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2018-06-06

クールジャパンに関する私的メモ

ただの資料として

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3


クールジャパン経産省政策文化省や総務省は別の施策を行っている)

クールジャパン目的情報発信海外展開⇒人を国内に呼び込む という3段階が目的

経産省施策のため、文化維持などが目的ではなく基本的には金銭的なもの目的である

コンテンツ輸出は基本儲からない(赤字と言う意味ではなく総額が低いと言う意味

・そのためポップカルチャーの輸出のみでは目的が達成できない

・よって海外展開(アウトバウンド)⇒人を国内に呼び込む(インバンド)が重要点になる

・現時点での実績を鑑みると、複数報道とは裏腹に「結果だけをみれば」クールジャパン政策は"成功"している

・なぜならアニメ海外への輸出額や二次元産業という文化出自体が成功しており、さら日本国内への観光客安倍政権になってから爆発的に増大しているため、情報発信海外展開⇒人を国内に呼び込む という流れは成功している

・ただし、円安誘導はともかく個人的にはやはり経産省組織である海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)そのもの問題を抱えていると思うし、アニメ輸出の成功クールジャパン成功と結びついているとは言いがたい。

※この3段論法2000年代前半に「アニメ海外で儲かりますよ」という誤った認識が流布された際の反省点として改良を加えた論法に見える⇒気のせい?


クリエイター保護経産省ではなく恐らく文科省役割であると思われる。ただし、権力は弱い

・実写とアニメ製作者にも視聴者にも溝を感じる⇒実写界隈の人が無闇にアニメを叩いたり、逆にアニメ側も成長した結果復讐に走る傾向にある。

・これは文化政策を考える上で致命的であると考える。本来は一致協力して政府意見を述べたり圧力をかけるべき

・ただし、実写側もアニメ側も政府基本的に信頼していない傾向にあるように見える

・近年のコンテンツ施策は様々な国で行われるようになっている。アメリカイギリスフランスカナダ韓国中国、またナイジェリア等の新興国でも文化政策としてコンテンツお金を出すようになっている。

・そのため日本でも政府との協力をおこなわなければ大幅に不利な戦いを強いられることになる

・よって個人的には"なんらかの形で"政府の協力を得るべきだとは考える

政府出資した漫画海外全然売れないという話がまとめサイトなどで流通したが、あれは海外で設けられる事業を探るための総務省施策である

・「儲けられるか儲けられないかを判定するために小額のお金出資しまからマーケティングしてきてください」という話である

・その結果東南アジア(の特定の国)で漫画を売るのは現時点では難しい、という結果を得ることが出来た(つまり別に失敗していない)

資料を見るとわかるがラーメン店出展黒字になっており、近年のラーメン海外で受けていると言った日本国内報道はそういった点のフィードバックであると考える。

純粋文化維持政策庵野などが関わっている国立メディア芸術総合センターのみではないか

・⇒そういやアニメたまごがあった、あとは文化メディア芸術祭

・優先度低い企業補助金という報道があったが、これは新興企業ではないから、ベンチャー投資しろということか?

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018051800343&g=soc

個人的には字幕翻訳は最も重要な点だと思われるので間違っているとは思わない

・ただし、クールジャパン機構の設立趣旨からはずれると考える(投資ファンドのため

・この点から目標設定がいまいちチグハグ感覚を受ける

6月末でクールジャパン社長が変わる。⇒官民ファンド10個ほどあるがクールジャパン機構は最も失敗している部類であるため(う~ん

ファッション系の大田社長から音楽アニメ系のソニー・ミュージックエンタテインメント最高経営責任者(CEO)の北川直樹氏へ

投資先が現在の「海外におけるファッション・食・デパート等」から海外における「エンタメ」に大幅に切り替わる可能性?

・実績を踏まえても海外エンタメ系に割り振って、ファッション・食・デパート等はインバウンドで儲けるべきというのは誤ってはいないように見える

・実写が置き去りになっている。⇒ただし、映画都市部でも撮影できるようにするという仕組みを整えようとしている、という施策を進めている

⇒唯一?、会見にHEROSに出てたマシ・オカ浅野忠信等が参加していたと思う

クールジャパン機構と総務省施策文科省施策内閣府直轄でそれぞれ別の施策を打っているように見える⇒縦割り?

統合は無理だろうけど・・・

・純日本だけで海外展開を進めるのは無理という意見がチラホラ出始めている。

・実際アニメクランチロールNETFLIX、bilibili、iYQIYなどの協力なしでは無理に見える。⇒フランスのWakanimはアニプレ参加でしたね

・でもヨーロッパへの輸出額が減っているのが気になる

・米中は大幅に増大しているけどヨーロッパで若干減っているのが気になる⇒クランチロールなどに全部吸い取られている?

toonamiFLCLやったり、アカデミアも放送するみたいだけどテレビ放送は拡大できるだろうか?

