はてなキーワード: 福祉事務所とは
Verwaltungsakt というのはドイツ語で、行政行為のことである。行政行為とは、行政処分、受理、それ以外に、行政庁が行う行為を抽象化し、専門化して言っている。
例えば、篠原直樹が赤塚福祉事務所から生活保護の決定があったときの、その通知書に書いている行政処分というのは、Verwaltungsaktである。
志村警察署の課長代理または課長の井ノ原が行う、被害届の受理も、Verwaltungsakt である。なぜなら、警察署は、行政庁だからである。しかし、被害届の受理は、署長決裁が要らない
どのように整理されているのかは分からない。久保田智恵子は制限された可測集合の上に存在するので、どこに住んでいるのかも分からない
金光裕鳳とは、ぺちの中に分からないように混じっているぺちであり、首都大学法学部を出て、平成25年8月8日に最後の晩餐をしたとフェイスブックに書いているが趣旨は分からない
ユナイテッド不動産だから東京地方検察庁ではないが、東京地検のように書いている。平成25年8月8日は黒羽で長谷川がラジオ体操の指導とポカリスエットの支給をしていた時期だから
板橋区福祉事務所志村地区が、石で出来ているのは、石で作ることが古典的にどんどん力強くなって生産性があるらしいと当時の東大の研究で考えられたからであり、逆に、ローマン的なものは
破産すると言われていたので、総合的に考えたところで、前野福祉作業所の存在が展開し、 前野福祉作業所の稚児は、エロに走ったので現在は全く不明で、宮脇は、令和元年6月13日
訪問当時、もうないと言っていたので、生活保護法は、初等法ではなくて現代法なので、マニュアルが大量に存在し、その技術的側面も、語られることがないものであって、ケースワーカーの小俣が、
2016年度の生活保護運用マニュアルを持っているが、使い古した汚い本で、事務処理の手順が大量な社会的現象の複雑な場合に対する処理基準を定めているだけで、カールソンの定理は、
最大関数はいたるところでその関数に概収束し、証明は、大学教養程度でできる。ここの制限された可測集合上にコンパクトサポートがあって、その、制限された可測集合における、
補完定理にみられるような、三平方の定理の証明は、そういう補題があること自体が驚愕的なので、生活保護法を定めるときに、生活保護法の目的は何かというと、憲法25条の趣旨を具体化
することであるので、憲法25条の趣旨は、福祉国家と、制限された可測集合上に、最低限度の生活があるらしいということを具体化することにあるので、それを強引に書きなさい、というものであって、
福祉事務所で最大限に検討した結果に次のものを発見しましたので説明します。
平成30年4月~平成31年3月31日までのCWの木田がつけたケース記録ですが、受給者が病院に行くのに医療券を発行してもらったが、4月7日、16日分の記録がない。
飯沼病院への検診命令書は、木田が発行していますがこれも記録していません。この記録をしていない事情として、木田が死んでいたか受給者の方も死んでいたか記録したくなかったか様々な事情が
あろうかと思いますがいずれにせよ記録がありません。次に様々な書類に、技術的な事情により、と書いていますがこれも全く明らかにならない。
増田と呼ばれるサイトを検討しましたが、IDが削除されており、受給者を侮辱した平成27年5月頃のことで、真夜中の運動会をした、推定の平成31年2月24日の日記、受給者が
音楽活動を開始した令和元年11月3日?頃の日記も全部消えているので推定できません。何か痕跡が残るはずだというのが金光裕鳳の意見ですが、9月4日22時の、逮捕おめでとう!
