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2012-01-27

村上春樹の猛々しい想像力 (3/3)

Sam Anderson

2011年10月21日

1 - 2 - 3

翻訳は、村上の作品を組み立てる原理だとさえ言えるかもしれない。

彼の作品は翻訳されているだけでなく、翻訳についてのものだと考えられるのである

村上ストーリーにおける至上の愉しみは、とても普通の状況(エレベータに乗っている、スパゲッティを茹でている、シャツアイロンがけしている、など)が

突然非日常不思議電話を受ける、魔法の井戸に落ちる、羊男と会話する、など)へ変貌するのを見ることだ。

言い換えるならそれは、登場人物が存在論的に盤石な立場から完全な異世界へと投げ込まれ、

たどたどしくも二つの世界の間をとりもつことを余儀なくされる瞬間だ。

村上作品の登場人物はある意味でいつも、根底から異なるいくつかの世界あいだで翻訳をしている。

平凡と奇妙、自然超自然田舎と都会、男と女、地上と地下。

言い換えれば、彼の全作品は翻訳の作業を劇に仕立てたものなのだ



村上の車の後部座席に戻ろう。

私たちは東京を離れ、ベッドタウンに入った。

多くの企業本社や、巨大な船のかたちをしたラブホテルを通り越していく。

およそ1時間後、風景は急峻な山道になり、私たちは村上の家に到着した。

木の生い茂る丘の上、山と海の間にある、こぎれいだが平凡な外観の二階建てだ。



靴をスリッパに履き替え、村上に連れられて彼のオフィスへと入る。

自らデザインした小部屋であり、『1Q84』のほとんどはここで書かれた。

同時にそこは彼の膨大なレコードコレクションの住処でもある。

(10000枚くらいだろうが、怖くて実際に数えてはいない、と彼は言う)

オフィスの幅広い壁二つは、床から天井までアルバムで覆いつくされている。

山々に向けて突き出している窓の下、部屋の端には巨大なステレオスピーカーが君臨している。

室内のもう一つの棚には村上人生と作品にまつわる思い出の品々がある。

彼が『海辺のカフカ』で殺人者として想像したジョニーウォーカーを描いたマグカップ

はじめてマラソンを完走したときの、くたくたの彼を写した写真1991年ニューヨーク市にて、3時間31分27秒)。

壁にはレイモンド・カーヴァー写真、グレン・グードのポスタージャズ巨匠の肖像がいくつか。

村上もっとも好きなミュージシャンテノールサキソフォンスタン・ゲッツ写真もある。



私はレコードをかけてもらえないかと頼んでみた。

村上はヤナチェクの「シンフォニエッタ」を取り出した。

1Q84』の始まりを告げ、その物語のなかで繰り返し鳴り響く曲である

作品で示唆されるとおり、渋滞で聞くにはまさに最悪の音楽だ。

それは速く、アップビートで、劇的──まるで普通の曲が5つ、ペンキの缶のなかで決闘しているかのようだ。

同時にそれは熱狂し、ねちねちとした、暴力的な『1Q84』の冒険の主題曲として、もっともふさわしい。

村上はその奇妙さを買って「シンフォニエッタ」を選んだという。

「一度だけそれをコンサートホールで聴いたことがある」

オーケストラの後ろにトランペットが15人いた。変だった。すごく変だった……その奇妙さがこの本によく合う。この物語にこれ以上よく合う音楽は思いつかない」

彼は何度も何度もその曲を聴いて、そして開幕のシーンを書いたという。

シンフォニエッタを選んだのはまったく人気がない音楽だったからだった。でも本を出版してから日本では人気が出た。小澤征爾さんに感謝されたよ。彼のレコードがよく売れたからね」



シンフォニエッタ」が終わると、私は最初に買ったレコードは何か覚えているかと尋ねてみた。

彼は立ち上がり、棚をごそごそと探して、一枚のレコードを手渡してくれた。

「The Many Sides of Gene Pitney」。

カバーを飾るのは、華やかな姿の Pitney。60年代前半のアメリカクルーナー歌手である。はまだらのアスコットタイに艶のある赤いジャケットを着て、髪型は崩れ落ちる波を凍らせたようにみえる。

村上は13歳の時、このレコード神戸で買ったという(当初のものは擦り切れたため、何十年か前に買い直している)。

針を下ろすと、流れ出す Pitney の最初ヒット曲「Town Without Pity」。

劇的な、ホルン即興とともに Piteny の歌声が黙示録的な叫びを歌う。

若者にはつらいことがある、たくさんある/分かってくれる人がほしい/助けてくれよ/土と石でできたこの星が壊れるまえに」



終わると村上は針を上げ、「バカな歌だ」と言った。



1Q84』というタイトルダジャレである

言語をまたいでオーウェル引用したものだ。

日本語では、9は英語のQのように発音される)



1Q84』を書いているあいだ、『1984年』を読み直したかと尋ねてみた。

彼は読み直したといい、それは退屈だったという。

(これが悪い評価だとは限らない。野球のどこが好きかと尋ねた際、彼は「退屈だから」と答えた。)



近未来小説は退屈なものばかりだ」と彼は言う。

「始まりはいつも暗く、雨で、人々が不幸せそうにしている。コルマックマッカーシーの『The Road』は好きだし、よく書けているけれど、でも退屈だ。暗いし、人間人間を食べるし……ジョージ・オーウェルの『1984年』は近未来小説だけど、この本は近過去小説だ」

1Q84』について「我々は同じ年を反対側から見ている。近過去なら退屈じゃない」



オーウェルに親近感を覚えたかと尋ねた。



オーウェルと僕はシステムについて同じ感じを受けていると思う」と村上は言う。

ジョージ・オーウェルは半分ジャーナリストで半分小説家だ。僕は100パーセント小説家だ……メッセージを書くことはない。よい物語を書きたい。自分政治好きな人間だと思うけれど、政治メッセージを誰かに向けることはない。」



はい村上はここ数年、彼にしては珍しく、政治メッセージを大々的に言明している。

2009年、批判のなか彼はイスラエルエルサレム賞を受賞しに行き、そこでイスラエルパレスチナについて語った。

この夏、彼はバルセロナでの受賞式典の機会を利用して日本原子力行政を批判した。

彼は、福島第一は二度目の核災害だとした。

一度目はまったくの被害者としてだったが。



バルセロナの演説について尋ねると、彼はパーセンテージを少し修正した。



「僕は99パーセント小説家で1パーセント市民だ」と言う。

市民として言いたいことはあるし、求められればはっきりと言う。あのときまで原発について明確に反対する人はいなかった。だから自分がやるべきだと思った。自分にはその責任がある」

演説に対する日本の反応は概ね好意的だったという。

人々は津波の恐怖が改革への媒介となってくれることを、彼と同じように、期待していたのだ、と。

「これは日本にとって転機になると、日本人ほとんどが考えていると思う」

悪夢だけれど、変化のチャンスでもある。1945年以来、僕たちは豊かになるために働いてきた。けれどそれはもう続かない。価値観を変えなければならない。どうやって幸せになるかを考えなければならない。お金でもなく、効率でもなく、それは人格目的だ。いま言いたいことは1968年から僕がずっと言っていることなんだけれども、システムを変えなければならないということ。今は、僕たちがまた理想主義者になるべきときなんだと思っている」



その理想主義はどんなものか、アメリカ合衆国モデルケースとして見ているのか、と尋ねた。



アメリカはもはやモデルケースだとは思われていないと思う」

「いま、僕たちにはモデルケースがない。モデルケースを作り上げなければならないんだ」



地下鉄サリン事件阪神大震災、そして今回の津波……現代日本の数々の災害は、驚くほどにまで村上的だ。

地下での暴力的な衝動、深く隠されたトラウマが大量破壊を引き起こすものとして現れ、地上の日常を襲う。

彼は深さのメタファーを多用することで知られる。

登場人物たちはカラの井戸に降りていき、東京の地下トンネルに生きる闇の生き物に出会う。

(彼は別のインタビューで、井戸のイメージをあまりに何度も使って恥ずかしくなったため、8作目以降、できるだけ使わないように心がけたと話している)。

彼は自分創造性も、深さとしてイメージするという。

毎日机に向かい集中力に満たされたトランス状態の中で、村上村上キャラクターになる。

それは、自らの無意識洞窟たる創造性を探検し、見つけたものを忠実に報告する、普通の人物である



「僕は東京に住んでいる。ニューヨークロサンジェルスロンドンパリのように文明的といっていい世界だ。

 魔法じみた状況、魔法じみた物事に出会いたければ、自分の中に深く潜るしかない。だから僕はそうしている。

 魔法リアリズムとも呼ばれるけれども、自分の魂の深みのなかでは、それは単なるリアリズムだ。魔法ではなく。

 書くときには、非常に自然で、論理的で、リアリスティックで、合理的に感じる。」



執筆しないとき自分はどこまでも普通の人だと村上は強調する。

彼の創造性は「ブラックボックス」であり、意識的にアクセスすることはできないという。

彼はシャイであり、メディアにあまり登場したがらない。道端で読者から握手を求められた時にはいつも驚く。

人が話すのを聞くほうが好みだと彼は言う。

実際に、Studs Terkel の日本版のようなものとして彼は知られている。

1995年サリンガス事件があったとき村上被害者65人と被疑者らを1年かけてインタビューし、

その結果を分厚い2冊組の本として出版した。

のちにそれは『Underground』として、大幅な簡略化をしたうえで英語翻訳された。



この会話が終わったとき村上ランニングに誘ってくれた。(「僕が書くことについて知っていることのほとんどは、毎日ランニングを通して学んだ」と彼は書いている)

彼のランニングスタイル個性の延長のようだ。

身軽で、安定していて、実践的だ。

たがいの走り幅がつかめて1、2分たつと、村上自分が単に「丘」と呼ぶところに行ってみないかと尋ねてきた。

それは試合の申し込みか警告のように聞こえた。

そんな言い方をした理由はすぐに分かった。

というのもまもなく「丘」を登り始めることになったからだ。

もはや走るというよりは、急な坂にさしかかって足をとられているというほうが近く、

地面が傾いたランニングマシーンのように感じられた。

道の終わりに向けて一足踏み込むと同時に私は村上に向けて「大きい丘でしたね」と言った。

そこで彼は指をさして、先にジグザグ道が続いており、私たちはまだほんのひと曲がり目を終えたにすぎないということを教えてくれた。しばらくして、二人の息が切れ切れになってくると、このジグザグ道には終わりがないのではないかと心配になってきた。

まるでどこかの村上世界にある無限階段のように。

上へ、上へ、上へ。

しかし、やっとのことで、私たちは頂上に着いた。

海ははるか下に見えた。

それは秘められた巨大な水世界日本アメリカあいだの、人が住まない世界だ。

その日見たかぎり、水面は静かだった。



そして私たちは下りを走り始めた。村上は村を通る道に誘ってくれた。

大通りのサーフショップ漁師の家がならぶ界隈を通り過ぎた(彼はそのあたりの庭に古くからの「漁師神社」があるのを指差して教えてくれた)。

空気は湿っていて塩のにおいがした。

私たちは並んで浜まで走った。

村上がかつて名もない翻訳者だったころセントラルパークでジョギングをともにしたジョン・アーヴィングについて話をした。

セミについても話をした。

何年も土のなかで生き、地表にぽっと出て、わめき、最後の数ヶ月を木の上で過ごすのは、どんなに変だろうかと。

私がおもに覚えているのは、村上の安定した脚のリズムだ。



走り終えて家にもどると、私は村上の来客用バスルームで着替えた。階下で彼を待つ間、食堂エアコンの風を受けて立ち、大きな窓からハーブと低い木のある小さな裏庭を見ていた。



