はてなキーワード: 公衆電話とは
数年前にどうしようもなくてたまらず泣きながら公衆電話にテレカもって「いのちの電話」にかけたことがある。
(携帯からだと高いかなーと思ったんだろう。切羽詰まってた割には妙に冷静だ)
が、なかなかつながらないので
「あー…私ごときの悩みはおよびじゃないってかー…」と
良い意味で(?)自虐的な気分になってきて、そのときの「思い」はうやむやのまま家に帰ってきた。
後日、カウンセラーにそのときの話をしたら「あれってつながりにくいらしいですからねー」とのことだった。
今でもそうかはわかんないけど。
ついでに、そこのカウンセリングセンターでも電話相談サービスはあるのだけれど
対応時間が自分の「悩みだす時間帯」と合わないので(つまり夜対応してない)
結局利用せずじまい
9月30日、母が死んだ。酔っぱらって衝動的に自殺したっぽい。
部屋は綺麗だった。昔からきれい好きだし。一軒目は何処で飲んだのか未だに不明。部屋にも酒は無かった。
とある出禁の店に泥酔状態で行って追い返されて、警察に保護されて深夜の2時頃に自宅に返された。その3時間後に海で見つかった。
その日の朝9時頃地元の警察から電話がかかってきた。最初は前の日に話をした地元の友達かと思った。俺の会社で働いていて色々な人から金を借りて逃げたからだ。半年ぶりに連絡がついてそしてそれを凄く怒った。金のことも怒った。本当に自分もびっくりする位怒ったのでびっくりして警察に駆け込んだのかと思って電話を出た。
海で遺体で上がりました、と警察。頭が真っ白になるってこの事だったんだ。
電話を切って結構ボーとしてた。月末で仕事もまあまあ忙しかった。
近所の公園をふらふらしながら離婚した親父とか、母の弟とかに電話した。人嫌いで親戚・友達づきあいは殆ど無かったから連絡はこれで事足りる。
ボーっとしすぎってチケットを取ったのは夕方だった。すぐに電話すればすぐに帰れたのにボーっとしてしまった。
母とはずっと疎遠だった。ヒステリックで酒乱で本当に嫌だった。
帰ったのは17の時に上京して友達が事故った20歳くらいの時、じいちゃんが死んだ22歳くらいの時、あとは半年くらい前。
近所の習い事の先生に酔っ払って「俺君を返せ!隠してるんだろ!」と。
更に飲み屋で俺の同級生に金を借りて飲んだ事も聞いた。
酔ったら俺に電話してくるのもやめて欲しかった。当たり前のように100回以上は電話が鳴った。留守電もいっぱいになった。
鍵を開けて入っていくと久しぶり過ぎてびっくりした後に大泣きして土下座して謝っていた。痩せていて、老けていた。
部屋を見てみると綺麗にはしているがカップラーメンばかり。薬も色々な種類の薬(うつ、糖尿、痔、等)を飲んでいる。
これはやばいなと思った。
ホテルの厨房で働いていたから飯はめちゃくちゃ旨い。なのに何でカップ麺ばかり食っているのかと軽く怒った。
んで東京に住むか、と誘った。でもずーっと住んでいるこの地が良いらしい。
素面の時ならいつでも電話しろと言った。素面でもこの何年かは話が通じなかった。
内容としては、
・金はあるのか?
・何でそんなに高いマンションに住んでるのか?
・やくざになったのか?
・誰を頼って東京に行ったのか?
等。
母の中では金持ち=ヤクザらしい。儲かったってヤクザなんてやらないのに。
なので一度でも俺の会社を見て欲しかった。色々とやっていてひとつひとつ見せながら説明したかった。
そこで2時間位で家を後にした。
そんな事が前にあって、飛行機に乗って帰り、警察が空港に迎えに来ていた。
母の死体が警察署にある。当然見ることになる。隣には一緒に来てくれた彼女がいるけど、ずっと緊張、というか過呼吸になりそうな感じだった。なったことはないけど。
上記に書いた時系列を説明してもらい、発見地点など地図に書いてもらった。
母と対面した時には冷たくなっていた。冷蔵してるし当たり前かと考えていた。
1分ほど見つめて、後にした。司法解剖に行くことになった。事件性の有無を調べるためだ。
でも俺はそんなものは無いと思ってるし今でもそう思っている。それは間違いない。
地元の街中の殆どの店を出禁になり、飲む所がない。1件だけあってそこによく行っていたようだ。葬式にもいきなりそこのママが来てくれた。
その後隣町の実家に帰った。ひどく部屋は綺麗だ。いつも通り。
彼女が台所を見て言った。歯磨きに俺が小学生の頃に作った焼き物の湯のみを使っていた。そこでその日初めて泣き崩れてしまった。前の日にも彼女の胸で泣いた。泣き顔は5年のうちで初めて見せた。
家中探してもやっぱり酒を飲んだ形跡はない。やっぱり何処かで飲んだんだ。未だに判明してないけど。
とても自殺した人の家とは思えないくらいに綺麗で、色々と行き届いていた。生活感もあった。
ふと思った。冷蔵庫を閉めた後に。ちゃんと色々買って自炊している。言うことを聞いている。カップ麺は一個もない。
携帯電話を見た。全く何も入ってない。俺の携帯に電話をしてみた。鳴らない。通話ができません、と。
他の携帯にかけてみた。鳴った。どうしようもない気持ちになった。
母は俺に迷惑をかけまいと俺に電話できないように設定していた。
でも10日前くらいに公衆電話から電話があった。病院からかけていると。
何で携帯からかけて来ないのか不思議だったけど、特には聞かなかった。これで謎は氷解した。
その電話の時もやはり話題は誰を頼って東京に行ったのか。前までは素面でも話が通じなかったけど、多分今回の電話は電話する理由が欲しかったんだと思う。ちゃんとそこは説明している。
それが最後の電話になった。もっと話しておけば良かったと眩暈がするくらい後悔してる。
というか、親孝行をもっとしたかった。これは一生後悔し続ける。
日本中の殆どの人が、世界中の人かもしれない。日常的に言っている「親孝行は生きているうちにしておけ」と。
何でそんなことが、そんな簡単でいつでもできることが俺には出来なかったのか。
いつかは思う存分孝行しようとしていた。というかその時期だった。
ある程度東京でも成功し、月収も1000万を超えた。なんでもできるはずなのに。なんでだろう。そればっかり考える。
ビジネスは成功して、親孝行は失敗する。親孝行のほうがはるかに簡単でいつでもできるのに。
俺の存在意義を疑う。何の為に生まれてきたのか。
小学生になる前にはママ、ママと呼んでいつもおやすみのキスを求めていた。
小学校低学年になったら取っ組み合いの喧嘩をするようになった。習い事も初めて色々な賞を取って喜んでいた。
小学校中学年は他の習い事も始めた。その習い事は世界大会でベスト3に入るまでになった。本当に誇りだっただろう。
小学校高学年は両方の習い事でグングン伸びて全国をかけめぐっていた。これは中学校も続く。ママと呼ぶのが恥ずかしくて母さんと言うようになった。
中学1年になって初めて喧嘩に勝った。蹴りがみぞおちに入って唸ってうずくまってしまった。これからは手加減しないとまずいと感じた。
中学2年は包丁を投げられて必死でかわした。この頃からお前というようになった。毎日夜遅くまで友達の家で遊んだり泊まり歩いたりが始まった。
中学3年は同上。もっとひどくなっていった。
高校1年制は不良友達のたまり場になった。6畳の部屋に10人はざらだった。彼女もできて家には殆ど帰らなかった。
高校2年制は停学3,4回目で首になった。もうこの頃はほぼ帰らなかった。母が知っている友達の所にいるといきなりやってきて窓を全力で開けて叫び始めるからだ。
溺愛されていた。でもその愛情の表現の仕方が本当に常識とかけ離れていた。俺もわかりつつも心から嫌いになっていった。
17歳の時に求人誌を取り寄せて片道の飛行機代で上京した。本当につらい毎日だった。
家の引き出しを見てみるとその頃に振り込んでもらった振込用紙が出てきた。勝手に出ていったくせに。俺に関連するものはどんなものでも綺麗にとって置いていた。
アルバム、学校の通知表、習い事の全国のおみやげ、インテリア、載った新聞の切り抜き等。
彼女も溺愛しているのは簡単にわかると言っていた。友達達も溺愛しているのは言うまでもないと。
俺の為だけに生きていた。99%。それ以上かも知れない。
生活保護を6年ほど受けていた。俺は生活保護の手紙みたいなものを受け取ったが関わりたくないので面倒見切れませんと返信した。
引き出しには通帳が入っていた。
6年間で120万程度貯めていた。実際使えるお金は6万程度なのに。光熱費とか食費とか色々あるのに。その中から月に15000円以上も貯めていた。
よく見てみると、大きい買い物はテレビだけだった。チラシも、領収書も入っていた。俺に言ってくれればそんなものすぐに、もっと大きい、もっといいものを買ってあげるのに。
もっとよく見てみると、服も、布団も、何も新しいものがない。全部見たことがあるものばかり。
何を楽しみに生きてきたのか。
涙が止まらない。
今日の朝、いらないものは全部捨てた。捨てるのを迷うものばかりだ。
全部持って帰りたい。
このまま部屋を借りるかどうか迷う。
全部このまま残したい。
今もまだ考えている。
形見と呼べるものは少ない。
遺体が発見された時も小銭入れと、部屋の鍵とタバコだけだ。今乾かしている。
取っ組み合いの喧嘩をして父親替わりもしてくれた。
全ては俺が最後まで素直になれなかったのが原因だ。
東京に来いといったが完全に命令口調でいった。
久しぶりに会ったからと肩でも揉んでやればよかった。
東京に来て生活するよりも、そのほうが嬉しかったかも知れない。
会社の人間には言ってない。下手な気を使わせたくない。俺も気を使われたくない。
1年間は何も言わないつもりだ。
うつでアル中で親の事を好きだけど素直になれなくて、でも何かしてあげたい人の為に。
もう俺みたいな一生後悔するような事は誰にもさせたくない。
今日さっきまでお通夜だった。母だけの知り合いは一人だけ。上記の唯一飲みにいける店のママだ。
そこでも喧嘩して出禁になりかけたらしい。でも素面に戻って飲む所がないと泣きついてきたらしい。
大人たちが帰って、地元の友人10人程度で飲んだ。こんなに皆が集まるのは高校生以来だ。腹を抱えて笑った。ずっと皆で笑ってた。母もそのほうが喜ぶだろう。
このまま保存できるならずっと保存したい。ずっと一緒にいたい。俺が死ぬまで一緒にいたい。
でもそんな事は叶わないから焼く。
生き返るなら全財産出しても借金してもいい。そんな気持ちになったのは初めてだ。その為に人生を賭けてもいい。
本当に母が好きだった。なのに優しい言葉をかけたのは記憶がない。
どれだけ母は俺の優しい言葉を望んだだろうか。
別れた父もお通夜も来なかった。母の弟は遠くで死ねばいいのにといった。完全に回りの鼻つまみものだった。
俺もそういう気持ちだったはずだった。なのに何でこんなに愛おしくなるんだろう。
金を稼ぎたかった。だから親は後回しにした。でも本当にいい暮らしをさせてやりたかったからなのに。
増田はいつも見ていた。でも俺が書くとは思わなかった。たまにホッテントリで見るくらいなのに。
でも何処かに吐き出したかった。今の気持ちも忘れたくなかった。だからこの場を借りる。
【追記】
本日、火葬を無事終えました。本当にありがとうございました。お骨ってあんなにもろくなるものなんですね。
・爺ちゃんが亡くなって10年近く経つんだけど、亡くなってからずっと行っていなかったお参りに今年は2回も行っている。
・今年の7月頃親友のお母さん(母の同級生でもある)に素面で電話して、出なかったので役所で働いている旦那さんにまで電話をしている。同級生と久しぶりに話したかったのか?
とか色々。
何らかの予感があったのかも知れない。
http://anond.hatelabo.jp/20110807224419
隠し子に母親はどうしているのかと聞きました。
「母親は数年前に自殺した。それ以降は母方の実家で暮らしている。
私が父親に面会を求めて無視された後、父が母に公衆電話から電話をかけてきて、
『子供をよこすな、勝手に産んだくせになぜ関らせようとするか、そんな子供殺してしまえ』と罵倒していた。
母親は早い段階、おそらく出産以前から、私を産んだことが正しいことか間違いなのかとずっと苦悶して精神を病んでいた。
それに父親の反応が拍車をかけた。
私自身もまさか実の父親がそんなことを言うと思っていなかったから、絶望し、
母親になぜ望まれていないのに産んだのか、私は生まれてこなかった方が良かったではないかと問い詰めた。
母親は私を殺して自分も死のうと考えていたらしいが、手をかけられず、自分ひとりで死んだ。
存在してはならない人間を産んだ罪を犯した自責の念に堪えられない、というようなことを言っていたからそれが自殺の動機だ。」
「母が自殺して保険金が数百万おりた。自殺では保険に加入してから数年しないと保険金がおりないから保険金を与えるために自殺したわけではないと思うが、
母は早い段階から死を願望していたようだったから、もしものときのために私のために保険に入っていたのだと思う。」
「最終的な目標は父親に私を殺させること。殺さずにいられなくなるまで父親を徹底的に苦しめる。
実際父親は私への殺意で沸騰しているからちょっとしたきっかけがあれば手を下すだろう。
責任をとりたくないために実子を殺した殺人鬼として死ぬまで罪を背負わせる。」
「ただあなたたち母子に罪はない。
私が認知訴訟したために旦那・父親との絆を失ったことに対しては申し訳ないと思っているから、罪滅ぼしとしてひとついい手を提案する。
あなたが私と養子縁組して私に生命保険をかけて、受取人はあなたたち母子にしたらいい。
父親には受け取らせない。あなたが父親と共同ではなく単独で養子縁組すれば、あなたがた母子だけに私が死んだ時の保険金を受け取らせることができる。
旦那に私を殺すようそれとなくほのめかし続けろ。
それで旦那が私を本当に殺したら保険金が手に入るし、私がいなければ旦那の相続はすべてあなたがたのものになる。
それであなたから夫を、子供たちから父親を奪ったことの償いとさせてもらいたい。」
「これから徹底的に過去の父親の行状を世間に暴く。そのための材料はそろっている。
耐えかねた父親が私を衝動で殺したら、私もあなた方も願ったりだ。悪い提案じゃないでしょ?」
養子縁組なんて簡単にできるわけないでしょう、第一夫の同意がないと無理でしょうと言ったら、
「私が成人したら旦那と共同で養子縁組をする必要はない。旦那の同意は必要だが。
あなたが単独で養子縁組すれば私はあなたの嫡出子になるが、父親にとって私は非嫡出子のままだ。
遺産狙いで私が提案しているわけではないことは分かるな。
どっちにせよ父親が死ぬころには非嫡出子の相続分も嫡出子と同額になるからそもそもこの議論は無意味だし。
父親には『隠し子に保険金をかけておいて何かあれば受け取れるように準備しておく。
渋々認知したのだから怪我したり死んだりした時ぐらい役立ってもらいたい』と言って同意をもらえばいい。
そのことが頭の隅にあれば一層私を殺す衝動に駆られやすくなるかもしれないしな。
まああのクズは考えなしに暴力に訴える野獣だから、本当に私を殺すとなればそんなことまで計算せずに実行するはずなので、
「旦那の同意を得るのが難しいなら娘が希望するとおり旦那と離婚して単身になってから養子縁組するのでもいい。
「まああなたの嫡出子になればあなたの相続は引き継ぐことになるが、
だからこそあなたは『馬鹿な夫が孕ませて認知もしなかった隠し子をわが子として育てようとする慈悲ある母親』
として世間に評価される。あなたにデメリット一つもないでしょ?」
「今の提案を父親に話してもいいけど、父親がそれを聞いて策謀にはまらないために理性を働かせて私を殺そうとしなくなったら、
結局保険金を受け取れなくて損をするのはあんたたち母子だから、よく考えて旦那と交渉しろ」
自分の命を失ったら何も意味がないではないか、一体何が望みなのかと聞くと、
「父親が『お前なんて生まれてこなければよかった、いなくなれ』って何度も言っていた、聞いただろ?
