はてなキーワード: ソースカツ丼とは
50万円以上預けておくと、半期に1回、鉄道料金40%OFF券が3枚もらえるやつ。
仕事でストレスがたまりすぎて「あ~!遠くへ行きてえ」とゲージが溜まっていたので、週末に1泊2日で行ってきた。
えきねっとWebサイトからの予約のみという制約はあるものの、東京から10,000円ぐらいの新幹線代が6,000円ぐらいになって、高速バスの料金感覚でサクッと新幹線に乗れる。
お金置いてるだけでこんなお得なチケットもらっていいのって感じ。
JR東日本の株主優待でさえ100万円ぐらい突っこんで年間1枚しかもらえないのに。
海辺を散歩して水族館行って、ソースカツ丼食べて味噌ラーメン食べてイタリアン(B級グルメ)食べて帰ってきただけだけど、だいぶリフレッシュできた。
昔進研ゼミかなんかの、各地の名産品が書いてあるような日本地図のポスターが家にあった。山形ならさくらんぼ、愛媛ならみかんとかそういう。東京には何も書いてなかったような気がする。
それで親父に「東京って何もないのな」って言ったら「江戸前鮨とか……あるだろ」とか返されたような気がする。
江戸前鮨ってなんだよ。鮨は鮨だろ。って思った。
未だに東京の名産品といえば、立川のうどか檜原村の舞茸くらいしか思い浮かばない。それも立川の天ぷら屋くらいでしか食った事ない。そういうローカルなのを挙げ出せばキリがない気もする。
おれは名産というからには土地の特性と必然的に結びついていて欲しい気持ちがある。土地の特性とまではいかなくとも、その産業のパイオニアであるとか。そしてその名産はその土地でしか食べられないものであって欲しい。
かもめの玉子だって今どき物産展に行くまでもなくネットで買える。
551は冷凍やってないらしいから物産展とかがないと買えんけど。それだって会社の裁量一つではあるし。
漁港が近い所の新鮮な海鮮、くらいなら良い線は行ってそう。でも良いモノは全部都市部に回るなんて話もあるらしい。本当かどうか知らんけど。
水が良い土地のそばだとかワサビくらいなら、まあ確かに名産だ、アイデンティティ足りえるものだって思える感じがする。
でもより視点を広げて、例えば日本の名物は天ぷらです、スシです、というとなんというか素材頼り過ぎじゃね?って感じもする。テンプラ粉まぶして揚げました。酢飯に生魚を乗せました。それだけで?料理人はキレるかもしれんし技術がどうのとか言い分はあるんだろうけど。
それよりはもっとこう、四川の麻婆豆腐だとかの方が「名産」って感じがする。山椒だか花椒だかをふんだんに使うという土地柄はありつつ、技術的にも凝っていて「文化」って感じがする。
まあなんにしても積極的に楽しもうとしなければ世の中は割とつまらないので、いざ観光に行けばそういう事はあまり気にしないようにする。浜松の餃子がフツーだろうが、離れた土地で名産とされているものを食べて「観光してる感」を楽しむ、その場を楽しもうという気持ちが大事な気がする。
でも心の奥底では本当にそこでしか食えないものを食って、本当にそこでしか買えないお土産を買って帰りたいなあって願望もまたある。良くも悪くも、流通が発展して高度に情報化した今やそれは難しいことなのかもしれんけど。
ひとくち食べた瞬間「こんなにソースカツ丼ってうまかったっけ!?」とびっくりした。
最後に食べた時よりかなりおいしくかんじるな〜なんて思っていたが、どれだけ思い出しても最後にソースカツを食べた記憶がない。
とんかつには味噌をかける家庭で育ち、たまに行くちょっといいとんかつ屋では特に調味料をかけずに食べていた。
まさか27年生きてきて、ソースがかかったとんかつを食べたことないとは思わなかった。食べたことがあると思い込んでいた。
料理のレパートリーが少なめの家庭で育ったから、もしかしたら食べたことがあると思い込んでいる食べ物がまだあるかもしれない。
なんて考えながらスーパーに寄ったら、モンブランが売っていた。モンブランも最後に食べた記憶が思い出せない。この世の中そんなのばっかりだったりしないかちょっと不安になった。
調べてないけど
とんかつまい泉監修のソース使ってるっつうからこれはごはんまでしみこんでんだるおなああああああと思ったのにやっぱりしみこんでない!!!!
かつだけ!!!
ソース売りにしてるのにソースすくねえとか本末転倒だろ誇大広告だろ!!!!!!!!!
まあ卵とじのカツ丼に比べたらソースの味があるからまだ食える度合いは高かったけど
卵とじカツ丼、ソースカツ丼、カツカレー、全部くって思ったのは、
やっぱりカツ丼は最低でもチェーン店じゃないとダメだねってこと
これからも半額でみかけたらかってみるか
あくまでも半額じゃないとかわねえよ
ローソンはわりと半額にしてんだよなあ
ファミマはエコ割とかいって20円引き程度のせっこい割引しかしてねえ
セブンはまったく割引なし
そんなイメージだわ
どんな時も人で賑わう美味しいとんかつ屋さん
席がほとんど埋まった店内
右にはサラリーマン
左にはビン底メガネ
どちらもとんかつに夢中ですわ
あなたの夢が全てここにあるの
あなたは幸せを噛み締めながらなにを食べるか考えているのですわ
ふとメニューの片隅に……
異物を見つけてしまいましたの
おやこどん!!?
親豚と子豚のどんぶりかしら?
間違いない
そうに違いない
あなたがそう思うのも無理もないわ
お豚のお店ですもの
お豚以外のお肉が必要ありまして?
だから
あなたは
注文を取りに来た店員に
親子丼を
頼んでみたの
親子丼を
頼んでしまったの
親子のお豚がどんなとんかつになるのか
どんな親子を食べられるのか
あなたの期待は高まっていく
とんかつだらけ
とんかつまみれ
とんかつがすべて
とんかつだけあればいい
ああとんかつが食べたい
とんかつが欲しい
とんかつが恋しい
愛おしい
親子のお豚のどんぶりを
見ました
それを見ました
見たはずです
それなのに
それは鳥
卵と鳥
ぱたぱた羽ばたく獣
とんかつになれない獣
お豚さんてはありません
ここにはお豚がいません!!
あなたは立ち上がったの
豚ではない親子丼を持つ
それをどうしたの?
店員に向けてどうしたの?
あなたはどんな声をあげたの?
どんな暴言を吐いたの?
暴力を振るったの?
どんな風に殴ったの?
どんな風に蹴ったの?
それからどうなったの?
つかまったの?
連行されたの?
あなたは今どこにいるの?
狭い畳敷の部屋で
美味しいとんかつを求めてしくしく泣くの
しくしく
しくしく
とんかつは遠く遠く逃げていく