はてなキーワード: シヴィライゼーションとは
ちょっと前に「記事をスクショされてtwitterで拡散されると本記事にアクセスが入ってこない!やめて!」と叫んでいるブロガーがいた。
彼の主張は正しい。許可無く誰かの著作を切り貼りしてアクセスを吸い上げるのは隣家からパイプで電気や水道を盗んでいるようなもので、ことによると法にさえ抵触するかもしれない。
だが、その主張のやりかたが正しくない。もっといえば、主張という行為自体が正解といえない。
なぜならネット民は野蛮だ。倫理がない。そんな懇請記事などまず読まないし、読んだとしても「なるほど。では明日から行いを改めるか」とはならない。
彼らはカルフォルニアンイデオロギーを知らずしてその精神を体現している。ネットとは、そもそもがそのように設計されたものだから。
よって、彼らをシヴィライゼーションするにあたっては「お願い」などではなく、法律かシステムによって縛るしかない。
いうまでもなく法制化はハードルが高い。整備に時間がかかるし、ロビイ活動にも励まなくてはならない。あなたが孫正義か誰かならあるいはこれが一番の近道なのだろうが、ブロガーは孫正義になり得ないからブロガーなのであって、一個人に世の中を動かす力など無い。
というわけで、ユーザーを縛るシステムを構築するしかない。Webのいいところは、住居のオーナーだけでなく、借り主にも一定の装飾の自由が付託されている点である。
たとえば、現状でも一部歌詞サイトではコピペ不可能な仕様を取り入れている。
もちろん突破しようと思えばいくらでも手のある他愛のない防壁だが、闕乏した精神を持つ蛮人はそこに壁がそびえているだけでめんどくさがるものだ。
twitterで手慰みに他人の生産物を万引きしているような輩をくじけさせるには十二分以上だろう。
問題はスクショを撮影不可にする技術は現存しているのかということだが、あったとしても、すくなくとも現状ブロガー程度の知能を持つ生き物が弄することのできないのはたしかだろう。
彼らはtwitterの万引き犯と同程度に無能かつ怠惰だ。あらかじめブログにビルトインされた機能しか使えない。
そんな彼らに何かしらの新しいシステムを期待するなど無理な話だ。スクショ禁止にかぎらず。
ではもはやどうしようもないのだろうか?
やはりネットとは常在応仁の乱、野盗と鼠賊が持ちたるノーマンズランドなのだろうか?
いや、もうひとつだけ手はある。
日本人が殺人を犯さないのは刑罰を受けるからではない、村八分にされる恐れがあるからだ、と去年まで近所の雑貨屋であやしい北欧アイテムを売っていたロブは言っていた。
空気さえ作れれば最強になれる。
ところが現代は同じ等質の空気をみなで吸うということが難しい社会だ。クラスタ化だ。大きな物語の消失だ。
そもそもブロガーの説く倫理が蛮族に通じないのは互いに違う空気の場所で生きているからだ。
いや、ある。
あるのだ。
アイドルになればいいのだ。
日本人はアイドルに弱い。アイドルの言うことならなんでも訊く。アイドルの発する言葉はデルファイの巫女の託宣に似ている。アイドルとは現代のブッダだ。ブドーカンの壇上にならぶ、数十のブッダ。(ウィリアム・ギブスン『あいどる』より引用)
アイドルのファンは慈悲深い。かつて、彼らを裏切ったある人気アイドルが公衆の面前で頭髪をすべて剃り落として許しを乞うたとき、その哀れな姿を見たファンたちは本来衆合地獄に相当する罪を犯した邪淫の女を涙ながらに寛恕したのである。慈悲、慈愛。これからのネットに必要な倫理とはつまりこれらである。
しかし、輸入することはできる。
アイドルになることで。
その輝きの向こう側へ至ったとき、あなたは三つの真理を悟ることだろう。
色即是空。
諸行無常。
一切衆生。
アーメン。
ハードはPS3と360とVitaと3DS持ってる。スプラトゥーンやりたいけどそのためにWiiU買うのもなぁ。
フルプライスのゲームはほとんど買ったことがない。中古で高くても2千円台。
経緯
1.テレビでyoutubeを見たかったのでChromecastを購入。
2.WebブラウジングもしたくなったのでZBOX Pico(Atom1.33GHz Mem2GB 64GB eMMC)を2万で購入。