『父親から生まれてくるなと言われている子供を産むなんて無責任だ、間違っていた』と。
「母親は十分私を作り生み出したことへの責任を果たし罪を償った。今度は父親の番だ。
私が発生したのは両親双方の責任だ。
母親は命をかけて責任を果たしたのに、父親がなにも責任を負わないのはおかしい。
お前なんて存在しなければよかったんだと自ら言っているんだから、
存在すべきではない人間を作り出した罪を償うために、私を殺すべきだ。
中絶しろと再三言っていたんだ、母親の胎内にいるか外に出てきているかだけの違いであって、私を殺せと言っていることに変わりはない。
法律の網を拭って合法的に人殺しをしようとするなんて卑怯な真似は許さない。
父親自ら私を殺させる。それで初めて父親の罪は贖われる。」
『あなたが隠し子を殺してくれて、私たちは手を汚さずに保険金を受け取ることができてラッキーだわ』
と嘲笑われた時の絶望感を体験させたい。
それはかつて父親が私の母親にやったことだ。
『俺は手を汚さずにお前が子供を殺して俺を責任から解放しろ』と奴は私の母親に言った。
隠し子の母親とは連絡をつけられないという夫の発言は、母親が自殺したことを隠すための嘘だったようです。
私たち母子と夫はどうするべきなのか、分かりません。
夫は離婚したくないし子供たちを手放したくないと言っていますが、
隠し子を養子にすることについても、今はどうすべきか考えられないと言っています。
隠し子の言うとおり、私たち母子は、夫に騙されていたのでしょうか?
また、隠し子の「私を父親に殺させる、あなたたち妻子は私と養子縁組して保険金を受け取れ」という考えに対して、どう対処したらいいのでしょうか?
私は女です。
昨年に大好きだった人と別れて、それ以来です。
就活の時期がやってきて、それしてたら気が紛れるかと思ったから
がんばってました。てか今もES書いてます。けっこうキツイです。
簡単にいうと、「ぼっち」な日々が続いてます。「寂しい」です。
都内で一人暮らしなんだけど、帰ってから一人になるのがホント寂しくて。
友達もいるけど、みんなだって忙しいし、毎日遊ぶわけにはいかないし。
バイトとか学校では明るく振る舞うのに、家に帰るとネクラな自分がいます。
だから、その寂しさを紛らす為に
友達同士で使うのが普通なんだけど、知らない人同士でも暇つぶしに話したりすることが出来るって。
それで、スカイプで遊べることがわかって遊んでるうちに、
福島県に住んでる、27歳の男の人。
Aもカメラ持ってて、私もあったので、お互いの顔を見ながら話すことが出来ました。
優しそうな人で、イケメンってほどではないけど、まぁ悪くもない感じでした。
向こうは私のこと、可愛いねと言ってくれました。なのでとりあえず合格なんだと思いました。
Aは仕事も割と忙しいみたいだったんだけど、かなりどうでもいい話しに付き合ってくれて、
ちょっとイイ人なのかもと思い始めました。
それだけだったんだけど、週末に会おうよって誘われました。
こういうのって客観的に考えたら危険だろうけど、なんとなく、この人はそんな悪い人じゃないだろーと思ってました。
好意を抱くってほどじゃないけど、友達みたいな感じで会えるかなーって思いました。
こんなので会ってもいいのかなって思ったけど、深く考えず、OKしてしまいました。
待ち合わせは、週末の夜。
Aが福島から東京に出てきて、東京でご飯食べることになりました。
会った印象は、カメラで見るよりはちょっと違う・・・かな。
背は180くらいあって、短髪で、その日も会社に寄ってから来たとかで、スーツで、
向こうは私のことをどう思ったかわかりません。
でもなんか品定めのように顔をじろじろ見られたような気もしました。
話は色々したけど、なんかイマイチ私的には面白味に欠けるとこがあって、だからご飯食べたら早く帰ろうと思いました。
まだ割と早い時間だったんだけど、家の場所の話しとかになって、
「帰り、電車大丈夫?」って聞いたら、大丈夫大丈夫…と最初答えてたけど、
「何時くらい?」と聞くと、いそいそと携帯を取り出して、調べ始め、しばらく無言だなと思ったら・・・、
向こうが笑って、「やばい(笑)無くなった。電車。(笑)」と言いました。
えええ。
今更気付いた私はバカです。
でも私はそんなことするつもりなかったし、
「なんとか帰る方法ない?私は帰るから。」と強めに言いました。
こっそりあとで調べたら(大体の場所を指定して検索)、電車はありました。
やっぱり確信犯なんだと思いました。でも私は帰ろう。それで問題無い。
とりあえず店を出ることになり、お会計。
支払いは、学生だし女の子だしって感じで傾斜でした。3:1くらい。
遠出して来てくれてるしそんなものなのかなと思う気持ちと、
社会人と学生なのに、傾斜か、と思う気持ちとありつつ、ごちそうさまですと言いつつ支払い終了。
もしかして、なんだかんだ言って、向こうもさっさと帰るつもりなのかなと思いました。
するとAは、
「ちょっとこのあたり歩こうよ。夜風にちょっとあたりたいわ。
でもまだ時間も早いからさ。XX(私の名前)は電車もあるんでしょ?」
と言ってきました。
確かに私は終電まで結構時間もあったので、それくらいならいいかと思い、
Aは、学生時代は東京で過ごして、それなりに楽しい生活をしていたらしいです。
こんな有名な人と会ったとか、色んな大学の学生とイベントやったとか、いわゆるリア充っぽい話でした。
でも就活ではなかなか苦労したそうです。大学は「そこそこレベル」のところへいったことと、
なんとか最後までねばったことで、Aの地元にある、それなりの安定した、
でも、大学名と会社名は教えてくれませんでした。というか、聞きもしなかったけど。
これっきりになるだろうと思って。
ただ、今の私と同じ、いわゆる「就職氷河期」の頃の人だということで、妙に親近感を覚えてしまったのは事実です。
で、そろそろ私が帰ろうかなと言いだすと、
Aは、急にトーンを落として、困ったような、哀しそうな感じで、
「帰るの?本当に?」と繰り返し聞いてきました。間をおいて、少なくとも5回以上。
「友達に連絡したけど連絡つかなくて泊まれなさそうなんだよね・・・」
「夜ってなんか寂しくない?」とか。
で、最終的に、
そして・・・それに対して私は最初は「帰るよ。」「大丈夫。」「何もしないとかウソでしょ。」とか
なんと、終電が終わってしまって、私もまじで帰れなくなりました。
それで「何もしない」という約束で、結局、一緒に夜を過ごすことになりました。
で・・・・、詳細は省くけど、結局、「何か」ありました。
嫌だ、やめて、って、リアルにあんなに言ったの生まれて初めてです。
やっぱりオトナって怖い・・・っていうか、男ってそういう生き物なんだなって理解しました。
ただ、襲われたといっても、さすがに脅されたりとか、暴力振るわれたりとまではなかったし、
傷も一つもないし、「軽く騙されて遊ばれた」レベルかもしれないです。わからないです。
でも自分で書いてて思うけど、私頭悪いですね。だからこんな風になったのかな。
でも、こういうことがあった後になんかあったら怖いと思って、
Aが寝入った後、こっそり、Aの財布を覗きました。
もちろん、何か盗るつもりとかじゃないです。
万一あとで私の身体に異常があったりとか、妊娠してしまったら・・・っていう
悪い妄想で頭が一杯になって、軽くパニックになって、何かあったら、最悪の場合、
Aの身元が分かってた方がいいって思ったんです。
翌朝、何事もなかったかのようにフツウに起きてフツウに接してきたAは、
フツウの年上のお兄さんのようでした。
まじまじとこっちを見て、頭をなでながら、
「昨夜はごめんね。」「隣にいたら、自分を止められなくなった。」と言ってきました。
私が「・・・Aって、本当の名前?」って聞くと、
一瞬止まって、苦笑いをして、
「本当は違う、**って言うんだ。」と、教えてくれました。
ただ、下の名前だけ。苗字はお互い言ってないし、聞かなかった。
そのあと、Aは、私の目を見ながら
「また会おうよ。」と言ってきました。
私は何も答えませんでした。
その夜以外は、「フツウ」に思えたAに対して、私もフツウに振る舞いました。
気をつけてね、と、なけなしの笑顔さえ浮かべました。笑顔に意味はありません。ただバカなんです。
バカだけどこれで一生会うことないだろうなというのは思ってました。
それから連絡は来ませんでした。もちろんこちらからもしてません。
それが3月第一週の土曜日。
そして翌週の金曜日、午後2時46分。
ものすごい揺れを感じました。
家族と連絡取ったり、友達と連絡取ったり、学校から連絡来たり、
就活中の企業からメールきたり、バイト先の店長から電話来たり、大変でした。
私は関東圏の出身だけど、たまたま母方の親戚が宮城にいる予定だったらしく、
親戚中総出で連絡取ろうと必死になったら、
親戚はなんとたまたま予定が変わってまだ都内にいることがわかって、
急に力の抜けた母親が泣いてたりして、なんか、とにかく大変でした。
時間が経てば経つほど被害が明らかになっていって、被害規模が恐ろしく拡大していって、
そして、1日もしないうちにネットやテレビで地震の情報が溢れてきて、
被害を報道したり、原発のこと議論したり、海外のメディアがどう日本を見てるかとか取り上げられたり、
時間が経てば経つほど、もっともっとすごいことになってきました。
都内でも人で道が溢れてたり、公衆電話にものすごい列が出来たり、
普段行かないような町の電気屋さんみたいなとこにも買い物客が増えて乾電池無くなってたり、
NTTだけでなく、携帯会社でも伝言ダイヤル色々設置したり、レストランが無料で食べ物配ってたり…
そして今日知ったんですが、ツイッターとか、グーグルとか、情報のまとめサイトもどんどん出来てるらしい…
これはすごい・・・と思って、Google Crisis Response見てたら、「消息情報」ってのを見つけました。
名前を入れると、消息不明の人のリストが出てくるらしいんです。
あの人は、そういえば、福島の人だ・・・・
人生のいたずらか、何かわからないけど、先週知ったその人は、被災したのだろうか・・・と頭をよぎりました。
偽名だけだったら調べようもなかったはずだけど、
でも家族でもなんでもない私が、その人の安否を「調べる」ことって、してもいいのかな・・・・
仮に、不明って出てきたらどうする?
・・・・どうにもしようがない・・・
名前が出てこなかったら?
・・・・・・無事なんだろうとホッとする?
