「独身の生きがい教えて」という元増田から始まり、「お前が憎い」に大量のブクマがつくのを見ていた。
私は元増田と性別が同じで独身だが、「お前が憎い」書いた男性(まあ、高確率でそうだろう)
とちがって不思議と憎しみがわかないのだなあ。
同様に「お前が憎い」書いた増田が「普通に生きている同性」に対して文面のように憎しみをたぎらせてるとは思わない。
だってみじめになるだけでしょう。
だから、矛先が異性にいくのだよ。
「ふつうに生きている異性」の偶然手に入れた幸運に怒りをぶつければ
「自分」をみつめないで、社会のせい階層のせいにできるからね。
これは、自分にもまんまあてはまるので、気をつけようと思った。
今ちゃんと話題があってそれに沿ってみんな話ししてんのに、急にこれ言い出して自分が言いたいことだけ言うやつ
会話ってのはキャッチボールなんだよ
もし自分で話したいことがあるなら、徐々にそっちのほうに自分で導くんだよ
それをやらずにただ自分の言いたいことを言うやつになると誰もそいつと話をしたくなくなるから気をつけろよ
話変わるけどアイスはチョコモナカジャンボが好きだわ
それはそれとして夏は生ゴミが臭くなって嫌だね
知名度があって、反権力的な思想の持主を探してたら、たまたま見つかったのが鳥越氏だったというだけ。
シン・ゴジラを観てきた。
私はいわゆる "全方位興味あるけど浅いヌルオタ" で庵野監督の作品は緩く全部観た人間なのだけど、シン・ゴジラはそれ含めあらゆる方位のオタが反応するネタがいっぱい散りばめられていた。
この作品を観た人の反応は主に下記5つに分類できると思う。
1. 政治経済オタ
2. 鉄オタ
3. ミリオタ
ネタバレは避けたいので詳しくは言及しないが、概ねこれらのオタが反応しないわけにはいかないネタがこれでもかと織り込まれていて、見終わった後はこれらのどれかもしくは複数について語りたくなってしまうような作品になっている。
もしあなたが女性で、付き合っている彼氏の本性を見極めたい場合、シン・ゴジラを観せることはタイトルにある通りのリトマス試験紙としてはたらくだろう。
この作品を観た男の子は、概ね上記5分類のうちどれかもしくは複数に反応するので、観た後の喫茶店か食事の際に話す内容をよく聞いてみるといいだろう。
そこで、何か一つでも合う話題や熱くなれる話題があったとしたら、そのジャンルで相性がいいと言える。
逆に "ああこの人とは趣味が合わないな" と思ったら素直に別れるのをオススメする。
という感じで、シン・ゴジラは男の子が強く反応する何かが散りばめられていて、語らずにはいられなくなってしまう作品になっている。
この作品を観た上で、何にも反応せずにいる男の子がいたとしたら、そいつは単にあなたとセックスしたいだけのヤリ目かよほどの世間知らずなので、むしろ別れることをオススメする。
だいだい具体的な政策論争なんかされても論争になってる事柄なんてたいていどちらかが一方的に正しいことなんかありえない訳。
それじゃー倫理やら道徳を金科玉条に、上から目線で、他者を叩いて、自分が正しいと実感して、快感に浸ることができないじゃん。
「もっと、政策論争を!」ってドヤ顔で決めてる奴らも、何十ページもある豊洲の土壌のデータや移転による経済効果を読むより、文春読むだろ。大衆なんて、そんなもん。
「知能も身体能力も人より劣ってる奴はその遺伝子を残すべきではないって思想でしょ?なんで自分で自分の首締めちゃうような思想に共感するわけ?」
資本主義の勝ち組って『金持ち』って事。障害者だろうが乙武さんだろうが、金持ちって事で勝ち組成功者な訳。
第一次世界大戦でボロ負けして貧乏国になったドイツ人や、経済的競争にやぶれたアメリカの貧乏白人が、健常者だから人間的に優れてるって考えにすがりたいのは理解できる。
これが、その人の経歴のすべてである。
これだけで、社会的には十分にアウトサイダーであるが、こういった人は幼少期の親からの愛情不足や、虐待、家庭環境の問題や、学生時代におけるいじめなどの経験がある場合が多い。
その人は、顔の見栄えやスタイルは悪くない。
貧しい家庭で育ったわけではない。
友達がいないわけでもない。
頭が悪いわけでもなく、あまり勉強もせずにMARCHを卒業した。
一見するとごく「普通に」、まっとうな人生を歩むように思われる。
これらの条件を持つおおかたの人は、このような次元で、葛藤して、悩み、苦しみながら、たまには喜びを見出すだろう。
だが、その人はそうではなかった。
その人は、幼少期から少し遠慮がちなところがあった。人と打ち解けるのに時間を要した。小学校のころから、将来の夢なんて叶うはずはなく、大人になるというのは地獄の世界に慣れるようなものだと思っていた。時には面倒で死にたくなることもあり、日々を楽しみながらも、どこか常に厭世的であった。
