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2016-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20160726010002

Youtuberが全国47都道府県一周するためのキャンピングカーを購入しようとして、

その資金を募ったところ(構想の発表段階で)本人再起不能レベルバッシングを受けたから、

一般常識では個人的な娯楽のためのクラウトファンディングは受け入れられていないと思う。

から、娯楽目的で使うクラウドファンディング界隈の「異質さ」は、

擁護する連中も含め、そういうのに関わる層の「異質さ」を如実に表しているんだろうね。

2016-02-16

アカデミック仕事の将来性

某、政府系機関アカデミックプログラムファンディングコーディネーターの仕事を紹介された。

給与は大したこと無いのだが、民間に長い自分としては、もうちょっと飽きてきて、ここらで仕事を変えてみようかと考えている。

過去学術に関わる仕事をしたことはないのでイメージはつかないが、業界的に将来性(つまり日本政府お金投資し続ける覚悟)があるかどうかを測りかねている所。

もしこういった投資ポリシーによって大きく変化が予見されるのであれば、まだ民間でもいいのかなと思っている。

アカデミアの皆さんは、今後の学術業界(言い方が適切かどうかは分からないが)についてどう考えているのだろうか。

2015-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20150430000956

別人ですが補足させてください。

補助金の部分の補足

芸術業界補助金漬けである。(伝統芸能古典芸能は主に調査・保存・普及で補助金制度存在する。)

TVアニメ芸術事業ではあるが、経産との結びつきの側面が強く見える。

補助金運営に対してではなく事業に対するものが主流である

アニメーションアニメ映画のような形態については対象になりやすく、補助金ファンディングしてるものもある。

しかし、申請→第三者機関選考という流れがあろうがなかろうが、豚に「国(公的機関)が関わると駄作になる」「血税ガー」と喚かれやすくなる。

政策方針により下りやす事業は明らかなので、それに関連付けられたものばかりになりかねないという確かに頂けない点もある。

あと、新作ばかりが好まれるのも頂けない。

オリンピック特需特に子ども向けはやばい。)

補助金赤字補填意味合いが強く、使途制限もある上に、採択年数の慣例や首長等で安定的ではないため、頼り過ぎるのは得策ではない。

そのため、無駄予算を盛った申請をすることにしばしば迫られるが、使いきらないと仕方なく期末に無駄に何かを買い込むこともある。

売上がどうなろうとペイできるような状況にも持ち込めるので、それらの意味で駄作が生まれることもある。

まず、出資元はファンだから投資しているわけではないし、自然人ではないので、ファン獲得が結局は有効なのである

お金を出すことがファンの証だとは微塵も思わないが、運営においては最重要ポイントと言って過言ではない。)

はいえ何も無いよりはいい。

うれしさは自由度に比例するが、結局は何を必要としているかで変わる。

正規雇用を増やしたいならうれしさは「人件費補助(+管理費)>事業補助(+管理費)」ではある。

管理費等で諸々積めないと後々終わるので、管理費なしの補助金に頼ることは打ち切られた瞬間に人間を路頭に迷わせることに繋がる。

ほか

定量的評価が難しい部分(内容)は、優れた人材が多いか少ないか/育てられているか育られていないか/集積しているか拡散しているか問題である

また、単体で見るのか全体で見るのかで評価は大きく変わる。

発表媒体経営規模を再考するという当たり前のことはやっている。

ただ集積するだけでは血が濃くなるだけで、その内容面で寧ろ悲惨になりかねない。

定期的な透析システムも合わせて必要なのである

追記

・経産は産業とした方が良かったですかね。あちらは門外漢なのですが、暗に好きじゃないのがバレてしまますね。

・質向上は実践の場(作って鑑賞される機会)がないと中々進まないので、そういった助成を上手く使うことが必要だと考えています

 質の評価作品単体で見ることと、それによって何が進んだかという2点で行い、後者の結果は短期では測れないのが難しいです。

2014-12-19

頑張ってるんで応援したい

http://anond.hatelabo.jp/20141130202457

増田アドベントカレンダー2014の19日目です。執筆者はクソアニラジオタことid:cider_kondoです。

アニメーター給料が低い」というのはよく言われるけれども、実態や原因をきちんと分かっているオタクは少ない。

しろ手塚治虫が全部悪い」とか「テレビ局広告代理店中抜きガー」とかなんとか、何の根拠もない間違った話がはびこっていたりする。

そういうわけでこの場を借りて、ちょっとした構図の説明と、それからタイトル通りのちょっとした「応援」の話を書いてみる。

アニメーターって誰のこと?

