はてなキーワード: くのいちとは
通勤通学のお供に
後日談のゴルディオンが強いからレベル上げするかーと主ttえEXP屋900を作ろうとしてるところ
とりあえず西へ東へってブログ参考にして部隊解放・強化がよーやく一通り終わったから(後日談の段階でやってよかった。プレイ中だったら多分もっと時間かかってた)、
いざアイテム界にもぐるぞ!ってところ
あとDLCは迷ったけど全部買った
4までは過去作キャラは無料で入ってたのに有料DLCにしやがってと販売方法に物申したいところがあるけど、やっぱり効率とかキャラ愛を考えたら欲しいなって
どうせ本編無料で楽しめたんだし、1600円くらいならいいかって
結果、入れてよかった
もうエトナが見れるだけでもとがとれた感がある
あとフロンも
基本エロイやつが好き
あとくのいちもな
どっとなのに興奮する
マジョリタのおへそもいいわあ
ロリコンってだけじゃなくてムチプリもいけるから自分の嗜好がよくわからんくなってくるディスガイアやってると
ソフトだけはDL版買ったけど、PS3本体持ってないからプレイできないんだよなあ・・・
あ、5の本編キャラ、ストーリーがいまいちと散々いってたけど、
キャラはウサリアとマジョリタ好きだし、ストーリーも最後の最後はなんだかんだでそれなりによかったなと思えるくらいの、ギリで及第点に届くかどうかってくらいまでは持ち直したような気がする
エンディングのメンバーたちのエピソードが語られるところがすんげーよかったんだよななんでかわからんけど
なんだかんだで感情移入してたのかなあ
羽奏という名前を、周囲の人が呼んでくれない、という釣り増田があった。
もともとの増田の漁業からは趣旨が外れるけれども、なぜ羽奏で「わかな」がダメなのか、忍者の里で暮らす私と一緒に考えてみよう。
羽と奏は、音以前に意味が繋がりにくいように思う。羽奏では、意味のつながりが連想・イメージしづらいのだ。
要するに、羽は音を奏でないだろってこと。
同じ「ワカナ」音を重視するなら「和奏」ならすっきりする。
和音とかで和ってのわ使われるし、和風だとかのニュアンスでも繋がりやすい。
羽奏でワカナのいいところは、ワカナって音にある。
それに当てた漢字の読み方がクソ気味だったのは、多く先人の指摘するところなのでここでは贅言せんぞ。
昔から「若菜」という言葉がある。だから、音は他の人が聞いて違和感が少ない。
今までのことをまとめると、<漢字がもつ音>と、<漢字がもつ意味>の両方を他の人に連想させやすくするのが名付けでは重要だ。
ここでの音というのは、あくまでまとまった時に聞こえが悪くないか、ということで、伝統的な読みにそぐうかどうか、ではない。
例えば「奏」で「かな」だとか、あとは最近の若い忍者も良く使うんだけれども「翔」で「と」と読むようなやり口。
もちろんこれは漢字の読みのうえでは間違いなんだけれど、私は名づけの上での省きはまぁいいんじゃないかと思うんだ。なんつーか流行ってるし。
部下の上忍の2人目の息子の名前が「拓路」くんで「たくみ」くんなんだけれど、いい名前じゃん。
路を拓く、という意味もいいし、音も「タクミ」は律令官制以来なじみ深い。
個人的には、ぶつ切りで読むのであっても、音と意味が整ってればいいじゃんってこと。
あと、意味を重視しないで音で当て字したいときのジョーカー的存在が万葉仮名だ。
これは、漢字の意味を捨てて、音だけを表すために用いられた漢字だ。
私の部下のくのいちに「利都」で「りつ」ってよむ女がいるんだが、いい名付けだなって思う。全身タイツスタイルの忍者なんだけど。
つまり万葉仮名は実質ひらがなみたいなもん。「あ」は「安」からきてるんだけど、「あ」は「安んずる」という意味はないでしょ。
森鴎外の子女たちが元祖キラキラネームといわれることがある。私はそうは思わない。
ルイとかオットーとか、すべて外国の人々の名前としては通用するもので、音は問題ない。
森鴎外のをキラキラネームとか言っちゃうのは、逆にお前の頭の中がキラキラしてるんだぞ、と思う。
忍者ってのは顧客ありきなんだから、例えば三菱の人とかに名簿(みょうぶ、って里では読む。古い読みだ)見られたときに悪印象を与えない名前にするのが重要なんだ。
