2014-02-24

クラウドファンディングの末期的状況

クラウドファンディングというものをご存知だろうか?

これは、本来株式などを発行して事業のための資金を得る(ファンディング)ところを、一般の群衆(クラウドからお金を集める方法のことである

起案者は自分の叶えたいプロジェクトWeb上に公開し、それを一般のユーザが見て、出資するかどうかを決める。出資したユーザーにはリワードと言って、

なにかしらの、特典がもらえるようになっている。

クラウドファンディングの隆盛

アメリカではKickstarter( http://kickstarter.com ) というサイト2009年にこのサービスを開始し、2013年には総額で500億円もの資金を集めている。(http://www.huffingtonpost.jp/toru-saito/-kickstarter-2013500113_b_4684732.html)

ただ、このサイト日本からプロジェクトを公開している人は少ない、これはkickstarter英語サイトからである

そこでチャンスだと様々な会社クラウドファンディングを始めた。

READY FOR? (https://readyfor.jp/)、 CAMP FIRE (http://camp-fire.jp/)、などが有名なところだ。

CAMP FIREについては、今回の都知事選出馬した家入氏の影響で知っている方も多いかもしれない、しかし、日本国内には

クラウドファンディングは、今現在も増え続けている。そして、順次閉鎖していっている。

国内クラウドファンディング

COUNTDOWN , MotionGallery, GREEN FUNDING, WESYM, Makuake, 芸人ラボ, CEREVO DASH, FUNDIY, FANCOLOR, Sportie FUND,

Alive, MeeT@UP, TOKYO DESIGN COMMIT, myring HR, iikuni, ドリスタ!, EMERALD, MISSION BOX, ALLEZ! japan, ミライブックスファンド,

3331 Croud Funding, JustGiving Japan, Hands Up, zenmono, UNEEDZONE.JP, LOOHP, UNSTARTER, キッカケ, J-CROWD MUSIC,

Haps!, Okuyuki, Anipipo, kibidango, MUNEATSU

クラウドファンディング検索しただけでこんなに出てくる!なるほど、確かによくよくサイトの中を見れば差別化されているように感じる。

差別化

例えば、 MUNEATSU (http://muneatsu.jp/) ならば、これはオタク支援プラットフォームと書いてある、つまり何らかのオタク支援するクラウドファンディングだろう。

Okuyuki(https://okuyuki.jp/) は同じオタク系だが書いた絵を3Dにするためのプラットフォームとしてあるところで、よりクラウドファンディングの色を消している。

ミライブックスファンド(https://greenfunding.jp/miraibooks)はGREEN FUNDINGのASPを利用しているもので、書籍に特化しているようだ。

もちろん、すべてのサイトを詳しく見れば、それぞれのサイトが他のサイトとの差別化を目指していることはわかる。

それにしても、おおすぎるのではないだろうか?起案者側に自分が立たされた場合にどのサイトクラウドファンディング

始めればいいのかわからない。

ビジネスモデルとして

なお今のところは、日本クラウドファンディングの多くが20%の手数料をとる!!

kickstarterは5%だ!!

これだけクラウドファンディングサイトが乱立していれば、価格競争なども避けられない問題となっていくだろう。

いち早くいまの手数料モデルではない、新しいビジネスモデルの到来が待たれる。

  • そもそも、そのキックスターターのビジネスモデルは ファンディングビジネスを成功に収めてのバイアウトだろ。手数料1%だっていい。 対して日本はそんなサービスのバイアウトなん...

  • どこが末期なの? 増田の話だと熟成期って気がするが。

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