はてなキーワード: うちの猫とは
数日前話題になっていた動画を見て、実家で飼っていた猫を思い出した。
私は母親と折り合いが悪く、高校を出てすぐ実家を離れ、ほとんど実家に帰らなかった。
それでも中学生の時に母親が買ってきた飼い猫たちのことは気になっていた。
ある日ふと思い立ち、母親がいないであろう時間帯を狙って、実家に寄ってみた。
うちの猫は家族の足音は判別できるらしく、どんだけ寝ていても、マンションの廊下で家族の足音がすると
飛び起きて玄関まで迎えに行く。
他の住人や宅配便のおっちゃんなど、家族以外の足音には反応しない。
私が実家に居た頃も、帰宅すると猫は決まって玄関マットの上で腹を見せてごろんごろんと転がっていた。
流石に5年以上経っているしなぁ、迎えには来ないかなぁ。
知らない人が来ると椅子の下に隠れて出てこないから、もしかしたらちゃんと顔も見れないかもなぁ。
そんな風に思いながら玄関扉を開けた。
猫はちゃんと玄関に居た。ただ、ちょっとびっくりしたような顔をしていた。
私がただいま、と声をかけると、猫はマットの上に横になって、腹を見せてごろんごろんと転がりはじめた。
お腹を撫でて家に入ると、足元に体をすりよせながらついてきて、ゴロゴログルグル言いながら抱っこをせがんだ。
私の服はあっという間に毛だらけになった。
久々に撫でる猫は少し痩せていて、毛並みも少し貧相になったようだった。もう15歳ぐらいになっていたから、無理もなかった。
抱っこして、額をめいっぱい撫でて、缶詰をあげて、家を出た。猫は私が玄関を出るまでずっと側を離れなかった。
私が猫に会ったのはそれが最後だ。
今はもう会うことができないところにいってしまった。
というわけで、猫にもよると思うけど、猫は薄情でも愛情がない訳でもないよ。
ずっと覚えてくれている猫はいるよ。
本当はそんなこと気にする暇もないくらい猫とずっと一緒にいられれば一番だけどね。
先日、娘がいる子供部屋から悲鳴が聞こえた。娘はお友だちと遊んでいたはずだった。
ドアを開けてみたら大惨事で、わたしも悲鳴をあげてしまった。飼ってる猫が血だらけのネズミらしきものを口で加えて振り回しては落として引っ掻いてたからだ。
興奮する猫をなだめてネズミらしきものを奪い取った。娘のお友だちが「~ちゃん」と泣き叫んでいる。
それは娘のお友だちが飼ってるハムスターだった。
聞くところによると、うちの猫とハムスターをお友だちにさせようとこっそり持って来たそうだ。
見せた瞬間にうちの猫が爪で引っ掻いたらしい。その後はわたしが見た光景になる。
相手の家族も事情を納得してくれたが、子供たちのケアに悩んでる。
猫ってとっても優しい
猫を飼って一年経つ。
飼う前は、猫って、気まぐれでわがままで、自分が一番で、そんなツンデレがかわいい生き物なんだと思ってた。
たとえば、うちの猫は週に一回は歯磨きをする。気配を察すると、スルスルーと逃げていくくらいは嫌いみたい。でも抱っこして、指を口の中につっこむと、観念するのか、じーーっと我慢している。
嫌なことをするひとの指が、牙のすぐ隣にあるのに、絶対に絶対に、噛んだりしないのだ。ただただ、終わるのをじーーっと待っている。
たとえば、うちの猫はこの間、お風呂に入った。あまりにフケがすごかったから。
お風呂のなかでは、普段めったに鳴かないうちの猫が大絶叫で、これは絶対に嫌われてしまった、と思った。
けれど、風呂上がり、ちーこくなった背中を、ごめんね、と撫でたら、大人しく撫でさせてくれた。夕方、いつもどおりヒソっと部屋に入ってきて、一緒に寝てくれた。
たとえば、歩いてて蹴っ飛ばしてしまうことがある。もちろん、蹴っ飛ばすつもりなんかなくて、慌てて「ごめん!」というと、「何か有りましたっけ?」と言いたげに、そのまま歩いて行ってしまう。
猫って、ほんとにやさしいね。
犯罪被害者を嘘つき判定する人ってSNSでよくいるよね。たとえば「財布盗まれた!」っていうツイートに「はい嘘松〜」とリプライしたりする人。
さっきは「うちの猫が知らない人に暴行されて殺された」とツイートした人に「状況が怪しい。お前が殺したんだろ」みたいなリプライが複数付いていた。
で、こういうふうに、被害を主張する人に対して不十分な情報に基づいて嘘判定・自演判定して、そのことを本人に言うのって、倫理的にリスキーだと思うんだよね。
財布の例で言うと、もし「財布盗まれた!」発言が嘘である場合、「はい嘘松〜」は真実を暴く正義の行いということになる。しかし、もし「財布盗まれた!」発言が本当である場合、「はい嘘松〜」は無駄に被害者の傷に塩を塗る悪の行いということになる。つまり、「はい嘘松〜」は一定確率で善でもありうるし悪でもありうる。が、与えられた情報のもとでは確定できない。そういう意味で、倫理的にリスキー。
