はてなキーワード: ファンディングとは
これの話な
https://www.makuake.com/project/konosekai2/
前提として俺も映画は凄く良かったと思ってる、出来れば広く世界で多くの人に見て貰いたい。
これは海外興行のための営業費なんだから、原則として金銭的なリスクは金銭的なリターンを得る人が負うべきものであってその作品を愛するファンに負わせるものじゃないはずだ。
こんなんファンの支えによるなんとかじゃなくてただの甘えだよ。
まだ形にもなってないものをパイロット版にして出資者を集めるためのファンディングっていう最初のやり方はわかるよ。
もし作品が完成すれば存在しなかったものを見ることが出来るっていうリターンがあるからね。
でも今回のこれはファンディングのやり方として間違ってるでしょ、海外で大きな評価を得たとしてもそのリターンを出資者は得られないんだから。
リターンを得るのは製作委員会や監督本人やプロデューサーなんだから彼らがリスク負って払うべき対価だろ。
俺はこういうファンディングの使い方嫌いだな。
別人ですが補足させてください。
芸術業界は補助金漬けである。(伝統芸能・古典芸能は主に調査・保存・普及で補助金の制度は存在する。)
TVアニメも芸術の事業ではあるが、経産との結びつきの側面が強く見える。
アニメーション/アニメは映画のような形態については対象になりやすく、補助金でファンディングしてるものもある。
しかし、申請→第三者機関の選考という流れがあろうがなかろうが、豚に「国(公的機関)が関わると駄作になる」「血税ガー」と喚かれやすくなる。
政策・方針により下りやすい事業は明らかなので、それに関連付けられたものばかりになりかねないという確かに頂けない点もある。
あと、新作ばかりが好まれるのも頂けない。
補助金は赤字補填の意味合いが強く、使途制限もある上に、採択年数の慣例や首長等で安定的ではないため、頼り過ぎるのは得策ではない。
そのため、無駄に予算を盛った申請をすることにしばしば迫られるが、使いきらないと仕方なく期末に無駄に何かを買い込むこともある。
売上がどうなろうとペイできるような状況にも持ち込めるので、それらの意味で駄作が生まれることもある。
まず、出資元はファンだから投資しているわけではないし、自然人ではないので、ファン獲得が結局は有効なのである。
(お金を出すことがファンの証だとは微塵も思わないが、運営においては最重要ポイントと言って過言ではない。)
うれしさは自由度に比例するが、結局は何を必要としているかで変わる。
正規雇用を増やしたいならうれしさは「人件費補助(+管理費)>事業補助(+管理費)」ではある。
管理費等で諸々積めないと後々終わるので、管理費なしの補助金に頼ることは打ち切られた瞬間に人間を路頭に迷わせることに繋がる。
定量的な評価が難しい部分(内容)は、優れた人材が多いか少ないか/育てられているか育られていないか/集積しているか拡散しているかの問題である。
また、単体で見るのか全体で見るのかで評価は大きく変わる。
発表媒体と経営規模を再考するという当たり前のことはやっている。
ただ集積するだけでは血が濃くなるだけで、その内容面で寧ろ悲惨になりかねない。
・経産は産業とした方が良かったですかね。あちらは門外漢なのですが、暗に好きじゃないのがバレてしまいますね。
・質向上は実践の場(作って鑑賞される機会)がないと中々進まないので、そういった助成を上手く使うことが必要だと考えています。
http://anond.hatelabo.jp/20141130202457
増田アドベントカレンダー2014の19日目です。執筆者はクソアニラジオタことid:cider_kondoです。
「アニメーターの給料が低い」というのはよく言われるけれども、実態や原因をきちんと分かっているオタクは少ない。
むしろ「手塚治虫が全部悪い」とか「テレビ局や広告代理店の中抜きガー」とかなんとか、何の根拠もない間違った話がはびこっていたりする。
そういうわけでこの場を借りて、ちょっとした構図の説明と、それからタイトル通りのちょっとした「応援」の話を書いてみる。
一番広い意味では、アニメの絵を描く人の総称だけど、じゃあ例えば総作画監督とかキャラクターデザイナーやるような人まで含めて話してもややこしいだけだよね。
まあ、監督含めて、そのあたりの偉い人が技術の割に低給って問題もあることはあるけど、そこまで話を広げても風呂敷に収まらないので省略。