数分後、庭から迷い出た変な生物が私の視界に入ってきた。

最初それは鳥 – おそらくはその飛び方からして変な毛をしたハチドリのようにみえた。

が、すぐに2羽の鳥がくっついているようにみえだした。

飛ぶというよりはふらついているといった感じで、体の一部がそこかしこから垂れ下がっているようだった。

最終的に、それは大きな黒い蝶だと私は結論づけた。

見たことがないほど変な蝶だった。

浮かびながら、異星の魚のようにひらひらしつづけるその姿に幻惑させられ、

私はそれを既知の何かに分類したくなりかけたが、成功することはなかった。

それはひらひらと、およそ村上と私が走った道を引き返す形で、山から海に向けて飛び去った。



蝶が去ってまもなく、村上階段を降りてきて、食堂のテーブルに静かに腰を下ろした。

見たこともない奇妙な蝶に遭遇したことを伝えると、彼は自分ボトルから水を飲み、私を見上げて言った。

日本には色々な蝶がいる。蝶に会うのは変なことじゃない」

2011年10月21日

1 - 2 - 3

2012-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20120109015653

この書簡はロンドン絵描き太平洋のどこぞとも知れぬ島の娘とのものなんだけど、

この2人も絵を描く工程脳内で共有できたりと深い繋がりがあるんだ

お互いの現状を知らせるところからもっと知りたい、触れてみたいと激しく求め合い傷つけあう様、強く惹かれるがゆえに怖れたりと、なかなか残酷なところまで描いていて面白い

三部作なんだけど、読む量は少ないから一気読みがおすすめ

ちょっと興味本位で聞いてみたいんだけど、

その女の子が手が負えないほど乱れたり、ふといなくなったりすることってある?

2011-12-26

けいおん!の平穏

けいおん劇場版をやっと観た。

実はテレビ放送は一期しかチェックしていなかったが、個人的にロンドンに思い出があり、今回の舞台ロンドンと聞いて鑑賞。

空気系、日常系と評される本作品の中にあってもとりわけ空気「系」・日常「系」 感の強い本作品。

中でも今作は、あえて感情を揺さぶらない。極めて蓋然的。

以下ネタバレ



軽音部員は泣かない。


夢のロンドン行きが決まった瞬間、澪の歓喜する顔は、画面にない。

卒業式の日の朝、三年生の四人にとっては高校生活の最後を締めくくる、記念すべきライブ。唯はいもの照れ笑いで、ステージを降りる。

ラストシーン軽音部ただ一人の後輩に捧げる、先輩からの最高のプレゼントあずにゃん拍手で応える。でも泣かない。


いわゆる「ドラマ」であればまず間違いなく涙で描かれるであろうシーンで、徹底的に涙が排除される。

許容されるのはただただ、回るものを怖がって怯える澪の涙だけ。萌え



宮台が震災以降の空気系の難しさを指摘しているが、

http://nikkan-spa.jp/37231

地震津波が明らかな非日常であったのに対し、原発事故による放射能リスク日常への疑念として、震災後も続く日常に影を落としている。この状況にあっては、日常はむしろ希求されるべき状態ではないか


夏祭りクリスマスイルミネーション

被災地では、一度は失いかけた日常を取り戻すべく活動が続いている。

未だ顕在化しないリスクを抱えたホットスポットとされる地域においては、(それが認知的不協和に基づくものであろうことはさておき)逃げ出そうとする人々は非難され、普段の生活を送ることこそが「平和」、「平穏」として志向される。

セカイ系」に対しての「空気系」・「日常系」と評された本作。けれどそれが否定したのは本当は「セカイ」ではなくて「ドラマなのだと思う。

ドラマ」に対しての「日常」

「感動」に対しての「平穏」。


世界は僕らを嬉しくさせない―だけでなくて、悲しかった。

涙は現実だけで十分。

今こそ平穏を取り戻そう。

2011-11-06

オペラ座の怪人』25周年記念公演の上映は、音がズレているらしい

劇場で上映されている、『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドンは音がずれています

これから見に行こうと考えている方(特に絶対音感のある方)は、ご注意ください。

私は、途中で気持ち悪くなり、退場いたしました。

なぜ音がズレているのか問い合わせメールを出したところ、

東宝東和株式会社様より、回答をいただきました。

以下、共有のため転載いたします。

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本日映画オペラ座の怪人25周年記念公演」の上映を

観させていただきました。

音が半音下がっている箇所がありました。

私は絶対音感があるので、音のゆらぎが気持ち悪くなり

中退場致しました。

ソフト化の際には、修正されますか?

ご回答のほどよろしくお願い致します。

---------------------------------------------------------

ご指摘の件、ロンドンUniversal Pictures International(UPI)に

問い合わせたところ、以下のことが判明いたしました。

この公演の撮影は、フレームレイトが25フレームの規格の機材で行われました。

この規格では1秒間に25コマの映像が収録されます

収録された映像劇場デジタル上映をするためには、

DCP(Digital Cinema Package)という世界規格に変換する必要がありました。

この規格のフレームレイト24フレーム、すなわち1秒間に24コマの映像が収録

されます

音程の差は、この変換によって生じたものと考えられます

収録音声を早回しにすると音が高くなり、

遅回しにすると音が低くなる現象は、容易に想像できるかと思います

今回は、1秒間25コマの速度で収録された音声を

1秒間24コマのスピード再生することとなり、25分の1秒分遅回しにすることに

よって、

その分、音程が低くなったというのが、理論上考えられることです

非常に微少なスピードであるので、これによって半音以上の音程差が生じると

は考えにくく、

絶対的に音感の鋭敏な方には判る可能性がある一方、

ほとんどの方が聴感していないのが実情です

UPIでは、DCP上映にあたり同様の指摘を受けたのは、今回が初めてという説明です

更に日本国内のスタジオに取材してみたところ、楽器や声の音質や、旋律、音の

高低により、

特に差が目立って聴こえる箇所があるのかも知れない、ということです

音程の問題を解消する手段としては、音声のスピードを変えずに再生するため、

映像を毎秒1コマずつ間引いて24フレームに合わせる方法がありますが、

これを用いると、今度は映像の方に飛んでいるような現象が生じる可能性があり、

理想的な手段とはいえません。

DCPが世界規格であるのなら、

なぜフレームレイトの違う機材で撮影を行ったのか、という疑問が生まれますが、

これはアナログ時代から世界各地で異なるビデオ信号採用されていた歴史があり、

それに伴い英国では25フレームというフレームレイトが一般的で、

機材もその規格のものが多いのが実情のようです

UPIとしては、日本での上映を心待ちにされているお客様のために最速の実現を

目指した結果、

限られた時間環境の中で出来うる限り最良の映像と音声を送ったつもりだった

ということです

お叱りを受けながら不謹慎なことを申し上げるようですが、

これまでの説明で我々の理解するかぎり、ご指摘くださったお客様は、

ごく少数の並ならぬ鋭敏な音感の持ち主でいらっしゃるということが言えそうです

ただ、劇場上映にあたっては、乗り越えがたい事情により、

我慢を強いることとなりましたことをお詫び申し上げるとともに、ご理解を賜れ

ればと存じます

今回のご指摘を真摯に受け止め、今後の課題とさせていただきます

なお、DVDおよびブルーレイにつきましては、音程の問題を修正し、

Really Useful Group(RUG)の監修と承認を受けたものを発売する旨、UPIの確

認を取りました。

日本で発売されるDVDおよびブルーレイは、UPIの制作するマスターに基づくもの

です

東宝東和株式会社

2011-09-30

[]確かにねー活動過激( ゚д゚)?????

よくよく観察するとw

日本eリモデル 独占評価

直近の投稿?何?スゴすぎ?会社勉強大会しているのかなぁ~^^;


http://ameblo.jp/mystandardjp/entry-11033779464.html

文部科学省 | 今ホットな話題情報

2011年09月30日 テーマ日本eリモデル

注目度ナンバー1!ホットケナイ!ホットなキーワードをチョイス!

文部科学省の話題

正式名称 文部科学省

公用語名 もんぶかがくしょう

紋章 Go-shichi no kiri crest.svg

紋章サイズ

主席閣僚職名 文部科学大臣 大臣

主席閣僚氏名 川端達夫

次席閣僚職名 文部科学副大臣 副大臣

次席閣僚氏名 中川正春鈴木寛

佐官職名 文部科学大臣政務官 政務官

佐官氏名 後藤斎高井美穂

次官職名 文部科学事務次官 事務次官

次官氏名 坂田東一

上部組織

上部組織概要

下部組織1 内部部局

下部組織概要1 文部科学省大臣官房 大臣官房、生涯学習政策局、初等中等教育局、高等教育局、科学技術・学術政策局、研究振興局、研究開発局、スポーツ・青少年局

下部組織2 審議会

下部組織概要2 科学技術・学術審議会宇宙開発委員会国立大学法人評価委員会放射線審議会独立行政法人評価委員会中央教育審議会教科用図書検定調査審議会大学設置・学校法人審議会文化審議会文化庁)、宗教法人審議会文化庁


http://ameblo.jp/mystandardjp/entry-11030895849.html

ヘンリー8世 | 今ホットな話題情報

2011年09月27日 テーマ日本eリモデル

注目度ナンバー1!ホットケナイ!ホットなキーワードをチョイス!

ヘンリー8世の話題

ヘンリー8世 (イングランド王)』より : ヘンリー8世(Henry VIII, 1491年6月28日 - 1547年1月28日)はテューダー朝のイングランド王(在位:1509年4月22日(戴冠は6月24日) - 1547年1月28日)、アイルランド王国 アイルランド王(在位(自称):1541年 - 1547年)。イングランドヘンリー7世 (イングランド王) ヘンリー7世の次男。

ロンドン郊外グリニッジにあったプラセンティア宮殿で、ヘンリー7世とエリザベス・オブ・ヨーク エリザベス王妃の次男として誕生した。兄弟には兄アーサー王太子 (チューダー朝) アーサー(プリンス・オブ・ウェールズ)、姉マーガレット・テューダー マーガレットスコットランドジェームズ4世 (スコットランド王) ジェームズ4世に嫁ぐ)、妹メアリーフランス王ルイ12世 (フランス王) ルイ12世に嫁ぐ)がいる。1493年に未だ幼少期にあったヘンリーはドーヴァー城の城主、シニック港長官に任命された。翌年1494年にはヨーク公を授爵し、さらにイングランド紋章総裁およびアイルランド総督を拝命した。

http://w.livedoor.jp/nihonerimo/ https://twitter.com/n_erimodel/ http://ja-jp.facebook.com/pages/%E6%97%A5%E6%9C%ACe%E3%83%AA%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE/108169899279250


毎日観察するからw

怠けてますが ^^;

ガンガン過激な発言で壊してやりたいけど、また弁護士から書類が届くと厄介なので控えますm(__)m

2011-09-23

ネットにはもう二度と書き込みしないので、最後に資料だけ放流しとく

処女厨(笑)だよ!こんにちはこんにちは!(パクってごめん)

PCから資料ごと消去するので、後は好きに使ってね!



