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はてなキーワード: トゥルーマンとは

2019-10-19

トゥルーマン・ショーを今更見た。

なんだったのだろうあれは。

素晴らしく感動した。シュタインズゲートラストを初めて見た時のような感覚を味わった。

もう20年も前の作品とは思えない。

流石に映像の画質や演出台詞回しは多少古臭さはあったし、突っ込もうと思えばいくらでも突っ込める設定ではある。

が、そんなもの些細なことだ。


一応、あらすじを説明すると。

主人公名前トゥルーマン

おはよう。そして会えないときのために、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい」というセリフを爽やかな笑みでよく言う青年だ。

彼は本人も知らぬ間に、自分人生をずっと世界中生放送されていた。

彼以外の人間は全て役者演者だ。近所の人や会社の同僚やそこらへんを歩いている通行人新聞屋店員、果ては両親や親友や妻に至るまで。

いや、そもそも彼を取り囲む世界すべてが作り物だ。建物道路も空も海も何もかも。

トゥルーマン・ショー』というテレビ番組面白くするために作られた巨大なドームの中で、彼は何不自由なく暮らしていた。

だがある日彼は日常に疑問を抱く。何かがおかしい。そう思った彼は、その謎を探るべく行動を開始する。

ここまで読んで興味を持った方は、ここから先はネタバレ全開なので、ブラウザバックして本編を見てもらいたい(アマゾンプライムに入っているのであれば今すぐ見れる)