以外に痕跡はありません。字下げで検索すると、吉崎佳弥による「今は狂っているにしても、東大法学部」という日記が出て来ますが、これは、H30.6.12以降の再審請求の審査のときに、裁判官の
吉崎佳弥が書いたものと思われ、東大法学部で検索すると出て来ますが何の手掛かりにもならない。 平成30年11月6日に大暴行をした、篠原直樹については、平成31年2月に水道橋
で操作していた裏の自演者が逮捕されましたが、検索してもヒットしません。水道橋か飯田橋かは不明ですが、その辺で逮捕されたと思います。
令和6年4月12日 記録
主からスーパーで買っているものの領収証の提出があった。同じような弁当類を買っている様子。 ※ 正確には弁当は買っていないが、出来合いのそばが商品名に入っているときに弁当と
書いたものだと思う。
野田省治、須佐医局長、健康管理の小島とも一致して、平成24年の偽計業務妨害有罪判決で黒羽刑務所に行ったという点に固執している。
あれは子供が間違って書いたものである意見は福祉事務所でも決して出ない。 荒川河川敷における拡声器使用による騒音で迷惑をしている人がいる・・・・
という点をデータに入れており お前警察に使わせようとしとんのやろ。 正確には荒川河川敷は非常に広域一帯にわたっているが、 舟渡2丁目にある、 荒川緑道である・・・
そこには確たる名称はついていない。 平成23年9月から供用開始した中央行政のスーパーコンピュータに入れたくない事実に関しては執拗に記録しない姿勢が強く、
極めて醜悪で悪質。
令和6年4月1日から志村福祉事務所が板橋福祉事務所という1つの集合体になりますという紙があったが、志村福祉事務所に行ってみたら看板は何も変わっていなかった。
西高島平駅を過ぎたらなんとなく朝霞水門にいくんじゃねえかなと思って自転車で行ったらスーパーベルクの方から練馬に行ってしまってそのまま土支田2丁目から、石神井警察署
大泉交番、出たところを北上すると、川越街道に当たります、か、何かに当たりますと説明されたが実際には、技術高校に行きついてそこから、川越街道に出ると朝霞警察署があって
理化学研究所があってそのままもとにベルクがある道に戻ったから必死で帰って来た。午前2時に蓮根駅のところで、いいわよのおばさんが出てきていて蓮根駅でなんか警察車両4台くらい
出ていて若者と警官がもめていたがさっさと通り過ぎたので中身は見なかった。
朝霞大橋は知っているというが説明は下手糞で頭が悪い。 どうしても、西高島平を右に行ってそこから先にあるんだよなとしか言わない。和光高校もそこにあるという。
宮崎門川の草加のローソンにはサンガリアのミルクが3月30日も置いてあったが、全国的には終売で、土支田ローソンにも、板橋のローソンにもどこにも置いていなかった。
家に帰ってから布団の中で、しゅぷら甲子園とか開催したら会場の奴ら全員殺すからな覚悟しておけなどと唱えてから寝た。朝飯を食べてから寝ていると、スイートコーンで出来たおじさんの
身体がどんどん裂けていく夢と、3階の女が色々やっている。
延岡市富美山町にも中谷という表札の一戸建てはあるが、 東京都と言う形式をしたところの一戸建てではないので、東京都の福祉事務所のCWをしていた中谷ではないと思う。
実家の可能性はあるが。 藤原は高齢女性で、氏名は貴久子と表示されていたので(世帯台帳)、 いつものように、殺す殺すという指令をしている人は、小俣とか宮脇とか、立野のような
男であろうと思う。
次に、実は、小俣とか宮脇とか立野は、延岡消防署の中にいると主張しているもののようにみえるが、 いずれも東京都の職員であり、延岡消防署は、東京都という形式でないことは明らか
であるから、百歩譲ってそこに本部があると理解しても、延岡消防署に、小俣や宮脇がいて話を聞いていると認める余地はない。
延岡消防署の4階には永谷正男という高齢者がいること、3階には森脇進一の類似者がおり、2階には、橋原佳祐の類似者、ヘケッ、ざーちゃん、千葉県八千代台のガーネットの警察官が
それぞれ常駐しているようにもみえるが、いずれも、形式が異なるため、そのような印象を抱いても、社会通念上、そこに、ヘケッなどがいると認める余地はない。
福祉事務所の対面道路の向こうにある、まなくろB型作業所で鼻くそを作る作業をしろと言われた。 (R1,2 まま) 前野町1の C型作業所は解体。
CW宮脇 R2.25 まなくろB型作業所に通わせたらどうかという提案。
複数のざーちゃんにみてもらっている、 実施機関敗訴の可能性が高い H29.2.1地裁判決を参考にするように
R2.1 舟渡のMちゃんが自転車で出てきて、好き、と言ったが、高速で走り抜けたため姿はみなかった。
