はてなキーワード: かんばん方式とは
これ
家庭にBacklogを導入してタスクを可視化しようとしたら大失敗した
https://anond.hatelabo.jp/20220607152713
会社でもよく見かける気がするんだけど、複合問題だと思うんだよな
やりたいこと:タスクをやってほしい
ここでずれてると思う
「タスクをやらせる」の解決策として「タスク管理ツールの導入」は間違いどころか逆効果かもしれない
元増田も気づいてるけど
会社では、予算や計画を立てて、リソースを確保し、それを実効するというのが基本サイクルだから
その全タスクが膨大だったとしても「やりたくないなあ」にはならない、仕事なんだから
じゃあ私生活でこれをやるとどうなるかというと
・可視化されたらやることが膨大でやる気を無くす
・リソースが限られている
・やっても金が稼げるわけでもない
から、当然やらない
これは家族間でやってもそうだし、自分でやってもそうだろうと思う
「タスクをやらせる」というのは、普通に親のようにガミガミ言ってやらせるか、もしくはゲーミフィケーションの導入が妥当だと思う
ものすごく平たく言うと「恐怖で支配する」か「褒めて伸ばす」か
つってもゲーミフィケーションも難しいし大変なんだけど
夫婦間?無理に決まってる
ところでこの
・可視化されたらやることが膨大でやる気を無くす
・リソースが限られている
・やっても金が稼げるわけでもない
から、当然やらない
という状況はベンチャー企業の状況に似ている
彼らがよく言うやり方は「タスクの取捨選択」「イテレーションを回す(スクラム、かんばん)」だ
タスクを洗い出す、1週間でできることだけやることリストに入れ、実施し、振り返る
このフローだとよりうまくいくかもしれないが
これだってやる気が無いやつのケツを叩くだけのパワーはないので
スクラムマスターのような、いわゆるマネージメントをする存在は不可欠であり
マネージメントでできるのは上で言った「怒る」「褒める」程度のものなんだろうと思う(ここらへんは専門外なので詳しくない)
ちなみにBacklogはこのようなかんばん方式もフォローしたらしいので使ってみるといい
https://backlog.com/ja/blog/backlog-update-2020-01-28-kanban-board/
長かったね
俺の記憶だとブームがredmine→Backlog→jiraと変遷したと思ってたけど着実に頑張ってたようだ
たまに使ってるよ
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確かそう言う本あったよね、詰んでるわ笑
FAXは非効率なので完全廃止してメールやLINEなどに移行せよって反応が結構あるけど
効率を考えた結果、FAXに戻った旧文明の人間にどうすればいいのか教えてください
(A社)
3.在庫量と必要量の差をもとに発注量を記入、注文書としてFAX
(B社)
(A社・B社)
http://anond.hatelabo.jp/20170404154007
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追記:
中小というか零細企業にいる人的には、FAXを廃止してシステム化したところでメリットがあまり無いわけで
ブコメ等で「FAX廃止」と言っている人は素晴らしいアイデアがあるのか、大企業にいるだけなのかな?って話でした
●背景・結論
元々はメールで注文してたいたけど
→ 最終的に紙に落とし込むなら、その紙で全体を回せばいいじゃん
1日に何1000件と取引があるわけでもないので、システム化で作業効率が上がっても削減されるコストは数円程度
タブレットを買う+システム構築+教育の費用を取り戻すまでに何年かかるのかという話
準備費用は下がるが、費用取り戻すまでどのくらいかかる?は上と同様
他にも、雨や雪、冷凍庫のような劣悪な環境で使用しても壊れないのかという問題があったり
取引件数が少ないうちは「紙と変わらない」という使用感で導入メリットが無いのが現状です
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追記2(もう26時か...):
>マークシート。
何をマークシート化してどう処理するの?
