はてなキーワード: 粛清とは
表現規制に関してオタクは山田太郎以前の自分たちと山田が出てきた意義を忘れている。
また、オタクがわざわざ表現規制派の議員に惹かれ、彼/女らを支持するという問題がある。この構造を説明する。
山田太郎以前、二次元表現規制問題でオタクは強い党派性に駆動された言動をして人を遠ざけてばかりいた。
具体的には自民党の中でも二次元表現規制に前のめりな議員を支持して反表現規制で実績のある野党議員を攻撃する、内紛、と云うより粛清を繰り広げてしまっていた。
オタクの中にもこれらに異を唱えて社会性と利益の客観視を訴える人は居たが忽ちにパージされ、またその粛清の動機や行動が幼稚なので周りの人らは呆れて散逸してしまう。これをずっと繰り返して反二次元表現規制活動は何も成果を残さなかった。
元々社会性が比較的低い界隈で、「反オタクは反日」のようにアイデンティティと社会観が至近距離で両者間に経験が無い、特に社会性が無くて幼稚な人が支持を集めやすく攻撃性が高い。自我が傷つけられそうになると防御モードに入ってアイデンティティ発世界観の固持に入ってしまう。
製作で喰っている人間も「そんな政治家支持すると食っていけなくなりますよ」と説得されても「自分より日本の方が大事だ」とかの話になってしまう。それは自分と国家を直結視させる、社会性の低い人を釣る活動をしているからで、カルトの合宿セミナーに参加したみたいな状態だ。
こんな状態の所に現れたのが山田太郎で、「表現規制の世俗化」を行った。内側から理路整然と表現規制の各種問題を説いたのだ。特に優れていたのが熱心なフォロワー達で憲法上の権利と法益、などの自己と社会との回路を示して回っていた。実は法学の教養的な意味は法文の暗記ではなくこういうリーガルマインドにある。世俗化とは神を殺す事であり自分と世界は違う事、その疎外を意識する事だ。
山田の登場で何も生まなかった反二次元表現規制界隈は目を見張るほどの変化を遂げ、リーガルマインドに基づく表現規制問題が論議される土壌が出来つつあった。少なくともアイデンティティドリブンな人によるパージが横行するのは抑えられていた。
オタクが自民党の中でも表現規制派の議員を支持してしまうのは「憲法、教育、表現規制三点セット問題」による。
90年代までの自民党は世襲と族議員の世界でそれ以外の外様が入り込んで活躍する余地はない。一方自民党は神道関係でニッチな右派老人固定票を持っており、そこにアピールするのに使われたのが憲法教育表現規制三点セットだった。これらの特徴は前提知識が不必要である事で、経済問題や業法、国際問題となると知識と経験が必要で、そのアピール先の有権者もそれらを持っている。
憲法問題は今では左派は憲法論の前提知識で自民案に反対しているが90年代はそうではなく「憲法はリベラルで良いことが書いてある本」という扱いで、憲法の名宛人が国家という事すらあまり認識されていなかった。故に憲法は法学の中でも微妙な扱いがされていたのである。
三点セット議員の言う事はこの「良い事」の羅列を保守的な羅列に変えただけで、それでニッチな票田にアピールしていた。これは最初は「敢えて」だった。
三点セットの結果を見てみると:
・憲法:改憲派の先鋒だった小林節をパージ。2012年に「良い事」だと思うことを羅列した三点セット憲法案。論点を「憲法に国民の義務が無い」事に設定。
PKO派兵等で9条の限界に至った時に改正をする運びで20年以上活動してきたのに東スーダン問題で国民に改正や議論を訴えずに政局の為に隠蔽を指示。しかも自衛隊に後ろから刺される。
・教育:道徳を教科化して学習時間を削る。日本の大学の地位が地滑り。
・表現規制:法益ではなくアイデンティティに基づいたニッチな有権者の扇動と議員立法
と碌な結果は無い。
議員立法の評価を下げているのも三点セット議員の特徴で、閣法に比べて議員立法が廃案に成り易い原因を作っている。
皮肉だが、それによって二次元表現規制法案が取らないという効果も発している。彼らの無能な働き者っぷりが表現規制法案をブロックしているのだ。
オタクはその社会性の弱さから三点セット議員の票田となっているのである。その循環を止めるには社会性を上げるしかない。
リーガルマインドの啓蒙によって表現規制問題に限り疑似社会性、自分と社会の疎外とそこから発生する知恵を撒いたのが山田とフォロワー達だった。
山田が自民党から立候補した時に支持者の間で蝶ネクタイマーク(機種依存で入力不可)を入れるのが流行っていたが、これは結構危ういというのが判るだろう。支持表明からアイデンティティへの傾斜が大きくなると山田以前に逆戻りだ。
現在、自民党総裁選で二次元表現規制派の高市早苗が立候補していて「オタクはどうするの」という問題提起がされている。高市は三点セット議員のオリジンだ。
オタクが昔と同じアイデンティティドリブンの行動やパージを繰り広げたら、山田とフォロワー達が耕した黒い土壌は実を結ばなかったという事になる。
「ウチは地元で就職する奴が多くて地元愛にあふれた奴が多い」とか自称してるうちの県だけど、
8/12の新型コロナの新規感染者数の約半数は県外からの訪問者だそうな。
矢張りというかなんというか。郷土愛なんて耳障りの良い言葉で語ってたけど、結局うちの県の連中の大半はそんなもん何も考えてなかったんだね。
地元で仕事してんのは、単に仕事が有るからだ。そこに愛なんてない。
帰省組は尚更郷土愛なんて感じてないだろう。むしろ連中は東京に出てきて地元の醜悪さを知って地元の家族を粛清しようって気になったんだろうな
ていうかまあ、俺も福岡嫌いだし。
俺以外にも福岡嫌いな奴が沢山いるんだなって知れて良かった
日本が富国強兵して周辺アジアに侵攻したのは、放っておくと欧米にとられていずれ日本も欧米に植民地化されてしまうのを防ぐために周辺国を強くしようって意図だったよね。
実際、日露戦争がなければ満州はロシアにとられていただろうからその後に朝鮮→日本と占領されてもまったく不思議じゃない。
日露戦争で勝ったことは他の欧米にもかなりの牽制になったんじゃなかったっけ。
もちろんその後に関東軍が暴走したというのはあるけど、日本もイケイケドンドンの一枚岩だったわけじゃなくていろんなタイミングで日本政府はちゃんと迷っているよね。(結局関東軍の力が強くて今に至ったが)
もしこうだったら論はルックバックとつながるところもあっておもしろい。
ちょっと違えばドイツと日本がほとんどの世界を牛耳ってる世界線もなくはないのかなと。
今の中国も似ているなって思う。
以前の日本の場合は物理的に周辺国を強くして自国を防衛しようって意図だったけど今の中国は経済的な面での防衛なのかなと。
アメリカに経済制裁されるとやられてしまうから中国は周辺国(アフリカや南米)をかためて防衛しようとしている。
中国も一枚岩じゃなくて共産党内で派閥あるらしいけど粛清が一通り済んだみたいで最近は聞かなくなった。
ウイグルで問題ありだからアメリカも強く出れるけど、もし中国がまともな国だったらアメリカはどうしていたんだろうな。
プラザ合意なんてのも昔はあったが