バンナムとかイマジカとか最近ついに海外進出を本格化させているように感じる。

少年ジャンプネバーランドノイタミナ進出)と鬼滅(Ufotabel製作)というのは海外受けをきちんと狙っている?

・ヒロアカボンズ製作による日本から見てもアメリカ受けは相当すさまじく見える。⇒アニメPV効果に気づいてきた?

ジャンプアニメピエロばっかはなくなる?

中国マーケットが落ち着いた昨年後半からアメリカ展開が加速しているように見える。

NBAゴクウシューズ流行る、ジョンボイエガ(NARUTOファン)、マイケル・B・ジョーダン、キムカーダシアンなどの相次ぐセレブによるアニメファン告白

 マイケル・B・ジョーダンは「親と一緒に住んで、背の小さい、アニメ好きは情けない」と言うリプライを一蹴する

 ⇒徐々にアメリカアニメ市民権を得つつある⇒ニッチニッチである、ただしその規模が相当拡大してきた

ワンピースアジアで人気

ツインエンジン大人向けアニメ開拓できるか?

 虐殺器官,刻々,ゴールデンカムイ,pet,バビロン,どろろ,ヴィンランドサガ⇒ほぼ大人向けに見える

 ただ、いまのところクオリティはいまいちに見える

2017-06-09

フジテレビ凋落の原因

HEROSチャンピオンズリーグハイライトを見たが

時間の半分が加藤綾子取材報告。

取材報告と言いつつミックスゾーンクリロナに声掛けてもらってすご~い!ってだけ。

試合映像にはワイプ女子キャスターが映る時間が多い。

コレを見ていてフジテレビはこういうのばかりだなと思い立った。

過去マンデーフットボールでもマギーが紹介VTRで出てきたりしたが今はモデル活動中。

まりフジテレビ番組芸能人アナウンサーの売り出しに力を入れている。

番組と一緒に売れる芸能人は多いが、芸能人を売ることが先で番組は後回し。

そりゃ視聴率が取れるわけ無いですよ。

フジテレビ凋落の原因

HEROSチャンピオンズリーグハイライトを見たが

時間の半分が加藤綾子取材報告。

取材報告と言いつつミックスゾーンクリロナに声掛けてもらってすご~い!ってだけ。

試合映像にはワイプ女子キャスターが映る時間が多い。

コレを見ていてフジテレビはこういうのばかりだなと思い立った。

過去マンデーフットボールでもマギーが紹介VTRで出てきたりしたが今はモデル活動中。

まりフジテレビ番組芸能人アナウンサーの売り出しに力を入れている。

番組と一緒に売れる芸能人は多いが、芸能人を売ることが先で番組は後回し。

そりゃ視聴率が取れるわけ無いですよ。

2016-02-21

海外ガチャは本当に認められていないのか?

山本一郎氏と長田氏の対談の記事を見て気になるやりとりがあった。

長田氏:

 でも海外消費者団体の方とお話することがありまして,そこでですね,日本ではなぜ,ガチャが認められているんですか,不公平じゃないですか,って指摘されることがあるんです。

山本

 海外製のアプリでも,日本ソシャゲ成功事例をまねてガチャを導入している作品がありますが,基本的には賭博に該当する可能性があるのでNGだと判断するメーカーは多いようですね。

長田氏:

 ほかにも,「お金を出せば有利にゲームを進められる」とか「ほかの人に勝つためには課金必要だ」というゲームを出しているのなら,それは“無料で遊べる”と表記してはいけないのではないかとか,お金を出した人が有利なゲーム不公平のはずなのに,日本ではそれが認められているのはどうしてなのか,といったご指摘を頂戴します。

山本

 海外における「公平」の考え方と,日本のそれは異なりますよね。しかし,そういう話で言うならば,PCオンラインゲームでは2000年代からやっていた「ゲームプレイ基本無料」って表記がそもそもマズいと思っていたんですよね。

これを見て海外ではガチャ規制されているのか!と誤解をした人も多かったようで、こちらの記事のはてブで何人かその趣旨のコメントをしている

このやり取りの中で重要なのは基本無料という表記問題不公平感についての文化の違いについてなのだが、山本氏の途中に挟んだコメント趣旨が大きく変わって受け取られているように思われる。

ガチャについて、過度に射幸心を煽ったり誤解を招くような詐欺的な確率表記のような実態があるなら是正されるべきだとは思う。だけど、海外スマホゲーム実態について変な誤解をする人が増えるのは残念なので、海外スマホゲームガチャ実態について書くことにした。