まぁ色々面白いシーンはあるのだが、やはり衝撃的だったのはラストシーンだ。

紆余曲折を得て。

トゥルーマンはとうとう、そのドームの端っこまで行き着く。

彼はその世界から出たがっていた。

偽物ではない、作られた物ではない、真実の、本当の世界に彼は行こうとしていたのだ。

そしてドームの端っこにあった階段を登ると、EXITと書かれた出口があった。

トゥルーマンはそれを引いた。さぁ行こう、とした所で、彼に背後から声が掛かる。

それは、その番組プロデューサーの声だった。

「聞いてくれ。外に真実などありはしない。私の作った世界こそが真実なんだ。嘘や偽善はあっても、私の世界では、何も恐れるものはない」

プロデューサーは言う。

「君は恐れているんだ。だからそこから出られない。それでいいんだ。よく分かっている」

「ずっと君のことを見てきたんだよ。生まれとき、初めてよちよち歩きをしたときも。初めて学校に上がった日も、歯が抜けた時のことも知っているぞ」

「君はこの世界を出られない。ここに居るんだ。私と」

プロデューサーはずっとトゥルーマンを見てきた、30年以上も。だからトゥルーマンを実の息子のように思っているのだろう。

言っている内容は残酷だが、語りかける口調はとても優しかった。

しかトゥルーマンは悩んでいるのか、迷っているのか、押し黙ったままだ。

トゥルーマン、なにか言ってくれ。生放送なんだぞ! 世界中の人が君を見てるんだ!」

プロデューサーがそういうと、トゥルーマンはようやく反応した、カメラに向かっていつもの爽やかな笑みを浮かべて口を開く。

「会えないときのために、こんにちは、こんばんは、おやすみなさい」

そう言ったあと、演劇が終わったあとの役者カーテンコールの時によくやるお辞儀をして、新しい世界へと踏み込んでいった。


すごい。素晴らしい。

こんなにあっぱれなラストを、俺は初めて見た。

俺の文章力では、あの爽やかさを、感動を、十分の一も伝えられていないのが口惜しいが。

本当に、気づいたら拍手していた。何度もうなずきながら。

まるで名作落語オチのような。サッカーバレーで、ここしか、そこしかないという場所パストスが出たような。

そんな感覚だった。


このオチに何故深く感動したのかと言えば、それはきっとトゥルーマンが成長する瞬間を見れたからだ。

彼はプロデューサーに、怒っても良かった。いや、激怒するのが普通だろう。

だが彼は怒らなかった。何故自分を選んだ、と疑問をぶつける事もせず、プライバシー侵害だ、訴えてやる! 金を寄越せ! 謝れ!と要求するでもなく。

彼はただ、今までお世話になった世界視聴者プロデューサー感謝した。

本人も知らぬ間に世界中自分人生生中継されていたという凄まじい運命を、彼は受け入れたのだ。笑みさえ浮かべて。

そして最後最後までトゥルーマン・ショーの中のトゥルーマンを演じきって見せた。

それがすごい。あの場面で、あんなにもスマートかつクールに別れと感謝を告げられるのは、成熟した大人しか出来ない。

しかしそのシーンに至るまでの彼は、子供だった。妻も親友も居て家も仕事もあったが、それでも彼は子供だったに違いない。

なぜならそれらは、番組を盛り上げるために与えられたものからだ。彼自身が手に入れたものではないからだ。

しかし彼は、ずっと私の世界に居ろ。ずっとこの世界の子供でいろ、というプロデューサー言葉を振り切って、自分意思を貫き通し、ドームから出ていった。

彼は子供から大人になったのだ。

彼の親代わりであるプロデューサーが作った安心かつ安全な作られた世界から出ていき、危険現実に足を踏み入れ、自分人生を生きることを決めたのだ。

本当にかっこよかった。

出ていった先の、本当の人生で、トゥルーマンの思うように行かない事もあるだろう。失敗も挫折経験するに違いない。

あるいはドームに戻りたいと思うくらい、打ちのめされる事もあるかもしれない。

それでも彼ならきっと大丈夫だと思う。彼はもう子供ではないのだから。きっと上手く行くに違いない、と視聴者に思わせてくれる。

そして同時に、トゥルーマンは俺だ、俺たちだ、とも思った。

多分、多分ではあるが、大多数の人間安全な道を選んでいる。

行きたいと思う道や、やりたい事があっても、それは押し殺される。あるいは自ら押し殺す。

周りの人間世間から批判される。誰もが選ぶ道を行けば安心なのに、何故お前はそちらに行くのかと。誰もが我慢しているのに、何故お前だけがやりたいことをやるのか、と。

安心安全自分たちと一緒に居ろ、と世間や周りの人間はそう言ってくる。

そう言った言葉に対し、トゥルーマンは、こうすればいいと俺たちに教えてくれた――そんな気さえする。

本当に本当に、素晴らしい映画だった。

ああ、誰かと語り合いたい……。

2019-06-17

三大「好きって言われると面倒くさい映画

ショーシャンクの空に

トゥルーマンショー

あと何?

いや、映画自体別に悪くないんだけど。

何にでも正解を求めたがるネット民が広めたせいで評価が固定されて、「名作だわ」「ラストの爽快感やばい」とかのテンプレから外れた感想を言うと、

すぐ「ひねくれてる」「斜に構えてかっこいいですね」みたいな態度を取られて腹立つ映画ね。

2019-05-31

anond:20190531212515

トゥルーマンだと思い込むとか小学生までにしとけよ(笑)

まあ俺は小学生の時に、この世界が全て仮想のシュミレーであることに気づいていたがな

よくよく考えてみろよ

宇宙が広がり続けてるとかありえないだろ(笑)

ってか、宇宙の外どうなってると思ってんだよ

仮想シュミレータだから単に宇宙の果を∞に設定してるだけ

どうせタコみたいなふざけたやつらが作ったシュミレーションしかないんだからお前が大学受験頑張るだけ無駄だったな

トゥルーマン・ショー症候群

ネタバレ注意

トゥルーマン・ショーという映画をご存知だろうか。

1998年に公開された、ジム・キャリー主演の映画だ。

私の親は映画が好きで、しかも私は人前で騒いだりしない行儀の良い子供だったので、かなり幼い頃から映画館に連れて行ってもらったものだった。

トゥルーマン・ショーも、その幼い時分に観た映画の一つだった。

この作品出会わなければ、私はもっと違った人間になっていただろうと思わずはいられない。

簡単にあらすじを述べると、トゥルーマンという普通な感じの男が、ある日自分の周りが全て作り物で、家族も友人も、というか暮らしている街の人間全員が演者で、生活の一部始終が番組になって世界中に放映されていることに気がつくというものだ。