一番広い意味では、アニメの絵を描く人の総称だけど、じゃあ例えば総作画監督とかキャラクターデザイナーやるような人まで含めて話してもややこしいだけだよね。

まあ、監督含めて、そのあたりの偉い人が技術の割に低給って問題もあることはあるけど、そこまで話を広げても風呂敷に収まらないので省略。

神山健治監督が言ってたように、「みんなの懐に入るべき金を抜いてる悪い奴なんていなかった」のであって、すぐに解決できる話ではない。

というわけで実際に画面に出て来る絵、動画を描く人たちの手取りが一番少ないのが大変、ということで話を進める。

本当の収入ってどのぐらい低いの?

を読んでもらうといいんだけど、長いし前提となる知識がそこそこ必要なので数字だけ書くと、

アニメ会社の大半は西東京に集中しているわけで、こんな収入一人暮らしできるかというと、普通は無理ですよね。新人を採るとき

「親から仕送りがあるか、もしくは通勤圏内実家があるのか」

重要なチェック項目になっている話もあったりしてさもありなん。

なんでこんなに低いのかというと、アニメーターキャリアパス関係あります

アニメーターの育ち方

専門学校なり独学なりである程度の基礎持ってる人がアニメ会社映像というか絵を作る会社)と契約して業界に足を踏み入れたとき最初に振られる職種は「動画」と呼ばれる、人物が動くところを描く役職です。

ここの値段は1枚150円とか200円とかの世界です。ですが、動画経験2年とか3年とかある人でも、月に500枚ぐらいしか描けません。

200円×500枚=10マンエン=いろいろ無理

さらに本当のド新人の時期だと、もう「最初の月は100枚しか描けなかった」的な武勇伝を語る人とかいて、本当かどうかは怖くて確認してませんが、まあそれがフカシで本当は200枚とか300枚だったとしても、まるで食っていけない収入しかならないのはおわかりいただけると思います

昔は月産1000枚、2000枚といった嘘みたいな数字可能だったとは聞きますが、40年前のアニメと今のアニメを見比べると誰でも分かるように、絵が遙かにかに緻密になりすぎてそんなの無理ゲーです。

ですので、現在業界構造としては、

動画見習い期間」です。

ある程度の枚数こなしたらさっさと原画に引き上げて少しでも手持ちの収入を増やす機会を与えるようにしてしまます

これは無理矢理の促成栽培みたいなもんで、問題視している人も多いのですが、食ってけないポジション長期間若者を留めておくよりはマシってのは事実です。

ここの単純な解決策はすぐに思いつきます。たとえば「見習い期間は固定給として最低限食っていける給料保証する」とかです。

ですが、上手く行きません。アニメーター契約はほぼ全員がフリーランスで、極端な人材流動性の高さが特徴です。

今の狂った製作本数が続く限り、一定以上の腕前の人は(人格に少々問題があっても)まず間違いなく新しい職場はいくらでも見付かります

ですので、見習い期間が終わると、さっさと好きな人・憧れの人のいる職場に移る、なんてのは当たり前です。会社コスト負担して育ててさあこれから! って時期に逃げられて丸損って話ですね。

また、某社の偉い人が某大学で語っていたところによれば「固定給にしたら絵がまったく上達しなくなった」人もいる、なんて話もあるみたいです。これまた怖いですね。

また、もともと動画に関しては海外との競争という面もあり、そこまで単価を上げられるわけでもない、という根本的な問題があります

さりとて、動画を実際に描くというのがアニメーターの最良の訓練だというのは事実であり、誰がどうにかコスト負担していかないと、新しい世代が育たなくなってアニメ産業が滅んでしまます

応援の話

NPO法人アニメーター支援機構、という組織があります。そこがやっているプロジェクトこち

本当はアニメ産業構造を変える方法があればいいんですが、そんな青い鳥というか銀の弾丸は今のところ発見されてません。

新人の本当に食えない時期を抜けてある程度の技術さえ手に入れれば、今のところアニメで食っていくのは不可能ではありません。

そういうわけで、

会社が育成コスト負担するのが難しいなら、かわりに『みんな』に応援してもらってそれを実現しよう」というのがこのプロジェクトです。

昨年、寮を開設する時は少々ファンディングに応じたんですが、今期は青い円形の板の入った箱を買う予定が割とカツカツなんで、まだ支援してません、はい

終わりに

かなりの走り書きになりました。本当は自分の書いた下手な文章をよむぐらいなら、

URLを貼ったBIZ誠の記事とか、そのもととなったJaniCA日本アニメーター・演出協会)の実態調査報告、

http://www.janica.jp/survey/survey2008_rquest.html

概要報告書とか読んでもらった方がいいんですが、今まで現実世界で薦めた人は2人ぐらいしか読んでなかったので、そこはあまり期待しないことにしてます

本当はアニメ産業構造の話(海外発注意味とか、SHIROBAKOに絡めた制作進行という役職の意義とか)をした方が、逆に構図がわかって理解やすいかなと思ったんですが、「応援」という初期ワードを生かすのと、執筆時間関係でこんな形になりました。

