はてなキーワード: 燃料電池とは
と言う事が考えられている模様。
で、これテスラや中国だからと言って解決できるような気がしないんだよな……。
日本だと不可能で、中国だと可能ってのは発電所の建設ぐらいか。日本だと大規模な再エネ以外の電源開発(発電所の建設)って環境アセスメントがあるから計画から運転開始まで10年かかる。
送電線が既に来ている工業用の埋め立て地にガスタービンを並べるとかならまぁできなくないんだけど。
現実主義の人は
って感じでプランニングしているっぽい。
出力600kwの800v充電器なんてものをガススタの3倍の密度で整備するなんてのよりはだいぶ現実的ではあるけど、それでも整備までどれぐらいかかるかなあ。10年でできるかな。
車必須の地方民としては、日常の足、サンダル代わりの軽自動車はEV化していくのは間違い無いとしても、それ以上は見通せないや。
けどやらなきゃあならない。
謙虚さと負い目と劣等感。その3つが揃わないと「誠実さ」って発揮できない(ポテンシャル低いダメ人間は)。
傲慢さと安心と自身が揃ってる状態でなにか出来るのって、何もせずとも周りが全部やってくれる「王様」オア、バイタリティに溢れまくった「精密動作系マッチョ」だけだろ。イメージ的にはスタープラチナみたいな見た目のヤツだよ。
どう考えても自分は肩幅が足りない。
問題は肩幅だ。うん全部肩幅。胸板も欲しい。
・
精神は王様オア マッチョ特化の「ポジティブモード」なのに身体が貧弱だからついていけない。OS…いや、電池の種類が合ってない。
正直もう卑屈になるのは難しい。なんで自分がそんな追い込まれて何かやらなきゃならないんだもう十分いろいろやっただろ、という傲慢で図々しい本心が溢れてくる。無論、他の人の方が10倍も100倍も頑張ってるが「なんで?」って気持ちだ。
なんでそんな頑張るん? 日本人は…
郷入り郷従。いっちゃんつまんないやつだよそれは。
頭でっかちならぬ電池でっかちだ。もっとデカい車両動かす為の燃料電池だぞ私に搭載されてるこれはー
小さい電池に戻すのもバカバカしいし本体フレームを換装するのも気後れするし。いや、やっぱ結論はいつだって王様(命令で動く配下が無数にいる)オアマッチョ(独りアーミー)。わかってる。
実際には水素が爆発することはめったにありません。まず日常生活で私たちの身の回りに水素自体がありません(もちろん、水素分子単体という意味です。水素原子という意味であれば水(H2O)は大量に存在しますからね)。近年世の中がクリーンエネルギーとして水素を活用していこう!という流れになってからは、注意深く探せば見つけられるようになってきました。一番近いところではご近所の家の裏庭に置かれている家庭用燃料電池の白いボックスですね。都市ガスなどから発生する水素と酸素を反応させて発電するエコな機器です。また、ブルーな色合いの路線バスをちょくちょく見かけますが、あれは水素タンクを搭載した燃料電池車ですね。そして冒頭でお話しした水素ステーションが挙げられます。これらに設置されている水素を貯蔵する容器はとても頑丈で簡単には壊れません。交通事故などの衝撃にも耐えるように設計されており、水素が漏洩することはないようです。
もし万が一水素が容器外部に漏洩したとしても、水素ガスは最も軽い気体であることから、大気中に滞ることなく短時間のうちに上昇・拡散してしまいます(実験で試験管を逆さに持つのはこのためですね)。大気開放空間では着火に必要な水素濃度に達するのが困難で、とても爆発には至らないと考えられます。一方、建物内部や地下室に水素が漏洩した場合、天井付近にある程度の水素が滞留することになり非常に危険な状態になりそうですが、水素漏洩検知装置や高速換気装置などの安全システムが必ず義務付けられていますので、そのような非常事態になる可能性は極めて小さいと考えられます。
https://www.engineering-eye.com/rpt/column/2021/0727_impact-safety.html
少なくとも乗用車としてのFCVには全く未来がない。以下は7年前の増田に2年前の追記をしたものだが、ほぼこの予言通りになった。もう業界でFCV乗用車に将来性があると思っている人間はいない。事実上の敗戦処理をしている状態だ。
https://anond.hatelabo.jp/20150504101626
「FCVはバストラック分野ではバッテリ重量が爆増するEVと比べてコスト優位」という予測もあったが、これもテスラのSemi(EVトレーラーヘッド)投入によって覆されつつある。Semiの500kmバージョンの15万ドルという価格は、日本国内のディーゼルトレーラーヘッドの新車価格(1600〜2100万円)と大差ない。さらにLCA(ライフサイクルアセスメント)で見ると今のディーゼル車トレーラーヘッドよりも3000万円近く安くなるという、驚愕のコスパを実現している。