調べる理由が私には無いはずでした。
だけど・・・・・
調べてしまった・・・
一度でも顔を合わせたその人。
私の中に入ってきた人。
遊びのつもりが、私がまさか、「さいごのあいて」になっていたとしたら・・・・
そんなことが頭の中でぐるぐるまわって・・・、調べてしまいました。
Aはそこにいるのか・・・おそるおそる入力してみる。
のどがなんだか渇く。
目もなんだかしばしばする。
不意に携帯が鳴った気がした。見てみると何もなかった。気のせい。
首筋がなんだかゾッとした。これも気のせい・・・・。
一番最後のページまで見終わるのに、なんだか異様に時間がかかった気がした。
のんびり見てたつもりではないんだけど・・・・・・でも、そこにはAの名前は無かった。ちょっとほっとした。
理由は・・・わからない。何かが怖かった。あまりにも非日常すぎたからかもしれない。
ます田にこんなこと書いちゃっていいものか迷ったんだけど、ごめんなさい。
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「結局なんだそんなオチかよ」って感じですみません。
ただ誰にも言えなくて・・・でもどこかに吐きだしたくて・・・・・。
被害がこれ以上大きくならず、現地の復興が進むことを願ってます。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
被災時に必要なものは何か?時間が立つに連れ必要なものは変わってくる。筆者は岩手県で今回の地震に被災したが、時間や場所によって変わってくるが、自身の経験を元にここにしるす。防災用品の準備や、被災地に救援物資を検討している方は、参考にしていただければありがたい。
この文章は、被災二日目にiPadにて作成した。電気と回線が復旧しだい、どこかに上げるつもり。
インフラがとまるので、食料や衣料はもちろん、燃料や情報を得る手段も確保しておきたい。今回は電気がなくても暖をとれる反射式ストーブ、これはお湯もわかせる、ガスが止まっても使えるカセットコンロが非常に重宝している。
固定電話は回線が生きていても停電していれば、最近の多機能なヤツはつかえないので、結局ケータイに頼ることになる。公衆電話が最近中々ないので。予備の簡易充電器や電池、車載充電器、iPhone用FMトランスミッターが役に立った。
いざという時の移動手段やカーラジオやカーナビのTVでいざという時の情報取得手段になるので、車がある場合はガソリンも出来る限り入れておく。携行缶などで保存する場合は、安全な場所に保存する事。
災害時に一番役に立つメディアはラジオ、次にインターネットとなり、最後にTV、新聞となる。ラジオは用意しておいた方が良い。ネットで情報を得る場合はデマや不確定な情報に注意する事。TwitterやFacebookなどで自分から発信する場合も、不確定な情報は流さない事。ヤフー知恵袋や2chなどは極力使わない。
当たり前だが、一番の被災地から離れていてもインフラが止まれば、店はまともな営業が出来なくなるし、道路も寸断されたり、信号機が止まったり、緊急車両優先などで渋滞する。
水は断水していなければ、早いうちに水を貯めておくこと。飲料用はペットボトルやヤカンに。トイレなどの水は風呂に貯めておくこと。
注意したいのは、ロウソクやコンロ、反射式ストーブを使う場合は余震に十分注意すること。当たり前だが、常にラジオはつけておいて揺れたり緊急地震速報がきたらすぐに消すこと。
余談だが大都市圏に住む人以外は、メインバンクは地元の地銀か農協、郵便局、信用金庫にしておくといいかもしれない。窓口対応がスムーズになる。
地震に限らず、台風でも水辺に近づく人がいるが、こういう人が一番最初の被害者になる。絶対に危険な場所に近づいてはいけない。
当たり前だが、沿岸部では揺れたらすぐに逃げる。ビルの出来るかぎり高い階層か、高台に。
また、心配なのはわかるが特に災害のひどいところに行ってはならない。阪神大震災の時の様な野次馬は論外。自分が被災するだけでなく、救助活動の邪魔になるから。
不要不急の外出は極力避ける。道路の寸断や信号機の停止で思わぬ事故にあうリスクが高くなる。
電話は極力しない、出来れば連絡はメールやtwitter、Facebookや災害伝言板、ラジオの伝言メッセージなどを使う。やむおえない電話の場合も、極力通話は短くすること。
デマを流すのは論外だが、意図せずにデマを信じてしまってもいけない。チェーンメールは無視し、拡散RTは慎重に行うとこ。デマは最悪の場合は人命に関わる。
ロウソクや反射式ストーブを使う場合は、そばから離れる場合は火を消すこと。一瞬でもそばから離れる場合は絶対に火を消すこと。ロウソクは使わないに越した事はないが、使う場合は周りに燃えやすいものをおかない。
よく何かあれば、千羽鶴を折って送ったり、古着等を送る、自分の小説本を送る俳優などがいるが、これらは役に立たないばかりか、ゴミにしかならない上に、輸送力の無駄遣いとなり、迷惑となる。地獄への道を善意で舗装しないように。
命の危険がなくなり、食事もある程度とれる様になると、非常に退屈になる。死傷者が多数でた沿岸部の方々や、原発関連で不安な福島県の方々には大変申し訳ないが、1次的な被害が少かった内陸部にいる自分は、二日目にはもう暇である。TVラジオは災害関係しか流れておらず、ブロードバンドは不通、携帯電話も不安定な為、webも長い時間見る事が出来ない。気を紛らわす為にも、何か簡単な娯楽はあった方が良い。昼間は文庫本を読んで過ごしたが、いよいよ退屈になってきたので、この文章を書いている。
余談だが、そういう意味ではある意味テレビ東京のスタンスは正しいとも言える。今回は岩手にいるので、テレビ東京が何を放送をしているのかは知らないけど。
お菓子、ジュースは非常用の食料という意味もあるが、気を紛らわすという意味で娯楽に共通する。自分はタバコは吸わないが、喫煙する方はタバコも用意しておくと良い。ただし、不測の事態に対応する為、飲酒は避けた方が良い。
モバイル関係やカメラは記録撮影や録音に使える。ただ、間違っても現在進行で危険なもの、炎上中の建物は津波などを撮影してはいけない。そんなものを撮っている暇があったら逃げる事。
人工透析や酸素吸入、糖尿病などの慢性疾患、妊婦の方はかかりつけの医院がどうなっているのか確認しておく。かかりつけの医師が診察不能な場合は、保健所や近くの総合病院、自治体の窓口などに相談すること。
スーパーやガソリンスタンドはかなり混雑し行列となる。そういうところで並んでいるのを無視し割り込んだりすると無用なトラブルを引き起こす。実際、筆者が給油のためガソリンスタンドの行列にならんだところ、何台かが無理やり割り込んでいたが、割り込んだ車両は全部店員によってつまみ出されていた。
水の節約やトイレを我慢するために水を飲まないのは、血栓などのリスクをよぶので、水分はとること。
ある程度インフラが復旧してきても、交通や物流の回復は更に時間がかかる。食料や燃料などは無駄遣いしないこと。また、電気や通信などのインフラも安定的提供には時間がかかるので、無駄遣いしないこと。
「何かしたい」と思って、古着や千羽鶴や自作の小説を贈ったり、慌てて炊きだしボランティアに向かってはならない。邪魔になるだけだ。善意を形に変えたければ募金をするか献血をすれば良い。今回は災害の内容から献血はそれほど必要無さそうだが、募金は最も有効な支援である。ただし、募金をする場合は信用できる組織・団体を介して行うこと。間違っても駅前の街頭募金などに小銭を入れてはならない。善意を装った詐欺や悪質な新興宗教などが関わっている可能性があるからだ。せっかくの善意が被災者に届かない可能性がある。
特に注意しなければならないのは、国連やユニセフなどを騙った振り込め詐欺だ。国連やユニセフはあなたの個人の電話やメールアドレスに、募金を依頼することはない。絶対に相手にしないこと。
本当。
たとえば、オフィス街で外に出たとき、ビルなどから何か落ちてくる可能性のほうが
不十分というか、粒度が違う。
震度とか自衛隊が派遣されたとかそういう大きいことはテレビが早いけど、
炊き出しや給水をどこでやってるとかは個人の情報のほうが早い。
1人に伝えて事足りることなら自力がいいけど、
たとえば「○○で携帯の充電できます」とかはやっぱり個人情報の更新頻度が勝る。
決めておくべき。片っぱしから登録するというのもひとつの手段だけれども。
災害用伝言ダイヤルと携帯業者の伝言板は、登録する手段=登録先なのでやりやすい。
拡散はよくない。
個人的には「○○地区の複数の知人とまったく連絡が取れません」レベルからかな。
1人と連絡が取れないのは、もしかしたら携帯の電池切れかもしれないし。
ただし、復旧は携帯電話のほうが早い気がする。
世間的には、ルンペンとかダンボーラーとか乞食とか言われてて、
最近ではアンダーザブリッジなんていうふうにも言われてますね。
親と仲が悪く、金がなく、
風呂トイレ共同で家賃2万円の所に住みだしたらしいんですけど、
まあ東京行くかという風になったらしく、
池袋にあるゲストハウスみたいな敷礼0家賃3万円のところに住んでおったみたいなんですが、
家賃を払うことが3週間で不可能になったらしく、
その後は、いわいる物乞いをしてたらしいです。
ある時、新宿のサブナードという地下街の階段で寝てるときに金をすられ、
そこで次の日の朝、寝過ごし。
新宿の漫画喫茶から電話があり、お金を払えずに出れなくなったので
代わりにお金を出して「俺」を出してくれのとのこと。
その後は高田馬場にある僕の自宅に連れてかえって、
風呂を貸して、酒を出して、帰るときに煙草を買ってあげました。
どうやら明日かあさってには妹から1万円が振り込まれるようなので、
これは3週間前の話。
どうやら3週間前に妹から振り込んでもらった1万円を気付かぬうちに使ってしまったらしい。
新宿で知らない男に仕事を紹介してもらい、連れて行かれたのが、
山梨のタコ部屋であったこと。
日給8000円で家賃が1日2500円、食事代や休日のことを考えると、殆ど残らない今流行のあれです。
お金がないときの生活。
なに食べてるのか、どこで寝てるのか。
いや、何が、何なら食べやすく、どこで、どこでなら寝やすいのか。
などなど。
彼は寝ても食っても音楽野郎なので、ロック・パンクについても長々と話しました。
ドラゴンズのANARCHY IN THE UK のカバーが最高に本当の意味でパンクだなって。
そんな話しをしながら、うまそうにエコーを吸う。
こんなこと、誰に相談したらいいのかわからないけれど、何か書かずにはいられなかったので増田に書く。
私の家は母子家庭で、母親と、私(大3)、次男(大1)、三男(小3)の4人家族。私は普段、学校近くの下宿で暮らしている。
私が大学にいると、小学校から帰宅した三男が泣きじゃくりながら電話をかけてきた。
置手紙には
「ダメなお母さんでごめんなさい。パパ(私から見た母方の祖父)へ、親不孝者でごめんなさい」
といったことが書かれており、手紙と一緒に、駅前の駐輪場に払うお金などが置かれていたという。
それを見て、すべて清算して自殺でもするつもりなんじゃないか、と三男は不安になって電話してきたそうだ。
電話口で、私も震えていた。後で近くのトイレの鏡で顔を見たら、白くなっていた。
三男には、お隣さんが母を見ていないかを聞き込みに行き、警察に連絡してもらうように指示した。
すぐに母の携帯に電話をかけたが、電源が切られていた。一応、メールも送った。
そこで、実家の比較的近所に住んでいる、母と仲の良いAさんに電話をかけた。
Aさんとはたびたび夕食を一緒に食べるくらいに親交があったから。
Aさんは
「君の母から、『三男が学校から帰ってくるころに家にいない。三男は鍵を持っていないかも知れないから、世話を頼みたい』と聞いている。今、君の実家に向かっているところだ」
と言っていた。(実際には、三男は家の鍵を持っていた)
すぐにAさんは私の実家に到着し、隣の家から戻ってきた三男と合流してくれた。
実家に着いたAさん曰く
「自転車と車がなくなっていないから、そう遠くには行っていないはず。心配しなくていい」
とりあえず、授業は最後まで受け、今晩は実家に戻ろうと思っていた。
しかし、授業が終わったころにAさんから
「母が見つかった」
と電話があった。
なんでも、電車で新宿まで行き、そこで動けなくなっている、と公衆電話から電話があったらしい。
三男が調べたところ、母の携帯電話は、家の充電器につながれたままだったそうだ。
Aさんが車を出して母を迎えに行ってくれた。
母が心配だったので、私はすぐに実家に戻る用意をして、電車に飛び乗った。
そうは言っても、実家まではそこまで遠くない。
実家に帰りつくと、次男が帰っていた。バイトを休んで帰ってきたという。
三男も、母が見つかったことには安堵していたが、私と次男のそばを離れようとしなかった。
私も、肩に力が入ったままになっていた。とても気が張り詰めていた。
母とAさんが戻ってきた。
が、母は一言もなにも喋ってはくれなかった。
メモ用紙に
「喋りたくない」
と書いて、以降、今日の今まですべて家事の指示などは紙に書いてしか伝えない。
Aさんに遅い夕食を出しながら、話を聞いた。
実は母が家出をした日の午前中、母に会っていたという。
母は
「夕食を作るのが遅くなってしまい、子供たち(特に三男)の健康を害してしまっているのではないか」
といったことを相談していたようだ。
確かに、母が夕食を作り始めるのは遅い時間で、夕食を食べ始めるのが22時になることもざらである。
Aさんは
「それは良くない。三男のためにも、食事を優先順位を上げ、何が何でも18時くらいには食事を始めるようにする、などしたらどうか」
という主旨のことを話したそうだ。あまり元気な様子ではなかったという。
喋りたくなるまでゆっくり待てばいいさ、と思っていたが、二日間もこれが続くと、どうにも心細くなってくる。
特に三男への影響が心配だ。私は学校があるから、明日にも下宿先に戻る。まったく喋ってくれない母親に、三男が精神的にまいってしまわないかが心配で仕方ない。
また、何が原因で母がこんなことをしたのか、わからないままでいる。
お隣さんの話だと、事件の二日前には普通に世間話をしていたそうである。
前日の朝は、何ら変わったことがなかった、と次男は言っていた。
当日の朝も、いつも通りに学校へ送り出してくれたと三男も言っている。
三男が小学校へ行ってから、Aさんが母と会うまでの間に、母に何があったのか。何を思いつめていたのか。
きっと、父が死んでからのこの10年近くのいろいろなことが積み重なってのことだろうとは思う。
けれど、何かトリガーはあったはずだ。そのトリガーが何かわかったところで何もできないかもしれない。が、それでも何も知らないでいることはできない。
父が死んでから1か月ほど経ったとき、母は近くのマンションの最上階まで行き、まだ当時1歳だった三男と飛び降りようとしていたことがある。
まだ中学生だった私は、母に取りすがって、止めて、止めて、お父さんはそんなこと望んでいない、と泣きじゃくるしかなかった。
あの頃からちっとも、私は変わっていなかった。ともすれば、弱くなっているかもしれない。
今回は、泣くことすらできなかったから。
あの時みたいな思いは、もうしたくない。どうすればいいのだろう。
実家と学校は2時間くらいしか離れていないので、今までも毎週末帰っていました。
今日から3日間、次男が家にいるので、とりあえず学校には出ようと思います。(母は子供には学業を優先するように言う人間ですので)
父が死んだ時も、母は1年間、毎晩泣かない日はなかったです。時間がかかるのは承知していますから、長い目で見ていこうと思います。
昨日の夜、不機嫌そうではありましたが、母の態度がいつも通りになってきました。相変わらず何も喋ってはくれませんが・・・
なので精神科に見せる必要はないかと思いました。「精神科に行こう」と言えば、少なからず母を傷つけることになるでしょうし・・・
三男は意外と元気そうにしています。なるべく三男に電話などで声をかけるようにします。
母は普段からお酒は飲みませんし、最近は医者から薬を処方されたわけでもないようです。
休みの日を作ってやれ
そうします。毎週日曜は兄弟全員が揃うはずなので、その日にでも。
経済的にはひどく困っていないようです。ただ、私が聞いても詳しい家計の状況を母は教えてくれないので、実は厳しいのを隠しているのかもわかりませんが・・・
友人と遊び終えた帰りのこと。
それを交番に届ければいいのに、何故か公衆電話BOXの近くで持ち主を待ってた。
20分くらい待って、一人の女性がBOXの中に飛び込んでいった。
もしかしてこの携帯電話の持ち主は彼女かもしれないと思った。すごく何となく。
だから手にしている携帯電話が鳴っても驚くことは無かったけれど、