処女非処女は区別しやすいですが、非処女と危ない女は見分けがつかないのでゴミ箱に捨てるしかありません。

危ない女を結婚前に排除するため、結婚を考える男の中で処女フィルター重要性が高まってきています


危ない女一覧




  元AV出演者、援交経験者、乱交サークル参加者、元風俗嬢セフレ常備女、ハプニングバー常連客、ハメ撮り掲載歴あり

  性病持ち、SNS出会い系ネット常駐ヤリマン不倫経験愛人歴あり、メンヘラヤリマン子供がいる事を隠すシングルマザー

  元彼と今でもセックス、どこかのオヤジと今でもセックス中絶経験により出産不可 、他人の子どもを身ごもっている




処女というフィルターでこれらの危険な女をほぼ排除できます

まずセックスして非処女と判明したら別れを切り出して非処女を排除します。

これが第一段階。 非処女と明確に判明しなかったら、



次の第二段階で業界団体法人コネクションがある、歴史のある信頼できる興信所調査会社に依頼して女の過去を洗いましょう。

そして、処女再生手術を受けた危ない女 or 高度な演技力を持った非処女 =偽装処女 と

or 結婚後に問題を起こす兆候が見られる処女 を排除しましょう。

非正規雇用者比率の推移(男女年齢別)  http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3250.html

 35歳~44歳  男性 8.1%  女性 51.3%

勤続年数ごとの平均年収  勤続年数 30年~34年 の場合

 男性 約710万円  女性 約390万円  http://nensyu-labo.com/heikin_kinzoku.htm

女性の平均年収はどの世代も300万円を超えない

 http://nensyu-labo.com/heikin_nenrei.htm

ほとんどの企業採用されている基本給タイプは属人給+仕事給(年齢給+職能給)である

 http://www.com-info.jp/win2.html  

 


 ※未婚男性が若くて低所得なのは当たり前。加齢と共に所得婚姻率は上がる。

 ※低所得な男が増えたか結婚できないんだ!と煽ってきたら → 高所得な男は女選び放題だから、他の女よりも優位に立つため処女のままでいたほうがいい!と返す




女性給料は上がらない

 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/03/dl/s0310-10b_0003.pdf

非正規雇用の勤続年数は短い

 http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/10/dl/01-1-4.pdf

正社員女性」の「勤続30年の平均給与」は547万円 (「正社員男性」は平均746万円)

 http://homepage3.nifty.com/54321/seisyainnochingin.html

既婚で正社員女性は少ない

 http://www.gender.go.jp/whitepaper/h18/gaiyou/danjyo/html/zuhyo/G_12.html

女性管理職の割合 大企業では管理職全体の1割にも満たず

 http://www.jinzainews.net/article/body/d55471b671baeb60e66f3a48dccfa876

女性管理職ゼロ企業23%、「増加傾向」と回答した企業も低下

 http://www.jinzainews.net/article/body/e25db83ba2913f7d230456e1ebfbdbba

女性子供を育てながら正社員として働くことに対して、

企業側は大企業中小企業を問わず子ども看護等で急に休んだり遅刻したりするリスクが増える」ことを

懸念材料として挙げている割合が高くなっている(第3-5-22図)。

 http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h21/h21/html/k3520000.html

男性女性給与を比べると、どの産業においてもすべて男性のほうが高額で、女性男性の半額以下というケースも珍しくない。」

 http://careers.job.nifty.com/cs/catalog/careers_topic/catalog_080821001186_4.htm

男性賃金100とすると女性賃金は中卒71.1、高卒75.2、短大卒85.4、大卒87.2

 http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/shuntou/2010/shuukei_bunseki/09.html

男性賃金100とした場合女性賃金の値 (男女間賃金格差の国際比較

 http://www.gender.go.jp/whitepaper/h19/gaiyou/danjyo/html/zuhyo/G_11.html

 スウェーデン 88.4 フランス 86.6 英国 82.6 米国 81.0  日本 66.8

世界の男女賃金格差マップ  http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-06-06/2009060605_01_1b.jpg

賃金総額男女比の国際比較 http://www.gender.go.jp/whitepaper/h22/zentai/html/zuhyo/zuhyo012.html

男女賃金格差の推移 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3350.html

厚生労働省の男女賃金格差レポート http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/seisaku09/pdf/01.pdf



今までは男社会だったけど、これから企業男女平等になっていく!と煽られたら



→ 結婚出産で早期退社しやすいリスク生理PMS更年期障害、ほか女性特有の病気乳癌子宮癌など)の病気を起こすリスク

  個人差があるけど全体的に男性ほど体力がないので割り振れる仕事の幅が狭い、損益計算書 http://kabukiso.com/apply/zaimu/pl.html を見せて、

  男と対等にするために下駄を履かせる人件費販売費一般管理費の金額がクソみたいに高くなるけどどうやって利益を出していったらいいの?

  など、企業から見たデメリットを列挙する

高齢単身女性の2人にひとりは「貧困層」?

 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0419&f=column_0419_008.shtml

高年齢になるほど女性自殺率が上がる「性・年齢(5歳階級)別自殺死亡率(人口10万対)の年次比較

 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/suicide04/3.html

餓死か病死の可能性 マンション女性遺体 大阪豊中

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110109/crm11010900310002-n1.htm

孤立死する高齢者「年間1万5千人超」-ニッセイ基礎研究所が推計

 http://www.excite.co.jp/News/health/20110506/Cabrain_33992.html

→ 生まれすぎた子供はどう処分されていたのか見せる



江戸時代人口調整方法

http://www.systemicsarchive.com/ja/a/population.html



※これに、都合のいい伝統だけ継承するな(チョンマゲを結え、常に着物を着ろ、仕事ミスしたら切腹して自殺しろetc)という煽りトッピングしましょう。




  • ハッタリ程度には使える煽り

ロンドン心理学者研究によると婚前交渉と離婚率は相関性があるらしい

要約するとビッチは言わずもがな離婚率が高く、

また意外なことに経験人数が少ない女性でも非処女だった場合離婚率が上がる

ここから伝統文化社会規範を守り通す女性のほうが、離婚しにくいことがわかった・・・と。

Joan R. Kahn, Kathryn A. London, 'Premarital Sex and the Risk of Divorce', Journal of Marriage and the Family 53 (1991): 845-855

原文 http://www.jstor.org/pss/352992



1970年代まで、たとえ恋愛結婚でも、女性結婚までは処女でなければならないという暗黙の規範があった』

小倉千加子結婚の条件』p79) http://amzn.to/ozSjLr



1970年代からの傾向

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/images/2460.gif  未婚非処女率増加

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/images/1540.gif  未婚率増加

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/images/2777a.gif  離婚件数増加

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/images/2777.gif   婚姻率激減、離婚率上昇



嫁が非処女だったため、結婚を後悔している旦那が多いことを奥さんは知ってますか?

http://www.news30over.com/archives/594152.html


A:20~29歳 女性の総人口2005年



  20~24歳  3,595,776 人 25~29歳  4,081,498 人



人口統計資料集 2011年度版」>「Ⅱ.年齢別人口」>「表2-2」

 http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/Popular2011.asp?chap=0



B:20~29歳 未婚女性の総人口2005年



 未婚率  20~24歳  88.7%  25~29歳  59.0%

 http://www.mr-as.com/data08.html



 20~24歳の未婚女性 3,595,776 × 88.7% = 3,189,453 人

 25~29歳の未婚女性 4,081,498 × 59.0% = 2,408,083 人



C:20~29歳 未婚処女の総人数(2005年



結婚出産に関する全国調査 > 付表4 未婚者の性体験の構成比

 http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou13_s/Nfs13doukou_s.pdf



 (緩和基準:「性体験なし」+「不詳」)の場合

  20~24歳 36.3% + 9.5%  = 45.8 %

  25~29歳 25.1% + 14.5% = 39.6 %

 

   3,189,453 × 45.8% = 1,460,769 人

   2,408,083 × 39.6% =  953,600 人  



 (厳格基準:「性体験なし」のみ)の場合 

  20~24歳 3,189,453 × 36.3% = 1,157,771 人

  25~29歳 2,408,083 × 25.1% =  604,429 人



20~29歳 未婚処女の総人数

(緩和基準) 1,460,769 + 953,600 = 2,414,369 人

(厳格基準) 1,157,771 + 604,429 = 1,762,200 人



(緩和基準における本当の処女率)

  {2,414,369 / (3,189,453 + 2,408,083)} × 100 ≒ 43.1 %


(厳格基準における本当の処女率)

  {1,762,200 / (3,189,453 + 2,408,083)} × 100 ≒ 31.5 %



調査が行われた2005年よりも今(2011年)は非処女だらけかもしれないじゃないか!と言われたら

 →  女性が草食化しているから http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2465.html もっとセックスしよう!と煽るアンケートが増えている と返す



以上。ばいばいきーん☆

2011-09-06

奴隷一揆が起きそうだ

人間は二種類いる。


バカと利口だ。


劣等と優等、と言い換えてもいい。


奴隷は全員バカで劣等だ。だが、優等の中には奴隷と支配者がいる。


優等の中にいて、バカを馬鹿と見分けられ、バカを操るすべを知っているのに、奴隷に落ちる、優等の中のバカもいる。


劣等と優等は、別の種、と言ってもいい。劣等な人間には見えないモノが、優等な人間には見えている。


逆に劣等な人間は、優等な人間の前では丸裸になっている。ケツの穴まで見られている。ただ、ケツの穴を見られても劣等な種は恥ずかしさを感じない。家畜が尻を晒しているように。人間はそもそも気づかないか、気づいたら目をそらす。劣等な種が晒しているケツから目を逸らすのは優等な種である


これは能力であって、優等な種が劣等な種に対して迫害したとか、何らかの操作をした、というわけではない。


ライオン最初から兎を足止めする眼力をもっている。これは遺伝子に刻み込まれた能力であって、「努力」によって勝ち取られたものではない。

(というより、「努力」という言葉自体に幻想を抱けるからこそ奴隷奴隷である証拠だ。そして、奴隷が抱くそ幻想が、経済を動かしている)


こういうことを言うと、ファシズムがどうとか、ナチがどうとか、ガチで言い始める奴がいる。


「劣等遺伝子を持った人間虐殺するのか!」「オマエのような差別主義者は許せない」と。


そいつは間違い無くバカで劣等な奴隷だ。


というのは、ナチスのやったことは、全くの逆だからだ。


結論から言えば、ナチスとは、優等な種をジェノサイドした、劣等な種の集まりだ。


劣等な種が集まり、優等な種のなかの一部にそそのかされ、他の穏やかな優等な種を虐殺するときの欺瞞として、「(ほんとうは劣等な種だが)オレ達は優等な種であり、(ほんとうは優等な種でかなわない相手なのだが)劣等な種は有害から滅ぼす」という言葉を創りだした。


この言葉すら、たぶん優等な種のうちの一部が創りだした言葉だろう。劣等な種に言葉を紡ぐ能力など無いし、能力があればそれは優等な種だ。


そして、先ほどの「オマエは差別者だ」と言っていたような奴が、先頭を切って虐殺を行い、「わたしはこんなに苦しい思いをしながら、しかし大義に報じるため、しかたなく屠殺を行っている。おお神よ」と舌を出していたのだ。