記憶以外の手段で、パソコンから離れた場所で注文内容を確認できるなら紙である必要はないです
パッと思いつくのがタブレットだけど、その設備投資に見合う成果を見込めないから紙運用してるだけなので
件名なしpdf添付メールが来て開けるまで内容が分からない/スパムで弾かれたりするアレとか
結局メールを印刷してFAXと同じことをしてるアレになるのでは派(´・ω・`)
かんばん方式(と勝手に思ってる方法)と発注点方式で在庫管理しているので、それ自体にはそれほど不満ないです
読み返してみると、下みたいなのを最初に書いてけばよかったのでは説
「注文メール → 売上システムへ入力 → 納品書発行 → 出庫」の運用に「紙」は必要ないが (納品書は別)
・メールを受信したPCと売上システムのPCが異なるためメールを印刷している
・出庫時にチェックリストが欲しい(納品書は汚したくない)
という状況では紙が必要になるため、注文書をメールからFAXに切り替え、注文-売上-出庫の一連の作業に流用することで紙を出力する手間を安価に改善できた
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これこそFAX廃止した先にある理想形だよね (システム的な改善は続くとしても、仕組みとして上位互換という意味で)
ただ、現時点ではアリを倒すのにトマホークミサイル打ち込むアレな感じなのがアレ
>ブログ
古い仕組みに対する叩きに対して、またいつものネタが始まったと思いつつ
事業規模の大小+導入/運用コスト+周囲の環境を解決した上で利益を生み出せる方法があるのか?という
「はしごの先の人や事物をどうにかしてから外してくれ」という愚痴めいた記事で合ってます(´・ω・`)
A/B社どちらも規模が小さいので、売上伝票を作る(弥生など)以上の基幹システムは必要ないと感じるので選択肢からは除外しています
あとは断片的に書いてきたとおりですね
トヨタカンバン方式というと、JustInTimeとか物流の効率化だとか先進的な言葉が並ぶがトヨタN次請け(N > 1)勤務の俺が説明しよう。
1.カンバン(品番が書かれた札)が仕入先に配られる(昔は運転手が納入した際に次の日のカンバンを貰ったそうだが、今は電子的にカンバンを発行する)
2.カンバンの枚数分だけパレット・容器(単位量がある)にカンバンを刺して納入する。基本カンバンが発行された次の日である。
え、前の日に納入数が決まるの?と思った貴方。貴方は真っ当な感覚の持ち主である。
カンバン数だけ納入するというのは絶対である(急ぎとて特急料金などない。多い日は4回くらいトラックで走る)。
欠品や不良を連続して出そうものなら、得意先の品質保証会議などでつるし上げられ、自己批判をさせられ、大名行列のように仕入先に視察に来る。
ほぼ笑い話だが、2次請け以下がトヨタの手入れを受ける際、1次などが事前にほころびを正しにくる。
しかも単価が非常に安い。部品にもよるだろうが利益10円以下の世界である。
これは元請けにとっては非常に都合のいいことである。資材を調達したり、在庫を抱える必要がない。
さて、トヨタとて欠品が出るのは困るので、「内示数」なるものを出す。
これは生産計画で「月にこのくらい出るよ、準備しといてね」というものだ。
むろん見込み数なのでは元請けの都合で変更される。
今年ニュースになった工場爆発や地震などでラインが止まった場合、大量の部材を下請けが持つことになる。
金属製品などは錆が出てオシャカになるので、かなりの損害が出る。
また、従業員や派遣社員への休業補償などもしなければならないが、もちろん本丸からの保障などない。
せいぜい「低金利で貸し付けるよ」とか「手形を早めに換金してあげるよ」程度である。
(実際今年「新型プリウスが出るから用意しとけよ」と内示があったが、2回のライン停止で大幅な生産減となった。
さらに、毎年値下げ協力金なるものがある。これは協力とは言いつつ仕入先間の競合があるので強制力がある。