(スティック型PCにしなかったのは発熱で不安定になることが多いみたいだから。Chromecastですら熱かったし。)
本体がめっちゃ小さい。他の人にパソコンだといっても信じてもらえないくらいで3DSよりも小さい。
性能も割とよくてYoutubeやdアニメも問題なく見れる。Windows10にもスムーズに移行できた。
3.しばらく使ってたんだけどタブを複数開いたりタスクが増えてくるとスペックが気になるようになってきた。
でヤフオクの中古でASUS VivoPC(Corei3U 1.9GHz 8GB HDD1TB)を42,000円で購入。
ZBOX Picoと比べると本体がかなりでかく感じる。それでもPS3より小さくてWiiよりちょっと大きいくらい。
使用感はメインで使ってるPC(Corei5メモリ3GB)より快適で複雑な心境。
ストⅣのベンチマークを走らせてみたらスコア1万出たので引っ込めてた箱360の代わりにすることにした。
まず購入したのが斑鳩。
Steamで配信が始まったときから買いたかったんだけど(android版は購入済み)Steamということで敬遠してた。
ウィンターセール中で490円。超やっすい!
ロストプラネット | \ 447 | |
ロストプラネット3 | \ 872 | |
ラストレムナント | \ 540 | (不評だった360版の問題点が改善されてるらしいので期待) |
バイオハザード4/5/6 Pack | \ 2,373 | |
DmC: Devil May Cry | \ 897 | (名倉版。Devil May Cry4は2,694円だったのでパス) |
ストライダー飛竜 | \ 660 | |
ウルトラストリートファイターIV | \ 1,016 | |
ギルティギアXX ACCENT CORE PLUS R | \ 740 | |
FINAL FANTASY XIII | \ 900 | (プレイしたらFPSガタガタだった。設定いじればなんとかなりそう) |
テラリア | \ 333 | (スマホだとゲームする気が起きないしVita版も2000円で高いので迷ってた) |
バットマン Arkham City GOTY | \ 495 | |
キャッスルクラッシャーズ | \ 370 | |
スカルガールズ | \ 296 | |
ヴァンガードプリンセス | \ 249 | |
Pixel Galaxy | \ 294 | |
割引 | \ 21,216 (66%) | |
合計 | \ 10,482 |
やっす~!こんなにPCゲー買ったの10年前にアキバのソフマップでワゴン品を買い漁ってた時以来だよ。
調子に乗って追加購入。
シヴィライゼーション IV | \ 495 | |
シヴィライゼーション IV: Beyond the Sword | \ 245 | |
シヴィライゼーション V | \ 745 | |
Alice Madness Returns | \ 500 | |
洞窟物語+ | \ 488 | (アレンジBGMが良い!3DSのDL版も購入済み!) |
勇者30 Bundle | \ 196 | (PSP版がおもしろかったので購入) |
片道勇者 | \ 87 | |
片道勇者プラス | \ 455 | |
メタルスラッグセット | \ 395 | (Metal Slug, Metal Slug 3, and Metal Slug X) |
Valve Complete Pack - 2013 | \ 2,495 | (Valveのゲーム24個セット! 昔PCのスペックが足りなくて断念したHalf Life2とPortal2やりたい) |
Super Hexagon | \ 101 | |
Another World | \ 245 | |
FOTONICA | \ 176 | |
Audiosurf 2 | \ 592 | |
Shan Gui | \ 49 | |
Tomb Raider GOTY Edition | \ 615 | |
Geometry Dash | \ 135 | |
割引 | \ 23,384 (74%) | |
合計 | \ 8,014 |
Dungeon Siege Collection | \ 495 | |