佐助とかってのはダメだぞ。狙いすぎだ。かといって昨今のキラキラネームでもダメ。黄熊でぷうとか弱そうじゃん。かませ犬ですぐ死にそうじゃん。熊だけどさ。
だからさ、個人的には「翔」で「と」がオッケーな理由はこの辺りにあるんだよね。
翔ぶじゃん。忍者。だから忍者にピッタリな漢字なのよ。「遥翔」で「ハルト」って読むのが若い衆でいるんだけど、いいじゃん。
こうしてみると女子は古風な名前が付きがちなんだよな。こういうのももしかしたらジェンダー性があるのかもと思う。
「閑」で「しずか」とか、「青葉」で「あおば」とか。さっきの利都もそうか。ちなみに閑と青葉はミニスカタイプの装束のくのいちだぞ、諸君。
午後一杯つかって久しぶりにいろいろブックオフ的なとこめぐりをした
ここではベターマンのガイドブックと佐々木正勝の同人がなぜかあったから買った
ここではオカルト学院のガイドブックとおじゃまじょどれみの小説2巻を買った
ダンガンロンパのファンブックあってえのしまじゅんこ特集みたいに書いてあって、おまけでモノクマポーチついてるのが900円だったけど、あまりにも内容がしょぼすぎて買わなかった
ここでも設定資料とか見て、いろいろあったけど値段が高すぎて何も買わなかった
初めて2F行った
アニメーターの同人とかエロゲーでプレミアもののショーケース見るの楽しかった
えいるすとかジサツとかもあった
さすがにしょいんはなかったなあ
先輩の家でみた支倉十の狼と香辛料本が12kで売られててワロタw
あとtruetearsのガイドブックも9kだったなあ
アフタヌーン四季賞CHRONICLE5kを買うか迷ったけど帰ってからamazonみたらkindle版540円だったw
外においてある50円コーナーも一通りみたけどとくに何もなかった
まずはエロゲ見た
にんたまの資料集セットで安かったけど興味あるのくのいちだけだしなあと思って買わなかった
ダンガンロンパv3が中古在庫ないから買取3800円ってかいてあって、おっと思った
俺はメルカリでクーポン使って3200円で買ってもうクリア済みでどうしようかなーと思ってたところだったから、
ちょうどいいやと思った
帰りはAGBというリサイクルショップに寄ったけど、何もめぼしいものはなかった
ガンプラ組み立て済みとかがあった
放送当時の1/100のシェンロンガンダムとかあってめっちゃなつかしかった
PS2でぼくのなつやすみがプレイアブルでおいてあったからはじめてプレイしてみたんだけど、
なんでこんな操作にしてんだろ
カメラワークがバイオみたいにちょこちょこかわるから、バイオ同様移動方向維持って意味のためなのかなあ
いやーそれにしてもラジコン式久しぶりに操作するとめっちゃ操作しづらいね・・・
ダンガンロンパを売った
ネットで通信買取だと2900円とかが関の山、オークションとかでよーやく4000円ちかくいく、ただし手数料かかるって感じの相場だったから、
一応他にも抽プレの図書カードとかゾフィーの人形とか持ってったけど、そっちは図書カード定価割れ、ゾフィーはオークションの方が高値つくのが明らかだったから、買取やめといた
初代のときはめんどかったから攻略全部みてクリアしたから、お話としての楽しさしか感じられなかったけど、
これはある程度分岐がわかるから、バッドエンドっぽい終わり方しちゃったら、自力でやりなおすっていう仮想オカリンみたいな感じでチャレンジできるから、ああ攻略楽しいなあと思った
http://anond.hatelabo.jp/20160520221713
http://anond.hatelabo.jp/20161013184229
http://anond.hatelabo.jp/20160908231225
http://anond.hatelabo.jp/20160104222245
http://anond.hatelabo.jp/20160212235259
http://anond.hatelabo.jp/20161203220850
http://anond.hatelabo.jp/20160115003658
http://anond.hatelabo.jp/20160115000640
今年もたくさんのブクマ、意を汲んだ当意即妙のブコメありがとうございました。また来年、増田で。