幼い私はひどく衝撃を受けた。それで、自分トゥルーマンなのではないか?と猜疑心を抱くようになった。それから20年以上経つが、未だにそう思っている。

常識的に考えれば、そのような疑いを感じさせる作品を観せるはずがないと思う。しかし、マッドサイエンティスト的な人が、こういうことをしたらどうなるかな?と私をモルモット代わりにして反応を見ていると思うと整合性が取れている気がしてしまうのだ。中学校高校いじめにあってとても辛くて、こんなの放映できるわけないからやっぱりトゥルーマンじゃないかもと思いかけたが、マッドサイエンティストを持ち出すと全てが丸く収まるのだった。

受験失敗しまくって二浪した。頭は良くない。いわゆる地頭からもう悪すぎる。2回目に大学に落ちたときには、絶望感の中で、トゥルーマンショーならここで受からないと番組的に繰り返しになってつまらいからやっぱり違うのではと思った。しか大学連続で落ちて追い詰められてる奴の生活面白いという人の要望が多いのかもと考えるとありえない話ではなかった。

私は毎日同じ食べ物を食べて同じ道を通って同じ行動をすると落ち着くタイプなのだが、ときどきわざと変な電車に乗ったり、思いがけない行動をとったりしてみることがよくある。それで、周りの人の反応をこっそり伺ったりしている。見た目にはわからない。

同じ街に暮らしていても私と殆ど接点のない演者もいるわけで、イレギュラー的に私に遭遇して「テレビで見るよりブスだった」とか言ってそうだなとか思う。

そういう突発的な行動と思考の結果、今までにいくつかの県・道・都を巡った。大学では博士号をとった。人に頼まれたことはできるかぎり何でもやったし、面白そうだとちょっとでも思ったら少し無理してても追いかけた。私自身は自分で言うのも何だがとても大人しく内向的で、話す時にはまず「あっ」と言わないとしゃべることができないし、どもらない日はない。だから、今までの経歴を聞かれて驚かれることも多い(演技かもしれないけど)。

トゥルーマン・ショーが私の人生を変えたことは確かだ。いつも、お前らの思い通りにはならないぞ、と思いながら生きてきた。でも人の目を気にし続けた人生といえなくもない。

というか、めちゃくちゃ頭が悪くて不注意で、並みの悪さではなく、左右盲だし東西南北からないし都道府県も覚えられないし方向音痴だしバス電車を乗り間違えまくるし、時計アナログだと読み取るのに時間かかるし暗算できないし、人の話聞いてないみたいだし、横断歩道ないのに何故か横断歩道しかも青だと思い込んで渡ってデカめの車に轢かれるなど、なにかの障害では?という白痴具合なのに大学行けるとか変なので、やはり番組か?と思わざるを得ない。

ちなみに、私がトゥルーマンでもそうでなくても、このことを話すとやばい奴と思われそうなので、子供の頃に両親に聞いて以来人には話していない。両親には一応否定されている。

今私は地方都市暮らしている。生まれ場所からずっと離れていて、海が近くて良いところだ。食べ物もおいしい。

時々顔を合わせる人が居て、私はその人が好きだ。気のせいかもしれないが、その人も私に多少の好意を持っているように思える。

でも、その人はよくよく考えれば絶対私が好きになっちゃうでしょ〜という感じの人で、すごい普通っぽい感じの人で髪がモサモサしてて別にかっこよくはないのだが、

声とか喋り方とか口癖とか、優しさとか、我が強くないところとか、左利きのところとか、腕にあまり毛がないところとか、うまいこと私のツボを押さえている人物なのだ

それで私は、その土地でずっと暮らしていたその人のところに組織みたいな奴らがいきなりやってきて、今の役を頼んだか脅したか金を積んだかでとにかく了承させて、現在に至るという感じなのかなと想像してしまって、そうすると申し訳なさすぎて気持ちが沈んでしまうのだった。

私と同じように、トゥルーマン・ショー的な妄想に囚われているトゥルーマン・ショー症候群患者は他にいるのだろうか。

2019-03-12

つのまにかやらかしている

思い返せば、子供の頃からそうだった。

それまで公園とかで楽しく遊んでいて自分に対して好意的だった(はず)の人が急にそっけなくなったり、何となく仲間外れにされたりしがちだった。

自分がしゃべるとなんかちょっと変な空気になる。でもその原因がわからない。周りの人が何を考えているかがわからない。

中学校高校では、それぞれ在学中の半分くらい、いじめられた。仲が良かった人が突然冷たくなるのだ。理由を聞いても、「いや、別にそんなことはないけど…」と目をそらす。そうしてしばらくすると、また元に戻って、あのときはごめんね、と言ってくるのだ。(でも理由は教えてくれない)