Skyrim | \ 495 | (膝に矢を受けてしまうゲームもこんなに安い!) |
Brothers - A Tale of Two Sons | \ 148 | |
FINAL FANTASY XIII-2 | \ 1,100 | |
割引 | \ 5,402 (70%) | |
合計 | \ 2,238 |
やるかわからないけど評判のいいゲームと有名なゲームはとりあえず安いから買っておいた。
和ゲーはやっぱりまだ少ないなぁ。
虫姫さまも出たけど半額で990円だからもっと安くなったら買おうかな。デススマイルズも配信予定だし。
Windows10が360の有線コントローラーに標準で対応してるのに驚いた。(Windows7,8の場合は別途ソフトが必要)
1個持ってたのをそのまま使ってる。
リビングPCの操作はワイヤレスにしたいのでAmazonでいくつかデバイスを買った。
ジャイロを使ってるみたいだけど赤外線センサーないのに意外と直感的に動かせる。
●Livina ML001GB
スクロールとクリックはしやすけどボールを転がしても反応しなかったりする。
同じような製品が他にないので、もうちょっとしっかりした製品を作って欲しい。
●Ewin EW-RB03 Bluetoothキーボード タッチパッド搭載
ゴムボタンのキーボードだけど数字キーもついてるからスマホのQWERTY配列より入力しやすい。
タッチパッドもノートPC並とはいかないが、それなりに動くのでこれをメインに使ってる。
追記
スカイリムやってみたけど設定をLOWにしてもFPS20くらいかな。
できなくはないけどカクカクでファンもフル回転してうるさいからやらないと思う。
追記2
海腹川背の3本を買おうか迷ってて、もう一度見たらなくなってたんだけど会社がなくなったのかorz
civBG(『シドマイヤーズ シヴィライゼーション:ボードゲーム』の略称。日本語版公式サイトはこちら:http://hobbyjapan.co.jp/civ/)において「自分が勝つ可能性は消えたが、他の誰かを勝てなくさせることは出来る」という状況がしばしば発生するのは、プレー経験がある方なら大抵同意して貰えるものと思う。
実際には大小様々な例があるが、最も典型的かつ極端で、かつ厄介なのは以下のような状況だろう。
A,B,C,Dの4人で対戦。
Aは軍備を放棄して経済勝利一直線。手に入れた文化も全て活版印刷でコインに変換し、文化カードも一切引かないという戦略を採る。
それを見たBがAの勝利を阻止すべく、Bの首都に軍隊を差し向ける。
ところがAは一切軍備を行わず、他のプレーヤーCとDに「このまま私は一切軍備をしない。でもこのままだと私の首都が落とされて我々は全員敗北する。それが嫌なら私を全力で支援しろ」と要請する。
何もしないとCとDは負けてしまうので、仕方なくAに文化カードや資源を送り続けて支援する。
その結果、支援が足りて耐えたために全力疾走したお陰でAが経済勝利した。
A「わーい!勝ったー!」
いや、少し質問を変えよう。「CとDにとって、このゲームは楽しいだろうか?」
.
自分がAを支援すればBが勝てなくなりAが勝つ。支援しなければAが勝てなくなりBが勝つ。
また、支援しようがしまいが、全力疾走しているAより早く勝利条件を達成するのは困難であり、自分は勝てない。
出来ることは、ただ「敗者が誰になるかを選ぶ」だけである(この場合は、結果として勝者も選んでいるが)。
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この問題はかなり根深い。少なくとも
という条件がある限り、この状況は容易には覆らないように思える。
勿論「そういう自分勝手なのは禁止な!」という紳士協定を結ぶ、などといった対策が出来ないことはない。
しかし、このゲームは大なり小なり「他人は放置して全力疾走したほうが早い」という側面があるため、結局は程度問題となり、根本的な解決にはならない。
全員が他人を放置して全力疾走すればいい?それも一案だ。しかしそれではただのソロプレー合戦になってしまう。対人戦での醍醐味である、他人とのインタラクションが激減してしまう。
一体どうすればいいのだろうか?
