「日本卓球協会」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 日本卓球協会とは

2021-07-29

いつも通りいっちょ噛みする皆さんのための卓球用具解説

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/7a2e64e31ea00735807668d279903d9206e0a486

いっそ全員同じラケット使えばいいのに。試合前に新しいの配る。それじゃやりづらいのはもちろんわかるけど、フェアではあるでしょ。何種類かの中から選べるのでもいいよ。マリカーみたいね

これ自体個人のひとり言のようなものですし強く咎める気はありませんが、これに大量のスターが付いていたことに何よりも愕然しました。

いくらなんでもエアプが過ぎるでしょと。もうね、アホかと、馬鹿かと。

お前らな、金メダル如きで普段観てない卓球にいっちょ噛みしてんじゃねーよ、ボケが。

金メダルだよ、金メダル

なんか涙とか色々出てるし。旧知のペア金メダルか。おめでてーな。

実況がよーし3-3で最終ゲームだぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。頭抱えて音だけ聞いてたわ。

卓球用具にどれだけ種類があるのかという話と、補助剤問題についての話をします。

ラケットの種類

シェイクハンド

握手シェイク)するように握るラケット

最も使用者が多い形状。アジア以外の選手はほぼ全員これと言っていい

両面にラバーを貼って使い分ける

汎用性が高く様々な戦い方ができる

ピンポン」のスマイルドラゴンはこれ

ペンホルダー:

ペンを持つように握るラケット

基本的ラバーを片面にしか貼らない(=同じ面でフォア・バック両方に対応する)ものだったが、今は両面に貼って戦うスタイルが主流

シェイクハンドに比べて手首を動かしやすいなどのメリットがある

中国式ペンホルダー

中国を中心に東アジア出身選手使用者が多い。

先日水谷伊藤ペアと決勝で戦った中国の許昕(Xu Xin男性の方)は現代最強の中ペン使い

ピンポン」のチャイナもこれ

日本式ペンホルダー

かつて日本選手たちはこのラケットを手に世界を席巻したが、現在絶滅危惧種

強力なフォアハンド武器にする戦い方にマッチする

ピンポン」のペコはこれ

これをベースにした「反転式」というラケットもある

ラケットの素材

単板:

木の一枚板。ヒノキとか

厚いほど反発力が増すが、コントロールが難しくなるし重くなる

主に日ペンラケット使用されており、絶滅危惧種

合板

木の合板。3枚とか5枚とか7枚とか

枚数の多い方が反発力が増すが、コントロールが難しくなるし重くなる

初心者は3~5枚合板で柔らかめのやつがおすすめ

特殊素材入り合板

合板カーボンやケブラーなどの素材を挟みこんだやつ

合板より軽く反発力も高いが、独特な打球感を好まない人もいる

中~上級者向け

ラバー

打球する部分 基本的ゴムとスポンジを重ねて作られている

ラケットの両面にラバーを貼る場合ルール上「どちらかが赤、もう片方が黒」でなければならない

(同じ色で性質の異なるラバーを各面に貼って相手を混乱させる選手が現れるため)

ソフト

最もポピュラーで、殆どの人が思い浮かべるタイプのあのラバー

球との表面積が大きく、回転をかけやすオールラウンドに使えるラバー

水谷隼は両面裏ソフト(裏裏)

ソフト

実はこのつぶつぶのある方が「表」

ソフトに比べ球との表面積が小さいので球離れが良く強打に向く

スマッシュ(強打)を武器にする攻撃的な戦型と相性が良い

伊藤美誠はフォア側が裏ソフト・バック側が表ソフト(裏表)

粒高(ツブ高とも):

ソフトのつぶつぶを更に高くしたもの

相手の回転をいなしたり逆回転にして返したりと、相手のかけた回転を利用したトリッキーな戦いができる。触ると気持ちいい

後方で相手の強打をいなす守備的な戦型や、打球が変化する性質を利用して前陣でブロックを駆使する戦型と相性が良い

いずれにせよ、回転を熟知しないとその特殊な性能を生かしづらい上級者向けラバー

ピンポン」のスマイル物語後半でバック面に採用したのがこれ

アンチアンチスピンアンチトップスピンとも):