神山健治監督が言ってたように、「みんなの懐に入るべき金を抜いてる悪い奴なんていなかった」のであって、すぐに解決できる話ではない。
というわけで実際に画面に出て来る絵、動画を描く人たちの手取りが一番少ないのが大変、ということで話を進める。
を読んでもらうといいんだけど、長いし前提となる知識がそこそこ必要なので数字だけ書くと、
アニメ会社の大半は西東京に集中しているわけで、こんな収入で一人暮らしできるかというと、普通は無理ですよね。新人を採るときに
が重要なチェック項目になっている話もあったりしてさもありなん。
なんでこんなに低いのかというと、アニメーターのキャリアパスと関係あります。
専門学校なり独学なりである程度の基礎持ってる人がアニメ会社(映像というか絵を作る会社)と契約して業界に足を踏み入れたときに最初に振られる職種は「動画」と呼ばれる、人物が動くところを描く役職です。
ここの値段は1枚150円とか200円とかの世界です。ですが、動画経験2年とか3年とかある人でも、月に500枚ぐらいしか描けません。
さらに本当のド新人の時期だと、もう「最初の月は100枚しか描けなかった」的な武勇伝を語る人とかいて、本当かどうかは怖くて確認してませんが、まあそれがフカシで本当は200枚とか300枚だったとしても、まるで食っていけない収入にしかならないのはおわかりいただけると思います。
昔は月産1000枚、2000枚といった嘘みたいな数字が可能だったとは聞きますが、40年前のアニメと今のアニメを見比べると誰でも分かるように、絵が遙かに遙かに緻密になりすぎてそんなの無理ゲーです。
ある程度の枚数こなしたらさっさと原画に引き上げて少しでも手持ちの収入を増やす機会を与えるようにしてしまいます。
これは無理矢理の促成栽培みたいなもんで、問題視している人も多いのですが、食ってけないポジションに長期間若者を留めておくよりはマシってのは事実です。
ここの単純な解決策はすぐに思いつきます。たとえば「見習い期間は固定給として最低限食っていける給料を保証する」とかです。
ですが、上手く行きません。アニメーターの契約はほぼ全員がフリーランスで、極端な人材流動性の高さが特徴です。
今の狂った製作本数が続く限り、一定以上の腕前の人は(人格に少々問題があっても)まず間違いなく新しい職場はいくらでも見付かります。
ですので、見習い期間が終わると、さっさと好きな人・憧れの人のいる職場に移る、なんてのは当たり前です。会社がコストを負担して育ててさあこれから! って時期に逃げられて丸損って話ですね。
また、某社の偉い人が某大学で語っていたところによれば「固定給にしたら絵がまったく上達しなくなった」人もいる、なんて話もあるみたいです。これまた怖いですね。
また、もともと動画に関しては海外との競争という面もあり、そこまで単価を上げられるわけでもない、という根本的な問題があります。
さりとて、動画を実際に描くというのがアニメーターの最良の訓練だというのは事実であり、誰がどうにかコストを負担していかないと、新しい世代が育たなくなってアニメ産業が滅んでしまいます。
NPO法人アニメーター支援機構、という組織があります。そこがやっているプロジェクトがこちら
本当はアニメ産業の構造を変える方法があればいいんですが、そんな青い鳥というか銀の弾丸は今のところ発見されてません。
新人の本当に食えない時期を抜けてある程度の技術さえ手に入れれば、今のところアニメで食っていくのは不可能ではありません。
そういうわけで、
「会社が育成コストを負担するのが難しいなら、かわりに『みんな』に応援してもらってそれを実現しよう」というのがこのプロジェクトです。
昨年、寮を開設する時は少々ファンディングに応じたんですが、今期は青い円形の板の入った箱を買う予定が割とカツカツなんで、まだ支援してません、はい。
かなりの走り書きになりました。本当は自分の書いた下手な文章をよむぐらいなら、
URLを貼ったBIZ誠の記事とか、そのもととなったJaniCA( 日本アニメーター・演出協会)の実態調査報告、
http://www.janica.jp/survey/survey2008_rquest.html
の概要報告書とか読んでもらった方がいいんですが、今まで現実世界で薦めた人は2人ぐらいしか読んでなかったので、そこはあまり期待しないことにしてます。
