はてなキーワード: セブンとは
マクドナルドのネオンは、どこかこちらを笑っているように見える。ローソンにはそのような嫌味さがない。でもセブンとファミマからは悪意を感じる。小売も外食産業もガソリンスタンドも、みんな寄ってたかってあざ笑う。誰にそんな権利があるのだろうか。
そもそもの始まりは、こちらが後ろを向いている間に信号の赤と青とが同時に発光していることに気がついてからだ。たまたま偶然知り得た世界の秘密を、隠し通したまま人生を終えるほど自分は善良な市民じゃない。だからこそ自分だけに見えたのかも知れない。
近くの交番を四周すると、青龍、朱雀、玄武、白虎...東西南北の四神たちが終電の時間をモールス信号で脳に届けてきた。3Gはもうすぐ停波するが、これら四神はあわせて20G以上あるからしばらくその心配もない。
タバコの自販機の中には人が入っていると、中の人に聞いたことがある。信号待ちをしている時に小声でそっと教えてくれた。残念ながら自分は喫煙者じゃないので、それ以来中の人と言葉を交わすこともなかった。
何度も同じ夢を見ても、本来あるべきだった現実に戻れた試しはない。毎回違い時代、違う場所で目を覚ます。夢の中だけが自分の知る知っていたあるべき世界だ。
マツモトさんが腹を切って声を上げ、世論が動いて、セブン本部はそれに対応せざるを得なくなった。
けど、マツモトさんは営業停止にされたまま。その理由のクレームだって、客側にも非があるものばかりらしいじゃないか。
これ、僕にはお上に意見するために切腹したという伝説に似てるような気がしてる。
「権力者の不利益になることを言うには、クビを賭さねばならない」
「全体の利益になっても、権力者の不利益になれば、権力者は罰を与えてよい」
そういう不文律があるから、セブン本部もクレーム対応を求める前に営業停止に踏み切ったりするんじゃないのだろうか。
そんなんじゃいつまで経ってもいい変化なんて生まれない、と思う。
権力者に権利があるのは普通のことだけど、今回の件については横暴だろう。
そんなことが許されているようじゃ、未来はないわなぁ。