はてブコメントでも、倫理的にリスキーな発言をする人はいる。ある女性のレイプ事件が報道されたときに「証言が怪しい。嘘だろ」みたいなコメントがいくつかあったのを覚えている。
じゃあ倫理的にリスキーな発言は、結果が確定する以前にはgoodなのかevilなのか。どうなんでしょうね。憶測で人を悪と決めつけるのはなんとなくevilだと思いますけど。
うちには猫が3匹いる。性格がそれぞれ違い、好物もそれぞれ違い、懐き方もそれぞれ違う。
みんな違ってみんな可愛い。
しかし、その内の一匹に昨夜マジギレされた。
その猫N(仮名)は雑種だが、長毛で姉妹より巨体(手とか耳とかパーツ自体も大きめ)。毛皮の下のボディーは平均より少々ぽっちゃりめ。
性格は、基本的にはマイペースである。猫なんて多かれ少なかれマイペースだけど、相対的にみてもNはとてもマイペースである。
かといっておっとりとかのんびりというよりかは、謎の風格がある。走って逃げたりはせず、歩く時もゆったり威風堂々というか、まぁ態度はでかい。
そのご尊顔は飼い主のひいき目もあるが、長毛ゆえに優雅で金持ちの猫といった感じの美人である。ただしふてぶてしい表情がデフォルト。
好きな食べ物はいちごやいちじくなどのフルーツ系で(OLかよ)、好きな場所は箱の中。最近は暑いので床でだれていることも多い。
この時期の猫は抜け毛がすごい。N様は毛が長い分、量は多いわ絡まるわで、ブラッシングするのも大変。
しかし撫でろとその金の目が命じれば、拒否する事はできないわけで。
顔・首周りから背中を撫でられているしばらくの内、N様は目を細めていた。尻尾が「くるしゅうない、もっとやれ」と語っている。
その内N様が伸びをして、いわゆるエジプト座りの対象になった。ふと目が合う。
あれぇ、N様の目がマジだぁ。
真ん丸になっている(可愛い)。一向に瞬きをしない。こっちが目をつぶっても逸らしてもウインクしても、ひたすらガン見、真顔である。
めっちゃ警戒されている!N様いきなりのマジギレモードである。(なんで猫ってあんなに「私怒ってます」の顔分かりやすいんだろうな、猫なのに)
えぇー私さっきまであんなに尽くしていたのに!!
恐らくゆらゆらしていた尻尾がパタンパタンしだした時が辞め時だったんだろうけど、それに気付かなかったんだろう。
にしても、たまに目線が妙に上にずれる。なんだ、何を見ているんだ?と思ったら妹がひとこと。
そういえば先日のこと。N様は機嫌ななめで、手を出そうもんなら威嚇された挙句引っかかれそうな具合だった。
しかし大好きな母に手を拘束されたまま抱かれたので、これなら安心とN様に顔を近づけた私。
すると私のおでこに、N様ががぶっと一撃。
『パンチができないなら噛みつけばいいじゃない』
衝撃で皆が思わず笑う中、N様がフンと鼻を鳴らした。私のおでこからは血が出た。
もうちょっとこう、手とか腕とか、自分の近くに出されそうで警戒しなくてはいけない、かつ、引っ掻いたり噛んだりしやすい場所はあると思うんだ。今回は拘束されているわけでもないし。
それなのにちらちら投げかけられる頭部への視線。何故。
あの時の衝撃と痛みを忘れるなとおっしゃっているのか。
N様が何を考えているのか、私には分からない。が、とにかく、おでこへの攻撃が癖になっていない事を願うばかりである。
そんなこんなですが、猫様はとても可愛いです。ちなみに一番仲の良い猫は靴下にゃんこのC様(仮名)です。いつも玄関でおかえりって出迎えてくれる。
A 10歳超えのおばあにゃん。猫風邪が悪化して行き倒れてたのを救助して元気になった。来たとき子猫かと思うくらいの低体重だったのが現在食べすぎを心配するほどになって嬉しい。気難しい。賢い。他の猫とは相容れなさそうだが私にだけなでてほしそうにしてめっちゃツンデレ。長毛。唯一の趣味はたまにベランダで外を眺めること。
B 5歳くらいのオカマ(去勢済)。保健所から引き取った。どこかのおばあさんが餌やってたらしくそのせいか人懐こい。知らないおじさんについていって危ないからとなぜか警察署に連れていかれた(多分近かったから)。
外に行きたがるのでリードとハーネスつけてお散歩したり日向ぼっこしたりする。他の猫と仲良くしたいがいきなり飛びかかろうとするためまったく仲良くなれない。来客があると愛想を振りまきなでてもらおうとする。
後述するCの父親?のつもりなのかやたらとついてまわり世話をする。姿が見えなくなると不安そうに鳴きながら探すほど。短毛白キジ(ぱっと見白サバだけどよく見るとキジ)。