優等な種は、家畜をむやみに殺さない。


劣等な種だけが虐殺という経済行為(これは経済行為の一種だ)を行う。



優等な種が憂うのは、劣等な家畜たちの反乱である。その反乱は、優等な種を滅ぼしたあと、劣等な種を激しい自死に誘う。内ゲバ粛清リンチ、処刑。



劣等な種は憂いている。劣等な家畜たちの暴走と自滅を。



ロンドン暴動があった。家畜暴動だ。その前にフランス暴動があった。家畜暴動だ。

ハリケーンカトリーナニューオリンズを襲った。優等な種も劣等な種も被害にあった。そして、つかの間、「ユートピア」が現れたが、教育を受けた劣等な種が、怯えから虐殺を行った。


劣等な種は、怯える。不安を紛らわせるために、建設的で地道なこと以外のあらゆることを行おうとする。


劣等な種が怯えている。彼らは奴隷一揆を起こそうとしている。彼らは「自分たちは報われるべき人間なのに、このように不安を抱えている状態は許せないしそれは支配者が悪い」を合言葉に打ち壊しを始め、やがてその打ち壊しが自己目的化する。


優等な種は憂いている。


わたしは穏やかな劣等種なので、このような駄文を書いて自滅を避けることを(それはできないが)呼びかけることしかできない。


神よ。私に家畜(と劣等な種は呼ぶであろう優等な種)を屠殺させないでください。

仮名(pseudonym)に関する議論 by ジリアン・ヨーク

EFFのこの記事をざっくり訳した。訳の正確さはまったく保証しない。素人の雑な訳です。ちゃんと読みたいひとは原文参照すること。pseudonymはとりあえず「仮名」にした。

A Case for Pseudonyms (Commentary by Jillian York)

https://www.eff.org/deeplinks/2011/07/case-pseudonyms

pseudonym (スードニム) 名詞:著者が身元を隠すために使用する架空名前ペンネーム

個人が生来名前とは別の名前を使いたいと考える理由は無数にあるだろう。生命や生活への脅威への配慮もあるだろうし、政治的、経済報復へのリスクがあるかもしれない。人種差別の防止を望んでいることもあるだろうし、生活文化圏で発音や記述のしやすい名前を使うこともあるだろう。

オンラインではさらに理由は増える。インターネットカルチャーでは、オフラインでの人格と結びついているかもしれないし結びついていないかもしれない「ハンドル」や「ユーザ名」を使うことが長い間推奨されてきた。古くからオンライン住人のなかには20年以上使っているハンドルを持つものもいるだろう。

仮名での発言は歴史的にも重要役割果たしてきた。ジョージ・エリオットマーク・トウェイン文学的偉業、ザ・フェデラリスト論文でのパブリアス政治的主張、18世紀ロンドンでのユニウスのパブリックアドバタイザー紙への寄稿。人々は仮名の下で公の論議に大きく寄与してきたし、今日に至るまでそれは続いている。

Google+の身元確認ポリシーからオンラインプラットフォームにおける仮名性に関する新たな議論が持ち上がってきた。Google+ユーザに「友人、家族、同僚が普段呼ぶ名前」を使うことを要求する。このポリシーは、Facebookの「本名と実情報提供せよ」という要求と似ている。Googleポリシーは、Google+の開始から数週間で同コミュニティーの内外両方から大きな注目を集め、ソーシャルプラットフォームアイデンティティに制限を加えるべきかどうかという議論に火をつけている。「Skud」という名前を使っていたことによりGoogle+から追い出された元Google社員、キリリー・“Skud”・ロバートの詳細な記録によれば、すでにかなりの人数のGoogle+ユーザがこのポリシーに基づくアカウント停止を受けている。

ソーシャルプラットフォームでの「実名」支持者は多くの論点を示している。実名ユーザの行動を改善し、より文化的な環境を生み出す。実名であれば攻撃者を追求することが容易になるのでストーキング嫌がらせを防ぐ助けになる。実名ポリシーがあることで、ユーザ監視のために当局がサービス内部に「侵入する」ことを防げる。実名によってユーザは行動に責任を持つようになる。

これらの論点にまったく意味がないわけではないが、問題を間違った方向から議論している。厳格な実名ポリシーの支持者は、実名使用を主張するポリシーに良い面が一つあることを示せばいいのではない。彼らはこれらの利点が、いくつかの非常に深刻な問題より重要であることを実証する義務がある。

例えば、数千人の人々が1月蜂起に参加するきっかけになったFacebookページ「We Are All Khaled Said」を作成した著名なエジプト人、ワエル・ゴニム氏のことを考えてみよう。ページが作成されたのはハリド・サイード警官によって殺害されてからすぐの2010年夏だったが、ページが本当に勢いを得たのはその年の後半だった。しかしその後も抗議運動の中で存在感を得るのは難しかった可能性もある。2010年11月管理者(今ではゴニム氏だと知られている)が仮名を使っているとの報告によってこのFacebookページは停止された。Facebookは「身元の明らかな」人物が介入することによる解決を提供することができたが、ゴニム氏はFacebookスタッフと連絡をとって解決することができたためこの件は非常に特殊な事例となった。誰もがこのようなコネクションを持っているわけではないし、アカウント停止に抗議する方法を知らないことでどれだけ多くの人々が無視されているか知るすべもない。ゴニム氏のケースでは実名を使うことは深刻な危険を伴っていた。仮名であれば安全という保証があるわけではないが、仮名は当局による活動家の追跡を大きく困難にする。

個人が本名以外の名前の方が安全に感じられる理由は無数にある。例えばLGBTコミュニティティーンエイジャーはオンラインでいつも嫌がらせを受けるので仮名を好むかもしれない。政府のために働く配偶者パートナーを持つ人や生活を隠したい有名人は、オンラインでは別の名前で行動するほうが安心だと感じるかもしれない。家庭内暴力から逃れている人は加害者から発見されないために、部分的または全面的な別名の使用を望むかもしれない。非主流派の政治見解をもつ人は仮名を使うことによって生活を危険にさらさずに済ますことを選択するかもしれない。

マッキンタイア対オハイオ選挙委員会裁判でジョン・ポールスティーブンス最高裁判事が提案したとおり、

匿名性は多数派による暴虐からの盾である。よって匿名性は権利章典、また特に米国憲法修正第一項の本来の目的不寛容社会において個人を報復から思想を抑圧から守ること、を体現している。匿名である権利詐欺行為に悪用されるかもしれない。政治発言はその性質上、時として不愉快な結末を迎えるが、一般的に我々の社会言論の自由の悪用による危険よりもその価値に重きを認める」

「本当の」名前を使うことと同様に、「本当の」名前の使用の強制も、考えを明らかにすることによる被害を恐れる人々によって対話から排除されるという、現実的な結果を招く可能性がある。実名が対話の「文化度」を上げるかもしれないことに価値を見出す人がいる一方で、それは間違いなく多様性を損なう

ギークフェミニズムブロガーたちは、実名ポリシーの被害にあっている人々Wikiにまとめることで、個人がなぜ本名以外の名前の使用を許されるべきなのか何百もの可能性ある理由を示している。このリストに示された多くの例が安全のために仮名を使用している危険に晒された人々を説明しているものの、他にも仮名を選択できるべき重要な理由がある。

Michael Anti氏の例を見てみよう。彼の本名Jing Zhaoで、中国人ジャーナリストだ。おそらくは何者かが生来名前を使っていないと報告したことによって、2011年1月に彼はFacebookから追い出された10年近くニューヨーク・タイムズ等で「Michael Anti」のペンネームを使っていたにも関わらず、Facebook実名ポリシーの厳格な強制を主張した。

Google+でも、誤判定があるとして、アカウントの即時停止ではなく、ユーザに警告を与え名前を変更する機会を与えるように処理手順を変更すべきだと促す動きがでている。

「本当の」名前を要求するポリシーを大規模に実施するのはほぼ不可能だし、多くの例が示すように強制は著名人や敵を持つ人々に対して不当に使われることが多く、またそれはコミュニティ監視機構の結果として生み出されやすい。

GoogleであれFacebookであれ、その他の企業であれサービスに適合していると思われるポリシー作成する権利がある。しかしこれらの企業多様性表現の自由犠牲にしておきながら、「実名ポリシーがより文化的な態度を生むと主張するのは浅はかだ。「本当の」名前を要求するポリシーへの移行はオンラインでの表現の自由を萎縮させるだろう。

2011-08-25

私は種の進化のために結婚しないです

私はどうも自分容姿が気に入りません

なので恋愛とか結婚とかする気になりません

と言うよりできません

学生時代告白されたときは2回とも「自分の都合で無理なのです」と断りました




私のような人間結婚せず、子孫を残さないことで

日本人遺伝子プール容姿レベルが少し向上するのです

容姿の良くない人がみんなで遠慮をすれば、2世代ほど後には随分効果があるでしょう

100年続けば美男美女だらけの国になります




私は自分結婚忌避感について

種の一種の淘汰装置なのではないかと思っています

現代は社会が高度すぎて、劣等でも生き延びたり子孫を残したりしやすくなっています

この状況が続くと、種に劣等が増えてきてしまます

そうすると相対的劣等が自主的に生存や繁殖自粛するような仕組みが

あらかじめジーンに組み込まれていると考えられないでしょうか




私は幸い容姿以外は悪くないので士業についています

収入は十分にあるのでとりあえず生存しています

余剰はそのうち将来有望な優秀な子供の援助にしたいと計画中です




一方自分自分子供を養えないような知能的劣等についてです

これもやはり生存を自粛して欲しいと思っています

福祉で生存や繁殖をさせていけばどこまでも問題が拡大するだけなのは

アフリカロンドンを見れば判ります




ここでは紙幅の関係で

容姿的劣等と知能的劣等についてのみ述べましたが

当然それ以外にもさまざまな面での劣等と

それぞれのしかるべき自粛と言うものが考えられます




前世紀には劣等を実力で拘禁したり断種したり殺害したりする国があったそうです

21世紀はそのような野蛮を乗り越えて、理性的自粛の世紀になると思っています

2011-08-16

絶望格差

S市は大きな都市で、周辺から人口を収奪しながら今も大きくなっています。その中心部が私の生まれ故郷で、小学3年生の秋に、私の一家は郊外のH町に移りました。私の父は、そこそこ社会的成功した人で、広い庭が欲しかったらしく、彼の希望に合致する約600坪というまとまった土地たまたまH町で購入できたので、私もH町を第二の故郷にすることになりました。

H町は旧炭鉱地で、私たちが越した頃から急速にベッドタウンとしての開発が進みましたが、私がH町民になった頃はまだ開発が本格化する直前で、住民は貧しい人がたくさんいました。私が大学生になって、東京に出ていく頃には、町の人口は私が来た時の3倍になっていて、今ではH町の一部の地域は高級住宅地として知られています

引っ越した頃、私は「お高くとまっている」と言われて軽いいじめをうけました。でもそこで、正面からぶつかっていったのでかえって仲良くなって、みんなに溶け込むことが出来ました。私は他の人たちを見下していたわけではないのですが、H町の同級生の目に「お高くとまっている」ように見えたとしても無理はなかっただろうと思います男子女子ジャージを着ているような土地で、かわいらしいフリルのついた服で登校していればそれは異質感がきわだちます。私はS市では当たり前だったことをそのまま当たり前に続けていただけだったのですが、それらがすべてH町民への批判になってしまっていたのでした。