・トヨタの一次請けはトヨタの子会社かトヨタが主要株主なので本丸と大体同じである。
・トヨタおよび一次の生産技術や品質管理は上に下に膨大な量のエクセルとパワポ資料を作りまくるのが仕事。
「ぼくのかんがえたさいきょうのせいさんけいかく」を(紙の上で)実現すべく奮闘している。
「受注数=生産数というキレイな生産計画以外存在しない!」ものとしている。
・タスク管理のカンバンなどは全くの勘違いである。トヨタカンバン方式とはきわめてウォーターフォール的な仕組みなのである。
というか定常的に大量の受注が見込めるのはありがたい(ただし利益率は相当に低い)。
また少品種多量なので金型替えなどのオーバーヘッドが割りと低い(手広くやろうとするとここが問題となる)。
世界に誇るトップメーカーのものづくりを担当しているというやりがい。品質がよければ表彰されたりする。
・とはいえ2次以下はトヨタ以外の仕事も請け負って活路を見出そうとしないと飼い殺しのまま果てることになる。
作れば売れた時代はとうに過ぎ、先細りは確実なので今が大きな転換点といえるかもしれない。
ちなみに下請けに下野する際にはトヨタや1次にどの役職で在籍してたかがステータスとなる。
・いろいろな点で江戸幕府の運営方法に近い。徳川出身の地だけある。
・「ほとんどいじめ」という意見があるが、トヨタ原理主義の結果だと思っている(苦しいことには変わりないが)。
【追記】
労働問題を指摘する方がいるがその通り。
過酷な現場なので(トヨタ本丸のラインでもブーイングが出る位だから下請けはさらに厳しい)人が集まらない。定着率が悪い。
昔はブラジル人労働者ががんばってくれたが、労働者の間にリーマンショック以後給与・待遇が全然向上しないこと(逆に最近は生活費の高騰)に苛立ちが募っている。
労働組合に加入・争議に発展するケースも増加(労働組合もでかいところよりも2次以下の中小を狙ったほうが効くのでターゲットにしてくる)。
そして当然ながらこれは下請けの責任でもって処理しなければならない。
【追記2】
とんでもない渋滞が多発してみんなが困ったら、じゃあ何とかしようとみんなが工夫し始める
今更に横だが、そうした結果が「お互いに気を付けよう」だよな。
道を何とかしようと思ったら、区画整理の買収立ち退き。
配達をどうにかしようと思ったら、自宅配達・集荷は遅れても文句言わせない
時間が気になる奴は、基地局まで出しに・取りに来てくれ⇒基地局は幹線道路に集約。
あれは、在庫を持つためのリソースを、配送業者に押し付けた話だよね。
配送業者は遅れると罰金だし、早くついても受け取ってもらえないから、路上駐車で待つことになる。
そんな社会。
別にかまわないと思うんだよ。
そもそも、キーアイテムである「マネジメント」自体がエッセンシャル版な時点で舐めてんだろとしか思えないですからな。
エッセンシャル版自体、通勤途中のサラリーマンが知ったかになるための超要約版なのに。
たとえ、3巻読んでも、ドラッガーのマネジメント論がわかるだけだし。
それを自分の経営に落とし込むとか、それこそ一時期はやった「かんばん方式 」みたいになるのがオチ。
正直、キヤノン電子の酒巻氏に影響されて、「うちの会社も椅子無くすぞー」とか言い出すのと同じレベル。
それを、単純に女子高生が読んだだけで野球部の意識改革がーとか。
馬鹿じゃね?
しかも、NHKはGIANTKILLINGでそのネタ消化したばっかりなのにな。同じネタ連続は駄目だろ。
・売り込もうとしている連中が商品の価値を分かっていない
・売り込むタイミングが悪すぎる
ちなみに、自分の商品の価値を知ることと売り込むタイミングを計るのが大事って事が、
彼らの売ろうとしている「ドラッガーのマネジメント」にもしっかり書いてあるってのが、
かんばん方式の闇ってやつだねえ。
トラック追い出しても朝一で到着させる荷物が入っているから、周辺をぐるぐる走り回っている以外にできることはないのだよね。