受話器を取った瞬間に一息で叫ばれたのには驚いた。
「近くにいますよ」と言ってBOXに手を振ったが、
その女性は人が多すぎて俺に気づかないようだった。
なので俺は近くまで行って、コンコン、とドアを叩いた。
彼女は急いで受話器を置いて、慌ててドアから出てきた。
「わーありがとうございます本当にすみません!」
体型はパーカーで上手く隠されていた。でも見た感じ中肉。
彼女には勿体ない、もう少し頑張りましょう、そんな言葉がお似合いだと思う。
俺は携帯電話を手渡してすぐに帰ろうと思ったが、彼女に呼び止められた。
「お礼をしたいから連絡先を教えてください」
だから電話番号を教えて、すぐにその場を立ち去った。
「この間はありがとうございました。送りたい品があるので、とりあえず住所を教えてください」
俺は考えた。もしここで住所を教えたら、もう会わないかもしれない。
そう思ったので、一度会うことを提案した。
俺は待ち合わせの30分前に着いていた。彼女は時間ぴったりについた。
はっきり言ってノープランだったので、すぐ近くの公園へ行った。
ここで初めて彼女の年齢を知った。まさかの小学生。びっくりした。
他愛もない会話をした後鳥居は、
「お礼は何をしようか迷ったんですけど・・・」と言いながら、
リュックの中から何かを取り出そうとしていた。
「あれ?忘れちゃったー・・・」必死になって探している鳥居に、俺は名案を出した。
「じゃあ俺の言うこと聞いてくれる?」
「はい、何ですか?」
「・・・つきあってください」
「は?」
突拍子もない声が漏れた。そりゃそうだ。
二度目ましての相手に告白されるとは思いもしない。
鳥居は俯き、「それは無理です」と言った。
「まだ会ってちょっとだし、恋愛とか考えたこと無いから無理です」
俺はすかさず「ケータイ拾ったの誰だっけ?」と言った。
彼女はしばらく考えた後、「わかりました」と頷いた。
ほぼ予定通り彼女をGETだ。
そんなこんなで始まった鳥居との交際。
どこかにデートもいいんだけど、俺はまず鳥居を綺麗にしてやろうと思った。
服は着れれば何でもいいと言うので、俺のバイト代で服を買ってやった。
無駄毛処理はしたことないと言うので、剃刀でどこを剃るべきか教えた。
化粧なんて興味無いと言うので、女友達を呼んで化粧の仕方を教えてあげた。
痩せなくても生きていけると言うので、せめて毎日筋トレするように言った。
何をしても鳥居はやる気を見せなかったため、
「もし10kg痩せて綺麗になったら好きなものを買ってやるよ」と言ってしまった。
これが間違いだった。1年後、彼女は前より断然綺麗になって、
63kgあった体重が47kgまで減ったと喜んでいた。
鳥居はGUCCIの財布が欲しいと言ったので、渋々買ってやった。
パソコンを買うために貯めていた資金が消え去った。
鳥居は変な奴だった。いや、天然だったと言った方がいいのかもしれない。
いつもボーッと空を眺めて、何かを考えていた。
勉強をしていても、話をしていても、すぐにタイムスリップしてしまうので、
「人の話はちゃんと聞けよ」と注意した時、
最初は不安そうな顔をしていたのに、次第に笑顔になっていった。
「何で怒ってんのに笑ってんのw」と言ったら、「怒られるの好きー」と微笑んだ。
たまに買い物へ行くと、必ずぬいぐるみコーナーへ吸い寄せられていった。
「ペットとか買えば?動くしかわいいじゃん」と言ったことがある。
「だってぬいぐるみは死なないしょや」と笑顔で答えた。まぁ、そりゃそうだ。
鳥居は家にいるとくっついてくる。
俺がソファで本を読んでたら、すぐ隣に座って本を読みだす。
二人でゲームをしているときは、俺の前に座り、背もたれのように使われる。
たまに鬱陶しくなって、「あーもーどっか行け!」という度に鳥居は喜んだ。
何度も拒絶され、何回かしたことはあるが、鳥居は深刻な顔をしていた。
その一方で大人っぽい面もあった。本当にこいつは俺より年下なのかと疑うこともあった。
何でも一人で解決したがって、俺が聞かない限り悩みや不満を言わなかった。
「もっと頼ってよ」と言っても鳥居は笑顔で、「だって悩みなんて無いもん」と返されて悲しくなった。
交際は順調で、別れを切り出すほどの喧嘩なんて無かった。
俺はこれからもずっと鳥居と一緒にいたいと思った。それは結婚という意味で。
だからある日、いつものように自宅デートをしている最中、俺は伝えた。
「結婚を前提に付き合ってくれませんか」
ぶっちゃけて言えば確信があった。絶対に鳥居はOKする。でも現実はそううまく行かなかった。
「ごめんなさい」
俺は何となく予想できた。まだ中学生だからとか、結婚なんてよくわからないとか、
そんなことをきっと鳥居は考えているのだろうと思った。
「俺のこと嫌い?」わかりきっている答えを聞く。
「嫌いじゃないよ」やっぱり。
理由がわかったつもりでいたので、それ以上詮索することは止めようとした。
けれどやっぱり気になって「何で駄目なの?」と聞いた。そしたら鳥居は話し始めた。
「私は俺のことが好きだよ」
「でもね、俺は私にとってのお父さんなの」
そう喋ってる途中から涙が溢れてきて、言葉が詰まっていた。
だから鳥居が少しずつ話すことを聞いているしかできなかった。
鳥居は3歳の時に父を仕事中の事故で亡くし、母親の手で育てられた。
そのせいか父に強く憧れていた。小さい頃は薄らとしか考えていなかったけれど、
そんな時に俺と出会い、最初は男性と接することに戸惑っていたけれど、
俺の振る舞いが理想の父親像にそっくりで、いつしか俺と妄想上の父を重ねてしまっていたらしい。
それで俺は気づいた。疑問だったことがすべて繋がった気がした。
人生や生死について真剣に考え、恋人同士がする行為全てを拒否していたんだ。
プロポーズを失敗した悔しさ、鳥居の悩みに気づいてやれなかった悔しさ、この状況をどうすることもできない悔しさ。
それらが全て浮かび上がって、俺も泣いた。
その後俺は考えた。
父親としてしか見ていないのならば、結婚したら夫婦となるわけだから、
関係ないんじゃないの?父になるんだし。って思ったこともあったけれど、
きっと鳥居の時間は3歳で止まっているんだろうと考えれば、少しわかった気がした。
もしかしたら最初から俺のことなんて好きではなかったのかもしれないとも思った。
半ば強制的に交際を始めたわけだし、嫌気がさして嘘を言ったのかもしれない。
でも鳥居は嘘をつくのが苦手だから、それは無いはずだと思った。そうだと思いたい。
というか、俺が逃げたんだ。鳥居の背負う過去に気づいたあの日から。
だって勝てる筈が無い。鳥居は妄想に恋してる。妄想が解けない限り、俺は鳥居から愛されない。
それならいっそ鳥居を捨ててこの世に腐るほどいる女性と交際する方が良いと考えた。
鳥居とは違ってかわいいし、一緒に色々な場所にデートに行けるし、すぐやらせてくれるし。
いいことばかり筈だったけれど、どうしても鳥居を彼女に重ねてしまう自分がいた。
鳥居だったらあーするだろうな、こんなことはしないだろうなって、常に意識してしまう。
もうここまで来ると、一種の鳥居病なんだろうなと自分で思っていた。
そのせいで彼女ができても長くは続かなかった。
俺はもう鳥居しか愛せないと思った。
けれど鳥居はどこにいるのかわからない。
そんな状況が続いて早3年。先日増田を読んでいたら、こんなのを見つけた。
この増田を書いたのは鳥居かもしれないと思った。すごく何となく。
もちろんこれは俺の妄想だ。
何の自由もないぜ。これネタじゃなくてある年齢以降現実だからな。
公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例を公布する。
(目的)
第一条 この条例は、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等を防止し、もつて都民生活の平穏を保持することを目的とする。
(乗車券等の不当な売買行為(ダフヤ行為)の禁止)
第二条 何人も、乗車券、急行券、指定券、寝台券その他運送機関を利用し得る権利を証する物又は入場券、観覧券その他公共の娯楽施設を利用し得る権利を証する物(以下「乗車券等」という。)を不特定の者に転売し、又は不特定の者に転売する目的を有する者に交付するため、乗車券等を、道路、公園、広場、駅、空港、ふ頭、興行場その他の公共の場所(乗車券等を公衆に発売する場所を含む。以下「公共の場所」という。)又は汽車、電車、乗合自動車、船舶、航空機その他の公共の乗物(以下「公共の乗物」という。)において、買い、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは公衆の列に加わつて買おうとしてはならない。
2 何人も、転売する目的で得た乗車券等を、公共の場所又は公共の乗物において、不特定の者に、売り、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは乗車券等を展示して売ろうとしてはならない。
(平一三条例九六・一部改正)
(座席等の不当な供与行為(シヨバヤ行為)の禁止)
第三条 何人も、公共の場所又は公共の乗物において、不特定の者に対し、座席、座席を占めるための行列の順位又は駐車の場所(以下「座席等」という。)を占める便益を対価を得て供与し、又は座席等を占め、若しくは人につきまとつて、座席等を占める便益を対価を得て供与しようとしてはならない。
(平一三条例九六・一部改正)
(景品買行為の禁止)
第四条 何人も、遊技場(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和二十三年法律第百二十二号。以下「風適法」という。)第二条第一項第七号の遊技場をいう。以下同じ。)の営業所又はその付近において、遊技場の営業者が遊技客に賞品として交付した物品を転売し、又は転売する目的を有する者に交付するため、うろつき、又は遊技客につきまとつて、これらの物品を買い集め、又は買い集めようとしてはならない。
(昭四七条例一五〇・昭五九条例一二八・平一六条例一七九・一部改正)
(粗暴行為(ぐれん隊行為等)の禁止)
第五条 何人も、人に対し、公共の場所又は公共の乗物において、人を著しくしゆう恥させ、又は人に不安を覚えさせるような卑わいな言動をしてはならない。
2 何人も、公共の場所又は公共の乗物において、多数でうろつき、又はたむろして、通行人、入場者、乗客等の公衆に対し、いいがかりをつけ、すごみ、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第二条第二号の暴力団をいう。)の威力を示す等不安を覚えさせるような言動をしてはならない。
3 何人も、祭礼または興行その他の娯楽的催物に際し、多数の人が集まつている公共の場所において、ゆえなく、人を押しのけ、物を投げ、物を破裂させる等により、その場所における混乱を誘発し、または助長するような行為をしてはならない。
4 何人も、公衆の目に触れるような工作物に対し、ペイント、墨、フェルトペン等を用いて、次の各号のいずれかに該当する表示であつて、人に不安を覚えさせるようなものをしてはならない。
一 暴走族(道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第六十八条の規定に違反する行為又は自動車若しくは原動機付自転車を運転して集団を形成し、同法第七条、第十七条、第二十二条第一項、第五十五条、第五十七条第一項、第六十二条、第七十一条第五号の三若しくは第七十一条の二の規定に違反する行為を行うことを目的として結成された集団をいう。次号において同じ。)の組織名の表示
(平一三条例九六・平一四条例一三二・平一六条例一七九・一部改正)
(つきまとい行為等の禁止)
第五条の二 何人も、正当な理由なく、専ら、特定の者に対するねたみ、恨みその他の悪意の感情を充足する目的で、当該特定の者又はその配偶者、直系若しくは同居の親族その他当該特定の者と社会生活において密接な関係を有する者に対し、不安を覚えさせるような行為であつて、次の各号のいずれかに掲げるもの(ストーカー行為等の規制等に関する法律(平成十二年法律第八十一号)第二条第一項に規定するつきまとい等及び同条第二項に規定するストーカー行為を除く。)を反復して行つてはならない。この場合において、第一号及び第二号に掲げる行為については、身体の安全、住居、勤務先、学校その他その通常所在する場所(以下この項において「住居等」という。)の平穏若しくは名誉が害され、又は行動の自由が著しく害される不安を覚えさせるような方法により行われる場合に限るものとする。
一 つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居等の付近において見張りをし、又は住居等に押し掛けること。
二 著しく粗野又は乱暴な言動をすること。
三 連続して電話をかけて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ若しくはファクシミリ装置を用いて送信すること。
四 汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又はその知り得る状態に置くこと。
2 警視総監又は警察署長は、前項の規定に違反する行為により被害を受けた者又はその保護者から、当該違反行為の再発の防止を図るため、援助を受けたい旨の申出があつたときは、東京都公安委員会規則で定めるところにより、当該申出をした者に対し、必要な援助を行うことができる。
3 本条の規定の適用に当たつては、都民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。
(平一五条例一三七・追加)
(押売行為の禁止)
第六条 何人も、戸々を訪れて、物品の販売または物品の加工若しくは修理、遊芸その他の役務の提供(以下「販売等」という。)を行うにあたり、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
一 犯罪の前歴を告げ、暴力的性行をほのめかし、住居、建造物、器物等にいたずらする等不安を覚えさせるような言動をすること。
二 販売等の申込みをことわられたのにかかわらず、物品を展示し、すわり込む等すみやかにその場から立ち去らないこと。
三 依頼または承諾がないのに物品の加工または修理、遊芸その他の役務の提供を行つて、その対価をしつように要求すること。
2 何人も、公共の場所において、不特定の者に対して販売等を行うにあたり、不安を覚えさせるような著しく粗野若しくは乱暴な言動をし、または依頼若しくは承諾がないのに物品の加工若しくは修理、遊芸その他の役務の提供を行つてその対価をしつように要求してはならない。
(不当な客引行為等の禁止)
第七条 何人も、公共の場所において、不特定の者に対し、次に掲げる行為をしてはならない。
一 わいせつな見せ物、物品若しくは行為又はこれらを仮装したものの観覧、販売又は提供について、客引きをし、又は人に呼び掛け、若しくはビラその他の文書図画を配布し、若しくは提示して客を誘引すること。
二 売春類似行為をするため、公衆の目に触れるような方法で、客引きをし、又は客待ちをすること。
三 異性による接待(風適法第二条第三項に規定する接待をいう。以下同じ。)をして酒類を伴う飲食をさせる行為又はこれを仮装したものの提供について、客引きをし、又は人に呼び掛け、若しくはビラその他の文書図画を配布し、若しくは提示して客を誘引すること(客の誘引にあつては、当該誘引に係る異性による接待が性的好奇心をそそるために人の通常衣服で隠されている下着又は身体に接触し、又は接触させる卑わいな接待である場合に限る。)。
四 前三号に掲げるもののほか、人の身体又は衣服をとらえ、所持品を取りあげ、進路に立ちふさがり、身辺につきまとう等執ように客引きをすること。
五 次のいずれかに該当する役務に従事するように勧誘すること。
イ 人の性的好奇心に応じて人に接する役務(性的好奇心をそそるために人の通常衣服で隠されている下着又は身体に接触し、又は接触させる卑わいな役務を含む。以下同じ。)
ロ 専ら異性に対する接待をして酒類を伴う飲食をさせる役務(イに該当するものを除く。)
六 性交若しくは性交類似行為又は自己若しくは他人の性器等(性器、肛こう門又は乳首をいう。以下同じ。)を触り、若しくは他人に自己の性器等を触らせる行為に係る人の姿態であつて性欲を興奮させ、又は刺激するものをビデオカメラその他の機器を用いて撮影するための被写体となるように勧誘すること。
七 前二号に掲げるもののほか、人の身体又は衣服をとらえ、所持品を取りあげ、進路に立ちふさがり、身辺につきまとう等執ように役務に従事するように勧誘すること。
