。
男性と同じ採用試験を突破した女性棋士は、これまでに4人いる。謝依旻はこのルート。
女性のみの採用試験が一番メジャー。藤沢里菜や上野愛咲美はこのルート。
推薦はつい最近始まったもので、女性棋士を積極的に増やす方針らしい。方針が吉と出るかはまだ分からない。
あと、特に優秀な小学生を採用する英才枠があって、第一号になったのが仲邑菫。対男性の戦績も良く、棋聖戦のCリーグ入りを果たしており、これからどんどん活躍すると思う。
どのルートで棋士になっても、デビュー後の扱いは同じ。但し男性と同じ試験以外のルートの場合、最初は対局料などが低い(規定の段まで昇段すると同じ金額になる)。
昇段の規定も男性と変わらない。女性のみの棋戦で勝利しても、昇段に必要な勝ち星にはならないので、男性と一緒の棋戦で勝っていく必要がある。
女性が囲碁を打つ文化は古くからあった。清少納言や紫式部も打っていた。
明治から大正にかけて、現在の棋士制度の基礎ができた当初から、喜多文子や吉田操子といった女性棋士が大きな役割を果たしてきた。対男性の戦績も互角だったという。喜多も吉田も結婚後に囲碁から離れた時期があり、囲碁に打ち込める環境を得続けるのは時代的にも難しかったようだが、その後復帰し晩年まで囲碁の普及に尽力している。
そういうわけで、競技人口や棋力の男女差は、将棋よりもかなり少ない。
若手の棋戦では女性が優勝することもあるし、大きなタイトル戦でも結構惜しいところまでいっている。三大タイトル(棋聖・名人・本因坊)では、リーグ入り一歩手前までいった例や、最下位のリーグに入ってなおかつ残留資格を得た例もある。それ以外の四タイトル(王座・天元・碁聖・十段)では、本選出場する例はそれほど珍しくなくなっている。
あと、海外の例だが、全盛期のゼイノイはほんと強かった。
それでもやはり女性の方が棋力が低い傾向にある理由として言われていることは色々あるのだが(脳の傾向がどうだとか、体力面とか)、ひとつ確実に影響していたのは、勉強の機会だ。
昔はよく、みんなで旅館などに合宿して朝まで打ちまくるというような研究会があった。お互い鍛え合うのに最高の環境なわけだが、じゃあそういう場所に女性が気兼ねなく混じれるかというと、まぁちょっとなかなか難しいというのは想像がつくと思う。
近年、囲碁AIが強くなったことによって、勉強の機会のハンデが埋まりつつある。最近の強い女性棋士はみんな囲碁AIをめちゃくちゃ活用している。男女の棋力差はこれからもどんどん縮まるだろうし、これは将棋でも同じ状況だろうと思うので、今後に期待である。
(追記)
ブコメにお返事。
杉内寿子が今年勝った相手は30代の男性棋士。強い棋士ではない(通算成績負け越しで昇段もあまりしていない)が、それでもすごいことだと思う。
入段のルートで言えばそう見えるけど、入ったあとの違いはない。藤沢里菜は対局料もとっくに満額もらえる段位になっていて、全く違いのない立場になっている。
早くプロになってプロの中で揉まれる方がレベルアップにつながるので、女性枠でいけるのであればさっさといくというのは一つの戦略だ。藤沢里菜が女性枠でプロ入りしたのは11歳6か月で、当時の最年少記録。あと数年あれば男性と同じ枠で入段していたかもしれない。でもさっさとプロになったので、2年後には本因坊戦の予選B決勝まで進出した。これは謝依旻がプロ入りした年齢よりまだ下の年齢だったときの話だ。
どういうルートでプロになったかより、そのあとどう昇段しているか(本文でも触れたけど、昇段は完全に男性と同じシステム)の方が実力が見えるかなと思う。