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2023-09-03

anond:20230903155656

1946年5月21日、ロスアラモ研究所で、カナダ出身物理学者ルイススローティンとその同僚らが、中性子反射体(ベリリウム)と核分裂物質デーモン・コア)を接近させて、臨界状態が発生する距離の測定実験を行っていた[12]。スローティンらは球体状にしたベリリウムを分割して二つの半球状にし、その中央デーモン・コアを組み込んだ。そして、ベリリウムの半球の上半分と下半分との間にマイナスドライバーを挟み込み、ドライバーを動かして上半分の半球をコアに近づけたり離したりしながらシンチレーション検出器で相対的な比放射能を測定していた。挟みこんだドライバーが外れて二つの半球が完全に接触すると、デーモン・コアは即座に臨界に達し、大量の中性子線が放出してしまう大変危険実験であった。小さなミスも許されない危険から、リチャード・ファインマンが「ドラゴン尻尾をくすぐるようなものだ」("tickling the dragon's tail")と批判し、他のほとんどの研究者実験への参加を拒否したほどであった[13][14]。 しかし、功名心の強いスローティンは皆の先頭に立ってこの実験実施し、エンリコフェルミも「そんな調子では年内に死ぬぞ」と忠告していたと言われる[15]。

そしてこの日、スローティンの手が滑り、挟みこんだドライバーが外れて二つの半球が完全にくっついてしまった。即座にデーモン・コアから青い光が放たれ、スローティンの体を熱波が貫いた。コアが臨界状態に達して大量の中性子線が放出されたことに気づいたスローティンは、あわてて半球の上半分を払いのけ、連鎖反応をストップさせ他の研究者たちの命を守ろうとした。反射体とコアの接触時間比較的短かったため、最初事故では反応度が15セント英語版)[注 4]超過したのに対し、第二の事故では約10セントの超過だったと推定されている[8]。彼は文字通り皆の先頭に立って実験を行っていたため、他の研究者たちへの放射線をさえぎる形で大量の放射線を浴びてしまった。彼はわずか1秒の間に致死量(21シーベルト)の中性子線とガンマ線を浴び、放射線障害のために9日後に死亡した[8]。

2023-02-08

anond:20230208224932

https://gigazine.net/news/20221018-darkforestsim/

宇宙の広さを考えると地球文明存在しているはずなのになぜか接触証拠が見つからない」という疑問は、提唱者の物理学者エンリコフェルミ氏にちなみ、「フェルミパラドックス」と呼ばれて活発な議論対象となっています。この理由説明する仮説の1つに「文明生存戦略のために他の文明を滅ぼしている」という「黒暗森林仮説」があり、これはシミュレーションで試すことができるといいます

2021-09-07

anond:20210907231654

しないね日本研究環境インパール作戦で、牟田口廉也が次々教示を述べて改革で引っ掻き回してくるのに対して、中国がまともな研究環境から行った。それだけだ。

まずは日本環境を金と時間をかけて治すのが先だし全てじゃないの?日本環境がまともなら中国になんざ行かないよ。

からこそ、ナチスに追い出されたアインシュタインエンリコフェルミと同じだっての。

anond:20210907225257

しろアインシュタインとか、エンリコフェルミとかみたいな、ナチスに命狙われたり、食い扶持潰されたりして、アメリカ移転した各種ユダヤ人研究者のほうが近いんじゃね?

2019-10-09

[] リブ

リブラ(Lybra)は、イタリア自動車会社ランチア製造していたFF方式乗用車

デドラの後継車種として1999年フランクフルトモーターショーにて発表された。

ディタイプは4ドアセダンと、ステーションワゴンの二種。

  

シャシーは同じフィアットグループアルファロメオ156フロアパンの流用で、独自サスペンションエンジン構成

セーフティやボディ剛性感、内装装備の質感や充実、そのスイッチ類や操作系の感触に至るまで徹底して煮詰め、

上級クラスカッパを凌ぐ内容を追求。

しか市場の反応は鈍く、商業的にはランチアやその親会社であるフィアットの『アルファ156に続く大ヒット』という思惑には

程遠いセールス結果に終わり、2005年生産終了。

  

基本デザインを手掛けたのは、ピニンファリーナを離れたのちランチアにてチェントロスティーレを立ち上げ、

デザインマネージャーとして初代イプシロンデザインを纏めたエンリコ・フミア。フミアはこのリブラもイプシロン共通

デザインコンセプトでまとめた。しかし、デザインに関してランチア首脳陣と意見対立し折り合いが悪かったフミアはリブラの

発表前にランチアを離れ、後任のマイケルロビンソンがコンセプトモデルディアロゴス企画し、そのコンセプトに基づいて

リブラのフロントマスクを中心にデザインを変更し発表、今日の姿となった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%A9

2015-04-01

マンハッタン計画はなかった

原爆なんて、原発なんて、最初からなかった—全体主義に怯える西洋の知識世界が総力を挙げて案出した虚妄世界から脱出し、全人類解放せよ!!