2 何人も、対償を供与し、又はその供与の約束をして、他人に前項の規定に違反する行為を行わせてはならない。
3 何人も、不当な客引行為等の状況を勘案してこの項の規定により客待ちの規制を行う必要性が高いと認められるものとして東京都公安委員会が指定する東京都の区域内の公共の場所において、第一項第一号又は第三号に掲げる客引き(同号に掲げる客引きにあつては、性的好奇心をそそるために人の通常衣服で隠されている下着又は身体に接触し、又は接触させる卑わいな接待に係る客引きに限る。)を行う目的で、公衆の目に触れるような方法で客待ちをしてはならない。
4 警察官は、前項の規定に違反して客待ちをしていると認められる者に対し、当該客待ちをやめるべき旨を命ずることができる。
5 本条の規定の適用に当たつては、都民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。
(ピンクビラ等配布行為等の禁止)
第七条の二 何人も、次に掲げる行為をしてはならない。
一 公共の場所において、次のいずれかに該当する写真若しくは絵又は文言を掲載し、かつ、電話番号等の連絡先を記載したビラ、パンフレットその他の物品(以下「ピンクビラ等」という。)を配布すること。
ロ 性的好奇心をそそる、人の水着姿等の写真又は絵であつて、人の性的好奇心に応じて人に接する役務の提供を表すもの
二 公衆電話ボックス内、公衆便所内その他公衆の用に供する建築物内、公衆の見やすい屋外の場所又は公衆が出入りすることができる屋内の場所であつて公衆の用に供する屋外の場所から容易に見える場所に、ピンクビラ等をはり付けその他の方法により掲示し、又は配置すること。
三 みだりに人の住居等にピンクビラ等を配り、又は差し入れること。
2 何人も、前項各号のいずれかに掲げる行為を行う目的で、ピンクビラ等を所持してはならない。
3 何人も、対償を供与し、又はその供与の約束をして、他人に第一項の規定に違反する行為を行わせてはならない。
(平一六条例一七九・全改)
(罰則)
第八条 次の各号の一に該当する者は、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
2 前項第二号(第五条第一項に係る部分に限る。)の罪を犯した者が、人の通常衣服で隠されている下着又は身体を撮影した者であるときは、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
3 次の各号の一に該当する者は、百万円以下の罰金に処する。
二 前条第三項の規定に違反した者
4 次の各号の一に該当する者は、五十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
六 前条第一項の規定に違反した者
5 前条第二項の規定に違反した者は、三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
6 第七条第四項の規定による警察官の命令に違反した者は、二十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
7 常習として第二項の違反行為をした者は、二年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
8 常習として第一項の違反行為をした者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
9 常習として第三項の違反行為をした者は、六月以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
10 常習として第四項の違反行為をした者は、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
(平一三条例九六・全改、平一四条例一三二・平一五条例一三七・平一六条例一七九・一部改正)
(両罰規定)
第九条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、前条第三項、第四項第五号若しくは第六号、第五項又は第六項の違反行為をしたときは、その行為者を罰するほか、その法人又は人に対し、同条の罰金刑を科する。
(平一六条例一七九・追加)
付 則
この条例は、公布の日から起算して三十日を経過した日から施行する。
(施行期日)
(罰則に関する経過措置)
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
(施行期日)
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
こういうのが無数にある。日本人は何も出来ないんだぜ。
公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例を公布する。
(目的)
第一条 この条例は、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等を防止し、もつて都民生活の平穏を保持することを目的とする。
(乗車券等の不当な売買行為(ダフヤ行為)の禁止)
第二条 何人も、乗車券、急行券、指定券、寝台券その他運送機関を利用し得る権利を証する物又は入場券、観覧券その他公共の娯楽施設を利用し得る権利を証する物(以下「乗車券等」という。)を不特定の者に転売し、又は不特定の者に転売する目的を有する者に交付するため、乗車券等を、道路、公園、広場、駅、空港、ふ頭、興行場その他の公共の場所(乗車券等を公衆に発売する場所を含む。以下「公共の場所」という。)又は汽車、電車、乗合自動車、船舶、航空機その他の公共の乗物(以下「公共の乗物」という。)において、買い、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは公衆の列に加わつて買おうとしてはならない。
2 何人も、転売する目的で得た乗車券等を、公共の場所又は公共の乗物において、不特定の者に、売り、又はうろつき、人につきまとい、人に呼び掛け、ビラその他の文書図画を配り、若しくは乗車券等を展示して売ろうとしてはならない。
(平一三条例九六・一部改正)
(座席等の不当な供与行為(シヨバヤ行為)の禁止)
第三条 何人も、公共の場所又は公共の乗物において、不特定の者に対し、座席、座席を占めるための行列の順位又は駐車の場所(以下「座席等」という。)を占める便益を対価を得て供与し、又は座席等を占め、若しくは人につきまとつて、座席等を占める便益を対価を得て供与しようとしてはならない。
(平一三条例九六・一部改正)
(景品買行為の禁止)
第四条 何人も、遊技場(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和二十三年法律第百二十二号。以下「風適法」という。)第二条第一項第七号の遊技場をいう。以下同じ。)の営業所又はその付近において、遊技場の営業者が遊技客に賞品として交付した物品を転売し、又は転売する目的を有する者に交付するため、うろつき、又は遊技客につきまとつて、これらの物品を買い集め、又は買い集めようとしてはならない。
(昭四七条例一五〇・昭五九条例一二八・平一六条例一七九・一部改正)
(粗暴行為(ぐれん隊行為等)の禁止)
第五条 何人も、人に対し、公共の場所又は公共の乗物において、人を著しくしゆう恥させ、又は人に不安を覚えさせるような卑わいな言動をしてはならない。
2 何人も、公共の場所又は公共の乗物において、多数でうろつき、又はたむろして、通行人、入場者、乗客等の公衆に対し、いいがかりをつけ、すごみ、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第二条第二号の暴力団をいう。)の威力を示す等不安を覚えさせるような言動をしてはならない。
3 何人も、祭礼または興行その他の娯楽的催物に際し、多数の人が集まつている公共の場所において、ゆえなく、人を押しのけ、物を投げ、物を破裂させる等により、その場所における混乱を誘発し、または助長するような行為をしてはならない。
4 何人も、公衆の目に触れるような工作物に対し、ペイント、墨、フェルトペン等を用いて、次の各号のいずれかに該当する表示であつて、人に不安を覚えさせるようなものをしてはならない。
一 暴走族(道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第六十八条の規定に違反する行為又は自動車若しくは原動機付自転車を運転して集団を形成し、同法第七条、第十七条、第二十二条第一項、第五十五条、第五十七条第一項、第六十二条、第七十一条第五号の三若しくは第七十一条の二の規定に違反する行為を行うことを目的として結成された集団をいう。次号において同じ。)の組織名の表示
(平一三条例九六・平一四条例一三二・平一六条例一七九・一部改正)
(つきまとい行為等の禁止)
第五条の二 何人も、正当な理由なく、専ら、特定の者に対するねたみ、恨みその他の悪意の感情を充足する目的で、当該特定の者又はその配偶者、直系若しくは同居の親族その他当該特定の者と社会生活において密接な関係を有する者に対し、不安を覚えさせるような行為であつて、次の各号のいずれかに掲げるもの(ストーカー行為等の規制等に関する法律(平成十二年法律第八十一号)第二条第一項に規定するつきまとい等及び同条第二項に規定するストーカー行為を除く。)を反復して行つてはならない。この場合において、第一号及び第二号に掲げる行為については、身体の安全、住居、勤務先、学校その他その通常所在する場所(以下この項において「住居等」という。)の平穏若しくは名誉が害され、又は行動の自由が著しく害される不安を覚えさせるような方法により行われる場合に限るものとする。
一 つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居等の付近において見張りをし、又は住居等に押し掛けること。
二 著しく粗野又は乱暴な言動をすること。
三 連続して電話をかけて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ若しくはファクシミリ装置を用いて送信すること。
四 汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又はその知り得る状態に置くこと。
2 警視総監又は警察署長は、前項の規定に違反する行為により被害を受けた者又はその保護者から、当該違反行為の再発の防止を図るため、援助を受けたい旨の申出があつたときは、東京都公安委員会規則で定めるところにより、当該申出をした者に対し、必要な援助を行うことができる。
3 本条の規定の適用に当たつては、都民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。
(平一五条例一三七・追加)
(押売行為の禁止)
第六条 何人も、戸々を訪れて、物品の販売または物品の加工若しくは修理、遊芸その他の役務の提供(以下「販売等」という。)を行うにあたり、次の各号に掲げる行為をしてはならない。
一 犯罪の前歴を告げ、暴力的性行をほのめかし、住居、建造物、器物等にいたずらする等不安を覚えさせるような言動をすること。
二 販売等の申込みをことわられたのにかかわらず、物品を展示し、すわり込む等すみやかにその場から立ち去らないこと。
三 依頼または承諾がないのに物品の加工または修理、遊芸その他の役務の提供を行つて、その対価をしつように要求すること。
2 何人も、公共の場所において、不特定の者に対して販売等を行うにあたり、不安を覚えさせるような著しく粗野若しくは乱暴な言動をし、または依頼若しくは承諾がないのに物品の加工若しくは修理、遊芸その他の役務の提供を行つてその対価をしつように要求してはならない。
(不当な客引行為等の禁止)
第七条 何人も、公共の場所において、不特定の者に対し、次に掲げる行為をしてはならない。
一 わいせつな見せ物、物品若しくは行為又はこれらを仮装したものの観覧、販売又は提供について、客引きをし、又は人に呼び掛け、若しくはビラその他の文書図画を配布し、若しくは提示して客を誘引すること。
二 売春類似行為をするため、公衆の目に触れるような方法で、客引きをし、又は客待ちをすること。
三 異性による接待(風適法第二条第三項に規定する接待をいう。以下同じ。)をして酒類を伴う飲食をさせる行為又はこれを仮装したものの提供について、客引きをし、又は人に呼び掛け、若しくはビラその他の文書図画を配布し、若しくは提示して客を誘引すること(客の誘引にあつては、当該誘引に係る異性による接待が性的好奇心をそそるために人の通常衣服で隠されている下着又は身体に接触し、又は接触させる卑わいな接待である場合に限る。)。
四 前三号に掲げるもののほか、人の身体又は衣服をとらえ、所持品を取りあげ、進路に立ちふさがり、身辺につきまとう等執ように客引きをすること。
五 次のいずれかに該当する役務に従事するように勧誘すること。
イ 人の性的好奇心に応じて人に接する役務(性的好奇心をそそるために人の通常衣服で隠されている下着又は身体に接触し、又は接触させる卑わいな役務を含む。以下同じ。)
ロ 専ら異性に対する接待をして酒類を伴う飲食をさせる役務(イに該当するものを除く。)
六 性交若しくは性交類似行為又は自己若しくは他人の性器等(性器、肛こう門又は乳首をいう。以下同じ。)を触り、若しくは他人に自己の性器等を触らせる行為に係る人の姿態であつて性欲を興奮させ、又は刺激するものをビデオカメラその他の機器を用いて撮影するための被写体となるように勧誘すること。
七 前二号に掲げるもののほか、人の身体又は衣服をとらえ、所持品を取りあげ、進路に立ちふさがり、身辺につきまとう等執ように役務に従事するように勧誘すること。
2 何人も、対償を供与し、又はその供与の約束をして、他人に前項の規定に違反する行為を行わせてはならない。
3 何人も、不当な客引行為等の状況を勘案してこの項の規定により客待ちの規制を行う必要性が高いと認められるものとして東京都公安委員会が指定する東京都の区域内の公共の場所において、第一項第一号又は第三号に掲げる客引き(同号に掲げる客引きにあつては、性的好奇心をそそるために人の通常衣服で隠されている下着又は身体に接触し、又は接触させる卑わいな接待に係る客引きに限る。)を行う目的で、公衆の目に触れるような方法で客待ちをしてはならない。
4 警察官は、前項の規定に違反して客待ちをしていると認められる者に対し、当該客待ちをやめるべき旨を命ずることができる。
5 本条の規定の適用に当たつては、都民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあつてはならない。
(ピンクビラ等配布行為等の禁止)
第七条の二 何人も、次に掲げる行為をしてはならない。
一 公共の場所において、次のいずれかに該当する写真若しくは絵又は文言を掲載し、かつ、電話番号等の連絡先を記載したビラ、パンフレットその他の物品(以下「ピンクビラ等」という。)を配布すること。
ロ 性的好奇心をそそる、人の水着姿等の写真又は絵であつて、人の性的好奇心に応じて人に接する役務の提供を表すもの
二 公衆電話ボックス内、公衆便所内その他公衆の用に供する建築物内、公衆の見やすい屋外の場所又は公衆が出入りすることができる屋内の場所であつて公衆の用に供する屋外の場所から容易に見える場所に、ピンクビラ等をはり付けその他の方法により掲示し、又は配置すること。
三 みだりに人の住居等にピンクビラ等を配り、又は差し入れること。
2 何人も、前項各号のいずれかに掲げる行為を行う目的で、ピンクビラ等を所持してはならない。
3 何人も、対償を供与し、又はその供与の約束をして、他人に第一項の規定に違反する行為を行わせてはならない。
(平一六条例一七九・全改)
(罰則)
第八条 次の各号の一に該当する者は、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
2 前項第二号(第五条第一項に係る部分に限る。)の罪を犯した者が、人の通常衣服で隠されている下着又は身体を撮影した者であるときは、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
3 次の各号の一に該当する者は、百万円以下の罰金に処する。
二 前条第三項の規定に違反した者
4 次の各号の一に該当する者は、五十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