https://blog.evsmart.net/ev-news/2022-tesla-semi-update/
俺が増田で前から繰り返し言っているけど、なかなか理解してもらえないのが、今後EVは「環境にいいから売れる」わけではない、ということだ。EVは今後数年以内に「CVよりも安いから売れる」ようになるのだ。中国の宏光MINI EVもいよいよ日本発売が決まったが、当然爆売れするだろう。https://togetter.com/li/1963736
Semiもこれと同じ理由で物流分野でのシェアを大きく伸ばすだろう。契約企業は、Semiの環境負荷がいいから、イメージが良くなるから、切り替えるわけではない(お題目としては大々的にアピールするだろうが)。不断のコスト圧力にさらされる物流業界に貴重なコスト減の機会を与えてくれるから売れるのだ。EVという技術システムの本質的なシンプルさが、それをもたらしている。
一方、FCVという技術システムはEVに燃料電池とタンクをくっつけた複雑な機構で、今のディーゼル車よりコストを下げられるような技術的アドバンテージがどこにもない。今の化石燃料よりも高い燃料を、今の液体燃料タンクよりも高い高圧気密タンクに詰め込んで、それを車内で高額な燃料電池に突っ込んで電力に変えて、それでEVと同じモーター(eアクスル)を廻して走る。高くつくに決まっている。
当然だけど、地中の石油燃料タンクを気密化して圧縮水素タンクにできるわけではないので、転用はできない。単に立地を使えるというだけ。めちゃめちゃ金かけて、分子が小さく透過性の高い水素気体を封入できる高圧圧縮水素タンクを、おそらく地上に設置することになる。あと、高圧ガス保安法の絡みがあるので、保安基準を緩めなければセルフは無理。
あと水素に幻想持ってる人達に考えてほしいのが、水素を作るうえでCO2排出がなく、技術的に確立されてる方法は、現時点ではグリーン水素(電気エネルギーで作る水素)しかない、ということ。ブルー水素(化石燃料の改質で作る水素)は、いまだに高効率な炭素回収技術が確立してないし、そもそも化石燃料自体の枯渇問題については抜本的解決をもたらさない。言い換えると、水素というのは電力が形を変えた二次的エネルギーキャリアなのね。
で、FCVの場合は、どこかのプラントで電気を使って水素を作って、それを水素ステーションに運んで、FCV車に注いで、車の中で燃料電池に通して、電気を作って、モーターで走る。もっと抽象化して言えば、電気から別のエネルギーキャリアを作って、動かして、末端でそれを電気に戻して、モーターを廻す。つまりFCVというのは、本質的には「EVに燃料電池と高圧水素タンクをくっつけたクルマ」なの。多段階のエネルギー変換を、しかも途中で運搬や貯蔵という非効率なプロセスを挟んで、クルマ側の要素技術を増やしてでかくして、何とかやろうとしてるわけ。こんなのエネルギー採算的に成り立つわけないんだよ。
もうひとつ話題に出てた水素エンジン車は、はっきりいってFCVよりさらに将来性がない。実用的民生車としては実現不可能。なぜなら、水素はエネルギーキャリアとしての効率がめちゃめちゃ悪いから。詳しくは以下で書いた。https://anond.hatelabo.jp/20210827145742
なんでって、これなら電池がいらなくなるよね(保険で10kmくらい自走可能な電池くらいは積んでもいいかも)
そしたら今問題になってるリチウム電池爆発とか、そもそも資源開発の問題(コバルト採掘が児童労働だとか言われてるんだっけ?紛争リスクもあるとか)
なにより車両価格が激安になる(今のEVは半分が電池代だと言われている)
そんで充電ステーションもいらなくなる
今の充電インフラは高速充電でも遅いからさらなる高速化をしなければいけない
しかし次世代向けの超高速充電は太い大蛇みたいなケーブル引っ張りまわさないといけなくなりそうで
さらに、それを冷却する装置も必要で、面倒なことになりそうなんだよね
充電はさらに問題があって、どうやって電力をその次世代の充電ステーションに供給するのかって問題なんだよね
大容量の電池のせたEVが電池切れギリギリでくると500km分の電池を一気に供給しないといけない(次世代EVだと800kmとかもある)
それを10分とかで充電しなきゃいけないってなると、現状の送電インフラでは支え切れるわけがない
今はEVが珍しいからまだいいけど普及したらあっちこっちで500km分の電力の供給がおこって電線がショートすると思う
それがちょい足ししながら走る形なら、電線の負荷もなくいけちゃうわけで
そしてバスとかトラックみたいな大型でもできるってのがいいと思わない?