高校では恋人のいる期間が二回あった。最初の人は自分から振ってしまったが、二番目の人は、なんかおかしいよ、と嫌われてしまって半年後にふられた。

気がつかないうちになんかやらかしているのだ。きっと。

それで、人と深く付き合うのはやめようと思った。狭く浅くにしようと誓った。

不思議なことに、周りの人のことなんかどうでもいいし、変に思われたっていいやと開き直ってからは人に好かれることが多くなった。自分発言で変な空気になるのは相変わらず何度かあったが、それでいじめられたりするようなことはなかった。

大学には色々な人がいる。そのため、自分のような人でも排斥されないのかもしれないと思った。

好きな人ができた。数年ぶりだった。

相手パーソナルデータほとんどわからない。知っていることは、どんな姿をしていてどんな服をきてどんな声でどんな喋り方をしてどんな文章を書くか、あとは少しのくせのようなものだけだ。月に数回会って事務的な話をする。初めはそういう感情なんてまったくなかったのに、数ヶ月後にいきなり好きだ!!!と強烈に自覚した。

そこからおかしくなった。

その人の怪訝そうな顔が気になって仕方なくなった。何かおかし発言をしていないか気になりすぎて会話を録音するようになった。業務メールも十数回推敲したうえでいったん自分に送り、このメール他人から受け取ったとしたらどう思うかとか、何か失礼がないかとかを病的なまでにチェックするようになってしまった。

その人は、勘違いかもしれないが、基本的には自分に対して人間として嫌いではないと思ってくれていると感じる。でも時々ひやりとした雰囲気になることがあって、きっとまたなにかやらかしているせいなのだ

それで気付いたのは、周りの人間がどうこうというよりも、相手になにかしらの形で執着するとやらかしが加速するんだろうということだった。つまり個人的問題なのだろう。

録音した音声を聞いてみても、きちんと丁寧な言葉を使えているし、失礼はない。ちょっとどもりがちではあるが、吃音症のレベルではない。

いったい何をやらかしているんだろう?

この世界自分の知らない暗黙のルールみたいなもので満ちていて、みんなそれを知っているのに自分だけ身に付けることができなくて、やばい奴だと思われているのではないかと怖くなる。昔みた「トゥルーマン・ショー」という映画を思い出す。話の筋は全然ちがうが、周りの人は知っていて自分だけ知らないという状況は似ている。どんな悲惨ものだとしても、自分もやはりトゥルーマンのように真実を知りたいと思う。

なんらかのやらかしをしていた経験のある人がいたら、どうやったら自覚的になれたか、そしてどうやって改善したのか教えていただけませんか。本当に困っています。これ以上嫌われたらたぶん死んでしまう。

2019-02-17

トゥルーマンショーが怖い

こうやってオレが匿名増田に書いてるのも本当は全部バレてるんじゃないかと思う

2018-12-27

クロちゃん見世物になったり、dボタン投票させたりするあの光景

何か既視感あるなと思ってたけど、トゥルーマンショー思い出したわ。

作品と違う部分は多くあるけど、一人の人間TV見世物になっているって事に関しては合っているし

まさか創作物出来事現実になるとは思わなかったわ。悪い意味で。

2018-01-23

結局映画にするにあたっての料理の仕方がうまかったんだろうなっての結構ある気がする

題材とかネタ自体はまあありがちでも映画化がうますぎる感じの

あー無性にトゥルーマンショーがみてえ

ラストアクションヒーローも好き

こういうメタっぽいのしゅきぃ

2017-12-21

anond:20171220232205

ちょっとニュアンスが異なるかもしれないけれど、共通するところはあるかも。トゥルーマンショーでは神視点の悪意が表現されているように感じましたね。

2017-11-05

トゥルーマンショーをトールマンションだと思ってた

高層マンションに暮らす人の話だと思った。

ロータリーエンジンロリータエジソンだと思ってた。

FGOかに出てくるキャラの話だと思った

2017-06-14

増田トゥルーマンショー問題

ちょっとから増田投稿をはじめた。

最初はその日の気分とかを一行二行書き殴ってハイおしまい、といったような使い方だったが、そんな駄文以下の文字列にでもコメントをくれる人がいるもんで、コメントをもらうと嬉しくなってくるのが人情である扇動による木登り速度が豚よりも速いと評判の俺はすぐさま調子に乗って色々書き始めた。

