前提として、日本では有償労働+無償労働の合計時間が男性のほうが多く、女性のほうが楽をしている(というより、男性も女性も過剰に労働している)。
https://mainichi.jp/articles/20160314/ddm/003/020/077000c
そのため、単純に男性が家事時間を増やす方法では、料理=女性の固定観念を消すことはできない。
いっぽうで、共働き家庭においても、女性のほうが家事時間が多いことが分かっている。有償・無償の労働時間の合計でも、共働き世帯においては女性のほうが多く働いている。
https://www.stat.go.jp/data/shakai/1996/3-3.html
これは、「共働き」とはいえ、女性側はパートタイムや事務職などの補助的な仕事についていることが多く、家庭の収入の男性依存が高いことが理由としてあるだろう。
収入が多い仕事は、概して労働時間も長く、労働強度も高いからだ。
ここまでをまとめると、
専業主婦は年金掛け金の負担なく年金を受給できる謎制度や、専業主婦を養っていれば税金が安くなる謎控除などだ。
こうした環境下では女性が上昇婚を狙い、それを機に専業主婦に転身しようとするのは当然である。
フルタイムの労働に就業し続けたとしても、なぜか家事も多く負担させられるからだ。
こうして、日本では結婚している夫婦の3分の1は専業主婦世帯となり、料理を担当する女性を増やし、お母さん食堂を産み出している。
このお題は何週間保つのかな。短期間にネタ消費して記憶がすこし薄れた頃にまた似たような議論を1から繰り返すだけでなんの蓄積もないよね、この界隈。 ただの暇つぶしに蓄積とか...