自分も特に差し迫った看護の必要がない精神2級一人暮らしだけど週1で訪問看護のお世話になってる
・話し相手 - これはある。なんと言っても無職引きこもりだと話し相手がいない。発話のリハビリになる
・相談相手 - (精神とは関係なくフィジカルな)疾病の相談などに乗ってもらう。昨年近隣トラブルが発生して引っ越す必要が出てきた時には、おなじ訪問看護ステーションに務める転居やその手の手続きに詳しい人にも来てもらい色々と伺った
・やってる感 - 精神科や福祉事務所に対するやってる感。自分訪問看護が必要なくらい大変なやつなんですよアピール。正直これ
健康な若いやつの血圧毎回測る意味がないのはそれはそう。しかし以前には訪問看護の検診で妙に微熱が続いたのが気になったおかげで慢性疾患に気がついたこともあった。まあ訪問看護とか関係なく日々体温くらい計ったほうが良いって話
わざわざ訪看さんに来てもらうのだから、足の踏み場と机の上くらいは最低限スペースを保とうとする。そういう心がけが実は重要なのかもしれない。自分はもともとゴミ屋敷気質ではないとはいえ、一人暮らしだとどこまで荒れても別に困らないからね
https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/000850768.pdf
児童福祉法第25条(要保護児童発見者の通告義務)
要保護児童を発見した者は、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。ただし、罪を犯した満十四歳以上の児童については、この限りでない。この場合においては、これを家庭裁判所に通告しなければならない。
② 刑法の秘密漏示罪の規定その他の守秘義務に関する法律の規定は、前項の規定による通告をすることを妨げるものと解釈してはならない。
児童虐待の防止等に関する法律第6条(児童虐待に係る通告)
1 児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。
2 前項の規定による通告は、児童福祉法第25条の規定による通告とみなして、同法の規定を適用する。
3 刑法の秘密漏示罪の規定その他の守秘義務に関する法律の規定は、第1項の規定による通告をする義務の尊守を妨げるものと解釈してはならない。
年末年始のこの時期に三日間、耳から膿が出続けてる それで片耳くぐもって聞こえる状態
普段から強迫的に耳掃除し続けるくせがあって、多分それでなんかやっちゃった
前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221402
そこまで希少な体験をしたつもりはないが、この時はまだ20代後半である。感受性は高かったはずだ。
F君が福祉課3年目の頃だった。人事異動で職員が何人も代わって、施設グループ内でも経験年数が長くなっていた。彼より長いのは、最初の方で述べた性格がキツイ女性のみだった。やはり性格がねじ曲がっていた。例えばF君が職場にあるコードレス電話にかかってきたのを取って、♀宛てに子機を渡そうとすると、手先を拒否的に振って嫌がっていた。
そうなると、F君は「仕方がない」という顔をして、相手方に電話を折り返す約束をして♀に電話メモを渡したりしてた。日本人だから、『穢れ』というやつを気にしていたのだろう。
この頃になると、F君も♀とだいぶ口論できるようになっていた。1年目の頃は、反論できなくなると、のらりくらりと躱したり、ハラスメント発言が出ると「待ってました!!」とばかりに悪態をついたり、後は会話を普通にスルーしていた。
この頃は、例えば……♀がキレて、「もう私に聞いてくるのやめにしたら? 必要なことでも今後はお前には教えん」みたいなことを言ったとする。そしたら、F君は「いいえ。相談に行きますので、その都度断ってください」と返した。
するとまた「もう来るなって言ったのわからへん?」となって、さらにF君は「その都度行きます。私の相談に答えるのは職員としての義務ですが、その義務を果たさない自由もありますから」と言ってた。メモに取ってるから間違いない。
うまいというか、ズルいというか。職場の慣習やルールと、自分と相手の課題というか、そういうのを見極めていたと思う。それで、♀はまたキレてしまって、「来るな!!」「いや行きます」の水掛け論になった。
♀「嘘つくな」
F「やっています」
♀「マジメにやってるように見えない。仕事はマジメにやらないといけないよね?」
♀「なぜ?」
♀「じゃー答えろや」
F「答えません。それは私が決めます」
♀「……お前をフォローする側にもなれや。お前の後輩が働かんかったらどうする?」
※♀側の意見。F君は仕事そのものはちゃんとやっていた。はず。