トラックはEVよりFCVが有利だって言われてるけどこれならEVでできるよね。
軽くなるから搭載量ふやせるだろうから、運送業者は二度おいしい。
とはいえ、田舎町までそれ張り巡らせるの?山道はどうするの?っていう問題はあるから
この記事自体はどうでもいいんだけどブコメの反応が最高に馬鹿で笑った
アメリカが飛び込まないと日本企業は飛び込まない的な反応を憂いている人が多いんだけどさ
でもそんなこと言ってる人がまさに元増田の記事読んでアメリカは飛び込みましたよっていわれておどおどしてる日本人そのものなの
はてブの連中ってITボーイがおおくて自動車業界まじで情弱かますこと毎日のように見てるから
トヨタ社長の名前は豊田章男さん。覚えた?とよ「た」さんじゃねーぞ、とよ「だ」さんだからな。
テスラのやることはまるまる評価する腰ぎんちゃく情弱が多いが、トヨタがやろうとしてる事は全く評価しないんだよな
君らトヨタの激押ししてる全個体電池はどう思ってるわけ?そもそもそんなことすら知らないとか?
あんだけでかい会社なのにミライ一車種出しただけで燃料電池に社運をかけるトヨタ!とか言われるし情弱丸出しで頭クラクラするわ
もっというと水素エンジンもやってる、街づくりもやってる、人工光合成も世界TOPだからな覚えとけ
そんなトヨタの姿勢、章男さんの姿勢はまるで見ないくせに保守的な日本メーカーはなにも動かないねと平気でいうのよな
全個体電池が世界で初めてナンバー取得はトヨタだけどこういうのも知らなさそう
こんばんは。増田です。最近、元三洋の人が書いたスマホの記事が面白かったので、私も書いてみることにしました。
ちなみに私は電装系サプライヤー勤務。年齢は元三洋の人とおそらく同じくらいです。かつてはホンダ系列だったのですが、今はそこを離れてとある企業の傘下になってます。あのときは結構衝撃を受けましたけど、確実に働きやすくなりましたね。
さて、日本企業はEVに消極的で世界の時流に乗り遅れ、未だに内燃機関に固執している、みたいな話。半分本当で、半分ウソです。世界に先駆けてEVを積極的に取り組もうとしたのは日本でした。(ここで言うEVは純粋にバッテリーで動く電気自動車のことで、本当はBEVと書いたほうが正確なんでしょうが、ここではEVとしておきます。)
それにはいわゆる京都議定書(1997)の存在があります。これは温暖化防止の為の初めての国際的な取り決めでしたが、この会議で日本は2008~2012年に6%の温室効果ガス削減を約束しました。当時はかなり日本に不利と言われたものですが、開催国のメンツもあって政府は本気でこれを達成しようとします。その対策の一つとして推進されたのが原子力発電でした。当時日本は原発を国家をあげて推進しようとします。東芝がウェスチングハウスを買収して(2006)、原発で世界に打って出ようとしたのもこの頃です。
ただ、原発は基本的に24時間一定の効率で発電させるものです。出力調整はできないことはありませんが、かなり非効率です。昼間の電力需要を満たそうとして稼働させると夜間に電力が余るので、揚水発電などで調整するのですが、その切り札として見られたのがEVでした。つまりEVは夜は基本的に充電器につなげておくものであり、大量のEVを普及させて夜間に充電させれば、原発の電力を効率よく使って、車自体から出る温室効果ガスも減らせるわけです。
で、三菱自動車からi-MiEV(2009)、日産自動車からリーフ(2010)がほぼ同時期に発売されます。これはリチウムイオン電池を使った初の量産EVで、三菱はGSユアサと、日産もNECトーキンと巨大な工場を建てて電池の量産体制を整えます。特に日産は実際のところかなり本気の参入で、同時期に全国で充電設備の導入も急ピッチで進められました。
そして、どうだったか。まあ、売れなかったわけです。いや、世界初の量産EVとしてはこの2つは望外にできの良いものだったと思います。売れない理由はいくつか挙げられます。リーフについてはデザインがナマズみたいで全く先進的でなかったこと。エアコンやヒータを使うと走行距離が実質100km程度しかなかった。電池の劣化が想定以上に早く進んで中古市場でも値崩れしていた、トヨタのハイブリッドの出来が良すぎて先進イメージを求める層はそちらに流れた、など。一言で言えば実用的ではなかったのですが、まあそれでも初めて出てきたEVとしては大したものだったのです。でもこの評価は全くエンジニア目線でしょうねぇ。すみません。