その人は、たいていの人が当たり前のようにする部活動も、友達と遊ぶことさえもせずに、人との関わりをできるだけ避けて、夏休みは毎年部屋に引きこもっていた。勉強も何事も、本気で向き合おうとはしなかった。成功も失敗もなかった。あるのは周りとの差と、鬱屈とした気分だけだった。それがその人にとっては楽だった。
その人は、つかの間の幸せであっても、失う恐怖に怯えた。何かしようとする毎に「どうせ無意味だ」という音が、遠くから聞こえた。また、悲しい現状にある人のことを想い、偽善ぶった罪の意識に悩まされた。
その人は、ありもしない失敗に怯え続けたため、迫られた選択をことごとく回避した。結果的に、強烈な自己否定感と疑いの眼差しだけが唯一のアイデンティティである、どこにでもいるような「普通」の歪な人間が出来上がった。
そして、その人は非常に重要な選択から逃げた末、生きているのか死んでいるのかわからない状態になり、ついに沼に嵌まったように身動きが取れなくなった。
その人は、努力をしなかった。
その人は、努力したいと常々思っていたが、できなかった。
「普通」になるために這い上がってやろうという強い意志が、たまたま醸成されなかったのかもしれないし、努力する方法を知らなかっただけなのかもしれない。
「普通に」考えるとその人は、恵まれたカードを与えられたにも関わらず甘え続け、生温い絶望気分に感傷的に浸っている、クズ以下の人間であり、唾棄すべき存在だろう。
その間に「普通」の人は、コツコツと経験を積み、「自分の力」で成長してきたのだから当然である。
その人に、何かしらの病名があろうとなかろうと、それは現状に甘え続けた結果だった。
その人には、「普通」ができなかった。
なぜだろう。
わかる
今回はとなりのヤングジャンプ
今までは嫌がらせレベルだったけれども、とうとう殺しにかかってきたか。
ただ、突き飛ばしがすり抜けて、そのまま幽霊が社畜の体にひっかかったみたいな状態に。
事実上、社畜が取り憑かれしまった形になってしまい、地縛霊が外に出てしまうと。
社畜は気の毒だが、話が広がってきたなあ。
隼人の言い分は、ある意味ではとても誠実なのだけれども、それに対してのプロデューサーらしき人からの答えは、「ファンに対する『愛してる』の信憑性が薄くなるから」と。
warpというアイドルグループは成熟しておらず、故にそのファンの多くも「愛してるよ。恋愛をしている彼女は君たちとは別にいるけどね」で納得できる状態ではない。
まあ、一理あるのかもしれないけれども、この回答は世俗を意識した話であって、滋郎はだったら彼女を選んでアイドルを辞めるという。
そもそも隼人が芸能界に入ったのは好きな人のためなのだから、そりゃあ恋愛禁止だってなんならそうせざるを得ないわな。
そして、4人中2人も抜けたら、もう続けるのは無理だとして解散の話に、というところで次回か。
メタ的にみて、多分このまま解散なんてことにはならないだろうけれど、これを存続するとなった場合、私の予想では陰鬱な展開にしかならなさそうで嫌だなあ。
今回は「技術の不足をファンタジーパワーで無理やり補ったらどうなるか」という話か。
需要のある属性を扱う術師になる人が増えて、結果買い叩かれやすくなったり、魔法よりも効率的な機械が導入されて術師が食いっぱぐれるという描写も、現代社会を意識している感じがするね。
結局、資本が人である以上、この問題はファンタジー世界でもありえる、ってことか。
また、恋愛系か。
ただ、こっちはメイン二人の関係性と、それに合わせた描写がメインだね。
後に判明する新事実によって関係性が変わり、そこから紡がれる二面構成は興味深くはある。
読者に衝撃を与えるならば、新事実のネタバラシは早いという気もするが、その分語り手の苦悩などのドラマも丁寧に描けたから、一長一短だな。
ただ、そこに注力して描いた結果、二人がなぜ好きだと思っているのかを読者に追体験させる、いわばキャラクターを魅力的に描く部分が薄くなってしまったきらいがあるね。
このあたり、No.2の方と対照的ながら、オチが似てしまったのが皮肉というかなんというか。
恐らく、どう風呂敷を広げて畳むのか考えあぐねたんだろうな。
投票するかは……う~ん。
ここまで感想書いておいてナンだが、結論としてはNo.2と同じで、「面白い連載を描ける実力を見極めるための作品」としては、適切ではない気がするんだよね。
ここまで大言壮語なタイトルってことは、よほど自信があるか、なにか仕掛けがあると踏んで私は読み続けている。
だが、22話にもなって、未だその期待に全く応えてくれていない。
話進まないなあ。
進まない上に、その中で描かれることがツマラナイってのがまた厳しい。