F「その状態でも一応は認めます。市民の利益に関することはフォローします」
♀「認めるなや、そんな屑」
F「ところで、仕事というのはマジメにやらないといけないんですか?」
♀「どういうこと?」
F「仕事ができなくても、別に死ぬわけでもないでしょう。北朝鮮やロシアだったら死ぬかもしれませんが。あと、その人が仕事をしなくても世の中は普通に回りますよね。仕事のクオリティが低かったら文句を言われるでしょうが、時間が経てば、世の中の評価基準がクオリティが低い方にスライドしていきます……それで仕舞いです。恐縮ですけど、労働者は仕事をマジメにこなさなくてはならない……まず、そういう基本的な思考から疑わないといけないのでは?」
♀「職務専念義務って知ってるよね。さすがのあなたでも。公務員って、身を粉にして働かないといけないって地方自治法に書いてあるよね。民間とは違うの」
F「そんなの壮大な建て前でしょ。第一、それって特別権力関係の理論(※)ですよね。すでに否定されています。公務員はサラリーマンの一種であり、自治体と雇用契約を結んでいる。その雇用契約の上に公法契約が乗っかってる。それが答えです」
※特別権力関係・・・昔は、一般職の公務員は会社員とは法的に異なる存在だったらしい(法治主義の原理の適用が排除されるべき存在)。今だと、行政法的には公務員は民間の会社員の仲間という扱いになってる。
「いいえ、仕事はちゃんとします。ただ、この世界には……仕事よりも大事なことだってたくさんあると思うんです」
♀「この、あっほっがあああぁっ!!!!」
F「ありがとうございます。自分の存在が肯定されている気分です」
空気感としては、F君は別にここまでひどいことを思ってるわけじゃない。けど、♀の叱責のやり方があまりに侮辱的で、彼は頭にきてるみたいな、そんな空気だった。
そして、またあの時みたいに、グループリーダーが「お前ら、うるさい!」と♀に怒鳴ったのだ……。その時だった、♀が急に過呼吸を起こしたみたいになって、その場に倒れ込んだ。苦しそうにもがいていて、F君も俺も、ほかの職員も駆け寄った。立ち上がることも難しい様子だった。
その場で救急車を呼ぼうと思ったが、「落ち着くまで待とう」というのが福祉課長やグループリーダーの判断だった。
一応はF君をフォローしておくが、彼は上のやり取りのような考え方は採用してない。断固として言える。普段の仕事振りを見てたらわかる。あくまで、経済社会におけるひとつの考え方(ひろゆきが番組で喋ってるみたいな……)に過ぎない。それが、彼も頭にきてたんだろうな……つい、ポロっと口に出てしまったのだ。
♀による日頃からの口撃に腹を据えかねていたのではないか。だから、悪態をつくみたいにして、相手の大事にしてそうな考えを、スズメハチの針でプチッと刺すみたいなことをしたんじゃないか。俺はそう思ってる。
こんなことを考えて彼に同意してる時点で、俺も公務員には向いてなかったのかもしれない。
それから約一年後になるが、その先輩女性は左遷された。2010年代が終わる頃で、世の中の動きはハラスメント撲滅に傾いていた。はてなブログとかでも、そういう方向性の記事がランキングに上がることがあった。
結局、勤務中に差別的な発言すらしていた♀は、上下水道局に異動になった。あそこは基本的に男しかいない。男性職員ばかり40人だったっけ? とにかく女性がいない部署だった。
こういうのは、人事からのメッセージのひとつだ。「あなたは間違ったことをした」というのと「嫌だったら辞めていい。むしろ辞めていただきたい」という二種類の。
ほかにも、辞めてほしい職員にはそういう人事異動を行う。1年単位での部署異動とか、逆に掃きだめみたいなキツイ部署に10年単位で張り付けなど、とにかくいろいろだ。介護家族がいる職員への遠隔地出向などもある。査定の低い職員は、60才になる年に再任用の届け出を出しても当局側から拒否される。
ただ、あの♀については可哀そうだった面もあるよ。体質的に感覚過敏とか、神経過敏みたいな症状があったのかもしれない。病気とかやってたのかもな。ストレスが溜まってたんだろう。
俺だって30代半ばだ。気持ちはわかる。けど、俺は勤務中にああいう発言をする職員はやはり許せない。青臭い考えかもしれないが。
この頃になると、F君はそこまで悪質な人間ではないのでは? という考えが生まれていた。職員に対して態度が悪いところはあるが、企業や団体を含めた市民の方を向いて仕事をしていたし、結果も出ていた。
《エピソード①》
まず例としては……この頃、大きな会議があって都内まで行ったことがあって、その帰りにF君と一緒に電車に乗っていた。で、都内ってやっぱりさ、半グレみたいのが多いじゃん。どこの市区かは地域差別につながるから伏せるけど。