ただ、最も大きな要因は東日本大震災(2011)でしょう。これで原発を主軸に温室効果ガスを減らすという国家戦略は完全に頓挫しましたし、それをあてにしたEVの普及など望むべくもなかったのです。実際EVはガソリン供給が途絶えた被災地でかなり役立ったのですが、その後数年間原発を失った日本は電力供給が逼迫することとなり、主戦場である日本でEVは売れなくなりました。日産はその後も地道にリーフの改良を続けますが、もはや主戦場で売れなくなったEVに積極投資はできなくなり、2代目リーフ(2017)は初代から大幅な進化はなし。i-MiEVは一代限りで姿を消します。日産はNECトーキンの電池事業を受け継いだAESCを中国のエンビジョングループに売却します。
ちなみにウェスチングハウスを買収した東芝はその後地獄を見る事となり、今日の凋落につながるのはご承知の通り。日立も海外の原発建設から撤退します。そんな事をしている間に、中国が国家を上げて次世代の原発開発に取り組んで、技術的には完全に抜かされてしまいました。なんだか泣けてきますね。21世紀の日本は完全にツキに見放されたって感じがします。はい。
さて、じゃあ巨人トヨタはどうだったか。トヨタは保守的でEVから距離をおいていると思ったあなた、そうでもないんです。実はトヨタはあのテスラに出資(2010)し、トヨタとGMが共同で運営していた工場(NUMMI)をテスラに売却。テスラを支援していました。実際に共同でSUVのEVを出したりしています。実はテスラのスタートを支えたのはトヨタであり、テスラの主力工場は元トヨタの工場でした。ところが2014年くらいから提携を解消。トヨタのクルマづくりとテスラのクルマづくりが決定的に合わないことが原因だったと言われています。
実際、テスラの車は粗雑極まりないものでした。彼らの作り方は信頼性の高い車載用の電池ではなく、ノートパソコンなどに使われる安価な電池を大量に積んで、それを高度なマネジメントで制御するというものでしたが、クルマづくりは全くの素人。ADAS(運転支援システム)も信頼性に欠けていて、ただの支援システムなのに自動運転と銘打ったので事故が続出。生産技術もかなり問題があり、量産モデルであるモデル3が出るときは大量の予約が入っていたにもかかわらず、ちっともラインから完成車が出てこない有様。イーロン・マスク自身が工場に泊まり込みで生産を指揮したと言われています。このとき生産技術者をあちこちから引き抜いてかき集めますが、その多くが彼のやり方に従えず去っていったとのこと。
まあそんなことで、ぶっちゃけこの頃、テスラが世界をEVで席巻するなんて、私ら業界人で予想できてた人なんていなかったと思います。やっぱり車なんてそう簡単に作れねぇんだなぁザマアミロ、くらいの感じでした。まあでもその予想が全く裏切られてしまったのはご承知の通り。ただ、テスラがいかにすごいと言っても生産台数ではまだトヨタやVWの足元にも及びません。年間数百万台の車を生産するにはまだ乗り越えなければならないハードルは数多くあります。テスラの株があれほど上がっているのは、彼らはそれが出来ると思われているのでしょう。いやホントかな。どうなんだろ。
まあとにかく現状はこんな感じですが、これからEVが本当に普及するかどうか。トヨタも含めて、「世界の自動車の大半がEVになることなんてないよ!」と思っているメーカーは無いと断言してもいいと思います。どこもEVの時代はかならず来ると思っている。問題はその時期です。トヨタはもっとかかると思っていて、それは段階的に移行すると思っていました。テスラは一気に最終ゴールに攻め込んできたわけです。それについて考察してみましょう。