2014-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20140224190303

そもそも、そのキックスタータービジネスモデル

ファンディングビジネス成功に収めてのバイアウトだろ。手数料1%だっていい。

対して日本はそんなサービスバイアウトなんて狙えないだろうから手数料自分たちの人件費になる。

そもそも論として狙ってるところも、狙ってる土壌も違う。

いつも言ってるけど、チップ文化のない日本ではファンディングは育たない。

 

目の前にあるものと、それの価値が違うと思った時に、チップを払って感謝する文化

バカが物の価値もわからないとほくそ笑んで低価格で持っていく社会では、何もかもが違いすぎる。

猫は雑種だが、猫の皿は高級品。

クラウドファンディングの末期的状況

クラウドファンディングというものをご存知だろうか?

これは、本来株式などを発行して事業のための資金を得る(ファンディング)ところを、一般の群衆(クラウドからお金を集める方法のことである

起案者は自分の叶えたいプロジェクトWeb上に公開し、それを一般のユーザが見て、出資するかどうかを決める。出資したユーザーにはリワードと言って、

なにかしらの、特典がもらえるようになっている。

クラウドファンディングの隆盛

アメリカではKickstarter( http://kickstarter.com ) というサイト2009年にこのサービスを開始し、2013年には総額で500億円もの資金を集めている。(http://www.huffingtonpost.jp/toru-saito/-kickstarter-2013500113_b_4684732.html)

ただ、このサイト日本からプロジェクトを公開している人は少ない、これはkickstarter英語サイトからである

そこでチャンスだと様々な会社クラウドファンディングを始めた。

READY FOR? (https://readyfor.jp/)、 CAMP FIRE (http://camp-fire.jp/)、などが有名なところだ。

CAMP FIREについては、今回の都知事選出馬した家入氏の影響で知っている方も多いかもしれない、しかし、日本国内には

クラウドファンディングは、今現在も増え続けている。そして、順次閉鎖していっている。

国内クラウドファンディング

COUNTDOWN , MotionGallery, GREEN FUNDING, WESYM, Makuake, 芸人ラボ, CEREVO DASH, FUNDIY, FANCOLOR, Sportie FUND,

Alive, MeeT@UP, TOKYO DESIGN COMMIT, myring HR, iikuni, ドリスタ!, EMERALD, MISSION BOX, ALLEZ! japan, ミライブックスファンド,

3331 Croud Funding, JustGiving Japan, Hands Up, zenmono, UNEEDZONE.JP, LOOHP, UNSTARTER, キッカケ, J-CROWD MUSIC,

Haps!, Okuyuki, Anipipo, kibidango, MUNEATSU

クラウドファンディング検索しただけでこんなに出てくる!なるほど、確かによくよくサイトの中を見れば差別化されているように感じる。

差別化

例えば、 MUNEATSU (http://muneatsu.jp/) ならば、これはオタク支援プラットフォームと書いてある、つまり何らかのオタク支援するクラウドファンディングだろう。

Okuyuki(https://okuyuki.jp/) は同じオタク系だが書いた絵を3Dにするためのプラットフォームとしてあるところで、よりクラウドファンディングの色を消している。

ミライブックスファンド(https://greenfunding.jp/miraibooks)はGREEN FUNDINGのASPを利用しているもので、書籍に特化しているようだ。

もちろん、すべてのサイトを詳しく見れば、それぞれのサイトが他のサイトとの差別化を目指していることはわかる。

それにしても、おおすぎるのではないだろうか?起案者側に自分が立たされた場合にどのサイトクラウドファンディング

始めればいいのかわからない。

ビジネスモデルとして

なお今のところは、日本クラウドファンディングの多くが20%の手数料をとる!!

kickstarterは5%だ!!

これだけクラウドファンディングサイトが乱立していれば、価格競争なども避けられない問題となっていくだろう。

いち早くいまの手数料モデルではない、新しいビジネスモデルの到来が待たれる。

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