とは言っても、私もそうですし、うちの家族は基本的にだらしないというか、ずぼらな人たちなので、すぐにH町に染まってしまいました。「お屋敷みたいな家に住んでいて、どんな人たちかと思っていたら、気さくな人たちで良かったわ」とはよく言われたものです

私は学校勉強は出来たのですが、H町の子供たちの学力はS市に比べればずっとずっと劣っていました。そして意外かもしれませんが、子供たちはそれを自覚していました。なんとか頑張ろうとしている子もたくさんいて、でも、出来ない子が多すぎるので授業の進みは遅いし、家に帰っても勉強を教えてくれる人もいないし、塾とかもまだH町にはありませんでしたし、あったとしても、経済的には行けなかったりで、私が勉強を教えてあげると、「増田さんっていい人なのね」ということになって、私はすぐにクラスのまとめ役みたいになりました。

放課後には一緒に原っぱをジャージで走り回って、楽しい子供時代を過ごすことが出来ました。

でも、その頃から、町のあちこちで住宅開発が本格化して、それが本格化する直前にH町民になった私は、「原住民」の立場から町の歴史の移り変わりを眺めることになりました。ある日突然、遊び場だった山や原っぱが立ち入り禁止になって、重機が入って、造成していくのです。しばらくして瀟洒な家が立ち並ぶようになって、こぎれいな格好をした人たちが大量に「入植」してきました。

遊び場を奪われて、自分たちとかけ離れた生活をする新住民とその子供たちに、原住民子供たちが素直に好意を抱けるでしょうか?

中学の頃にはずっと新住民と原住民子供の冷たい対立がありました。大量に入ってきた新住民の子供たちは町に溶け込むこともなく、自分たちの色に塗り替えてしまいました。私はそれを原住民の立場から、でも、社会的な立場としてはむしろ新住民に近い人間として、対立や調停に巻き込まれることになりました。どちらから自分たちの側の人間だと思われて、なおかつどちらからも疎外されるような、そういう難しい立場に立たざるを得ませんでした。私の苦悩はむしろ先生たちと共有できていたと思います

新住民と原住民では利害が完全に異なるので、新住民は「出来ない子は切り捨ててどんどん授業を進めてください」と言うし、原住民教育学校に丸投げしてそのくせ自分たちの子にあわせろと主張します。先生は間に入ってかなり大変だったろうと思います

けれども年を経るごとに新住民は数的に圧倒的になって、原住民やその子供たちは自分たちのホームタウンにいながら、次第次第に切り捨てられるようになりました。高校生の頃にはもうこの種の問題は私の日常生活では見えなくなっていました。というのは、そもそも私が通っていた高校は地域ではわりあいレベルが高かったので、そもそも原住民子供ほとんどいなかったかです

小学校の頃から原住民であった同級生の多くは、今はおさだまりの底辺生活者になっていますフリーターだったり、肉体労働者だったり、18歳で子供を産んだりして、私が勉強を教えた子たちもほとんどは結局、貧困連鎖から抜け出すことは出来ませんでした。


ロンドン暴動を見ていて、なんとなく感じることがあります。あの生活費の高い都市で、高度に都市化された生活がかいまみられる状況で、決してそれには手が届かないことを知っている子供たちがどんな風に感じているのだろうと。

「頑張れば抜け出せる」

それは確かにそうなのでしょうし、そのためのアシストもあるのでしょうが日本の、一億総中流幻想があった頃でさえ、実体験から言えばやっぱり貧乏人の子の多くは貧乏人になったのでした。それがどれだけ難しいことなのか「新住民」の人たちは分かっていないと思います母親でさえ四大卒の家庭で育てられた人に、九九も満足に言えないような親に育てられることがどういうことなのか、わからないと思います

頑張らない、頑張らないことをむしろ奨励するのが貧困なのです。親や周囲を敵に回して、そういう中で子供ががんばるのは無理です

イギリス暴動の裏にある鬱屈絶望について

ロンドンその他都市のあの「愚者の祭りから1週間が過ぎて、あの月曜日事情が少しずつ分かってきた。5年以上ロンドンに住んでいる者としてあれこれ考えることも多かったし、諸事情で「暴徒」のおかれた環境について少し知る機会もあったので、少し書いておきたい。

あの日起こったことは何だったのか

これについては、無軌道若者暴走と言うことで概ねコンセンサスは取れているように思う。以下のtogetterは現状ロンドンで理解されていることに近い。

http://togetter.com/li/172491



警察が、最初暴動抑制に失敗したことで、「今なら何をやっても大丈夫」という無礼講的なお祭り騒ぎが一挙に拡大したと言うことなのだろう。周囲の興奮と燃えさかる炎に当てられて、「乗るしかない、このビックウェーブに!」とばかりに舞い上がってしまった子供が相当数いたであろう事は間違いない。(ロンドン逮捕された暴徒の5割以上は18歳未満であるというニュースが出ている。)



もちろん、子供暴走がここまで大事になってしまったのは異常事態であり、その裏側に社会的問題があると考えるのは当然だ。ただし、今回のように、当事者すら争乱の理由が分からないという状況は、「ぼくの考える社会の欠陥」的な牽強付会の自説を宣伝する絶好の機会だ。実際、イギリス社会事情も知らず、勉強した形跡も全く読み取れないのに、適当なことを言って悦に入る類の人をTogetterで何人か見かけた(以下に一例)。このエントリーを書こうと思ったのは、その手の単純で非現実的な観念論ではなく、地に足のついた議論の土台を提供したいとおもったからだ。

http://togetter.com/li/173402



あの暴徒達は何者なのか

http://www.guardian.co.uk/uk/2011/aug/09/london-riots-who-took-part

報道から明らかになっているのは、暴徒の大半が未成年であること、特定のエスニックグループが暴徒になったわけではないこと、そして多くがロンドンでも貧しいとされる地域の住人であること。加えてもう一つ言えるのは、彼らの多くがカウンシルフラットと呼ばれる、低所得者向けの公営住宅に住んでいると言うことだ。このカウンシルフラットというのは、イギリス貧困を語る上では非常に重要な点なので、少し説明をしておきたい。



イギリスにはホームレスが少ない。ロンドンを歩いていると分かるが、駅の構内で段ボールを敷いて寝ている人が殆どいない。公園段ボールハウスの村が出来ているということもない。どうやらロンドン全体で野宿人の数は500人に届かないようだ。イギリス全体でも1000人未満のようで、2万5000人のドイツと比べると圧倒的に少ない。



何故かというと、イギリスにはあちこちにカウンシルフラットと呼ばれる公営住宅があり、イギリス国籍さえあれば、家賃を払えない低所得者は優先的に居住が認められるからだ。このカウンシルフラットがどのくらいあるのかは自分には分からないが、イギリス中そこかしこにあると思ってもらって間違いない。下の地図は今回暴動の起きたHackneyのものだが、住宅の実に5割がカウンシルフラットとなっている。

http://www.map.hackney.gov.uk/gisMapGallery/Maps/Tom%20Duane%20Maps/Borough%20Profile%20maps/Social%20Housing.pdf



カウンシルフラット家賃は圧倒的に低く、ばらつきはあるもの相場の5分の1程度。それすら払えない人には更に住宅手当が下りる。光熱費やTV受信料も実質タダだ。そして、当然家があるだけでは餓死してしまうので、これとは別にpersonal allowanceと呼ばれる生活手当が出る(最近制度改革があったので名前などが若干違うかもしれないが、大枠は同じ)。25歳未満の単身で週に50ポンド。25歳以上なら60ポンド外食さえしなければ十分食費と携帯代をまかなえる金額だ(円高の今だと8000円弱に相当)。イギリス国民には、食べるに困るレベルでの貧困は(概ね)存在しない。



ただし、これだけ「おいしい」カウンシルフラットは、当然人気も高い。ウェイティングリストの人数は500万人に達しており、それなりに困窮していないとフラットは手に入らない。下の掲示板では親とカウンシルフラットに同居している30歳女性が、一人で住めるカウンシルフラットを探しているのだが、「今現在無宿とかでないと難しい」と返答されている。

http://boards.gumtree.com/viewtopic.php?t=215432&p=2686792



ここで、イギリス人なら誰でも知っているトリックがある。子供がいて、しかも親がシングルマザーだと、フラットが優先的に廻ってくるのだ。こうなると、親から独立したい、しかし職がない子供にとって、手っ取り早い手段は妊娠と言うことになる。かくして、イギリス先進国でも突出して10代の母親が多い国になった。しかも、子供が生まれると一人当たり週に1220ポンドのChild benefitが支給される。また、シングルマザーだと上の生活手当も週に40ポンド前後は増額される。このため、パートナーがいても敢えて結婚せず、シングルマザーになる母親が多い(当然の結果として、その後別れて本当のシングルマザーになる確率は高まる)。母親ひとりに子供一人で月500ポンド(約7万円)あれば、正直生活には困らない。



はいえ、貯金は難しい。それに、貯金額が6000ポンドを超えてしまうと支給額が減額されてしまうので、そもそも貯金する理由がないのだが。ちょっと大きなTVを買おうとすれば、夜遊びを楽しみたければ、その分働くしかない。問題なのは子供だ。託児所に預けたいところだが、ロンドン託児所は1ヶ月フルタイム1000ポンド。平均所得ですら厳しいこの金額を彼らが払えるわけはない。その結果、子供は無人の家に置き去りでTVを見るかゲームをするかと言うことになる。言葉を学ぶには最低の環境だ。



その結果起こったのが、子供識字率の低下。移民だけでなく、ネイティブ識字率が低下している。2007年政府が行った大規模な調査によると、小学1年生の6分の1が自分名前mom, catといった3文字の簡単な単語を書くことが出来ない。当然、こういう子供小学校カリキュラムに着いていくことは難しい。その結果、無視できない数の中学生数字は忘れた)が、「数学試験問題の英語が理解できない」ために零点をとる、という現象が起きてしまった。こんな状況では学校に行くのは苦痛しかない。カウンシルフラットの周りでは、昼間から特に何をするでもなくぼーっと座っている子供達をよく見かける。



この様な子供が成人して職に就くのは、非常に難しい。肉体労働系なら大丈夫だろうが、ポーランドからの出稼ぎ労働者の方が高いスキルと低い給料で働いている。それよりも低い賃金では、生活保障の支給額を下回ってしまうので、働く意味がない。こうして、カウンシルフラットで生まれた子供は、またカウンシルフラット自分子供を産むことになる。ちなみに、失業手当の受給者数は約150万人。人口が倍の日本では80万人だ(失業率は8%弱)。別制度のincapacity benefit(病気などで働けない人のためのもの)の受給者は250万人(人口の5%弱)を超えている。



結果、親子3代、殆ど働きもせずカウンシルフラットに住み続けている、という話は、もはやイギリスでは珍しいものではなくなっている。このような状況で子供未来希望を見いだせないのは当然のことだ。少なくとも彼らには、サッカーの才能に恵まれてプレミアリーグに行くくらいしか、この生活を抜け出る手段がないように見えるのではないか。これでは、リオデジャネイロの山肌に広がるスラム子供サッカー以外の未来がないのと大して変わらない(実際には、カウンシルフラット生まれでも頑張って勉強して、奨学金博士号まで取る人もいる。そのための制度組織もある。ブラジルスラムに比べれば、カウンシルフラット子供達は圧倒的に恵まれているという点は強調しておきたい)。このような状況で鬱屈しないでいられるのは、よほど心の強い人間だけだろう。