参考になれば幸いである。

アメリカのAppStoreのトップセールスランキング

大きな市場、ということでアメリカをメインに話を書く。

AppStore、Google Playトップセールスランキングは、IPによってその国ごとのランキングが表示されてしまうが、以下のようにランキング情報をまとめてくれているサービスゴロゴロある。

http://applion.jp/market/us/iphone/rank/gross/

上記はアメリカのAppStoreのトップセールスランキングである。200位まで見ることができる。

100位以内で見ると8割がゲームである

傾向を見ると、アメリカで人気のジャンルは、戦争を題材にしたRTS、気軽にプレイできるパズル、そしてカジノ、となる。

アメリカにおけるガチャ

スマホアプリ市場において、F2Pの先駆けになったのはアメリカであるが、ゲームでの課金形態時間短縮や資源購入型の課金形態が主であった。

2012~2013年頃に日本製ゲームである神撃のバハムートローカライズ版が配信され、トップセールスランキングで1位を取るほどアメリカで人気が出た。それ以降にガチャ機能を持ったゲームが受け入れられ始めた、と考えている。

以前知り合いのアメリカ人に聞いたところ、アメリカにもコインを使っておもちゃ排出する機械はあるが、チープでそれほどメジャー存在ではないとのこと。

そうしたアメリカで、ランダム商品提供するガチャに相当する存在は何なのかというと、トレーディングカードゲーム(以下TCG)のパック販売である

TCGの始まりは、1993年アメリカウィザーズ・オブ・ザ・コーストから発売された「マジック:ザ・ギャザリング」とされていて、その後に世界中で大ヒットしている。

なじみの無い方向けに説明すると、マジック場合、1パック買うと350円で15枚のカードが封入されていている。その中は、レア1枚、アンコモン3枚、コモン11枚、という比率で入っていることが保証されている。

当然同じレアリティでも強いカードと弱いカードがあるが、オンラインゲームソーシャルゲームガチャのように同じレアリティ内で偏りは無く、排出量は保証されている(はず)。

これを踏襲して、アメリカ向けのスマホゲームガチャ相当の機能(ランダム性を持ったアイテム販売)が出てくる場合、"Pack"と呼ばれることが多い。

アメリカのAppStoreでガチャ機能を持ったタイトル

アメリカでは、スマホにおけるランダム性を持ったアイテム販売規制するような法律は現時点では無いので、ガチャを持ったゲーム普通に配信されている。

カジノ系のゲームも、ガチャと同じようにランダム性を持って景品を提供するゲームと言えなくもないが、今回はカウント対象外としている。

ガチャ的な要素があるタイトルは以下の通り。 (ちゃんとプレイしたことの無いゲームもあるので勘違いをしているタイトルもあるかも)

9位: Marvel: Contest of Champions

17位: Summoners War

18位: Star Wars: Galaxy of Heroes

34位: Walking Dead

52位: HearthStone

53位: Jurassic World: The Game

57位: Knights & Dragons!

62位: DRAGON BALL Z DOKKAN BATTLE(ドラゴンボールZドッカンバトルの英語版)

66位: Castle Heros

72位: Brave Frontier (ブレフロの英語版)

89位: Marvel Puzzle Quest

90位: Puzzle & Dragons(パズドラ英語版)

100位中12タイトルなので、日本に比べると少ないがまずまずの数がある。主流であるというほどではないが、ガチャ機能も十分受け入れられている、といっても良いかと思う。

ガチャ日本市場だけで受け入れられているって訳でもないし、またアメリカ場合だとカジノゲームのように文化によって形は違えど射幸性を持ったゲーム存在している、というのは覚えておきたい。

先ほどのサイトで他の国のランキングを見てみると、多少の順位前後はあれど、上記のタイトル達がほぼランクインしていることも追記しておく。

中国韓国の話

中国韓国ではランダム性のあるアイテム販売規制が入っていることで有名な話だと思う。

中国については以下の「ガチャについての規制」の項目を読めば良い。

https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07001588/china_mobile.pdf

日本と比べて中国ではRMT文化が根強く、多分国の規制が入っていなければ、ガチャの景品が現実マーケット取引されてよりひどい問題になっていたことが推測される。

余談になるが、トレード機能を持つ日本アメリカソーシャルゲーム中国人RMT対象なることが多い。昨今の日本スマホゲームトレード機能が無くなってきたのは、これに対する対策という側面もあったりする。((代わりにいいアイテムを持ったアカウントが売買されたりしてるけど))

ただ、規制されても両国ともグレーゾーンを走るメーカーは多く、法に触れない形を取った確定ガチャVIPシステムのような提供したりもしているのが現状である

結論

色々書いてきたけど、早い話が隣の芝はそんなに青くないって話。

 
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