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ここで筆者が提案するのは「チーム戦の導入」である。
これだけで、前述したような「敗者選択」をさせられることはなくなる。
Aとチームを組むCは全力で支援するのが自らの勝利に繋がるので意味がある(※1)し、Dは当然Aを支援しない(むしろBを支援する)。
また、チームを跨いだ交渉が無くなってしまうかというと、そうでもないだろう。条件次第では取引は成立し得る(※2)。
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「敗者選択」しか出来なくなってプレーを続ける時間は、私は楽しくないと思う。
ただでさえ1ゲームが長時間になりがちなcivBGでは尚更である。
もし、敗者選択に辟易した方がいるのであれば、この「チーム戦」のアイデアを導入してみることを提案する。
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※1:「サポートプレーを強制されるのは楽しくない!」という意見もあろうかと思うが、それはチームとして同意を取ればいい話であって、もしチームとして同意を取れないような相手が一緒に卓を囲んでいるのであれば、多分チーム戦をやろうが個人戦をやろうがこの問題は回避出来ない。
※2:そもそも、普段は「全員が敵」という条件下でも取引が成立しているわけで、チーム戦になったらからといっていきなり「有り得ない選択肢」に成り下がるわけではないだろう(優先度は落ちるかも知れないが)。
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追記:誤解の余地があったようなので補足。冒頭の例において、Aは「交渉の余地が無いプレーヤー」だとする。すなわち、交渉材料には「自身の敗北回避」しか出さず、自身の勝利を遅くする交渉には一切応じないプレーヤーだとする。
http://anond.hatelabo.jp/20130528133141
世の中には色々な考え方があるのに、立場や状況によってモノの見方が変わることを理解できない原因が想像力の欠如にあるというのは、そうだと思います。でも読書をしないと想像力が欠如するというのは、違うんじゃないかなー。読書ばかりしてる人は、それはそれで想像力が欠如するんじゃないかなー。この方の書いた記事を読んで、そう思いました。
この記事を書いた方は、「時間を消費した代わりに、現実世界で役立つ知識が得られないと、意味がない」という考えが根底にあるように感じます。そして、現実世界で役立つ知識を得るには、読書が最も効率良いと考えてるのではないでしょうか。
実際に体験せずとも、いつでもどこでも知識を得られるというのは読書の良い点ですし、効率が良いとも思います。でも本以外にも、テレビやラジオ、映画、インターネット、その他のメディアも、充分に効率が良いんじゃないですかね。また読書では得がたい、実体験から会得できるような知識もたくさんあるんじゃないですか。それに、何らかの体験から得られるものは知識以外にも、富とか名誉とか、その他の何かとか、それらにも価値がありますよね。
実際には体験せず、擬似体験で知識を得ることもできます。私はビデオゲームが大好きなんですが、ビデオゲームにはそういう可能性があるように思ってます。わかりやすい例だと、シリアスゲームと呼ばれてるようなやつですね。『シムシティ』とか、そういう可能性を感じます。
ところで近ごろ私は、『銃・病原菌・鉄』の文庫版が出てたので再読してるんですけど、いやー、面白い。この本を読んでると、『シヴィライゼーション』というビデオゲームは実にうまく人類史をデフォルメしてるなあと思えてきます。
「肥沃三日月地帯とかズルくね? メソポタミアの連中はチートだろ、チート。最初に建てた都市の周りに、小麦と牛と馬と豚と羊と、全部あるじゃねえか。ワシの周囲にはトウモロコシしかありゃしねえ!」(インカ帝国のワイナ・カパックさん談)
読書以外で価値観の壁を超える方法が理解できないという点で、えらく狭量な方だなあと思いました。この方が書いてるのは結局、「趣味が合わないと話ができない。自分の趣味に合わせてみんな本を読め」ということじゃないですかね。
ゲームも新興宗教も、それ自体はコミュニケーションの妨げにはならないはず。コミュニケーションの妨げになるのは、自分の見える範囲しか見ず、それを絶対だと根拠なく信じこもうとする心持ちじゃないでしょうか。定番の決まり文句を言うと、書を捨てよ、町へ出ようってことですかね。そしてビデオゲームを買って家に帰ろう。今なら、『真・女神転生IV』が面白いらしいですよ。
よく知らんが、「緊急生産」つったらシヴィライゼーションじゃね?
今までどんなゲームを遊んできて、その中のどれが面白いと感じた?