今回暴動ワイン1本を盗んで歓声をあげ、昨日裁判所で有罪を宣告された子供達は、多くがこういう鬱屈と共に生きているのだと思う。



イギリス人はどう思っているか

カウンシルフラット子供達が鬱屈しているならば、イギリス納税者達は絶望している。イギリス税金は高い。年収550万円以下なら所得税20%、それ以上なら40%(しかも、社会保障関連の支出所得税収総額を上回っている。なにしろ、上に書いたincapacity benefitだけで1兆5千億円かかっていたのだから)。消費税20%。それ以外に地方税も取られるし、国民保険料も安くはない。通勤交通費は自腹が原則だし、会社住宅補助を出してくれると言うこともあまりない。そういう辛い家計をやりくりしながら、やたら高い家賃を払って暮らしている家のすぐ隣で、無職の人が昼間からぷらぷらしていたりするわけだ(カウンシルフラットは本当にあちこちにあるので)。



それでも、ブレア政権を取った1997年以降、イギリス人低所得層との格差を縮めるために税金を投入する政策を支持してきた。小学校低学年は30人学級となり、小学校入学前に児童学力を底上げするためのプログラム(SSLP)にも1000億円の予算が付き、補習授業は大きく拡充され、挙句には、高校をドロップアウトする生徒を減らすために、出席率が高い貧困家庭の生徒に補助金まで出した。職歴のないシングルマザーにはコンサルティングから面接の訓練まで提供している(一人当たりのコスト10万円)。



にも関わらず、今回の暴動だ。これを「先進国とは思えない、途上国光景のようだ」と思った人はイギリスにも少なくない。ブレア政権教育改革スタートしたのは99年前後から、今回の暴徒の大半は改革された教育制度の下で育ってきた子供である。これだけの負担をしていながら、なぜ途上国スラムのような光景を見なければならないのか。これに絶望せずにいられるのは、やはりよほど心の強い人間だけだろう。



これから何が起こるのか

(1) 警察力の強化。これは言うまでもない。秩序を失えば人間は(誰であれ)動物になりうると言うことを、今回の暴動証明した。ならば、秩序の維持は至上命題だ。先週キャメロンがアドバイサーに招聘したビル・ブラットンはニューヨークで例の「割れ窓理論」の実行部隊を指揮した人であり、警察官の最適配置システム第一人者でもある。締め付けは厳しくならざるを得ない。

もしこの手の暴動放置すれば、被害者は自警団を組織する。彼らは武装し、いがみ合い、それが新たな暴動の引き金になる。そうなる前にキャメロンには何とか手を売ってもらいたいと思う。もしかしたらもう手遅れなのかも知れないが。



(2) 社会保障制度の見直し。これは実のところ暴動から進行している。上で書いたincapacity benefitだが、悪用して海外旅行まで楽しむ輩が多く出た上、一度受給者になると死ぬまでもらえるので、就労意欲がゼロになる。以前から批判が絶えず、キャメロン政権は廃止を決めた(別制度代替)。ただし、これらの社会保障の削減が暴動の理由ではないというのはマスコミでも一致した見解だ(まだ削減は殆ど始まっていない上、暴徒の大半は親元で暮らしているのでそもそも受給していない)。

上でも書いてきたように、手厚い社会保障制度それ自体が受給者と、その子供や孫の未来までをも奪ってきたという側面がある。そして、この制度格差の縮小どころか、治安維持という最低限の目的すら達成できなかった。何より、イギリス経済はこれ以上の負担にはもはや耐えられない。ならば、社会保障は削減しつつ、彼らに可能な限り働いてもらうしかない。Benefit Busters (興味のある人はyoutube検索すると良い)などを見ているとなかなかに大変そうではあるが、もう選択肢がないのである



(3) 納税者復讐今日キャメロン首相まで”social fightback”と言う言葉を使っていて驚いた。具体的には、暴動に参加した子供がいる家庭に対する社会保障給付の停止。カウンシルフラットからも追い出す。少なくとも感情的には、そして理屈の上でも、そうすべき理由はたくさんある。それが更なる悪循環を招くとしても、あそこまでやられてしまっては納税者の側も収まらない(ちなみに、オックスフォードケンブリッジ卒のエリートはこの手の復讐にはあまり賛同しない。彼らはびっくりするほど穏健だ。怒っているのはむしろ小商店の店主のようないわゆる中産階級に多いような気がする)。鬱屈した子供の暴発を「社会の歪み」を理由に肯定する人は、絶望した納税者復讐も肯定せねば片手落ちであろうと思う。



最後に、下のtogetterで見つけた以下のコメントについて。

火がつけば爆発するしかないほどの不満を溜め、失うものが何もない奴らがこれだけの数居るんだよ。社会がそれを生んだ。(中略)問題は目の前にそのままの姿である。こいつらのYouTubeを見ろ。音楽を聴け。睨みつけてくる視線自分をさらせ。

http://togetter.com/li/172301


この人の書いたラップの話は、今まで全く知らなかった分野な事もあって新鮮で、興味深く読んだが、このコメントには一言申し上げたい。無茶言うな。暴動明けの火曜日の朝にCamden Townの駅で暴徒の一人とばったり顔を合わせたが、彼の睨み付ける視線にどう応えろと言うのか。プラットフォームのあちこちにどかどか蹴りを入れながら、肩で風を切って周囲にガンをたれながら練り歩いていったが、一個人として彼を見れば、まだ自分抑制できないただの子供であり、仮にポケットの中に盗品が入っていれば犯罪者に過ぎない。彼らをひとりの人間として直視するなら、そういう扱いにならざるを得ない。復讐の対象にならざるを得ない。むしろ、彼らを一個人ではなく社会現象の一部として扱った方が、まだ冷静な判断は下しやすくなるのではないかと思う。

2011-08-09

日本ロンドン暴動みたいなことが起こらないのは、ネットが良くも悪くもガス抜きになってるからだと思った。

憂さ晴らし暴動、略奪、放火するのと、憂さ晴らし個人情報を詮索して炎上させるのでは、まだネット炎上のほうが相対的にマシだろう。

ネットを起点に集まったと思えば、テレビ局に「韓国人テレビに出すな」とデモやってる程度なんだから、アホみたいに平和な国だ。

将来、日本も、あのレベルになるのだろうか

震災後、日本暴動や略奪が起こらないことを賞賛する見方に対して、否定的な人たちがいた。

確かに、あのとき震災便乗犯罪はあった。手放しで賞賛できるわけはない。

しかし、現在ロンドンの状況を見るに、先進国イギリスでさえあのレベルで事件が起こるわけである2005年にはフランスでも暴動が起こった。

エスノセントリズムを気取りたいわけじゃないし、その分、日本では自殺が多いわけだが……。

そのうち、日本もあのレベル普通になるんだろうかと思うと鬱屈する。

2011-05-20

英語学習者による英語学習法のレビュー

英語を今まさに学んでいるのである一連の記事に反応してみる。

背景:英語専攻の大学生TOEICスコアで750点程度。

・発音について

ネイティヴに通じる英語になる「たった6個の正しい発音」

http://diamond.jp/articles/-/12268

めちゃくちゃに見えて実は有効そうです

英語圏ネイティブでも"th"の音を省略したり他の音に置き換えたりしてる地方はあります。例えば、確かロンドン労働者階級の人の言葉だったか['em](them)みたいなのはハリー・ポッターの登場人物ハグリットが連発してますハワイピジンと呼ばれる方言みたいなものでは"the"は"da"になります

少し外れるけれど、インド人の英語は訛りがきついことで有名。それでも通じる英語です

以上のことから、とりあえず話すだけなら訛りなんてのはさほど気にしなくて良いのです外国語学部英語科の学生でもカタカナ発音してる奴はいます。そしてネイティブ先生英語onlyな講義についていけています。

勿論こんなことをいつまでもやっていては、本当に音を聞き分けられるようにはならないだろうとは思いますが。

一番良いのは、学習初期にある程度発音を勉強してしまうことです学習に掛かるコストはいつ始めても変わらないので。お手軽なところでは英語耳が役に立ちます

本当に英語勉強したい方には、やはりいつかは音韻論を齧ってみることをお勧めします。

・文法について

http://diamond.jp/articles/-/12269

要約:SVOだけ覚えればOK

これはほとんど賛成。

とりあえずは、5文型と時制さえ覚えれば良いというのが私の持論です

私は高校時代にNEXT STAGEという参考書を買わされた口ですが、そいつは今でも折れ目なし書き込みなしの綺麗な状態を保っています。単語帳も嫌いでほとんどやりませんでした。ただ高校時代は毎日英語の授業があって英語を読まざるを得ませんでした。それで、卒業時点TOEIC600点程度の英語力は確保できました

高校レベルまでの辞書片手に新聞読める程度の英語力であれば、参考書と睨めっこしてる暇があるなら実際の新聞なり教科書なり試験の問題文なりを読むほうが遙かに勉強になりますほとんどの人は英語を読める(話せる)ようになる為に勉強しているのであって、英語学の学者になる為でも文法用語という日本語を覚える為でもないかです

ただし、参考書というのは参考にするには(当たり前ですが)かなり役に立ちます。知らない言い回しには良く出くわしますが、そういう時にこそ素晴らしい索引のついた参考書が一冊あると便利です

・総括

とりあえず勉強を始めてみても裏目に出ることは(あまり)ない。得るものが沢山あるのは確か。

最後に。

英語勉強煮詰まったら、ロシア語フランス語ドイツ語スペイン語など、とにかく他の言葉をほんの少し齧ってみることをお勧めします。

英語の簡単さは神。

2011-05-08

世界歴史 ヨーロッパ近世の開花 中央公論新社

(気になったところだけメモ


スペインハプスブルク家の2重の契り

統合したばかりのスペインの国力を強化し、国境を挟んで緊張関係にあったフランスと対抗するために、ハプスブルク家に近づいた。フェルナンドとイサベルは生んだ子供のうち2人をハプスブルク家の人と結婚させた。その子供の1人がヨーロッパのかなりの領土を支配したカルロス1世(カール5世)だった。スペインは思いがけぬ形でハプスブルク帝国もいただくことになった。



カルロス1世が用意した官僚制

→多民族、多文化、多言語、他宗教国家だったスペイン(4分の1はスペイン語が話せなかった。ユダヤ人社会。またイスラム系住民はまだ底辺労働力として居残っていた)。毎日開かれる王の諮問会議。報告書、稟議書などの大量の文書。数千人の役人が働いていた。スペイン大学役人養成機関として発展し、16世紀始めに11あったカスティーリャ大学はその後の100年で33にも増えた。イギリスはそれと比べると官僚制を発展させず、大学の数も19世紀にいたるまでオックスブリッジの2つだけだった。



ポトシ銀山から銀を持ってくる能力

→銀塊をリャマの背に乗せて港近くまで運び、そこから小舟に移して北上パナマ縦断するためにまたラバに載せ替えて陸上移動、大西洋からやってきた、トレジャーフリートと呼ばれる船団に載せてスペインに向かう。季節、季節風も加味してこうした計画を周到に用意する。信じられないほど高度なオペレーション能力が必要とされる。



