小さい頃持ってた昔話の本に載ってた話
ある日、とてもいい声で鳴く鳥がいた
おじいさんが
と言うたびにはたはたと近寄ってきてくれる
とうとう頭の上まで来て歌ってくれる
「わしの舌の上で歌ってくれんかのう」
発想がおかしい
鳥が舌の上で歌ってくれた時にあまりに素晴らしいので、
強引な展開すぎんだろ
あと、子供向けだから「舌」じゃなくて「した」って書いてあって大変読解しづらかったのを覚えている
「ヒエッ、どどどうしよう?!」
鳥しゃべった!
「おじいさん、近くをお殿様の行列が通るからこのまま行ってくれろ」
おじいさん(feat.鳥)素晴らしい歌声に感心したお殿様は褒美をたんとくれた
これを聞いたよくばりじいさんも同じことをしようとして
変な鳴き声の鳥を腹に入れてめっちゃ怒られた
とまぁ、なんか今考えると昔から伝わる話じゃなくて、
鳥の鳴き声の語呂がとてもいいのでやっぱ現代創作じゃないのかもしれない
いまでも覚えてるからな
あやちゅうちゅう こやちゅうちゅう
たべてもうせば ぴぴらぴん
強欲爺さんの鳥の歌
ふっくらふ
きんたまき