それを挙げてくれないと提言は無理。シヴィライゼーションとか勧めちゃうぞ。
http://anond.hatelabo.jp/20091020061931
政治を簡略化したものとして思いつくのが、歴史シミュレーションゲームだ。どのゲームでもだいたい「開発」「施し」「人事」「軍事」「商人」のような行動選択肢がある。日本の現政権は今のところ「施し」、つまり国民の忠誠度を上げることに特化しているように見える。
施しは急いで国民を味方につけるのには最適の選択だが、この手のシミュレーションゲームでは「開発」をチマチマ行うことが長期的に国を強くする基本だ。開墾、治水、商業投資…などなど。(治水、つまりダム工事はホットな話題のひとつではあるが、個々のダムの効果・影響についての議論があまり出てこないところを見ると、パフォーマンスに分類されているように感じる。迷惑な話である)
たぶんKOEIの「三国志」シリーズや「信長の野望」シリーズを念頭においていると思うけど、そうしたシミュレーションゲームって維持費に関する考えに乏しいよね。せいぜい、軍の維持費ぐらいしかない。
つまり、大軍を保有すれば、それだけの軍を維持するための兵糧と金が定期的にかかるという考えはあるが、馬や鉄砲の保管にかかる維持費の概念はない。城壁の耐久度を上げる工事にお金はかかるが、城壁の維持費という概念はない。
都市住民の君主に対する忠誠度は、税率と施しによってほぼ単純に決まる。一度施しをすれば、徴兵をしたりや災害が起こらない限り忠誠度が下がることはない。つまり、忠誠度の維持費という概念がない。(マキャベリがこれを聞いたら憤死すると思う)
こうしたシミュレーションゲームでは基本的には、開発すればするほど、徴税によって得られる兵糧と金は増える。しかも線形的に。そして都市の人口・開発度は予め決められた上限まで上昇するが、その上限を左右するような選択肢は通常存在しない。
これは、単純にこうしたシミュレーションゲームが合戦シミュレーションゲームだからだと思う。
国力・内政に関する項目を極力単純化して、プレイヤーを合戦にフォーカスさせているわけだ。
ところが、もっと俯瞰的なシミュレーションゲームである「シヴィライゼーション」を見ていくと、国力・内政に関する考えがより複雑化されている。
例えば、都市の人口増加速度を増やすために穀物倉庫が必要だ(もちろん維持費がかかる)。また、人口を一定以上に増やすためには都市に水道を敷かないといけない(もちろん維持費がかかる)。
人口が増えれば、税収もあがり、都市の生産力や科学力が向上するが、人口が増えることは、必ずしも良いことではない。
人口が増えると都市で暴動が発生しやすくなる。暴動を抑えるために、都市常設軍を増やして不満を押さえ込む(もちろん維持費がかかる)か、宗教施設(もちろん維持費がかかる)や娯楽施設(もちろん維持費がかかる)を増やさないといけない。人口が増えたら環境汚染も起こる。これを取り除くためには厚生施設(もちろん維持費がかかる)が必要だ。
こういったシミュレーションゲームのリアルさっていうのは、やっぱり欧米のそれに劣るところがあるんじゃないだろうか。外交政策にしたって、KOEIのゲームでは、せいぜい同盟とか政略結婚ぐらいしかない。謀略もあってないようなもの。しかも満寵さんの人材登用能力は異常だ。
つまるところ、増田が想定しているシミュレーションゲームである「三国志」シリーズや「信長の野望」シリーズは、合戦で国士無双の武将や知将が大活躍するゲームだ。
あれ、これって・・・。
そう、「大艦巨砲主義」的なのだ。
「巨大な国力、優れた人材」というドグマに囚われすぎているゲームなのだ。
巨大な国家の維持は難しいし、優れた人材だけで戦争をするわけではないのに、だ。
日本人の政治観は未だに「大艦巨砲主義」だし、維持費に関する視点も乏しい。開発すれば税収は増えると思い込んでいる。
こうした「大艦巨砲主義」シミュレーションキャラクターゲームが日本の政治を拙くさせているのではないか。KOEIにしても、こういう形のゲームにしないと売れないと思っているのだろうけども。