ちなみに去年は
http://anond.hatelabo.jp/20151125184644
ID:Re-KAmさん、URLの間違いのご指摘ありがとうございました(というかいつもブクマありがとうございます)。一年もかかってしまいましたが修正しておきました。
また日曜が終わってしまう
はあ・・・
その後続けて番外編が始まったけどなんか全然やる気にならなくてセーブすらせずにやめた
ラズベリルはすごい好きだったしくのいちのときめきなんちゃらって技も好きだったのにな
ラズベリル編やるつもりだったのにな
と思ったけど、ほんとにふっとやる気なくなっちゃったから仕方ない
しゃーないほかのやるかーと思って、ディスガイア123やる前にやりかけてたネットハイちょこっとやったり、
ディスガイア4を始めてみたり、こないだのセールで買った朧村正とイース8はじめてみたりしたけどどれもピンとこない
ああゲーム自体への飽きがきちゃったのかなあと一瞬思っちゃったらもうだめ
本体買ってこの4ヶ月猿みたいにプレイしてきたはずのvitaが急に味気ないゲーム機に見えてきちゃった
終わってみれば無意味なレベル上げとか稼ぎで貴重な休日を丸一日潰してしまったことを、後悔してはいないけど、
これから同じことがまたできるかって言われたら今すぐには無理な気がする
とりあえず年末だし片付けやるかな
ちょっと違うことしよう
週末の、もう土曜だったか金曜だったか忘れたが、とにかく次の日が休みの日だった。
赤羽からでた最終列車。池袋に到着。下車すれば大いなる酔客の群れ。上り階段に座り込む男。イチャイチャする初老の男女。「お持ち帰り」を狙う若い学生。
タクシー乗り場には長蛇の列。ストリートミュージシャン。人いきれ。8月末の暑苦しい夜のことだ。
喧噪を尻目に帰路につく。向原付近のビルの谷間に、くのいちがいた。正確に言うとエアコンの排気ダストの蔭にもたれ込んでいた。
あの例のお約束の、裾の短い装束。あわてて小刀を携えるが、私が一般人だとすぐに認識して警戒を解き、去るように眼で促す。
私はこの時点で此奴はコスプレでやってるんじゃあない、ガチだ、と認識した。それだけの説得力が、彼女のその少ない仕草から充分に伺い得たのだ。
読者諸君は「まさか」と思うだろう。しかし諸君のなかで実際ガチのくのいちに会ったことある人、どれだけいるだろうか。そこんとこ、よーく考えて欲しい。
彼女は怪我をしていた。右の脇腹に少しく血が滲んでいた。夜なので黒く見えた。
私の来ていたシャツを彼女に着せた。私は下にタンクトップを着用していたから違和感はない。
徒歩2分の私のマンションに連れて行く旨を短く説明すると、彼女は逡巡して、言葉少なくそれを諒解した。
私のシャツを着た彼女の服装にそれほど違和感がないこと、任務中には一般人と決して一緒にならないこと、そして緊急事態ゆえに今はそれを逆手にとることを手短に伝えられた。
恋人のように一緒に歩く。脇腹の外傷の他に、どうやら打撃によるダメージがあるようだった。
万が一の際には全力を尽くすが、もしそうなってしまったら申し訳ない、とのこと。
マンションに到着。蛍光灯の下で見る彼女は、修行のせいだろう、スポーツ選手のようなとても美しい身体をしていた。
くのいちがよく履いているニーハイソックスみたいなくつしたが汚れており、部屋に入ったところで慌ててそれを脱いでいた。
その仕草、とてもアトラクティヴで、昔、初めて交際相手を家に招いたときのことを思い起こさせた。
彼女は池袋午前1時半の酔客と同じくらい汗をかき、それに加えて泥まみれ(あるいは血にもまみれていたのかも知れない)だった。
怪我がひどくなければお風呂に入るのはどうか、と促した。彼女は怪我の様子も確認したいとのことでお風呂へ。
タオルの位置とかお湯の出し方を伝える内に、すぐに出てきた。元の装束を着るのは仕方の無いことだ。うちに換えのくのいち装束はない。
何となく、おなかが減っているのでは? と問うた。
少しの間があって空腹の旨を伝えられた。冷蔵庫にはタッパーに入ったポトフがある。電子レンジを用いる。
くのいちもポトフを食べるのだ。当たり前と言えば当たり前だが。どうしても短い裾で、お姉さん座りする美脚に眼が…行っちゃうんだなこれが!