16世紀価格革命真相

→16世紀を通じて西ヨーロッパ物価は平均して5倍に高騰。スペインヨーロッパにもたらした銀が原因とされているが、違うとされている。原因は王室貨幣悪鋳・公債発行。そして人口がこの時急速に増えたものだから食料価格が高騰したことが原因。



印刷

金属活版印刷は1450年にドイツ発明。そこから1476年にイングランドに導入。カスティーリャには1473年に導入。わずか20年で違う国にまで技術が伝播した。この技術移転スピードほとんど現在と引けをとらないのではないか



イングランドスペイン産業システムの類似性。

→同じ羊毛生産を主力産業にしていて、フランドルへの原料供給国だった。イングランドロンドンの独占商人組合が一手にそれを集め、アントワープに出荷。カスティーリャでもおなじような独占組合が羊毛の生産・出荷を支配。北部の内陸都市ブルゴスに集積、フランドルに出荷していた。



スペイン経済的衰退の理由

アメリカから得た富を装飾や豪遊につかったというのは誤解。むしろ、絶えず起こっていた戦争オスマン帝国との戦争フランスとの継続的な戦争宗教改革の勢力、独立を目指す北イタリアネーデルラントの勢力などなど)への出費のせいだった。



アルマダの経緯

→同じ新宗教国家として、イギリスエリザベス1世はネーデルラント独立紛争に介入。7000人の兵を送る。1588年、スペイン王フェリペ2世は英国作戦を計画。大量の兵力を送り込み、ロンドンを一気に制圧する予定。当時スペイン領土も富の綿でも大国。小国イギリスに勝ち目なし、と当時銀行家たちは踏んでいたが、まさかの敗戦



オランダ発展の経緯

→16世紀半ばから新教によるオランダ独立運動が始まって30年。南部アントワープスペインの焼き討ち→北部アムステルダムに大量の人口移動、資本商業もここに集約。スペインの劣勢も追い風となりこの地の発展が促された。貿易国家として栄えた上、アントワープ以来の繊維産業も追随を許さない。



オランダによるイギリス嫉妬から名誉革命に至る経緯

→海洋商業国家オランダを潰す目的で制定したクロムウェルの航海条例(1651年)→翌年から20年に渡る断続的な戦争。→1672年にはルイ14世が陸・海で攻撃、オランダパニックに陥り経済も壊滅的打撃。数々の緊張が続く中、オランダイギリス侵攻を計画する。1688年、500隻の船、2万人の陸軍兵を伴ってオラニエ公ウィレムがロンドン上陸イギリス国王の座に収まった。これが、名誉革命のもうひとつの側面である

2011-02-27

機械や人や未来についてのひとりごと

オートメーションが進めば、なくなるのは「肉体」労働なのか。

機械だけになって機械を作る機械が出来ても、その機械設計する人間は必要になる。だから、肉体で労働するわけじゃないが頭を使って労働する人間は必ずいる。

そして、次にメンテナンスが必要ということだけど、そのメンテナンスをそもそも人間自身も行ってるわけで、

なぜ他の人間がいなくてもメンテナンス出来るかといえばそれは自立行動し自分栄養補給し排泄することが出来るからだ。

とすれば、全てを機械にやってもらうためには自動メンテナンスすることが必要だ。



さらに、知能労働人間だけのものということでもなくなってくる。

自動メンテナンス出来る機械誕生すれば、そもそも自分の意志で何かを考えることが出来る機械が登場してもおかしくはない。

その機械を何らかの方法を使って制御し、ある一定の労働のみを行わせることが出来れば・・

教師ロボット政治家ロボットというのも不可能はない。

だけどその時人間がどうなっているかということだ。


かに教師ロボットなどの知能労働をするロボット過去SF作品でよく出てくるしありきたりな話ではある。

しかし、人間そのものが大幅に変わってしまうという作品はなかったかもしれない。

そこで人間がどうなっていくかを考えれば、やはりこれは機械に近づいていく。つまり、機械のような都合の良い肉体を求めていくということになる。

たとえば、視力が落ちない義眼、怪我に強く疲労しない腕や足、睡眠の必要がない身体。

そもそも人間人間にとって都合の良い世界を作るために必要としたのが機械だ。機械を必要としているのは、人間というよりは人間の脳だ。

だとすれば脳以外の肉体をそっくり人工の、脳にとって都合のいい身体に変えてしまっても問題はない。というより、それが脳の願いなんだろう。




機械が徐々に人間らしくなっていき、人間が徐々に機械になっていく。どこまで行くかは分からない。しかし、今の自分想像力では、機械が完全に人間になるということは多分ないと思うし、人間が完全に機械になるということはない。

機械人間になるということは、本来の機械の役目(都合の良い労働力)が失われてしまうし、人間機械になったら、つまり人間の脳まで機械になってしまったら、それはもう人間とは言えないし、都合の良い身体を欲しがる人間はいても、人間を捨てて機械になりたいと思う人間がいるとは思えない。

でも、人間機械微妙な均衡点というのが一体いつまで維持されるのか分からいし、それを維持するという明確な理由が見つからない。つまり、「人間機械になってはいけない理由」や「機械人間になってはいけない理由」。

人間機械になるなら、都合の良い労働力として工場派遣されても問題はないし、元機械だとしても性質は完全に人間のそれと同じなら彼らを機械カテゴライズする理由もなくなってしまう。

個人的にこの未来は恐ろしいと感じる。この恐れは、多分自分が許容できる未来限界点を示してるんだろう。

人間機械になり、機械人間になる、こんな未来がいったいいつになるのか想像も出来ないが、もしかしたら1000年以内にやってくるかもしれない。500年以内と言っても早くはないかも。




結局、脳は機械になることを望んでいるんだろうか。

脳の持つ性質は、人間味という言葉からはいずれも遠いし、脳が願ったものを見てみても、そこに人間らしさというものはない気がする。

デザインという右脳の意向が強く反映される部分だけ見れば確かにそこには人間らしさがあるが、ほとんどの部分左脳の意向に沿ったもので、そこにあるのは無駄がないすっきりとしたデザインだ。

このまま行けば、もしかした右脳が完全に左脳にとってかわられ、人間らしさというものは完全に失われるのかもしれない。

たとえば、機能ごとに何を選ぶかという自由はあっても、同一の機能で違うデザインのものということはない。

ファッションを見ると、概ね左脳に支配されていない、つまり時間軸的には過去文明でいえば未発展のほうがより派手で無駄が多いデザインになってる。

これは、右脳がそういうものを求めていて、まだ言語世界が発達していなかった世界ではそういう華美なものが求められていたのかなと思う。

逆に現代に近づくにつれ、だんだん右脳よりも左脳デザインに口を出すようになり、より合理的で、無駄がなく、画一的デザインが選ばれるようになっていった。

グローバル化もそれに似ている。素晴らしいものが一つあれば皆がそれを真似し画一的になる。萌え絵ハリウッドの方法論、ファストフード店、郊外店舗などなど。




このまま左脳が優位になればどうなるか。人々は次第に画一的なものを問題だと思わなくなっていく。

たとえば草食系。必要のないものにはお金をかけない、すなわち安い画一化されたものを購入する世代の出現。

ユニクロがバカ売れする時代。もはや重要なのは「機能的かどうか」であって、個性的かどうかではない。

言語も統一される可能性がある。英語かどうかは分からないが、この勢いでいけばやはり英語地球標準言語となる可能性は高い。

しか言語というのはその土地に根差したきわめてローカル存在から、もし英語世界言語を統一するとなれば、よりグローバルな言語となるため進化が必要になるだろう。

ここで考えられるのが、どうやってグローバルな言語となるために進化するのかということ。

かに元々ローカル言語というものは、どうやったってその民族環境などに影響されやすい。




まず環境を考えるとすれば、実は地球上では既に環境グローバル化が起きている。それが、自然環境に左右されない都市化という現象だ。

都市は概ね自然から断絶されており、都市間には自然環境ほどの劇的な違いは見られない。どの都市コンクリートで舗装された地面があり、車が走り、高層ビルが立ち並び、駅やコンビニが点在している。

ということは、実は都市だけを見ればほとんどの都市は似たり寄ったりで、そうなるのは必然なのだ。

次に、民族。これも、実は統一されつつある。都市間の流動が激しくなっている。

日本はそうでもないかもしれないが、アメリカには中国日本韓国インドドイツ系・・いくらでもいる。

たくさんの民族が一つの都市で暮らすことが出来るのは、都市が画一化されていてどこにいても大して変わらないからだろう。

かつての江戸ロンドンはあまりに違う。人々が着ている服も習慣も全く異なっていた。しかし、今は不完全ではあるがすべてが画一化されようとしている。

また、混血も重要だ。日本人アメリカ人先祖に持つ人間というのは珍しくない。移民ネガティブな問題として取り上げられることが多いためまだ混血というのは多くないかもしれないが、確実に今後は増えていく。地球という広い土地の上で、かつて絶対に交わることのなかった複数の民族の血が混ざるという時代に既になっているのだから

地球人という考え方が当たり前になれば、次第に言語も統一される。次はやはり宇宙の時代になるんだろうか。

宇宙でも人間土地を拓き画一化された都市を築き、ますます便利になって、ますます遠くへ行く。

その先に何があるのか、まったく分からない。自分想像力はここまでだな。

2011-01-30

選挙すれば良いという見方は単純」

首相選挙すれば良いという見方は単純」

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110130-OYT1T00218.htm

ロンドン鶴原徹也】英国キャメロン首相は28日、米CNNテレビインタビューに応じ、「エジプトで改革が必要だ。エジプト国民の不満は解消されるべきだ」と表明する一方、「ただ、選挙実施すれば良いという見方は単純だ。真の民主主義は法治や人権、自由について実績を積み上げていくことにある」などと指摘した


 これは、英国が望むのはエジプト政体の崩壊や急変ではなムバラク体制下での改革である、との姿勢を示した発言とみられる。ムバラク体制が短期に崩壊した場合エジプト権力の空白が生じ、同国だけでなく中東不安定化するとの懸念が英政権にはある。

2011年1月30日10時02分 読売新聞


この見出し首相中国共産党幹部に入れ替えても何ら違和感ないな

読書メモ 「英国産業精神の衰退」 マーティン・ウィーナ著

 原著は1981年。もう絶版なのでアマゾンで購入。川北稔先生が、「イギリス近代史講義」のなかで、イギリス衰退に関する代表的な議論として紹介していたので。



 本の主張は単純。イギリス産業衰退は文化的にビルトインされてたってこと。「世界工場」として華やかなりし頃だった1851年のロンドン万国博覧会ときすでに、反産業の気風が高まっていたということ。騒々しくなく、あくせくせず、保守的で、物質利益を追求せず、汗をながさない。そんな「ジェントルマン的な精神」が英国産業破壊したっていう議論。



 英国企業経営者達は、「重役協会」にみられるような経営管理という世俗的な役割から超然としたグループを形成し、変化への対応や、利益の追求を嫌い、政治的、社会的活動などの非事業的な分野へいれこむのが美徳とされた。産業界への社会的地位は低いままで、オックスブリッジに見られる一流大学では産業界で「使える」ような応用的な知識は蔑まれ、優秀な人材全然まらなかった。これは、製造業の役員の名刺にはほとんど必ずドクターとついているドイツや、職人的技巧が敬われる日本と比べると、まさに20世紀英国では他のどの国よりも、産業界での経歴が低く評価されたのである