その車両では、3人ほどの半グレみたいな連中が座席で大騒ぎしていた。酒を飲んでいた。アル中カラカラみたいにして。あれは新幹線で飲んでるからいいのだが、これは普通列車だ。
あまりにうるさいから、ほかに乗っていた主に高校生らもビビっていた。それで、半グレどもの1人が、「やってやるからな!」と大声を出したあたりで、F君が立ち上がって――別の車両の方に歩いて行った。
その途中で、目配せをしたんだよな。高校生らに。「この車両、離れろ」って感じで。で、女の子の方から前の車両に移っていった。いやあ、あれには参ったね。たまにはいいことするんだなって思った。俺には思いつかなかった。
半グレ風の男の1人は、気が付いたみたいだった。席を立つと、F君に近づいていって睨みつけた(さっき叫んでいた奴だ)。F君に視線を向けて、何十秒かバチバチとやりあった後で、元の席に帰って行った。途中、俺達が座っていた座席に痰唾を吐き出した。それも2回。
その後は俺達も前の車両に移った。それから何もなかった。無事に庁舎に帰ることができてよかった。
《エピソード②》
あとは、高齢者に優しい。公務中に、道端とかで爺さん婆さんに話しかけられることがあったんだが、F君はきちんと対応していたよ。ちょっと話して去るとかじゃなく、じっくり話を聞いてた。五分以上になることもあったかな。親切丁寧だった。ほかの職員にもあれくらい丁寧に接してほしい。
年配とまではいかないが、俺が休日出勤で警備員詰め所の前まで来た時、副市長とF君が一緒にいるのを見た。あの知性の鬼で知られる副市長が、F君と和やかな感じで雑談してたんだ。副市長がカードキー探してるところに、サッと自分のを差し入れて扉を開けてた。それで、「副市長、今日も休日出勤なんすねwwwwww」みたいにふざけてた。
《エピソード③》
あとは、なんだったかな。福祉事務所の仕事で、虐待を受けてる可能性がある市民を保護施設に連れていく仕事があった。暴力沙汰になっても大丈夫なように、若い職員が中心になって家にお邪魔する――虐待者がいない時間帯を見計らって。今回は午前中だった。
古風な家屋だった。半分空き家レベルの。職員数人でお宅の呼び鈴を鳴らすと、ちょっと事情ありげな(詳細は書かぬ...)お爺さんが出てきて、ああ、この人だなと思った。女性職員がお爺さんに説明を始めて、それではさあ保護施設へ……となったところで、虐待者と思しき人が乗った乗用車がこの住宅に帰って来るのが遠目に見えた。この丘陵地帯には家が数件しかなかった。
「まずい」と思った。こういうのは本来、うちの総務グループの仕事ではないから、自分は虐待者と直接対応した経験はない。どうしようかと焦っていたら、F君がその乗用車の方に向かって行った。俺達の視界から消える時に「行け!」とジェスチャーした。
お爺さんを公用車に乗せて、無事に門扉を出た後、F君の姿が見えてくると……虐待者を呼び止めて、どこかに行ってた。おそらく何かコミュニケーションを取って、それとない理由でどこかに案内を求めたのだと思う。グッジョブだった。
これはあれだよ、クソ度胸というやつだ。見つかってたら大変だった。前任者によると、運が悪いと連れ去り事案で警察に通報されるらしい。お巡りさんも事情を話せばわかってくれるが、当然ながら福祉課に対して「もっとうまくやりなよ……」という警察からの指導がある。
昼休みが終わって、F君が福祉課に帰ってきた。徒歩だった。「大丈夫だったか?」とグループリーダーが聞くと、「問題なしです」と言ってた。F君が席に座ろうとする時、胸襟のところを見るとネクタイや胸ボタンがダメージを受けていた。
ここまで書いてて気が付いたが、おそらく俺は憧れの感情を抱いていたのだ。F君に対して。
F君は自由だった。俺はといえば、上司や先輩の顔色をうかがってばかりで、いつもへコヘコして、自分の仕事を肯定するために法律文や引継書類を探してた。承認欲求も満たされてなくて、週に一度は後輩(特に女性)や臨時職員にマウントを取ったりして、そんなのばかりだった。
今思えば情けないが、これが普通の20代の男なのかもしれない。商人欲求に飢えている。今思えば、俺も弱者男性のひとりだったよ。だって、弱いじゃん。当時の俺は。今もそうかもしれないけど。ここまで読んだあなたも、そう思っただろ。
でもF君は、いつも堂々としてたし、良くも悪くも人の顔色をうかがわないし、法律や引継資料よりも自分のロジックが主体で勝負してたし、後輩の女の子や臨時職員にマウント取ってるのを見たことがない。
俺は自由じゃなかった。それは、俺にとって一番ほしいものだった。でもF君は、全部じゃないけど、そういうのを持ってた。俺と同い年なのに。そういうのが歯がゆかった。