だが、俺自身にはさしたるバックグラウンドがない。名家出身だとか、幼少期に大事件に巻き込まれたとか、大病を患ったとか、同級生にスゴいやつがいたとか、猛勉強して東大に入ったとか、その手の「他人とはちょっと違う体験」などが、圧倒的に無かった。

そうなると自分語りネタなぞ三日やそこらで尽きる。かと言って創作増田を書けるような文才もなく、「〇〇と言えば」系のお題も思い浮かばない。そもそも他人が下着のことをパンツと呼ぼうがパンティーと呼ぼうがどうでもいい。

だが承認欲求は満たしたい。そんな浅薄な俺が選んだのは「自作自演」だった。互助会も魅力的だったが、いちいち他人ブログをチェックしてコメントを残さないといけないと知って止めた。

俺が増田投稿する。その増田に俺が返信をつける。さらにその増田に俺が返信をつける。そんな事を繰り返していくと、ブコメスターがチラホラとつく。「おああーーーっ。あーっ。いけない。いけないやつだこれ。」などとコメントするだけで800以上のスターをもぎ取っていく大物ブックマーカーからすれば、俺の自作自演につくスターブコメはまさに塵芥に等しかった。自作自演してその程度だったが、それでも俺は結構満足していた。


変化があったのは先週だ。いつものようにクソ下らないやりとりを増田自作自演していた俺のスレッドに、全く関係ないやつが割り込んできたのだ。

はた目から見れば、おかしことな特にないように見える。だが、そのスレッドのアホみたいなやりとりをしているのは、俺と、誰かも分からない奴の二人だけなのだしかも俺の書き込みが大半を占める中、「俺ではない何者か」の書き込みは1件だけ。

例で言うと、ちょっと前に「零戦が飛ぶのが不快」っていうホッテントリがあったと思うが、あの長いやり取りをしているのは9割俺で、たったひとつ書き込みだけ「俺ではない何者か」っていう状態である

いや、確かに今までも自作自演エントリ中に俺以外の奴が書き込んでくる事はあった。ただ、今回の書き込みは、何と言うか、その・・・俺のことを知っているんじゃないかと言うか、見られてるんじゃないかと言うか、自作自演がバレてるんじゃないかと言うか・・・。単純に言えば、気味が悪かった。シュタインズゲートってゲームの中で、主人公がいきなり「お前を見ているぞ」ってメールを受信する場面があるが、今俺が抱いている感情はあの場面に近い。

この前の土日は、「えっ、もしかして自作自演ってバレてる?って言うか、俺の個人情報漏れてる?って言うか、俺の住所知ってる?」などの考えが脳裏をよぎりつつ、不安と恐怖に苛まれながら週末を過ごしていた。


そういう事を考えているうちに、ひとつ映画が思い浮かんだ。表題にある「トゥルーマンショー」だ。この映画を知らない人向けに簡単説明すると、映画セットの中で何も知らずに暮らしている男の話だ。男は普通に人生謳歌しているが、実は無数の監視カメラ24時間撮影され続けており、その様子は全国放送されている。家も、街も、友人も、妻さえもすべてが造り物であり、男だけがその真実を知らない。

映画の続きが気になる方は直接本編を見てもらうとして、ここでは俺の抱いている不安の話だ。一瞬でも「もしかすると、はてな匿名ダイアリーにまじめに投稿しているのは俺だけで、俺以外の増田は全部はてな運営が書いている」「俺の個人情報は全国に晒されていて、俺が増田投稿すると通知が飛ぶ」「それを見た一般大衆は『またクセエ自作自演してるな』とニヤつきながらスマホディスプレイを眺める」といった場面を想像してしまうと、もう脳裏にこびりついてしまって振り払う事ができない。