2015/4/25追記:ネタですた。詳細はぶくまこめ参照

2015/4/29追記:なんかロスアラモプライマーの邦訳出るんだって

2015-03-10

ランダウランク分け

ランク0

アイザック・ニュートン

 

ランク0.5

アルベルト・アインシュタイン

 

ランク1

ニールス・ボーア

ヴェルナー・ハイゼンベルク

ポール・ディラック

エルヴィン・シュレーディンガー

エンリコフェルミ

サティエンドラ・ボース

ユージン・ウィグナー

 

ランク2

ランダウ

 

ランダウ物理学者ランク分けしたって話は有名だとおもう。

自分ニュートンアインシュタインそんなもんだろうなって思う。

 

ただランク1に関してはウィグナーがそこにいるのおかしくね?っていつも思ってる。

ウィグナーが入るくらいならランダウが入るのが妥当だと考える。(謙遜もあるだろうが)

 

物理学に明るい人どうでしょうか?

2013-12-10

かぐや姫の物語を見てきた

ブログがへんなのにハッキングされてこわれてしまったので場所借ります

 

高畑勲監督かぐや姫の物語」見てきた。

本当に素晴らしかった。

 

人間生命

生とよみがえり

ジブリ集大成だと思った。

 

くやしくてたまらなかったり

すべてをぶちこわしにしたくなったり

もう楽しすぎて何もおぼえていなかったり

大切なことが分かったときはもう時間がなかったり

そういうすべてが過ぎていくあっというまの一生

たった三時間でそのすべてがわーっとあらわれる。

 

ツイッターでもだいたい「良かった」と言ってた。

プリクラアイコンの人もアニメアイコンの人も

脱原発って書いて日の丸つけてる人も

やっぱよかったんだなあと思った。

 

地井さんの代役を三宅裕司さんがやってるとか

現代を生きる女の一人として共感したとか

おおかみこどもに似てたとか(どこがだ)

そういうのもタイムラインにけっこうあった。

いままでだったらそういう書きこみを見て

なんか映画の外に出たがってるなあとか思い

ちょっとケチをつけたくなってたと思う。

 

宮崎駿監督の「風立ちぬ」のときとかは

ちょうど父親くらいの年齢の人たちが

宮崎駿ゼロ戦を賛美した」とか

書いてるの見てしまいすごく嫌だった。

 

すごいスピード世界が変わっていく時代

結果的特攻の道具を作ってしまった天才

人間として撮るっていう覚悟のある話なのに

しかも撮ってるとき地震があったんだよ)

ただ叩きやすい杭があるから叩いているだけ

ものすごく残念でなんだこいつらとか思った。

 

エンリコフェルミの顔に落書きでもして

脱原発やってなさいよとか激おこだった。

 

でも「かぐや姫の物語」はそうならなかった。

いろんな人が今もなおいろんな状況にあって

その中で「かぐや姫」を見たんだなと思えた。

 

捨丸にいちゃんという重要な登場人物がいて

彼の台詞に「だからなんだ!」みたいのがあり

「だからなんだ!」の力強さが本当にすごくて

 

結果どうなるってのが分かっていたとしても

「だからなんだ!」というのでいまを生きる

将来がどうだってかまわない、一番好きな今を

必死で握りしめて生きろ!というのがわーっと

最後まで伝わってきて今も書いてて涙が出て

しまうくらいすごかった。ほんとよかった。

 

やや微妙感想を書いてる人たちの中には

絶対友だちになれない人とかいると思うけど

(あっちからもお断りだっていうだろうけど)

でも全員がかぐや姫のようにわーっと輝いて

「だからなんだ!」の力にひっぱりあげられ

月になんて帰りたくないと泣きまくってでも

生きることにしがみついたらいいと思った。

 

1つ1つはぐちゃぐちゃ汚いかもしれないけど

それぞれ命をばーっと燃やして死んでいく

一生って本当にきれいだなあと思った。

 

かぐや姫はほんとに良い映画だったし

ひとつ日本映画歴史をつくったと思う。

 

アリエッティ」が素晴らしかったので

ジブリもそろそろ世代交代なのかなあ

と思っていたこともあったけど

風立ちぬ」「かぐや姫」の2本で

スタジオジブリグランドフィナーレを

迎えてつぎの世代バトンを渡した

のかもしれないなあと思えた。

 

高畑さんは本当の遺作になるかもなあと思った。

最後天才的な仕事を残して去るというのは

かっこよすぎてずるいなあと思った。

今度お手紙でも書こうかな。

 

いい映画本当にありがとうございました

 
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