六 前条第一項の規定に違反した者
5 前条第二項の規定に違反した者は、三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
6 第七条第四項の規定による警察官の命令に違反した者は、二十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
7 常習として第二項の違反行為をした者は、二年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
8 常習として第一項の違反行為をした者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
9 常習として第三項の違反行為をした者は、六月以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
10 常習として第四項の違反行為をした者は、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
(平一三条例九六・全改、平一四条例一三二・平一五条例一三七・平一六条例一七九・一部改正)
(両罰規定)
第九条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、前条第三項、第四項第五号若しくは第六号、第五項又は第六項の違反行為をしたときは、その行為者を罰するほか、その法人又は人に対し、同条の罰金刑を科する。
(平一六条例一七九・追加)
付 則
この条例は、公布の日から起算して三十日を経過した日から施行する。
(施行期日)
(罰則に関する経過措置)
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
(施行期日)
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
2 この条例の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
起きて半畳寝て一畳、缶詰の如き部屋は暗い。
味気のない味付け鰯に成り果て、夢も希望も無い俺は夢うつつのまま、湿る布団から起き上がるなり、
日曜の朝に延髄蹴りを食らわしたつもりが壁に足を打った。本当に辟易としている。
こんな足の指の痛みにも、慰めにもならない僅かな休日にも。それらに誤魔化される俺にも。うんざりだ。
昼は近所のハンバーガー屋に向かった。
洋風肉挟みパンの類など滅多に食わない俺は、店に足を踏み入れると、爽やかで騒がしい音楽や複雑な注文形式に戸惑った。
暖色の制服に清潔なエプロンを引っ掛けた笑顔の奴さん、開口一番「店内でお召し上がりですか?」言うに事欠いてこれだ。
前言を翻訳すれば(お前みたいなドブ臭い下種がミーのハイセンスな店内で犬食いしてると美的景観を損ねるから
買うもん買ったらさっさとお引取り願いたいのだが、どうだね?)となる。明らかに。
勿論、俺だって人間の端くれ、恥や理性の欠片くらいは残っている。分相応に野良で食うさ。いいえ。
間髪入れず俺は「チーズバーガー」と一言。そこへ奴さん笑いながら、被せるようにして清涼飲料や揚げ芋なんかを勧めてくる。
他人様の食生活に干渉してまで売り上げを伸ばしてえのかくの社畜め、とは口には出さず、
口に合いもしない身の丈に似合いもしない「ポテトとジンジャエール」を追加した。
―――先週の日曜日の事だ。
蛍光ピンクのチョークでドアに大きく書かれた《それ》に度肝を抜かれた。
全く意味が分からない。
ただ、その呪詛めいた断言が、全く根拠の無い為に却って凄まじい説得力を持ち、
トイレットペーパーが彫刻刀となって頭骸骨の内側に透かし浮き彫りされた。
俺のウンコ同然の自意識が、人々の青春や幸福といった光明に晒される度に、
腹の底で波打つコールタール状の胆汁に、火傷のような二十文字を打ち込んだ。―――
本当かどうか、試したくて堪らなかった。
だが、チーズバーガーを手に入れ、いざ実行出来る体勢が整うと、はたと思い止まった。
公衆電話の上からドバトが言った(怖気付いたか馬鹿者よ)いいえ。
そのイケメンとやらには、何の縁も恨みも無い。
通りすがりの該当者に実験の協力を仰ぐ事も出来るが、もし万が一、相手方を死なせてしまったら取り返しが付かない。
俺は殺人者になりたい訳ではない。事の真偽を確かめたいだけだ。
しかし、死を勧めるに値する知人も憎悪する個人も居ないからには、手近で試す事が出来ない。
ここは(古今の開拓的科学者達がしばしばそうしたように)自らを実験体とする他に術は無い。
近隣公園に着き、脚部が太いスプリングになっている青い馬に跨った。
紙袋からチーズバーガーを取り出し、柑橘類の皮を剥く要領で包み紙を開いた。
食欲をそそる匂いカタチ温度のソレを、空中に向けて低く放った。
頭上を見上げながら、空に跳ねっ返るソレ、落下地点に照準を合わせて首を体を傾けた。
息を飲んだ。
目を瞑った。
当たった感触。
どうなったか。
目を開ける。
地面には二つに割れたパンが転がり、チーズのついたハンバーグが砂まみれになっていた。
何より、俺は生きていた。
この結果から、いくつかの可能性が考えられる。
まず「俺が《イケメン》という条件に該当しなかった」か(これは当然の大前提だが)、
あるいは「この《チーズバーガー》とは違う《チーズバーガー》でなければならない」か、
そもそも「《イケメン》は《チーズバーガー》が当たっても死なない」のか、色々と仮説が立てられる。
ただ一つ確実に立証されたのは「俺にチーズバーガーをぶつけても死なない」という事だ。
本当にどうでもいい。一体何をしているんだ。青馬を嗾けて、前後に揺れた。何も進まない、何も起こらない。
非道く悲しくなって、俺は泣いた。
汚れたパンとチーズハンバーグを拾い、雑に整形して紙袋に入れた。
帰り際、生け垣の中からドバトが言った(思い知ったか馬鹿者め)はい。
どんなに有り得ない事だと思っても、誰かに言われても、笑われても、
こうして一つずつ着実に確かめていくしかない、誤魔化しの利かない現実に俺は味を占めた。
住んでいたのは、かなり田舎だ。夜は真っ暗になる。
外の明かりは、防犯のために、誰かが来るとわかっているとき以外は消す。
目印になってしまう。建物の多い都会とは逆だ。
ある夜、ひとりで留守番をしていた。家族はみんなでかけていた。
居間で本を読んでいた。
10時を少しまわったぐらい。電話が鳴って、すぐ切れた。
直後に裏口のドアが、どんどん、と叩かれた。
10時で夜中もないものだが、「こんな夜中に?」と思い、放っておくかどうか少し考えた。
以前、「昆布を買え」だったかなんだったか、小学生低学年ぐらいの子供が戸口に立っていたことがあった。
大人が一緒だったらしく、県道から家までの暗い小道に、隠れるようにして様子をうかがっているようだった。
家からのうすぼんやりしたあかりの中に、みじろぎする人影が見えた。
それ以上のことはなかったし、どう説明したらいいのかわからないが、変な気分になった。ちょっと頭に来たかもしれない。
そのときは、私の母親も一緒だった。
母は、昆布をいくらか買い、「どうにもならないのよ」というように肩をすくめた。それ以上話題になることはなかった。
自分でもどうしてそうしたのかわからないが、私はチェーンをかけたままドアを細めに開けた。
誰も居なかった。闇夜というのに、人影が見えた気がした。
ドアを閉めた途端、また電話が鳴った。
ワンコールの半分ぐらいで、切れた。
今から30年近く前のことである。
携帯電話など見たことが無い。
一キロぐらい離れたところには、確か公衆電話があったはずーー。
直後にドアが、また叩かれた。遠慮がちなものではなく、確信しているような、どんどん、という叩き方。
頭にきた。
近くにあった、弟の竹刀を取りドアを全開にして外に飛び出した。
誰もいなかった。
自分のことを馬鹿みたいだと思いながら、一応、家のぐるりを見回ってから戻った。
あとで考えたら、「なんだか変だったかも(あぶなかったかも?)」と怖くなった。
思い出して、母にこのことを話したことがある。変な顔をして黙って聞いていた。
あんまり怖い話ではなくて申し訳ない。
http://anond.hatelabo.jp/20100320143532
自分は昔から、幼少の頃から、物心ついた時から、生きる気力に欠けた人間だった。大人になること、社会に出ることに憧れなんて皆無で、漠然とした不安と、確かに感じる無気力だけがあった。小学生の時だったか、将来の夢を書けと言われて答えに困り、「富士山に登りたい」とでも書いた。小さい過ぎるとダメ出しされた。答えに困り、「世界一周旅行」とでも書いた。小さ過ぎるとダメ出しされて、答えに困り「じゃあ東大」と言った。教師は満足したようだった。クラスメートに冷やかされた。そんな能力も意欲もねーよと、心は冷え切ってた。
今の会社に拾われる前、前歴欄の中の一つ、今の会社とは全く異なる業種で、自分は機械を任されていた。任されたと言えるほど大層な機械ではなく、家電に毛が生えたようなもんだが、その会社は人材が恐ろしく貧弱で、自分以外に適任がいなかった。他は老人か壮年の女性ばかりで、機械を動かす必要がある時は本社から人を寄越していたそうな。
ある時、当時の上司に「深夜に出れないか?」と言われた。深夜の仕事があり、そこで機械を動かす人手が欲しいとのことだった。即、快諾した。もしかしたらキャリア・アップに繋がるのではないかと淡い期待を抱いていたりもした。
中国人が沢山いた。正規労働者か非正規かは知らない。働きっぷりは、直接見ていないから知らない。だが、沢山の中国人が働いてた。仕事が終わり、帰り際、当時の上司と少し会話した。内容は覚えてないが、働くこと、仕事すること、稼ぐこと、人を扱うことの重さを痛感した。何と言うか、社会で生きるとは、こんなにも壮絶なものかと、痛感した。
先日、道で中国人に会った。意思疎通が難しいほど、日本語が下手だった。手に持った紙に、本のタイトルが書かれていた。日本語を勉強したいのだろう。紙におおまかな道を記してから、「本屋に行きたいので、道を教えてください」と日本語を書き添えた。彼は無事、本屋で探してる本を見つけたのだろうか。
ここ数年、この街には中国人の姿が増えた。某大手企業の工場で働いているらしい。図書館に行くと、必ずと言っていいほど彼らを見つける。公衆電話で何か話している。その姿を見る度に、昔を思い出す。
今の仕事を教えてくれた、他社の先輩がよく言っていた。「ぼやぼやしてっと、潰されるぞ?」と、何度も、何度も言ってた。自分は、何度も、何度も、その言葉を思い出す。自分は先輩のように、上手く立ち回れるだろうか。上手く、この嘘を隠し通せるだろうか。
【ちょこっと追記しますね】
コメントしてくれた人、ありがとうございますm(__)m
「年末年始も仕事は忙しいし、休みももう予定いっぱいあるから、もしも時間ができたとしたら連絡する。」←時間ができたらねってのをかなり強調
ってな返事をしたのですが、「楽しみにしてる」という、こちらの言いぶんがきちんと伝わってないと思われる内容が返ってきたために
(メールがあることを楽しみにしてるということなのかな、とむりやり納得したが)
その時点で違和感やら嫌悪感がたっぷりわいたので、それ以降は無視した次第です。
たしかに、「忙しいからむりです!ごめんね!」ってはじめから返してたらよかったけど+その時点で病気っぽいって知ってたら言ってたと思うけど、
基本そんなはっきり言えないです@そこは個人の性格によるでしょ。
今となっては、ちゃんとびしっと言えばよかったなと思ってます。
【追記おわり】
と友人♂(31・教師、らしい)から12月にメールがきた。私は忙しいので、もし時間ができたら連絡する、とだけ返信。
すると「楽しみにしてる」と。なんとなく違和感を覚えつつ、会う気はないし本当に忙しいので放置。
年が明けた途端にあけおめメールがいちばんにきた。今年もよろしく!みたいな。・・・え?なんで??そんなメールするような関係じゃなくない?
もともと"知り合い以上友達未満"なくらいな人。知り合ったのは7~8年前で、当時は仲間内ではどちらかと言えばイケメン枠で、
悪い印象ではなかった。でも特に親しいわけでもなく、よくあそんでたグループの中にたまにいた人というかんじ。
2年くらい前にごはんに誘われて一回だけ二人で会ったけど、そういえば昔に比べて妙に外見が劣化していたのと、私の結婚観?をたくさん訊かれたのがなんか気にはなった。
(当時彼氏がいたけど今はいない。)
それから会うことはなく、年に一回くらいメールがきたくらいで、全く忘れていたのに急になぜかロックオンされたかんじがした。
不快感がしたのでそのメールは無視、すると先日また「寒いね~云々、どうですか最近は?」みたいなメールがキタ――(゚∀゚)――!!
だんだんと怖くなってきたので、もちろん無視する。
二回も無視すればわかってくれるだろう、と思ったがどうやら私の気持ちも無視されているらしい。
次の日もメールがきた。しかも再び今までと関係ない内容で。「最近体が疲れてて!治してもらえない?」(私は身体にまつわる仕事をしている)
みたいなね。!がきもい。
なんなの?どうしたの?若干天然な人だとは思ってたけど。やばくね???
もちろん返信はしないも、次の日に無性に嫌な予感がしたため、念のために着信拒否&メール拒否設定した。
こんだけ無視すれば諦めてくれるだろうとは思ったけど、念のために、ね。ほとぼりがさめてまた連絡きたらこわいしさ。
ていうかそれがきのうだったわけだが。
23時ころかな。携帯のランプだけが光った。着信音が鳴らず、お知らせランプだけ点灯しているということは・・・!
不在着信が15件。着拒してるわけだから、あれ?って思ってかけなおすのはまあわかるけど、15件はひどい。
何度も言うけど、もともと特に仲良くもなんともないもはや過去の友人。電話でしゃべったことさえないのに、いきなり15回かけられたらびびるよね?
つきあってるとかならまだわかるが。
そして0時になったその時、着信音が鳴った。 !?と画面を見ると、
"公衆電話"
と表示されているではないか。
これは・・・ 家を出てわざわざ公衆からかけてきたの!?
でも、公衆電話は拒否してないからふつうにかかったことで、着拒されてるって身をもってわかったよね?
これでもう諦めるだろ、と思ったら・・・また携帯からかかってき出した・・・
もうだめだ・・・ と女の友達にマジに相談していたら、ふと、次はPCにメールがくるんじゃないか、という考えがよぎった。
もちろんPCメールのアドレスとかは知らないと思うけど、私は自営業なので個人オフィスのHPがあるのだ。そこからなら問い合わせメールを送ることができる。
すると案の定、お問い合わせフォームからメールが届いていた!
通話中の友達に半泣きで訴えながら、おそるおそるメールを開いてみると、要約して「私の携帯ではデコメールが受信できないので、もしメールを頂いていたら
本当にすみません。連絡ください。ごめん。」的なことが書かれていた。文体、内容、すべてが意味不明でさらに怖くなってしまった。
このままではオフィスにくるんじゃないだろうか。そんな根性はないとは思うけど、さっきから嫌な予感が的中しているのもあって、早急に対策を打たないとやばい気が
してきた。
私としては、一方的な態度が腹が立つし、きもい、迷惑だ、というのを伝えたかったんだけど、
友達にそんな挑発するようなことは言わない方がいいとなだめられ、
"結婚前提でつきあうことになった彼氏ができたから、もう連絡できない。みたいなウソにした方がいい"、というアドバイスを受けた。
冷静な友人に従うことにして、上記の内容を怖かったけどメールで送った。
ちなみに「返事はいりません」と締めくくりながら。
・・・そして再び、お問い合わせフォームから問い合わせが。
変なメール送るためのフォームじゃねえんだよ!!!!と怒り心頭になりながらも私はそのメールを開いた。
「そうか、そういうことだったんだね。(いや、ちがうけどね!)
とても残念だけど。今までありがとう。(なんの思い出もありません)
本当だよ。幸せになってね。(むしろウソであってほしいし。これではつきあってたみたいじゃないか。そしてなぜちょっと上から言われているのか)」
最後は感想付きでまとめて書きましたが、
真意も伝えられず、ただただ怖くて不快な思いをしたことが納得いきません。
彼は現在病気なのでしょう。だけどそれを受け止めてあげられる関係性はもともと存在していませんでした。
なぜ私に狙いを定めたのかは知りませんが、本当に泣くほどこわかったです。
しばらくすればだいじょうぶだと思いますが、今日は電話が鳴るたびビクッとしたり、外を歩く時もきょろきょろしてしまいました。
運が悪かったと思うしかありませんか?