少し前の俺なら、「そんな事あるわけねえだろ」とタカを括っていられたが、あのエントリが、あのコメントが、あの増田が、俺を呪縛から解き放ってくれない。あれは絶対に俺の事を知っている奴にしか書けないコメントだ。

昨日は会社PC仕事そっちのけで「増田 正体」「はてな 自作自演」とかのキーワード検索していた。だが、俺の知りたいような情報は一切ヒットしなかった。当たり前だ。このPC監視されていて、俺に都合の悪い情報遮断されているに決まっている。昼休みに、同僚にスマホを借りて同じようなワード検索してみた。こっちでもヒットしなかった。クソ、手が込んでるな。だが俺は見た。俺が「スマホを貸してくれ」といった時の同僚の怪訝な顔を。いけしゃあしゃあと「いいけど、何に使うの?」等とのたまっていたが、お前のその怪訝な表情は一切隠せてないからな。しかし今思えば、あれは失敗だった。俺が世界の謎に気付いているという無用情報を渡してしまっただけではないのか。いや、どうせPC検索履歴から過去女性経験から全部赤裸々になっているんだ、今更引き返せない。

決意して、上司LINEに「申し訳ありませんが、本日より2日~3日程度有休を頂きたいのですが、よろしいでしょうか」と送ったのがついさっきだ。上司からは「えらく急だね。いいよ、了解」というすっとぼけた返信が届いたが、そんな態度でいられるのも今のうちだからな。俺は必ず世界の真理、人類の根源、至るべき場所に到達してやるからな。これはこの増田を見ているお前たちへの宣戦布告でもある。首を洗って待っていろ。

2016-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20160808153306

天皇制と言うのは日本という新国家イデオロギー強化のために明治維新~(一部略)

その上で、天皇家というのは世界で最古の出自を誇る家柄であって(云々)

ただし、第二次大戦の折に『人間宣言』と言うのを行っており、天皇現人神ではなく、人間であるとなった。

しかし、それでも皇族という制度は維持され、天皇はじめ皇族一同に戸籍がないという扱いである。

まりロイヤルファミリー日本で唯一のアッパークラス所属する(略)

よって、今上帝は原則として終生その役割を果たすことを期待されている。

はっきり言えば、ブラック企業とか人権とかはまた全然つの議論である

本人が承知の上のトゥルーマンショウのような人生を送るのが(以下略

2014-03-03

盗撮事件って無くならないよね

盗撮事件って、ちょいちょい報道されてる。

完全になくする方法はないかもしれないけど、少しくらい減らせないかと考えてみた。

風俗の一つのサービスとして、

イメクラ痴漢プレイとかあるじゃん。あれの盗撮版をやればいいのでは。ってもうあるのかな?

