2021-01-03

お母さん食堂を産み出しているのは専業主婦優遇女性上昇婚志向

前提として、日本では有償労働無償労働の合計時間男性のほうが多く、女性のほうが楽をしている(というより、男性女性も過剰に労働している)。

https://mainichi.jp/articles/20160314/ddm/003/020/077000c

そのため、単純に男性家事時間を増やす方法では、料理女性固定観念を消すことはできない。

これ以上男性労働をさせられないかである

いっぽうで、共働き家庭においても、女性のほうが家事時間が多いことが分かっている。有償無償労働時間の合計でも、共働き世帯においては女性のほうが多く働いている。

https://www.stat.go.jp/data/shakai/1996/3-3.html

これは、「共働きとはいえ女性側はパートタイム事務職などの補助的な仕事についていることが多く、家庭の収入男性依存が高いことが理由としてあるだろう。

収入が多い仕事は、概して労働時間も長く、労働強度も高いからだ。

ここまでをまとめると、


そのうえ、日本では専業主婦に対して優遇する制度存在する。

専業主婦年金掛け金の負担なく年金受給できる謎制度や、専業主婦を養っていれば税金が安くなる謎控除などだ。

こうした環境下では女性上昇婚を狙い、それを機に専業主婦に転身しようとするのは当然である

フルタイム労働就業し続けたとしても、なぜか家事も多く負担させられるからだ。

こうして、日本では結婚している夫婦3分の1は専業主婦世帯となり、料理担当する女性を増やし、お母さん食堂を産み出している。

お母さん食堂は、専業主婦優遇する日本制度に後押しされた、女性上昇婚志向によって生み出されているのである

  • このお題は何週間保つのかな。短期間にネタ消費して記憶がすこし薄れた頃にまた似たような議論を1から繰り返すだけでなんの蓄積もないよね、この界隈。 ただの暇つぶしに蓄積とか...

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