C 先週引き取った2ヶ月すぎのメスの子猫。出会いは里親募集サイトから。体力おばけ。猫じゃらしで1時間くらい遊べる。成猫用キャットタワーの150cmくらいの段まで柱よじ登りとジャンプで上がれる。目やにが出ているので目薬さしまくり。
Bと夜中に大運動会開催しているがBがたまについていけてなくてひとりで頑張ることもしばしば。
なぜかペットシーツに排泄するがなかなかトイレを覚えず私の布団が大洪水。だがドライフードも自分で食べるし水も飲みに行くしそれなりに賢い。ありとあらゆるものに戦いを挑むしAにシャーされるも怖がりはしないほどの肝の座ったやつ。三毛。しっぽが長い。
Aは基本他の猫と接触しない。近くに来ると威嚇するし。でも私にはたまに撫でてほしそうに目力ビームを出してくる。額と耳の後ろ、首輪の下がいいところ。たまに外すとがぶりの刑が待つ。
首より下は触れないのでブラッシングやシャワー後の処理、爪切りなどが流血覚悟。でもかわいい。
冬はこたつが棲家だけど撤去したので、現在浮き輪型クッションで1日を過ごされている。口が臭い。でもかわいい。
BとCは基本的にいつも一緒。Bがアログルーミングしまくり。Cはたまに迷惑そう。でもかわいい。
Bは基本ちょっと抜けてるので見ていて飽きない。Cが来た際は寝ていたので起きたタイミングで背後にCを連れてきたところ、気づいた瞬間「うにゃあ!?」とびっくりしていた。うとうとしている際に体を撫でると同様の声を出す。
エンジンがすぐかかるのでちょろい。かわいい。好きなポイントは後頭部と顎、顔の横部分。お腹を触ると「おいやめろ」と真顔の無言キックを繰り出す。
散歩は割と歩く方。3kmとか歩く。人間の方がばてる。若い女性とすれ違うとやたらにゃーんにゃーん鳴いて愛想を振りまき「かわいいー」と言われると満足気である。選別眼が半端ない。
隙あらば玄関から脱走しようとする。なぜかトイレのとき両手と左足を縁にかけてする。ちょっと面白い。食いしん坊。
Cは前述のとおりBとよく遊ぶ。だが人間とも遊ぶ。猫じゃらしにめっちゃ食いつく。人間の手足の指にも食いつく。うっかり落としたビニール袋とかともよく戦っている。見た目美少女なのに中身は野生。
来た当初はグルーミングを全くしなかったのだがBをやるところを見て覚えた。たまにBにアログルーミングをしてあげることも。かわいい。
隙間という隙間に入りなぜか風呂場に行きたがるのでBがしょっちゅう探している。人間もCをよく探している。隙間の中で寝ていると全然出てこないので心配になるが大抵ひょっこり出てくる。
よじ登り力も半端ない。キャットタワーに登るのはもちろんのこと、目薬が嫌で逃走する際はなぜか私の肩を越えて逃げようとする。普通にダッシュしろ。かわいいけど。
にくきうが冷たく、不意に体に乗られるとちょっとびっくりする。Bと同じ猫ベッドで寝ているが一匹分の大きさのためたまにBにつぶされかけている。はみだしたりもする。
猫っていいですね。
今はもういない猫の話。
国道17号線にある魚やの刺身のさくは1本四千円くらいする高めのもので、食卓に登場することは希だったけれど、母親が端っこを切って猫にやると美味しそうに食べていた。
食卓への登場頻度が高い、ルミネ地下の魚●の刺身は真ん中の部分を一切れやっても決して食べなかった。
猫は無条件に魚が好きだと思っていたが、うちの猫は選り好みしていた。
そんなある日、父がリストラされた。
いつものように夕食の準備にとりかかった母親が魚●の刺身を一切れ猫の器に入れてやると、猫がくんくんと匂いを嗅いで踵を返した。
そんな猫を母親が抱き上げてこんこんとこう言って聞かせたそうだ。
「お父さんがね、会社を辞めることになったの。もういい年だから、次の就職先はすぐに見つからないと思う。しばらく魚やさんの刺身は食べさせてあげられないのよ...」
それを聞いた猫は母親の腕から降りると、器のところまで行き、刺身を食べ始めた。
その後、父親は半年ほど職業訓練校に通って、かなり苦労したものの再就職に成功。
基本室内で飼ってるが毎日ヒマそうなんだよね。売ってる猫のおもちゃは子供だましなクオリティですぐ飽きちゃうし。家は走り回れるぐらいの広さはあるんだけどずっと走り回るわけにもいかない。登り降りできる場所も複数あるがもう飽きてる。
最近はNetflixでBBCの教育番組みたいの見せてるが理解できてるかはわからない。動物番組だと少し熱心に見てるようではあるが。
明らかに頭が良さそうで言葉を話そうとしたり(障害があってうまくしゃべれない人間みたいな声を出す)、台所で食器を洗おうとしたりする。俺がPCでコード書いてると寄ってきてキーを押す。プログラムでも教えてみるか。
賢い猫が行くための幼稚園とか、猫用の知育玩具みたいなものはないのだろうか。可能なら将来は大学まで行かせてやりたいんだけど。