EVの問題点としては航続距離と充電速度。そして電池の資源の問題があります。特にコバルトなどの資源は簡単に供給を増やすわけには行かず、今のような垂直立ち上げみたいなやり方で一気に電池生産を増やすことはできないと思われていました。なのでトヨタはHVやFCVで段階的にそれを進めるつもりだったわけです。特に水素は自然エネルギーとの親和性が高く、風力発電や太陽光発電のように出力が安定しない電源でも、それによって水素を造って貯蔵すれば実質的に電池と同じ役割を果たすことができます。充電速度も航続距離も水素を使ったほうが優位です。ちなみにいまトヨタは水素エンジンをやけに宣伝していますがあれは効率が悪くて話にならない、ただの宣伝用であり、彼らが水素でやろうとしていることはあくまで燃料電池をつかったFCVです。
しかしイーロンはそんなまどろっこしいことしなくても、電線で電気を運んでバッテリに入れた方がいい、そのための障壁となる電池の欠点の改良にリソースを全振りしたほうがいいに決まっていると言うわけです。電池の開発というのは時間がかかり変化も漸進的であり、そんなことは無理だろうというのがわずか5年前までのほとんどの業界人の見解でした。しかしいま世界はイーロンの言うとおりに進んでいます。資源の問題は中国メーカーを中心にリン酸鉄系電池で解決されつつあり、急速充電の問題、それを可能にする電力インフラの問題、自然エネルギーの出力が不安定な問題、これらの問題がすべて電池技術で解決されようとしています。まったく、なんちゅうことでしょう。
今日本はオーストラリアの褐炭を使って水素を取り出して運ぶとかいろいろ考えてやっていますが、おそらくすべて失敗して産業の墓場になる未来が見えます。まあでも、長距離トラックくらいはひょっとしたらFCVの入る余地があるかも知れません。しかしそれも充電技術の進歩によって電池で解決される可能性が高いです。
・トヨタ
電動車についての卓越した技術蓄積を持ち、電池技術も電池への投資余力も持つ稀有な会社。ここが死んだらもうおしまい。パナと一緒に電池の開発と生産に勤しんでいるが、実はパナはライバルテスラに電池を供給する関係でもある。ちなみに傘下の豊田通商は電池に不可欠なリチウム資源をガッチリ握っている。実はEVの技術開発や投資も怠ることなくやってきたが、誤算はその流れがあまりに早すぎたことだろう。今年スバルと共同でEVを投入予定。
・ホンダ
米GMと組んでEVに取り組む。2040年までに内燃機関を全廃すると宣言したが、彼らが満を持して出した量産EV「Honda e」はあまりな出来で全然売れてない。電池は韓国LGケムあたりから買う予定らしい。HVには早くから取り組んできたが、トヨタがTHSを地道に改良していくのに大して、ホンダのHV技術はコロコロ変わり、イマイチものにならないイメージ。企業イメージは先進的だが、実は社風はかなり保守的である。evについての意気込みはすごいが、個人的にはいま最も心配なメーカー。
言わずと知れたEVにおいて世界で最も先行していたメーカー。しかしそのアドバンテージをほとんど活かせず、極めて信頼性の高い電池も持っていたが、コスト的に折り合わず中国エンビジョンに売却。リーフは長年世界トップの売り上げを誇るEV車種だったが、今はトップテンからも外れた。まだアライアンスを組むルノーのほうが健闘している。日産アリアで挽回できるか。無理だろうな。
・マツダ
未だに直6エンジンを開発するなど、一見時代遅れに見えるが、実は割とクレバーじゃないかと思われるメーカー。というのは、EVが普及期に入れば、eアクスルといった駆動システムをメガサプライヤーから買ったほうがいいし、電池にしてもCATLやLGあたりの最も安くて性能の良いメーカーから調達したほうが有利である。ADASもコンチネンタルやモービルアイから買ったほうがいい。要はみんな似たりよったりの車になる。となると、自動車メーカーに求められるのは制御技術とデザイン、そしてブランドである。今マツダはそれを必死に磨いている。マツダくらいの規模のメーカーだと案外この戦略が一番いいのかも知れない。
・スバル
卓越した四輪駆動の技術を持つ。売り上げの大半が北米。多分、トヨタにひっついてその一ブランドとして生き残るつもりでしょう。