ブルックスのコーヒーを一緒に飲む。時間をずらして出立したいとのこと。一緒に寝るのは論外。シュラフを出す。
私がシュラフで寝ようとすると一生懸命に私がそちらで寝ます、と訴える。このときに気付いたが年上のようだ。
結局私はベッドで寝て、彼女はシュラフで。数分で寝息を立てていたが、すぐに起きた様だ。寝ずに体を休めているだけにしようと判断したのだろう。
朝起きると彼女は居なくなっていた……訳ではなく、まだシュラフで横になっていた。私が起きるのにあわせて起き上がり、感謝の礼を述べて、出て行った。
シュラフには彼女の残り香。当然、二度と出会うことはなかった。彼女の生死やその任務がどうなったかなど知るよしもない。
ただし、毎年8月のあの時期になると、差し出し不明の小荷物が届く。お茶だとか、かぶら漬けだとか、杉谷なすびだとか。引っ越ししても、ちゃんと今でも届く。
甲賀の忍びだったのだろう。
おもろい
信長協奏曲とか信長のシェフとかでさんざん苦言を呈した部分に対するひとつの解答が気持ちよく示されている
何かっつーと、上記2つでは結局タイムスリップしても歴史なぞるだけじゃんつまらんじゃん作者の手抜きじゃんって思ったのね
でも群青戦記は違う
どっちかというと戦国自衛隊に近い
だから歴史とは全然違った展開を見せてくれるから、もうそれだけでわくわくもんだぁ~!
弱ペダの御堂筋に少し似てるけど、戸田はまだ全然まともで不快感はない
ゴールデンスランバーのキルオみたいな感じかな?うーんちょっと違うかな・・・
絵はぶっちゃけそんなにうまくないしキャラの描き分けもあんまりできてないけど、進撃の巨人と同じで絵のつたなさを超える面白さがある
あと今後歴オタじゃないとわからないネタが増えてきたら俺みたいな歴史シロートには面白さが伝わりづらくなっちゃわないかなってのがちょっと不安かな
まあでも最終的なゴールは都度示されてるから安心して読めるし楽しい
一気に10巻くらい読んでしまった
彼氏が酔ったときに「うちのごはん」のCMを眺めながら独りごとのようにつぶやいた。
森高千里のスタイルの良さは誰しもが認めることだろう。あんな健康的で綺麗な脚になりたいものだ。
当時の衣装を見ると、毎回とても短いスカートにストッキングにハイヒールで、それでは全く芸がない、と私の彼氏は説く。
あの、バブル時代の良く解らない派手な衣装は措くとしても、パターンが毎回同じでどうなってんだ! と憤る。
確かにそうだなーと思う。
たとえばチャイナドレスって当時なかったの?
ストッキングも黒いのとか見てみたいのだが!!
靴もハイヒール以外のが見たい!
それと裾ももう少し長くして、踊る中でふとももがちらふわっと見えるように、こう! こう!
前がはだける衣装とか!
もったいねーもったいねー、あの時代、あの美脚を活かしきれなかった、表現が画一的なあの時代が憎い。
ある日家で二人で仲良くしていたら、いきなりミニスカのくのいちの格好で出現して性的ロールプレイのお願いをされた。
話をよく聞くと、彼女はくのいちとして見張り? 見回り? をしてるんだけど、私にアンブッシュ(伏撃、待ち伏せ攻撃)されるというもの。
基本は上記のとおりであとはいろんなシチュエーションを二人で試した。
初めは羽交い締めにして首を絞める(ふり)をして、ぐったりした(演技の)彼女にお触りする。ただ触るだけじゃ雰囲気でないので武器や巻物を奪うという体でやることもあった。
私は最初はわけがわからなかったが彼女がノリノリでエッチな感じになるから楽しくなってのめり込んでしまった。
彼女は優秀なくのいちなのに、私の方が一枚上手、という設定が多かった。
今風に言うと女騎士「くっ、殺せ!」のくのいちバージョンみたいな。傷めつけたり怖がらせたりする演技で、くのいちはしおらしくなる→セックス→いやがる彼女→しかし「ちんぽには勝てなかったよ…」という流れ。必殺仕事人のまねしたりもしたし、彼女が私を捉えて有利な態勢(ミニスカくのいちなので足を舐めさせたり)から油断して形勢逆転したり。彼女は「あっ…」とか「ふぇっ…!?」とか頓狂な声で倒れてぐったりしたり、首絞められるときにやや過剰にエッチな声をだしたりして楽しんでいた。私は足フェチの気があったので大変楽しめました。
最後はセックスになるんだけどそこまでのこうしたプロセスで彼女はひどくドキドキするらしい。
正月に久しぶりに彼女に会って今でもそういうことしてるの? って聞いたんだけど、流石にしてないよー、とのことだ。社会学とそれに類する学問をお互いにしていたから、私ならいけると彼女は踏んだのだろう。多分だけど。
体型は普通でことさらに顔が奇麗なわけでもなく胸も普通でミニスカから伸びる脚も普通だったんだけどだから余計にエッチだったな、と昔と変わらない彼女を見て思った。それに彼女のことロールプレイのありなしにかかわらず好きだったし。彼女はお嬢様っぽい側面があったな。バイオリン習っていた。