らない(字余りでした)
小学生からの頃の付き合いでもう10年に近い。よく話すようになってからは4年くらいか。
高校大学と離れてしまったからメールと電話、あと帰省時に会うくらいで、一緒にいる事は決して多くない。
自傷癖があって(今でもするのかな)、それでちょっとやっかいな事になった。それが4年前。それ以降よく話をすようになった。
今でも辛くなったときにメールをくれる。まあいわゆる構ってちゃんだね。
うざいと思う事が少なくない。でも一応返信してあげてる。
メールは頻繁に送られてくるわけでもない。数ヶ月に1回とかかな。
ただ全然快方に向かってない事で、嫌々してるのかな。もう疲れたっぽい。
4年前の事から書きますね。簡潔に。
中学卒業以来会う機会も無かったのだけど、久し振りに彼女からの連絡があった。携帯電話越しに話を聞く。
内容はあまり覚えてないけど、支離滅裂でぶっ飛んだ事言ってた気がする。
「自殺未遂したの、だから生まれ変わったの」とか言ってた。
んでさらに危なっかしい事言ってた気がする。とりあえず心配になった。何言ってるかは分からないけど一度会おうと言った。
そんで後日会って話を聞く。
でまあ結構酷いんだけど、ここで何が原因って言ってたか今覚えてない。読んでくれてる方本当にすみません。
いじめられてた事は話してた。一緒だった中学時代にね。あと学業とか家族とかだったかな…。
生きてるの辛い、って事だった。
それで何とかしたいって思った。
それからよく会って話すようになったんだけど、まあ簡潔に書くと次第に「今すぐ会って、でないと死ぬ」になっていった。
受験の時期だったけど授業休んで会ったりね。
塾の合間縫って公衆電話から長電話したりね(長電話代は後日その子の親から頂きました)。
そんな事が数ヶ月続いた。会って自分なりに話を聞いてあげて励まして、一応大学入学前に「本当にありがとう、もう大丈夫」って形に収まったんだ。
当時は気付いてなかったけど、この時の自分の気持ちに中ニ病的な(何て言えば良いんだろ?)(まあ「死にそうな女の子の為に頑張ってる!俺特別!」みたいな)ものがあったのではないかと、事が終わってから自己嫌悪するようになったりもした。
「本当に彼女に死んで欲しくないの?」とか聞かれたらぶっちゃけさ。当時より冷めた今の自分ならなおさら。あるいは「構わない」って口にしそう。
自分を動かしてた感情が、綺麗な感情じゃないのかって事にまず自己嫌悪。
ようは「自分の感情を満たす為に」彼女に接してたって事だからね。
そんで死ぬの良くない、とか命の大切さ、とか言ってた言葉も根拠が無くてね。
万人が納得する根拠が無いのは何となく理解した年頃です。
自分としては「社会が上手く回るために制度上そうなってます」って理解なんだよね。
だからみんながみんな死んじゃ駄目なんて思ってない。
親しい人には、好きな人には死んで欲しくない。そういう、まあエゴで。
だから彼女に何て言えば良いのか今でも分からなくて(つまり彼女に対して「死んで欲しくない」って気持ちがあんまり無いって事。自分結構冷たい人間なので。ほとんどの友人が亡くなっても泣かないと思う)。
最近は無いけど、最後に連絡があった数ヶ月前。その時も手首切り画像添付で連絡くれました。
メール見て「連絡しなきゃ」って思ったけど、友達と遊んでる最中だったからかな。面倒臭いって思ってたはず。
今来てもそう思うと思う。
だからさ。結局考えるの面倒臭いし、行動するのはなお面倒臭いし、彼女には早く良くなってもらいたいんだけど、自分でどう接すれば良いのか分からなくて面倒臭くて投げ出したいんだな。しんどい疲れた。
だからここに書いて皆さんの意見聞きたかったんだと思うな。あと若干話を聞いて欲しかった。
何か自分酷すぎてupしたくなくなってきた。
構ってちゃんに構い過ぎるのは良くないんですよね。多分。
でも接してあげる事で楽になったりもするんだと思う。
あーでも書いてて気付いたけど、こんな考えの人間に、中途半端に接されてもむしろ悪化するのかもね。
ならば身を引いた方が良いんでしょうか。
身を引く事なんて出来るんでしょうか。
何が嫌ってさ、このエントリでも「どう接してあげれば良いか」とか「話を聞いてあげる」とか上から目線なんだよね自分。
自分が何様なのかって凄い嫌悪感。こういう気持ちが本当自然にある。
全部含めて、じゃあどう考えて接すれば良いんだろう、って事なんです。
でも書いてすっきりしました。とりあえず。少し楽になった。就活とか上手くいって、余裕が出来たらまたちゃんと考えてあげれる(嫌悪感)のかな。
凄い雑文だし相当読みづらいと思うし、客観的に読むと自分も構ってちゃん臭出してるのかもね。まあ多少は良いと思うんです人ならみんな。
http://d.hatena.ne.jp/lever_building/20091127#p1
ひとつ前の記事を非常に多くの方に読んでいただいたようです。まったく予想していなかったことなので、驚いております。とてもありがたいことです。
この記事にたくさんの方がブックマークをしてくださり、またコメントを書いてくださりました。記事の内容についての様々なコメントもいただいたのですが、私が漢字をほとんど使わずに文章を書いていることについてのコメントもたくさんありました。
前回の記事からはだいぶ間が空いてしまったのですが、今日はそうしたかな書きについてのコメントを読んで考えたことを書いてみたいと思います。
●ブックマーク・ページのブックマーク・ページのそのまたブックマーク・ページ
以上の4つのリンク先からブックマーク・コメントを引用させてもらいます。
id:naoya_0708 [ネタ] そんな小さいこと気にせず堂々と遅刻して「へぇ、すんません」って言えばいい。そんなことよりこの人がなぜ平仮名なのか、のほうが気になるわ。
私がブログでかな書きを実践している理由については、これまで5つの記事で述べてきました。
1. 漢字について
4. 国語廃止論序説
5.の記事だけは、「漢字・かな混じり文」という日本語の《書き表し方》の問題にはほとんど触れておらず、主に《言語》の問題を論じています。日本で話されている様々な言語*1の中で日本語だけを「国語」として特権的に扱うことをやめましょうという提案を行っています。
ただ、この《言語》の問題と漢字・かな混じりの《表記》の問題の二つを、私は基本的に同じ論理で考えておりますので、興味のある方は、5.も併せて読んでいただけると幸いです。
上に挙げた5つの記事は、どれも長い文章なので、ここで簡単に私が漢字をなるべく使わないでブログを書いている理由を述べておきます。
それはできるだけ多くの人が文章を読んだり書いたりできたほうが望ましいと考えるからです。私は一方では読み書きができなくても何の不都合もなく生活できる社会が理想的だと思っています。しかし、日本語の読み書きができないと様々な面で不利益を被ってしまうという日本社会の現状では、そうした人たちが読み書きを身に付けやすい環境を作っていくということも同時に行っていく必要が大きいでしょう。
また、私自身、文字で書かれた物を読み、また書くことによって、様々な良きものを今まで他人から受け取ってきたと思います。もちろん、私が本を読むことができるゆえに、かえって見落としたり見えなくなったりしていることはあるでしょう。だから、一方では、単純に「読み書きによって世界が広がり、見方が広がる」といって良いのか、ためらいも覚えます。少なくとも、「読み書きのできる人がそれをできない/しない人よりも広い世界と深い物の見方を持っている」などとは断じて言えないことははっきりしています。
とはいえ、私自身読み書きのできる者の一人である以上、読み書きのできない人に対して「読み書きなどできなくても良い」と言うわけにはいかないし、「読み書きしたいけれどできない」という人がいる状況を正してゆく責任を負っていると考えます。
そのためには二つの方法が考えられます。一つは、読み書きの教育を充実させること。もう一つは、読み書きを身に付けるためのハードルを低くすることです。
もちろん、一つ目の課題も大事ですが、とくに日本語の場合、二つ目の 「ハードルを低くする」ことの必要性は極めて大きいといわざるを得ません。私自信何度か書いてきたことでもあるのですが、ブックマーク・コメントでの次の Cunliffe さんの指摘は重要です。
id:Cunliffe 「読みにくい」とか「読めない」とか難癖つけてる人みると、どうしても幻の鯖の器にケチつけた海原雄山を思い出す。漢字かな混じり文を読みやすいと感じるのは、正規の国語教育受けた大人だけなんですねー。
日本語について一通りの読み書きができる人は、その習得に非常な時間と労力がかかるということを知らないわけではないでしょう。また、そうしてかけられた時間と労力の大部分が漢字の学習に費やされていることも。
日本の学校教育を6年なり、9年なり受けた人でないと、おびただしい数の漢字と熟語を覚えるのは極めて困難なはずです。
いうまでもないことだと思いますが、日本社会の住民のうち、日本の学校教育を受けた、あるいは受けられる人はその一部に過ぎません。一般的に学校に通う年頃を外国で過ごした人もいれば、学校に通えなかった/通わなかった人、その中には年を取ってから読み書きを学ぼうとする人もいます。また、日本の学校に通っても、漢字や熟語が十分に身に付かなかった人も大勢いるでしょう。
あべ・やすしさんの次の文章も併せて読んでください。
漢字は、文字表記として複雑すぎるために、様々な文字弱者を排除し、抑圧している。
もちろん、漢字をなくせば文字弱者がいなくなるわけではもちろんない。だが、大きく改善することがたくさんある。
私が「漢字という障害」という論文で指摘した漢字弱者は、非識字者や識字学習者、盲人、弱視者、ろう者、中途失聴者、読字障害を持つ人、知的障害者、日本語学習者です。
そうした人たちが文字情報にアクセスする権利を奪っているのが、いまある日本語表記に他なりません。漢字が障害となる度合いは、それぞれ異なっています。けれども、何らかの形で、漢字は障害として働いているのです。
こうして漢字が作り出している「文字弱者」の存在を指摘しますと、こう言われることがあります。すなわち、このブログを読みにくる人たちの中にそうした文字弱者が存在するのか、と。今までに何人の人からそういう意味ことは言われました。「わざわざ大多数の読者にとって読みにくいかな書きで書く必要が本当にあるのか?」と。
こういう考え方は、たとえば次のような発想と本質的に違わないと思います。
「この街では車椅子で歩いている人を見かけない。だから、わざわざ駅にエレベータを つけたり、スロープをつけたりする必要はないだろう。」
これは一見してひどい言い分だと分かるのではないでしょうか? 必要なエレベータや スロープがないからこそ、車椅子で移動する人が街に出てこれないのかもしれない。「排除されている他者の存在が、私たちによる排除の結果として見えなくなっているのではないか?」という可能性を考えなければなりません。
同じことは読み書きについてもいえます。ひらがなでも書き表せることを漢字で書く ことで、漢字を知らない人を排除してしまっているのだろうし、その結果排除されている人の存在が見えなくなってしまっていることはあるでしょう*2。
だから、「今この場所にいる人」だけでなく、「今この場所にいない人」にも向けて、この場所をできるだけ開かれたものにしていく試みは重要だと思うのです。
さて、先日の記事でいただいたコメントで多かったのが、かな書きの文章が「読みにくい」「読む気がしない」といったものでした。この記事に限らず、私はこのブログでかな書きを始めてから記事を書くたびに同じことを何度も言われてきたのですが、こうした反応はとても興味深いものだと思ってきました。
「読まない」という選択肢もあるのに、なぜわざわざ読んだ上で「読みにくい」と書き込まずにはいられないのだろうか? また、「読みにくいので途中で読むのをやめた」というようなことをわざわざブックマーク・コメントで報告してくださる方もたくさんいます。私の記事のようなかな書きの文章ではなくても、途中まで読んでやめることなどしばしばあるだろうに、どうして私の記事にだけ、わざわざそれをお知らせしてくださるのだろうか?
前回の記事に関して付けられた200を超えるブックマークのうち、「読みにくい」「読む気がしない」といったコメントをざっと拾ってみたら、これだけありました(他にも別の表現で「読みにくい」ということを言っているコメントがたくさんありましたが、それはまたあとで触れます)。
id:baumkuchen555 みんなよく読めるな
id:ezil [考え方][教育][society][education] よ み づ ら す ぎ る \こめんと を かならず みること
id:yosuken [あとで][大学][教育][社会] やっぱ読みにくいな
id:zoumurasan [あとで読む] ひらがな ばかりは つかれる
id:Harnoncourt http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E8%AA%AD%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%81%8F%E3%81%84%E6%96%87%E7%AB%A0 アンサイクロペディアの「読みにくい文章」。私この人の文章大嫌い。目が滑りまくり。
id:makiyamakoji とても よみに くいね
id:feita さすがによむきがおきないね。
id:suzuchu せっかくすごくいい事をいっているのに、読みにくい。漢字を使わない理由のほうも読ませていただいたけど、そっちはただの屁理屈に思えた。
id:kubodee ひらがなおおくてよめない。 それと たてよみ どこ?