本当はアニメ産業の構造の話(海外発注の意味とか、SHIROBAKOに絡めた制作進行という役職の意義とか)をした方が、逆に構図がわかって理解しやすいかなと思ったんですが、「応援」という初期ワードを生かすのと、執筆時間の関係でこんな形になりました。
ファンディングビジネスを成功に収めてのバイアウトだろ。手数料1%だっていい。
対して日本はそんなサービスのバイアウトなんて狙えないだろうから、手数料は自分たちの人件費になる。
そもそも論として狙ってるところも、狙ってる土壌も違う。
いつも言ってるけど、チップの文化のない日本ではファンディングは育たない。
目の前にあるものと、それの価値が違うと思った時に、チップを払って感謝する文化と
バカが物の価値もわからないとほくそ笑んで低価格で持っていく社会では、何もかもが違いすぎる。
猫は雑種だが、猫の皿は高級品。
これは、本来株式などを発行して事業のための資金を得る(ファンディング)ところを、一般の群衆(クラウド)からお金を集める方法のことである。
起案者は自分の叶えたいプロジェクトをWeb上に公開し、それを一般のユーザが見て、出資するかどうかを決める。出資したユーザーにはリワードと言って、
なにかしらの、特典がもらえるようになっている。
アメリカではKickstarter( http://kickstarter.com ) というサイトが2009年にこのサービスを開始し、2013年には総額で500億円もの資金を集めている。(http://www.huffingtonpost.jp/toru-saito/-kickstarter-2013500113_b_4684732.html)
ただ、このサイトに日本からのプロジェクトを公開している人は少ない、これはkickstarterが英語のサイトだからである。
そこでチャンスだと様々な会社がクラウドファンディングを始めた。
READY FOR? (https://readyfor.jp/)、 CAMP FIRE (http://camp-fire.jp/)、などが有名なところだ。
CAMP FIREについては、今回の都知事選に出馬した家入氏の影響で知っている方も多いかもしれない、しかし、日本国内には
クラウドファンディングは、今現在も増え続けている。そして、順次閉鎖していっている。
COUNTDOWN , MotionGallery, GREEN FUNDING, WESYM, Makuake, 芸人ラボ, CEREVO DASH, FUNDIY, FANCOLOR, Sportie FUND,
Alive, MeeT@UP, TOKYO DESIGN COMMIT, myring HR, iikuni, ドリスタ!, EMERALD, MISSION BOX, ALLEZ! japan, ミライブックスファンド,
3331 Croud Funding, JustGiving Japan, Hands Up, zenmono, UNEEDZONE.JP, LOOHP, UNSTARTER, キッカケ, J-CROWD MUSIC,
Haps!, Okuyuki, Anipipo, kibidango, MUNEATSU
クラウドファンディングで検索しただけでこんなに出てくる!なるほど、確かによくよくサイトの中を見れば差別化されているように感じる。
例えば、 MUNEATSU (http://muneatsu.jp/) ならば、これはオタク支援型プラットフォームと書いてある、つまり何らかのオタクを支援するクラウドファンディングだろう。
Okuyuki(https://okuyuki.jp/) は同じオタク系だが書いた絵を3Dにするためのプラットフォームとしてあるところで、よりクラウドファンディングの色を消している。
ミライブックスファンド(https://greenfunding.jp/miraibooks)はGREEN FUNDINGのASPを利用しているもので、書籍に特化しているようだ。
もちろん、すべてのサイトを詳しく見れば、それぞれのサイトが他のサイトとの差別化を目指していることはわかる。
それにしても、おおすぎるのではないだろうか?起案者側に自分が立たされた場合にどのサイトでクラウドファンディングを
始めればいいのかわからない。
なお今のところは、日本のクラウドファンディングの多くが20%の手数料をとる!!
kickstarterは5%だ!!
これだけクラウドファンディングサイトが乱立していれば、価格競争なども避けられない問題となっていくだろう。