コンパクトカーを安く作る卓越した技術を持っていて、100万円以内でアルトやミライースを作れる生産技術はたいしたもの。この点において強力な強みを持ち、ダイハツは東南アジア、スズキはインドで高いシェアを持つ。しかしこの強力な強みを速攻で無効にするのがEVであったりする。ダイハツもスズキも海外市場は中国EVメーカーに席巻されてシェアを失う未来が見える。国内で軽EVを地道に作るかも知れないが、それすらも中国メーカーの台頭で怪しい。将来は暗いだろう。
車載電池のトップを突っ走っていたが、CATLとLGケムに抜かれて現在3位。テスラの株を売却して多額の利益を得たが、なぜかをそれをブルーヨンダー買収に使い、電池の新技術や設備への投資は先をゆく二社に比べると消極的。トヨタはパナソニックを見限り始めていると聞く。
・日本電産
EVモーターやeアクスルで覇権企業を狙う。しかし永守が死んだらどうなるんだろう。
他にもいろいろ書きたいことがあるけど、疲れたのでやめる。ところで、元三洋の人の書き込みをみて、ずっと今までiPhoneを使っていたのを、GooglePixelに買い替えました。なんでかって言うとね、それについたユーザー体験がうんちゃらという大量のブコメを見て、iPhoneを使い続けることが、結局新しいものに積極的にスイッチできない日本人の保守性から来てるんじゃないかと思ったから。それで思い切ってAndroidにしようと思った。中華スマホはちょっと怖いのでPixelです。そんだけ。以上。
将来的に、ガソリン車の販売が禁止され、自動車がすべてEVに完全に入れ替わると信じてやまない人々のことである。
→そのため、電気自動車は家電みたいに簡単に作れるものだと思っている
→EVシフトのために必要となる技術は、技術者が頑張れば大抵どうにかなると思っている
→しかし、「完全なEVシフトは厳しい」と評する専門家の意見は時代遅れであるとして退ける
→特にトヨタはその典型例で、今後やばいことになるのは間違いないと思っている
→しかし日産に関しては、量産EVを積極的に販売しているという理由で、その技術力を高く評価している
→生き残れない無能は淘汰されるべきと語る過激派も一定数存在する
→水素エンジンと燃料電池の技術はトヨタが抜きん出ているが、水素にまつわる技術開発は無駄であるとして評価しない
→そもそも、「カーボンニュートラルのためにEVを普及させるべき」とは考えていない信者もいる
→たとえ温暖化問題の解決に繋がらず本末転倒になったとしても、EVが普及してもらわないと困る信者が一定数いるらしい
→原発はモロモロの理由によって無理だという反論は、実現すらしていない核融合炉を引き合いに出して退ける
→いかなる問題は、すごい技術者か、適当に思いついた机上の空論が解決してくれると思っている
→EVが普及しつつ、ガソリン車も適度に生き残る未来を想像できない
→いかなる理由があろうとも、EVは絶対にガソリン車にとってかわるものになると信じてやまない
→厳しい反論は、よくわからない英文の記事をソースに出したり、論点をずらすことで議論を複雑にし、相手が折れた所で勝利宣言する
Q:なぜEVが普及し、ガソリン車がなくなると考えるのですか?
A:
注釈1:ただし、莫大な減税や補助金によって成り立っていることは伏せる
注釈2:有利となる予測のみを取り上げる。そして、予測が絶対に当たる前提でEVの普及を主張する。しかし、予測が外れても気にしない。
注釈3:ただし、EVの普及は困難であるとする予測は、「ガソリン車による既得権益を守りたい企業/団体によるものである」として退ける。
注釈4:特に、大雪立ち往生に対する信者の擁護はマジで一つもなかった
注釈5:EV信者は、中小が潰れても問題ないとしてこの問題を片付ける。それなら、なぜ政府は日産に巨額の税金を投入するんだろうね
トヨタは基本的に全方位戦略でEVも燃料電池もぜんぶやる、EVだけに全振りするのは危険、本気でEVに全振りするならまず国がインフラを整備しろ、あと失業する自動車工のフォローもよろしく、って言ってるだけ。ぜんぜん反EVでも二枚舌でもない。
90年代からトヨタはずっと「一つの技術にこだわるのは危険だ」という方針で、実際に自動車業界のトレンドがコロコロ変わるなかで一人勝ちしてきた。
ここで「EVに全振りしろ!」というほうが、つい最近まで「選択と集中」とか言ってて大失敗した日本の電機メーカーの轍を踏むことになる。