ぱっと見は普通の裏ソフトラバーだが摩擦力殆どなく、回転が命の卓球において自ら回転をかけるのが難しいという特異な性質を持つ

したがって粒高のように相手の回転を利用する戦い方になるが、粒高よりもナックル性の球を返しやす

よって片面にアンチ、もう片面に裏ソフトや表ソフトを貼り、両面の回転量の差で相手翻弄するのが基本戦術となる

(両面同色が許された時代はそれで猛威を振るった…らしい)

現役選手ではアメリー・ゾルヤ(オーストリア)くらいしか使用者を知らない 粒高以上に変態向け

更に同じ種類のラバーでも性質に違いがある
テンション系:

より反発力を高めたラバー 強いけど寿命短め

粘着系:

より粘着力を高めたラバー ぺとぺとしておもろい

変化系:

粒高寄りの性能を持つ攻守兼用ソフトラバー

スポンジ:

更にラバーゴムの下に貼るスポンジにも厚さや硬さなどに違いがある

卓球用具最大手バタフライではラバー1種につき少なくとも3段階のスポンジ厚が用意されている

厚いほど威力が増すので攻撃的な選手は基本厚み全ツッパだが、重みが増したりコントロールしづらくなる

守備的に戦う選手は調節して両面で厚さや固さの違うラバーを貼ることもある

ごくまれにスポンジのない、ゴムだけのラバー使用する選手もいる

グリップの形状

グリップの形状も色々種類があり、更に各自が手になじむように削ったりテープを巻いたりする

用具の話まとめ

というわけでね、ざっくり説明しましたけども「全員同じラケットで」試合をするということがいかに困難かお分かりいただけるかと思います。やりづらいとかいう以前に、そもそも物が違うんです

上記の用具の多様な組み合わせを「何種類かの中から選べる」ようにしたところでカバーできるものでもありません

そもそもトップ選手の多くは特注ラケットだというのはさておき)

卓球には各選手個性に加えて様々なプレイスタイル(戦型)があり、それぞれに合った用具の組み合わせがあります

ドライブ型、前陣速攻型、カット主戦型、前陣攻守型、異質攻撃型…

もし使用ラケットを「シェイクハンド/7枚合板/裏裏/テンション系/ストレートグリップ」の規格品に統一したら、卓球は同じような戦い方ばかりになり、プロアマチュアプレイ面白みを失っていくでしょう。自分に合うプレイスタイル、合う用具を見つける面白さも卓球の魅力なので。

あと単純にコスト問題として、トップ選手は早くて1~2週間ほどでラバーを交換するなど、ラケット周りは消耗品です。大会側で検査のものを用意して全て賄うというのはさすがに無茶です。

そして何より、規格品を使用せよという意見は各選手身体差異性別身長体重、骨格、手の大きさ、筋肉量…etc)をはっきり無視しています

人によって良好なパフォーマンスを発揮できる用具の組み合わせが異なる中で、たまたま規格品に適応した選手が有利になる、すなわち規格品の変更次第で有利不利が変わり得る状態競技として適切とは言えません

これは今まさに行われている東京五輪パラリンピックにおいても例外ではありません。

様々なハンディキャップを抱えながら競技に挑む人々に対しても規格品の使用を強いるべきでしょうか?卓球というかそもそもスポーツに大して興味がないのは分かりますが、興味がないなりに最低限の思慮と検索を以て、そのスターを押す前に少しだけ立ち止まって考えてみてほしいと切に願います

長くなりましたがここからが本題です

卓球の「補助剤」問題について

と思ったけど簡潔で分かりやす記事があったのでそれ貼って終わりにしま

大体の流れはこの記事の通りです 短いから読んでね

https://rallys.online/forplayers/whats-hojozai/

2016年には日本卓球協会が反発係数を測定するラケット検査の導入を提案したが、ITTFコスト面などを理由にこれを否決した」

まあそういうことですわ やボ神(やっぱりボルって神だわ)