今は私は彼女のせいでイメクラに行く。ちょっとMっぽいシチュエーションが好みです。きっと、足を舐めさせられたのが効いたのだろう。
インターネットは誰が管理しているか? ほとんどの人間はこれを気にしない。
インターネットが普及して80年ほどが経過した。無線による生体ネット接続が通用し、網膜に映して必要な情報を得ることが一般化した。
「昔の人間は、網膜の情報なくしてどのように車の運転をしていたのだろうか?」なんて話題が小学校の生活の授業で登場する。
観光地や官公庁の案内が、紙や吊るされた案内掲示板によって確認されていたという祖母の昔話に驚いた。
最近は微力な電力を提供することで、人間の動作の補助をネット経由で行なうことも多くなった。初めは介護施設で試験的に創められ、今では街を歩くときに障害物などに対応して移動の補助を行ないうるようになった。すでに老人だけでなく、生体ネットを持つ者の多くが、この動作補助アプリケーションをダウンロードして日々を送っている。視力を眼鏡で矯正した往時の人々と同様に、動作を矯正して正しい、より強い動作が可能になった。
かつてIPアドレスやドメインの管理はアメリカの民間団体であるICANNによって行なわれていた。インターネットの利便性が人間の身体性にまで及ぶようになった時、些細な、かつ歴史的に何度もあったような、単純な理由をもって、インターネットの支配権をめぐる争いが起こった。その結果、新たな管理者が現れた、ネットを管理している者の正体は複合的な国家とそれから委嘱された営利団体により巧妙に隠されて一般の人間には見えにくくなっている。そもそもインターネットは大変便利で使うに越したことは無いのだが、その仕組みを考えたり理解したりすることは、一般人には極めて困難だ。そしてネットの管理者はその点を突き、管理者の意に沿わない人のネット接続をはじくようにした。ネットは警察権と癒合したのだ。「犯罪者」は、ネットを外された瞬間、見事にぎこちなく、身体動作がガタガタになる。古典的表現で言うなら眼鏡や杖を外されるようなものだ。諸々の視覚情報も得られず、たくさんあるネット認証ゲートの使用もできない。
誰だかよくわからない管理者が露骨にその支配権を表明し、強制的な徴兵や労働を人民に課すようになった。逆らえばネット接続を外されてしまう。そうすれば生きてはいけない。ネットを梃子に人々はたやすく支配された。私はその状況を打破するために、1990年代後半に造られた「もう一つのネット体系」の復原を試み、ほとんど成功させた。直接のデータは紙媒体、それも感熱紙に印刷しており当局もそこまで情報をカバーしていなかったことは幸運だった。ほとんど歴史学者みたいなことを続けて、私はwwwに寄生する形で改良を重ねついに実用段階を迎えた。
「通常」のネットがある日突然使えなくなった。既に私の研究は当局に露見しており、ネットの不正使用ということで逮捕されると網膜に通告がなされた。25分後に警察が到着するという。
私の家は中山といい、代々貴族の家系で家格は羽林家(Urin‐ke)というレベルで中級の貴族だった。貴族制度などから恩恵を得る時代はとうに過ぎて、羽林家だからといって何か得するわけでもない。一つ変ったことといえば、随身(Zuijin)として古代(Ancient)から忍者(Shinobi)として仕える秦(Hata)という一族(Family)がいることぐらいだ。21世紀の今日び忍者なんて流行らず、一族の最後の生き残りであるくのいち(Kunoichi)珠洲子が一人仕えるのみだ。それが必要かどうかは措くが、彼女は先祖からの知識や知恵や武術を高いレベルで継承したという。私より4つ年上だから今年33になるのだろうか。栗毛の短い髪に大きな二重瞼の瞳。顔の造形は美しく、飲み屋でよくナンパされるという。高い運動神経は美しい身体曲線をつくる。足首がキュッとした美脚を30代でも維持していることが自慢なんだよー、とよく私に話しかける。
珠洲子を呼ぶ。「…ここに」時代劇じゃないんだからそんな台詞言わなくてもいいのだが。裾の短い、くのいちの装束を身に付けた珠洲子が現れる。本当にくのいちはこんな格好してたのか? 謎だ。「君に生体接続を試みる。別種のネットだ。」「?」「私は拘禁される。…が君は逃げのびて、支配的なネット規制の現状を打破してほしい」「…かしこまりました」「仕組み、多分使えば慣れるはずだ」「…かしこまりました、任務ということでよろしいですね」「そうだ、任務だ」任務といえば逆らえないのが随身の定め。酷い話だが、彼女を脱出させる唯一の方法だ。別れの際も、普段のように会話できれば良かったのだが。