街並み作って、そこに専属女優というか風俗嬢さんがいて、生活させておく。

で、盗撮をしたい人がお金払って、ばれないように盗撮する。

盗撮プレイが出来る街。ねずみーランドみたいな。

イメクラ電車痴漢プレイのような規模で、階段だけあってそこで盗撮プレイするのは

まり盗撮しました」っていう気持ちになれなさそうなので。ある程度の「街感」があった方が良いかと。

トゥルーマンショーみたいなイメージ

あそこまでのねずみーランド規模だと、ちょっと大変だけど、ちいさな階段付の駅っぽい規模は欲しいか。

ルール

撮影データは、持ち出せないようにする。

最初、「ばれるリスクもあって、ばれたらデータ持って帰れない」っていう仕組みにしようかと考えたけど

それだと、盗撮スキルアップさせて野に放つことになっちゃうので、やめ。

見つかっても見つからなくてもデータ持ち出し禁止。機材は貸し出し。

カメラとか見つかりにくいのは使わせないで、携帯スマフォデジカメ程度のみ利用可能。

最後に見つかって、恐い気持ちになって終了」ってのがいいんだろうか。

この辺は要検討。

確信犯プロのようにやる人に、この方法無意味だけど、軽い気持ちを興味からやっちゃう人は、

ここでその好奇心を満たすことは出来るかも。

でもやみつきになるかなあ。

2013-12-11

ブログ論争 個人的まとめ3

http://anond.hatelabo.jp/20131210194845 に引き続き論じていく。


では、サードブロガーたちが、釣りPV稼ぎ・キャラ作りをやっていると仮定して、なぜそれらの行為がいけないのかを説明する。

まず、私の前記事を基に、いろいろと考えてくれた人がいる。

釣り記事」と「かわいい女の子」とには、共通点があるのかも - ただの通りすがり

http://anon.isc5.com/2013/12/turikiji-kawaii.html

人気のある女子になるために、演技をすべきなんでしょうか?そういう疑問を抱く人もでてくるだろうけど、

そんなの誰もわからないというか、演技したほうが有利なのは事実だと思うけど・・。

本当の自分自身でなくて、演技の部分を好かれても、満足できるの?こういう感じで、いろいろ誘導的な話をしても、

現実を前にしては、無駄な抵抗だと僕は思う

まあ、純粋な僕の気持ち(心)を裏切ったなという部分はあるとは思う

でも、騙されていてもイイと思う人もいるのは事実だとは思う。

裏切られた気持ちというのも微妙な感じだと思う。




私はネット上でのステルスマーケティングアフィリエイトブログを憎んでいる。

ステルスマーケティングアフィリエイト目的の記事・発言は、誠実さに著しく欠けているかである

誠実さとは何か、という話になるが、それは「ブログ論争 個人的まとめ」で

ブログとは必要に駆られて書くものだ。何気ない数行のブログでも、誰にも見られていないブログでも、それが必要に駆られて書かれたもの

自身の心のコップから溢れ出たものなら、その文章には価値がある。私はそういう生きたブログを読みたい。

と書いたように、心から溢れ出たもの、その人の「真」が出たものに私は誠実さを感じる。

からたとえばネトウヨ罵詈雑言も長文陰謀論も、その発言の正誤・質は置いておいても、その人の「真」が出ているという点で、私は誠実さを感じる。

から彼らはインターネットに居て良いのである


ステルスマーケティングをする者やアフィリエイトブロガーは心から文章を書いているだろうか。何か一本通った信念を持っているだろうか。

信念というのは別に堅苦しく考える必要は無い。思想スタンスなどはコロコロ変わって良いものだ。ただ、

「その文章を書いたとき、それを言ったとき、俺は本気だったのだ」

と言えるだろうか。ステマ業者やアフィブロガーにそれは感じない。彼らは時流を読み、人の流れを読み、

それに最適の発言(自分たちにとって都合がよくなるように・お金の流れが産まれるように、大声で叫ぶ)をしているだけだ。

私はそういう彼らを 「演技をしている」 「狡猾な」 「インターネットには必要の無い」 人間だと考える。


私のこのスタンスはとても童貞臭いのだろう。

現実を前にしては、無駄な抵抗

であることは間違いない。私のような考えをする人間はこれからもっと減っていく。

私はこの類のことを考えるとき、いつも「トゥルーマンショー」という映画を思い出す。

ジム・キャリー演じる主人公トゥルーマンという男性が居る。この男性の住んでいる地域は超特大の撮影セットである

彼の妻も彼の友人も、みな役者である。演技で付き合っているのである。それを知らないのはトゥルーマンだけなのだ

私は、これをなんと悲しい映画なのだろうと思った。また、西洋映画に見られる「人がほんとにされて悲しいこと・人が体験して本当に悲しくなることは何か」

をよく描けている映画だと思っている。

友達だと思って、一緒にお酒を飲んで笑い合って、こいつは親友だ、そう信じていた友達役者だったのである


ステマ業者やアフィリエイターがやっていることは、我々インターネットユーザー1人1人をトゥルーマンにすることである