あと「技術の発展で用具が進化するのは当然」という意見もあって、原則論としてはそうなんですけど、今は卓球ラバーに限った話なので的外れです。

ラバーの後加工(出荷された後のラバーに加工を加えて性能を変化させること)」がルール禁止されている中で、正規に出荷された商品選手がそれぞれ勝手に薬剤を使用することを容認してしまったら、フェアネスを保つことは困難です。

陸上シューズしろ競泳水着しろ国際的競技団体による承認を得た上で使用されているはずです(だよね?)。卓球も同様です。

ただ、ITTF承認を得ているかどうかが見て取れるラバーラケットと異なり、塗布された薬剤はその場で承認の有無を判別できる代物ではありません。承認済みの薬剤なのか、それとも未承認でフェアネスを著しく乱す薬剤なのか、正確に判別できるでしょうか?

なのでラバーを貼った状態での反発係数に上限を設けて試合前に測定するのがベストだと思うんですけどね~ITTFがね~

測定コストをより削減できたとしても首を縦に振るかは怪しいところ

やってるのは中国選手だけじゃないだろうけど、中国選手がこの問題言及してるところはまあ~見たことないですね

あったら教えて!

あ、あと五輪卓球女子シングルス準決勝伊藤美誠が今出ていて、シングルスが終わったら男女団体戦があります!興味があればよろしくね!

おしまい

2021-07-18

anond:20210718194051

公益財団法人全日本スキー連盟(ぜんにほんスキーれんめい、英: SKI ASSOCIATION OF JAPAN略称: SAJ)は、日本におけるスキーをはじめとしたスノースポーツ国内競技連盟日本オリンピック委員会、日本スポーツ協会加盟団体、旧所管は文部科学省

公益財団法人日本卓球協会(にほんたっきゅうきょうかい、英: Japan Table Tennis Association、略称JTTA)は、日本卓球全体を統括する国内競技連盟

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(にほんラグビーフットボールきょうかい、英: Japan Rugby Football Union, 略称JRFU)は、日本におけるラグビーラグビーユニオン)の高等学校大学ジャパンラグビートップリーグを総括している国内競技連盟

公益財団法人日本水泳連盟(にほんすいえいれんめい、英: Japan Swimming Federation, 略称:日水連、JASF)は、水泳界を統括し、代表する団体として水泳および水泳競技(競泳飛込水球アーティスティックスイミングAS)、オープンウォータースイミング(OWS)、日本泳法)の健全な普及 ・発展 を図り、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的とする公益財団法人国内競技連盟NFである

神事なん?

