2017-10-31

鳥呑みじいさん

小さい頃持ってた昔話の本に載ってた話

子どもな当時からツッコミどころ満載だった

ある日、とてもいい声で鳴く鳥がいた

おじいさんが

もっと近くで歌ってくれないかのう」

と言うたびにはたはたと近寄ってきてくれる

とうとう頭の上まで来て歌ってくれる

まぁここまではいいだろう

「わしの舌の上で歌ってくれんかのう」

発想がおかし

鳥が舌の上で歌ってくれた時にあまりに素晴らしいので、

おじいさんは大きく息を吸ってしまい、鳥を飲み込んでしまった。

強引な展開すぎんだろ

あと、子供向けだから「舌」じゃなくて「した」って書いてあって大変読しづらかったのを覚えている

ヒエッ、どどどうしよう?!」

と思ったらヘソから鳥のくちばしがバリっと出てきておじいさんに語りかけた

鳥しゃべった!

「おじいさん、近くをお殿様の行列が通るからこのまま行ってくれろ」

おじいさん(feat.鳥)素晴らしい歌声に感心したお殿様は褒美をたんとくれた

花咲か爺さんのパクリじゃねーか!!!

これを聞いたよくばりじいさんも同じことをしようとして

変な鳴き声の鳥を腹に入れてめっちゃ怒られた

花咲か爺さんのパクリじゃねーか!!!

とまぁ、なんか今考えると昔から伝わる話じゃなくて、

花咲か爺さんをアレンジした物なのかなーと思われるが、

鳥の鳴き声の語呂がとてもいいのでやっぱ現代創作じゃないのかもしれない

いまでも覚えてるから

あやちゅうちゅう こやちゅうちゅう

にしきさらさらごよのまつ

たべてもうせば ぴぴらぴん

強欲爺さんの鳥の歌

ふっくらふ

きんたまき

で、呑まれた鳥は脱出できたんだろーか…

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