我々は彼らによって分断されつつある。アニメについて本当に楽しく語っているときサッカーについて熱く語っているとき

我々は心の隅で思わなければならない。「こいつもしかして商売で俺と話してるのかな」


から私はステルスマーケティングアフィリエイトブログを憎んでいるし、もしサードブロガーがそのような業者もしくは「お金目的の個人」であり、

からあのようなハチャメチャな記事を書いているのだとするならば、

コメントが欲しいだけなら、ブログの記事は不完全な方がよい

http://akamemukan.hatenablog.com/entry/2013/12/08/085228

私はもっと彼らを苛烈に攻撃するだろう。しかし今のところ彼らにそのような悪意は無いと私は見なしている(彼らは単に文章力が無く、かつ成り上がりたいだけなのである)。

わずに隙のある日本語書く人って意外と少なくない気がする。外から見て筋の通らない言動をする人も/それが本気だから性質が悪い、と言うこともあるわけで。

http://b.hatena.ne.jp/murishinai/20131210#bookmark-172779102




万が一彼らが業者だったとして、はてなもそのような「商用人種」ばかりになってしまうのなら、私のような「妖怪」はまた失望に襲われるだけだ。

私たち2ちゃんねるでも、ニコニコ動画でも、いろんなサイトで、そのような「真」を表さない商用人種ばかりになっていく光景を見てきた。

私たち妖怪の住処はどんどん無くなってきているし、妖怪から商用人種一般人・健常者)に転身する人もたくさん見てきた。

はてな妖怪の住処でなくなるのなら、それはとても悲しいことだ。


話は変わるが、この文章の前半で挙げたネトウヨのことであるが、最近は「カズチャンネル」「テキサスおやじ」とか「竹田うんぬん」が

目立っているが、どうも彼らにも「ネトウヨビジネス疑惑が持ち上がっているらしい(ビジネス右翼なのでは?と)。

そういうふうに、人のやることなすことを何でも「ビジネスなのでは?」などと疑いたくはないのである

そういう風に、いちいち他者を疑わざるをえない世界にしたのはステマ業者とアフィブロガーであり、だから私は彼らを憎悪しているのである


次に、サードブロガーたちの打たれ弱さや、文章でのコミュニケーションができていないことを指摘したいと思う。


続き http://anond.hatelabo.jp/20131211152656

2008-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20080508172543

自分に合っているかどうかより、上下着たときに合っているかどうかを気にするほうがいい

基本的に、「お前にこの色/服/小物は無いわw」なんてことは絶対無い

オタクの場合体格があまりに貧相だったり顔色が悪かったり、髪や髭を放置しているからそう見えるだけ

そんなのいくらでも変えられるし、それは服も全く同じ事

完全に隠すってなんで隠すの?モード系とかフォーマルならともかく、カジュアルならYシャツのVゾーンから見える程度で十分だし

靴下なんかそもそもチラチラ見える程度のもの

他人にダサイって言われたくないとか?そいつがコーディネートしてくれるならともかく、そんなの気にする必要ない

なんで皆こんなに卑屈なのか理解できない

パリコレにでも出たいの?読者モデルなの?トゥルーマンショーなのか?

手頃なブランド駅ビルの中にいくらでもあるし、古着アウトレットで型落ちの新品だってある

道行く人で格好いい人はいっぱいいる

別に一番星になりたいわけでもないんだろ?

おおざっぱな系統はいくつかあるんだから調べて自分の着てみたい服選べばいい

自分がどういう服が好きなのかわかれば普通とか脱オタとか考える必要なくなるわけだから

2007-01-31

モテモテ王国

子どもを連れて歩いていたりしていて、人に「かわいいね」って声をかけられるのはだいたい何歳くらいまでなんだろう。

息子は4歳を超えてさすがに声をかけられる率が減ったけど、それでもおばさまをスナイパーの如く悩殺しちゃったりする。

かと思えばスーパーのレジ係お姉さんにもモテモテだったりして、もうなんていうか皆が親であるところの私を陥れるためにあえて持ち上げてるんじゃないか(トゥルーマンショーみたいなイメージ)ってくらい「かわいい」「かわいい」言われるのだ。

目が平均から見ると大きいというのはあるが、いわゆる美少年とはいえないビジュアルの息子が、彼女たちをそこまで引き付けるのはなぜなんだ。

天真爛漫な行動か?

家の中と外では無意識に彼は行動を変えているように見える。

そこらへんに彼のモテの秘訣があるんじゃないか?とか思う。

けど、親の目からは分かんないんだよな。

だって何しててもかわいいからさ!

親バカすぎて自分の日記に書けないので増田に書いてみた。

改めて読み直してみてもやっぱり自分とこには書けない。

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