id:kasuga-k [これはひどい] 興味のある題材だが読む気にならない…
id:change-of-pace [社会] たいとるにはきょうみをひかれたがぜんぶひらがなでよむきになれない
id:yatt 読み物 半分読んで止めた。読む気がくじけた。
id:puyop [これはひどい][ネタ][社会] 遅刻の常連者を更生できない教師とご学友というレッテルが張られることかな?/それにしても、ひらがなでちょうぶんはよみにくいぞ
id:rs6000moe [カリカリモフモフ][キタコレ][あらあらうふふ] 読みにくいものは読みにくい。わざわざ読みにくく書く人間の不誠実さには頭が下がる。/↑お、恥の文化
id:feita ボクは読みにくいものは読みにくいので素直に言っただけですよ。それ以上の意味もそれ以下の意味も悪意も善意もない。ごめん悪意は多少ある。
お疲れ様でございます。
みなさん、自信たっぷりに私の文章が「読みにくい」ということをご指摘くださって います。
「読みにくいものは読みにくい」のだ、と。それはそうですよね。読みにくいものは 読みにくい、読みやすいものは読みやすい、美味しいものは美味しい、美しいものは美しい、ですよね。
「不誠実」とまで言われました。自分にとって読みにくい文章を書く書き手は「不誠実」ですか? さぞかし良いご身分なのでしょう。
上のようなコメントはいつも頂いているので、もう慣れっこなのですが、今回目を引いたのは fromdusktildawnさんのコメントです。
id:fromdusktildawn この文章を少し読んだだけですごい疲労が襲ってきたんだけど、ブコメをみたら、ちゃんと読んでる人が沢山いておどろき。この程度のストレスに耐えられないとは、オレの脳も老いたか。
この人のコメントは、私が今まで頂いたたくさんの 「読みにくい」というコメントの 中でも、例外的なものです。それは「オレ」というご本人個人にとって「読みにくい」とおっしゃっている点でです。
なお、かな書きの文章が読みにくいはたぶん fromdusktildawn さんの脳味噌が老いたからではないと思います。ちょっとした慣れの問題ですよ(これはあとで説明します)。少なくともとりわけ年を取ってから漢字を学習する手間と苦労を考えたら、すでに漢字・かな混じり文の読み書きを習得した人がかな書きの文章に慣れるのは簡単なものです。漢字を使って文章を書き表さなければならない何か合理的な理由があるならまだしも、そんなものは、あとで述べるように、漢字を学んだ人にとってのちょっとした「慣れ」以外にないのは明らかです。
ともかく、私のかな書きの記事に「読みにくい」とコメントする人たちの中で、「自分にとっては読みにくい」という言い方をする人はほとんどいません。つまり、読みにくさの原因が読み手である自分自身にではなく、一方的に書かれた文章の側にあるのだという確信があるのでしょう。だからこそ「私にとってはあなたの文章は読みにくい」ではなく、単に「読みにくい」という言い方ができる。まさに「読みにくいものは読みにくいのだ」というわけです。
そして、「読みにくさ」の原因が読み手自身にではなく、書かれた文章の側にあるという確信を支えている条件とは、「この文章は私以外の多くの人にとっても読みにくいものであるはずだ」という思い込みに他なりません*3。「みんなも読みにくく感じるはずだ」と思うからこそ(多くの人が「読みにくい」と感じているのは事実でしょうけど)、遠慮はばかりなく、自信を持って、ただ「読みにくい」と言える。
つまり、「私にとって」と言わずに、ただ「読みにくい」とだけ言えるのは、多数者によりかかるという姿勢を取る限りにおいてです。かな書きの文章に対し、ただ「かな書きである」という理由で「読みにくい」という評価を下せるのは、それが「一般的に」――というのはとりも直さず「多数者にとって」ということですが――「読みやすい」と信じられている書き方から外れているからに過ぎません。
こうした自らが多数者であることに寄りかかった、いわば権威を笠に着た発想は、次のような表現をとって現れることもしばしばです。
「日本語酷すぎて読めない」だそうです。だいたい私にとっては、自分が書いたりしゃべったりする言葉が結果的に「日本語」に分類されるかどうかなど知ったこっちゃないのですが、この人はご親切にも(余計なお世話ですが) 私の文章を「日本語」とみなした上で、その「日本語」の名の下に「酷い」と断じるわけです。この、「自分は『日本語』の名の下に他人の言葉を評価できる/しても良い」といわんばかりの思い上がりご立派もんだと思います。
書き言葉であるか話し言葉であるかに関わらず、他人の表現を「日本語としておかしい(間違っている)」とか、反対に「日本語お上手ですね」とか評価を下すことに無頓着な人はよく見かけますけど、こういう人たちは一体何様のつもりなのでしょうか?
なるほど、あなたは他人の言葉を「日本語」とみなすかみなさないかについて権限をお持ちだ、と。そして、あなたがそれを「日本語」とみなすとき、あなたはそれを一方的に評価できる特権をお持ちだ、と。すなわち、相手があなたたちの「標準」と考える「日本語」に一方的に合わせるのが当然だ、と。そう考えているのでしょう。本当に結構なご身分ですわね。
すでに述べたように、私は自分の言葉が栄えある「日本語」という位置付けを与えていただこうがそうでなかろうが構いやしないのですが、光栄なことに「日本語」という分類に含めてくださるのだとしても、その「日本語」には様々な書き表し方が考えられますし、実際行われています。書き手がどういう読み手を想定するかに よって、「日本語」は、漢字かな混じり文で書かれることもあれば、かな書きで書かれることもあるでしょう。あるいは、ローマ字で書かれることもあれば、ハングルで表記されることもあるでしょう。点字で書かれることもあります。私は先に述べたような、またリンクした記事で述べてきた理由から、かな書きを選んでおります*4。
たとえば、ひらがなや漢字を知らないけれどもアルファベットには馴染んだ日本語話者同士が、アルファベット表記の日本語でやりとりする場合があります。おそらく、そういった場合には、第三者が横から口を挟んで「君たちの日本語は読みにくい」などとは言わないでしょう。では、なぜ私のかな書きの文章が一部の人を苛立たせ、「読みにくい」「読む気がおきない」といったコメントを誘ってしまうのか?
その理由の一つには、私が漢字かな混じり表記でも書けるのに、あえてかな書き文章を書いていることがあるでしょう。つまり、「わざわざ意図的に読みにくい(と漢字かな混じり文に馴染んだ人には感じられる) かな書きで書いてやがる」という反発があるのではないかと思います。
しかし、そこには 「日本語で書かれた文章である以上、自分たち大多数の読み手にとって読みやすい漢字かな混じり表記で書かれるのが当然だ」という前提が――屈託なしに「読みにくい」というコメントを書き込む人はあんまり自覚していないのでしょうが――あるのではないでしょうか? 普段日本語の読み書きにさほど不自由を感じずに済んでいる人は、「日本語で書かれた文章である以上、自分にとって読みやすいのは当たり前だ」と思ってしまいがちなのでしょう。だから、「日本語」で書かれているにも関わらず、「日本語」の「普通」の読み手である自分たちにとって「読みやすさ」の点で配慮されていないと感じられる文章には苛立たずにはいられない。
繰り返しになりますが、そうして苛ついたときに、屈託なくただ「読みにくい」とはばかりなく言ってのけることができるのは、多数者としての権威を笠に着ることによってです。そのことに私が気付くことができたのは、はてなブックマーカーの皆様方から「読みにくい」というコメントを度々もらったおかげです。私自身別の場面では、同じように多数者の権威と権力を笠に着た物言いを無自覚なまましているのかもしれません。
次に引用するのは、コーリィー・フォードという人が1949年に書いたコラムです*5。あえて、かな書きに直して引用します。
このごろ建物の階段は、昔より勾配がきつくなったように思う。蹴込みが高くなったのか、段数が多いのか、何かそんなことに違いない。
たぶん、一階から二階までの距離が年々伸びているせいだろう。そういえば、階段を二段ずつ上るのもめっきり難しくなった。いまでは一段 ずつ上るのが精一杯だ。
もうひとつ気になるのは、近頃の活字の細かさである。両手で新聞を広げると、新聞がぐんぐん遠くへ離れていくので、目をすがめて読まねばならない。
つい先日、公衆電話の料金箱の上に書いてある番号を読もうと後ずさりしているうちに、気がついたら、ボックスから体が半分外にはみ出していた。この歳でメガネなんて考えるだけで馬鹿馬鹿しいが、とにかく新聞のニュースを知りたくても、誰かに読んで聞かせてもらうしかなくて、それではどうも物足りない。最近の傾向なのか、みんながひどく小声でしゃべるので、よく聞き取れないのだ。
何もかもが昔より遠くなった。私の家から駅までの距離も倍ぐらいに増えたし、これまでになかった丘が中間にできたようだ。……
見ての通り、この文章はは、耳が遠くなり、また足が弱くなった年寄りの、いわば「自己中心的な」視点から書かれたジョークです。これが滑稽に感じられ、ジョークとして受け取られるのは、普通年寄りが自己中心的な視点から物を言うことが許されていないからです。
文字を読むのに苦労するのは「活字が細かすぎるから」ではなく、彼・彼女が「年を取って老眼になったから」とされる。また、話し声を聞き取るのに苦労するのは「みんながひどく小声でしゃべるから」ではなく、本人が「年を取って耳が遠くなったから」と される。
だから、普通年寄りは遠慮がちに「私にとっては新聞の文字は細かすぎて読めない」と言わざるを得ない。
同じことは文章の表記についてもいえるはずです。漢字かな混じり文に慣れた多数者は、自分たちが多数者であるからこそ、自信たっぷりに大声で「この文章は読みにくい」と言える。しかし、その一方で漢字かな混じりの文が読めない、あるいは読みにくい人が、大声ではばかりなくただ「読みにくい」と言うのは難しいでしょう。彼ら・彼女らは遠慮がちに「私は読めない/読みにくい」という言い方をするか、あるいは遠慮して「読めない/読みにくい」ということを言わないか、どちらか でしょう。
そうやって彼ら・彼女らに遠慮を強いているのは誰か? それは漢字かな混じり文だけが「まとも」な「日本語」だという常識を作り上げてきた私たち多数者でしょう。
石川准さんの言葉を借りると、多数者は、自分が「配慮されている」ことを都合良く忘れる一方で、少数者への配慮を「特別な配慮」とみなしがちです。石川さんの文章を、今度はかな書きでは読みにくいという一部の人たちに「特別に配慮」して、元の文章のまま引用します。
もっとわかりやすく言い直すために「配慮の平等」について説明する。
多くの人は「健常者は配慮を必要としない人、障害者は特別な配慮を必要とする人」と考えている。しかし、「健常者は配慮されている人、障害者は配慮されていない人」というようには言えないだろうか。
たとえば、駅の階段とエレベーターを比較してみる。階段は当然あるべきものであるのに対して、一般にはエレベーターは車椅子の人や足の悪い人のための特別な配慮と思われている。だが階段がなければ誰も上の階には上がれない。とすれば、エレベーターを配慮と呼ぶなら階段も配慮と呼ばなければならないし、階段を当然あるべきものとするならばエレベータも当然あるべきものとしなければフェアではない。実際、高層ビルではエレベータはだれにとっても必須であり、あるのが当たり前のものである。それを特別な配慮と思う人はだれひとりいない。と同時に、停電かなにかでエレベータの止まった高層ビルの上層階に取り残された人はだれしも一瞬にして移動障害者となる*6。
あえてかな書きで文章を書くことが漢字の読めない人への「特別な配慮」だとするなら、漢字かな混じりで文章を書くことも、そのほうが「読みやすい」という人への 「特別な配慮」といわなければなりません。反対に、漢字かな混じりで文章を書くことが読み手にとっての「当たり前の配慮」だと考えるならば、漢字の読み書きに困難を抱える人に配慮するのも「当たり前の配慮」です。
要するに私が言いたいのは、漢字の読み書きができるからといって偉そうにするんじゃないよ、ということです。
その上で、この文章を読まれている方に、かな書きで書くことをおすすめしたいと思います。
私は前の記事で次のように書きました。
さて、明らかに不合理でくだらないということが分かりきったルールを守るということは、権力に屈服するということです。権力に屈服するということは、おそらく多くの人にとってみじめなものでしょう。そうしたみじめさを感じずに生きて行きたいものですね。そして、権力と戦わずにみじめさから逃れるためには、自分が権力に屈服しているという事実、不合理なルールに従っているという事実を忘れなければなりません。つまり、実際は不合理なルールに従っているにも関わらず、そのルールが「合理的な理由がある」ものだと思い込めば良いわけです。
これは別の文脈で述べたことですが、実は書いているときに漢字の問題なども念頭に置いていました。
漢字の読み書きにあまり不自由しなくなった人は、そのためにおびただしい時間と手間をかけてきたはずです。また、「あまり不自由しなくなった」とはいっても、それでも実際のところ結構不自由しているでしょ?手書きで文字を書くときに漢字の書き方を思い出せなかったり、パソコンで書くときだって同音異義語があるときにどの文字に変換すべきか分からなかったり。難しい漢字や熟語が使われている文章は、読むのだって大変だし。こうして漢字のせいで余計に辞書を引く手間がかかる。漢字を知らないと恥ずかしいと思わせられたりもする。
そうやってこれまで苦労してきたし、今も日々苦労しているから、その自分の苦労を否定したくないという気持ちになるのは、ある意味自然なことではあります。自分の苦労に「意味がある」と思うために、漢字を使うことに「合理的な理由がある」思い込もうとする気持ちもわからないではありません。
id:chakimar 漢字って素晴らしい。それに気づかせてくれたすばらしい日記。
id:te2u こういう発想はなかったな。守って当然と思っていた。/このエントリをみて、漢字が出来てよかったしみじみ思う。
ところが残念なことに、というか幸いなことに、漢字を使わなければならないという合理的な理由はたぶん存在しません。
たとえば、「日本語は同音異義語がたくさんあるから、かな書きでは意味が通らない文章になる」ということを言う人がいます。
しかし、これは物事の順序を取り違えた議論で、「漢字を使うから、同音異義語がたくさんできてしまうのだ」というべきだし、同音異義語を避ける工夫をすれば良いことでしょう。そもそも、同音異義語はどんな言語でもあるのだし、多少それがあっても、文脈で判断できるように書き方を工夫することは簡単です。
実際、話し言葉では、そうやって文脈から判断できる範囲で同音異義語を使ったり、また文脈から分かりずらい同音異義語の使用を避けたりといった工夫はなされているわけです。もちろん、話し言葉では、イントネーションを始めとしてかな書きでは書き表せない情報を含んでいるので、単純には比較できないのですけれども。しかし、わかりにくい同音異義語が多すぎるのが問題だというのなら、新しい言葉を少しずつ作っていけば良いだけの話です。
他によくある誤解はは、漢字は表意文字なのでビジュアル的に把握しやすいというものです。たとえば、次のようなコメントもそうした誤解に基づいているのでしょう。
id:koisuru_otouto 漢字って絵文字と同じだから "かな"だけの文章を読み解き辛いのは自分もだしわかるんだけど
ちょっと考えればわかることですが、漢字がかなやアルファベットと比べて特別にわかりやすいということはありません。「漢字は一目でその意味を把握しやすい」と言う人は多いですが、そういう人はアルファベットだったらどうなのかということを少し考えてみると良いでしょう。アルファベットだって同じなのです。
英語を読むのに慣れた人は、たとえば "guitar"という文字の連なりを見たときに、一目でその意味を把握しているでしょう。一方、"kltjautr"といった文字の連なり――これは いま私がでたらめにキーボードを打って作った文字列です――を見ても、ひとまとまりの物と認識することはできないはずです。
つまり、漢字を読むのに慣れた人が、たとえば「雪」という漢字や「弦楽器」といった熟語の意味を一目で把握できるのも、それとまったく同じことであって、単に「見慣れているから」に過ぎません。アルファベットであれ、ひらがなであれ、文字を読むのに適応しやすい体をもった人にとっては、見慣れた単語や連語を、文字単位ではなく、ひとまとまりの語句として認識することは簡単なはずです。
要はちょっとした「慣れ」の問題であって、「漢字そのものの特徴ゆえに、漢字で書かれた文章は読みやすい」という俗説は全くの誤りです。「漢字で書かれた文章は読みやすい」と感じるとしたら、それは単にあなたがそれに「慣れているから」に過ぎません。
(続き)