 本書では、このジェントルマン的精神のせいで衰退した英国産業についても多く触れている。経営陣が保守的だったために、ドイツのIGファルベンや、アメリカのデュポンに完全に敗れた、プランナ=モンド社(ICIの前身)。経営者政治世界にいれこんだために、オランダロイヤル・ダッチにに会社を買収されてしまった英国シェル石油など。そんな中で、唯一金融業けが繁栄を続けたのは、そこが実際の生産とは一歩離れた場所にあり、世俗的な空間とは一歩はなれた「きれいな空間で優雅にビジネスができるからであり、ジェントルマン的な精神親和性が高かったのである



 本書の問題点はあげようと思えばたくさんある。「衰退」へ向かった歴史的流れを説明するはずなのに、やたら20世紀後半の「現代的な」資料ばかりが目についてしまうこと。引用の仕方がけっこうかなり怪しいこと(ケインズが金儲けを否定していた、と言う箇所とか)。本当に英国の反産業主義が他のどこよりも根強かったと言えるのか(大量生産に批判的なエートスは震源地のアメリカでも当時見られた)。そもそも文化決定論って自体、星占いと同じようにイエスともノーとも言えるわけで。



 ただひとつ、現代に生きる日本人として、今日的なレッスンをあげるとするならば、衰退の色が見えはじめた時の英国政府産業界がとった行動である。本書では、国内での過当(と言われた)競争を排除すれば雇用も減らず産業競争力は強くなると考えていた当時の英国の事例を紹介している。1890年代に始まった英国企業合同や、30年代市場配分協定など。結局、当時民間で行われた合併の波も、経済全体に利益をもたらすことはほとんどなかった。逆に、それは英国保守的気風に棹を指し、産業界革新からますます遠ざけ、産業衰退にさらなる拍車をかけることになったのである

2011-01-14

人種差別をしないための差別

http://d.hatena.ne.jp/ever_neet/20110113/1294916683

たまたま開いたブログによると、



国連の調査員いわく「日本差別問題は根が深い」「役人たちはこの問題の大きさを認識していない」のだそうである



穏やかじゃないですなと読み進めると、"日本差別は、日本人の見えない輪をつくり、そこに「違う者」が入ろうとする「忙しい」などの建前を使い静かに拒絶すること"であり、"悪意はなく、酷い差別を受けることも無いが、友好的な人からも小さな差別を沢山受ける"ことであると。




欧米の某国に長く住んでいる人間として言わせてもらうなら、これを人種差別ととらえることこそ、問題の本質を理解していない。このような仲間/よそ者の区別はどの国にも存在し、それをレイシズム定義している国をほかに知らない。そして、このマイルドな「差別」を一概に悪いことである定義してしまうべきでもない。




たとえば、自分が昔ロンドン会社で働いていたとき外国人(非英国人)向けの「イギリスでの生活になじむための講習」のようなものを受けさせられたことがある。そこで最初に言われたのが、「イギリス人の友達が出来なくても心配しないように」ということ。実際その通りだった。ホームパーティーに誘われることは何度もあったが、例外なく外国人から外国人の同僚に尋ねても、一様に同じ感想を漏らしていたし、イギリス人の同僚もその傾向があることは認めていたから、講師が言ったことはある程度一般化可能な事実だったのだろう。ちなみに、ロンドン移民人口が3割を超える多民族都市だ。



ニューヨークですら、事情は大して変わらない。アメリカ人は「イギリス人とそれ以外」のような分け方はしないが、「アメリカ的な振る舞い」をしない人間に対しては厳しい。そして、それは当然不文律であって、社会人になってからでは学ぶ機会が無いし、そもそも不文律自体が場所とコミュニティで異なる。個人的には、イギリスに比べればだいぶやりやすいとは思うけれど。



どちらも、上で紹介したブログが書くところの「静かな拒絶」の一例だ。それは確かに広義の差別になるのかも知れない。しかし、このような「差別」をしなければ、人種差別は確実に激化する。世の中には生き方の違う人間というのが確実に存在するのであって、そういう人たちを遠ざけたり遠ざかったりして無用な摩擦を避けるのは、ごく一般的な生活の知恵だ。この棲み分けが機能していない社会では、大抵人種差別が起こる。生き方も考え方も違う人間が密接に関わりあえば、当然不愉快経験もする(ルームメイトウンコのついた左手蛇口をひねり、そのまま蛇口を洗い忘れて出て行った、とか。どこの国の人かは敢えて書かない)。そういう「不快経験の積み重ね」が人種差別を拡大させる。こういう差別理屈はないので、より根深く残る。



こういうことを書くと「異文化を真っ向から乗り越えてこそ真の理解があり、人種差別の解消はそこを目指すべき」みたい幸せなことを言い出す人達がいるが、そういう人間に限って「異文化を真っ向から乗り越える」経験をしていない。それがどれだけの時間と忍耐を要求するかを理解していない。この世の中には異文化摩擦を乗り越えることに生活をささげられるほど暇な人はほとんどいないのだ。人種差別反対、あらゆる差別に反対、と叫んで悦に入るのは気持ちいいのだろうが、もう少し現実を見ろと言いたい



人種差別には反対だが、それを抑制するために、少なくともそれによる不利益抑制するために、受け入れたほうが良い差別はある。受け入れ側の日本人が「外国人をもっと平等に扱おう」と考えるその心根は善い。だが、それこそが日本人人種差別に火をつける可能性は考慮すべきだ。目をきらきらさせて非現実的な理想を語る前に、カエサル言葉をかみ締めよう。



「どんなに悪い結果に終わったことでも、それがはじめられたそもそもの動機は、善意によるものであった」

2010-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20101231113644

スペイン娘かー、いいなー楽しそう。

それってホテトルみたいなやつ?

そんなのもあるんだね、すごい。


ちなみに俺はロンドン美人局にあった。

それ以来ちゃんとしたモデルルーしか行ってない。

気をつけてね。

http://anond.hatelabo.jp/20101207134704

2010-10-31

今日ハロウィンです。

20年ぐらい前ロンドン市内に住んでいたんだが、「Trick or Treat?」なんてやってるのは近所のアメリカ人一家だけだった。

同じ建物に住んでいたイギリス人の兄ちゃんは「これだからアメリカ人は……」とぶつくさ言っていた。

 

10年ぐらい前はパリ市内に住んでいたんだが、店のディスプレイハロウィンの飾り付けをちらほらと見るようになってきていた。

知り合いのフランス人のおばちゃんは「アングロサクソン的というよりも商業的なところが嫌い」と言っていた。

2010-10-08

イギリス日本と同じようになってるんだな

英国ロンドンスクール・オブ・エコノミクスの上級研究員キャサリン・ハキムが「エロティック資本」という論文を発表した。彼女によると、性的魅力は一種のパワーであり、資本でもある。そして性的資本は近年、他の資本より重視されるようになっている。コンドームピルの普及により、カジュアルセックスが広まり、ウェブなどのメディア性的資本への欲望を煽(あお)っているのも一因だ。ステロイド脂肪吸引豊胸手術などはすべて「性的資産」を増やすための投資術だし、多くの人にとってジム通いは健康のためというより、自らの「性的資産」を管理するためといえる。

経済世界と同様、エロティック資本主義弱肉強食世界だ。性のグローバル化世界スター弱者格差を拡大する。ウェブ上には性的欲求を満たしてくれる情報が溢れており、パートナーキーラ・ナイトレイブラッド・ピットのようでないからといって、現実性的関係から遠ざかる人も増えている。エロティック資本主義世界でもフラット化が進行しているともいえよう。

先進国化、情報化が進むと、否応なしに異性への要求レベルが上がる。

2010-09-20

世界的人気ロックバンド学歴をまとめてみた

ミック・ジャガーThe Rolling Stonesロンドンスクール・オブ・エコノミクス中退
シド・バレットPink Floydロンドン芸術大学
ブライアン・メイ(Queenインペリアルカレッジロンドンにて物理学博士号取得
ジェリーハリスン(Talking Headsハーバード大学
トム・ショルツ(Boston)			マサチューセッツ工科大学
ブルース・ディッキンソン(Iron Maiden)		ロンドン大学クイーンメアリー校
グレッグ・グラフィン(Bad Religionコーネル大学にて生物学博士号取得
スティングThe Police)			ウォーリック大学中退
スチュワートコープランドThe Policeカリフォルニア大学バークレー中退
アンディ・サマーズ(The Policeカリフォルニア州立大学ノースリッジ校中退
デクスター・ホーランドThe Offspring)		南カリフォルニア大学
ブラックフランシスPixies)			マサチューセッツ大学アマースト中退
ジョーイ・サンティアゴPixies)		マサチューセッツ大学アマースト中退
キム・ディール(Pixiesオハイオ州立大中退イヴィッド・ブライアンBon Jovi)		ラトガース大学中退
アンソニー・キーディスRed Hot Chili Peppersカリフォルニア大学ロサンゼルス中退
グレアム・コクソンBlurロンドン大学ゴールドスミスデーモン・アルバーンBlurロンドン大学ゴールドスミスアレックスジェームスBlurロンドン大学ゴールドスミス校
トム・モレロ(Rage Against the Machineハーバード大学
リヴァース・クオモWeezerハーバード大学
ブライアン・モルコ(Placeboロンドン大学ゴールドスミストム・ヨークRadiohead)			エクスター大学
ジョニーグリーンウッド(Radioheadオックスフォードブルックス大学中退
エド・ブライアンRadioheadマンチェスター大学
コリングリーンウッドRadioheadケンブリッジ大学
フィルセルウェイ(Radioheadリヴァプールジョンムーア大学
マナブ・オシオ(LIV)				ユニバーシティ・オブ・トーキョー入学辞退
ブラッドデルソン(Linkin Parkカリフォルニア大学ロサンゼルス校
デイヴ・ファーレル(Linkin Parkカリフォルニア大学ロサンゼルスマイク・シノダ(Linkin Parkアートセンターカレッジ・オブ・デザイン中退
ジョー・ハーン(Linkin Parkアートセンターカレッジ・オブ・デザイン中退
クリスマーティンColdplay)			ユニバーシティ・カレッジロンドン
ジョニー・バックランド(Coldplay)		ユニバーシティ・カレッジロンドン
ガイ・ベリーマン(Coldplay)			ユニバーシティ・カレッジロンドン中退
ピート・ドハーティBabyshamblesロンドン大学クイーンメアリー中退

2010-09-14

今でもホームレス日本の街に沢山いるけど

物乞いにあったことは無い。ホームレス日本くらいに多い町(ロンドンとか)だと、物乞いに

多く会った。チェンジリーズって片手を差し出されたり、子供を抱いて地下鉄のホームに

座っていてよくみると缶が置いてあったり。

これだけホームレスが多いのに、なぜ日本には物乞いがいないんだろ。国民性?それとも

時間の問題で、そのうちどこに行っても物乞いを見るようになるのか。

この不況が続くうちに、そうなりそうな気がして嫌だなと。

- 転職ならen
- 派遣ならen
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