2018-05-04

国際卓球連盟ITTF)と「スポーツ政治利用

世界卓球南北合同チームの件でいろいろと言われているけど、

国際卓球連盟ITTF)は昔っから自らの競技の「政治利用」にわりと積極的組織だ。

国際問題調停を、競技を通して、かなり踏み込んだ立場でやろうとするとこがある。

ITTF第一次大戦後、国際的融和ムード支配的だった1920年代半ばに創設された。

初代会長コスモポリタン人物で、「スポーツを通して国の垣根を無くしたい」と公言

40年以上にわたって在職し、組織の基底的な思想を決定づけた。

たとえば創設以来、世界選手権においては長年にわたって、表彰台での国旗掲揚国歌演奏は行わないものとされていた

(※のちに五輪参加を機にルール改定)。

紳士淑女の友好的遊戯」という競技ルーツへの自負もまた、融和を尊ぶ姿勢を醸成した。

対日感情の極めて悪かった第二次大戦直後の1949年、いまだ占領下にあった日本の再加盟を、

国際競技団体としていち早く認めている。

スポーツを通して垣根をなくしたい」という理想を、

スポーツを通じて世界をつなぐ」積極的行動モデルとして結実させようとしたのが3代目会長の荻村伊智朗。

有名な米中の「ピンポン外交」を主導した人物のひとり。

会長在任中は、91年世界大会最初統一コリアチームを実現させた他、

地球ユース選手権にてイスラエルパレスチナ両国ジュニア選手に共同で宣誓させる等々、

デリケート国際問題に対して突っ込んだコミットを続けた。

アジア大会中台ボイコット騒ぎが起きた際も、

末期がんによる死の一週間前にあってなお、病身を起こして会場に駆けつけた。

そういった先人の理念と行動規範継承されていて、

その後も国際的緊張の当事者同士を共に組ませて国際親善大会をしたりと言ったことを継続的にやっている。

またたとえ、国際的承認を十分に得られていない地域協会であっても、

(極力)加盟の希望排除せず、積極的承認する。

火中の栗を拾うことをあんま恐れない。

たとえばWikipediaの『コソボ国際競技連盟への加盟』の項を見れば、

加盟の承認時期がダントツに早いことがわかるだろう。

なにせ独立宣言をする5年も前に承認している。

早いとか言うレベルではなくフライングの域だ。

2011年に当時の会長も「ピンポン外交は次の時代へ入った」とコメントしたように、

競技政治利用」すなわち「外交的融和を目指して自らの競技積極的活用してく」ことは、

ITTFにとっては継承されたレガシー自覚的ミッションのおもむきすらある。



そこら辺を踏まえた上で、例の件について言うと、

まず先だって出された板門店宣言スポーツの合同チームの結成が盛り込まれていた、という背景があり、

南北だけでなくIOCも強く後押ししていたらしい。

あとはITTF側の問題となる。

競技団体として、こういった特例を認めた場合の今後への弊害を考えることになるんだろうけど、

現実問題、ここまでの歴史的条件が揃って、大会開催期間とタイムリーに重なるということはそうそうあることではない。

前例化したとしてもそれを以ってなし崩しにはなりにくいと思われる。

そしてコソボ承認の件もそうだが、国際問題に先陣切ってコミットすることを恐れない連盟の体質。

しろ今後に続くであろう統一チームの流れに先鞭をつける機会を、

わざわざこのような特例措置を用いてまで自分たちが最速で提供することに、

使命感とか陶酔とか覚えててもおかしくない。いやまあ偏見だけど。




選手たち当事者には、やっぱりアンフェアじゃないの、という権利は正当にあると思う。

しかし現時点で報じられる限りでは女子日本代表に動揺はないという。

伊藤美誠なんか「おもしろそう」とか言ってる。

日本卓球協会側も「スポーツを通した世界平和を目指している」「歓迎したい」とか受容的コメント

本音は、とか言い出したらキリはないが、卓球界に長年育まれてきた感覚ではこんなものかもしれない。

スポーツを通した世界平和、うーん仕方ないか、みたいな。

卓球界では過去複数回統一コリアチームが結成された前例があり、心理的に受容の土壌もある。

それに実際、日本女子の実力から言えばことさら動揺する必要もない。

んなこと言ってると91年大会中国みたいに足元すくわれるけどな!

今回の合同劇が卓球界の受け継いできた流れのひとつの結実だとするなら、

荻村の母国である日本が真向からそれを受けて立つのも、ある種の本望、度量の見せどころ--なんて言うのは

ちょっと勝手が過ぎるというものだが、サポーターとしてはそういう気持ちで見届けるつもり。

ともあれ、彼女らの戦いを応援するぞっと。

2014-08-06

卓球

国際卓球連盟(ITTF)のランキングシステムについて

下記リンク2014年オフィシャルドキュメントらしきものがあるので要約する

http://www.ittf.com/stories/pictures/2014_Basic_principles.pdf

日本卓球協会による要約があった(このページ書いてから気付いた)

http://www.jtta.or.jp/ranking/wr/system2014.html

RPTによって決まる基礎値

大会の格によって決まる重み

ボーナスポイント

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん